【閲覧注意】廃村から抜け出す話

屋敷を中心として異界と化した村からの脱出を目的とする伝奇風ホラーのトーンで話を進めていきます。
主人公と3名のヒロインたちは、修学旅行のバスで山道を移動中に交通事故に遭い、崖下の森へ転落してしまう。
助かったのは4名のみで、森を彷徨っていると村を発見する。唯一灯りのついている屋敷の女主人に助けを頼むと、快く受け入れてくれた。
しかし、この日を境にヒロインたちは徐々に内に秘めた淫欲を解放して主人公を誘惑してくる。この甘い現実に浸っていくほど、正気度を失っていき、やがて村に取り込まれていく。
完全に正気度を失う前に、主人公たちは村からの脱出の手立てを見つけ出さなければならない。

主なステータスは
正気度:文字通り正気の度合いを示す。ヒロインからの誘惑を跳ね除ける判定に使ったりする。
絆:主人公への親密度を表し、ヒロインが淫欲に囚われた時に正気に戻す判定に使ったりする。またヒロインのルート分岐に関わる。
探索:廃村から抜け出す手掛かりの発見のしやすさを示す。

久しぶりの安価ですが、よろしくお願いします。
とりあえず導入をざーと書いて、ヒロイン募集をしていきたいと思います。
ちなみに、プロフィール書くのに時間がかかるかもなので、ヒロインの募集は20時からを予定してます。

はしゃいだ声と心地よい振動で目を覚ますと、バスの窓の外は深緑が広がっているのが見えた。

モブ「よお！やっと起きたか？寝坊助め」

友人の大声に意識を覚醒させていく。

「おはよ。いまどこ？」

モブ「さっきバスガイドさんが言ってたけど、半分ぐらいらしいぞ。今は山」

また外を観察すると、確かに山道を走っている。道路幅は普通の車ならすれ違えるだろうけど、大型車同士だとギリギリだろう。実際、崖とを隔てるガードレールには車体を擦ったあとが多く残っている。ガードレールを突き破ろうものなら、そのまま森に真っ逆さまだろう。

モブ「それより、ここの地域の噂知ってるか？」

「またそういうのかよ。高3なんだから、いい加減卒業したほうがいいじゃないか？」

モブ「そう言うなって。オカルト研究会は肩身が狭いぜ…」

しょんぼりさせてしまった。仕方がない。なんやかんや修学旅行先まで、あと半分残っていて暇だし、話を聞いてやるか。

「そう落ち込むなって。んで、どんな噂話なわけ？」

>>3

可哀想だけど、そうですね

友人は軽い咳払いをすると、説明を始める。
モブ「崖下に森が広がってるだろ？昔、そこには村がいくつもあったらしいんだが、明治の始めに大きな水害が起こって、沈んでしまったらしい」
「はぁ？こんな広い森で水没はないだろ」
いくら酷い水害が起きようとも、平地だ。周囲の土地に拡散して、水没が起こるほど水が溜まるとは思えない。
モブ「ああ、それなんだけど、ここらの土地はその水害が起こるまで盆地とまではいかないが、やや窪んだ土地だったらしいんだ。だから、その窪みが深い場所にいた村々が水没したんだろうさ」
さっきかららしいが多いな。いかにもオカルト研究会らしい、確証のない話し方だ。
「というか、村が沈んだだけのことがオカルトとどう繋がるんだよ？」

俺の当然の質問を、この話題に興味を持ってくれたと勘違いした友人はニタニタと嬉しそうな笑顔を浮かべる。
モブ「それがさぁ…これ！」
友人はカバンからノートを取り出して見せてくる。どうやら今話した地域の調査記録らしい。主に地盤や川の水量が書かれている。
モブ「この辺りの資料を調べてみたんだけど、この山の水流は非常に穏やかだし、いくつにも枝分かれ…つまり、山の四方八方に水流が分散するんだ」
つまり？
モブ「いくら大雨が降ったからっていって、一部の地域だけに水害が発生するなんてあり得ないんだよ。何か超常的な力が働いて水の流れを変えたに違いないんだ！」

なにやらヒートアップしていらっしゃる。
モブ「それこそ、水の神様を怒らせたとかさ？それにそれに、村落が水没して以降、この地域では神隠しがたびたび起こったっていう記録も残ってる。明治の時は今より紙は貴重だっただろうから、そういった土着信仰に関する資料は全部村と一緒にダメになってしまったぽいんだけど、その村出身の人間の子孫だって言うお婆ちゃんに会うことができて、神様の名前は…」
ビビビビッーー！ゴッ、グシャーン！
クラクションの音と同時に、俺は強烈な衝撃に襲われて意識を失った。

ポツポツ…。
「うっ…いてぇ」
頬に当たる小雨と身体を駆け巡る痛みで目を覚ますと、目の前には地面に頭から突っ込んでグシャグシャに潰れた大型バスがあった。見える範囲の同級生は割れた窓から力無く上体を晒したり、地面に転がって首がおかしな角度に曲がっていたりする。生きている気配はしない。
「なんだよ…これ」
混乱と恐怖で唇が震える。頭が真っ白になって何をすれば良いか分からない。

そんな中、「誰か助けて」という弱々しい声が聞こえた。
「誰か生きてるのか？！」
良かった。生きてる人がいるなら、早く助けないと。恐怖に押しつぶされそうだった心に、僅かに希望の火が灯る。
俺は声のする方へ駆け出した。

テンプレ（能力値はスレ主の方で、皆さんが振った値を元に5倍にして調整します）

名前:

年齢:17歳固定（教師なら23〜30）

初期正気度:dice3d6=2 6 1 (9)

探索力:6+dice2d6=5 3 (8)

身長: cm

体重: kg

体格: AI絵で特に胸の大きさを決めるのに欲しい数値。70〜79cmでsmall、80〜89でmiddle、90〜99でlarge、100〜でhuge。例ではスリーサイズを書いてるけど、最低胸のサイズを書いてくれれば良いです。

性格:

部活・趣味:

好きなこと:

苦手・嫌いなこと:

秘めた淫欲:好きなプレイの傾向。

備考:（バックボーンなど）

例（ほとんどgrokに書かせただけなので、ここまで細かく書かなくても良い）
名前:彩花
年齢:17歳
初期正気度:10
探索力:12
身長: 160cm
体重: 48kg
体格: B84/W58/H85
性格: 真面目で責任感が強く、几帳面。クラス委員として皆をまとめるリーダーシップを持つが、内心では完璧主義によるプレッシャーに悩む。普段は冷静だが、感情が爆発すると情熱的になる。
部活・趣味: 読書（特に歴史や古典文学）、手帳でのスケジュール管理。
好きなこと: 秩序やルールを守ること、仲間を支えること、主人公の頼りがい。
苦手・嫌いなこと: 予定外の出来事、感情のコントロールを失うこと、失敗すること。
秘めた淫欲:奉仕プレイ。自らの身体を使って主人公に奉仕することを悦びとする。
備考:（バックボーンなど）
彩花は学級委員として修学旅行を成功させようと意気込む優等生。厳格な家庭で育ち、常に「完璧」でいることを求められてきたため、内心では自由への憧れを抱く。屋敷の異界的な影響を受けると、普段抑えていた情熱や支配欲が暴走する。

キャラのプロフは20時になり次第、投稿して大丈夫です。私の合図は待たなくていいです。

とりあえず>>16まででいいかな。いっぱい投稿されてたら、10キャラまで候補にします。その中から3名選びます。

なんかスレ主の投稿をほとんど削除されてしまったので、昨日のあらすじを保守代わりに書いておきます。



修学旅行先へ向かうバスの中で、森の中の村についてモブから話を聞く。
・地形的に水害が起きても水没するのはおかしい。
・水の神様が怒ったんじゃないか？

バスが交通事故によって、ガードレールを突き破って崖下に落ちる。
助かったのは、主人公の誠実、朝比奈莉央先生、杠紅羽、如月緑の4名のみ。後者の2人は恐怖に怯えて、バスから救出される時に誠にしっかりと抱きついた。

雨の中バスの前でどうするか考えていると、野犬の強襲に遭ってしまう。
逃げている途中で如月の前に野犬が現れて進行を塞がれたところ、誠実が如月をお姫様抱っこして脱出する。

野犬を完全に引き離した時には、廃村に到着していた。助けを求めて唯一灯りのついている屋敷を訪れると、屋敷の主人の水那に歓迎される。
圏外で屋敷には電話がないため、翌日に事故現場に再び向かい、警察やレスキューが来るのを期待しようと話がまとまる。

寝室の大部屋に案内されるが、布団が4枚敷いてあり男女別々でないことに一同絶句。誠が1人じゃないと眠れないと嘘をついて、1人部屋を用意してもらう。
助かったらまたお礼しにここに来ることを水那に伝えるが、彼女は去り際に「そのようなことは起こらないと思う」と意味深な発言を残す。問いただそうとしたところで、睡魔に襲われて布団に倒れてしまう。

誠は快楽によって意識が覚醒し状況を確認すると、朝比奈、杠、如月が寝ている誠に性奉仕をしていた。

>>66

水那含めて、脱出時に絆ポイントが最も高いヒロインがメイン昇格でいいかなーと思ってます。

全員のポイントが条件満たしたらハーレムも可

とりあえず昼間のうちに投稿しておきます。

感想あったら一言でもいいから欲しいですわぁ

［壁］д・)ﾁﾗｯ

屋敷の初夜の出来事

https://writening.net/page?ttKPu8

正気度減少

誠実54-dice1d6=4 (4)

如月緑60-dice1d6=4 (4)

杠紅羽45-dice1d6=5 (5)

朝比奈莉央60-dice1d6=6 (6)

絆上昇

如月緑13+dice1d10=10 (10)

杠紅羽16+dice1d10=3 (3)

朝比奈莉央20+dice1d10=7 (7)

水那6+dice1d6=1 (1)

>>71 感想ありがとうございました〜！嬉しい！

「はぁっ！…はぁっ！…ここは…」

目を覚ますと、俺は昨晩案内された1人部屋の布団で仰向けで寝ていた。障子から透ける明かりはまだ薄暗く、早朝であることが伺える。どうやら、さっきまでのことは夢だったらしい。いや、でも…。

「あんな夢を見るなんて」

いくら思春期とはいえ、あまりにも節操がない。今回の生存者全員と、本番はなかったとはいえ、エッチする夢を見るとは。しかも…。

腰あたりの掛け布団を見ると、大きくテントが張っていた。ギンギンである。

？？「朝からお元気なのですね？」

そういえば今回から魚拓を取るようにしました〜。これで消されてもリカバリーできる。

「うわぁっ！？」
いつの間にか水那さんが真横に座っていて、愚息のテントを見つめていた。驚いて声が出てしまう。
水那「早朝ですよ…そんな大声を出すと他の皆さんが起きてしまいます」
心なしか体調の良さそうな水那さんに冷静にツッコまれてしまう。
「す、すいません」
うわ、恥ずかしい！生理現象とはいえ、朝立ちを見られてしまうとは。しかもこんな美人に。

昨日も思ったが、やはり水那さんはかなりの美少女だ。生存者3名も同じくらい美人なので、屋敷の顔面偏差値のインフレ具合が凄まじい。水那さんの透き通るような肌はきめ細かくツヤツヤしている。なんでこんな美少女が、こんな廃村で1人だけで生活しているのたろうか？
しかし、その疑問や羞恥心は次の水那さんの言葉で吹き飛んでしまう。
水那「お慰めしましょうか？」
「…え？」
水那さんが擦り寄り耳元で甘く囁く。
水那「お慰め、しましょうか？」
聞き間違いじゃなかった。なんで初対面の俺にそんな事までしてくれるんだ？何かの罠か？

水那さんは相手の警戒心を解くような柔和な笑みを浮かべながら、テントの上をさする。その瞬間、体の内から激しい獣欲が溢れ出してきた。テントはより高く張り、根本に溜まる欲を発散したい気持ちで頭がいっぱいになっていく。
「はぁ…はぁ…一体何を…」
水那「私に全てお任せください。」
水那さんは布団とズボンを剥いで俺の腰の上に跨がる。彼女がこのまま腰を下ろせば、相手は違えど夢の続きができるだろう。しかし、理性を振り絞って彼女が腰を落とせないように手を添える。

「だめ、ですよ。見も知らぬ男とこんな事…」

水那「…私はずっと1人だったので、人肌恋しいのです。私のためにも…だめ？」

彼女の寂しそうな表情と声があまりに切実で、最後の理性が決壊し、彼女の腰に置いた手の力を緩めてしまった。

俺の許しを得た水那さんは安心したような穏やかな笑みを浮かべる。

水那「ありがとう、誠さん。いっぱい気持ち良くしてあげるからね」

俺が水那さんと交わったこの時から、俺たちは徐々にこの廃村と屋敷に取り込まれていく事なる。

ここから脱げ出すことが出来るかは、まだ誰も知らない。

水那との初めて（申し訳ないけど、今回は確定で）

https://writening.net/page?W3VVQS

水那のプロフも消えてたので、貼り貼り。

名前: 水那（みずな）
絆:7
年齢: 不詳
外見は10代半ばに見えるが、神としての存在は数百年。時間の概念を超えた存在で、屋敷に縛られ永遠性を帯びる。
身長:155cm
体重: 48kg
体格: 優雅で曲線的なシルエット。バスト86cm（B86）、ウェスト58cm、ヒップ84cm。滑らかな肌は象牙色で、花びらのような柔らかさ。
髪: 漆黒の長髪で、腰まで流れる艶やかなストレート。月光の下で深紅の輝きを帯び、椿の花びらが自然に絡みつく。
目: 深紅の瞳、吸い込むような輝きを持ち、感情に応じて紫や金に揺らぐ。睫毛は長く濃く、神秘的な魅力を放つ。
性格: 妖艶で優雅、神秘的な威厳を持つ。穏やかな微笑みと柔らかな声で、主人公たちを魅了し、安心感を与える一面を見せる。しかし、内心は深い孤独と執着心に支配されている。

絆上昇

水那:7+dice1d10=1 (1)

早朝の情事を、今でも夢での出来事だったんじゃないかと疑いながら、朝食になる。

庭で採れた根野菜と川で取れた魚をオカズにして、みんなで白米を食べる。水那さん曰く、山の恵みと菜園で自給自足は難しくないらしい。

雑談もそこそこに、今日は事故現場に誰が行くかに議題が移った。男の俺が1人で行くつもりだったが、朝比奈先生に止められる。

朝比奈「さすがに1人では行かせられないわ。何かあった時に助けられるようにもう1人行くべきよ」

「でも、行きたい人なんていますか？」

俺の発言に、3人は黙り込む。きっと昨日の惨劇と野犬の襲撃を思い出してるのだろう。

水那さんはというと、俺たちの話を静かに聞き入っている。

誠dice1d2=2 (2)

1.水那の表情に哀れみがあることに気がつく

2.特に何も気が付かない

朝比奈「わ、私が同行するわ。先生だもの」

如月「それはおっしゃる通りですけど、危険ですよ…」

杠「…あ、アタシは」

あーでもない、こーでもないと話し合い、最終的にくじ引きに決まった。

クジdice1d4=2 (2)

1.朝比奈

2.杠

3.如月

4.水那（クジに当たった人を庇う）

ハズレクジを引いた杠さんは無表情を崩し、唇を震わせる。

杠「大丈夫だよ…別に怖くないし」

強がって気丈に振る舞おうとする姿が痛々しい。心配しすぎると、彼女のプライドを刺激してヒートアップしてしまうかもしれない。

「わかった。でも、何かあったら俺を頼ってくれ。絶対、何があっても杠さんのこと助けるから」

杠の絆19

dice1d100=43 (43)

成功:素直に頷く

失敗:無視して玄関に向かってしまう

杠「…」

ぷいとそっぽいて、玄関へ行ってしまった。

やっぱり男子に対する警戒心はクラス1だな。なんで、あんなに男を警戒してるんだろうか。かなり重い理由があるのは察せられるが、さすがに質問するわけにもいかない。

「それじゃあ、行ってきます」

俺は他のメンバーに挨拶をして、杠さんを追いかけた。

>>83

ですね〜。まあ、これから仲良くなっていけば良いのです！

薄暗い森の中を歩いていく。俺が先導して杠さんには後ろを歩いてもらっていた。
「たしか、こっちのほうだったはず…」
感覚と記憶を頼りに昨日逃走した時とは逆の方向に進んでいく。
杠「んっ！」
がっ！
止まって後ろを確認すると、杠さんがナタで木に矢印の傷をつけていた。迷わないための目印だ。
森に入る前に、自分も仕事がしたいということで、通りかかった廃屋に運よくナタがあったため、この役割をお願いしたのだ。

そうやって進んでいくと、目的の事故現場に到着した。何の障害もなく辿り着けたことに俺は拍子抜けしてしまったが、逆に杠さんはホッとした気持ちが強いようだ。無表情だけど、微妙に普段より表情が穏やかな気がする。

「ふぅ…良かった。杠さんも目印係ありがとう」

杠「…ふん」

「あはは、は……。えーと、まだ誰も来てないのかな？」

彼女の反応に苦笑いを浮かべながら、崖の上を見るが、警察や救急車、それに付随する人員は見えない。当然、バス付近にも誰もいない。

探索

50誠dice1d100=33 (33)

85杠dice1d100=79 (79)

成功で異変に気が付ける。

杠「…うそ」
「どうなってるんだ？」
俺たちは崖の上の異変に気が付いた。杠さんの赤い目が大きく見開く。
「俺たち、事故でガードレールを突き破って墜落したんだよな？」
杠「…うん」
「じゃあ、そのガードレールはどこに行ったんだ？」
そう…いくら見上げても、崖の上にはガードレールがないのである。突き破ったなら、残った部位が道路から宙にはみ出ているはずだ。それ以前に、破壊されていない…本来そのまま道路に沿って延びているガードレールの白色がまったく見えない。

>>88 正気度が0になる前に、何かしらの儀式をすれば戻れます。主人公たちはそのヒントを探すことになりますが、そもそも儀式のことを知らないので、まずはそれを発見することからですね

俺たちの頭上には、未開拓の山が存在していたのだ。

杠「…落ちた場所を間違えた…なんてことはない…ね」

俺たちが乗っていたバスは目の前にある。周囲には同級生の死体。間違えるはずがない。

「とりあえず、状況の報告をしに行こう。でも、その前にできるだけ、みんなの遺品を回収しておこう。また雨に降られたら余計にダメになるかもだし、荒らされる可能性もあるし」

野犬にとは言わない。意識させても怖いだけだろう。

探索

50誠dice1d100=56 (56)

85杠dice1d100=98 (98)

気になるアイテム発見

まさかの失敗〜！
では最低限の情報だけ。

俺は座席に残っていた自分のバックにみんなの持ち物を集めていく。たくさんは入らないので、その子たちの大事にしていた物に絞って集めていくことにした。
まず最初に、事故前に俺にオカルト話をしてくれていた友人の遺品を選ぶ。
「まあ、お前はこれしか無いよな」
昨日の雨と血で汚れてしまった調査ノートだ。昨日の話だけでなく、今まで調べたことは全部ここにメモしているとか言ってたっけ。
軽くめくろうとするが、やはり雨のせいでページ同士がくっついてしまってうまくいかない。
うまく開いたページも雨と血でインクが滲んでほとんど読めなかった。
しかし、その中でも気になる記述を発見する。

調査ノートのメモ

・異世界転生
昨今、創作で人気の異世界転生を調べてみた。
異世界転生といっても色々種類がある。それこそ、自分が生きている世界とは別の世界だったり、過去の世界だったり、パラレルワールドだったりと様々だ。生きたまま転移したり、死亡して記憶を引き継いだまま第二の生を謳歌する場合もある。
黎明期だと、誰かを助けようとトラック事故で死んだ主人公が〜というのがテンプレだったりする。

もしかして、俺たちは異世界転生してしまったのか？明治時代初期までこの森に村があった情報と統合すると、過去にタイムスリップした感じか？ガードレールが見えないのもそのせい？
いやいや、何を考えてるだ。そんなオカルト…あるわけ。
とりあえず俺だけで結果を導き出すのは良くない。遺品を回収して戻ろう。そういえば、杠さんは？
辺りを軽く見渡しても彼女の姿が見えない。もしかして、何かあったのか？！
バスから飛び出して、辺りを探し回るが、事故現場付近にいないことがわかった。森の方にも入って探す。すると、すぐに杠さんの声が聞こえてきた。
杠「んっ♡はぁっ♡」

杠「アタシ…こんなところで…イケナイのに♡身体が熱く…んんっ♡」

なっ…？！

木陰で杠さんが自慰に耽っていた。よほど夢中になっているのか、俺には気が付いていない。

思わず魅入ってしまう。

「昨日、誠くんとの夢見てから、変になってる♡んあっ♡」

くちゅくちゅと水音を鳴らしながら、自らの秘境を細い指で掻き回している。

正気度dice1d100=1 (1)

50以下で誘惑に耐える

耐えるんかーい

今朝すっきりしたお陰か、俺は劣情を催すことは無かった。

もし俺に見られたと知ったら、彼女は羞恥心で死にたくなるだろう。ここは彼女が戻ってくるまで遺品回収をしよう。

俺はその場をそっと離れた。

正気度減少

誠50-1=49

杠40-1=39

絆

杠19+dice1d3=2 (2)

屋敷に帰り、みんなに情報を共有すると、一様にショックを受けた。

朝比奈「本当に、私たちがいた世界とは違うところにいるの？」

「はい…少なくとも俺はこのオカルトは信憑性が高いと思います」

ガードレールや救助が無かったことだけじゃない。この村に来てから見た淫らな夢を少なくとも俺と杠さんは共有していること。強烈な淫欲に身を焦がされること。この2点だけでも、この廃村が何かおかしいのは直感できる。

dice1d2=1 (1)

1.他の子が自分との夢を見た事を確認する

2.しない

>>102

エッチなことしたら1d10でした。ソロだったので…

今、俺たちは大部屋で会議をしている。唯一の村人である水那さんは、夕食の魚を取りに川に行っているらしい。チャンスは今しかない。

俺は解決の糸口になると思い、思い切って夢の事を切り出した。

「あの…変な事を聞くかもしれないんだけど、昨日の夜さ…」

ごくり。

緊張で生唾を飲みこむ。

「俺と一緒にいる夢を見なかったか？」

絆

朝比奈27dice1d100=71 (71)

杠葉21dice1d100=54 (54)

如月23dice1d100=16 (16)

成功で同意する。失敗で事実だけど否定する

朝比奈「こほん…先生は見てないわ」
杠「…なに言ってるの？」
2人にきっぱりと否定される。片方は嘘なのはバレバレなのだが、それは追及しない。
2人と反して、如月さんは顔を真っ赤にして口籠もる。
如月「わ、私は…うぅ」
その反応は肯定しているようなものだった。
「悪いんだけど、俺の部屋に来てくれるか？2人に聞かせたくないことを聞くかもしれないから」
如月さんはコクリと一度首肯する。
夢を見ていないという2人に断りを入れて、俺と如月さんは俺の部屋で2人っきりになった。

「そのさ…夢ってその…いん夢？」

如月「うん…4人でのやつで、最後は波に飲まれた」

「そっか…答えてくれてありがとう。俺も同じ夢を見たんだ。杠さんも隠そうとはしてるけど、見たっぽいんだよね」

如月「そうなの？なんで知ってるの？」

彼女はそんな情報を知っている俺に怪訝な視線を向けてくる。

「それに答える前に教えて欲しいんだけど、この村にいて凄く性欲が強くなるのを感じた事はないかな？」

如月は首を横に振る。如月さんにはまだ影響が出ていないのか？

「俺はその経験があってさ。さっきバスの方へ行った時、杠さんがその影響下にあったっぽいんだ」

如月「まさか、誠くん？！」

「違う違う！俺は何もしてない！」

ドン引きされたところを必死に否定する。

その直後、如月さんに異変が起こる。

正気度

誠49dice1d100=98 (98)

この後、淫欲に支配された如月緑が誠実を誘惑し、同様に淫欲の影響が出てきた誠はそれに耐えられません。
つまりえっちシーンだ！

プロフ
如月　緑
年齢:17
正気度:56
探索力:50
絆:23
身長: 160cm
体重: 56kg
体格:貧乳でスレンダー気味な黒髪ロングで和装が似合う大和撫子系
性格:お淑やかで上品な振る舞いをするが本性はダウナー系でだらしない
部活・趣味:弓道部
好きなこと:スイーツ食べ歩き
苦手・嫌いなこと:お稽古
秘めた淫欲:尊厳破壊
備考:和風な名家の長女。抑圧されて育っており色々と反動が大きい

えっちシーンの募集をします。

>>116 まで

それでは、今日はここで終わりにします！
遅くまでお付き合いありがとうございました〜。
何か質問あったり、感想あればいつでもどうぞ〜。
時間がある時に返信します。
でわでわ！

おはようございます。
たぶん、今日も20時くらいから再開します。
もし如月緑とのシーンを書けてたら、昼間に投稿します。

如月緑との交わり1

https://writening.net/page?kHj35x

正気度減少

誠実49-dice1d6=5 (5)

如月緑56-dice1d6=3 (3)

絆上昇

如月緑23+dice1d10=8 (8)

拝見させていただきました
清楚なお嬢様が積極的に情欲的に淫語を使って誘惑してくる様子大変えっちでした。
初めは手のひらで転がすような余裕のある感じから攻められて淫乱な本性剥き出しで媚びていくところ
清楚なんて皮を削ぎ落とした雌としてのエロさを感じました

>>125

丁寧な感想ありがとうございます。

前も書いてくれた人かな。

清楚な子が堕ちるのは健康に良いのです。

唐突に身体中を駆け巡っていた情動がスゥーと引いていく。それと同時に、如月さんの瞳に理性の輝きが戻っていく。

如月「え…ああっ…？そんな…」

視線の移動が忙しない。見るからに混乱している。しかし、それは俺も同じだ。

さっき話したように、淫欲に身を焦がすのはこの村特有の異常事態だという推測は立っていた。警戒していたはずなのに、抵抗しきれなかった。

「如月さん、ごめん！俺がちゃんと我慢していれば！」

俺は土下座して深々と頭を垂れる。俺の心が弱かったから、クラスメイトを傷つけてしまった。しかも、女の子の大切な初めてをこんな形で喪失させてしまった。

如月「そ、そんなことない…です。わ、たしが誘惑したから…で。でも、なんで？急に身体が熱くなって、目の前に誠くんがいると思ったら、歯止めが効かなくなって…」
混乱しつつも、如月さんは俺を慮って責任を追及しない。
「さっき言ってた性欲の異常な増進…それがこの結果に繋がったんだ…たぶん」
如月「バスに行った時のことですね…。こんな強力だったなんて」
その効力の恐ろしさに、如月さんの足がぶるりと震えるのが見えた。怖がらせてしまったけど、この村での生活の前提はしっかりと意識しないといけない。
「本当にごめん」

如月「もう謝罪は十分ですから、頭を上げてください。頭を下げられたままでは居心地が悪いですから」
「いや、それは…」
たぶん淫欲のインパクトで忘れてるんだろうな。
「ほら…互いに裸だし、色々汚れてるし…」
如月「え…あっ？！ぜ、ったい頭上げないでくださいね」
俺の指摘で気が付いたようで、如月さんは何か身体を覆うものがないかバタバタと探し始める。
押し入れにあったシーツをすぐに見つけると、「お風呂に行ってきます！」と言って部屋から出ていった。幸いにも部屋からお風呂場までは近いので、誰にも見つからないだろう。
一段落してホッとため息をつく。
？？「お楽しみでしたね？」

「うわぁっっ？！」
いつぞやと同様に、いつの間にか近くにいた水那さんの囁き声に驚かされる。反射的に飛び跳ねて距離をとり、局部を隠す。
水那さんはそんな俺の様子に、悪戯っ子のようにクスクスと楽しそうな笑みを浮かべていた。
水那「誠さん、可愛い。それにしても、もう他の方に手を出したんですね？」
「ち、違う。あれは、互いに体が変になって」
初めて身体を重ねた相手に浮気を言及されたような気持ちになってバツが悪い。
水那さんが四つん這いになって、すすすっと近づいてくる。

水那「もし足りないようでしたら、またお相手いたしますよ？」
彼女は満更でもない表情で、俺を見つめてくる。美少女の誘いに負けそうになるが、淫欲の発露がないせいか耐え切ることができた。
「それより、この村はいったいなんなんだ？！」
この村唯一の村人であり、もしかしたら元凶かもしれない彼女を問いただす。自分たち降りかかった理不尽につい語気を荒げてしまう。
「ここはどこなんだ！元の世界に帰れるのか？！お前が俺たちを閉じ込めてるのか？！何のためにこんな事をするんだ！？」
俺の罵声に水那さんは形の良い眉を八の字にする。一度ゆっくりと瞬きをすると、立ち上がる。
水那「申し訳ありません。今は冷静ではないようですね」
それだけ言うと部屋から出ていってしまった。呼び止めようとしたが、自分の姿を見て断念する。裸で屋敷の女主人に付きまとう姿を先生たちに見られたら、完全にアウトだ。

バスへの探索以外、今日は何もできなかった。
俺は1人で行動しようとしたが、朝比奈先生が行動するなら2人1組になるように徹底させてきたからだ。淫欲に晒されたらどうなるかを知っている如月さんがそれとなく単独行動のフォローを入れてくれたが、俺と行動すると最悪どうなるかを知らない2人には受け入れてもらえなかった。
それともう一つ問題だったのが、昼間に会ったのを最後に水那さんの姿が見えなくなったことだ。台所に晩ご飯が作り置きされていただけで、書き置きもない。俺が屋敷を他の3人で村を探してみたが、見当たらない。
陽が落ちてきて水那さんの捜索は中止になった。
明日は村で、ここが異界だと仮定して、何か脱出の手がかりがないかを探索することになった。

その日の夜、外からの轟音で目を覚ます。
障子を開けてみれば、山から大量の水が村に向かって押し寄せてきていた。
「みんな、逃げろ！」
大部屋のみんなを叩き起こすが、水流のスピードは凄まじく、全員あっという間に濁流によって底に引き込まれる。
無我夢中でもがき、水上に顔を出した瞬間、布団の上で目を覚ました。
「はぁっ、はぁっ…今のは？」
手を身体に這わせて自分の存在を確認する。水には濡れていないが、代わりに汗でびっしょりだった。
「夢の中で夢を見たのか？」
でも、水で溺れそうになる夢を2回連続で見るなんて、何かあるとしか思えない…。

居間に集合して、みんなに夢のことを相談すると、皆も同じく濁流に飲まれる夢を見たようだ。みんな、非現実的な現象に精神的に参っている。

如月「本当に…なんなのでしょうか、ここは？」

朝比奈「お、オカルトが実在してるってことなの？」

杠「ううっ…家に帰りたい。森の中歩いてたら、街に出ないの？」

「いちおう試してみるか」

ここが異界ならたぶん無駄だろう。前にオカ研の友人から聞いたことがあるが、異界は大抵他の世界とは繋がっていないらしい。もし森を抜けられたとしても、俺たちの知らない土地が広がってるだけだろう。

それでもやってみないと分からないし、少しでも希望があるならやるべきだ。

dice1d2=2 (2)

1.1人で森を抜けてみる

2.朝比奈が同行する

>>133

オカ研の友人がこんな話をしてるんですわ！>>5

「とりあえず俺が様子を見てきます。2時間近く歩き続けようと思うので、昼までは帰ってこなかったら…二次被害を抑えるためにも見捨ててください」
朝比奈「待って！1人で行くなんて時間すぎるわ！私も担任として絶対に同行するから」
正直、誰かを連れていった場合、しかも2人とも淫欲に苛まれた場合、どうしようもなくなる。でも、探索する時は2人1組を徹底させようとした朝比奈先生だ。絶対に折れないだろう。
「分かりました。正直、1人では心細かったので助かります」
朝比奈「…そう。よかったわ」
昨晩のように言い合いになると身構えていたのだろう。先生は拍子抜けといった感じだ。
「ただ、なるべく俺から離れてください」
朝比奈「そこは離れないでくださいじゃない？」
先生は微妙な表情を浮かべるのであった。

>>135

そうかな？それよりナニかの期待の方が大きくないですか？

>>136

気にすることなかれ！

杠さんからナタを借りて森を進んでいく。バスの時と同じように、俺が先導して朝比奈先生に目印をつけてもらって進んでいく。

探索

50誠dice1d100=52 (52)

60朝比奈dice1d100=75 (75)

何か見つかるかも？！

み、見たからねぇ！じゃあ最低限ですわ。
朝比奈「ねぇ、これ…」
朝比奈先生が震えた声で近くの木を指差す。
「薄々予感はしてましたけど」
木には朝比奈先生がナタで付けた目印があった。試しに逆走してみると、10分かそこらで村に戻ってしまった。
朝比奈「うそ…こんなの嘘よ！」
街に出られると期待していたわけじゃないだろう。でも、明らかに進んだ道に対して帰りの道が短すぎる。道の繋がりがチグハグだ。
正気度減少
誠実44-1=43
朝比奈莉央54-1=53

朝比奈「き、きっと誠くんの方向感覚が狂ったのよ。次は私が先導するわ！」

「あ、ちょっと！」

朝比奈先生は俺にナタを渡すと、俺の制止を無視してズンズンと森を進んでいく。慌てて追いかける。

しかし、進めど進めど、付けたはずの目印が前方からやってくる。

朝比奈「どうなってるの…。私たちどうなってしまうの？」

恐怖で泣き出しそうな先生は木に手をついて項垂れる。彼女の右肩に手を置いて、落ち着くように説得する。

「俺もすごい怖いです。でもパニックになったら余計事態が悪化すると思います。とりあえず、村に帰りましょう」

「…そうね。年長者の私がしっかりしないと…んんっっ？！」

苦しみだした朝比奈先生が俺に寄りかかってくる。咄嗟に抱き止めるが、女性の柔らかな感触を覚えた瞬間、体がカァっと熱くなるのを感じた。

朝比奈「ねぇ…誠くん」

先生が潤んだ瞳で俺を見つめてきた。

正気度dice1d100=29 (29)

43以下でエッチ！

間違えた…44以上でしたわ！正気を保てなかったんだから！

でもせっかくだし、エッチさせましょう！

エッチシーン募集します。プロフは>>23

>>147まで

>>144

>>145

>>146

>>147

dice1d4=2 (2)

うんうん。どれもえちえちですね！混ぜたりするかもしれません。
それでは今日はここまでです。
合いの手や感想ありがとうございます。
また明日よろしくお願いします。たぶん？
反応なかったら保守をお願いします。

>>149

もし創造主の人がいたら、教えてください！

私の中では快活な人というイメージがあります！水泳部顧問だし！でも、料理も得意みたいなので、家庭的なところもあると思います！

お疲れ様でした。

今回もとてもえっちで良かったです。

正直えっちな展開がいっぱい見たいのと生存者が4人しかいないっぽいのとなんか害があるわけでもなさそうだから脱出しなくてもいいのではないかなって思ってきました。

それと安価出した人には申し訳ないんですけど

>>146はキャラ設定と矛盾しそうなので混ぜるとしてもこれの要素はあまりない方がいいかもしれないです。

次回の更新楽しみにしています。

>>154 こんな村（異界）があったらいいですねぇ

保守ありがとうございました。

とりあえずお昼にSSだけあげます。

オマケは朝比奈先生です。

朝比奈莉央との交わり1

https://writening.net/page?G4rY5y

正気度減少

誠実43-dice1d6=6 (6)

朝比奈莉央53-dice1d6=3 (3)

絆上昇

朝比奈莉央27+dice1d10=10 (10)

行為のあとの展開は如月さんと同じだった。正気に戻った朝比奈先生と俺は互いに謝罪をして、気まずくなって先生だけ先に屋敷に帰っていった。

朝比奈先生が屋敷へ向かって、一人になったのを機に少しだけ森の中を探索しようと行動を開始する。とはいっても、あてもなく彷徨うくらいしかできないけど。
何か手掛かりがないかと探していると、川のせせらぎが聞こえてきた。
そちらに向かうと、村に繋がる小川が流れていた。流れは穏やかで、観察してみると川魚が泳いでいるのが見えた。以前食卓に並んだ魚もここから取ってきたものなのかもしれない。
？？「楽しかったですか？」

「！！？？」
バッと振り返ると、そこには昨晩から行方不明になっていた水那さんが立っていた。かなり接近されていたようで、顔がキスしてしまいそうなほど近い。
とっさに距離を取ろうとうしろずさろうとすると、小川の淵に足を取られてそのまま川の中に背中から倒れこんでしまった。
全身が水でびしょびしょに濡れてしまう。幸い浅い場所で尻もちをついても、お腹から上は水面より上に出ている。
水那「大丈夫ですか？」
「ええ、まあ・・・」
ただ立ち上がるのを躊躇ってしまった。先ほどの行為で火照った体に冷たい流水が気持ちいい。

俺が立ち上がらないのを見て、何を思ったのか水那さんは「えいっ！」と言って俺に抱き着いてきた。
「おわっ！な、なにしてるんですか？！」
行動が理解できず混乱してしまう。
当然、水那さんの綺麗な和服は俺の制服同様びしょ濡れになってしまっている。
水那「人はこういう風にじゃれ合うものではないんですか？」
水那さんはキョトン顔で俺を見つめる。

そういうじゃれあいもあるかもしれないけど…。それより。
「悪いんですけど、離れてくれませんか？」
彼女が何者であれ、やはり美少女との密着はドキドキしてしまう。心臓に悪いし、何よりまた致してしまうのではないかという心配が先立つ。
しかし、彼女は退かない。それどころか首の後ろに手を回し、顎を肩に乗せてより密着してくる。
「ちょっ…！？」
水那「前にお話したではないですか。人肌恋しいと…寂しいのだと。くっつくぐらい良いではないですか？」

本当になんなのだろうか？村での生活の面倒を見てくれる恩人かと思いきや、朝に夜這いをしてきて妖婦のようでもあるし、今みたいに甘えてくる幼子のようにも見える。
いくつもの顔を持つ彼女だが、害意のようなものは見えてこない。不安を感じないでもないが、いくら離れろと言っても無駄だろう。
「…少しだけですよ」
俺は根負けして彼女のしたいようにさせる。
水那「はい…ありがとうございます」
水那さんは安心したように、腕の力を緩めて俺に体重を預けてきた。

幸いなことに淫欲の上昇は今のところ見られない。水に浸かっているせいもあって、頭も冷静になってきた。
「水那さん、この村はなんなんですか？どうしてこうも…性欲が抑えられないんですか？」
絶対、水那さんは何か知っている。知らないわけがない。閉ざされた異界の中にいる唯一の存在なのだから。
水那「お話したところでどうにもなりませんし、話したくありません」
「どうしてですか？」
水那「…皆さんに嫌われてしまうでしょうから。知ったらみんな私から離れていくでしょう。こうして温もりを感じさせてもくれなくなると思います。もし答えるとしても、それはまだ早計です」

それは自分が原因だと白状しているようなものじゃないか？
水那「ただ、こう甘えているのに何も返さないのは居心地が悪いですね。今晩、村についての質問に答える場を設けましょう。ただ答えられないもの、答えたくない物に関しては返答できませんのでご容赦ください」
「わかりました。それでもいいから、今晩質問させてください」
ここで無理やり聞き出そうとして、また行方不明になられたら困る。今日の夜まで待つのが賢明だろう。

「ただいま〜」
水那「ただいま戻りました」
俺たちが戻ると、みんなから心配の声が上がった。水那さんは行方不明だったし、朝比奈先生が先に戻ってから俺が戻ったのはだいぶ後だったからな。しかも水浸しだし…申し訳ないことをした。
水那「皆様、大変ご心配おかけしました。お詫びと言ってはなんですが、今日の夜に村について話し合う場を設けさせて頂きたく思います」
朝比奈「なんで今晩なんですか？水那さん」
村に関する情報がまったく手に入っていないのだ。早く手がかりを得たい先生の気持ちは分かる。


「まあまあ、先生」
朝比奈「ま、誠くん…」
俺が水那さんと朝比奈先生の間に割って入ると、先生は顔を真っ赤にしてたじろいだ。
「実は俺もそのことで昨日の朝、問いただしてしまって。それで怖がった水那さんが家を出ていってしまった経緯がありまして…」
朝比奈「そう…そうだったの。それなら無理に聞くのはやめた方が良さそうね」
杠「むぅ…アタシは早く聞きたかったな」
如月「まあまあ、杠さん」
食い下がろうとする杠さんを如月さんが制してくれた。
水那「とりあえずお夕飯の準備をしてきますね。皆さんはそれまでご自由にお過ごしください」

夜までの時間を無為に過ごすのも良くないため、着替えを済ませて村の中を探索することにした。もしかしたら、何かしらの情報を拾えるかもしれない。
適当な民家に入ると、中から物音が聞こえた。そちらに向かうと、杠さんが探索しているようだった。さっきも感じてたが、杠さんはここから一刻でも早く脱出したいのだろう。それは俺も同じだ。
「俺も手伝うよ」
杠「ひゃう？！……誠くんか…」
いきなり声をかけてびっくりさせてしまったらしい。
「ごめんごめん。何かありそう？」
杠「わからない。ここにはいっぱい本があるから、そこに何か書いていないか探してるところ」

畳に座っている杠さんの前にはたくさんの書物が入った木箱がいくつも置いてあった。

「そっか…。1人じゃ大変だし俺もいいかな？」

杠「むぅ…」

そう言って横に座るが、距離を取られてしまった。男嫌いのこと忘れてた…。

「ごめん。俺はあっちの方探すわ」

彼女から少し離れた位置の小箱に移動して、本を精査していく。

探索判定

50誠dice1d100=22 (22)

85杠dice1d100=41 (41)

成功して良かった〜！

村の記録の要点を抜粋
・明治の頃まで、この村は農業が盛んだった。
・年に4回、四季ごとに、この地域でのみ信仰されている水の神様「水那様」を奉る祭りがあった。
・祭りの内容は豊穣の願いが根幹にあるが、やってる事は乱◯パーティー
・でも、そのおかげか村人の数も増えて、この地域では非常に豊かな森だった。
・祭りで祈りを捧げた後は、栄養いっぱいの水が山から田んぼや畑に流れて、豊作になった。
・しかし、人間の欲望は尽きることを知らない。最終的に神の力を奪おうとする者たちが出てきた。
・海を渡った先の者たちの協力の末、水那様から力のほとんどを奪うことに成功した。そして村で力を使う楔として、水那様を村に幽閉する結界を作った。
・最後のページには、明日の夜に初めて簒奪した力を使うことが楽しみであることが記されていた。

今日はここまでです！
お疲れ様でした〜。
たぶん、明日は杠とエッチなことする展開になるはず。それが終わったら、夜に会議ですね。

オマケの杠

水那さんが神様？しかも力をほとんど奪われてしまってる。本当に？
ふと、小川での「人はこういうふうにじゃれ合うものではないですか？」というセリフを思い出す。あの言い回し、今にして思えば奇妙かもしれない。まるで、自分が人ではないと言ってる気がする。
力の行使を楽しみにしているという記述以降、何も書かれていないのは、その後に何かあったからに違いない。
「杠さん、ちょっといい？」
情報を共有しようと、彼女のいる方へ振り返る。しかし、そこには誰もいなかった。書物の入った木箱と、読み終わった本が側に積み重なっているだけである。

この家から出ていったということはないはずだ。いくら男嫌いでも、自分たちが置かれている状況を理解しているなら、一言声をかけるくらいはしてくれるだろう。
村の記録はとりあえず木箱に納めて、家の中を捜索する。
杠「…っ……ん……ふっ……」
さほど広くない家だ。とある部屋の前まで来た時に、中から杠さんの声が聞こえた。ただ何か声を抑えているような気配を感じ、そっと襖を開いて中を覗いてみる。
杠「んっ♡また、アタシこんなところで♡んぁっ♡」
バスの探索の時と同様に、杠さんはオナニ◯に耽っていた。それを見た時、激しい情動が身体を支配する。まずい…！
歯を食いしばって、襖を開いて目の前の牝に襲い掛かりたい衝動を必死に抑える。
杠「エッチなこと嫌いなはずなのに…♡アタシ、オナニ◯我慢できなくなるくらいエッチな子だったの？♡」
畳で仰向けになり、指で中を掻き回していくほど、彼女の腰が浮いていき、嬌声も大きくなっていく。
杠「だめぇ♡誠くんに聞こえちゃ♡もっとょ、抑えないと…んぁっあんっ♡」
俺の存在を意識した途端に、また一際声が大きくなる。
杠「早くイカないと…♡誠くんが探しにきひゃう♡」
もう我慢の限界だった。俺は襖を勢いよく開けて、乱れる牝に襲いかかった。

とりあえず12時くらいにエッチシーンの募集をします。

もし176と177が消されてたらwritingで魚拓を貼り付けるのでだいじょーぶ！
募集内容の傾向としては、最初は襲いかかってるので、無理矢理感があると嬉しいなぁと思います。

杠　紅羽(ゆずりは　くれは)
年齢:17歳
初期正気度:39
探索力:85
絆:21
容姿:銀髪ツインテールで赤目
身長: 152cm
体重: 45kg
体格: B72/W56/H71
性格:クールで大人しく、感情の起伏に乏しい
部活・趣味:帰宅部・読書
好きなこと:読書
苦手・嫌いなこと:淫らなこと
秘めた淫欲:囁きに弱い
備考:昔父親に襲われかけたことがありそのショックで感情が死んでしまっており常に無表情
そのため男性に苦手意識もある

では、187までエッチシーン募集します。

>>178 で言った通り、傾向としては誠が杠を無理矢理〜が良いですが、まあ無理に拘らなくても大丈夫です。

>>184

>>185

>>186

>>187

>>188

>>189

dice1d6=4 (4)

最後の方がかなり僅差で投稿されてたので6つから抽選

杠の秘められた淫欲と反するものではないし、スレ主的には構わない感じです。

書きたくない性癖だったら断ってから書かないことにはします。

あとは創造主が嫌ならそこはカットするかなぁ〜くらいですね。

>>192

はーい

杠との交わり1

https://writening.net/page?azYpAi

正気度減少

誠実37-dice1d6=4 (4)

杠紅羽39-dice1d6=5 (5)

絆上昇

杠紅羽21+dice1d10=2 (2)

正気に戻った後、杠さんは口も聞いてくれなかった。自分が男に対してあんなに乱れたことが信じられないのだろう。きっと心は混乱しているはずだ。
それは俺も同様だった。今までは誘われてという形でセック◯してしまっていたが、今回は自ら進んで行為に身を投じた。
状況に慣れてきてしまっているのか、それともこの異界に取り込まれつつあるのか。
とにかく今まで以上に気を強く持たないといけない。生存者全員とヤッておいて今更かと思うが、傷は浅い方が良い。
みんなは、本当は俺とセック◯なんてしたいと思ってないはずなんだから。

今日はここまで〜。お疲れ様でした。
いつも感想や保守ありがとうございます。
思ったより絆の伸びが悪いというか、もう少しダイスを増やしてもいいかと思い始めてきました。

水那が可哀想というコメントを何度か見ましたが、ルートによっては彼女と村に永住するルートや、一緒に脱出するルート、脱出したけど結局村に戻ってきてしまうルートなども想定してます。
まあ、ダイス次第になってしまいますが

オマケの如月緑

質問ありがとうございます。

夕食の前に、民家で発見した本の情報はすでに生存者全員で共有した。
如月「この水那様って…水那さんのことなのでしょうか？」
「たぶん…」
朝比奈「神様なんて本当にいるわけないじゃない。あの子も、ここに迷い込んでしまった子供なんじゃないかしら？」
オカルトを信じられないのだろう。先生はあくまで理性的な意見を言う。
杠「でも…なんか水那さんは…他とは違う雰囲気を感じる…よ」
彼女の持つ神秘的な雰囲気は神様だからということであれば、納得できてしまう。

如月「もし水那さんが本当に神様なら、神様パワーで村から脱出〜！…なんてことしてもらえないでしょうか？」
杠「…夜にお願いしてみる」
力をほとんど奪われたみたいだから期待はできないけど、ダメ元で頼んでみよう。何かしらの方法は授けてくれるかもしれないし。
しかし、人間に裏切られて力を奪われた神様が再び人間に力を貸してくれるだろうか？むしろ恨んでいる可能性のほうが高いのではないだろうか。

朝比奈「仮に水那さんが神様だとして、自身を奉る祭りで、その…ねぇ？申し訳無いけど、この本を読む限り私は彼女を信用してはいけないと思うわ」
先生的には、水那さんと生徒たちが関わることでより事態が悪い方へ向かうのでは無いかと不安なのかもしれない。実際、彼女のせいかはわからないけど、先生は俺と…。
当時のことを思い出して変な気持ちになりそうだったが、切り替える。

「先生の不安は最もですけど、水那さんは俺たちの質問に答えてくれるようですし、もしかしたら村から出るきっかけになるかもしれません」
朝比奈「でも…」
先生は生徒たちを守りたい気持ちと、脱出したい気持ちの板挟みに悩んでいる。
「なら、俺が1人で話を聞いてきますよ。それなら」
朝比奈「ダメよ。誠くんだけ危険な目に遭わせるわけにはいかないわ」
朝比奈先生にピシャリと止められてしまう。
「水那さんは悪意は持ってないと思いますよ？」
朝比奈「そんなの分からないわ」
水那さんを嫌ってるわけでは無いのだろうけど、よく分からないものに対する恐怖から忌避感が出てしまっているようだ。
しばらく口論になったが、結局みんなで話を聞くことになった。

広間で夕食を終えると、そのまま話し合いにシフトする。水那さんに対しての警戒心から、緊張感が漂う。
水那「…それでは、何を聴きたいのでしょうか？」
「それじゃあ…」
俺たちは事前に考えていた質問をいくつか投げかける。
「水那さんは俺たちをどうするつもりなんですか？」
水那「私は皆さんに何もするつもりはないですよ。ただ…そうですね。皆さんの希望には反してしまうのでしょうけど、このまま村で一緒に過ごせたら良いとは思っています」

何やら規制がいきなり来てですね
とりあえず夜も遅いので、今日はここまでということで

彼女がそう望む理由に覚えがある俺は動揺しなかったが、女性陣は顔が強張る。
水那「時間が経てば経つほど、皆さんはこの村に取り込まれていくでしょう。ですので、私が能動的に何かする必要はないのです。そもそもこの異界を成り立ちに、私の意志は反映されておりません」
「もし俺たちの脱出を手伝って欲しいと言ったら？」
水那「手伝いはしないと思います」
水那さんは申し訳なさそうに頭を下げる。
水那「ただ、もし皆様が脱出の手段を見つけたのであれば、それを邪魔することもいたしません。邪魔できるほどの能力もありませんので」
目的についての質問はここまでにする。他には…。

「昔、ここの村で崇めらていた水那様について教えてくれないか？水那さん自身のことだとは推測してるんだけど…」
その質問に少し驚いたように目を見開く。
水那「どこかで調べてきたのですね。たしかにその水那様という神は、私のことで間違いございません」
水那さんは自分が神であることを認めた。
「戦国の時代から明治時代の初期まで、この村付近でのみ信仰されておりました。水を司り、田畑に恵みを与えておりました」
水那さんは当時のことを懐かしむように語る。
「穏やかで満たされた日々だったと思います。たまに旅人のフリをして村に行くと、村人たちは握り飯を振る舞ってくれたり、子供たちに遊んで欲しいとせがまれたりしていましたね」

「実はこの本の記録で知ったんだけど」
そう言って、民家で見つけた本を彼女の前に差し出す。それを受け取り、ページをめくる彼女の顔は最初は穏やかだったものの、最後の方は悲しげになっていた。
「これは…村長の書いていた村の記録でしょう。懐かしい文字です」
「ここに書いてあることでいくつか気になることがあるんだけど、これとこれと…」
要点をピックアップして彼女に伝える。
「嫌かもしれないけど、特に気になってるのは神様としての力を奪われたことと、祭りでの…まあ…」
他の3人も少し気まずそうにしている。言い淀んだ質問を現代社会の異性に問いかけたら、たぶんセクハラで晒しあげられる。

水那「ああ…村人たちがしていた大勢での交尾のことですね」
朝比奈・如月・杠「こ、こうび…」
俺たちの心配と羞恥をよそに、水那さんはかなり動物的な表現をしてきた。もっとこう…男女の交わりとか…あ、いや。神様だからそこら辺の視点が人間と違うのかもしれないし、セック◯とか性行為とか、そんな感じの言葉を知らないのかもしれない。なにせ、本を読んだ限り、明治時代から外界との干渉もなかったのだろうし。

水那「あれは私が望んだことではなく、これは推測でしかありませんが、私への豊穣の祈りにかこつけて、気持ちよくなりたかっただけなのでは無いかと思います」
「なるほど…まあ、今の人間も何かにかこつけて、別の何かをすることはありますからね」
野球観戦にかこつけてビール飲みまくるとかそんな感じだろうか。何かしら理由をつけて別の何かをしたがるというか。昔は今より娯楽がずっと少なかっただろうから、セック◯が手軽な娯楽の候補に上がってしまうことがあったのかもしれない。

水那「ただ、それが私に大きな影響を与えたのは間違い無いでしょう」
如月「それはどういう意味ですか？」
水那「神様という存在は皆様が思っているほど絶対の存在ではないのですよ。結局は信仰によって成り立っている存在なので、誰も信仰してない存在にまでなったのなら、霧散するでしょう」
杠「それなら…なんで水那さん、まだ生きて…る？の」
俺が思った疑問を杠さんが口に出してくれる。
水那「それはこの本に記載されているように、村長が私から奪った力を使うために楔として私がここに封印されていること、そしてこの異界が村が濁流に飲まれた日の1日を繰り返しているからです」

朝比奈「同じ1日を繰り返す…ですか？」
水那「ええ。毎晩決められた時間に、皆さんは濁流に襲われているでしょう？あれは過去に村長が私の力を扱いきれずに暴走させてしまった結果、起こった現象です。アレで結果的に村が水害に遭い、壊滅しました」
「仮にその…1日が繰り返されてるとして、壊滅する前に生きていた村人たちは？」
村壊滅までの1日をループしているなら、村人がそこら辺を歩いていてもおかしく無い。しかし、俺たちがこの村に来てから出会ったのは水那さんだけだ。
水那「暴走した神の力…もとは私の力ですが、それがこの異界を作り出しました。人間や神といった力を収めておく箱を失った力は村の周囲に拡散して結界のような力場を生み出したのです。結局その力は私の元には返ってきませんでしたが、私の思念のようなものが乗り移っていたのかもしれません」
彼女は己を恥じるように俯く。

「水那さんの思念？」
水那「はい。村長が力を上手く扱えなかったのもそのせいかもしれません。力を奪われていた時、私には様々な感情が渦巻いていました。混乱、焦燥、不安、悲しみ…そして怒りと恨み」
仲良くしていたはずの村人から突然裏切られたのであれば、それらの感情も納得できる。
水那「村人たちがここにいない理由ですが、彼らを怒り恨んでいた感情が力に乗った結果、異界形成時に彼らの存在を弾いてしまったのではないかと推測しています。その結果、私は長い間…皆様がいた時代がいつかは存じませんが、そう感じるくらいには長い間、独りぼっちになってしまいました」

水那さんの過去を聞いて暗い雰囲気になってしまった。明治から数えれば300年くらいは独りぼっちだったことになる。想像することしかできないが、それは寂しいし、もしかしたら狂ってしまうかもしれないほど辛い出来事のはずだ。
女性陣も水那さんに対してつい同情的な視線を送ってしまっている。
水那「だいぶ横道に逸れてしまいましたが、話を戻しましょう。祭りでの村人たちの交尾が私に与えた影響についてですね」

水那「神が信仰の影響を強く受けると言いましたが、つまり周囲の信仰者がそう思えば、自ずと神もそちらの存在に寄ってしまうのです」
つまり…。
水那「祭りで村人たちが交尾をするようになった結果、私は子宝や淫欲を司る神とも思われたようです。その結果、私の周囲では淫欲を誘発するような力場が発生するようになってしまいました。神の力をほとんど奪われたと言いましたが、残った力がこれです」
淫欲を誘発という言葉に、俺たちは雷に打たれたような衝撃を受ける。つまり、俺たちがセック◯してしまった原因は水那さんにあるということだ。小川で嫌われるから言いたく無いと言っていたのに…彼女なりの誠意だろうか。

朝比奈「それは、意識的に効力を消すことはできないのでしょうか？」
朝比奈先生が恐る恐る聞いてみるが、水那さんは首を横に振る。
「ごめんなさい。淫欲を司るようになってから、自らの存在を維持するのに性的な力の波動とそれに伴う感情の摂取が必要になってしまいました。水の神でもあった頃は、お供物などのご飯だけで十分だったのですが、水の力を奪われて以降は、私はこれでしか生命力を得ることができなくなりました。普段は力を抑えるように尽力してますが、皆様で言うところの空腹・飢餓感を覚えると、歯止めが効かなくなってしまいます」

如月「でも、何年も独りぼっちだったんですよね…どうやって生きてきたんですか？」
それは当然の疑問だ。
水那「1日毎に消去されるとはいえ、森には野犬やクマたちの動物の営みもあります。彼らが交尾している場所の近くに行って、性的な力を分けてもらっていましたが、それに伴う感情の部分が淡白で栄養源としてはイマイチでした。それに毎回同じ時間に同じ場所で交尾をしているわけでもないので、何も摂取できない日も珍しくありませんでした」
杠「…それって…、さっき私たちに残って貰いたいって言ったのって…私たちのこと餌扱いしてるってこと？」
先ほどまでは同情の色が強かったのに、杠さんからは嫌悪の色が滲み出ている。

水那「……そう思われても仕方がないですよね。皆様方に残って欲しい理由の第一は寂しいからではありますけど、お腹を満たすという気持ちが次にあるのは否定できません」
杠「酷い…あ、アタシ、貴女のせいでしたくもないことさせられたの？」
水那「したくもないこと…ですか？」
杠「そうよ！貴女のせいで、アタシ…は…」
チラッと俺の方を見る。そして口をパクパクさせて口篭った。その様子を見て、他の2人から俺への視線がキツくなった気がする。
朝比奈「誠くん…」
如月「まさか…」
「いや…これは」

俺が責められそうになっている横で水那さんは話を続ける。
水那「杠さんは本当に嫌だったのですか？」
杠「あ、当たり前でしょ」
水那「確かに、私の周囲では淫欲が誘発されてしまいます。それでも本当に嫌だと思ってることを強制できるほどのものではありませんよ」
杠「そ…んなわけない」
水那「誘発力の強弱の違いはありますが、心のどこかで少しでも淫らなことを望んだなら、抗い難くなる。これはそういう力です」
杠「アタシは望んでなんか…」
杠さんはその後の言葉を紡げなかった。俺も含めて、ほかのメンバーも同様だった。

他にも本の内容の成否を聞いたりしたが、書いていることは本当らしい。
一息ついたところで、水那さんから質問が飛んでくる。
水那「ところで皆様は明日からどうするつもりなのでしょうか？」
「えーと、何を？」
質問が漠然とし過ぎていてよく分からない。水那さんは淡々と説明する。
水那「私のせいで、皆様は1日2回…もちろん我慢することができれば0回ですが、性を発散することになると思います。皆様としては、交尾に対して否定的な意見が多いのは分かっております。ですので、私の生命力が低下した段階…つまり、淫欲の誘引を制御できなくなった時に、どのような対象をするのか考えておいた方が良いと思います」

俺は我慢できるだろうか？あの狂おしいほどの感情を。俺はあの快楽を知ってしまっている。淫らなことを一切求めない考えなんて、絶対にできない。そのタイミングで他の女の子が近くにいたら襲ってしまう可能性が非常に高いように思えた。

朝比奈「心配だけど、なるべく互いに離れて生活するしかないんじゃないかしら？」

如月「そう…ですね。寝る時もそれぞれ別の民家でした方が良いかもしれません」

杠「探索も…個人個人でしなくちゃ…だね」

「それくらいしかない…か。情報の共有はどうする？」

互いに近づかないようにするなら、手段は限られる。何かノートや文字を残せる物を拠点となる民家に置いて、情報共有する手法が採用された。

絆上昇

如月緑31+dice2d10=1 2 (3)

杠紅羽23+dice2d10=1 1 (2)

朝比奈莉央37+dice2d10=7 4 (11)

水那7+dice2d10=4 5 (9)

俺たちがそのように相談している様子を、水那さんは寂しそうな表情をしながら眺めていた。
水那「賑やかな日も今日で終わりですね」
淫欲の誘引の発生源である水那さんに近づくわけにはいかない。それは誰も言わなくても理解できてしまった俺たちの共有認識だった。
水那「ただ皆様、ご飯の確保は大変でしょう。毎日簡単な物を作って、朝と夕方の決まった時間にその拠点に置いておきますので召し上がってください。時間をズラせば互いに会うこともないでしょう」
「そこまでしてもらうわけには…」
水那さんの寂しい、独りぼっちは嫌だという気持ちを無視して俺たちは行動しようとしている。それなのに好意に甘えるのは気が咎める。
水那さんは俺たちに向かって首を横に振る。

水那「いいえ、もともとは私が力を奪われなければこのような事態に皆様を巻き込むことはありませんでした」

そう言って立ち上がると広間の扉を開く。

水那「私は自室に戻ります。皆様がこの村から抜け出せることを願っております」

そして水那さんは丁寧に一礼した。

水那との絆16 dice1d100=81 (81)

数値以下で、誠はこの屋敷に残る選択をする。

数値以上で、事前に話した通り、それぞれ別々の民家に拠点を移す

その日の夜…

ヒロイン正気度ダイス

失敗で夜這いに来る。複数人の場合は、出目が一番高いヒロインが来る

50朝比奈dice1d100=21 (21)

53如月dice1d100=55 (55)

34杠dice1d100=51 (51)

誠正気度ダイス

誘惑に打ち勝てるかのダイス。失敗でエッチしちゃう。

33誠dice1d100=62 (62)

>>234

そんなはずはないんですけどね…なぜか出目が振るわない(´･ω･｀)

>>235

悲しいなぁ

如月さんが夜這いに来るようです。

エッチの内容を安価します。

誠くんがどんな風に起きるのかも書いてくれるとありがたいです。

例えば、股間をぺろぺろされた感触で起きるとか。すでに挿入してて、如月が腰を振ってるとか。簡単で大丈夫です。

>>241まで！

プロフは以下

如月　緑

年齢:17

正気度:53

探索力:50

絆:31

身長: 160cm

体重: 56kg

体格:貧乳でスレンダー気味な黒髪ロングで和装が似合う大和撫子系

性格:お淑やかで上品な振る舞いをするが本性はダウナー系でだらしない

部活・趣味:弓道部

好きなこと:スイーツ食べ歩き

苦手・嫌いなこと:お稽古

秘めた淫欲:尊厳破壊

備考:和風な名家の長女。抑圧されて育っており色々と反動が大きい

安価ありがとうございました。

本当はもう少し選択肢ダイス振ってルート進めていきたい気持ちがあれど、消される可能性考えたら、溜め込んだのをフリーWi-Fiで全放出！ていうのが丸いなぁと思っております。

書き溜めするためにいくらか先にダイスを振る！

翌朝の行動（探索）、昨晩エッチした如月は除く

dice1d3=1 (1)

1.村へ（杠と会う）

2.森へ（朝比奈と）

3.屋敷へ（水那と）

探索判定

誠50dice1d100=10 (10)

杠85dice1d100=25 (25)

朝比奈60dice1d100=47 (47)

それでは今日はここまでにします！
お疲れ様でした〜！
質問なり感想なりあったら、空いた時に返信します。

おはようございます
今日はえっちシーン書いて、探索シーンはやれたらやります

>>246

村にいる間に恋人関係になるのか、脱出後になるのか悩み始めてます。最初は後者でしたけど。

ハーレムに関しては、とりあえず今後の関係性を決める絆ダイスで全員成功が必要ですね。もしくは全員正気度0になってバッドエンドの場合はみんな村に取り込まれるパターンもそれです。

水那が村に残るか村の外に出られるようになるは話の展開次第ですね。水那が外界に出ても大丈夫になる手段を手に入れられなかったら、彼女とはお別れになる可能性が高いです

2回目のシーンは女の子視点で描いてみようかなと挑戦中。

如月との交わり2

https://writening.net/page?NEQTH7

正気度減少

誠33-dice1d6=3 (3)

如月53-dice1d6=6 (6)

絆上昇

如月34+dice2d10=8 8 (16)

津波から藻がいて水面から顔を出すと、ベッドの上だった。さっきまで身体を重ねていた如月さんはいない。
また誘惑に負けてしまった。水那さんは身体を重ねるほど村に取り込まれてしまうと言っていたが、それなら最も危険な状況なのは俺だろう。我慢できないと、単純に他の3人より進行のペースが4倍なわけだ。
幸い、今日から単独行動が多くなるわけだから、多少なりとも進行のスピードは落ちるはずだ。周りに誰もいない場合、1人で抜くのも我慢だ。いざとなったら頭を何かに打ちつけて気絶してやる。

気合いを入れ直して、俺は情報共有の拠点となる民家を目指す。途中、水那さんの屋敷が目に入った。
「水那さん、大丈夫かな」
寂しがっていないだろうか。昨日の去り際の彼女の顔を思い出して、胸が苦しくなる。かと言って近づくわけにもいかない。いつ発情するか分からないのだ。その時に、目の前に彼女がいたら…。
彼女との初めての交わりを思い出して、淫欲関係なく愚息が元気になってしまう。
「さっさと移動しよう」
俺は雑念を振り払って民家に向かった。

民家に着くと、美味しそうな焼き魚の匂いが鼻腔をくすぐった。匂いのした部屋に向かうと、4人分の朝ごはんが用意されていた。

「水那さん、ありがとうございます」

ここにいない彼女にお礼を言って、他の誰かが来る前に急いで完食する。

お盆を部屋の隅に片付けてから民家を出る。とりあえず、今日は他の空き家に何かないかを探ってみよう。

この時、俺はお腹いっぱいになった事に満足してミスを犯した。誰がどこにいるかが分かるように、ノートに行き先を書くはずだったのだが、それを忘れていたのだ。

探索判定

50誠dice1d100=3 (3)

85杠dice1d100=88 (88)

とりあえず儀式についての本が手に入るんですけど、記載する内容がまとまってないので、今日の描写はここで終わりです。

もしかしたら、あとで投稿するかもしれません。

杠とは本を発見した民家で遭遇。情報を共有した後に、淫欲でどうなるか〜？

正気度ダイス

誠30dice1d100=83 (83)

杠34dice1d100=6 (6)

両方失敗でエッチ。杠だけ失敗の場合は誠が絆ロールで正気に戻す。

絆ダイス

杠25dice1d100=8 (8)

成功で杠を正気に戻してエッチ回避

それでは今日はここまでにします！

お疲れ様でした〜。

探索描写のあとに、杠との絆上昇ダイスを振る予定。忘れてたら教えてください。

いつも感想なり合いの手なりありがとうございます。

とりあえず最後に、杠との探索が終わった後の、午後は誰と過ごす事になるのかをロールしておきます。

dice1d2=1 (1)

1.森へ（朝比奈と）

2.屋敷へ（水那と）

ちょっと別のアイディアを思い付いたので儀式の情報の出し方を変えます。今回の探索には成功してるので、情報が出るかのダイスは振りません。もっとホラーのトーンを上げるためですので、許してください。あ、エッチなことも増えるよ…たぶん？

水那の力を奪った外国人のプロフを夜に募集する予定です。

？？「おんや〜？アンタ、誰やね？」
「？！」
適当な民家の中を探索していると、いきなり声をかけられて驚く。ぎょっと振り向くと、そこにはボロボロの服を着て、茶色に日焼けした肌を泥と汗で汚した老人がいた。クワを肩に乗せたその姿は、まるで昔話に出てくる百姓のおじいさんだ。
この人は誰だ？まさか異界に迷い込んでしまった新たな犠牲者か？なんで今まで農作業をしていたかのように汚れてるんだ？
混乱して黙ってしまっている俺に、お爺さんは納得したとでも言うように、拳で掌をポンと打つ。

爺「あー！変な格好しとうし、言葉が分からんてことは、あの外国人さんのお弟子さんか、なんかかえ？」
外国人？俺の仲間に外国人はいない。誰のことを言っているんだ。
おじいさんは勝手に納得してウンウンと頷く。
爺「やー、アンタのお師匠さんのおかげで、ワシらの村はこれから安泰やね。水那様に村長にお力を譲ってもらえるように頼んでくださったんやからね」
「？！」
このお爺さん、まさか当時の村人なのか？外国人が水那さんに力を譲るように頼んだ？でも、水那さんは奪われたことを肯定していた。真実はどっちだ？それに、なんで今まで会えなかった村人がここにいる？水那さんの話では、彼女の感情が乗ってしまった力を元にした結界のせいで村人はこの異界から弾かれたんじゃなかったのか？

ほむほむ。今回のヒロインは黒髪率が高いですね〜。マゾみたいなので無理矢理するにはもってこいな性癖ですわ。


出てきたのは、小さな背丈に不釣り合いなほど大きな胸の女の子だった。クマのあるジト目でこちらを怪しげに睨んでいる。陰気な雰囲気が、なんとなく魔女って感じがする。
「HELLO〜」
とりあえず英語で挨拶してみる。第二言語は英語しか知らん！
その言葉に眉をピクリとさせた。どうやら通じてはいるらしい。
爺「やっーぱり、外人さんのお弟子さんだったべ」
アンスリア「いや…ちが」
「YES！YES！」
日本語が通じることに驚きつつも、否定されそうになったので、咄嗟に遮る。
「let's go to room！！」
アンスリア「え、いや」

彼女の手首を掴んで、無理矢理その場から移動させて、適当な部屋に連れ込んだ。
アンスリア「きゃっ？！」
強引に連れ込んだせいで、彼女が身体を壁に打ち付けてしまう。
「ご、ごめん。痛くなかったか？」
アンスリア「（ぽっー）…はっ！？あ、アナタなんなのよ！？」
痛みのせいか一瞬惚（ほう）けていたが、気を取り直して文句を言ってくる。
「俺は誠実。アンタが水那さんから神の力を奪ったのか？」
アンスリア「そうだけど…それが？頼まれたからやっただけ…だし」

悪びれもしない返事に、水那さんの寂しそうな顔を思い出して怒りが込み上げてくる。
「ふざけるな！お前のせいで、水那さんがどれだけ苦しんだか！」
魔女の両肩に手を置いて壁に押し付ける。魔女が呻く。
アンスリア「うっ…はぁ…はぁ…♡」
「…大丈夫か？」
強く押し付けすぎたかもしれない。呼吸が荒くなっている。気のせいかもしれないが、興奮してるようにも見える。
両手の力を抜こうとした瞬間、あの衝動がやってきた。頭の中が暴力的な性衝動で埋め尽くされる。
こいつが悪いんだ。この魔女のせいで水那さんが悲しんでる。懲らしめなきゃいけない。この魔女を犯して、情報を吐き出させてやる。

おはようございます
アンスリアはこんな感じかな？

今日は更新が難しそうなので、質疑応答でお茶を濁す！

>>293

過去の人物ですね。後述にある通り、スレ主的には生還するキャラクターとしては見ていないので、好感度（絆）設定はいらないかな〜と思ってます。

>>294

全員消えますかね。残ってもいいかもだけど、じゃあ神の力を奪えるほどの魔術師がなんで300年も異界から脱出できなかったねん！という設定の整合性を取るのが難しそう。もしアイディアくれたら、採用するかもしれません。

>>279

たぶん初めて！

おはようございます

アンスリアとの交わり1

アンスリアとの交わり1 | Writeningアンスリアとの交わり 壁に押し付けた魔女の巨乳を右手で乱暴に揉みしだく。 アンスリア「ひゃぅっ？！♡いきなり何するの！」 「悪い魔女を懲らしめるんだよ！」 胸の形が変わるほど、ぎゅぅっと握り込む。 …writening.net

正気度減少

30-dice1d6=3 (3)

魔女アンスリアが白状した情報は以下の通りだ。

・実は自分も数百年間、この異界に囚われている。

・水那様から奪った力は村長に譲渡した。

・修練を積んでから力を使うように進言したが、聞き入れてもらえずに、あの大水害が起こった。

・その後、永遠に水害の日の1日を繰り返す異界に取り込まれたことに気がつく。

・異界化の起点になっているのは、水那様の力である事は明白だったため、力の持ち主を殺せば脱出できるはずだと思った。

・最初に村長を殺してみたが、何の変化もなかった。

・次に力の元の持ち主である水那を殺そうとしたが、いくら探しても見つからない。

・仕方がなしに儀式や魔術的な手法を用いて脱出しようとしたけど、自分がそれらを使えなくなってる事に気がついた。

・儀式の材料も、この村の敷地内では手に入らないものばかりだったため、脱出は諦めていた。

異界化解除の儀式に必要な道具
・拡声石
持ち主の声を拡声する力がある不思議な石。魔術の祝詞や呪文を、最低でも村全体に響かせるのに必要。水害の時に流されてしまった。異界の内にあるのか外にあるのかも分からない。
・魔法陣を仕切る金属の大きな板
どんな金属でも良いけど、大きな金属板で魔法陣を円状に囲む必要がある。村の家屋は木製で諦めている。
・魔力
異界の範囲によるけど、村一つ分となるとそれなりに必要。儀式中に補充も出来るけど、その場合、魔法陣の中で男女が交わる必要がある。

これらの話を聞き終わった辺りで急激な眠気と痛みに襲われた。床に倒れ込む。
アンスリア「キミ、大丈夫？！」
アンスリアの声が徐々に遠ざかっていく。瞼も開けていられなくなり、やがて意識を手放した。

目を覚ますと、心配そうな表情の4人が俺の顔を上から覗き込んでいた。
水那「目を覚ましましたね」
如月「安心しました」
朝比奈「良かった…目を覚さないんじゃないかと思ったぞ」
杠「……びっくりしたんだから」
集まると危険性が増すから、みんな単独行動をしていたはずだ。なのに集合しているのだから、何やら異常事態が起こったのだけは分かる。
「えーと…ごめん。いったい何があったんだ？ううっ…いってぇ…」
身体を起こそうとするが、頭痛が邪魔をする。
杠「…誠くん、覚えてないの？すごく怖かったんだから」
杠さんが泣きそうな顔になる。俺、何かとんでもないことをやらかしたのでは？

その時の状況説明をお願いすると、杠さんは唇を震わせながら話してくれた。
杠「アタシ、民家を探索してたんだけど、たまたま誠くんと遭遇しちゃって…。行き先ノートに民家は書いてなかったから大丈夫だと思ってたのに」
あ、そういえばご飯を食べた事に満足して、行き先ノートに村の民家を探索する事を書くのを忘れてた。
杠「誠くんがアタシに気が付いて…それでノートの書き忘れについて謝って……どうせだから情報共有…と言っても互いに何も見つからなかったんだけど……それで誠くんが別の場所に移動するよ、って言った時に膝を折ってうずくまって…それと同時に私の身体も熱くなって…」
水那さんが申し訳なさそうな顔をしている。

「まさか、俺…また杠さんを襲ったのか？」

淫欲の誘発があったとはいえ、また嫌な思いをさせてしまったのか？

杠「…ううん。血走った目でこっちに来たけど、私も身体がなぜか動かなくなっちゃったんだけど、もう少しでアタシに触れそうになった時に、誠くんが絶叫して頭を壁に何度も打ち付けて気絶したの」

それでこんなに頭が痛いのか。落ち着いて自分のことを観察すると、頭に包帯が巻かれていることに気が付いた。

「そっか。ちゃんと杠さんのこと守れたなら良かった」

杠「…うん。ありがとう」

なんだかモジモジし始めた杠さんにドギマギしてしまう。なんかこう…恋が始まっちゃった的な？

絆上昇

杠25+dice2d10=2 6 (8)

朝比奈「こほん！」
如月「杠さん。その後の事も話さないとね」
2人から謎の圧がかかる。それで気を取り直した杠さんが話を続ける。
杠「そ、そうだった。えーと、その後…霧みたいに誠くんの身体が消えちゃったの」
身体が消えたというワードに瞠目する。自分の身体をペタペタと触り、ちゃんと存在することを確認した。
「ふぅ。えーと、その後は？」
杠「尋常じゃないと思って、他の3人に助けを求めて、村中探し回ったけど見つからなくて…それで一旦水那さんのお屋敷に戻ってきたら、誠くんが空き部屋で倒れてるのが見つかったの」

周りを観察すると、アンスリアと交わった空き部屋である事に気がつく。いったい何がどうなってるんだ？
「あれ…そういえば、みんなは淫欲の誘発は大丈夫なのか？」
淫欲の誘発は水那さんの生命力の低下（彼女曰く人間で言うところの飢餓感や空腹感）によるもののはずだ。俺は…もしかしたらアンスリアとシたせいでスッキリしてるから大丈夫なのかもしれないが、他の3人も現状は平気そうだ。
俺の質問に3人は顔を真っ赤にして何も答えない。代わりに水那さんが答えてくれた。
水那「誠くんが行方不明という異常事態に気を取られていて発見するまでは平気でしたが、この空き家で発見した時に気が緩んで大変なことになりそうでした」
え、もしかして俺が寝てる間に3人が俺を？初日のことを思い出して、気絶していたのを悔やむ気持ちが湧いてきてしまう。

水那「大丈夫です。誠くんが考えてるような…私の生命力が多分に満たされるようなことはなかったですよ」

「…何も言ってませんが？」

水那「お顔に出てましたから」

…だって、男の子だもん…！

水那「代わりに私が口で処理させていただきました」

「え？」

それはそれで見てみた…いかんいかん。

水那「本当に…男の子ですね」

水那さんは微笑ましそうに苦笑している。

絆上昇ダイス

水那17+dice2d10=3 1 (4)

絆ダイス

水那の代わりに自分が処理しても良いと思っていた判定。絆の数値の半分以下で、むしろしたいとすら思っていたことになる。

朝比奈48dice1d100=31 (31)

如月50dice1d100=16 (16)

杠33dice1d100=24 (24)

朝比奈「その話は置いておいて、誠くんは何か覚えてる事ないの？」
先生が恥ずかしい話題をスパッと切り、俺のことについて聞いてきた。そうだ。これは重要なことだ。
「夢…かどうかは分からないんですけど、俺は村人と水那さんの力を奪った魔術師たちに会いました。その魔術師は俺たち同様にこの異界化した村に囚われていたみたいです」
その魔術師から聞いた２つの脱出方法を伝える。１つは水那さんを殺すこと。もう一つは、儀式を行って異界を解くこと。
満場一致で前者のは案は無しになる。そのため、必然と後者になるわけだが…。

如月「拡声石と大きな金属板と…魔力ですか」
「そもそも俺が見たものが、夢なのか現実かも分からないからね」
朝比奈「村に閉じ込められたり、変な事はいっぱい起きてるんだから、まずは誠くんが得た情報を真として考えましょう」
杠「うん…そうじゃないと何も動けない」
これらのアイテムをどうやって集めれば良いか。
朝比奈「とりあえずそれっぽい物が無いか、村の中を探すしかないわね」
大きな金属板なんてこの村にあるだろうか？昨日、今日で見た限り木造建築物しかない。拡声石に至っては、完全にファンタジーだ。

「じっとしてても仕方がないですし、探しましょうか」

朝比奈「じゃあ、誠くんは私と森に出かけましょう」

「え、でも単独行動しないと…」

最初の取り決めではそうなってたはずだ。

朝比奈「誠くんに特に異常なことが起こってるのよ。何かあった時のために、誰かが近くにいてフォローしないとね。だから先生として、保護者として、私が同行するの」

絆ダイス

水那21dice1d100=73 (73)

如月50dice1d100=10 (10)

杠33dice1d100=99 (99)

数値以下で朝比奈先生ズルいと思う。数値より上で、安心する。

お疲れ様でした。
今日は一日忙しくとりあえずハート押しただけで確認も参加もほぼ出来なかったので保守代わりといってはあれですが、感想の方書かせていただきます。
嫌がるそぶり(振り)をしながらも興奮してる様子や
高圧的で終始ペースを握っている誠くんの強い雄の部分が強調されててとてもえっちでよかったです。
緊急時というのもあってかいつもよりも
特に支配欲を感じるえっちで完全に雌を手玉にとってる誠くんはもはや王様ですね...
絆が増えたからか彼女たちから嫉妬心が見え隠れしてきたのも可愛らしくていいですね。

おはようございます。

>>329

嫉妬してるのは如月ですね〜。

さて、朝比奈先生にどんな言葉をかけるのか？

一般的な状況に則せば、朝比奈先生の言う事は最もである。それに記憶には残ってないが、いざとなったらまた頭をどこかに叩きつければ大丈夫だろう。
しかし、意外な子から反論が来た。
如月「先生、誠くんに誰か付かなければならないなら、私が担当しますよ」
朝比奈「それは有難い申し出だけど、生徒を危険に晒すわけにはいかないわ。もし犠牲になるなら、それは先生である私であるべきよ」
如月「そうはおっしゃいますが、探索の割り振りで体力担当の2人が固まるのはバランスが悪いと思います」

2人の議論が白熱していく。危険の震源地である俺が何か言うような雰囲気でもないので、そっと見守っていると水那さんが寄ってきた。悪戯っ子のようにニヤニヤしている。
水那「なにやら楽しいことになってますね？」
「楽しいことかな？」
水那「おや？誠くんは気付いていないのですか？彼女たちが争ってる理由を」
「朝比奈先生は自己犠牲で、如月さんは探索の役割の偏りで言い争ってるのだけでは？」
水那さんは「ふぅ…」と残念そうな目で俺を見てくる。
水那「誠くんは罪な…いえ、悪い男の子ですね」

なんとなく不名誉なことを言われた気がする。

そういえば、杠さんは何を思っているのだろうか？と視線を向けたが、特に何も言わずに議論の行方を見守っていた。

最終的に、最初の朝比奈先生が案が採用されて、俺と森での探索をする事になった。

野犬たちに襲撃されないか、周りを警戒しながら探索していく。地面にも気を配り、他とは違った石が無いかも注意深く見ていく。

探索ダイス

誠50dice1d100=90 (90)

朝比奈60dice1d100=23 (23)

成功で「拡声石」と「金属板」の代替品を発見

失敗の場合、金属板のみ

当てもなく道具を探していくと、やがてあの事故現場に到着した。クラスメイトたちの死体は何かが食い散らかした跡があり、酷い有様だった。
初めて事故現場を見た朝比奈はショックで押し黙る。俺も前回より凄惨な状況になっている事に動揺を隠せないが、一度見て耐性が出来ていたためか、先生より早く立ち直り、ある事に気がつく。
バスはかなりの衝撃を受けたためか、外装が剥がれかけている箇所がいくつかある。描く魔法陣の大きさにもよるが、運ぶ事で形を整えられれば金属板の要件を満たせそうだ。
「先生…」
心ここに在らずといった様子の朝比奈先生に声をかける。

ここで今日の描写は終わりにしておきます。

拡声石とか今後の書き溜めのために、ダイスコロコロ

正気度ダイス

朝比奈50dice1d100=90 (90)

失敗で誠を誘惑

誘惑した場合、抗えるかの正気度ダイス

誠30dice1d100=88 (88)

両方失敗でエッチ。朝比奈だけ失敗の場合は誠が絆ロールで正気に戻す。

絆ダイス

杠48dice1d100=33 (33)

成功で朝比奈を正気に戻してエッチ回避

エッチ回避した場合、夜は…

1.我慢できずに夜這いに…

2.我慢or 自らを慰めて抑える

水那dice1d2=2 (2)

朝比奈dice1d2=2 (2)

杠dice1d2=1 (1)

エッチしちゃうようです！完全な男女ですね！

エッチする場所は

dice1d3=1 (1)

1.探索終わって民家で

2.探索終わって、もうすぐ村に着きそうってところの森で

3.金属板運ぶのに疲れて休憩しに寄った森の中の川で

>>340

完全じゃなくて、健全の打ち間違い〜！

エッチの内容の募集は20時から始めます。

ヒロインは朝比奈、場所は探索終わっての民家でです。

金属板運ぶのは大変だったでしょう。汗がシャツに張り付いて…その姿にむらむら〜とか？

エッチ内容の安価を募集します！

>>347まで！

プロフはこんな感じ

朝比奈莉央

年齢:25

正気度:50

探索力:60

絆:48

身長: 177cm

体重: 59kg

体格::胸のサイズ100オーバー

部活・趣味:水泳部顧問　カフェ巡り

好きなこと:料理

苦手・嫌いなこと:婚期を親に相談されること

秘めた淫欲:キスが特に好き

備考:褐色で未だ初物の美人教師（誠に処女を奪ってもらった）

親からの催促にストレスを感じつつも好きなことに没頭しようとカフェ巡りを始めハマり料理にもハマる

>>344

>>345

>>346

>>347

dice1d4=3 (3)

本日はここまで！
安価ありがとうございました。
頑張って書くぞ〜。エッチシーンでオマケも追加する予定

>>350

ベストエンドは、この日の夜に誠くんが、このまま儀式したら水那が死ぬ（存在が消える）のでは？と気がつくかどうかにかかってます

>>338 前回の描写の続きから

朝比奈「え、あ、誠くん…ごめんなさい。ちょっとぼーっとしてたわ」

「いえ、こんなの見たら誰だってショックですよ」

朝比奈「……本当ならみんなで楽しい修学旅行だったはずなのにね」

朝比奈先生は目を閉じて項垂れてしまう。このまま放っておくと、悪い考えで頭がいっぱいになってしまいそうだったので無理やり話題を変える。

「ところでなんですけど、あのバスの外装。金属板の代わりになりそうじゃないですか？」

朝比奈「確かに…そうかもね」

先生は伏せてた視線をバスに向けた。

「さすがに1人じゃ骨が折れそうですんで、一緒に剥がすのを手伝ってください。早くしないと、陽も暮れちゃいますし」

朝比奈「ええ、分かったわ」

先生と俺はバスに近づいて、外装を取り外しにかかった。

特に道具があるわけでもないので、2人で力尽くで剥がしていく。やはりと言うべきか、ボトル部分でしっかりと固定された場所を剥がすのに苦労する。
「やっぱり固いですね」
朝比奈「そうね。でも、少しずつ緩くなっているわ」
ひねったり、蹴ったり、引っ張ったりしていく内に徐々にボトルが緩んでいく。やがて手で回せるほど軽くなる。
がちゃん。
「よし、これで取り外し完了！……っ？！」
バスの左面の外装を取り外すのに成功した。それと同時に中に詰まっていたクラスメイトの死体がハッキリと見えてしまう。野犬に喰われた状態の悪いものもあれば、まだ原型を留めているものもある。

朝比奈「っっ？！」
死体の敷き詰められたバス車内を見た朝比奈先生は泣きそうになるのを必死に堪えていた。担任として生徒たちを守れなかった事を悔いているのかもしれない。
とにかくずっとここにいるのは良くない。もしかしたら野犬が来るかもしれないし、こんか惨状を見続けるわけにもいかない。
先生に外装を運び出そうと提案しようとした時に、先生から声がかかる。
朝比奈「誠くん…あれ…」
先生が指差した方向を見てみれば、車内の死体の山の側にカラオケ用のマイクが落ちているのを発見した。

「マイクがどうかしましたか？」
朝比奈「儀式のためには拡声石っていう不思議な石が必要って言ってたけど、それは声を村に響かせるためよね」
「あっ…なるほど。マイクなら拡声石の代用品になりそうですね。お手柄ですよ、先生！よく見つけましたね」
朝比奈「でも…」
マイクは座席の下にある。外装を取り外したため、すぐに席の前までは行けるが、死体の山が近くにある心理的ハードルが近づくのを躊躇わせる。
「大丈夫ですって、俺が行きますから」
朝比奈「ごめんなさいね。先生なのに、誠くんに負担かけてばかりで」
「女の子に頼み事されて嫌な気分になる男はいませんって。それじゃ、パッと取ってきますね」

助走をつけてジャンプをしてバスのタイヤに足をかけて、中に飛び乗る。
より間近でクラスメイトの死体を見て気分が悪くなるが、努めて無視する。死者を悼むのは、ここを脱出してからだ。
身体を屈めて座席の下に手を伸ばす。座席から頭をだらんと垂らした死体と目が合う。生気はなくただただ虚無的な目でこちらを見つめてきた。
「ぅっ……」
濃い死の臭いで、胃の中の物が逆流しそうになるが、なんとか耐える。そして手にしたマイクを持って、素早くその場から立ち去る。
バスの上からマイクを振って、先生に成果を見せる。
「無事ゲットです」
朝比奈「ええ、何もなくて良かったわ」
日も落ちそうだ。早く撤退しよう。
バスから降りようとした時に、視界の端の異変に気がつく。
先生の右後ろにある死体がモゾリと動いた。

死体の下からノソリと野犬が出てきた。毛皮を血で汚し、鋭い牙に土埃がまぶされた肉片が引っかかって、口から垂れている。凶暴そうな瞳が先生を捉える。
野犬が先生に飛びかかるのと同時に、俺も先生に飛びかかる。シャツの背中の生地が引き裂かれ、背中に少し痛みを感じた。
朝比奈「きゃぁっ？！」
「ぐっ！？」
野犬に気が付いてなかった先生は俺に押し倒されて叫び声を上げた。
背中がジクジクと痛む。どうやら爪で引っ掻かれてしまったらしい。
野犬「グルル！バゥッ！！」
再び野犬が飛びかかってきた。大きな口を開けて、俺の首を狙っている。咄嗟にその場から離れようとしたが、先生が押し倒していることに気が付いて、動きが止まる。
このまま避けたら、先生が野犬の餌食になる…それなら！

俺はその場で、身体を反転する。その回転と同時にやぶれかぶれにキックを放った。
野犬「ギャウッ？！」
爪先に固いものが砕けた気味の悪い感触を覚えるが、そのまま足を振り抜く。重力に従って落ちた身体が、先生の柔らかい身体に受け止められるが、感触を楽しんでいる余裕はない。
運良くキックを当てられた野犬は地面に転がり、脇腹の痛みにのたうち回っている。
「先生！外装持って逃げますよ！」
朝比奈「え、へ？は、はい！」
素早く起き上がり、外装を2人で引きずって村へ逃げ出した。

幸いにも野犬の追跡も、他の野犬に襲われる事もなく村に到着した。村に到着するまでに、先生に背中の怪我は大丈夫かと色々心配されたが、大丈夫と答えた。実際、傷は浅く痛みもほとんどない。バイ菌が心配だが、それはもう水で洗い流すしか対処がない。
外装を俺の民家に運び入れた時には、もう少しで日が沈むくらいにはなっていた。金属板こと外装が重かったせいもあり、互いに汗でびしょびしょでシャツが肌に張り付いている。見てはいけないと思いつつ、透けている先生の下着に目が吸い込まれてしまった。

今日はここまでです！
お疲れ様でした。
リアルが忙しくなってきたのと、歯痛が辛い今日この頃

おはようございます。

>>376

>>378

触手も良いですね〜。異生物によって与えられる快楽…気持ち悪いのはずに気持ち良くなっちゃってる女の子は良き

>>377

母息子も良いですね〜。確かになぜか母親系は嫌厭されがちかも？

絆上昇

水那21+dice2d10=1 7 (8)

絆ダイス

水那1d100=

絆の値以下:このまま儀式をすると水那が消失することに気がついて、彼女も助かる方法を模索するルート

絆の値より高い:気が付かずに儀式を遂行するルート

diceの文字入れるの忘れてた

絆ダイス

水那dice1d100=93 (93)

>>381

29以下で水那生還ルート

30以上で水那お別れルート

>>368

>>374 の続きから

体力の限界まで朝比奈先生と交わり、食事も取らずに泥のように眠りにつく。

目を覚ますと、側に朝比奈先生はいなかった。ただ、自分が住まわせてもらってる民家と内装は同じなのに、そこよりずっと生活感があるように感じた。

身体を起こしたタイミングで部屋の扉が開く。

アンスリア「…あ、起きましたか」

「アンスリアか…」

つまり…ここは村人たちがいる方の…過去の廃村というべき場所か。

アンスリア「人のこと散々犯したと思ったら、いつの間にか消えてしまいますし。なんなんですか、貴方は」

「それはこっちが知りたいくらいだよ」
異界の中で、理由も分からずに別の世界を行き来して、頭がおかしくなりそうなことばっかり起こって。
アンスリア「それで儀式の方はどうにかなりそうですか？」
「道具はなんとか揃ったよ」
アンスリア「そうですか…そちらで儀式が成功すれば、私も自ずとここから解放されるでしょう。貴方たちの時代に出るのか、元の時代に出るのかは分かりませんが。もしかしたら全然ゆかりの無い世代で解放される可能性もありますけど、そこは運ですね」

その後、儀式のやり方をおさらいした。呪文の内容も頭に叩き込み、準備万端だ。ただ、問題としては…。
アンスリア「ところで、魔力供給に付き合ってくれる相手はいるんですか？」
「……わからない」
儀式の魔力を賄うために、魔法陣内でセック◯をする必要がある。
みんなと散々セック◯したが、あくまでもアレは淫欲が誘発された結果に過ぎない。正気の状況で付き合ってくれる女性がいるかは自信がない。
アンスリア「自信ないんですか？」
「まあ…」
こんな状況になるまで、あくまでただのクラスメイトや先生としてしか見ていなかった。水那さんに至っては初対面だったわけだし…。たった3日間で相手が自分に好意を持ってると確信するなんて自惚れではないだろうか？

アンスリア「…私の時代でしたら、あれだけのセック◯のテクを持ってれば…靡いてしまう女の子の1人や2人はいた…と思いますよ。そこに恋心があるかは別にして、またセック◯したいとは思うかと」
あくまで儀式のために必要な行為と割り切れという事だろうか？それが出来れば楽なんだけどなぁ。
アンスリア「貴方が選択するのか、仲間に立候補してもらうのかは一旦置いておいて。私と会うのはこれで最後になるかもしれませんね？」
アンスリアがすすっと隣に座って身を寄せてきた。
「ああ、そうだな。儀式について教えてくれてありがとう。たまたま会えたとはいえ、すごい助かったよ。でももし、俺たちと同じ時代に帰れたら、よろしく」

アンスリア「ふーん…鈍感だなぁ」

「え、何が？」

アンスリアは大きくため息をつく。

アンスリア「またセック◯したいって言って、こんなに近くに女の子が寄りそってるのに、何もしないのんですか？」

頬を染めながら期待するような瞳でこちらを覗いてくる。

誠正気度ダイス

dice1d100=48 (48)

26以上でアンスリアを襲う

据え膳のいう言葉が頭に浮かぶ。朝比奈先生としたばかりだというのに、股間は張り詰め、目の前の牝を味わいたいと訴えてきた。

アンスリア
年齢:18
身長: 158cm
体重: 不明
胸のサイズ: 92
容姿:黒髪ロングで瞳は金色。ジト目でクマがある
性格:陰気で少し卑屈。やや人見知り
趣味:魔法薬作り
好きなこと:静かなところ
苦手・嫌いなこと:うるさいこと
秘めた淫欲:潜在的マゾ
備考:人付き合いが苦手で異国の奥まった村に移住してきた魔術師だったが、此度の騒動に巻き込まれてしまった

>>396

>>397

>>398

>>399

>>400

dice1d5=4 (4)

きょ、今日は更新するぞー！

目が覚めると、また水那さんの屋敷で目を覚ます。
水那「起きましたか」
「すいません、俺はまた…」
アンスリアの世界に行っていたようだ。前回ほど切迫したような雰囲気はないものの、他の3人は心配そうにしていた。
如月「無事なようで良かったです」
朝比奈「ごめんなさいね。私が付いていたのに」
杠「……」
杠さんが朝比奈先生に厳しい視線を向けていた。大人がちゃんと生徒を監視出来ていなかったことを咎めているのか？

エッチシーン忘れてた

https://writening.net/page?vVKcr3

「まあ、これに関してはアンコントローラブルな現象なんですから、仕方がないですよ。理屈も理由も分かってないですしね」

俺がフォローを入れると、朝比奈先生はホッとした顔をして、杠さんは一瞬俺に目を合わせたかと思うと直ぐに逸らしてしまった。

如月「でも、それも今晩で終わりですね！」

水那「そうですね。誠くんが寝ている間に、儀式の準備はあらかた終わってますから」

「え、そうなんですか？」

なんか、すげー申し訳ない。俺が異世界でしてたことといえば、儀式のおさらいとセック◯だけという…。

杠「…水那さんも手伝って、くれたから。金属板蹴るのも楽しかったし…」
朝比奈「そうね。ストレス発散！て感じで」
あの外装を腕力だけで変形させるのは難しいと思ったが、なるほど。蹴ったのか。こんな訳のわからない状況に置かれてストレス溜まってただろうし、少しでも発散できたなら良かった。
そこから俺も含めて儀式のおさらいをする。
儀式の場は、水那さんの屋敷の庭。そこに土を棒で抉った魔法陣が描いてあった。魔法陣は結構広く、中に数名は寝転がれそうなスペースはある。

その周りを円形に整えた金属板で覆ってあった。魔法陣の中に入るには、金属板を傾けて下から潜るように入るしかなさそうだ。
そして、いよいよ覚悟を決める時がやってきた。魔法陣の中で誰と交わるか…である。正直、これは告白に近いものがある。外的要因で全員と関係を持ってしまっているとはいえ、誰か1人を選ぶのは難しい。女の子の方から立候補してくれたら嬉しい反面、それは男として情けない。
俺の緊張が伝わっているのか、女の子たちの表情も硬くなっている…早く決めねば！

絆ダイス（数値以下=成功）

水那29 dice1d100=6 (6)

朝比奈56 dice1d100=57 (57)

如月33 dice1d100=26 (26)

杠50 dice1d100=26 (26)

複数人成功した場合、最も数値が低いヒロインが選ばれる（脱出後のそのヒロインと交際）。ただし、朝比奈、如月、杠の3人全員が成功していた場合は水那を除いたハーレムルート。

全員失敗した場合は、水那が選ばれる。

おおう…これは悲恋ルートですね。
それはそれで仕方がなし

名前: 水那（みずな）
絆:29
年齢: 不詳
外見は10代半ばに見えるが、神としての存在は数百年。時間の概念を超えた存在で、屋敷に縛られ永遠性を帯びる。
身長:155cm
体重: 48kg
体格: 優雅で曲線的なシルエット。バスト86cm（B86）、ウェスト58cm、ヒップ84cm。滑らかな肌は象牙色で、花びらのような柔らかさ。
髪: 漆黒の長髪で、腰まで流れる艶やかなストレート。月光の下で深紅の輝きを帯び、椿の花びらが自然に絡みつく。
目: 深紅の瞳、吸い込むような輝きを持ち、感情に応じて紫や金に揺らぐ。睫毛は長く濃く、神秘的な魅力を放つ。
性格: 妖艶で優雅、神秘的な威厳を持つ。穏やかな微笑みと柔らかな声で、主人公たちを魅了し、安心感を与える一面を見せる。しかし、内心は深い孤独と執着心に支配されている。

>>419

>>420

>>421

>>422

>>423

>>424

dice1d6=4 (4)

とりあえずダイスで選ばれたのをメインに混ぜ混ぜする予定。

今日はここまでです！

>>220:信仰がない状態でまだ生きている理由

異界化を解除することで、信仰のない現世に戻った水那は存在を保てなくなることを、誠は推測できるはず（ >>381 のダイスで気が付けてないんですけどね）…。

好きな相手の重要なことに気が付いてないというのは、主人公として格を落とすことになると思うんですよ。ルートヒロインが後々ダイスで決まる弊害ですね。

かと言ってダイスで決まった事を覆すのは良くないので、220にて杠が「なぜまだ生きているのか」という質問に対して水那は答えを濁したことにします。「自分が楔として封印されている事」と「村での1日が繰り返されている事」は誰かからの質問で良い感じに答えた事にしておきます。

めんどくさいのでまとめると、水那が自分の存在を保つ為にはこの信仰力が残ってる異界が必要である事を意図的に隠したという事です！理由としては、それを話すと異界から脱出したがっている誠たちが躊躇ってしまうかもしれないから辺りですね。
誠たち側としては神様は信仰の力がないと存在を維持できないのは知ってるけど、水那は自分たちには話せない何かしらの特別な理由で存在を維持できている=異界化を解除したところで問題なく存在し続けるのだろうと思ってる感じです。

今日は更新無しです！
申し訳ない！

>>467

朝比奈と杠は呪いの如く、淫欲に苛まれる体質になってしまった模様。

>>469

孕んだのは朝比奈、杠、アンスリアの3名

>>470

閲覧注意の竿役としては素晴らしい成果ですわ！

何か他にダイスで判明したい事柄とかありますかね？あったらコメントお願いします。

>>479

水那との再会は確実にします。

なんたって信徒が誠のみで、本殿が自室に飾ってる神棚ですから！

たぶん家に帰ったら、水那がいてビックリ！という感じになるでしょう。

7年後の誠は何児の父か？

dice4d2=2 2 1 1 (6)

ダイス1個目は朝比奈との子供

2は如月との

3は杠との

4.アンスリアとの