- 1スレ主25/10/07(火) 21:20:25
死亡後にダビヘビに転生した世界線
〜前スレのあらすじ〜
林間合宿を目の前に、"I・アイランド"のエキスポに来たダビヘビと轟兄弟。レセプションパーティ真っ只中、鉄仮面の男たちが乗り込んできてオールマイトや燈矢を拘束してしまった!植物エリアは焦凍、爆豪、切島に任せたぜ。タワー攻略ダビヘビ論で、最上階まで駆け上がれ!
前スレ↓
【IF&SS】ここだけ荼毘(燈矢)が 3|あにまん掲示板死亡後にダビヘビに転生した世界線〜前スレのあらすじ〜"ぬいぐるみ"はダビヘビだけじゃなかった!大量の燈矢の"ぬいぐるみ"、深まる犯人の謎、そしてついに敵連合が動…bbs.animanch.com - 2スレ主25/10/07(火) 21:25:57
これはまとめ↓
ダビヘビ全編 | Writening─SS─ "せことだけ"_1844文字 https://writening.net/page?u4aWc5 案外簡単な事だったんだぜ、全部 "カゾク"_1725文字 https://writening.net/page?B3BD6c 腐ってもお兄ちゃんだから…writening.netセルフFAの更新や、スレ主がスレに行けない時のお知らせはこちらからご覧ください
- 3二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:26:47
スレ主ほんとにおかえり!
スレたておつ - 4スレ主25/10/07(火) 21:32:19
- 5二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:35:19
それならシリウスはプロヒーローになってから生み出したのかな
- 6スレ主25/10/07(火) 21:39:17
- 7二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:48:19
蛇の顔文字可愛い
内申点絶望なのは、まぁ、はい…
なんかめっちゃわかるな… - 8スレ主25/10/07(火) 21:51:26
これも保守埋めようフレーバーダイス
どうせならプロアマの比較もしちゃお
燈矢、雄英時代はどれくらい個性を使いこなしてた?
100に近いほど完璧だよ
外燃 dice1d100=37 (37)
内冷 dice1d50=43 (43) (>>4を参照)
プロになってからは?
外燃 ↑+ dice1d50=39 (39) (最高値は100)
内冷 ↑+ dice1d50=19 (19) (最高値は100)
- 9二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:55:44
内冷の方が使いこなせるけど体の内側を冷やしてるから、氷を出したりは出来ないし下手したら炎の威力が弱まったりしたのかもね、学生時代
- 10二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:58:26
学生の頃の範囲でできる限りは鍛えてた感じの内冷
- 11二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:01:28
赫灼とか体内で極限まで熱を溜め込む技だから、内冷と悪い方に足引っ張ったりしてた時代があるかもしれない
- 12二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:32:17
独学で蒼炎にしたけど独学だから変な癖がついて使いこなすのが難しかったんだろうなあ
- 13二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:34:30
このレスは削除されています
- 14二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 06:18:33
- 15二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 12:11:58
通訳いなくなった蛇さん、どうなるかな
- 16二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 18:26:31
なんかヘビなのに可愛いな
- 17二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:18:31
うっかりヘビさんかわいいな
普段周りが言いたい事察したり分かってくれてる轟家や校長だから本当にうっかりなんだろうな - 18二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 04:13:05
ほしゅ
- 19二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:02:02
保守
- 20二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 18:04:59
独学でここまでは凄いのよ
- 21二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 18:09:50
ごめん読み違えてた
- 22二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:15:11
ヘビさんの目に映るのいいなあ
- 23二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 06:08:16
ヘビさん、普段は焦凍か燈矢がいるけどヘビさんでも持ち歩ける意思疎通手段何かあった方がいいのかなあ
- 24二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 12:47:28
むしろアグニ、まだ個性伸び代あるのかこの数値だと
- 25二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 21:27:41
保守
- 26スレ主25/10/10(金) 22:31:33
焦凍はヘビの期待に応えるために、氷を使って着地をしました。緑谷や飯田だって加勢すれば心強いのは間違いありません。ですが、敢えて焦凍が選ばれた理由──それは、攻撃の派手さでした。目立つヤツがいれば自然とそっちに目がいく…当たり前のことですが、そこに"強さ"が備われば"脅威"になる、とヘビは判断したのです。
「どっから来たこのガキ!?」
「轟!?お前どっから…」
「このタワーが敵に占拠された!プロヒーローに応援要請はできねぇ!──戦え!!」
焦凍は降りてきた方向が分からないように、敵に目掛けて大量の氷をブッパしました。しかしパワー系などに氷が効きづらいのは分かっていたため、敵が氷壁を突破する前に、焦凍は爆豪と切島に向けて簡易的な説明と指示をしました。──直後、鳴り響く衝突音と爆発音。
「了解!」
「テメェが俺に指示すンじゃねェ!!」
1人はB組の拳藤のような両手攻撃型の個性、もう1人は同じくB組の宍田のような全身ブースト型の個性でした。人の数だけ個性に差はあれど、大きく違うのは、自分たちを"本気で"排除する意思がある事。数では3対2と有利を取れているものの、何度も悪行を重ねてきたヴィランと入学したばかりの高校生では、実戦経験の差で勝敗を拮抗させるばかりでした。焦凍の氷は全身ブースト型の敵に容易く壊され、炎も、両手攻撃型の敵にことごとく打破されます。なにか、なにか打開策は…
「ガキどもが…つけあがってンじゃネェ!!」
「テメェらただのガキじゃねェな…何モンだァ!?」
「人を名乗らせる時は、まず自分からだろ!」
「答えるかよクソヴィランがァ!!」
「名乗るほどのもんじゃねぇな…!」 - 27スレ主25/10/10(金) 22:35:45
【戦闘ダイス】
数値が高い方が攻撃し、低い側がダメージを受けるよ
vsおててヴィラン dice1d100=3 (3)
焦凍 dice1d100=83 (83)
切島 dice1d100=21 (21)
爆豪 dice1d100=35 (35)
vsゾンビーストヴィラン dice1d100=66 (66)
焦凍 dice1d100=56 (56)
切島 dice1d100=95 (95)
爆豪 dice1d100=76 (76)
- 28二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 22:37:47
おててヴィランが渾身の一桁出した
- 29スレ主25/10/10(金) 22:42:53
ちょっと3人強すぎない??
アツい展開にしたいので、ちょっと描写をズルします。ごめんね
3人で手の敵に善戦していたものの、途中で切島に大きいダメージを受けたブーストの敵が暴れ、焦凍は吹き飛ばされました。一瞬で形勢が傾いていたのを身をもって知った焦凍は、マズい…!と頭の中で焦りが迸りました。そんなとき、ふとヘビの"とっておきのオペレーション"を思い出しました。『ステップ④は戦闘だ──短所が長所になるなら、長所だって短所になるんだぜ』という言葉を。手の敵は手に水かきのような部位があり、空気を掻くと固まって弾として射出されるといった攻撃方法で、ブーストの敵はそのまま全身を強化させ、圧倒的なパワーで攻撃をしかけていました。考えろ、こんなとき緑谷なら、ヘビさんなら、燈矢兄なら── - 30スレ主25/10/10(金) 22:44:24
『いたっ!』
『こんの最高傑作(バカタレ)が!お前氷ばっか頼ってたら敵の思うツボだっつってんだろ!』
『でも……』
焦凍は、ふと"ある記憶"を呼び起こしました。炎司と燈矢がぶつかり始め、次第に自分に対する虐待まがいの訓練がなくなり、ジュースを奢ってもらったあの日から燈矢と共に特訓するようになったのです。焦凍が内冷を鍛えたい燈矢に対して氷の感覚を教える代わりに、燈矢が無意識に炎を押さえ込む焦凍に対して扱い方や戦い方を教える。誰がいうまでもなく、自然とそんな風に関係が築かれました。
『お父さんの"炎"が、お母さんを苦しめた"左"が、憎いんだろ。』
『…。』
『悔しいけど、片方だけでもお前の個性は強いよ。だから、それ"だけ"じゃダメなんだ。』
『"だけ"じゃ、だめ…?』
燈矢から強めのデコピンを喰らった焦凍は、尻餅をついて燈矢の言葉を反芻しました。特訓といっても燈矢はほぼ独学でしたし、焦凍も碌に基礎を学べませんでしたから、兎に角実戦、反省、改善、実戦の繰り返しでした。
『"個性"ありきでしか見られてないってこと。俺も、お前も…。』
『じゃあ、どうすればいいの?』
燈矢は手を地面に着き、尻餅をついたままの焦凍を炎で囲いました。焦凍がビックリして氷をシャッと周囲に撒き散らした瞬間、燈矢が上からジャンプして飛びかかってきました。焦凍は対処しきれず、両手でほっぺをむにゅっとされてしまいました。焦凍が不服ですと言わんばかりにうにゅ…と唸れば、燈矢がぶはっと笑いました。
『俺、さっき全力で個性使ったように見えたか?』
『ううん、じぇんじぇん。』
『だろ?だってお前の氷は俺の炎をすぐ消しちまうから。』
『…?』
『利用したんだよ、お前の"長所"を。』
──『炎でも氷でも、個性さえ使えばなんとかできちまうっていうその"油断"が、お前の"長所"を"短所"にしたんだ。』 - 31スレ主25/10/10(金) 22:46:54
あぁ、ステップ④ってそういうことか、と焦凍はスッと納得しました。手の敵はその"両手が大きい"ゆえに威力が高く、ブーストの敵はその"体が大きい"ゆえに圧倒的なパワーを誇るのです。シンプルだけれど、それは確かな"長所"でした。…だったら、
「切島!お前なら、"どんな攻撃"でも耐えられるよな!!」
「あぁ、そうだよ!!けどそれどーいう意味…」
「手のヤツと"我慢比べ"してきてくれ!」
「どっわぁ!?!?」
焦凍は、炎を使った推進力で切島を両手の敵に向けて吹っ飛ばしました。切島は最初訳も分からず手の敵と対峙しましたが、焦凍が放った言葉を頭の中で何度か反芻した後、敵が両手で捕まえるよう、"わざと"片手の甲にひっつきました。
「んだコイツ!?無謀なことを…」
「そいつぁ、俺と勝負しなきゃわかんないぜ!」
切島は敵が覆い被せてきたもう片方の手を掴み、思いっきり硬化しました。──これで、動けなくなっちまったな!!
「おい、俺ごとコイツをぶっ飛ばせ!!」
「ァア!?ウッセーな、自分でなんとかシロよ!?!?」
爆豪は、ブーストの敵が一直線に手の敵に向かうのを阻止しようとしました。が、焦凍が手の方を指差していることに気づきましたので、切島に放った言葉と指さしの意味を照らし合わせ、考えついた"答え"に爆豪は大きく舌打ちをしました。
「…そーいうことは早く言え半分野郎!!──思いっきりブッ飛ばす!!」
「任せた!!」
ギュンッと素早く方向転換した爆豪は、手の敵をブーストの敵に…いえ、その向こうに移動した"焦凍"に向けるように出力最大で爆破しました。焦凍は爆豪が個性を使う瞬間を見逃さず氷を放ち、吹き飛んだ先で敵が動けないよう足元を凍らせました。
「ガハァッ!!」
「グァッ!?…だが、まだ弱、」
「"油断"…したな?」
手の敵は氷に当たった衝撃で意識が飛びましたが、ブーストの敵は足元の氷を剥がし、攻撃しようとしました。が、時既に遅し。 - 32スレ主25/10/10(金) 22:48:40
「悪ぃな…まだ"赫灼熱拳(コレ)"は温めんのに時間かかっちまう。」
「お前、わざと氷を弱く…!?」
「俺もよォ、汗溜めんのに時間食うンだわ!」
「俺の"我慢比べ"も、順番空いたぜ!」
結果は、言うまでもなし。強いて言うなら建物の破損が酷く、後で燈矢兄が知ったらめちゃくちゃ怒るだろうな、といった感じでした。3人で敵を拘束した後、焦凍は今までの経緯と現在の状況、自分たちがやるべきことを説明しました。
「…って訳なんだ。みんな最上階に向かってる。俺たちも向かおう。」
「だから指示すンなや!!」
「落ち着けって爆豪。分かった、俺たちも加勢するぜ!」
たちって纏めンなァ!!とキレる爆豪を切島が宥めながら、3人は先に上へ向かったみんなに追いつくために走るのでした。 - 33二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 07:06:47
話いっぱい聞いていっぱい考えて偉いぞー
- 34スレ主25/10/11(土) 07:53:54
思ったけどこれ、体育祭3回あるから3回振っても良かったかも。あと原作見返したら4位まであった…
てことで体育祭の結果を改めて振るよ!
1年生での結果、どうだった?(4を参照)
1.3位(それでもやれることはやりきった)
2.4位(なんとか表彰台には登った)
3.表彰台圏外(外燃内冷の扱いが難しんだよ)
dice1d3=3 (3)
2年生は?
1.1年次の結果から+2位(校訓はプルスウルトラだろ!)
2.1年次の結果から+1位(優勝にはまだ遠い…)
3.1年次と同じ(…内冷が悪い方に足引っ張っちまう)
dice1d3=1 (1)
3年生は?
1.1位(俺の存在証明は俺がする!)
2.2年次の結果から+1位(諦めてたまるかよ!)
3.2年次の結果と同じ(プロになって、もっと強く…!)
dice1d3=3 (3)
- 35二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:23:47
ギリ表彰台乗れてるかどうか、ってくらいかなこれは
- 36二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 20:40:52
蛇さん……
- 37二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 05:48:22
3位にひょっとしたら、って計算になるのかなこれだと
悔しい顔してるのが浮かぶ - 38スレ主25/10/12(日) 11:05:47
- 39二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 16:38:34
3位十分凄いよ燈矢……!!
イラストかっこいいよ……!! - 40二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 21:52:49
カラーだと個人的には嬉しいけどモノクロもかっこよくて大好きだからスレ主が描きたい方でやってっていいと思います
- 41二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 06:58:24
どっちも好きだから描きやすい方のがモチベもいいのでは?
もちろん当たり前のこととして描きたい時はカラーにしていいんだし
みんなかわいいしかっこいい…… - 42二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 13:45:07
見上げてくるヘビさんかわい過ぎる抱きあげたい
- 43二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 21:08:56
3年の時3位止まりめっちゃ悔しかったろうなあ
- 44二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 06:07:05
相性悪くて同じ相手に負けてるのか、それともみんな変動の中で3位キープ(去年負けたのに勝った、勝てたのに負けた、みたいな)の安定性見せたのか
- 45二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 12:06:37
保守
- 46二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:55:32
らくがきとFAいっぱーい!!
かっちゃん、切島くん、ツッコミありがとう - 47二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 05:57:23
箸すげえなヘビさん、そりゃ隣は驚く
- 48二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:23:50
ヘビさん器用すぎて草
- 49二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 15:13:45
ヘビさん今は誰の肩に乗っかってるんだろ
- 50二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 21:13:24
乗って……られる子いるか?
ヘビさん結構重そう…… - 51二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 05:53:50
頑張って自分で這ってるかもしれない
乗っかるならデクくんが1番可能性あるが何かあれば焦凍みたいに遠距離挟めず前に出るから危ないし - 52二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 12:13:00
交代しながら持ち上げてる可能性も…
- 53スレ主25/10/16(木) 15:37:30
通訳係の焦凍を送り込んでしまったヘビは、こんなことになるなら何かしらの意思疎通手段を持っておけばよかったな…マルバツとか…と後悔しながらも、A組たちとメリッサが表情を見て気遣ってくれるおかげで、まだなんとかYES/NOぐらいは伝わっていました。お前らやっぱヒーロー候補生だな…。
「うわ、なにあれ!?」
「警備マシンが蔓延っているな…。」
「でも、ここを突っ切らなきゃいけないわ。」
130階まで上り詰めた一行は、非常階段が再びシャッターで通れなくなってしまったため、先ほどの植物エリアのようにフロアを突っ切ろうとしていました。が、既に一行を警戒していた敵が警備マシンをフロア内に蔓延らせているようでした。
「上鳴さん、よろしくお願いします!」
「よっしゃいくぜ〜!」
八百万が絶縁体の大きな布でみんなを包んで合図し、上鳴が前に出て電撃を放ちました。が、警備マシンには効いていない様子でした。警備マシンとはいっても、人質の脅威になり得るほどの攻撃と防御を有している訳ですから、そう簡単には倒れてはくれないようです。
「おいおいおい、効いてないぞ!?」
「ヂ!!」
「ブッ放せってこと?そんじゃあ、ここが俺の見せ所ってわけね!」
峰田の嘆きをカバーするように、ヘビは上鳴に対し発破をかけました。ヘビは作戦を実行に移す際、いくつかの注意点の1つに上鳴の"個性"を挙げていました。階が上がるにつれ、タワーないしこの島の重要設備が内蔵されているフロアが増えており、上鳴の個性である"帯電"は設備の破損に繋がる…つまりは、目的の達成に影響が出る可能性があるのです。ですから、ステップ①役割分担により、重要設備がない場所での多対一は上鳴に任せることにしたのです。出し惜しみしたって時間は限られてんだ、思いっきりやれ!!
「うぇい〜」
「ヂ…」
「あ、ちょっと後悔してる感じの顔だ。」
「ごめんヘビさん、上鳴はヘビさんが思ってるよりバカなんだよ…!」
ヘビは、上鳴が個性の反動でIQが低下することは聞き及んでいましたが、まさかここまでアホ面になるとは思っておらず、マジか…と呆然としました。それを見ていた麗日は、ヘビさんって思ったより表情筋豊かだな〜、とふわっとした感想を抱きました。耳郎はヘビに謝罪を入れながら上鳴を引きずり、一行は138階のサーバールームへと移動しました。 - 54スレ主25/10/16(木) 15:40:15
「ここにも警備マシンが…!!」
「ヘビさんの作戦通り、重要設備がある場所での戦闘行為は慎重に行動するように!!では…いくぞみんな!!」
緑谷を筆頭に一行に動揺が走りましたが、飯田のリーダーシップならぬ委員長シップに鞭打たれ、一行は応!!と力強く返答をして気合いを入れました。オイ、うぇいは大人しくしろ。
「ハーレムハーレムハーレムハーレム女子にモテモテ!!」
「耳郎さん、これを使って足止めを!」
「りょーかい!」
「緑谷くんたちは先へ!必ず追いつく!!」
どこからともなく警備マシンが襲いかかってきましたが、重要設備がある場所での戦闘などヘビの作戦で既に想定済みでしたので、各々ができる最善の行動をとり始めました。峰田は"もぎもぎ"を使ってマシン同士をくっつけ、八百万は設備を保護するプロテクターなどを創造し、耳郎は八百万が創造したサポートアイテムで設備を傷つけないよう音波攻撃をし、飯田は耳郎が対処しきれない範囲のマシンを蹴りで攻撃しました。うぇいは大人しくしていました。
「……わかった…!」
最優先は、管理システムを奪還すること。緑谷は心苦しい気持ちを飲み込み、システム奪還役のメリッサ、サポート役の麗日、治癒役のヘビと共に、一刻も早く事態を解決するために走り出しました。途中、後方で衝突音がして思わず振り返りたくなり、目線を少し横へ移動してしまったとき、隣を走る麗日が何やらカウントをしていることに気づきました。
「麗日さん…?」
「3、2、1…」
───解除!
途端、大きな衝撃音。緑谷とメリッサがびっくりして麗日を見やれば、麗日が真っ直ぐ前を見ながら笑んでこう言いました。
「私ね、八百万さんを…みんなを信じてるから。だから、2人も信じよう。みんなを!」 - 55スレ主25/10/16(木) 15:43:05
「みなさん、そろそろ"来ます"わ!──避けてください!!」
実は八百万は、サーバルームで本格的にマシンと戦闘になる前に、麗日に"細かく"創造した"絶縁体物質"を浮かせてほしいとお願いしていたのです。『1分…いえ、30秒ほどお時間をください。峰田さんたちには中央にマシンを寄せ付けるようお願いをしてあります。麗日さん、私を…みなさんを信じて。』と。ガシャンガシャンッと絶縁体物質の下敷きになった警備マシンが動くことはなく、それは"成功"を意味していました。
「ステップ④…『長所を短所に、短所を長所に』。ですわよね、ヘビさん…!」
ヘビは、チームが分断された際の指揮役に八百万を推しました。焦凍が期末試験での八百万の活躍ぶりを、『"想定外"を"想定内"に変えるのは八百万百の得意分野だ』などと自慢げに話していたからです。警備マシンは遠隔で大量に指示できるのが"長所"、八百万は大きいものを創造するには時間がかかるのが"短所"、麗日は重量が大きいものほど浮かせる際に吐き気を催すのが"短所"です。ならば、指示を遮断すればいい。ならば、継続的に細かく創造し続ければいい。ならば、軽量のものを大量に浮かせればいい!
──ジジジ、ジジジジ
「第二陣が来ることだって、"想定内"ですわ。」
だから私、"プロテクター"を創造したんですの!
八百万が耳郎に合図を送り、爆音が轟きました。本来ならば"慎重"とはかけ離れた行為ですが、八百万の"プロテクター"はひび割れながらもサーバーを守るように音を反射し、峰田の"もぎもぎ"が爆音によって震え峰田の移動速度を加速し、マシンが止まった隙を逃さず飯田と峰田が追撃をしたことで、"華麗なる撃退劇"へと幕を下ろすことになりました。うぇいも応援ありがとう。
「飯田、移動は任せたよ!」
「あぁ、もちろんだ!最速で追いつく、みんな舌を噛まないように気をつけてくれ!」
『足止めっつったって、お前らが無事じゃなきゃ意味がねぇし、戦力が多いに越したことはねぇ。だから、そんときは任せたぜ。』と言ってくれたヘビのために、飯田はその脚を熱くさせました。そう、自分たちはあくまで足止め。サーバーを壊したくないのは敵だって同じです。だから敵よりも、誰よりも、早く駆け抜ける!
「『レシプロバースト』!!」 - 56スレ主25/10/16(木) 15:59:57
>>44 確かに、ちょっと気になるからダイス振っちゃお
燈矢、準決勝どんな感じだったの?
1.おんなじヤツに負けた…
2.負けたけど、対策はしてる
dice1d2=1 (1)
>>49〜>>52 そういえばダビヘビの移動シーンあんまり考えてなかった。振っちゃうよ〜ん
ダビヘビ、どれくらい重い?
100に近いほど人間だった時と同じくらい(60kgくらい?)
dice1d100=50 (50)
ダビヘビ、移動速度どれくらい早い?
100に近いほど爆速
dice1d100=88 (88)
(これは足が遅かった時用↓)
ダビヘビ、誰に巻き付いて移動してる?(植物エリアまでは焦凍固定、女子と峰田は除外するよ)
サーバールームまで
1.緑谷
2.飯田
3.走った(プルスウルトラ)
dice1d3=2 (2)
サーバールーム以降
1.緑谷
2.走った(プルスウルトラ)
dice1d2=2 (2)
- 57二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:34:40
みんなかっこいい……!
蛇さんのスピードに二度見した - 58二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:40:19
元がもう少し軽い印象もあるけど、30くらいなら中型犬くらいと思えば……デカイな……
そして爆速ヘビさんワロタ - 59二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 06:46:21
体育祭、めちゃくちゃ個性か戦い方の相性悪い相手だったんだろな、その子
- 60二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 12:04:02
ほしゅ
- 61二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 18:06:30
ヘビさんはっや!
- 62二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:03:52
いやでもまあ確かに蛇って意外と移動速いもんな、うん(大きさから目をそらす
- 63二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:08:44
これ初見全力疾走()ヘビさんみんな二度見するだろ
- 64二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 14:22:46
照れてる燈矢と夏くんかわいい
本当に嬉しそうな冬美ちゃんも微笑んでる焦凍もかわいい - 65二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:35:04
オリキャラ生えるのもあれだから雰囲気話だけど、その連続で負けた子に対して少しバチバチしてそう燈矢
- 66二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 06:44:34
現実の陸上最速ヘビは15~20㎞/h出すらしいから、その前後出しそうな速さ
- 67二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:37:22
全力出したらみんなの小走りよりは確実に速いぞこのヘビさん
- 68二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:50:46
種類によるだろうけどヘビって樹から樹へとジャンプしたりするよね
- 69二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:31:57
全スレ見てきました
推しが生きてて感無量です
いつか雄英時代のお話も見れたらなと思います - 70二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:16:08
失念ヘビさんイラストかわいすぎる
(゜Д゜)ってしてる - 71スレ主25/10/20(月) 00:27:35
>>63 スレ主もビックリだよ
A組のみんな、どれくらい驚いた?(焦凍は見慣れてるだろうから外すよ)
100に近いほど驚愕!
緑谷 dice1d100=56 (56)
飯田 dice1d100=48 (48)
麗日 dice1d100=23 (23)
上鳴 dice1d100=92 (92)
峰田 dice1d100=26 (26)
耳郎 dice1d100=79 (79)
八百万 dice1d100=89 (89)
爆豪 dice1d100=73 (73)
切島 dice1d100=25 (25)
あと、今後の展開考えるために時間経過ダイス振るよ!
サーバールームでの作戦、どれくらい上手くいった?
1.結構上手くいった!
2.そこそこ上手くいった
dice1d2=1 (1)
- 72諢帙@縺ヲ繧九h縲∫㊧遏「25/10/20(月) 00:41:58
- 73二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 06:46:20
朝からこれ見てビビった
- 74スレ主25/10/20(月) 07:48:41
みんながダビヘビに対して愛着を抱いてくれてなによりだよ
FA見てくれてありがとう!文字の筆が進まない時に絵の筆が走ってしまうのがスレ主の悪いところです…
新しくスレを追ってきてくれた人もありがとうね!(≠∩<ෆ>∩≠)
文字化けは…怖がらせてごめんね、としか言えないね(もうやらないとは言ってない)
- 75スレ主25/10/20(月) 07:50:35
「ここは…?」
「風力発電システムよ。」
「どうしてここに?」
メリッサの指示で扉を蹴り破った緑谷は、風車のような旋回部品が連なる空間に疑問を抱きました。ヘビも麗日も、巨大な発電機関に圧倒されキョロキョロと辺りを見回しました。
「タワーの中を登れば、警備マシンが待ち構えているはず。だから、ここから一気に上層部へ向かうの。」
あの非常口まで行ければ…!とメリッサが指差す方向には、小さく光る緑がありました。あそこに行くには、麗日の『無重力』を使わなければいけません。震えながらも決意を表したメリッサに、麗日は力強く返事をしました。
「いっけ〜!!」
ヘビとメリッサは緑谷に掴まり、2人と1匹は麗日の"個性"で緩やかに上昇を始めました。が、しかし、タイミング悪く警備マシンが追ってきてしまいました。緑谷とメリッサは個性を解除するよう諭しましたが、麗日は目的を遂行するために1人立ち向かおうとしました。ヘビは、今からでも飛び降りて加勢に向かおうと…する前に、橙色の閃光が麗日の前で弾け、見慣れた氷がマシンを覆い尽くしました。
「かっちゃん!!」
「轟くんに切島くん!!」
麗日を守りながらマシンを着々と不能にしていく3人にヘビがホッと息を着いた瞬間、3人の加勢に気を取られていた緑谷が体勢を崩し、風車の風に煽られてしまいました。
「…!!爆豪、風車を緑谷に、」
「その必要はございませんわ!!」
「緑谷たち、耳塞いで!!」
あわやタワーの外に放り出される──寸前で、八百万が風車を緑谷の方向に壊し、耳郎が音波を流して風車を稼働させ、方向転換することに成功しました。どうやら、飯田を起点にサーバールームの一行も合流したようでした。 - 76スレ主25/10/20(月) 07:55:33
「デクくん!壁にぶつかる!!」
が、そう上手くはいかないようで、逆に転換した勢いのまま壁にぶつかりそうになってしまいました。ヘビは緑谷が壁をぶち壊そうとしているのを察しましたが、焦凍から『緑谷は腕や指をよく壊す』といった話を聞いていたため、緑谷が反応するよりも早くヘビは身を乗り出しました。
「ちょ、ヘビさん!?」
「──ヂッ!!」
ヘビだって、なにも治癒ばかりを練習していた訳ではありません。むしろ野良時代は、巷のチンピラ敵を屠っては食べ物を奪うような生活をしていましたから、戦う方が身に染みているのです。しっぽの炎を推進力に勢い良く前進し、同時に体全体に回転をかけることで威力を上げ、壁に衝突する際に一瞬だけ火力を高めることで、体を火傷することなく壁を溶かし破りました。つか、"ワン・フォー・オール(馬鹿力)"使ったら建物の被害が増えるだろうが。
「は、ヘビ!?」
一足先にタワーの中に入れば、階段上から右手をレイピア状にした敵が駆けつけました。どうやらこちらを待ち構えていたようですが、ヘビがいることが予想外だったのか素っ頓狂な声をあげて動揺していました。
「っと、ヘビさん大丈夫で…」
「この胸糞悪いガキ共が、ヒーロー気どってんじゃねぇぞ!!」
【戦闘ダイス】
出目が大きい方が小さい方にダメージを与えるよ(緑谷とメリッサは敵の存在に気づくのが遅れているので、初期値は50)
vsレイピア敵 dice1d100=68 (68)
ダビヘビ dice1d100=45 (45)
緑谷 dice1d50=15 (15)
メリッサ dice1d50=15 (15)
- 77二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:11:37
うーん、流石にキツかったか
- 78二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:04:04
デクくんとメリッサさん仲良しね
- 79二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 06:18:45
ダイスさん、さすがにそこまで甘くないか
- 80二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 12:10:16
全員ダメージ食らったか
- 81スレ主25/10/21(火) 14:04:16
【負傷ダイス】
ヘビさんは軽傷のため、メリッサは緑谷に背負われてるのでダイスの初期値が違うよ
1.ちょっと掠った(すぐに反撃できる)
2.少し切られた(戦闘態勢に入れる)
3.切りつけられた(応戦はできる)
4.刺された(死にはしないけど…)
ダビヘビ dice1d2=1 (1)
メリッサ dice1d2=2 (2)
緑谷 dice1d4=4 (4)
- 82スレ主25/10/21(火) 14:29:44
【???】
1〜3.???
4〜5.???
6.???
ダビヘビ dice1d6=6 (6)
- 83二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 14:37:12
なんかまずそう()
- 84二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:36:16
デクー!!!
そしてヘビさんシクレもこわい - 85二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 06:02:17
なんだかんだヘビさん大きいけど蛇だから細長くて狙いにくかったかな、掠りなの
- 86二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 12:17:26
なんなんだ、このシークレットは…
- 87二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 21:03:40
デクくんしっかりメリッサさん庇ったんだろなこれは
- 88二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 21:03:54
ほしゅ
- 89スレ主25/10/22(水) 21:36:25
麗日の個性が解除されると同時に、敵が勢いよく右手を振り回してきました。先に敵を視認したヘビは刃が掠りながらも避けることができましたが、直前まで気づけなかった緑谷がメリッサを庇うように刺されてしまいました。
「っぐぅ、」
「デクくん!!」
幸いにも緑谷の機転によって急所を免れたようですが、このまま戦闘が長引けば動けなくなる可能性が高いと、一目見て分かってしまうくらいには出血が酷い状態でした。一瞬、ヘビは視界がぐわっと歪んだ気がしました。自身の行動によって"未来"が捻じ曲がったような、絶対的な"運命"が途切れてしまったような、そんな"イヤな感じ"の眩暈でした。 - 90諢帙@縺ヲ繧九h縲∫㊧遏「25/10/22(水) 21:37:55
縺ゅ↑縺溘′縺ゅ↑縺溘〒縺ゅk縺溘a縺ォ
- 91スレ主25/10/22(水) 21:39:29
──FOOOOOOSH‼︎‼︎‼︎
「ゔっ!?っは、なん、こ、れ…」
ガサガサとした声を耳にした瞬間、ぐるぐると回っていた視界がなぜかスッとクリアになりました。"ナニカ"が紡がれて、紡がれて、…そして"繋がった"。そんな不思議な感覚がヘビの身体中に染み渡りました。瞬間、しっぽから炎が溢れ出て、敵を包み込むように燃え盛りました。が、なぜでしょうか。特に火傷もなければ衣服すら燃えた様子はなく、ただ気絶して横たわった敵の姿が残りました。…大量の"煤"と共に。
「あ、あれ…?」
「…!!デクくん怪我は…あら?」
唐突な"個性の暴走"にヘビとメリッサは呆然としてしまいましたが、緑谷が身を捩って起きましたので、急いで駆け寄って怪我を確認してみますと、あら不思議。
「綺麗さっぱり治ってる……のと、これは…"煤"?」
「ヘビさんが敵を燃やしたとき、僕にも炎が来てたんだけど…なんでだろう?全然熱くなくって、段々痛みが引いていったから傷口を確認したらこの通り…。」
「…??」
「あ、ヘビさんも首傾げてる…分からないってことですね。」
緑谷が刺された脇腹は衣服の破け以外に損傷はなく、代わりに大量のどす黒い"煤"が緑谷の脇腹周辺に撒き散らされていました。軽い状況説明もそこそこに、ヘビがメリッサが受けた傷を治癒し、ヘビの怪我した箇所をメリッサがハンカチで応急処置をしていると、緑谷はヘビとメリッサに頭を下げました。
「…すみません、僕が至らないばっかりに…。ヘビさんを前線に立たせて治癒してもらった挙句、メリッサさんにも怪我を、」
「違うでしょ?」 - 92スレ主25/10/22(水) 21:41:35
メリッサは緑谷の謝罪を遮り、ヘビを一瞥して再び緑谷に目線を合わせました。そう、こういう時は…
「…!……ありがとう、ございます!!」
「私からも。ヘビさん、ありがとう!」
10回の"ごめん"よりも、1回の"ありがとう"。誰が言った言葉なのかは知りませんが、ヘビはなんとなく、そんな言葉を思い出しました。"前"では直接的な関わりはありませんでしたが、これからの行く末を知っているヘビにとって、緑谷という少年は"歴史的な重要人物"でした。それ以上でもそれ以下でもなかったはずです…が、ステインの一件やエキスポを通して、"等身大の人間"であり、"年相応の男の子"であり、"焦凍の大切な友達"であることを強く認識してしまったのです。
「…ヂ」
…どーいたしまして。絆された心の柔い部分を隠すように、くすぐったさに揺らめいたしっぽの炎を悟られないように、ヘビは手当されたハンカチの温もりを感じながら先に進むのでした。 - 93スレ主25/10/22(水) 21:47:28
そういえば、スレ主的にはダビヘビは自己治癒できない体で話を進めてたんだけど…実際どうなの?
1.できねぇ(何度か試したけど無理だった)
2.できっけど効率が悪い(かすり傷でも時間がかかる)
3.できるけどやってねぇだけ(贖罪的な意識)
4.できるけどデケェ傷じゃねぇからいい(痛覚麻痺ってた"前"の影響)
dice1d4=2 (2)
- 94二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 06:28:03
1番無難な所かもしれない
基本使えないけどゆったりできる時に小さい傷は治しておけたり、大きいのも治療が楽になる程度に緩和出来そうな感じの - 95二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 12:13:26
蛇さん、なんか一瞬プルトラした…?
- 96二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 20:35:23
保守
- 97二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:43:59
文字化けさん……
- 98二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 06:38:27
目と目が合うヘビさんと燈矢かわいい
- 99二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 12:38:00
便利すぎてもあれだからいい所引いたなダイス
- 100二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:13:45
ハンカチ宝物……と思ったけど多分普通に洗って返すよなあ
- 101二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 06:19:50
💙🔥
- 102二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 12:12:13
ほしゅ
- 103スレ主25/10/25(土) 18:01:51
次々と襲いかかる敵を緑谷とヘビで迎え撃ち、一行はついに200階へ辿り着きました。ヘビの"個性の暴走"の理由は分からないままですが、メリッサが『この一件が済んだら身体検査をしてみない?パパの研究室に、個性因子を測定できる機械があるの。』と申し出たことにより終止符が打たれました。
「誰かいる!」
「…っ!!パパ!?」
管理システムの制御ルームは中央エレベーターの近くにあるとメリッサに案内され、2人と1匹は走り出しました。しかし制御ルームの前にある保管室に先客がいたようで、それはメリッサの父──デヴィット・シールド、そしてその助手でした。それを見たメリッサは呆然とし、けれども拳を強く握りしめて手が真っ白くなっていました。緑谷は、だんだん表情が曇っていくメリッサを励ましました。ヘビはしっぽでメリッサの拳にそっと触れ、力を緩めるように指を1本いっぽん解けさせました。
「メリッサさん。お父さんを救けましょう、一緒に。」
「……そうね。うん、救けなきゃ。」
実は"とっておきのオペレーション"の際、制御ルームの場所を確認した時に、同じフロアに研究で開発されたものを管理する保管室があることをメリッサから聞き及んでいました。ヘビはそれを聞いて、事態が急変した時からずっと引っかかっていた謎──『敵は何が目的なのか?どうしてここまで大掛かりなことをする必要があったのか?』──が解け、且つよりマズい事態になってしまったことを悟ったのです。ヘビは、デヴィット周りで何か不和はなかったかをメリッサに、パーティ会場内で他に何か起きたことはなかったかを耳郎と緑谷に質問し、受けた回答に頭を抱えました。出した結論は──『事件の大元はデヴィットとその助手であり、敵はそれを"利用"したのではないか』、です。もし保管室にデヴィットもしくは助手がいた場合、その可能性が高くなることを意味すると、ヘビはみんなに伝えていました。勿論、これはあくまでヘビの想像であり、本当にただのテロである可能性もある……はずだったのに。 - 104スレ主25/10/25(土) 18:05:58
「ついに取り戻した…。この装置と研究データだけは、誰にも渡さない、渡すものか…!!」
「プラン通りですね、敵たちも上手くやってるみたいです。」
「ありがとう。彼らを手配してくれた君のおかげだ、サム!」
ついに、信じたくなかった"現実"を確定づける会話を耳にしてしまったメリッサは、覚束無い足取りでデヴィットを問い詰めました。すると表れてきたのは、"科学の発展"と"倫理的価値観"の壁でした。『副作用なく個性を増幅させる機械』……それは、弱個性と蔑まれる人々や、諸事情で衰退した個性を持つ人々を助けると同時に、強大で扱いきれないほどの暴力的な力を与えるということ。助手は装置の没収と研究の凍結に焦燥し、『敵に装置を盗ませたことにする』という暴挙をデヴィットに唆して、実行に移したのです。なぜ研究を続けたいのかは、科学者でないヘビには分かりえない感情でしたが、必死の努力が実らず水の泡になってしまった絶望は、ヘビには痛いほどよく分かりました。
「"オールマイト"のためだ。お前たちは知らないだろうが…彼の"個性"は消えかかっている。だが、私の装置があれば元に戻せる!"No.1ヒーロー"が…"平和の象徴"が…再び"光"を取り戻すことが出来る!」
緑谷は愕然としました。ここにきて、オールマイトが憂慮して伝えなかった"個性の真実"の綻びが出てしまったことに。すれ違った想いを、もうどうすることもできない段階まで来てしまったことに。
「パパ、もうやめて!!敵は本気で命を狙って、みんなは戦って傷ついてる!パパの計画は敵に利用されちゃったの!!お願いだからもうやめ…」
「勘のいい"ヘビ"がいたとはな……"偽物のヴィラン"の芝居はもう辞めだ。」
【襲撃ダイス】
鉄仮面よりも数値が大きかったら避けれるけど、ほぼ不意打ちだから敵側が有利になってるよ!
vs鉄仮面 dice1d200=186 (186)
緑谷 dice1d100=91 (91)
ダビヘビ dice1d100=44 (44)
- 105二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:10:48
デクだいぶ頑張った!頑張ったけど敵の出目がめちゃいい
- 106二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 07:14:40
ダビヘビさんならその可能性に至るんだなあ……