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【CP・閲注】ここだけシュウジがマチュのヒモになってる世界Part5|あにまん掲示板
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【CP・閲注】ここだけシュウジがマチュのヒモになってる世界Part5

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:02:57

    要するにシュウちゃんとマチュは付き合ってるが、マチュがシュウちゃんに心底依存してて小遣いやファイトマネーその他バイト代等のお金を多く貢いでしまってる。

  • 2二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:04:22
  • 3二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:06:10

    スレ建て、ありがとうございます!

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:06:53
  • 5二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:08:06

    >>1

    たておつ

  • 61 ルートにかかわらず基本コレ25/10/05(日) 21:09:05

    あらすじ

    ガンダムのあるパーツが高くて困っていたシュウジ。

    そんな彼を見てかわいそうに思ったマチュがガンダムのパーツを代わりに買ってあげたことが全ての始まりだった。

    その日からマチュは、シュウジに貢ぐことが無情の幸せだと感じてしまうようになる。

    ある時はご飯を作って食べさせて、ある時は小遣いやバイト代からお金を用立て、そしてある時は自らのカラダを抱かせることも…。

  • 71 ルートにかかわらず基本コレ25/10/05(日) 21:11:21

    主な登場人物
    マチュ(アマテ・ユズリハ)
    お嬢様学校ハイバリーに通う女の子。
    学校では王子様のように扱われているが、その実は違法賭博のクランバトルに出場したり彼氏に貢いだりしていてかなりインモラル。
    お嬢様学校のハイバリー生とはいえ母親と不仲であまり小遣いがもらえておらず、クラバのファイトマネーやバイト代が主な資金源。

    シュウジ・イトウ
    マチュの彼氏。
    イズマコロニーの廃地下施設に潜む謎の美少年。
    スプレーアートによるグラフィティを無断で書き殴ったり、赤いガンダムに乗ってクラバに出場していることからお尋ね者の烙印を押されている。
    ある目的のため活動しており、彼女であるマチュを資金や食料の調達先としか見做していない…筈だった。

    ニャアン
    難民の少女。マチュの親友。
    かつてはシュウジのことが好きだったが振られ、以降は彼とも友達。
    マチュとシュウジがどこまで進んでるかもどんな関係かも知っている。

    タマキ・ユズリハ
    マチュのお母さん。
    思春期特有の悩み(?)をかかえる娘と不和になっており、心配しつつも所々で成長を喜んだりしている。
    最近は仕事の都合で忙しく、家を開けてしまうこともある。

  • 81 のルート25/10/05(日) 21:14:03

    1ルート
    スレ主が書いてるルート。
    基本的にマチュとシュウジがイチャイチャしてるだけ。
    だが時にマチュがお金渡したりシュウジが暴力振るったりヒニンに非協力的だったり、何かがおかしい感じを出している。
    ニャアンはシュウジへの好意は既に解消して友達になってるが、いかんせんマチュとシュウジの関係が気になってるようで覗いていることがある。
    時系列的には、マチュとシュウジが出会ってから5話まであたり。
    ただ本編よりちょい長くなってて(数カ月くらい)、その間に付き合い始めて今の関係になった感じ。
    シュウマチュのただれた関係が見たくて書いてるのであんまアブナイことはしない方針。
    クラバ以外のマチュの仕事は週刊誌のグラビアモデルとコンカフェ「ソドム」の嬢。

    バスク逮捕&ゲードゥーがネノクニに落ち着いたため本編に比べて格段に平和な世界になった。
    あくまで、世界は。

  • 91 も楽しみにしてるルート25/10/05(日) 21:20:14

    82ルート
    1スレ目82さんが始めたルート。
    こちらもバスク・オムが逮捕された世界のようだ。
    いらんところで歯止めが効くチキンスレ主1と違い、
    ・タマキさんにバレる
    ・体を壊す
    ・マチュが体を売ってしまう
    ・違法風俗で働かされそうになる
    と劇的なことが起きまくる。
    下2つは本番に移る前にシュウジに阻止され、徹底的な調教や監視をされるハメになった。
    不思議な画家の絵のモデルを務めあげたマチュの次の仕事は、モビルスーツのテストパイロット。
    雇い主は、シャリア・ブル少佐…。

  • 101 お待ちしています。25/10/05(日) 21:24:57

    本スレでは1や1スレ目82さん以外の方の妄想やSSも歓迎しております。

    基本的に>>1>>6>>7に書いた内容から大きく外れなければOKです。

  • 111スレ8225/10/05(日) 22:03:32

    建て乙です。更新遅くなっててすみません。リアルが立て込んでまして……済み次第少しずつ投稿しますので、どうかよろしくお願いいたします!

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:40:00

    たておつです!
    1さんも82さんのお話も違う味が楽しめて美味しいです!!
    …えっちも違うのが楽しめてラッキー……!

  • 13125/10/06(月) 08:10:43

    >>11

    いつもありがとうございます!

    シミュレーターのテスターに選ばれ、ヒゲマンとの接触を果たしたマチュがどうなるか気になります…!

    本スレでも楽しみにお待ちしております。

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:50:49

    どちらの方も佳境に入った感あるな…。
    ドキドキする。

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 17:12:19

    ヒゲマンの動向
    1さんルート
    →ガールズカフェソドムの店長
    82さんルート
    MSシュミレーターの責任者
    (肩書はそのまま)

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 01:55:09

    どう転ぶかめっちゃ気になる
    マチュこのままだと連れて行かれちゃう…?

  • 17125/10/07(火) 07:10:30

    ある夜のクラバ。

    2機の払い下げゲルググとの戦いだった。

    1機目はハラヘリムシがヒートホークで処理した。

    頭をスイカのように割られ早々に失格に。

    そして…


    「…今だ。」

    ズガンッ!!…ビームサーベルがゲルググの両腕を切り落とす。

    武装を失ったゲルググは戦意喪失したのか、そのまま明後日の方向へと撤退する。


    “ポメラニアンズ勝利”

    もう聞いたのが何回目か忘れたファンファーレが流れる。

    「ありがと、シュウジ。」

    「うん…マチュもおつかれ。」

    ヒートアックスと、ビームサーベル。

    お互いの武器を返し合いながら、その場を後にしていた。

  • 18125/10/07(火) 07:12:11

    「はぁ…はぁ…今日も勝てた…」

    カネバンに戻り、ジークアクスを降りるマチュ。

    ハッチを開けて出ると、体から滝のような汗が滴り落ちていた。


    「マチュ、お…お疲れ様…」

    「うん、お疲れ様。」


    「どうしたんだよジェジー、最近あいつにセクハラしなくなったじゃん。」

    「だってさ…雰囲気変わりすぎじゃねえか。ここに来たばっかのころは借りてきた猫みてーなお嬢さんだったのに、今じゃまるで迷いってものがない。」

    「確かに…さっきの迷いなくビームサーベルでブスリってやるとことか怖かったな…」

    「最近なんか睨んでる目つきだけで人殺せるような雰囲気だぞ。尻なんか触ったら殺されちまうよ。」

  • 19125/10/07(火) 07:13:26

    「お疲れさん…はい、今回の分。」

    「ありがと。」

    「…あのさ、お願いだから死なないでおくれよ。」

    「なんすか、急に。」

    「あんた見てるとさ、ハラヘリムシのために死んでもいいやみたいなこと思ってるように感じるんだよ。最近は特に。」

    「…」

    「男に熱をあげるのはいいけどさ、男に灼かれて燃え尽きてからじゃ遅いよ。」

    「それ、実体験?」

    「…とにかく、気を付けてね。なんかあったら相談してくれよ。」

    「はいはい…それじゃまた…」

    「うん、またね。」


    「…はぁ、私ったら何ほざいてんだろ。」

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:02:54

    アンキー…

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:24:34

    ここのアンキーはシュウジを売らないといいな・・・

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:39:56

    仮に売ろうとしたら、マチュはリベリオンしようとするだろうけど
    このスレのシュウジはそれを察知しそう。
    「僕とマチュを引き離そうとしたな…!!」ってガンダムで叩き潰しにいきそう。

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 06:06:31

    仮にシュウジが地球を諦めてイズマに残るとして、クラバとかはどうするんだろ。
    やる理由無いからやめるのかな。

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 06:31:24

    イズマに残った所で2人の立場からして正式に結ばれるのはほぼ無理なんだよね……アンキー達はともかく、周囲が2人の関係を知ったら確実に引き離してマチュを保護という名の厳しい監視下に置きそうだし
    この世界でずっと一緒に居ることを望むならシュウジがどうにかして公的な身分を手に入れるか、マチュを説得か無理矢理抱え込んでイズマから飛び出して地球でひっそりと隠れ住むくらいしか思い付かないけど、どうなるんだろう……

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 14:58:50

    >>23

    やめせさせてもらえないだろうな。

    コレ、裏の仕事だし。

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:12:26

    めっちゃ嫌なこと思いついたんだけど。
    お金ほしさにゲーツとドゥーちゃんがクラバに出ちゃって、それを知らないでもうやる気マンマンでマチュとシュウジが撃破してしまうみたいな…。
    シイコさん戦みたいに、倒される間際にNTのキラキラ空間でドゥーちゃんだって判る感じ。

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:14:12

    >>26

    頼む夢であってくれ…

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:24:07

    >>26

    クラバは必ずしも殺し合いになるわけじゃないし・・・


    ガチで殺しに来たシイコさんやパイロットを電気責めでいたぶってた二連星が例外なだけ、だと思う、だといいな

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 06:32:16

    保守

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:50:19

    このレスは削除されています

  • 311 小話25/10/09(木) 14:53:30

    とある夜の帰り道

    「…そういえば、ドゥーちゃんはクラバって知ってる?」

    「モビルスーツで戦うやつ?」

    「うん…ひょっとしてドゥーちゃんはやってたりする…?」

    「やらないよ。」

    「えっ、でもドゥーちゃんって前はモビルスーツ使う仕事してたんだよね?」

    「うん…でも、僕は前に乗ってたヤツ以外乗りたくないんだ。」

    「愛着あるんだね…どんな機体なの?」

    「詳しくは言えないけど、大きくてとてもカッコよかったよ。もう解体されちゃったけど。」

    「えーマジかぁ…」

    「それにさ…いまはもう危ないことしたくないんだよね。死ぬのが怖いというか…死んであいつを一人にしたくない。」

    「……ごめんね、変なこと聞いて。」

    「ううん、いいんだよ…それじゃ、また明日。」

    「うん、またね!」




    「…よかった。」

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:02:41

    >>31

    ほっ…

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 06:16:22

    一応ゲードゥーの死ルートは免れた感じか。

  • 341スレ8225/10/10(金) 11:56:48

    前スレ176

    『戦闘シミュレーター、開始します』

    『よろしくね、アマテ』

    「よ、よろしく、ドゥーちゃん」

    おかしい。私は確か初心者のMS操縦による挙動調査のアルバイトに募集したはずでは?なのに何故戦闘シミュレーターをする羽目になっているのだろうか?まるで分らない。

    『MSは兵器ですので。初心者がどのように動かして、どのような負担が機体に掛かるのかの調査なんですよ。ご安心を、危険はありません。バーチャルゲームと思ってプレイしていただければ問題ありませんよ』

    そうは言ってもなー……これ、派手な動きをしちゃったらばれたりとか……?

    『ああそうだ。挙動の良し悪しによっては追加報酬をお支払いいたします。その他協力に応じて追加の報酬もありますので頑張ってくださいね』

    『マジで!?よーし、アマテ!悪いけれど徹底的に行かしてもらうからねー!』

    「……ええい!やってやる!やってやるぞー!」

    追加報酬、と言う魅力的な言葉には抗えない。そうだ、お金が必要なんだ。それも、基本給以外の報酬。それはつまり、お母さんに詮索されないお金と言うことだ。あまりにも魅力的すぎる。ならば……

    「行くよドゥーちゃん!手加減しないからね!」

    『こっちこそ!』

  • 351スレ8225/10/10(金) 12:06:00

    >>34

    「……あれ、本当に素人や初心者の動きですか……?」

    コモリ少尉の驚愕の声も当然だろう。目の前のシミュレーター映像には、縦横無尽に動き回るザクが、ドゥーさんの方は銃撃メインで、アマテさんの方は白兵メインで暴れまわる姿が映し出されているのだから。それも、挙動については正規兵士並み……は言い過ぎだが、先読みや牽制、引っかけ等のそれは驚くべきデータが確認されている。

    「これはこれは……最近の女子高生や子供は凄いのですね。我々ロートルなどでは到底及びもしない動きです」

    「いやいや、それじゃあ説明付かないですよ中佐。これ、どう見ても訓練ないし、経験者の動き……」

    それは分かっていますよ少尉。ですが、我々の仕事はあくまでデータ収集。余計な詮索は『今は』慎みなさい?

    「しかし……本当に見事なものです。特にアマテさんの方は……」

    白兵メインと言えば聞こえがいいが、要は突っ込むと言う新兵によくある動き。銃撃を当てられないから直接ぶん殴るという行動だ。しかしそれは銃撃以上に容易ではないのだ。なぜならば相手は撃ってくる。それを搔い潜って直接攻撃と言う行動は、エースが好む攻撃方法だ。それをアマテさんは、かなりの高精度で実行できている……見事なものだ。

    「新世代、という奴ですかねぇ……」

    シミュレーター画面から端末の方に視線を移す。そこに映るのは……ポメラニアンズと呼ばれるクラン所属のパイロット……『マチュ』と呼ばれるパイロットのその挙動はやはり……

    「……まぁ良いでしょう。今回はデータ収集がメインです。お勤め、頑張りましょうかね」

  • 361スレ8225/10/10(金) 12:07:44

    >>35

    毎度毎度遅くてすみません……もう少し時間が欲しい……今度はもう少し間が空かないように投稿したいです!

  • 37125/10/10(金) 17:07:03

    >>36

    いえいえ、お気になさらず…。


    シュミレーターのはずがいきなりのガチバトル…方やクラバの選手、方や元連邦軍兵士だから凄まじい結果が出そうですね。

    はたして無事に切り抜けられるものか…。

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 01:12:25

    保守

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 09:09:25

    >>34

    うーん、ケガとかしないといいが…

  • 401スレ8225/10/11(土) 17:09:50

    >>35

    『ちょっとだけ番外編』


    『本日の挙動シミュレーターを終了します。お疲れさまでした』

    「ふぅー……終わった終わった……」

    いや、今日は特別きつかったなおい。初日のシミュレーターでやった通り、私やドゥーちゃんは戦闘系のシミュレーターに回されている。初心者の挙動調査と言う名目は変わっていないようだが……なんか、覗かれている気がしてちょっとだけ気味が悪い。その分お給金は多いし特別報酬も貰えているので良いのだが……

    「それにしたって、今日の相手はちょっとやばすぎない?」

    サイド7から出稼ぎに来たとか言う20歳位のジャンク屋業の癖っ毛の男性。私同様初心者を自称していたが……嘘だろあれ。明らかに挙動が異常だった。先読みがあまりにも上手すぎる。あれは予知のレベルだ。もはや私ではどうしようもないレベルの相手だった……本当にきつかった……

    「まぁ、良いか。別にどうでも。必要なのはお金だし。相手が誰でも構わないや。さーて。今日の特別報酬でシュウジにお肉買って帰るぞー!」


    ……


    「……いやいや、何ですかあの……なんだったんですかあれ?」

    「……さ、さぁ……NTだとかそういう次元は突破している気がしますが……あ、でもその彼、今日で終了ですね。明日にはサイド7に帰るそうです」

    「そうなんですか……もしもあれが連邦に居たりしたらと考えると……恐ろしいですね……」

    冗談ではない。あんな相手がもし敵だったりしたら、私など物語の一話分だけで撃墜されて終わりでしたよきっと……民間にも恐ろしい才能の持ち主が居るものですねぇ……

  • 411スレ8225/10/11(土) 17:11:28

    >>40

    ちょっとだけの番外でした。今回のみの登場です!

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 20:39:48

    >>40

    この天パは…!?

  • 43125/10/11(土) 23:49:34

    >>40

    なんと…一般にも謎のニュータイプが…!?


    おもちゃ工場開いてそう。

  • 44125/10/12(日) 09:04:46

    「「ありがとうございましたー!!」」


    「コモリンおつかれー。」

    「マチュもお疲れさま。若いのに頑張るわねホント。」

    「若いのにとか…コモリン私よりちょい上くらいでしょ?まだ若いよ。」

    「そんな事言って…おだててもなんも出ないわよ?」

    「出さなくていいもん。」

    「それじゃ、お疲れさまでした!」

    「うん、またね。」


    …調子狂うな、あの子と関わると。

    あくまで仕事ですよーというスタンスなのに、まるで妹と話してるような感覚になる。

    「コモリン君。入れ込みすぎるな…と言ったのはあなたですよ?」

    「わ、わかってます…」

    そうだ、目的を見失ってはならない。

    私たちにとってあの子はただの仕事仲間であり…監視対象なのだから。

  • 45125/10/12(日) 09:31:38

    アマテ・ユズリハ。17歳。

    名門ハイバリーに通う女子高生。

    外交官の父に監査局部長の母を持つ超エリート。

    身長147cmほどだが、抜群の運動神経を持ち頭脳明晰。

    ボーイッシュで男勝りなイメージとは裏腹に、セクシーな肢体を持つ上時にはユーモアのある言動をするという意外なギャップも持ち合わせる。

    クラスメイトはもちろん、校内外の人々から憧れられており「ハイバリーの王子様」の異名を持つ。

    …だが、それは表の面にすぎない。

    我々の探している彼女の素顔は別にある。

    ポメラニアンズのマチュ。

    エグザベ君からガンダムクアックスを強奪したかと思えば、完璧に使いこなした謎のニュータイプ。

    ガンダムを駆るハラヘリムシなる者とMAVを組み、クランバトルに参加している。

    そして…負けたことがない。

  • 46125/10/12(日) 09:48:18

    彼女はなぜモビルスーツを強奪したのか。
    彼女はどのようにあのハラヘリムシと接触したのか。
    そして…なぜ正体を隠しながら、クランバトルに参加するのか。
    まったく腹の中が見えない。
    あの子は無邪気な笑顔の下に、いったい何を隠し持っているのだろう…。

    「その答え、ほとんど私は読めています。」
    「勝手に思考を読まないでください。ってか仕事が早っ!?」
    「すみません。ただ肝心なピースが見つからない状態です…」
    「困りましたね…」
    「ところで…コモリ君は好きな人がお金に困ってるとして、お金や食事を面倒見ようと思いますか?」
    「そんなことしたら典型的な“ヒモ”の誕生ですよ。金くれって言われた時点で別れます。」
    「ふむ…なるほど…ヒモ…」
    …質問の意味がわからなかったが、中佐は納得したようだった。

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 17:32:26

    うーんまぁ…コモリンならそう言うだろうな…

  • 48二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 22:55:08

    コモリンならって言うか、これが普通の思考では?

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 03:25:30

    お弁当なら青春モノあるあるだけど現生はなぁ

  • 50二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 11:55:42

    保守

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 20:47:04

    保守

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 04:03:25

    アンキーの裏切りとテロで最終的にああなったとはいえ本編の方だとシャリアは当初ジークアクスの件を穏便に済ませようと交渉してたけどこっちはどうなるかな?

  • 53125/10/14(火) 10:23:10

    「あーいいねいいね…デート感たまらないねぇ…!!」

    パシャパシャ…

    「そうそう、しっかり肩まで浸かってて…」

    パシャパシャ…

    「そうだ、キミはお風呂上がりに彼氏とダラダラしてるんだ。」

    パシャパシャ…


    「アマテちゃん、今日もお疲れ様!」

    「いえいえこちらこそ…」

    今日の撮影にはお風呂シーンがあると打ち合わせで聞いてて、「おっ、ついにヌードか…!?」とドキドキした。

    実際には入浴剤を濃いめに入れてあるし、水着を着ての超健全な撮影風景だ。

    けど出来上がった写真をみると、正直ギリギリだろ…と思ったくらいだった。

    「それにしても、今日のはより一層臨場感があってリアルな雰囲気が出てたね。」

    「いやーそんなぁ…」

    …まさか実体験があるシチュだからとは言えない。



    「うおっ…分厚っ…」

    それにしても、ここのギャラは量が多くて助かる。

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 19:17:05

    このレスは削除されています

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:21:57

    あっ…嫌な予感が…

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 21:03:57

    これ、マチュを良くない目で見てくる奴と街中で出くわすようになりそう。
    雑誌に出てた子だよね?ファンなんです。…って感じでお近づきになろうとする連中

    それを害虫を見るような目で睨むシュウジ。

  • 571スレ8225/10/14(火) 23:31:17

    >>53

    入浴シーンとか……絶対よろしくない使い方するやつが出てきて、勘違いのやつが出てくるやつ……先が気になる……

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 07:21:32

    このレスは削除されています

  • 59125/10/15(水) 07:25:58

    雑誌の刊行からしばらくして…。

    「アマテちゃん、今月のグラビア見たよ!」

    「特にお風呂入ってる写真すごいね!」

    「僕はお風呂上がりのやつ好き!」

    「あんな際どいやつよくOKしたね…」

    「見てくださったんですか!?みなさんありがとうございます!」

    ……

    ………

    「はぁ〜〜〜〜〜〜」

    「クソデカため息…」

    「アマテ、現役JKがしちゃダメな表情してるぞ。」

    「だってさぁ…みんな私の写真の話しかしてくんねぇんだもん…まあありがたいけどさぁ。」

    「ああ、例の週刊誌の?確かにすっごい写真載ってたわね。」

    「アマテの写真出てる週は売れ行きイイらしいぞ。」

    「マジ?初耳なんだけど…ドゥーちゃんとコモリンも出たら?」

    「私はいいかな…カメラって緊張するし。」

    「私は貧相だし、肌はゲーツにしか晒したくない。」

    「水着着ても駄目?」

    「駄目。」

    「そっかぁ…」

  • 60125/10/15(水) 07:43:41

    「アマテ君、今夜もご苦労さまでした。」
    「店長もお疲れ様です。」
    「ところで…雑誌の件ですが。」
    「あ…」
    ひょっとして掛け持ちは駄目だったか?
    「いえ、そうではなく。バイトの掛け持ちはかまいません。ただ、学業も専念して一度に3つのお仕事をこなすのは大変でしょう…お体に気を付けてくださいね。」
    「あ…お気遣いありがとうございます。」
    「ふふ、気を揉まないでください。次の活躍も期待していますよ…マチュ君。」
    「はい…それではお疲れ様でしたー。」


    …店長と話すのはなんか苦手だ。
    別に嫌いではない。
    むしろシュウジにわりと近い、安心できる方の人間だと思う。
    でも、それが逆に苦手に感じる。
    胡乱な雰囲気というか、つかみどころがないというか…。
    なんだか、心の中を見透かされてるような気がする。

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 17:14:16

    ガチャッ

    「ただいまー…」

    「おかえりなさい…マチュ。」

    ソドムの仕事帰り。

    今日はお母さんが出張でいない日だったので、シュウジがいてくれた。

    「あー疲れた…」

    「ごはんにする?お風呂にする?それとも…」

    「ごはん!シュウジも腹減ってるでしょ?」

    「うっ…うん。」

    まったく、正直なやつめ。

    いい匂いを漂わせるダイニングキッチンへ集合。


    具がゴロゴロと転がるビーフシチュー。

    ひとすくいして口にいれる。

    「うまっ…すごく美味い。」

    「よかった…」

    …しばらく前から、実家にいるときにシュウジが家事を手伝ってくれるようになった。

    お風呂やトイレの掃除程度だったんだけど、次第に食事まで作ってくれるように。

    レシピはお母さんから教わったものの受け売りだが、すぐ覚えて作れるようになっていた。

    思えばシュウジは手先が器用だし、ガンダムの細かい機械系統の整備とか得意だしな…。

    荒削りながらも料理もすぐ覚えてしまうわけだ。

    「どーせなら先に食べててもよかったんだよ?」

    「だって、マチュと食べたかったから…。」

    「えっ…!?」

    …このスパダリめ。シュウジと結婚する女の子はさ、幸せだよホント。

  • 62二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 17:49:26

    …問題は皿洗いを終えた頃だった。

    「マチュ…お風呂、いっしょに入ろうね…」

    「い、いいけどなんでそんな改まって…あっ」

    シュウジの手には、私の写真が載った週刊誌が握られていた。

    開かれたページは…やはりアソコだ。

    “「こーら、どこみてんの!」”

    “あなたとのバスタイム、いつもより体が火照っちゃう…♡”

    お風呂に入る私の写真。

    森林の香りがする入浴剤に体を浸かう、なんとも無防備な印象の1枚。

    撮影風景をよく知ってる私ですら、一瞬ドキドキする。

    「それ…シュウジもゲットしてたんだ…。」

    「もちろんだよ。僕はキミのファンだからね……で、これはナニかなぁ?」

    ニヤニヤしながら問い詰めるシュウジ。

    正直怒られるより怖い。

    「ちが…その…ほら、ヌードじゃなくて水着着てるから!入浴剤で見えなくなってるだけで…」

    「そんなことはわかってるんだマチュ…でも、僕は実感を得たいんだ…」

    「じ、実感…?」

    「僕だけが透明なお湯に入るマチュをみられるし、キミの熱るとこを見られるってこと…」

    「そ、そっか…じゃあいったん落ち着こうね?」

    「やだ、いますぐ欲しい」

    ググッ…

    「あはは…いやちょっと、待てって言ってるだろ…」



    <あっーーーーーーーーー♡

  • 63125/10/15(水) 20:40:18

    …それは嵐のような激しさだった。

    お風呂場へお姫様抱っこで連れ込まれ、服を剥がれ、やや強引に抱かれる。

    「ああっ…ちょ…もっと優しくね…?」

    「ごめん…マチュの体…気持ちよすぎて」

    お風呂場の冷たいタイルの上に寝かされ、抱き合ったまま挿入…。

    キスの雨に打たれながら、強烈な長いピストンを打ち込まれる。

    「まちゅ…だすよ…!!」

    「いいよ…!」

    腰をぐりっと押し付けられると同時に…ナカに熱いものが流し込まれた。

    「まったく…こんなに出しちゃってさぁ…あむっ…」

    赤ちゃんデキたらどうすんの…と聞きたいのを堪え、シュウジのオチンチンを口に含む。

    さっきまでナカにズブズブと挿れられていたそれは、せーえきと愛液でぬるぬるしていて変な味。

    「ああっ…すごく気持ちいっ…」

    「んっ…」

    シュウジは浴槽の淵に座って、私の奉仕に舌鼓をうつ。

    私の顔を覗き込みながら、すごくドキドキした顔をしている…かわいい。

    「ねぇ…口にちょーだい…?」

    「うん…たくさん出すから…飲んでね…」

    そうシュウジが言うと、口の中にどくっ…とまた大量に発射される。

    熱くてどろどろした、シュウジの愛情。

    「ふふ…上手にできたね…」

    頭をナデナデされながら口の中をいったん見せると、舌に絡みつくそれをごくんと飲み込んだ。

  • 64125/10/15(水) 21:02:31

    ……

    ………

    「あー極楽…」

    「うん…温かくて、気持ちいい…」

    あの後体中についた色々な液体を2人でゴシゴシと洗い、シャワーで流した。

    後でお母さんに気づかれたらまずいので、痕跡になりそうなものも洗い流した。

    「…ナニじろじろみてんの?」

    さりげなく、目をギンギンにしたシュウジに問いかける。

    「…さっきも言ったよね、僕は実感が欲しいんだって…」

    ふと自分の姿を直視する。

    入浴剤なんて含んでいない透明なお湯に透けた自分の裸体。

    水着を着ていない、おっぱいも性器も露出した産まれたままの姿。

    「やっぱりだ…あの雑誌にはこんなページないもんね…」

    「あの本読んでマスターベーションをしているやつらは…キミの本当の姿を知らないんだ。」

    熱弁するシュウジの姿を見る。

    白磁のようなキレイな肌に、華奢かと思えば筋肉質なところもあるセクシーーなカラダ。

    そして…あれ?また大きくなってない?

    「あっ、ごめん…キミのカラダ見てたら…」

    立ち上がると、さっきたくさん出した筈のオチンチンが復活していた。

    「まったく…今日はあと口でしかしてあげないからね?」

  • 65125/10/15(水) 21:03:51

    >>61

    >>62

    途中名前欄を変え忘れてたことをお詫び申し上げます。

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 05:36:12

    >>61

    おお…料理までするようになっとる…


    しかし終末装置だったのが自分の彼女のファンを自称するようになってたり生(性)をおもいっきり堪能するようになってるw

    よかったね…

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 13:12:25

    スレ主さんの作品は画像の使い方、登場人物の心情や情景の描写が個人的にどれをとっても素晴らしいので毎回更新されるのが本当に楽しみなんですよね…

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 14:02:43

    うーむこれはドスケベムシ

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 21:29:01

    よかった…シュウちゃん怒って暴力ふるうんじゃないかと心配してたわ…

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 06:22:06

    >>62

    「こーら、どこみてんの!」

    >>64

    「…ナニじろじろみてんの?」


    雑誌と同じようなニュアンスになってる…

    シュウちゃんよかったね。

  • 71125/10/17(金) 12:14:07

    >>69

    一応シュウちゃんのDVをするラインとしては、主にマチュが他の男にカラダ(性的関係)を許してる(と思い込んでいる)時やその他許せない点があった時のいずれかを想定しています。

    今回の場合、特にそういう事がなかったので認めている…という感じです。

    むしろ以前の水着の時から、この撮影クルーはセクハラや性加害をしないと信用しているそぶりを見せています。

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 20:12:43

    ニュータイプだからその辺鋭い感じかな?

  • 731 小話25/10/18(土) 01:40:06

    “「こーら、どこみてんの!」”

    “あなたとのバスタイム、いつもより体が火照っちゃう…♡”


    「うわ…スゲーギリギリだなコレ…」

    「あ、マチュの出てるやつだ。」

    「し、知り合いなのか?女子高生でこんなヌード出てるなんて…大丈夫なのか?」

    「それ、お湯の下はちゃんと着てるらしいよ。」

    「そ、そっか…なら安心だ…」

    ……

    ………

    「ふーん…こんなおっぱい大きい娘のエッチな写真が好きなんだ…」

    「ちがっ!その…これはホントは服着てるから!」

    「知ってるよ…でも僕がいるのにアマテの写真載ってるやつ買っちゃってるのはホントだよね…」

    「いやいや…これはたまたま買ったやつに写真載ってただけだろ!?」

    「言い訳は聞かないね!!今夜は寝かさないゾ♡」

    「いや、その…許してくれぇ…」




    <ぎゃーーーーーーーーーー♡

    完膚なきまでに搾り取られた。

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 09:06:22

    あーあ

  • 751スレ8225/10/18(土) 14:41:08

    >>40

    「でさ、ドゥーちゃんってさ、結構負けず嫌いでさ?『自ら進化した僕こそアマテに勝って特別報酬をもらうにふさわしいんだ!』とか言ってさ?可愛いんだよこれが」

    「……そうなんだ……」

    何でだろう。マチュの今回のバイトは至って健全だ。MSのシミュレーターと言う少しだけ胡散臭さを感じるそれであったが、実のところ本当にシミュレーターに過ぎず危険は無い。おまけに特別報酬までもらって僕とニャアンに前みたいにお肉やら何やらを差し入れてくれるようになった。凄く良いことのはずだ。なのに……

    「いやー、妹が居たらあんな感じなのかなー?」

    ……マチュ?さっきからドゥーって子の事ばっかりだ。そんなに可愛いの?それは僕よりも?僕より気に入っちゃったの?

    「……んー?どしたのシュウジ?なんか不機嫌?」

    「……別に……」

    自分でも分かるくらい拗ねている。これは嫉妬だ。それも酷く幼稚で情けない奴。マチュの仕事仲間に対する、僕以外の交友関係に対する嫉妬だ。

    「……ほー?へー?そうかー……もー、大丈夫だよシュウジ。シュウジのことほったらかしになんてしないからさー。拗ねちゃって可愛いなー?」

    そう言うこと言うんだ。そうか、マチュ。そう言うこと言っちゃうんだ。そうかそうか。

    「マチュ。今日は寝かせないから」

    「……ふへ?」

    呆けたマチュの唇を奪い去り、そのまま赤いガンダムのコックピットへ押し込む。狭い空間は逃げ場など皆無。僕に抱え込まれたマチュは最早籠の中の取りに過ぎないと言うのに。

    「ま、ちょ、しゅうじ、きょうまだしゃわーあびてな!?」

    「知っている。覚悟してマチュ。ドロドロにするから」

  • 76125/10/18(土) 17:22:46

    いつもありがとうございます…!!
    おおー、ライバルなドゥーちゃんええなぁ。
    そしてドゥーちゃんに嫉妬するシュウちゃんええなぁ…。
    マチュ、覚悟して食われなさい。(豹変)

  • 77二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:34:14

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 05:17:50

    女の子にまで嫉妬するようになったんかシュウちゃんw

  • 79二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:36:18

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:39:43

    1ルートのゲードゥーは友だちで当然平和そう。
    82ルートのゲードゥーはMSシュミレータのライバル…まあ平和か。

  • 81二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 07:10:54

    ここからどうなる

  • 82二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 10:12:16

    どっちのゲードゥーも幸せそうでなによりだな

  • 83125/10/20(月) 18:01:20

    「…誰か来る!」

    それは、いつも通りグラフィティを描いていたときだった。

    急に後ろから何かが近づいているような感覚がして。

    それだけならまあ誰かいるのだろう…で済むのだが、同時にとてつもなく不快に感じた。

    胃の奥がムカムカするようなただただ不快な感覚、そしてそれはその誰かが近づく度に大きくなる。

    間違いない…この人は僕やマチュと同じタイプだ。

    しかし…敵だ。

    僕はグラフィティをそそくさと描き終えると、画材を全て回収してその場から離れた。

    幸いにも、その人はあまり深追いはしてこなかった。

    「いったい…何者なんだ…」

  • 84二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:07:34

    シャリアかな……?
    シャリアだとまだいい(?)んだけど
    日常が終わる足音みたいで不穏だ

  • 85二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:19:34

    「僕やマチュと同じタイプ」ってとこが”向こう側を認識してる”って意味ならやっぱりシャリアかな

    まあマチュがバレた時点でシュウジまで辿り着くのは時間の問題だよね

  • 86125/10/20(月) 20:42:27

    「おや…逃げられてしまったようですね。」

    私がそこに着いた時、すでに誰もいなかった。

    廃ビル街の路地裏。

    せめて少しだけでも顔を合わせて、お話をしたかったのだが…。

    「まあいいでしょう…」

    気を取り直して、壁面を見る。

    コンクリート打ち立ての壁。

    灰色の巨大な壁面の一角だけが、カラフルに彩られていた。

    ラッカースプレーで描かれたグラフィティ・アート。

    軍警に消される前に発見できてよかった。

    美しい…。

    光のカーテンの中を、デ・フォルメされた2人の人物が飛んでいる。

    その2人は仲が良い男女のようだ。

    実に不思議な絵だ。

    シュールレアリスム的でありながら、それはまさしく目で見たか体験した風景を描いている。

    「これがシュウジ…アマテ君の彼ピ君が描いた絵ですね。」

  • 87125/10/20(月) 20:46:57

    数日前。

    マチュ君がメイクの際、頬の一点だけ他よりファンデを濃いめに塗っていたことがある。

    「ドゥーちゃんどう?見えない?」

    「うん、アザ消せてるな。」

    「おや…怪我をしたのですか?」

    「はい、体育のバスケの時ちょっとぶつかって転んじゃって。」

    嘘だ、彼女は必要あらば弾すら避けられる…体育でぶつかるなんてミスをするようなハズがない。

    気になった私は、頭の中を少しだけチラ見させてもらった。


    『痛っ…なんで叩くの…』

    『ヤシワラで働くなんて言うからだよ。お金のためにマチュが男に抱かれるなんて、僕はやだよ。』

    『か、勘違いしないでよ…耳かき屋さんのほうだよ…?』

    『っ!僕また早とちりして…ごめんね、痛かったよね…』

    『ううん、いい…確かにあそこ危なそうだし、私もやめとく…』



    …コモリ君の言う意味が分かる。

    女の子を心酔させ束縛する。

    普通の人間ならあの時点で別れさせるべきだと思うだろう。

    暴力をふるうことを躊躇しないほど軽薄で無責任な男だから。

    だが…私の見立てでは、彼はそんなタマではない。

    マチュ君の主観でしかないが…少なくとも彼女の意識から見られる彼は、もっと尊い存在なのだ。

    なにか壮大な目的のために動き…その最中強い苦痛を味わうも、マチュ君が癒してくれた。

    そして今はもう、マチュ君が目的を凌駕するほど重要なものになりつつある。

    だから彼女を手放したくないほどに愛している…といったところか。

    …答え合わせがしたい。

    この荒唐無稽な仮説がどこまで正しいのか、彼に会って話を聞きたい。

  • 88二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:06:56

    やっぱりお前かー

    実際シャリアってどこまで知ってたんだろうね?

  • 89二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:13:41

    よくよく考えたら尋問で夜這い(健全)の回想読心されてる可能性あるんだよな

  • 90二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 05:58:46

    >>60

    ・脳内の掛け持ちは駄目だったか?に対して「かまいません」

    ・バイトを「3つ」

    (公にはココとモデルしかやってない)

    ・マチュ君呼び


    マチュ気づいて…いや気づいてもどうしようもないか。

  • 91二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 13:29:32

    >>89

    あれてことはつまりシイコにもあの回想読心されてた可能性が…??

  • 92二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:33:35

    保守

  • 93二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 03:46:42

    ここから本当にどうなることやら…。
    お母さんにバレることも避けられないだろうし…。

  • 94二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 12:51:00

    いや、信じよう…どうなってもハッピーエンドだって。

  • 95二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:23:55

    保守

  • 96二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 02:51:48

    >>86

    いちおう美しいと思うんだ…

  • 97二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 08:34:52

    このレスは削除されています

  • 98125/10/23(木) 17:39:51

    「ん…?これ作ったの、アマテよね?」

    「そ、そうだよ?不味かった?」

    「いえ…美味しいわ。」

    「ふぅ…よかったぁ…」


    アマテが風呂から上がり部屋に戻った頃、ふと考えてみる。

    …やはり何かおかしい。

    先程夕飯に食べたグラタン、やけに具の切り方が歪だった。

    それに味付けもいつもより大雑把で、まったりとした後味を感じない。

    あの子はたしかにどこか跳ねっ返りなところはある。

    けれども、案外やることは几帳面で雑なことはあまりしない。

    それに料理だってウチに伝わる秘伝のレシピを教えたら、しっかりレシピ通り作れるような子だ。

    …本当にあの子が作ったものなのだろうか。

    それとも、どこか調子が悪いのだろうか。


    ピーンポーン

    来客を知らせる報知機が鳴る。

    あら…こんな時間に誰かしら…?


    「こんばんは…夜分遅くに申し訳ありません。」

  • 99125/10/23(木) 17:44:35

    …来客はアマテのバイト先の店長だった。

    「すみません!アマテ起こしましょうか?」

    「いえいえ結構です…今日はお休みですし、明日は学校でしょう。」

    ガールズカフェソドム…なんだか賑やかで楽しそうなお店だ。

    それに比べて店長はなんだか渋くてハンサム…すごくいい人だけれど、店にはそぐわない感じ。

    「こちら、お近づきの印に…」

    フルボディの赤ワイン…しかも地球産。

    趣味もかなり硬派なようだ。

    「あら!悪いですよ…」

    「いえいえ…マチュ君にはお世話になってますから。」

    それから店長は店でのマチュ…つまりアマテの話をたくさんしてくれた。

    接客や勤務の態度。客のみならず、お店の同僚とも仲良くしている様子…。

    うちの娘にそもそも接客ができるかと心配していたが…正直杞憂だった。

    「今ではマチュ君無しでは店が回せないくらいです。代表して、お礼を申し上げます。」

    「いえいえ、私こそ娘を使っていただきありがとうございます!」



    「おや…ところで、マチュ君にご兄弟は?」

    …帰り際、不意に聞かれた。

    「いえ…アマテは一人っ子ですが。」

    「そうですか…すみません、男の子用の下着が干してあったのが気になりまして。」

    「ああ…娘が始めたんですが、下着ドロボーやストーカー防止になるんだそうで。」

    「なるほど…面白い。“悪い虫”には、用心が必要ですからねぇ。」

    …なにか納得したようで、そのままお帰りになった。

  • 100125/10/23(木) 17:48:16

    「ふーっ…ふーっ…!!」

    「やめ…くるし…首折れちゃう…死んじゃうっ…!!」

    …エッチしてたら、シュウジが突然苦しみ出した。

    大丈夫かと背中をさすろうとしたら…パニックに陥ったのか、首を絞められてしまった。

    少ししたら、シュウジから手を離してくれたが…。

    「はぁっ…なんとか治まった…」

    「げほっげほっ…痛゛っ…」

    「ま、マチュ!?ごめん…!!」

    「くふっ……ううん…シュウジこそ平気?」

    「うん…なんとか…」

    まだ首元が痛い…。

    なにか悪いものが近づくと今のように気持ち悪くなるらしい。

    敵?クラバの関係者?

    それとも…軍警?

    とにかく、もうそれは家から居なくなったから大丈夫だろう。

    「ごめんね…苦しかったよね…」

    「大丈夫だってほら…こんどは首じゃなくて、思いっきり抱きしめて欲しいなぁ。」

    「わかった…」

    とにかく嫌なことは忘れるに限る。

    私たちは抱擁を交わし、また泥のような性交に溺れることにした。

  • 101二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 21:52:53

    首絞ックスだー!いいよね・・・

  • 102二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 06:00:37

    >>99

    相変わらずワイン好きなのか

  • 103二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 14:02:00

    これからどうなってしまうのか目が離せないな

  • 104二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:39:25

    >>99

    たぶんというか、絶対服関係ないな?

    絶対マチュの部屋にシュウジが一緒にいるのも気配で読んでる。

  • 105二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:52:41

    シュウちゃんがますますあかんようになっとるやないか!
    色々把握してそうなヒゲマン怖いよぉ…

オススメ

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