- 1二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 18:43:20
……いつの頃から、そんな関係になったのかはあまり覚えていない。
少なくとも"彼女"との出会いは、キヴォトス中の空が赤く染まり、手酷くやられたあの日以降。私が、SRTの一件で公安局長の任を解かれていた頃の時期だった筈だと思う。
「……ん、もう出るの?」
気づかれないよう、ベッドから起きて身支度を整えていたが、やはり彼女に気づかれた。一糸纏わぬ、シーツ一枚の姿で、制服に着替えている私に抱きついてきたが、私はあえて振り返らない。振り返ればきっと、私はまた彼女を押し倒して、再びこの惰眠のような快楽を貪る羽目になるだろう。
「……公安局長に復帰した。暫くまた会えない日が続くだろう。お前も、ここではかなりデリケートな存在だ。私なんかと付き合い続けていたら、あまり良くないだろう。お互いの今後を考えると、そろそろ潮時かもしれないな……」
「私はそうは思わない」
「お前は良くても、私の立場がそれを許さない。それに……、お前には、帰るべき場所がある。そろそろ、戻ってもいいんじゃないのか?ツーリングしたいんだろう?お前の言う、"彼女"と……」
「……私にはまだ、その資格はないと思ってる。今まで自分のしてきたことを考えたら、致し方のないことだと思う」
「だとしても……、んっ………」
不意をつかれた。素早く正面に回り込まれ、両腕を掴まれて取り押さえられて壁に磔にされ、唇を奪われる。歯も、舌も、吐く息さえも彼女に吸い取られそうになる。
……どれほど時間が経ったのだろう。やがて、私の唇から唾液の橋を作りながら口を離した彼女は、上気した顔で口の端に絡みついた髪の毛を払いながら言った。
「………まだ、有給残ってるんだよね?だったら、今日一日はそれを消化してもバチは当たらないと思う。今日一日を使って、私たちの今後について考えよう?それが、そうする方が、ずっといいと思う」 - 2二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 18:46:33
どちらも大好きで、ふと思い立って立ててみたスレです。
ぱっと思いついただけのSSだから、長続きしないかもです。
他にも書いてくれる人がいましたら、大歓迎です! - 3>>125/06/08(日) 18:51:55
ちなみに、今のところは>>1までが限界ッス。勘弁してくれッス〜。
- 4二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 18:59:55
ほう…魔狼x狂犬ですか…興味深い
- 5二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:08:11
このレスは削除されています
- 6>>125/06/08(日) 19:10:26
- 7二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:24:32
かたやキヴォトスを救った一人、かたやキヴォトスを滅ぼした一人、か……
- 8>>125/06/08(日) 19:40:35
ちなみに、インスピレーションを得たのはこの2スレです。
【CP・閲覧注意】「どうして…あの人は……」【ナギナグ】|あにまん掲示板「私を……友達だと言ってくれるんだろう……。あの人が友達だと言っているのは、百花繚乱紛争調停委員会の副委員長としての『御陵ナグサ』? それとも……」「……駄目……怖いよ……。知りたい……けど、知りたく…bbs.animanch.com【エ駄死、幻覚CP】「シロコさん、貴女は私の事どう思っていますの?」|あにまん掲示板何時ものようにお互いの服を脱がせ合っていると、ワカモからそう尋ねられた「ん、どういう意味?」「別に、ふと気になっただけです。このふざけた部屋のせいとはいえ、何度も交わった仲ですから」「ふーん……」ふざ…bbs.animanch.com - 9二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 20:11:30
仕方なかったとはいえ、カイザーに協力していたって過去で曇らせも出来そう……
- 10二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 20:14:44
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 20:15:54
しっとり…好き
- 12二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 23:07:14
いいよね……
- 13二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 23:33:02
このままゴールインするより、刹那的な関係であって欲しい……
- 14二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 08:18:00
あ、アレって、確かヴァルキューレ公安局の局長さんじゃない?誰かと待ち合わせかしら……?
あ、クロコさんじゃない……。ん?局長さんと会ってる?待ち合わせはあの人……、えっ⁉︎
き、キキキキキ、キスしたぁ⁉︎今キスしなかった⁉︎ウソぉ⁉︎あの二人、そういう関係だったの⁉︎い、いつの間に⁉︎
……なんだか見てはいけない光景を目にした気がするわ。黙っていた方がいいんでしょうけど……、ちょっとだけ気になるわね……。バレないように、後をつけてみようかしら……。
- 15二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 08:50:47
キマシタワー?
- 16二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 10:46:31
- 17二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 13:47:05
- 18二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 19:18:56
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 19:19:57
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 19:22:37
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 19:24:52
- 22二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 20:02:58
- 23二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 23:16:26
(少しだけ参考にしてみた)
どれくらい前だったかは覚えていない。
ただ、その日はひどい雨の降る夜だったことは覚えている。
その日は、偶々行きつけだった屋台が休みだったことで、別の屋台で食事を取ろうと、その屋台に入った。
そこで、「彼女」……、かつてキヴォトスを滅ぼそうと別の世界からやってきた、アビドスの「もう一人の砂狼シロコ」と出会った。
「ん、大将?やってる?」
「いらっしゃい。やってるが、あんま席ねえぞ?大丈夫か?」
「そ、それなら私の隣で良ければ、いかがですか?」
今思えば、他にも空いている席があるのだから、別に声をかける必要はなかったはずだった。
だが、どう見ても彼女はシャーレや連邦生徒会の報告にあった女性の姿に瓜二つだったうえに、何より、その哀しく儚げな雰囲気が、どうしても気になった。だから私は、彼女に私の隣に来ないか聞いたのだ。
「……ん、ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて」
それから、食事をしながら彼女とたわいも無い話をした。どんな内容だったかはうまく思い出せないが、どこから来たとか、今日は何してたとか、そんな内容だったような気はしている。
だがそれから先は、途中から記憶が完全に抜け落ちている。
何故なら次に目を覚ますと、私はアビドスの廃墟にある彼女の隠れ家のベッドの上で、二人で全裸になって四肢を絡めあって眠っていたからだ。
- 24二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 23:40:30
しっとりしてて、ちょっとドロドロしてそうだな。
- 25二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 08:17:56
- 26二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 13:34:19
カンナの入れたコーヒーしか飲まなくなったり、お宝を盗もうとしてカンナに咎められるクロコはいる。
- 27二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:07:15
起きてすぐには、私と彼女ー仮に名前を「クロコ」としておくーは、一言も発さなかった。
確かに、先程「何も覚えていない」とは言ったが、厳密には少しだけ違う。言おうにも言えない、情けなくて気恥ずかしい、あまりにも下世話な理由があったからだ。
何故なら、どういうわけか彼女との行為だけを、鮮明に覚えていたからだ。興奮して汗ばみ、赤みかかった雪のように白い肌、艶やかで月光のように輝く銀髪、青空と夜空を思わせる瞳、行為による絶頂の度に漏れる艶やかな吐息、桜色の二つの胸の頂、洪水のように濡れた秘所……。
美しい彼女との交わりの一つ一つを思い出す度、私は耳まで顔が真っ赤になっているのが、側から見てもわかったはずだろう。現に、その時にクロコが作ってくれた料理やコーヒーの味は、全く分からなかった。
「……ねえ?」
思わず、私は上擦った声で答えてしまった。
「なっ、なんだ⁉︎」
私がそういうと、彼女はこう答えた。
「狂犬とも言われてるヴァルキューレの鬼の公安局長でも、あんなに凄い声をあげるんだ。ちょっと意外」
「うっ、うるさい!お、お前を強制性交等罪で、連行したっていいんだぞっ⁉︎」
私がそういうと、彼女はキョトンとした顔でこう言った。
「ん?でも、最初に誘ってきたのは貴女の方だし、そっちの方が積極的だったし……。今回の場合、むしろ私が被害者になると思う。一応証拠もあるし……、ただ昨日の夜のはすごく良かった。また一緒にヤる?」
それを聞いた私は、ショックのあまり暫くの間何一つ喋ることが出来なかったうえに、彼女の作った朝食がなんだったか、それどころか当時役職を失っていたとはいえ、急いで登校自体はしなければならないという事実すら、忘れてしまっていた。
- 28二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:27:12
保守
- 29二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:16:24
公安局長がクロコにレイサしただとぅ⁉︎
- 30二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 08:35:41
……というわけで、なし崩し的に今に至っている。
公務と学業が終わり、二人で屋台で食事を取り、その後は一緒に過ごす。
週末や有給ともなれば、朝まで交わり続けることなんてザラだ。
…だが、これがあまり健全でない付き合いでないのは間違いないだろう。そもそもが、私の犯した過ちから全てが始まっている。私自身の罪は私自らの手で清算せねばならないだろう。
だが、それなのに、クロコはなかなか私から離れようとしない。何故だ?何故、こんな罪深い私に、こうまで付き合ってくれるのだろう?
……また今度、何故なのか聞いてみるか。
しかし、それはそうと彼女の体力と◯欲はすさまじいな……。日頃の疲れもあるが、終わる頃にはお互い気絶していることなどしょっちゅうだ。良くついていけてるな、私……。
- 31二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 13:46:31
コハル「エ駄死‼︎」
- 32二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 17:15:13
保守
- 33二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:24:24
オホ声なんてない、衣擦れと息遣いと、ちょっとだけ唸り声が漏れるだけの上品な交わりなんだ……
- 34二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 23:28:20
- 35二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 23:45:20
良いな、この爛れてるまでは行かなくともお互いの傷を埋めるような、投げやりで献身的な交わり…好き過ぎる…
- 36二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 08:17:28
犯した罪の度合いが違いすぎて、それがきっかけでより二人で傷を舐め合っていくんだろうな…
- 37二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 08:36:39
- 38二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 13:28:47
多分事後はなんだかしんみりした感じに話したりするんだ…
- 39二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 14:22:02
無名の司祭?「チッ—駄犬に狂犬か」
- 40二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 15:18:25
- 41二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 19:06:19
多分いつもより調子の良さげな局長の姿を見たヴァルキューレは全員、「何があったんだろ?」と一度は考えるかも
- 42二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 23:26:15
「はあっ……、はあっ……。んんぅっ……はあっ!」
「うっ、くぅっ…!はあっ、はっ、うあっ……!ああっ、あっ……………‼︎」
「あっ…………⁉︎ああっ、んあっ、あああああぁっ、あっ…………………⁉︎はあ、はあ、はあ、はあっ…………」
その日の週末の夜も、明け方近くまで汗や愛液などでシーツをずぶ濡れにするほど交わってから漸く終わりを告げた。
組み敷いていた体勢を解いて、仰向けや俯せなど、思い思いの楽な寝相になって息を整えたところで、お互い珍しくまだ余力がありそうだと考えた私は、息を少し弾ませながらクロコに聞いた。
「……なあ、どうしてまだ、私に付き合おうとするんだ?」
「……前に、話した通り」
「それだけじゃないだろう。……話したくないなら別に構わないが、お前、まだ何か、わたに隠してる、ように見えるぞ?」
「………気になる?と、いうか、そう、見える?」
「残念、ながら、そう見える、な…。はあ、なあ、そろそろ、本当のこと、話してくれ。私だけなんて、不公平だろう……」
腕を額に当てたまま、目線だけを彼女に見やる。枕の下に両腕を入れて、俯せになった彼女の姿は正に官能的で、身体とベッドの間に押しつぶされた豊かな胸が、再び私の中の獣性に火をつけそうになったが、彼女の悲しく、苦しげな表情が、その気持ちを吹き飛ばした。
その状態から暫くして、意を結したようにベッドの上で寝転んだまま、身体ごと私に向き合ってから彼女は言った。
「………少し、聞いてくれる?信じられない話だとは、思うけど……」
私も一言、「ああ」とだけ言って、彼女の話に耳を傾けようと、体の向きを変えて、彼女の目を見ながら彼女を引き寄せた。
その時はまだ、まさか彼女の口からあんなにも信じられず、悍ましくも悲しい話を聞かせるとは思わなかった。
正直今でも、半端な覚悟で聞くべき内容でなかったと思っている。そのことは、彼女を誘ったあの日と同じく、今でも少し後悔している
だが、それと同時に、何故彼女が私に惹かれているのか、何故私も彼女に惹かれているのか、なんとなく、分かった気がした……。 - 43二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 00:00:02
大人な肉体関係すぎる……
- 44二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 08:22:21
多分、二人とも背中に引っ掻いた後とか、全身に噛み跡やキスマークがついてるかもしれない。
で、終わったらいつも互いにそのことを謝るんだ…… - 45二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 15:27:22
これ、ヴァルキューレ組とアビドス組の様子も見てみたいな……
- 46二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 22:09:07
「え?カンナ公安局長の様子が変、ですか?」
ある昼下がりの喫茶店にて、ヴァルキューレ生活安全局の二人の局員、中務キリノと合歓垣フブキはヴァルキューレ公安局副局長の少女、コノカに食事に誘われる形で相談を持ちかけられていた。
「いやー、あたしら公安局員の間でも『なんかあったな』って気はしてたんスけど……、まさかシャーレの先生直々に『其方の局長の様子が変だけど、何か知らないか』って連絡が来た時はたまげたッスよ。ウチら公安局としても、何回か姐御と仕事してるアンタたち二人なら、なんか事情知ってるんじゃと思って、改めてお伺いしようかと思ってッスね……。や、別にこれは取り調べとかの類じゃないッスからね⁉︎ま、まあ、あくまで任意ッスから、話したくないなら、別に構わないッスけど……」
「は、はあ。なるほど……」
「んぐんぐ……、んっ!ん〜……。ふむふむ、私たちを呼んだのはそういう理由ってワケか。まあ、奢ってくれたお礼に話せる範囲で話はするけどさ〜。正直私もキリノも所属は生活安全局だし、むしろそっちのが詳しいまであるかもよ?あんまり参考にならないと思うけどなー」
キリノと違い、黙々と料理を頬張っていたフブキがそう言ったが、コノカはそれでも何か引っかかると言いたげに唸る。
「うーん……。確かにそうなんスけど……。な〜んか、引っかかるんスよ〜。なんつーか、いつもならテキパキ片付けるはずの仕事ほったらかしてボーッとしてたり、時々物思いに耽ってると思ったら、突然顔真っ赤にして机とか壁を叩いたり顔伏せたり……。あ、後よくわかんないのが、最近姐御虫刺されが増えてんスよ。しかも特に多いのが太ももとかの足とかうなじとか首筋とかで……」
- 47二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 22:10:10
コノカがそこまで言ってから、フブキの顔色が少し変わった。そして、納得したかのような、「ああ〜」という声をあげてから、少し顔を赤らめつつ二人に話し始めた。
「多分、心配いらないと思うよー。というか、これ以上首突っ込むのは正直野暮というかさ……。まあ、聞きようによってはショック受けちゃうかもだけど……、聞きたい?」
「え?何か気づいたんですか、フブキ?」
「いや、別に気づいたってほどでもないんだけどさぁ……。えホントに聞きたい?」
「き、聞きたいッスよ〜!勿体ぶらないで早く話してくれッス〜!」
「わ、私も聞きたいですフブキ!」
しまった、もったいぶったような言い方をするんじゃなかったと考えたフブキだったが、二人の剣幕から後の祭りだと悟り、腹を括るために一息ついてから口を開いた。
「……あくまで状況証拠だけの、当てずっぽうの憶測だけってことは、頭に入れといてね。多分カンナ局長のプライベートに直結すると思うからさ。で、その上で話すけど……多分、カンナ局長の虫刺されは虫刺されじゃないよ。後そんな物思いに耽ったり顔赤くするのはさ………、多分アレ、アレ、アレ………だよ………」
「な、何スか……?なんなんスか⁉︎」
「な、何ですかフブキ?"アレ"って!」
鼻息を荒くした二人にキスをするくらい近くに詰め寄られたため、堪らずフブキは声を荒げた。
「あーもう!恋人!恋人が出来たんじゃないかって話だよっ‼︎こ・い・び・と‼︎」
大声で叫んだ為、喫茶店内が静まり返り、一気にフブキたちの席に注目が集まる。しかし、フブキはともかく対するコノカとキリノの二人は一瞬ポカンとした表情を浮かべていたが、直ぐにその顔は驚愕に染まる。そして……。
『えええええぇーーーーーッ⁉︎き(あ)、局長(姐御)に、こ、こここここ、恋人ができたあああああーーーーーーーッッッ‼︎⁉︎』
あまりの声量の高さに、喫茶店のオーナーが飛び込んでくるほどの騒ぎになった。
- 48>>125/06/14(土) 04:42:37
- 49二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 05:16:26
虫刺され……?
あーそういうことか(キスマーク) - 50二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 08:47:42
ちょっと恥ずかしがるネムガキかわいい
- 51二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 12:49:17
- 52二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 16:07:37
- 53二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 20:55:55
確かに
- 54二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 23:18:26
- 55二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 06:41:41
うわ出た……
- 56二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 10:37:58
- 57二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 13:01:33
なら僕様の出番だな!
- 58二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 13:20:40
カホ「そういえば、以前本で読んだことがあるのですが、相性が遺伝子レベルでいい人からはいい匂いがするというそうですよ」
- 59二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 15:55:19
- 60二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 22:25:08
同じシロコだからな
惹かれ合うのも、当然かな……? - 61二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 03:13:19
ちょっと美しいよね……
- 62二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 03:47:41
- 63二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 06:39:48
- 64二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 07:09:42
キタコレ!
- 65二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 10:38:59
- 66二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 11:36:02
そもそも身長も近いしなぁ…
カンナ→166cm
クロコ(シロコ*テラー)→165cm - 67二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 14:45:09
ちょうど1cm差か…
お互いケモ耳で、金髪と銀髪だから結構絵になりそう…… - 68二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 19:08:11
わかったとは言っても、彼女の告白を聞いてすぐは、未だ私は混乱したままだった。
彼女は別の世界のキヴォトスの生まれのアビドス生で、キヴォトスを滅ぼそうとした"アレ"によって死と破滅をもたらす存在「アヌビス」に成り果て、本当にキヴォトスを滅ぼしたという話を、時折涙と震える声を交えながら聞かされたのだから、ある意味では当然と言えた。
何しろ聞かされた話は、全て報告書にすら載っていない話だったからだ。恐らくは「先生」やアビドス高校、連邦生徒会など一部の人間しか知らない話だろう。私のような一公僕ごときでは、預かり知らぬのは無理もない。何よりあの時の私は、先生を守るのに必死で、挙句途中から深手を負って戦線離脱している。後のことは全て、報告書の内容と人伝てに聞いた話しか知らなかっただけに、その話には非常に驚かされた。
だがそれでも、不思議と彼女に対して私は恐れや怒りなどは抱かなかった。もちろん、惚れた弱みもあるのだろう。微かに暗い、血の匂いがするのも確かだ。しかし、こうまで悲しみと自罰、後悔の感情を漂わせている彼女から、何かを壊したい、犯したい、殺したいなどという感情を感じなかった。むしろ彼女からは、二度とそんな感情に振り回されたりしない、したくないしさせたくないという気持ちが、痛いほど伝わってくる。
それに、その話はあくまで「向こうのキヴォトス」での話なのであって、"ここ"ではあの時以来何も起きていない。証拠は無く、彼女の「自供」だけ。
だから、私は彼女を断罪する権利はないし、そもそもそんなつもりも一切なかった。もっとも、「向こうの私」には申し訳ない話だったが……。
私もまた、「罪人」なのだ。彼女に惹かれ、共に過ごし、そして私の中に生まれた「ある感情」が、私と彼女を引き寄せたのだ。
それをどうして、私が壊すことが出来るというのだ?
- 69二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 19:13:32
このレスは削除されています
- 70二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 19:27:06
「……つくづく、私は警察官には向いていないようだな」
「なんで?」
涙の跡が伝う目で私を見ながら、彼女は言った。
「……私とて、いい警官ではないからだ。証拠がないから逮捕できないのは当然だが、向こうの私が仮にいたとして、お前に殺されたとするなら、私はお前に対して、怒りや憎しみ、恐れを抱いたはずだ。けど私は、今の私には、そんな感情はない」
「……………」
「あるのはただ、目の前でずっと一人で苦しんできた一人の女に、罪深い私なら何をしてやればいいのかという気持ちだけだ……」
「罪……」
「ちょうどいい。腹を割って話してくれたお返しに、私もお前に話しておきたいことがある。私の……、罪についてだ。といっても、お前のに比べたら、話にならないしただ卑劣なだけばかりだが……」
「……ん。それでも構わない。……話して」
前髪で隠れた私の目を覗きながら、穏やかな声と表情でそう促す彼女に、私は自分の罪について語り出した……。
- 71二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 21:07:12
いい…、美しい……
- 72二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 23:12:03
多分警官失格といったのは、単にクロコの過去とか、自分の横領だとかクロコとの出会いで起きたこと以上に、クロコが今現在何をして収入を得たりしてるのかを気づいてて敢えて指摘しない部分も含んでたりするのかも。
- 73二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 07:40:30
- 74二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 08:16:14
- 75二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 08:43:27
シロコとクロコの間に挟まるカンナか……
- 76二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 13:38:31
- 77二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:27:54
そういえば、カンナの二次創作で百合って、女先生以外の組み合わせはあまり見たことない気がする…
- 78二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 18:23:04
あ、あれはクロコさんとヴァルキューレ公安局長のカンナさん!付き合っているというのは本当だったんですか⁉︎
というかなんてところでイチャイチャ通り越してそのまま致しちゃってるんですか⁉︎ここ屋外で、しかもトリニティの校区ですよ⁉︎それでもヴァルキューレですか⁉︎
こ、こんな現場、補習授業部の皆やナギサ様達には見せられませんね……。発覚しないようにするにはどうすれば……。
- 79二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 19:13:48
- 80二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 23:08:45
- 81二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 23:29:11
誰も彼も、お盛んなことで……
- 82二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 08:09:01
- 83二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 08:52:57
- 84二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 13:45:40
サラッと暴露されてる…
にしてもカンナとクロコの子作りか… - 85二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 15:17:31
というか、ホントにトリニティで何して、いやナニしてくれてんだ……
- 86二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 18:02:07
まさか……、露出魔がいるから露出プレイ?
- 87二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 19:34:24
そんなハナコじゃないんだから…
- 88二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 19:48:40
まあ露出徘徊の本場だからなトリニティは
- 89二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 20:36:02
誰かアビドス側からのクロコの変化ss書いてくれ
- 90二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 21:42:05
- 91二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 22:34:40
ありがとうございます!
- 92二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:38:38
(取り敢えず書いてみた)
「クロコちゃんの様子がおかしい、ですか?」
「シロコ先輩によると、何だか本当におかしいらしいんです。最近日課になりつつあったツーリングも、すっぽかし気味みたいで……」
ある日のアビドス廃校対策委員会。
普段から学校が抱える借金の返済や、新しく生徒を入学させる方法などを話し合っていたそのブリーフィングは、ふとしたことから現在アビドス生徒会所属を自称しているクロコ…、「もう一つの世界からやってきた砂狼シロコ」ことクロコの話題に移っていた。クロコの様子がおかしい、たったそれだけの議題でも、議論が白熱するだけの話題ではあった。アビドスの生徒で二年生の十六夜ノノミと同じく一年の奥空アヤネの問答をきっかけに、内容は最近のクロコの行動へと移っていった。
「ん、確かにおかしい。おまけに前のでかシロコなら絶対に漂わせてなかった匂いまでさせてる。先生と抜け駆けしたに違いない!」
「まだそうと決まったわけじゃないでしょ!……まあでも、別にシロコ先輩の肩を持つわけじゃないけど、確かに様子は変わったわね。最近あの人柴関ラーメンによく顔を出してるんだけど、明らかに湿布してる回数や箇所が増えてるのよ。肩とか腕なら兎も角、太ももやふくらはぎとか、おまけに胸の谷間のあたりとか!胸よ胸、それも谷間なんて……‼︎いくらなんでもそんなとこ痛めるなんて普通ありえる⁉︎」
「確かに、幾ら筋トレをしてもピンポイントでそこだけを痛めるなんて、なかなかないですね…」
「確かに気になりますけど…。匂いについては、単純にお化粧というか、香水を変えただけというのは考えられませんか?それこそあり得る話とは思いますけど…」
「それはあり得ない。でぶシロコはおしゃれはするけど、私と同じで気に入った化粧品は何があっても変えることは滅多にない!絶対に怪しい……!」
二年生でもう一人のクロコでもある砂狼シロコと、一年生の黒見セリカの意見を聞いて、全員が解消できない疑問に頭を悩ませ唸った……、残る約一名を除いて。
「……ホシノ先輩!ホシノ先輩はどうお考えですか⁉︎」
「…うへっ?おじさんかい?」
「当たり前でしょ、後はホシノ先輩だけなんだから!」
「ん、率直な意見が聞きたい」
「確かに、ホシノ先輩の考えはまだ聞いてませんでしたね♤どうでしょう?」 - 93二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:39:50
「う、うへ〜……。と、とりあえずそのままでも平気じゃないかな?皆、心配なのはわかるけど、クロコちゃんにはクロコちゃんなりの生活があるし……」
「何言ってんのよ、またクロコ先輩がホシノ先輩みたいに一人で突っ走らないなんて証拠はないでしょ!」
「そうですよ、また色彩がこないとも限らないんですからせめて私達だけでもあの人を守らないと!」
「ん、抜け駆けは許さない!」
「シロコちゃんだけ、ちょっと違いますねー♦︎」
後輩たちの、善意と熱意ある(一部的外れもあるが)剣幕に少し押されたホシノだったが、実際には彼女は事の次第を知っていた。
知っていたがゆえに、彼女達に話すべきか悩んでいたのだ。
(流石にあんなの、皆の前では話せないよねぇ〜……。特にシロコちゃんにはさ。まさかクロコちゃんが、ヴァルキューレの公安局長ちゃんと付き合ってるなんて、おじさんでも夢に思わなかったよ〜。しかも……、あ、あんなことまでするなんて……。わ、私でもユメ先輩とはあそこまでハードなことはやらなかったし……。はあ、皆には何て言おうかな……)
結局その日、ホシノのため息は誰にも気づかれることなく、白熱する会議の中に消えていき、ホシノが自らそのことを話すことになったのは、それから暫く経ったある晴れた平日の昼間のことであった……。
- 94二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 08:13:41
さてはパトロールしてたら現場に出くわしたか……?
- 95二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 08:46:38
ん?"私でもユメ先輩とはあそこまでハードなことはやらなかった"……?
- 96二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 10:15:16
保守
- 97二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 13:31:00
- 98ナギナグ概念スレ主25/06/19(木) 13:52:52
- 99>>125/06/19(木) 18:08:47
- 100二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 19:03:56
- 101二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 20:18:44
- 102二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 04:08:11
- 103二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 08:22:35
- 104二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 08:46:30
- 105二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 10:55:45
- 106二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 13:17:52
保守
- 107二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 13:28:14
先生は意外とそうはならない感じがするな…
- 108二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 17:22:53
保守
- 109二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 19:16:32
アビドスに入学させるかヴァルキューレに入学させるかで必ず一回は揉めそう
- 110二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 19:48:23
- 111二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 20:28:56
- 112二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 05:31:46
- 113二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 05:56:11
えっ、サオリ?
- 114二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 07:34:16
サオリは意図しないでハーレム作ってそう。
- 115二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 07:35:18
ワカモとFOX小隊のカップリング……?
- 116二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 08:21:47
今また新しいSSを思案中…
一応先生が登場予定… - 117二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 08:47:52
- 118二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 10:55:32
- 119二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 13:31:14
- 120二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 15:32:42
- 121二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 22:39:33
その日のシャーレの業務は、いつも通りの可もなく不可もなくといった様子で終わりを迎えた。
「では、先生。私はこれで」
そういって会釈したカンナは、そのままシャーレに通じるエレベーターの扉を潜ろうとした。
"あっ、待ってカンナ!"
そう言って、閉じかけていた扉は1人の大人の腕によって止められ、再び開かれた。
シャーレの"先生"は、ずっと気になっていたことがあった。だから、どうしても確かめたかったが故に、カンナが帰宅しようとするのを呼び止めたのだ。
"ご、ごめん!急で悪いんだけど……。こ、これから一緒に、食事とかどうかな?お店は、いつもと同じところで!"
「えっ…?そ、それは構いませんが……。急にどうされたんですか?」
"あっ、うんえっと……、そうだなあ……。ちょっと、カンナに聞いてみたいことがあって。特に、最近のこととか。どうかな?駄目ならまた今度でもいいし、何なら……"
「…………分かりました。正直、私からも先生に聞いてみたいことや話しておきたいことはありましたから」
カンナの答えに先生は目を丸くした。意外だった。まさかカンナからそう切り出してくるとは、少し予想外だったからだ。
"そ、そうだったんだ。ならちょうどいいかもね!なら、今から一緒に行く?"
「ええ、構いません。行きましょうか」
そう言うと、先生がエレベーターに入って来るのを確認したカンナは、一階のボタンを押して扉を閉めた。
ただ、一連のその行動を取るまでに、カンナは先生にこれまでのことをどう話すべきか悩んでいたのと、先生は先生で、カンナの抱えているであろう悩みについて検討し、どうアドバイスすべきか考えていたことは言うまでもなかった…。 - 122二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 22:40:36
- 123二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 22:53:31
コノカ「ほ、本日はぁ……!こ、このぉ!はぁ、晴れの舞台にぃ…、着て、いただきぃ……(ズビッ)うううぅっ……‼︎」
クロコ「ん、分かりやすいくらい大泣きしてる」
カンナ「だからやめておけと言ったんだ…」
ホシノ「うへー…」
キリノ「ふ、副局長……」
- 124二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 23:20:55
おおう……
beautiful……… - 125二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 03:52:13
意外とカンナは顔に出やすそうだからね…
- 126二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 05:07:42
わかりみが深い
- 127二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 09:25:44
先生の反応が気になる……
- 128二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 13:08:51
今更ながらだけど、ちょっと重くない…?
- 129二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 13:10:01
- 130>>125/06/22(日) 14:05:45
- 131二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 19:07:46
- 132二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 20:43:57
保守
- 133二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 21:35:03
- 134二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:31:31
サオリ、お前……
- 135二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 02:53:58
カンナ「流石に庇い立て出来んな……」
クロコ「ん、しっかり責任とってね」 - 136二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 08:19:37
- 137二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 10:35:08
つ、続き…
続きが、読みたい…… - 138二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 13:42:20
- 139二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 18:10:13
- 140二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 20:03:16
もうしばらくお待ちを……
- 141二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 03:26:31
スケベを感じる
- 142二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 08:31:55
このレスは削除されています
- 143二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 08:33:03
その日の屋台のおすすめは、冷やし炸醤麺だった。これから暑い季節になってくるから、その前に暑さに慣れて欲しいということで屋台の店主が始めた期間限定メニューの一つだった。
"ここの炸醤麺は美味しいからね。冷やしはまだ試したことないからずっと気になってたんだ"
「………………」
そう話す先生を他所に、カンナは再び思索に耽っていた。内容はもちろん自分に寄り添おうとしてくれるクロコと、相変わらず彼女に対してどこか煮え切らない態度を取ってしまう自分自身の情けなさと罪深さへの苛立ちだった。
自分とて、クロコの想いに応えたいのだ。だがそれでも、あの日自分の犯した罪の意識が、彼女をさらに傷つけてしまったのではという後悔と恐れがそれを阻んでしまう。
(私は、彼女のことが好きなんだ。「愛してる」と、大声で叫んで抱きしめてやりたい。だが……、こんな私では……)
そんな思考に陥っていた時、先生から一言声をかけられた。
"……カンナ。やっぱり最近、何か悩んでるね"
「…!すっ、すみません!つい……」
"いいよいいよ、今日はカンナから直接そのことを聞いてみたいって思ったからさ。……本当はいうつもりはなかったけど、最近カンナの様子がおかしかったから、どうしても気になってね。色々考えを巡らせるのも何だから、いっちょ思いきって聞いちゃおうと思ってね"
「…ッ‼︎すっ、すみません!ご心配をおかけしました!お心遣い、感謝します‼︎」
"だからいいよ、無礼講みたいなものだから。で、何を悩んでるの?"
「……実は、最近、す、好きな人が出来てて、しかも今、その……。関係も、持ってるんです」
"……それ、は。確かに、かなりデリケートな話題だね。ごめんね、いきなり呼び出して不躾な質問までしちゃって。嫌ならもうこのまま……"
「いえっ!大丈夫です。このまま話させてくれませんか?……どうしても、誰かに話したいと、ずっと思っていましたから」
"………わかった。じゃあ、続けて?"
- 144二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 13:24:31
- 145二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 20:10:15
hosyu
- 146二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 02:52:54
うまく書き上がらないんで保守
- 147二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 08:42:01
(続きです)
カンナは先生にクロコのこと、彼女と出会ったその日に何が起き、そこから今日まで何があったのか、そのうえで自分はどう考えているのか、洗いざらい全てを先生に打ち明けた。話をしているその間、先生はただ相槌を打つだけで、穏やかに話を聞く素振りを見せつつも、カンナの話す内容に怒ることも、喜ぶこともなく、ただじっと耳を傾けていた。
カンナが話し終わり、注文していた料理が届いて手をつけ始めて暫くしてからのタイミングで、漸く先生は口を開いた。
「……カンナは、どうしたいの?」
「……え?どう、とは?」
「クロコのことだよ。……彼女のこと、幸せにしてあげたいんでしょ?」
「それ、は……」
先生に言われて、カンナは言い淀んだ。自分は彼女を傷つけてしまった人間なのだ、そんな女があの不幸な少女を幸せに出来るなんて…。
"あまり難しく考えなくていいよ。クロコはもう、その気みたいだからね。……そうだよね?クロコ"
「えっ」
先生がそう言ったことに驚いたカンナは顔を上げる。見ると、確かにいつのまにかそこにクロコがいた。
「……ん、先生から連絡があったから来てみた」
"いっそのこと、今自分が何を悩んでて、これからどうしたいか、今ここで決めちゃったらどうかな?カンナ……、本当はもう、腹は決まってるんじゃない?"
- 148二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 13:13:00
息切れしそうだけど、何とか書きます……
恋愛は初めて書くからちょっと難しい…… - 149二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 17:54:57
取り敢えず保守
- 150二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:10:35
- 151二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 06:42:33
保守
- 152二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 10:30:28
hosyu
- 153二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 18:01:51
「そんな!だってアレは…」
「ん、ごめんなさい。少しだけ嘘ついちゃった。……本当は、前に貴女を見かけたときに、一目惚れしたから……」
「何かしたのか?」
「特には。けど、ちょっととしたテクニックは使った。話術とか、ね…」
その衝撃の一言に、カンナはなんとも言えないような表情になって、顔を伏せながら言った。
「……まあ、そんなことだろうと思った。お前の背景要因があることを抜きにしても、私に嫌悪感を占めすどころかかなり積極的だし、第一私もお前にかなり惚れ込んでいるし…。ただ、ちょっとだけショックだ」
「……嫌いになった?」
「今更嫌いになんかなるか!ただ……、あの日は、本当に、本当に……、初めて…、だったんだぞ、お前……」
「///…、ごめん、なさい」
顔を赤らめたクロコに、今度はカンナが手を握り返して、クロコの耳元に口を近づけて小さな声で言った。
「今夜……、今夜だ。穴埋めしろ。あの日の、な……」
「あっ……♡」
- 154二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 18:23:36
- 155二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 19:13:51
保守するね⭐︎
- 156二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 22:14:40
あと少し…
- 157二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 23:25:45
なんかまたいい雰囲気になってきた……
- 158二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:04:53
保守します。