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【金カム】鶴見篤四郎の宿願 感想・考察スレ【ゴールデンカムイ】|あにまん掲示板
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【金カム】鶴見篤四郎の宿願 感想・考察スレ【ゴールデンカムイ】

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 12:12:14

    という訳で少し気が早いかもしれませんが読んで語り合いたい人達も多いと思いますので建てました 

    語り合いたくて仕方ない人ドンドン来てください

    伊吹亜門先生ファンも大歓迎

    ネタバレ有り 未読の方注意

    各キャラのアンチはおやめください


    参考の為に日露戦争のwiki↓

    日露戦争 - Wikipediaja.wikipedia.org
  • 2二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 14:02:41

    宿願おもしろかった
    第二話が好きなんだけど菊田さんが安定の不憫!

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:39:20

    宇佐美はもちろん鶴見と月島も菊田の扱いが雑で驚いた
    この頃からスパイバレしてたのか

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 16:09:52

    日露戦争の戦局の様子が各章のストーリーを通して非常に明確に説明されていた。あと巻頭の第七師団属する第3軍の日露戦争行軍図もとても分かりやすかった。戦場での描写は思っていたより遥かに壮絶で生々しく迫力に満ちていた

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 16:48:59

    まだ半分くらいしか読めてないけど、登場人物全員の一挙一動と一言一言にとても重みがある
    読み終わってしまうのがなんか勿体ない

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:04:18

    小説担当の伊吹亜門、確実に宇佐美推しだな
    まさか月島押しのけて宇佐美が全編登場するとは思わんかった

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:12:45

    このレスは削除されています

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:25:33

    キャラが原作そのままで解釈違いとか全然ないのが凄いと思った。一番好きな話は尾形の章かな

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:26:27

    人物紹介にはいて本文に一切出てこない野間

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:36:21

    宇佐美が宇佐美すぎた
    あと普通に推理できるじゃん

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:38:01

    尾形がまた相手の悪すぎる白兵戦やらされてる…

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 19:51:37

    >>11

    挿絵見てからの本文で「あっ・・・」ってなったわ

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:04:08

    第一話、ゲンジロちゃんになる前の生真面目かつ薄暗い谷垣でスタートしたのは野田カムイへのサービスだったのかな
    何気にカネ餅回の隙間が埋まったし名前は出てないけど杉元にも触れてたのが良かったと思う

    …にしてもいきなり濃すぎるブロマンスから始まるのは予想外だった
    まだ第四話の頭らへんだけど勿体なくてゆっくり読んでる

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:32:00

    このレスは削除されています

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:26:58

    ここの感想見た限りだとタイトルほど中尉にはフォーカスしてないかんじ?

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:37:04

    >>14

    えっまじで?!野田先生はキャラクター監修と挿絵だけだと思ってたわ…

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:39:27

    原作漫画では日露戦争に関しては序盤で主人公の杉元視点での描写があり、後は本編を通して断片的に各主要人物の個別の過去に重きを置いて描かれていたけど
    このスピンオフでは各キャラ視点から鶴見中尉も関わる"事件”が各章のストーリーの主軸になってはいるものの、小説全体としてはどこまでも舞台である日露「戦争」に重点的に焦点を当てられてると思った

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:40:40

    >>15

    鶴見中尉を持ち上げそのカリスマ性や鬼才ぶりやクレイジーさを子建八斗する内容では無かった

    寧ろ宇佐美章では状況的に苦渋の選択を迫られ精神的にやや憔悴する表情も垣間見せていた

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:57:50

    前山一等卒はずっと癒し系のキャラと思っていたけど、正直ああいうメンタリティの持ち主でなければあの壮絶な戦場の状況下では生き残れないのかも知れないと第三章(宇佐美の章)を読んでいて思った
    宇佐美も悪態付きながらもなんだかんだ前山さんの事を少し気にかけたりしてるのが新鮮味あって良かった

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:03:02

    このレスは削除されています

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:04:57

    >>16

    この小説は「原作・イラスト:野田サトル」「小説:伊吹亜門」って書かれ方だし

    大抵の漫画原作スピンオフ小説は「原作(になる漫画を描いた漫画家)」と「小説(を考えて書いた作家)」という分け方をしてる

    これも普通に「原作漫画のゴールデンカムイを描いた漫画家」が野田サトルである、という意味合いで小説のストーリーそのものには関わってないと思うよ

    後書きでも野田先生が担当したのは挿し絵とキャラクター監修だけと読める書き方になってる

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:07:57

    >>18

    ありがとう

    原作でも表に出てるカリスマ性や鬼才ぶりやクレイジーさより原作ではあまり触れられてなかった中尉の内面の掘り下げを期待してるんだけど「苦渋の選択を迫られ精神的にやや憔悴する表情も垣間見せていた」ということは内面の掘り下げありと解釈していいのかな

  • 231425/10/20(月) 23:12:06

    >>21

    そうなのか

    思い込みで書き込んで済まなかった

    だとするとすごいキャラ解像度だな

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:15:01

    >>22

    百聞は一見にしかずと言うか

    とにかく一読の価値ありなのでお手にとって読んでみてください

    ぶっちゃけどの章からでも読み始めて良いと思う

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:17:21

    夏に伊吹先生の著作を数冊読んだけどとても良かった。個人的には謎解きそのものより人物造形と細やかな情景・状況描写に惹き込まれた
    この作家によってゴールデンカムイの世界観がどう再現されてるのか想像出来なかったが、満足しました

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:32:55

    >>24

    重ね重ねありがとう

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:19:03

    >>18

    個人的にあの鶴見中尉の弱った?表情が見れて良かった。あんな表情原作になかったよね?

    あと各キャラから見た鶴見中尉の描写もあって良かった

    語彙力無さすぎてごめん

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 08:19:20

    本が週末に届いたのでじっくり読んでから改めて感想を沢山書きたいけど、それまでにこのスレが存続してる事を祈る

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 11:15:43

    まだ3章までしか読んでないけど細かい描写含めてとても完成度が高く面白い
    ただ、実写(ドラマ)の二〇三高地の回想や有坂氏とのやり取りなどを観ても感じたが、鶴見中尉の人物像が原作と比べると若干補完というより敢えて補正されてるのかなと

    原作での有坂氏との会話における鶴見の「旅順で有坂中将の開発による二十八珊米榴弾砲の援護射撃によって敵味方問わず兵士が犠牲になりその臓物や血の雨が美しかった」という台詞とちょっとズレを感じたと言うか

    実写ではこの台詞そのものが削除されていたような

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 11:35:19

    >>29

    あの辺りの台詞自体が二階堂の義足を作らせる為の方便だったんじゃないかって説もあった気がする

    原作であれ以上の補足もない以上は(単純にカットしても問題ないシーンと判断されたのもあるだろうけど)普通のドラマ視聴者には矛盾やキャラブレに見られると考えられてカットされた可能性もありそう

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 13:17:19

    個人的には天幕の章の後半部の戦場での鶴見中尉にはものすごく感動したし気持ちが宇佐美とシンクロさえした。ただこの小説の鶴見には原作で感じていた何処か人間離れした底知れない脅威はあまり感じない
    意図的なのかも知れないけど地に足がついてると言うか。部下とのやり取りもマイルドかつ少しドライな感じさえもする
    でもそこがリアリティあって良いとも思う

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 17:01:30

    ゴールデンカムイ登場人物の内面の掘り下げやそれぞれの過去をさらに踏み込んで描写するというものではなく、主に小説オリジナルの人物達を中心に巻き起こる事件が各章のテーマ。既存の登場人物の新たなキャラ付けになるような要素は極力避けられてるように思えた

    ゴールデンカムイ本編の前座である日露戦争のリアルな惨状や最前線で戦闘を行う兵士達の悲哀を登場人物の眼を通して描写されてる

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 23:23:58

    急いで全部読んだ
    うーん
    もう一回読むか
    多くのファンの感想を読みたい

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 23:28:18

    >>32

    キャラ掘り下げ少なかったのは

    このスピンオフを読んだ人と読んでない人の間でゴールデンカムイ本編の各登場人物の細かい設定や登場人物同士の関係性に対する認識のズレを生じさせないためかな?

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 01:08:09

    小説を最初に読んでから本編漫画を読む人がいるかもしれないし、
    本編漫画のネタバレを避けているのかな?と思った。匂わせ程度の描写ばかりだったし。
    小説はかなりシリアスだから本編漫画とのギャップがすごいな。

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:38:56

    >>35

    原作でも日露戦争の場面はギャグ要素ゼロだったような

  • 37二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:40:22

    小説内ではムードメーカーとは程遠いものの宇佐美の存在が若干緊張感を和らげてくれる
    幾万にも及ぶ遺体が散乱する風景が日常となり既に感覚が麻痺してるのは皆同じだけど、一番その様子を分かりやすく体現してるのが宇佐美と前山だった
    シリアスな状況下においても何処か現実離れしたような、学生同士のような物の言いとか

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:55:39

    不死身の杉元は白襷隊だったのか…

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 08:18:10

    4章に登場する伍長の人物描写はかなり不気味だったが、実在するモデルとかいるんだろうか

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 09:00:10

    >>38

    原作にもそれとわかる描写はあったよ

    75話の谷垣の回想で谷垣に何か食いもん持ってねぇかって声かける杉元がX状の白襷をつけてる

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 10:13:49

    伊吹先生の作品何作か読んだけど、激動の時代に翻弄される人々の愛憎劇を軸にしたミステリーが巧みなので金カム合うだろうなとは思ってた。実際に宿願読んでみたら思った以上のハマり方だった!4話のタイトルは尾形と鶴見中尉の両方を指しているのかな?

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 15:59:54

    >>17

    原作では主に個別キャラの過去の舞台背景の一部として日露戦争が描かれていたので、どうしてもそれぞれの人生ドラマの方に注目してしまいがちだったけど、この小説では個別の登場人物についてではなく師団兵士達のくぐり抜けて来た最大級のトラウマ的イベントである戦争がテーマだと思った

    だからオリジナルの人物らにドラマの中心が移り、原作の主要人物達はややオブザーバー的立ち位置になってる感じ

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 16:01:20

    読むに堪えないほどのグロ表現は少ないものの、全章で無数の遺体が死臭を放つ光景がランドスケープの一部と化してそれを日々何処か冷めた目で見つめる登場人物の過酷な状況が強調されていた。そして登場人物たち自らその死体を量産する日常が延々と続く

    これを読んだ後に本誌を読むと将校下士官兵卒関係なく帰還兵キャラ全員程度の差はあれPTSD患っているのではと思ってしまう。そしてフラッシュバックと闘いながら余生を生きてるのかもなと

  • 44二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 16:37:12

    和田大尉や有坂閣下も登場して嬉しかった
    有坂氏は日露戦争では少将だったのね
    大尉はともかく少将も前線付近にいるのか

  • 45二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 17:59:00

    >>39

    章のメインキャラとゲストキャラは菊田以外は共通点があったと思うので尾形は入ってる

    他にもモデルがあるかは分からないけどゴールデンカムイらしいキャラだなと思った

  • 46二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 18:11:58

    有坂閣下が居たのは作劇上の都合ではあるんだろうけど
    指揮官てより科学者寄りの方と思われるので
    実戦に投入された兵器の成果や改良点を実地で視察するために来ていたのかなと思った

    もう銃火器の轟音で耳が遠くなってらしたんだな…

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 21:04:22

    第七師団レギュラー勢なのにスピンオフで主役をハブられる二階堂兄弟ェ…

  • 48二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:51:52

    >>47

    二階堂は主に洋平の死後にキャラが立ったので日露戦争を舞台にしたスピンオフではなかなか動かし辛いのかも


    原作で二階堂のアクションはかなりあるものの過去編や内面の掘り下げがほぼ無いのでスピンオフで本誌に無いキャラの追加要素が多く作られてしまうと本誌との齟齬が生じかねないし、原作でモノローグの無かった浩平の主観がいきなりスピンオフで書かれたら読者は若干違和感を覚えるかも知れない

    >>35さんも書いてるけど小説を先に読んだ場合も原作とのギャップを感じると思う

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:32:20

    二階堂と言えば4章で宇佐美にタメ口きいてたけど原作でもそんな感じだったっけ?

  • 50二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 00:23:29

    まともな時期は敬語で幼児退行した後もたまに使っていたけど宇佐美には1回も敬語じゃなかったはず
    宇佐美が二階堂の教育係説が本当なら元から宇佐美にはタメ口だったのかな

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 07:47:23

    >>50

    小説内で二階堂兄弟は必ずしも宇佐美に対してだけでなく、他の師団の上官から叱責を受けて聞こえよがしに舌打ちするなどぞんざいな態度が強調されていた

    ただ軍部の階級制度へのリスペクトの薄さに関しては二階堂だけでなく宇佐美本人も尾形も月島も菊田も前山もそして鶴見も同様というか。スピンオフ内の要所要所の台詞や態度から軍のしきたりへのそこはかとなく冷ややかな姿勢が見て取れた

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 16:01:28

    >>40

    白襷隊ってなんか功績あったんだろうか

    本来敵味方の選別のため掛けたタスキが却って奇襲を迎え撃つロシア軍の標的になったらしいが結局この作戦は乃木大将の黒歴史とされてるんだろうか

    杉元が白襷隊に進んで志願したのかわからないが指揮系統の失策に振り回される兵士らは気の毒

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 20:30:42

    >>52

    やっぱり小城司令官って乃木希典の暗喩なんだろうか…?てっきり幸次郎の方かと

    ついでに気になった事だけど月島の章で噂にだけ出てきた小城司令官にイヤミ言って泣かせたって話も元ネタあるのかな?物語に関係ないのにまぁまぁ衝撃的なエピソードで…第4師団出身の人かしら

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 20:33:31

    ん〜?尾形にそのたぶらかし役やらせるの〜?尾形に出来るかなぁ〜(ニヤニヤ)

    ウソでしょ…1回飲んだだけで死んだら悲しめる身内認定されてる…

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:31:15

    >>53

    5章の冒頭の焚火のシーンがどこか退廃的でものすごく好きだった

    宇佐美・菊田・谷垣そして月島が一同に介してポツポツ四方山話をするって原作からだとなかなか想像出来ないが、宇佐美が情報を提供し菊田さんが所々でまったり相槌打ったりツッコミを入れて谷垣が遠慮がちに会話に入り月島が最小限の反応を示すという流れに全く違和感ないのが不思議

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:32:57

    全部の章に渡って宇佐美の飄々とした態度と菊田さんの気だるそうなオーラがそれぞれとても良い意味でストーリーに深みを出してた
    想像してたより月島・尾形のシーンは控え目だったが、各章でそれぞれを象徴するような立ち回り役回りをしっかり演じていた

  • 57二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 07:50:32

    >>45

    >章のメインキャラとゲストキャラは菊田以外は共通点があった


    そうなのか⋯第一章と第四章はなんとなくそう感じたけど、他の章での類似点はちょっとわからなかった

    もっかい読めばわかるかな

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 07:57:08

    >>53

    諸説あるのかもしれないけど

    軍神と崇められてる天才乃木希典は日露戦争の終盤でそんな追い詰められ憔悴した様子だったのか。無謀とも言える作戦による戦死者が数万にものぼれば愚将と言われるのも仕方無いのかもな。乃木に限らず史上の英傑の実像は案外ずっと人間臭く場合によっては脆弱なのかも知れない

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 13:24:01

    >>55

    その意気消沈した司令官の判断が明日の自分達の生き死を直接振り分けるのに、あたかも他人事のようにのんびり駄弁ってる4人の様子が良かった

    死が半ば前提の突撃命令が絶えず発令され埋葬しきれない無数の遺体の絨毯が日常風景という地獄みたいな状況なのに誰1人「俺達兵士の命を使い捨てにしやがって!」「俺の人生は誰のために何のためにあるんだ!?」などと嘆かず憤らず、かと言って希望も情熱も持たず語らず、ただ刹那を生きてるという印象さえ受けた


    日露戦争では脱走兵とか出なかったのかな

  • 60二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 16:51:58

    >>1

    伊吹亜門先生の著作はこれまで3冊読んだ中で個人的には『刀と傘』『雨と短銃』のシリーズの特に『雨と〜』の雰囲気が好きだった。普段時代小説もミステリーも読まないのでゴールデンカムイのスピンオフが無ければこれらの本を読む機会に恵まれなかったと思うので良かった


    ネタバレになるので詳細は控えるがこの2冊に登場する尾張藩公用人に惹かれたのでいつか再びこの人物の小説を書いてほしいです

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 23:31:40

    >>29

    「私はその(二十八糎榴弾砲によって引き裂かれた若い兵士達の臓物と)血の雨の中を走りました。圧倒的な力の生み出す美しさでした」と言う台詞は鶴見中尉の本心だと思ったよ

    鶴見にとって敵味方問わず祖国の為に犠牲になった兵士の血や肉片ははおぞましいどころか尊ぶべき圧倒的美のはずだと思うので

    もちろん作戦の犠牲者達にとっては悲劇以外の何でもないけど

  • 62二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:08:43

    第三章はページ数も他より長く印象的なストーリーだった。ただ後半の二〇三高地における旅順攻囲戦での鶴見の「許せ」という言葉はあたかも血の通った人間のイメージがして個人的に中尉にはどこかそぐわない気はした

    この台詞を言う瞬間に鶴見中尉がどういう表情をしていたのか気になる

  • 63二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:13:49

    このレスは削除されています

  • 64二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:16:43

    >>51

    二階堂が上官の宇佐美にタメ口でも、それを宇佐美が咎めないのは(鶴見以外の)上官に敬語こそ使えど根本的に敬意を払わないのは宇佐美も同じだからだな。 階級や出自の違いを挙げ権威を振りかざしたり他者を見下す連中に強いレジスタンスを感じるのかもしれない


    三章で鶴見が一歩遅く宇佐美が和田大尉を殴ってたらどういう処遇になっていたんだろう

  • 65二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 14:03:58

    このスピンオフはゴールデンカムイを全く知らない読者が読んでも意味は通る思うけど、やっぱり原作既読者に向けて書かれているのかな

    ゴールデンカムイ原作を読んだ事もアニメも実写も観た事の無い人に序章(ゴールデンカムイ0)として勧める事は出来るだろうか

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 15:39:31

    野田先生の監修が入っているので、この小説を原作の一部と考えて良いのかな。この小説で起きた事件や鶴見・谷垣・菊田・宇佐美・月島を始めとする登場人物達の台詞や彼らの間でのやり取りや会話を原作を読む時や映像作品を観る時に正史として含めて捉えても支障はないよね

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:58:36

    鶴見は尾形が勇作を手にかけた罪悪感から目を反らしていることを知っていた?
    鶴見は菊田がスパイだと日露戦争時から知っていた?
    月島の自認は比較的まとも
    宇佐美が駒扱いされたいと言ったのは妥協や負け惜しみではなく本心?

    正しい読み取りかは自信ないけど小説を読んで印象が変わったのはここら辺

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:20:13

    スピンオフとしては言うまでもないく独立した小説としてもとてもレベルが高いと思った

    既存のフィクションの登場人物をオリジナルストーリー内で動かす事は、史実上の人物を動かすより制約が厳しいのかも知れない

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:44:03

    >>68

    織田信長とか坂本龍馬とか土方歳三とか沖田総司とかほぼオープンソース化され幾度となく多くのドラマや映画や時代小説や漫画やゲーム等に登場する史実のヒーロー達は性格や言動に作家や監督独自の要素が埋め込まれオリキャラ化されてもさほど気にならないが

    史実にモデルのいない漫画のフィクショナルキャラのスピンオフ化は、熱心なファンが重箱の隅をつつくように原作との細かい相違点などを指摘する事が多いのでハードル高いのかも知れない

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:39:07

    内容はとても濃いけど面白いというより辛い。特に最後のエピソード
    戦争だから当然と言えばそれまでだけど、1人1人の兵士の命が軽すぎる
    祖国のために召集され過酷な状況下で命賭けて戦い理不尽な作戦の犠牲になってもあの人達の死は数としてのみ記録され名前も歴史に刻まれる事はないんだし

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 01:11:22

    最後の話、鶴見はなんで月島にトランク頼んだんだ
    自分で設置した方がわかりやすいと思うんだけど
    どこかに理由書かれてたっけ?それとも試し行為?

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 01:47:15

    >>57

    3話は将校と従卒が鶴見と宇佐美に重なるかなと思った

    5話は鶴見と一緒に吹き飛ばされたり大事なことを言われたりと奉天会戦の鶴見と月島を思い出した

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 02:14:55

    宇佐美の登場シーンが多いと聞いて買ってきた
    読んだら皆の感想読んで自分も書くよー
    楽しみだ

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 07:54:48

    >>71

    なんとなく言わずもがなという気もする


    伊吹先生の幕末の動乱期の京都を舞台にした著作を読んだ後にこのスピンオフの5章を読むと、なんとなく伊吹先生視点では一連の鶴見の試し行為や汚れ仕事に対するリアクション含め、原作の月島とは共感し辛いどこか煮え切らない人物として映ったのではと感じた

    5章の最初の宇佐美のたとえが月島評の集約なのかな

スレッドは10/26 17:54頃に落ちます

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