- 1二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 18:38:36
https://bbs.animanch.com/board/5624203/?res=23
数日前に落としてから仕事の関係でそのままになってました、再開したいと思い新しくスレを立てました。
一度に沢山投稿すると規制かかるのでめちゃゆっくりやっていきます。
- 2二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 18:39:41
取り敢えずあらすじ
百鬼夜行にやって来た桐谷カガチちゃん、早速事件に巻き込まれてます。 - 3二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 18:40:43
一方で、カガチちゃんと良い中であった刑事局のシノブ局長は頭を抱えつつ別の事件に取り組んでいます。
- 4二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 18:50:12
前スレを読んでくださってた方々本当に申し訳ありませんでした。
- 5二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 18:53:32
調査報告書・ヘルメット団、魑魅一座
ここ最近ヘルメット団保有の口座から別口座に大量の金額が動いている事が聞き込み調査によって判明した、お金自体はさほど大きいとは言えないが見慣れない武装がヘルメット団全体で増えている。また箒と書かれた買い物の帳簿をヘルメット団アジトにて発見、これについては調査を進める。魑魅一座に関してもシラトリ地区を中心に活動が盛んになってきている傾向である為更なる注意が必要である。 - 6二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 19:06:14
おつ
- 7二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 19:16:26
要注意人物・狐坂ワカモ、栗浜アケミ
2名の要注意人物が街頭にて接敵した場合計り知れない被害が発生する恐れがある為別々の作戦を同時に行い同時逮捕を目指すこととなる。その為SRT特殊学園からFOX小隊が狐坂ワカモ捕縛作戦に公安局と合同参加する事が連邦生徒会から認可された。栗浜アケミ捕縛作戦には刑事局局員全員が参加する。」 - 8二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 19:17:07
乙です。
こっちも落とさないように見守ってるわ - 9二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 19:20:23
乙立ぇ〜今度は落とさないようにするでぇ
- 10二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 19:24:25
本当にみなさまありがとうございます( i _ i )
明日は運動会前ということで準備が終わり次第すぐ投稿できそうです。
みなさまが名付けてくれたこの子のお話、沢山作っていきたいと思いますのでまたよろしくお願いいたします。 - 11二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 23:23:44
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 07:32:45
保守
- 13二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 12:44:43
昼保守ー
- 14二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 17:00:42
保守
- 15二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:48:51
シノブ「......私達がつかんだ情報も筒抜けか、しかも栗浜アケミの方に対しては我々だけで対処しなければいけないとは。」
「キョクチョウ」
「例の頼まれてた情報に進展です、奴らの口座から引き落とされた金額のおよそ5分の1に当たる額がヘルメット団の口座に入ったらしいです。」
「局長、帳簿に書かれていた箒の正体わかりました。名前は刺突爆雷、その昔百鬼夜行にて使われていた対戦車兵器のようです。」
シノブ「纏めといて、確認するから。」
「それと、栗浜アケミについてですがヘルメット団と彼女の間で戦闘が起こりました。」
シノブ「何ですって?」
「その時1人のヘルメット団が突撃して爆発しました、おそらく刺突爆雷によるものかと。」
シノブ「爆発は?」
「かなりの規模です、突撃したヘルメット団は両手複雑骨折したまま総合病院で今も目を覚ましていません。これは流石に危ないを通り越している気がします。」
シノブ「本来の威力なのかそれとも何かしらの改造を施しているのかわからないけど危険ではあるわね。わかったわありがとう。」
「それで、私達からは以上何ですけど。お土産は何かありますか?」
シノブ「あるわよ、美味しい美味しい白色の煎餅が。」
「どれどれ、拝見っと。おぉSRTがこっちでも動くんですね!」
シノブ「と言っても1年生の部隊らしいのよ、どこまで信頼していいのやら。」
「しかもウチの装甲車に特殊学園の正式装備まで貸し出してくれるんですか。こんなの上がよしとするとは思えないですが。」
シノブ「副局長がね、可愛い子達には旅させよって旅費を出してくれたのよ。」
コノカ「ぶぇっくし!」
シノブ「ついでに家出した人にもだって。」 - 16二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 01:19:57
- 17二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 07:30:04
朝保守
- 18二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 07:36:03
- 19二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 16:21:47
半角にするなら片言単語喋りぐらい簡略化しないと難しいのよね
- 20二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 16:56:25
保守
- 21二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:13:13
カガチ「なるほどねぇ、シノブさんからの連絡とほぼ同じ感じですな。なら確定取れたのですな、じゃああとはその一味を捕まえておしまいかな?」
アヤメ「うん、それでお終い。支持していたのも彼女の仲間だったらしよ、最近接収されたのに危機感持って移動しようとしたところだったらしいね。彼女達が持っている刺突爆雷は年季も入ってて信管が剥き出しなのを無理やり移動させようとしていた時に爆発したんだって。現場にあったススも含めてこれで決着じゃないかな?いやぁ疲れたな、これ以上長引いたらもっと疲れてたと思うよ。」
カガチ「お疲れ様です、んじゃ後は任せても良いですかな?」
アヤメ「うん、なんかいきなり事件に巻き込んじゃってごめんね。改めて明日百鬼夜行の事やウチの仕事とか説明するから、また明日お邪魔するよ。」
カガチ「わかりました、お菓子用意しておくので美味しいお茶の淹れ方も教えてください。」
アヤメ「とびっきり美味しい茶葉持っていってあげる。」
ガチャ、チーン
カガチ「さて、じゃあ後1人の共犯者に聴きに行きますか。」 - 22二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:04:20
- 23二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 06:04:59
保守
- 24二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 10:38:26
保守
- 25二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 18:26:31
念のため保守
- 26二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 22:13:54
ガラガラガラガラ
カガチ「ごめんくださーい、ヴァルキューレ警察学校百鬼夜行支部の桐谷カガチです。」
「はいはい、今出ますよ〜。」
家主「これはこれは昨日ですねカガチさん、まだ何か調べる物でもありましたか?」
カガチ「えぇ、いくつかお聞きしたいことがありましてね。あの壊れた家、管理自体はこまめに行われていたんですね。」
町長「えぇ、自治体の中にある物ですから。外から見るだけでしたが週に2、3回は見に行って確認してましたよ。」
カガチ「なるほど、所であの近辺でまたさっき魑魅一座の子が逮捕されたんですよ。ここ1週間で地域の人から情報提供を沢山していただいたものでしてね。」
町長「......」
カガチ「魑魅一座の子達が持っていた武器の中には剥き出しの信管ですぐにでも爆発しそうな古い武器や爆発の原因となる火薬もあったそうな。」
町長「それが何と関係が?」
カガチ「そんな危険なもの、注意しないわけにはいきませんよね?ただでさえ周りからは不良生徒と言われる子達です。例え注意されても反発してしまい、飛び出して逃げてしまうとか?」 - 27二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 05:28:32
保守
- 28二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 12:16:25
保守
- 29二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 20:31:53
ドラマで相手から嫌がられてるターンだ
- 30二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:15:10
カガチ「一個仮説を立ててみたんですよ、あの日路地裏から飛び出して来た生徒はもしかして注意か小言を言われて飛び出して来たんじゃないか。それで逃げ出そうとした所を謝って転んで起爆させてしまった、何の根拠もない私の勝手な推察ですけどね。一個町長さんの言った事が気になってましてね、他の方々は大体1週間前からだったのに何故1ヶ月前からこの近辺を魑魅一座が彷徨いていたのか知ってたんですか?」
町長「それは、この近くを毎日見守っていたから。」
カガチ「なるほど、それなら確かに知っててもおかしくないですね。毎日彼女達があの空き家で何しているかとかもですか?」
町長「それは......」
カガチ「知ってたと仮定します、では何故貴方はそのことを誰にも言わずこの1ヶ月。隠していたのか、それはこの自治体の空気とも言えるお人好しから来てるんですかね?(誰かが困っている助けよう)(あぁ秘密にしたいんだ黙っておいてそっとしておこう)そういう心理を長年続けて来た自治体なのでしょううね。だからその長たる町長もまた例外ではなくお助けしようとして黙っていた、でもつい1週間ほど前から彼女達が捕まり始めたの気になり声をかけてしまった。」 - 31二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 07:13:16
朝保守
続きが楽しみ - 32二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 15:15:36
保守
- 33二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 22:13:08
数日前
町長「君の仲間が捕まったのだろう?ここはしばらく危ない所だからウチに来なさい。じゃないと君まで捕まってしまうよ。」
魑魅一座「うるさい、私達は納品しなきゃ行けないものを最終調整して早く送らないといけないんだ!」
町長「そうゆうのならウチでもできるから、とにかく捕まった子を迎えに行けるのは君たちなんだろ?なら出てくるまでの間だけでも。」
魑魅一座「あーもう!いいって言ってんだよしつこいな!」
ザワザワザワザワ
魑魅一座「チッ、わかったよ場所教えて。ほとぼり冷めるまでお世話になるよ。」
町長「あぁ、この先の角を曲がったところにある家だよ」
魑魅一座「おいみんな、大事な商品を傷つけないでくれよ?そーっと運んでいってくれ私は野次馬の注意を引くためにちょっと走ってくる。」ザッザッザ
「おーい、八百屋さん!ちょっとこの野菜欲しいんだけどさ。」
家主「あ、今いきまーす!...ちょっと火がつきっぱなしだけど大丈夫か。秋の秋刀魚は美味しいから少しだけ焦がしておこうかな」パチパチパチ
魑魅一座「なんだ、煙が凄い。ゲホッゲホッ、足が取られて。あっ」
ドカーン!! - 34二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 05:48:08
早朝の保守
- 35二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 13:14:35
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 21:17:09
あぁ~…
- 37二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 22:06:44
カガチ「私の勝手な妄想ですがこんな所でしょうかね?まぁ何ともマヌケな話ですが我々はまだコレでも学生。ミスってのはしょっちゅう起こすもんです。」
町長「だから何だ、たとえ私があの子達を黙認していたとして彼女達の生活がより良くなるためには!」
カガチ「その売られた武器で意識不明な重症者が発生しているんですよ。」
町長「それは、ここの人たちではなく買った側に問題が。」
カガチ「売る人がいなければ買う人は生まれないんですよ!貴方がやったのは犯罪の助長です。ヘイローのない一般市民に対する犯罪以外何でもないんだ!」
町長「私は、私は助けられると思って。うぅ。」
カガチ「身勝手な1人よがりでどれだけの人が危険に晒されるか、今ならまだ回収が間に合います。だからせめて、貴方の口から何があったのかを百花繚乱に喋って下さい。 - 38二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 06:44:13
解決
一件落着か - 39二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 10:11:38
保守
- 40二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 18:40:02
- 41二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 00:04:45
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 07:15:59
朝保守
- 43二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 07:59:19
事故報告書・爆発事故
百鬼夜行連合学院内で起こった爆発事故は自治体長空き家管理不足と住民同士のコミュニケーション不足によって起こった不慮の事故であった。当日火元を放置した家主の家にあったドローンが火元に近づきバッテリーが熱暴走したことによる爆発が起因となっていた。その後乾燥した空気に乗って火種が放置されていた隣の家屋に燃え広がったことで今回の事故が発生したと結論付ける。
尚本件は先日発生したD.U.シラトリ地区の自爆事故とは無関係であることをここに記す
責任者・尾刃カンナ
報告者・ヴァルキューレ警察学校百鬼夜行支部長・桐谷カガチ
カンナ「……あの無責任者」
コノカ「アハハハハハハ、やっぱカガチはやあるっすね。もっと書類頼んでおいたほうがよかったっす。」
カンナ「お前は自分のやつをしっかりやれ!」 - 44二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 12:57:10
事故なら仕方ないね
- 45二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:00:58
カガチ「......そうですあれお終いですよ、あそこであった事故はただの事故。裏になにかあったなんてこっちは知る由もありませんでしたから。これでいいですか?カンナ局長」
カンナ「それにハンコ押して防衛室長に出す私の身にもなってくれ、だが安心したよ。そっちでもやっていけそうじゃないか。」
カガチ「元気なもんですか、あの辞令だって私が辞めるって聞かないから急遽用意した行き当たりばったりの辞令じゃないですか。私が掴んだ情報を手土産にこれ見よがしと企業にアポ取ったのまだ許してませんからね?」
カンナ「アレは、私じゃなくて。」
カガチ「不知火防衛室長の独断ですね、ありゃ生徒会長が何も言ってないからあんな事裏でコソコソやってるんですよ。カンナ局長もさっさと手を切った方がヴァルキューレの為ですよ?」コンニチワー
カンナ「難しい事を言うなお前は、」アッハンコデスネ
カガチ「そんな面倒くさいことばっかやってるから顔が怖くなるんですよ、ゆっくり楽に幸せになるよう動けば良いんです。」シツレイシマシター
カンナ「フフ、考えておこう。それよりどうだ?其方に私たちからの贈り物は届いたか?」
カガチ「あぁ、今丁度。なんですかこれ?」
カンナ「なに、こっちのみんなからの掻き寄せとコノカ副局長からのプレゼントさ。」
カガチ「うわぁダンベルになんであの人がやる書類まで!」
カンナ「あぁ、不備があったから直してもらいたくてな。サボるアイツがお前に押し付けていたのは知ってたが書いた本人が直さないといけない書類が山積みなのさ。だからな」
コノカ「姉御のオニ!寝かせて〜!」
カンナ「ああやって体を張ってもらってるところさ、後はそうだな。私より刑事局と仲良くしていることの嫉妬とでも思ってもらおうか。書類記入が終わり次第着払いで送ってくれ。」
カガチ「わかりました、ついでにお土産も入れて送って置きますよ。」
カンナ「おぉそっちの土産は気になっているんだ、楽しみにしとくよ。」
カガチ「書類が全部終わったらコノカ副局長にも渡しておいて下さい。」
コノカ「すぐもらっても良いじゃないですか!!」
第一話・百鬼夜行へ 完 - 46二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 06:57:25
難しいね
- 47二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 07:42:01
保守
- 48二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 10:56:32
〜保守がてら幕間〜
『防衛室長。百鬼夜行連合学院内で爆発事故があったそうです。』
『(爆発?まさか奴らが動いた?)
犯人は?誰ですか?』
『いえ…特に組織的な犯行ではなく…ドローンの熱暴走だとかです。』
『…そう…ですか。』
『どうします?部下たちに様子を見させるよう伝えますか?』
『…放っておきなさい。』
『しかし…近頃訳の分からない連中が…』
『放っておきなさい。』
『…はい。』
『会長が失踪して、これ幸いとテロ活動を開始した連中も出てきました。
今は何が発端で崩壊の火種になるか分からないんです。
下手をすれば戦争になりかねません。
…あなたの部下にきつく言っておいてください。
"独自の正義感で勝手な真似はするな"
とね。』
『分かりました。』
『…私も防衛室長としてやるべきことをやらなくては…
…こちらから仕掛けるべきか…それとも迎え撃つべきか…会長…あなたならどうしましたか?』 - 49二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 11:06:37
大丈夫?カガチちゃん暴走して被害拡大したりしない?
- 50二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 12:51:05
カガチもカンナもカヤもそれぞれの立場故にそれぞれの正義を抱えているんだけど…そのことをお互い知らないから互いが敵に見えちゃって不信感が募った結果独断行動に移っちゃう…
- 51二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:08:51
某弁護士「正義は立場で変わる!勝った者こそが正義なのだ!」
- 52二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:58:07
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:58:35
カンナもカヤもなまじ立場がある故に気付けることやらなければいけないこともあるんだけど、カガチちゃんの立場だとその発想に至れるのかね…
下っ端故に政治的圧力に屈しないのは美点だが…
見方を変えると視野が狭くて直線的な視野でしか正義を計れていないとも言える
今後の彼女たちの成長に期待 - 54二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 21:59:10
間話・コノカ
コノカ「姉御、カガチからの報告書見たっす。」
カンナ「そうか、それで?」
コノカ「向こうでああやってやってるなら元気にやれてるって思えました。私は......アイツにはもっといて欲しかったと思う反面ほぼこっちと無関係な環境にいけて良かったと思ってるっす。嫌われてたのは知ってましたから。」
カンナ「確かに、アイツはお前のことを嫌っていたがそれはお前が構いすぎなのが悪くないか?」
コノカ「可愛がりって言ってくれた方が良いんですけどねー。それでもアイツをあんな風にさせたのは私のせいですし上から逃れる為に支部転属を進言して良かったって心底安堵してます。」
カンナ「SRT2年生部隊の1件は忘れろと言ったはずだ。あの一件は全部私とアイツの責任だ。アイツがそれで決着をつけたんだからな。」
コノカ「それでも、あれは私が上の口車に」
カンナ「それ以上は話さないでおけ、私も疲れてるんだ。あんな悲劇、2度と聞きたくもないし思い出したくもない。」
コノカ「あの一件以降、今回が初めての協働作戦っすよね?私にやらせてください。狐坂ワカモ逮捕作戦の指揮。」
カンナ「......良いだろう、好きにやってくれ。私のデスクにハンコとアイツの作った作戦案が幾つか転がっている、好きに使ってくれて構わない。」
コノカ「恩に切ります。」
事件報告書・SRT2年生部隊壊滅
・ゲヘナ自治区のPKO活動中、過激派部活動による急襲ゲリラ戦に巻き込まれて部隊壊滅、1名意識不明、2名重傷、隊長行方不明。意識不明者は未だ昏睡状態の為中央病院で治療を受けている。
派兵の認可を押したコノカ副局長の指示を聞かず独断で現場判断を行った第一捜査総監督桐谷カガチの不適切な指示の元起こった事件であることは桐谷カガチの指揮能力欠如と言わざる終えない。そのためヒューマンエラーを起こした桐谷カガチを降格処分並びに1ヶ月の停職処分とする。
尚その後迅速に事態収束を行ったコノカ副局長に対しては感謝状と金一封が授与された。
報告者・不知火カヤ
カヤ「正直かなり惜しい事をしましたが3年生以外はどうでも良いんですよ、2つの邪魔を排除できた事で良しとしましょう。ですが、遠くに行っても貴方は脅威以外の何者でもないんですよカガチ元第一捜査総監督殿。」 - 55二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 23:10:04
よくわからんが凄そうな肩書きだ!
- 56二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:47:29
第一捜査総監督・市民活動、テロ行為、デモなどを行う組織に対する捜査権を行使する課。桐谷カガチは第一捜査課の課長であったが責任なる立場を嫌い降りていた。コノカ副局長の進言もあり課長ではなく総監督という独特の地位を持ち身勝手な操作を行っていた。その過程で得た情報の中には様々な情報が存在する。
- 57二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 10:23:51
保守
- 58二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 16:53:20
現作カヤちゃんはここに超人会長に拗らせてるから余計に嫌なんだろう…多分
- 59二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:11:09
あれも守るこれも守る
全部叶えられるのが理想だけど
あくまで理想にすぎない
時には取捨選択や切り捨てする思考にならざるを得なくなる(間話のカヤの時みたいに)
もし選択を迫られる展開になってしまったら果たしてカガチちゃんはどういう決断を取るのだろうか - 60二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:19:02
- 61二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:27:34
- 62二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:28:29
どっちが正解という話でもないのが悲しい
- 63二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:10:12
「?セットしたか。」「うん、コレで起爆するはず」
カチ、ドガァァァァァアン!
「よしよくやった!撤退するぞ!」「待って私まだ押してない!」「はい?じゃあ今の爆発は?」
ピッピッピッ
「それにこの音は?」「爆弾じゃない?」「近いね」
ドガァァァァァァァアン!
カガチ「......え、また?」
第二話・手加減なし
事件報告書・ヴァルキューレ百鬼夜行支部
・昨日未明、巡回中の博物館入り口付近にて爆発が発生。犯人と思わしき一味は逃走中の為陰陽部ならびに百花繚乱との連携体制を整え捜査本部を設置する。本事件においては百花繚乱主導で行われるものとする。
報告者・桐谷カガチ
キュッキュッ、ポン
レンゲ「うん、ありがとうカガチさん。」
カガチ「いえいえ、コレくらいなら。後は私の仕事ですので。」
アヤメ「それにしてもまた爆発、最近は物騒なのが多いね。」
カガチ「人力車倉庫に野菜直売所、美術館に食品加工工場と至る所で不振爆発。唯一未然に防げたのが百夜堂で。」
アヤメ「それも店主の勘による功績ときたもんだ、全く参考にならないね。」
カガチ「本当にそうですよ、まぁそれでも一連の犯行が組織的な犯罪だったってわかっただけでも儲けもんですよ。」
アヤメ「魑魅一座・芸一流か。」
カガチ「自称魑魅一座ですよ、本人たちはそう言ってるけど裏は取れてないので。」
アヤメ「まぁそれはどっちでもいいとして、問題は何でこんな無差別爆破を起こしているか。」
キキョウ「それについて話をするためにこの席を設けたんだよ、じゃ始めよっか。連続爆破テロ対策会議を。」
カガチ「おぉ、カッコいいけど話す内容はいつも通りのメンツですよ!」
ニヤ「ニハハ、チセちゃんと違ってカッコよかったですよ〜。」
キキョウ「......とりあえず聴取のテープ流すよ。」 - 64二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 01:05:52
- 65二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 09:52:16
保守
- 66二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:46:47
- 67二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:20:46
ぢぢぢぢぢ、カチ
キキョウ「それじゃ第1回取り調べを始めるよ、私は桐生キキョウ。百花繚乱の作戦参謀をやってるわ。貴方は?」
「えーっと、魑魅一座・芸一流のAだ。」
キキョウ「Aね、わかったわ。あの日Aは百夜堂の堂主シズコさんの手によって気絶させられていたそう?」
A「あってるよ、本当に爆弾地面に置こうとした瞬間(私の店で何やろうとしてるのよー!)って飛んできた時は驚いたわ。監視カメラの資格だったはずで昼間の忙しい時間、人混みの雑音が酷いはずなのに一目散にきたあの姿と言ったらもう悪鬼...」ガクブル
キキョウ「それ本人に言ったらダメよ?じゃあその爆弾はどこから持ってきたの?」
A「私達のアジト、でもどうせ見つかりっこないもんね。」
キキョウ「?どうゆうこと。」
A「それ以上は黙秘権を使いまーす。」
キキョウ「そう、じゃあ次の質問を
カチっ
キキョウ「この後今までの犯行、仲間の数と次の目標そして目的なんかも聞いたけど全部黙秘。このままじゃ無意味だと思ったから取り調べを終えたわ。コレがつい5日前の話。次は昨日のお話よ。 - 68二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 06:24:49
保守
- 69二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 15:23:41
保守
- 70二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:28:04
ぢぢぢぢぢ、カチ
キキョウ「取り調べ3回目、今日は昨日起こった博物館前爆破事故について知らないか聞いてみる。」
A「なに?博物館前?」
キキョウ「ついさっきの事、博物館前で爆発が起こった。またあんたのお仲間かい?」
A「......黙秘だ。」
キキョウ「じゃあ話を変えよう、その爆発現場から急いで離れる魑魅一座の姿が目撃されてる。お面にロケットランチャーを担いでいる何処にでもいる姿。私としては見分けがつかないから是非とも誰なのか名前を教えてほしいんだけど。」
A「......それだけじゃ誰とは言えないな。」
キキョウ「知らないの間違いじゃなくて?」
A「あ、何が言いたい。」
キキョウ「さっきの二つ、アンタ答えるまでに間があったよね?1回目2回目の時はすぐに黙秘権使ってたけど今回はちょっとラグがあった。何か思い当たる節がある、もしくは何か知ってる。違う?」
A「黙秘」
キキョウ「オッケー何か知ってる思い当たる節があるね。......じゃあ何で爆弾は1個しかいつも使ってないの?」
A「1個なのは金が無いからだよ、ウチらの貧乏っぷりは舐めないでいただきたいね。」
キキョウ「なるほど、じゃあそんな貧乏な人が知ってること話してくれた方がありがたいんだけど。これ以上は私も我慢できないから。」
A「な、なんだよ。何をだよ。」
キキョウ「それはね...」ブツッ - 71二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 07:45:16
保守
- 72二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:53:32
保守
- 73二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:04:44
キキョウ「以上のように昨日の博物館前爆破は今までの一連とは何かが違うと思うわ。」
アヤメ「いやいやちょっと待って?」
カガチ「キキョウさーん、そこで止めるのは寸止めよりひどく無いかい?」
キキョウ「それを踏まえた上で今後の動きを確定させたいのだけど。」
アヤメ「澄まし顔で決めてるところ悪いけど今私達めっちゃ気になってるからね?」
ニヤ「ニャハハ、カホちゃんあのテープ複製しといてくださいな。」ヒソヒソ
カホ「証拠品としては残しておきますが本人の尊厳のためにも私的なご視聴はお控えください。」ヒソヒソ
キキョウ「私はこの前Aに対して取り調べを続けようと思う。アヤメ先輩はレンゲ達と一緒に事件現場の調査。陰陽部はここ最近の魑魅一座の動向を徹底的に調べ上げてほしい。」
アヤメ「うんわかったよ、ならさっさとやっちゃうほうがいいね。」
ニヤ「カホ、陰陽部の手が空いてる人達を使って構いません。裏路地や下水、山中など今把握している中で魑魅一座の動向を把握しているところを全て当たってください。」
カホ「わかりました、ではその間決してサボらないようお願いします。チセちゃんニヤ様の監視お願いしてもいいですか?」
チセ「わかったよ〜、任せて!」
アヤメ「じゃあいくよレンゲ、ユカリ、ナグサ。」
キキョウ「あ、キキョウ先輩!」
アヤメ「何?」
キキョウ「最近なんか辛そうだから気をつけてね、先輩無理してそうだし人手足りなくなったら連絡ちょうだい。すぐ行くから。」
アヤメ「......わかった、ありがとうね心配してくれて!」ズキッ
カガチ「......それで私は何を?」
キキョウ「カガチさんには事故の被害者達について調べてもらうよ。ただ人では足りないから1人になっちゃうけどごめんね。」
カガチ「さて、1人で調べろって話だけど。何を調べればいいのやら。」
カガチの調べる場所
dice1d3=3 (3)
1.人力車倉庫
2.百夜堂
3.博物館
- 74二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:16:29
博物館か
色々ありそう - 75二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 07:03:55
保守
- 76二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 10:39:02
保守
- 77二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 18:55:14
- 78二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:05:28
カガチ「まぁ、あんな反応するもんだからな。絶対何かあるのは違いないとして、何が出てくるやら。」
カガチ「さて、すみません警備員さん。私ヴァルキューレ警察学校百鬼夜行支部の者なんですけど。本日責任者の方はいらっしゃいますか?」
「あー、警察学校の方?今責任者呼びますね。」
カガチ「さて、中は無事とは言え入口のガラス扉は粉々。テープ貼られてても爆発後もかなり酷い、年季も入っててちょっと危なっかしい建物だとこと。」
「今来るとのことですのでもう暫くお待ち頂けませんか?」
カガチ「あー、なら玄関前まで行ってもいいですか?一応警察なもんで調べることかなりあるんですよ。」
「わかりました、一応入館証の方をお持ちになってください。」
カガチ「ありがとうございます、さてこのこげてる柱に散乱してる床。ガラス片とかは片付いてはいるけど明らかに間に合ってないよな。」
カガチ「このクレーターが爆心地か、幸にも急な休館日で人はいなかったって話だけど。」
??「あぁすみません、貴方が警備員さんの仰っていた方でしょうか?」
カガチ「あ、はい。ヴァルキューレ警察学校百鬼夜行支部の支部長桐谷カガチと申します。といっても私一人の支部なので他連れ添いとかはいません。」
??「そうでしたか、私はこの博物館の館長をしています。館長さんとでもいってください。」
カガチ「では館長さん、早速で悪いんですけど爆発した日の事を教えていただけないでしょうか。」
館長「あの日はちょうど次の日行うイベントに向けての最終準備を行なっていたんです。」
カガチ「イベント?」
館長「はい、百夜堂、人力車組合の人達と協力して観光客に対するイベントを行う予定だったんです。駅から博物館まで、様々なお店を巡りながら観光できる事業なんですよ。」
カガチ「それはそれは、とても素晴らしいですね。」
館長「でもそれが、前日あんな爆発で一時中止にまでなって。」
カガチ「そうでしたか、しかしそれなら八百屋、人力車。百夜堂が爆破されたのも知ってましたか?」
館長「はい、イベント主催者のシズコさんから(最近イベント関係の店が狙われてる、ウチもやられかけたから気をつけて!)とそれで警備員を増やして展示品なんかも厳戒態勢で警備していたのですが。」
カガチ「それでやられたと、まぁそういうなら協力、してくれますよね?」
館長「当時のビデオがあります!」 - 79二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:01:23
保守
- 80二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:09:13
このレスは削除されています
- 81二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 12:35:17
昼保守
- 82二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 20:35:55
夜保
- 83二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:09:49
カチャカチッ、ブーー
ザザっザザザ
「?セットしたか。」「うん、コレで起爆するはず」
カチ、ドガァァァァァアン!
「よしよくやった!撤退するぞ!」「待って私まだ押してない!」「はい?じゃあ今の爆発は?」
ピッピッピッ
「それにこの音は?」「爆弾じゃない?」「近いね」
ドガァァァァァァァアン!
ピッ
館長「コレが当時の映像です、他にもありますけど画角的に爆発したところは直接映っていなくて。」
カガチ「ちょっとちょっと、こんな重要な証拠残っているなら百花繚乱か陰陽部に連絡入れなかったんですか?」
館長「すぐに証拠品として元のビデオ自体送ってますよ、コレはその録画です。」
カガチ「後でキキョウさんに聞いておかないと。しかしまぁなんていうか、よく目の前の裏路地で堂々とやろうとしたもんですな。防犯カメラも見切れてらぁ。」
館長「磁気テープですから巻き戻しに時間がかかるのが難点ですがちゃんと証拠品として残りますからね。毎日交換しないといけない代わりにここにあるって毎日復習できるのは私にとってありがたい限りです。」
カガチ「ふーん、そんなもんですか。まぁ、何と言いますか証拠映像としてはいいんですが犯人特定とまでは行かないのが残念ですな。すっごい見づらい」
館長「申し訳ありません、この後は事件現場に野次馬が集まってくる人達ばっかで他は見えてないようになってますよ。」
カガチ「あ、さいですか。なら後ちょっとだけ。」
館長「では流します、」
カガチ「......あれ?この人。」
館長「ん、お知り合いですか?」
カガチ「いや、知り合いではないですけど何処かで見た気がする。見づらいけどこの姿は......」 - 84二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 06:55:21
誰だ?
容疑者か? - 85二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 15:40:38
このレスは削除されています
- 86二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:01:31
カガチ「という事でちょっくら調べ物をお願いしたくてですね。サラシを巻いている上半分を晒している小さな子、どこかで見た気がするんだけど思い出せなくてね。そのお願い、してもいい?」
キキョウ「その人物を探せばいいんだね、わかったよ。」
カガチ「ありがとうございます、ではお礼はお土産と言うことで。」
キキョウ「それは別にいいよ、でも代わりに一つお願い事いい?さっきAがポロったんだけどどうやら観光事業のイベントが絡んでいるらしいの、この狙われた店の中だとシズコさんが一番話しやすいと思うから百夜堂に直行してくれない?」
カガチ「支部1了解、すぐ百夜堂に向かいます。」
キキョウ「なにそれ、似合ってないわよ。」ガチャ
ツーツーツー
カガチ「......渾身のギャグだったんだけどなぁ。」
アヤメ「渾身のギャグにしてはわかりづらかったんじゃないかなぁ。」
カガチ「まぁそりゃそうですな、内輪ノリみたいなもんですし。」
アヤメ「それでそっちは進展何かあったのかい?」
カガチ「んー、その前にアヤメさん。今回の事件で証拠品とか管理してるのって百花繚乱ですか?それとも陰陽部ですか?」
アヤメ「え、陰陽部だよ。」
カガチ「なるほど......あの悪鬼黙ってたな。」
アヤメ「なんかあった感じ?」
カガチ「事件当時の犯人を特定するビデオをお出しされました、しかもコピー録画で原本は既に提出済み。何が協力体制ですか、これじゃあ向こういた頃の刑事局と公安何も変わらないですよ、持ちつ持たれつでお互い頼らないと。」
アヤメ「そう、そうだよね頼られる人も頼らないとね。」
カガチ「......何か変えてるか知りませんし知ろうとも思いませんよ、面倒なことこれでも苦手ですから。でも自分から進んで助けたい、動いたって時それは自分が決めた事で後悔はしたくないです。やって後悔して、悔いるなら話は別ですけどね。」
アヤメ「カガチさんも、何か含んだような言い方だね。」
カガチ「そりゃ、黙秘で。さて俺は百夜堂の方調べに行きます、後でまた。」
アヤメ「うん、カガチさん!」
カガチ「はい?」
アヤメ「あ、いや。何でもないよ。」
カガチ「じゃ、現場調査の報告待ってます。」
アヤメ「......羨ましいなそうゆうの。」 - 87二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 06:06:03
保守
- 88二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 10:15:20
保守
- 89二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 17:57:21
このレスは削除されています
- 90二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:28:40
カガチ「さて、言われてやってきたはいいものの賑わってるねぇ百夜堂は。」
シズコ「3番卓様お待たせしました!8番卓様今伺いまーす!」カランカラン
カガチ「あ、こんにちわ。」
シズコ「あー!カガチさん、事件についての調べ物ですか?現場ならこの裏の方なんですけど勝手に見ていって大丈夫ですよ。」
カガチ「あー違う違う、その事件のねお話とシズコさんがやろうとしていた事業について聞きたいの。」
シズコ「お話ですか?結構後になっちゃいますけどいいですよ。」
カガチ「じゃあ待ちますね、ついでにこの団子とお茶。それぞれ3セットずつください。」
シズコ「はーい!団子セット3つ入りましたー!」
カガチ「にしても凄いところだな、見渡す限り客だらけのお店。見た感じこの百鬼夜行外からもきてる人がいる?隣の人は前のところの人っぽいな。黒のジャンケットにロングスカート、そしてあの特徴的なヘルメットは。」
??「あん?」
カガチ「河駒風ラブ、ジャブジャブヘルメット団のリーダーだな。いやぁまさかシラトリ地区とトリニティ以外でお目にかかるとは」 - 91二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 07:00:51
保守
- 92二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 16:08:25
ほしゅ
- 93二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:01:48
ラブ「げ、アンタは確かヴァルキューレの。」
カガチ「元公安局だよ、それに何もしてないアンタに突っかかる奴じゃないのは知ってるだろ?」
ラブ「それでもなんかイヤなのよ、アンタ毎回会う度に奢るから!なんか教えて!!って言って、毎回毎回言われる身にもなって頂戴よ。」
カガチ「それは知りません、それに俺は情報を買って、君はその金で活動資金を得ている。いい共生関係って思わない?」
ラブ「思わないわよ、全く。最近会わないから安心したと思ってたのに、こんな依頼先で会うなんて。」
カガチ「依頼、幾らでソレ売ってくれる?」
ラブ「......売らないわよ?」
シズコ「お待たせしました、団子セット3つでーす!ってアレ?」
カガチ「あ、シズコさん。このセット一つこっちで。」
ラブ「いい!いらないから!!大丈夫!!!」
カガチ「えー、せっかく善意であげてるのに。連れないなぁラブは。」
ラブ「馴れ馴れしく言うな!それに、私だって依頼人に対する守秘義務ってもんが。」
カガチ「その依頼は?」
ラブ「......さっき終わった。」
カガチ「なら契約は満了、しゃべってもヴァルキューレに脅されて協力してましたって言うだけでいいね。それに君、あっちで重要指名手配くらったんだって?狐坂ワカモの時現場にいたの見られてるよ。」
ラブ「......待ってそれ私知らない。」アッオカイケイ
カガチ「1ヶ月前、ヴァルキューレとSRT合同作戦で行われた狐坂ワカモ、栗浜アケミ同時捕獲作戦の現場にいたのバレてるよ。マークしてるのは刑事局の方だから私がなんか言えば大丈夫な気がするけど、善意でお団子いらないって言うならこの善意も要らないよね?」マッテマッテ
ラブ「店員さん、やっぱお会計はまだで。この人に奢ってもらいますから。」オマタセシマシター
カガチ「あ、そっちのもつけといてください。これからちょっと多く食べるつもりなので。」 - 94二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 07:05:59
”良い”関係だなぁ
- 95二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 16:39:33
人の金で食う飯は美味い
が限度はある