【閲覧注意🎲】レッツトライ！ヴィラン堕ち！！2

初っ端から欠損が確定したレッツトライヴィラン堕ち2スレ目

デクの意思が強くて全く“救済”しないし、爆豪はずっと行方不明だし、ダイス次第でデクが死にそうな気がするがどうなる？

前スレ

【閲覧注意🎲】レッツトライ！ヴィラン堕ち！！｜あにまん掲示板無個性でもヒーローになりたい？無個性で身体を鍛えもせずにノートをガリガリしてるだけのクソヒョロナード君♡っおら！現実見ろ！！見ろりや出久！！！！！！！無個性がヒーローになんてなれる訳ねぇんだよ？ホント…bbs.animanch.com

デク
俺くんに洗脳をかけられている
救けようとした子供が目の前で自決。
その際の個性に巻き込まれ、呼吸器官を火傷。
呼吸するだけで激痛、喉が潰れて会話はほぼ不能で、筆談必須
前スレのラストで右足欠損が確定した

右足やられた。動けないのは不味い。

被食者の如く逃げるデクの右足に、命を刈り取ろうと放たれた閃光が迫る。そして。

ーージュッ

肉の焼ける匂いと同時に、デクの右膝から下が閃光によって“切り落とされた”

デク「ーーーーッ！！！」

地面を踏む筈だったデクの右足は、血に濡れた物体となって視界の端で転がっている。

デク(なんで…！うそ…、足が……！足がっ！！！)

叫ぶ間もなくバランスを崩した身体は崩れ落ち、容赦なく地面へと叩きつけられ肺から空気が無理やり押し出される

デク「……がはっ…………お”ッ、こ”ほッ……」

デク(狙いは僕だ……！立て！動け！動かないと…！）

デク（遮蔽物に隠れないと……こんな丸晒の場所にいたら…！次こそ殺される！)

デク「…ウ”っ…コ”けッ……！」

俺「まさか……これって………！」

俺（何か変だとは思っていた……なにか、得も言えない違和感を感じていた…！！それが…！）

俺「出久くんっ！！」

dice1d3=1 (1)

1ヒューマライズに反してでもデクを救けたい。デクを連れ逃走

2狙撃手に説得を試みる

3ヒューマライズには背けない…デクを見捨てる

デクに個性を放っている狙撃手が何処に居るかも、次の一撃がいつ来るかも…わからない。でもーーー

俺は、走り出していた

俺「駄目だ……！君は……まだ君は死んではいけない……！」

膝下を失い、激痛に悶えながら血溜まりに倒れるデクを庇うように抱き上げた俺は、物陰に滑り込むように身を隠す

俺「出久くん！しっかり！意識を保って…！」

デク「……お”テ”……さン…っ！…、と”お”…、し”……て」　

俺「応急処置…止血…包帯……くそ、医療セットがない……！」

俺（誰かに使った事なんて無かったから。だから……）

俺「……！ベルトで縛ればまだ…！」

デク「……グッ……あ”…、あ”あ」

俺(顔色が酷い、脂汗が大量に吹き出てる……最悪失血死も……これじゃ一刻を争う)

俺「俺が背負って逃げるしかない…！」

襲撃ダイス 1で襲撃

dice1d5=1 (1)

なんで？

dice1d5=1 (1)

12=デク

345=俺

は？頼むぞ？

負傷度dice1d100=68 (68)

建て乙って思ってたらとんでも展開になってて草ァ！
俺くん、デクを堕とすつもりが自分が堕ちてるね
それはそうとデク死にかけじゃん……

上ダイスミス

もうやだ

dice1d6=4 (4)

1右腕

2左腕

3左足

4右目

5左目

6内臓

ストレートにデクをぶち抜くダイスの女神草

🎲の女神どうして？？
堕とすくらいなら落とすって？？？
慈悲をれよ女神……

俺(走れ……！走れ！この子を死なせるな！)
俺(この子の事は……俺が一番知ってる……)
俺(自分のことなんて二の次で……火傷も痛みも飲み込んで…“自分に出来る事をする”って）
俺（“救済”とは違う切り口で救けようとして……困っている人に真正面から向き合って、救けようとして献身を尽くして……！)
俺(そんな子を……人を救けたいと願う子供を…、“やり方が違う”から処分だなんて……そんな事させるかよ！)
ーーこの子を死なせない
俺が強く踏み込んだ一歩、木々の影から飛び出した瞬間……思わぬ方向から飛んできた追撃の閃光が彼らを襲った
ーーーグジュッッ！！
デク「……っ、あ”あ”っ！？！？！？！！」
確実に仕留めんと頭部へと放たれた弾はーー俺に背負われたデクの右目を貫ぬいた
絞り出された潰れた悲鳴と共にデクの身体が激しく痙攣する。ボタボタと俺の背中に垂れる、生温い液体
俺「出久くんッ！？クソッ！！！」
意識を手放す事も許されない激痛。そして一瞬にして奪われた右の視界。
デクが顔の右半分に触れると、その手にべったりと生暖かい液体が纏わりつく。
そして……指先で触れようとした皮膚、肉、瞼…… あった筈のそれは無く、全てが空を切る
デク「………お”ッ…あ”あ……」
デクの右目周辺は、ごっそりと抉り取られ、ぽっかりと空いたクレーターのような空洞だけが残されていた。

眼帯デク誕生の予感…の前に死にそう

デク「………あ…がっ…」

震える手で何度も顔を触れ、確かめようとする。

だが何度確かめても、もう「右目」はなかった。

皮膚も肉も中身も、全て吹き飛んだ右眼窩は、風が吹くだけで耐え難い痛みが容赦なく襲いかかる

それでもデクは、息を切らしながら風を切る俺の背中にしがみついていた。

俺「すぐ安全な場所に運ぶ……！だから意識を離すな！俺から振り落とされるな…！ちゃんと両手で掴め！！」

俺(こんな山奥……逃げ込める建造物なんてない…こんな辺鄙な場所にヒーローが救けに来てくれる可能性は……限りなく低い…どうすれば……)

dice1d5=4 (4)

1携帯でヒーローに通報

2俺くんの個性「ご都合洗脳」で襲撃者に立ち向かう

3 何者かが現れる

4デク「……も”う、……イ”…いて”…す…。おデ……さンま”て”………こ”ろ”さ”エ°る”」

5襲撃

相変わらずデクの自己犠牲精神に忠実すぎるダイスの女神

ダイス神、デクを救けるつもりはないんか

デク「……もオ”ッ、…っヒッ……いい”……ッ」

背中越しに聞こえていたカヒュ、カヒュという呼吸音に、途切れ途切れに言葉が混ざる。

風に煽られる小さな火のように不安定で細く、潰れた声質は聞き取れるものでは無かった。

しかし俺はその言葉を聞き取ってしまう

デク「……も”う、……イ”…いて”…す…。おデ……さンま”て”…こ”ろ”さ”エ°る”……だかあ°」

俺「な……何を…ッ！」

俺「そんな！いい訳無いだろ！」

俺「馬鹿な事を言うな！しっかりしろ！救ける！救けるから……頼むから……なぁ頼むよ……」

感情が溢れ、怒りに震える俺は、怒りと懇願の混ざる声で叫んだ。

反して、そんな俺の背中に、受け入れと諦念が滲む弱々しい声が降る

デク「て”…も”…」

俺「生きてくれ……！生きてくれないと……駄目なんだよ！」

俺「君を生かす！俺も死ぬつもりはない！だから……」

dice1d3=2 (2)

1、2デク「ご……め……、死なな”い”」

3デク「や、て”ス……おて”……さン、だけ、なら…タすかる」

襲撃ダイスdice1d5=3 (3)

1で襲撃

セーフ！！

カヒュ……カヒュ……カヒュ……

不安定な呼吸音だけが鳴る背中に、ポツリ、デクが弱々しい声で、しかし確かに言った。

デク「……ご……め…ん…、死なな”い”」

俺「…っ！！…ありがとう。……ありがとう……！！」

言葉にならない溢れる思いを抱えながら、俺は必死に走る。今にも崩れ落ちそうな身体を背負い、地を蹴る。

俺(この子は死なせない……！)

“死ななない”とデクは言ってくれた。

だから、希望はまだある。きっと。

dice1d5=2 (2)

1携帯でヒーローに通報

2俺くんの個性「ご都合洗脳」で襲撃者に立ち向かう

3 何者かが現れる

4もう1回振る

5襲撃

俺（逃げるだけじゃ駄目だ…追い詰められて狩られるだけ…、このままじゃ俺も出久くんも……一か八かだ！）

俺（俺の“個性”の発動条件は接触触れる事……触れたとして、確実に個性がかかるとは限らない……）

俺（襲撃者は光弾を放つ遠距離型の個性……しかも、何処に居るかもわからない。どう考えても不利だ……けど！）

俺「俺の“個性”、使ってみる……出久はここいて。動かないでね」

俺は逃げる足を止め、デクを慎重に物陰に横たえた

デク「お”れ……さン”……うタれる……やめ”…」

俺「大丈夫だよ。俺は“救済”を幾度も実行してきた……暗殺のプロだ。それに……」

俺「“お前の個性じゃ無理”って。周りにずっと否定されてきた。この“個性”のせいで酷い目にもあった。」

俺「それでも、この“個性”でヒーローになりたかった……君と同じ、ヒーロー志望だったんだ」

デク「え”……」

俺「……だから、カッコつけさせてくれ」

俺「君を置いて死ぬつもりはないから」

対抗ダイス

俺dice1d100=97 (97)

襲撃者dice1d100=9 (9)

つっよ
これは制圧成功でいいか

守る、その決意を胸に、俺は気配を殺し、息を潜めながら視線を巡らせる

するとーー茂みの中、光る物が見えた。暗い茂みの奥で、数センチ程の光の玉が、不自然に浮かんでいる

俺（光弾の“個性”……！）　

俺（撃つ前の“タメ”だ！！）

襲撃者は、俺に気付いている様子は全くない。

見失った標的を炙りだす為、手当たり次第に光弾を放とうとしている。

銃の形に構えた手、指先には光る光弾。

それのせいで場所が割れてるとも思わずに。

まさに、舞い降りてきた絶好のチャンスだった。

相手にかかるかわからない個性を使うリスクを背負わずとも、確実に仕留められる距離。

“救済”用のナイフの刃が鈍く光る。

俺（……今しかない！）

俺の身体は既に動いていた。

何度も場数を踏んだ俺にとって、慣れた動きだった。気配も音も殺し…襲撃者の死角から近づきーー刃を振り上げ、無防備に晒された喉元へーー

俺「“救済”を……！」

『僕にとっては、最終手段なんです』

『命を奪うことは…、したくない』

俺「………」

俺は、両手で襲撃者の背後に“触れた”

俺(俺の個性は出久くんに対するように、“俺自身が対象に興味を持っている事”が第二の発動条件……)

俺(でもやらないと。きっと、これが最善だ…！)

俺「“ご都合洗脳”！！」

dice1d2=2 (2)

1成功

2失敗

失敗しちゃった

dice1d2=1 (1)

襲撃者の反撃

俺くん襲撃者を無事制圧

俺くん負傷度

dice1d100=14 (14)

軽症？

dice1d3=2 (2)

耳の端が光弾で切れる

足の甲を光弾を貫通

指が1本消し飛ぶ

支障が残りそうなの引いたな……

次は？

dice1d=3

1俺くんが制圧(気絶させた)

2俺くんが制圧(やむを得ず救済……)

3更に襲撃者が反撃

ミスった

支障が残りそうなの引いたな……

次は？

dice1d3=3 (3)

1俺くんが制圧(気絶させた)

2俺くんが制圧(やむを得ず救済……)

3更に襲撃者が反撃

何とかなれーっ！

（あかん）

俺くん負傷度dice1d100=31 (31)

まだマシ……

dice1d3=2 (2)

1耳消し飛ぶ

2腕(治療可)

3足(治療可)

どっち？

dice1d3=1 (1)

1左

2右

3両方

はよ制圧してくれ…デクが……

dice1d3=1 (1)

1俺くんが制圧(気絶させた)

2俺くんが制圧(やむを得ず救済……)

3更に襲撃者が反撃

俺くんが襲撃者を気絶させて制圧してくれた！強い。

・治療可能範囲の左腕貫通

・足の甲貫通(歩行支障が出るくらい)

足の甲どっち？dice1d3=3 (3)

1左

2右

3両方

両方撃たれたんか……デク生きてる内に運べる？

今山奥やぞ

ちょい救済ダイス

襲撃者から…

dice1d3=2 (2)

1応急処置の医療品を入手！

2緊急連絡の無線を入手！誰かから奪ったもののようだ…

3そんな物はない

俺「通信無線機！ヒューマライズの物じゃない……いや、それより！出久くんは……」

dice1d2=2 (2)　

1無事！(死にかけ）

2誰かが抱えている！

敵か味方か……

dice1d3=2 (2)

1ヒーロー

2ヴィラン

3その他

終わった……助けてオールマイト……

dice1d3=1 (1)

1もう1人いたヒューマライズの襲撃者

2AFOの手下

3その他

因みにデクの様子

dice1d3=2 (2)

1無事！生きてるが抵抗できる体力がない！

2生きてるが気絶してる

3生死不明……

あああああどうしろと？
俺くんが堕ちてるし曇らされてるのなんで？

これデクも俺くんも失血死不可避では？

通りすがりの野良ヴィランがいれば通りすがりのヒーローいてもおかしくないなたぶん！

俺「出久くん！いずっ……！」

両足を穿たれた痛みに耐えて、デクを置いてきた物陰に辿り着いた俺は言葉を詰まらせる

デクは、いた。

見慣れた白装束の人物の腕の中に抱えられている。

全身血まみれ、右足を失い、深く穿たれた右の眼窩。そして意識のない虚ろな左目。

その全てが事切れたように見えたが、その胸は僅かに、上下に動いており、まだ生きている事を示していた

俺(違う……出久くんを殺すのが目的なら……既に殺されている……！)

俺(さっきの襲撃だってそう……！2人がかりならば確実に殺せていた！なのに……！)

俺「お前……誰だよ」

俺「出久くんを…その子をどうするつもりだ！？」

謎の白装束「…………」

dice1d3=3 (3)

1「……“回収”の命令だ。コイツはまだ使える」

2「……潜入調査だ。早く助けてやれんで、すまない」

3「…………」

ずっとデクが死にそう

謎の白装束「…………」

俺「……答えろよっ！！」

俺「お前は敵なのか？味方なのか？何者なんだよ……！」

俺「その子は死にかけてるんだ！一刻を争う！！何か言え！！！黙り込んで時間を奪うな！！！」

謎の白装束「…………」

俺「っ、何が目的なんだよ！！」

俺「誰なんだよお前は……！顔を見せろ！！」

不気味な沈黙の中、謎の白装束は一歩だけこちらに足を踏み出す。

dice1d3=1 (1)

1「……俺ァ、こいつの幼馴染だ」

2「俺にとってこの子供の生死は関係ない。時間を奪ってるのはお前の方だ。生かしたければ引け。」

3「この子供に被害は与えない……しかしお前は邪魔だ。」

勝確！！！

どこいってたんだよお前

謎の白装束「……俺ァ、こいつの幼馴染だ」

俺「……は？」

俺「おさ…ななじみ……？」

ゆっくりと、デクの血で染まった白装束のフードを取る。

フードの下から現れた素顔は、クリーム色のツンツンとした髪が特徴的な少年だった。

俺「幼馴染……出久君が探してた、あの行方不明の子……！」

俺「一体何処に行ってた………その白装束は……」

爆豪「……」

dice1d2=1 (1)

1「…潜入調査だった……心配せんでいい。もうじきヒーローが来る。」

2「たまたま“先生”から“回収命令”が出されたンがコイツだっただけだわ。死たくなきゃどけ。」

>>49

1か……まだ2よりマシだな

2の場合エグいことになってたな

爆豪「…潜入調査だった……心配せんでいい。もうじきヒーローが来る。」

俺「潜入調査って……！まだ君は中学生だろ！？」

爆豪「だからこそだわ。現役のヒーローや大人じゃ警戒すんだろお前ら。だからガキを使ったんだよ」

俺「未成年がなにを！？あまりにも危険……」

爆豪「……わーっとるわ。俺が言い出した事だ、口出しすんじゃねぇ」

爆豪「……もうすぐヒーローが着く。」

爆豪「デクは……足も目も戻らんが……命だけは助かる筈だ。 」

爆豪「そしてデクも、おっさんの足も、全部治してから、てめぇらまとめて豚箱にブチ込む」

爆豪「………………悪かったな……救けられんで」

dice1d2=1 (1)

1ヒーロー到着

2？？？

襲撃回避！

俺「ヘリが……助かる！助かるよ出久くん！耐えて！！」

爆豪「てめえも乗んだよ！」

山奥の上空に、1基のヘリが留まる。

降りてきたのは無名のヒーローたちだった。

医療に役立つ個性の者、負傷者の搬送が得意な者、周囲の捜索が得意な者。

いわば――人命救助のスペシャルチームだった。

「重傷者発見、直ちに状態確認、搬送を！」

dice1d2=2 (2)

1「状態確認！応急処置を開始！」

2「……脈が…」

ヒーロー「脈が…、ない」
その一言で、時間が止まった
俺「…………え」
爆豪「はっ？」
そこにある筈の物を必死に探すように、デクの手首を掴んだヒーローは叫んだ
ヒーロー「脈がない……！止まってる！！」
俺「そんな訳……！さっきまで生きてた！胸だって動いてた……！」
爆豪「……まてや、測らせろ、俺に！」
信じられない、とその表情を隠しもせず爆豪はデクに手を伸ばす。
しかしデクを囲むヒーロー達によって爆豪の手は届かず。阻まれてしまった
爆豪「あ”あ”！？どけや！」
俺「駄目！彼らの邪魔になる！今は任せるしかない……」
爆豪「止めんじゃねぇおっさん！！！放ッ、せや！」
ヒーロー「これじゃ……個性を使用しても意味が……」
ヒーロー「心肺再開処置！」
ヒーロー「駄目です、反応がない！」
ヒーロー「脳波も……反応しません！」
俺「何か、で、出来る事は…！」
ヒーロー「……現状、これ以上我々に出来る事はありません」
ヒーロー「…一刻を争う。……病院へ搬送して処置します」

🎲神ー！！！！！

間に合え間に合え間に合え……

🎲さん厳しいな……

幼馴染死にかけてる…来るの遅いよかっちゃん

やっばいやっばい
って思ったけど死にかけデクくんに興奮してしまった

気づいたら俺くんが曇ってるんだが

医療エアプなので良くわからん……

「脈が停止してからのタイムリミットは短い……！搬送を急げ！」

緊張に包まれる現場。
つい今、脈が絶えた緑の少年は、意思の宿さぬ肉塊と化した身体をヒーローに抱えられ、ヘリに運び込まれた。
血に濡れた全身、膝から先のない右足とクレータのように抉られた右目。
元の健康的な肌色からかけ離れた陶器人形のような青白い皮膚の色と、生気を失った半開きの左目。

もはや助かるかわからない。しかし、ヒーロー達には、少年の命を諦める選択肢などなかった。

ーーしかし
爆豪「無視してんじゃねぇぞ！！ごら！！」
爆豪は憤怒を隠さずにデクを囲むヒーローの背中に怒号を飛ばす。それを必死に俺が抑えるが業火は収まりきらない
爆豪「そいつの足の切断面はな！切断と同時に光弾の“個性”の熱で焼かれて出血は止まっとる…！」
爆豪「右目もそうだ…！表面は血まみれだが傷は既に凝固してンだよ………！」
爆豪「重症なんは確かだが、既に傷口は塞がってる……。見た目ほど出血は酷くはねェ！もう俺が確認しとンだよ！！」
爆豪「なのに………脈が無ェ？てめェらが着いてからまだ一分も経ってねェんだぞ！？安静状態でよォ！？認めるかよそんなモン！！」
両手に滾る小爆発。今にもヒーローに掴みかかりそうな剣幕の爆豪を、俺が取り押さえる
俺「こんな時に何をっ……！やめなさいっ！」
爆豪「ふざけんな！！俺の邪魔をすんじゃねェッ！！」
俺「あの子は今“心肺停止”状態だ！それがどういう意味か分かるだろ！？」
俺「ヒーローに食いかかってどうするつもりだ！？君の対応に手間取られてあの子が死ぬだけだ……！」
爆豪「その“心肺停止”が怪しいって言ってんだろがッ！マジでどけ！離せ！！」
俺「離す訳ないだろ！君のせいで搬送が遅れたらどうする！？死んだら……」

ヘリではヒーローたちが手際良く動き、デクを乗せたストレッチャーが大掛かりな医療機器に囲まれていく。

その機械から伸びたチューブが口に、大小様々の電極が頭部と身体中に繋げられていた。

搬送の準備が整ったヘリから、ヒーローが俺に向けて声をかけてきた。

ヒーロー「貴方も腕と足に損傷が見られます……！こちらへ！」

俺(病院か……調べられる訳にもいかない……)

俺「俺も、その子と同じく光弾の“個性”で負傷したんですが、熱で焼かれて傷は塞がってます。応急処置のキットさえ頂ければ自分で対処します。」

俺「それに、この子供がパニックになってるみたいで……。この混乱状態では機内には乗せられない。……俺が面倒をみます。それより！その子を早く！病院へ！」

爆豪「はっ！？何言って！？ふざけんじゃねぇっ！」

爆豪(くそ……！このおっさんをぶっ倒してでも止めねぇと……！嫌な予感がする！！)」

対抗ダイス

爆豪dice1d100=21 (21)

俺くんdice1d100=89 (89)

かっちゃんさん！？

あの爆豪勝己が俺くんに負ける訳ないだろ……！

爆豪敗因

dice1d3=2 (2)

1俺くんが爆豪に個性をかける事に成功した

2俺くんの説得により止まる

3爆破が本調子じゃない

説得されちゃったか

爆豪「がぁぁぁア”ア”っ！！」

爆豪「マジで！どけ！離せってんだろォがよォ！！」

俺「なんて馬鹿力だ…！子供なのに……」

ヒーロー「搬送準備、完了！離陸します！離れてください！」

風が砂ぼこりを巻き上げて上昇する

デクを乗せた機体がゆっくりと浮かび上がった

爆豪「ふざけンなッッッ！まだ……！」

俺「……」

俺「君は、出久くんをどうしたいんだよ」

爆豪「……！」

俺「君の言い分はわかる、不自然に感じると思う。」

俺「でも、今あの子が危篤状態って事実に代わりはない」　

俺「ここで暴れて……どうする？搬送に支障が生じたら……」

俺「君があの子を殺す事になるんだよ…！」

爆豪「……っ……クソッ！」

デクを乗せたヘリは2人を置いて、空高く飛び立った。

ヘリの行く先は……

dice1d3=3 (3)

1蛇腔総合病院

2セントラル病院

3その他

どこだよ

dice1d3=2 (2)

1とあるヴィラン組織

2公安管理下の極秘施設

3墜落した

謎すぎる公安に目を付けられた理由

dice1d=

1保護目的

2戦力として利用しようとしている

3居なくなっても騒がれない無個性が必要だったので拉致

そいつ死にかけの無個性だぞ？何の戦力にもならなそうだけど合ってる？

公安内部分裂してる？

dice1d2=1 (1)

1で内部分裂

ホークスはデクの事認知してる？

dice1d3=3 (3)

1で認知

・無個性の戦闘要員
・公安過激派が利用。ホークスは認知してない。他のプロヒーローも同様の極秘。
・デクの“人の為に”の行動を“国の為に”へすり替える
・ヒーローでは後手に回るしかなかった強個性によるテロや大事件などを、殺しによって未然に防ぐ役目

こんな感じの方針でいいか……
当初のスレ趣旨から外れてきた気がするがまぁ楽しいから良し

心肺停止は本当だったのか

dice1d2=1 (1)

1事実

2ヒーローによる嘘

マジだったか……

ヘリで搬送されてどうなった？

dice1d3=2 (2)

1目覚めず昏睡状態

2目覚めて回復へ

3このままでは助からない……

心肺停止蘇生成功&意識回復！セーフ！

右目？

dice1d2=2 (2)

1義眼

2眼帯

右足は？

dice1d2=2 (2)

1普通の義足

2サポートアイテムの機能付き義足

機能詳細

dice1d3=2 (2)

1戦闘補助の脚力増強機能

2+常時GPS追跡

3+公安との通信のためのマイクとスピーカー

最後、喉の火傷

dice1d3=2 (2)

1筆談できるので支障はないと判断。そのまま。

2サポートアイテム着用。

心操くんのペルソナコード的な人工声帯のマスク。呼吸の辛さも軽減される。

3手術で喉を丸ごとサイボーク化+何かしらの機能

右目→眼帯

右足→戦闘補助の脚力増強機能の義足（GPS機能付き）

喉→サポートアイテム着用。人工的に声帯を再現した精巧な造りのマスク

公安からのデクに対する扱い

どのくらいの支援が期待できる？

dice1d100=56 (56)

デクどう思ってる？

dice1d3=1 (1)

1冗談じゃない、俺さんの元へ戻らないと

2国の為に動く。僕が誰かの役に立てるなら…！

3他

デクから公安に対する反抗度

dice1d100=40 (40)

内心では不信感が強いけど従ってる感じか

さて俺くんdice1d3=1 (1)

1デクの行方が分からず不審に。捜索開始。

2入院中だろう。まだ信じて待っておこう

3他

爆豪どう動く

dice1d3=2 (2)

1俺くんと同伴行動

2何で救助ヘリとヒーローがデクを攫うんだよ。ヒーロー側を不審に思い探りを入れる

3その他

ダイス神が原作強火勢すぎて
デクはヴィランに堕ちたりしないし絶体絶命の危機にはかっちゃんが駆けつけるしシュートスタイルを身につけるの
ってスレ主を折伏しておられる

>>105

こういうスレのダイスの女神のガチ勢っぷりは何なんだろうな

積極的に人を殺すデクは嫌だよね…って言われてる中で「そもそもデクは人を殺したりしません！！」するのは強火すぎる

なんか他スレの話題出すのはあれだけどどっかのスレでもデクをヴィラン堕ちさせようとしてめっちゃ苦戦しまくってなかったかな……と過去に思いを馳せる

コロナにやられてて全く手が付かなかったすまん

保守しててくれてありがとう

薬品の匂いと規則正しく刻む計器の電子音。

全身を蝕む激痛に魘され、デクが目覚めたのは見知らぬ場だった。

デク（……ここは……）

白い医療ベットに寝かせられていた身体を起こし周囲を見渡した。

デク（病院……？でも、なんか変だ）

看護師や他の入院患者など、他者の気配が全く無い。

白色灯に照らされる広い病室には、窓すら無く代わりにデクを監視する画角に監視カメラが1台、設置されていた

デク（監視されてる……？どうして？そもそもなんでここに？）

dice1d2=1 (1)

1任務中だったのは覚えてるけど記憶がない……

2……確か任務で敵襲を受けてッ……！

記憶詳細

dice1d4=1 (1)

1爆豪に会った事までは覚えてる

2誰と会ったか何があったか、靄がかかっている様子

3当日中のことが丸ごと記憶にない

4そもそも何も覚えてない。記憶喪失