ここだけホシノが先生の妹 その51

ホシノと先生が兄妹な世界線であれこれを語るスレです。
6月にしてもう真夏日レベルで暑くて溶けちゃいそうですね。

歴代スレ(初代とひとつ前)

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ここだけホシノが先生の妹 その50｜あにまん掲示板ホシノと先生が兄妹な世界線であれこれを語るスレです。1周年越えて遂に50スレ到達です！bbs.animanch.com

有志の方による歴代スレまとめ

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ここだけホシノが先生の妹　キャラ解説まとめ

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有志の方の兄先イラスト集

有志の方のイラスト集

「…………あんた、いつの間にカズサちゃんからそんな高級そうな物を……。」
"俺も何も聞いてないな……。ていうかカズサがセムラをあげるなんてビックリなんだけど。"
「……はっ！？まさか脅したんじゃないよね！？」
「……ま、まあ、それは置いといてぇ。」

置いとけるわけないでしょバカピンク、と喧嘩を売ってくるが今は買わない。余計な事を喋ってしまったと一瞬顔を歪ませはしたが、問題ないと判断する。
何故ならこれから提案することで吹き飛ぶだろうという確固たる自信があったからだ。その提案とは───

「おじさんの案とはつまり……シロコちゃんを改めてデートに誘うのさ！！！」

3人の間に暑い夏日とは裏腹に冷たい空気が駆け巡った。一方はコイツ人の話を聞いてないな？という養鶏所の絞める前の鶏を見つめる目をし、もう一方はちょっとその提案は無いかな、まあそんなおバカな所も可愛いわけだけど、と言った同情や愛情をふんだんに盛り込んだ胸焼けスイーツパフェ(笑)のような目だった。

シロコ*テラーが怒っていて取り付く島が無い。そんな事が出来れば今、このように苦労していないのである。

「お兄ちゃん、本当に人が悩んでる時にふざけるような奴を選んで相談した事をこの上なく後悔してるんだけど。……もしかしなくても私が悪いのかな？」
"ま、まあまあ……お前もあっちで同じことしてるかもしれないだろ？俺からしたら可愛らしい一面だって！"

これだけ馬鹿にされても未だに笑みを絶やさないホシノにむしろ不気味なモノを感じ始めていた。まるで彼女が必勝法を手にしていると思わせるような雰囲気だった。

「ふっふっふ……！バカにしてるよね？今、絶対にそんな事出来っこないって思ったね？……本当にできないと思う？」
「……なんなの？意味深にしてさ。勿体ぶらずにとっとと言いなよ。」

そうして彼女は自身の必勝の解決法をつまびらかにしていく。

「……まず、デートに誘うには向こうが乗ってこないといけないよね？───であれば乗せればいい。」
「シロコちゃんは今狙っているスイーツパラダイスがあるんだ。……ただ、そこの予約はものすごく難しくてね、そうそう予約が取れないんだ。」

ニヤリと笑いながら彼女は胸ポケットから何かを取り出す。それを固唾を飲みながら二人は眺める。

「───けどね、あるんだよ。その選ばれし者の証、そのチケットが！」

水着ホシノの思い出を上書きする女…

青いリボンが特徴のメイド服に身を包み、浮遊するモノリスを携えてダブルピースをしている少女、飛鳥馬トキ。
白衣を肩にかけ、黒い旗袍に身を包んだ不敵な笑みを浮かべる少女、申谷カイ。
そしてこの二人の周りをドローンが飛び回り、ドローンが付いていけないようなスピードで動くな、一体誰が道案内をしていると思っているのか、とけたたましく怒っていた。

「超天才美少女ハッカーさん、お帰り。……そっちの白いコートの人はお知り合い？」
『ええ、丁度道端でばったり。……先生の容態も確認してもらおうと思ったのでついて来てもらいました。』

二人のやり取りを我関せずといった様子で先生の元へと申谷カイは向かっていった。彼女は先生の肉体を観察していく、代償として先生は痛みに悶える事になるが、得るものを考えるとささやかなものだろう。
一通り彼女の状態を診終えたカイは合点がいったかのような様子でニヤリと笑う。

「なるほどねぇ。……先生、想像以上に薬と相性が良かったようだね？その証拠にほら───」
「いたたたっ！」

カイが少し腕を持ち上げただけで先生は苦悶の表情を表す。

「副作用もすさまじいね。ククッ……それに薬の効果事態も切れてなさそうだ。痛みで動きを制限しているね？無理のない範囲で構わないから少しジャンプしてみせておくれ。」
「……分かったよ。」

カイに促されるように先生は幅跳びをする。それを見ていた一同は驚愕することになる。
先生が痛みに晒されながらも飛んだ距離は生徒達とは言えど、おいそれと出せる距離ではなかったからだ。それこそ、外の人間ではもちろん成しえないものだった。それを見た先生も驚きを隠せずにいた。

「……うそ。」
「ククッ……やはりだ。先生、貴方の体とその薬は相性が良すぎた故に代謝による分解も非常に遅くなっている。私の見立てではあと数時間は効力を持つだろうが、痛みには苛まれることになるだろうねぇ。」

僥倖と言っていいのか複雑な心境である。肉体の制限がまだ解除されている状態故にいつも以上の動きがまだ出来る。しかし、それと同時に肉体にかける負担は想像を絶する。

「ねえ、せめて痛いのはいいから。体が壊れないようにできない？」
「……ちょっと、先生。それはダメだよ。」

……アツコに睨まれてしまった。

「最近便利な薬師枠としての役目がカイ先輩に盗られてる気がするのだ」

>>17

「だから！あんたはそれをどうやって手に入れてんのって聞いてんの！カズサちゃん達から貰ってるなら、あの子達が手放すわけないでしょ！？」

"それはそうだけど、何かしらあったんじゃない？ホシノの事だし、帰省した時のお土産探しに手伝ってもらった時とかの戦利品的なモノだったりするかもよ？"

「ふっふっふっ、そんなに文句があるなら……『これ』いらないんだね？別にいいよ、おじさんはおじさんで使い道があるからね。」

さあ、どうするのさ、と普段の100倍返しと言わんばかりの煽り顔でホシノ*テラーを見つめる。普段であれば、煽りあい青春で撃ち合いの後殴りあい青春に切り替わるのだが、今回は違う。相手の要求を一方的に飲まざるを得ないこの状況をホシノは楽しんでいた。

ホシノはこれを得るための条件を出していない。彼女は入手方法が気になっているだけ、そこに目を瞑れば手に入る。しかし、そこを追求すればシロコ*テラーと仲直りして汚名返上する機会が遠のいてしまう。背に腹は代えられない、ここは好奇心を抑えて本懐を遂げる事に全力を尽くすのみだ。

「ぐぅ……！もういいよ！くれるんでしょ！早くちょうだい！」

「……口のきき方がなってないけど、まあ……今回はこれでいいよ。」

普段の彼女なら追及を優先しただろう。しかし、今はそれどころではない。せっかくのチャンスを見逃す程、彼女は意固地ではない。

後で追求すればいいだけなのだ。今はこの目の前にぶら下がった餌に食いつくのみ。

そうして悔しそうにチケットを奪い睨みつけていた。

「最初からそうしてれば良かったのに。……ふっふっふっ、そのチケットは今日から使えるからお店の場所を後でモモトークに送っておいてあげる。さっさと行ってくれば？」

「黒服みたいに笑ってさ、きしょく悪いったらありゃしない。でもまあ、一応礼は言っておくから、それじゃ。」

そう言い彼女が疾風の如くシャーレを後にした。その後に思いもよらない生徒が入ってくる。ホシノはゲェ！今来るの！？と顔を現代アートと見紛う程にゆがめ、先生はうわぁ、このタイミングかぁ……アイツも運がないなぁと何とも言えない顔をしていた。

「うっひゃ～……びっくりしたよホント。あ、ホシノさん、先生、お疲れ様です！……ってどうしたんですか？二人ともすんごい顔して。」

「………いや、なんななんなんでもないよカズサちゃん。」

“（煽り顔のホシノも可愛いな…）”

>>52

「私もみすみす大切なじ──先生を失うのは本意ではない。そこのお嬢さんの要求を受け入れようじゃないか。」

不穏な言葉を残し、カイは私に何をどうしてほしいんだい？と悪魔の様に微笑む。少し考え込んだのちにアツコは先生を見ながら答える。

「体が壊れないように且つ痛みを抑える薬を渡して。」

「ほう……！」

予想外の答えにカイは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしてしまう。彼女のこれまでの言動を鑑みるとむしろ先生に薬を飲ませるな、もしくは動けないようにする薬を今すぐ飲ませろといった要求が来ると思っていたのだ。

しかし、むしろ苦痛を抑え、肉体を保護する薬を求めた。カイにとって実験を続けることが出来るので願ってもない要求だった。

「君は自分が言っている事がどういう事か理解しているかい？」

「分かってるよ。……でも小鳥遊先生も梔子先生もこうなったら梃子でも動かないから。だから……だからせめて、先生がこれ以上辛い思いをしないようにしてあげて。」

「この要求が受け入れられないなら、この話は無かったことにしてもらうから。」

そう言い、アツコは普段あまり見せる事の無い鋭い瞳でカイを射抜く。カイはどこ吹く風と言った様子だが、ミサキやヒヨリは少し驚き、トキも雰囲気に押され少し顔をこわばらせる。空気を読めない人物がただ一人、別の意味で異議を申し立てる。

「あ、あのー……本人の意思を無視して進めるのは……。」

「先生、少し静かにしてて。」

「ひぃん……飲むのは私なのに……。」

「えへへ、辛いですね先生。どうぞ、こちらへ。……えっと、さっき食べずにとっておいたデザートのプリンのレーションはいりますか？」

「ありがとねヒヨリちゃん。」

ヒヨリに頭を撫でられながら半泣きでレーションをちびちびと食べていた。まるで小動物が小動物の面倒を見ているような雰囲気に多少和やかになりはした。自業自得とは言え、このことに関して不満を抱いているのはアツコだけではない。ミサキやトキ、ヒマリも思う所があるのだ。

「……ふむ、いいだろう。私としては何の不利益もないからね。約束通り、先生には君の望みに沿うような薬を渡そうじゃないか。」

カイはまるで全てを察していたかのように丸薬を2つ取り出す。一つは光すら飲み込むような黒色、もう一つはあまねく全てを己の色に染め上げるような白色だった。

>>41

個人的には

不完全テラー(暴走状態)のが最大出力は上だけど、制御が効かないのでホシノの経験やスキルを活用しきれない

完全体テラー(プレ先妹)のがちょっと最大出力は下がるけどホシノの戦闘経験とスキルを完全に使える

って感じで相互互換みたいな印象がある。

ヒヨリ「うわあああああん！！」

梔子姉「（何とも言えない表情）」
ホシノ「（何とも言えない表情）」

胸囲の包容力

>>45

個人的にはこの世界のホシノってエデン3章の後に「大切な人達のために強くなりたい」とか考えてヒナ辺りに模擬戦を風紀委員会とアビドスの合同訓練みたいな形で持ち掛けてそうな感じがするんだよね。

んでエデン編やパヴァーヌ編の縁も利用してティーパーティー経由で正実やセミナー(ユウカ)経由でC&C辺りとも訓練形式取って原作より腕を上げてる印象がある。

ヒナはエデン条約の時の事で思う事あるから乗り気になるだろうし、ティーパーティーの面々はエデン条約の時の事で恩義(ナギサとセイア)や親愛(ミカ)あるから前向きに考えてくれる。

C&Cはネルがホシノが実力者だったと聞いて一勝負申し込んでいたけどエデン3章以前はのらりくらり回避してたけどエデン3章以降はホシノが乗ってくれるようになる。

……そんな感じでホシノ(とアビドス)を中心に全体的にちょっとずつレベルアップしてそうな気配がある。

アビドスが5人しかいない弱小校だから大きな波風が立たないでやれる裏技みたいな内容だけど。

>>67

怪訝そうなカズサをしり目にホシノは滝のように汗を流していた。自身が何故セムラの味を知っていたのか、どうやって超有名店のスイーツパラダイスのチケットを入手したのか、それを知られては困る相手が隣にいるからだ。

「まあいっか、一応当番で来たけど……仕事どころじゃなさそう？」

"ちょっと色々あってね。……あ、そうだ！カズサに聞きたいことがあっ───"

「わああああああ！！！なんでもない！なんでもないよォ！？」

ホシノが大声をあげて遮ってくる。余りにも大きい声量に2人揃って、うわうるさ……とつぶやいていた。しかし、これで余計に兄の疑念を深める事になってしまっていた。どうにかして兄の疑念の解消を回避していきたい。何か、何か方法はないだろうか？必死に回避方法を考えるが思いつくことは無かった。

「……んん？それならいいんですけど。……そういえば先生、物凄いスピードでもう一人のホシノさん走って行っちゃったんだけど……なにかあったの？」

ここでホシノに天啓が下りる。

「そ、そうだ！あのチケット、あと4枚あるから3人で一緒に行って様子を見に行こうよ！」

"流石にそれはちょっと……あの2人の水入らずの時間だし、デバガメするのはダメでしょ。"

「兄貴何言ってんの！あのヘタレが肝心なとこでやれるわけないでしょ？だから、ダメだったらこっちから背中を押しに行くんだよ！」

"一応自分でしょうに……。"

「え？え？どういう状況なの……ちょっとどっちか詳しく教えて欲しいんだけど。」

こうしてカズサにこれまでのいきさつを話す。そのためにチケットを使ってあの2人が上手く行くように様子見しつつ、じれったい場合はこっちから指示して何とかしようというものだ。彼女も健全な女子高生だ。そういうのは良くないとは言いつつもまんざらでは無さそうな様子だった。

───勝利を確信した。あと一押しでカズサちゃんは堕ちる。そうすれば、後はあいつに気が付かれないような席を準備すれば万事OKだろう。

軌道修正できたと思っていた隠し事の鉄骨渡りに新たな突風が吹き荒れる。

ガララと扉を開け、青い羽織を揺らしながら一人の生徒が入ってくる。

「久しぶり、また無茶をしてないでしょうね？…………ホシノさんはともかく、先約があったのね。出直した方がいい？」

桐生キキョウが少し気まずそうな顔でこちらを見ていた。