【閲覧注意】セイカ｢高そうな壺割っちゃった｣

ｶﾞｼｬｰﾝ

セイカ｢……｣

カラスバ｢あーあ｣
カラスバ｢怪我あらへん？｣
カラスバ｢しゃあないわ。物はいつか壊れるもんやからなぁ｣
セイカ｢……｣

カラスバ｢にしても……あー……｣ﾁﾗｯ
ジプソ｢！｣
ジプソ｢……｣ｺﾞﾎﾝ

ジプソ｢カラスバさま。こちらの壺は大変貴重なものでして｣
カラスバ｢そんなんやったっけ？｣
ジプソ｢ええ、壊されると困ると言いますか……｣
カラスバ｢えーホンマ？そら大変や｣
カラスバ｢そういえばめっちゃ大事なもんやった気ぃすんで｣
セイカ｢！｣

カラスバ｢あーどないしよ……｣
ジプソ｢困りましたね｣
カラスバ｢いやー、ホンマに、困ったわ｣
セイカ｢💦｣

カラスバ｢どないしよ……｣

カラスバ｢いや、ええて、そんな俺のポケットに札束捩じ込まんでも｣

カラスバ｢それさっきのポケモン勝負で俺から貰った賞金やろ｣

セイカ｢💦｣

カラスバ｢いらんて、ジプソの分も捩じ込むな｣

ジプソ｢……｣

カラスバ｢これなぁ、お金じゃ弁償難しいと思うで｣

カラスバ｢いやいや、桁がちゃうねんから｣

カラスバ｢俺は優しいからなぁ｣

カラスバ｢すこしお願い事聞いてくれるだけでええねん｣

カラスバ｢それでチャラ。ありがたいやろ？｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢お願い事っちゅうのは｣

カラスバ｢>>5をしてほしいんやけど｣

セイカ｢👌｣

AV (アニマル(カエンジシ)とキャッキャするビデオ)に出演

ユカリ様のポケモン勝負を永遠に請け負う

仕事のお手伝い

ガイの借金の返済

サビ組の鉄砲玉バトルジャンキーお嬢セイカ爆誕！

この案件どないしよ…セイカ突っ込んどけばええか

カラスバ｢まずは茶でもいれてもらおか？｣
セイカ｢……｣ｺｸﾝ

リザードン｢ｸﾞﾜｯ｣
セイカ｢……｣ｺﾄｺﾄ

カラスバ｢……｣
カラスバ｢コンロは下にあんねん｣
カラスバ｢リザードンの尻尾で湯沸かす必要はないんやけど｣
カラスバ｢……まあええか｣

セイカ｢……｣ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞﾎﾞ
セイカ｢🫱｣🍵

カラスバ｢おおきに｣ｺﾞｸｯ
カラスバ｢あちっ｣

カラスバ｢……渋いなぁ｣
カラスバ｢早く帰りたいお客さんに出すには丁度ええわ｣
ジプソ｢狙っても出せない味ですね｣
カラスバ｢センスあんでホンマに｣
セイカ｢🙌｣




カラスバ｢お茶係は失格や。次｣

セイカ「🙌」
じゃないのよ

カラスバ｢次はちょっと出掛けてもらおか｣
カラスバ｢最近元気のいいやつらがめっちゃおってな｣
カラスバ｢あんまり騒ぐもんでそろそろ注意せなアカン｣
カラスバ｢静かにしてください言うて来てもらえるか？｣
セイカ｢👍｣

カラスバ｢もし静かにならんかったら｣
カラスバ｢ポケモン勝負してお願いしてあげてな｣
セイカ｢👍｣

カラスバ｢これがそいつらのいる場所や｣
カラスバ｢ん？多すぎる？｣
カラスバ｢しゃあないやろ？こんだけおるんやから｣
カラスバ｢やー、オマエがおって助かったわぁ｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢ワイルドエリアに寄り道してる暇ないで｣
カラスバ｢せや、せっかくやしサビ組の"制服"貸したるか｣
カラスバ｢お仕事は身分証明も大切やで｣
セイカ｢😐️｣
カラスバ｢どういう感情やねん｣

セイカは　わたされた服に　きがえた……！

カラスバ｢似合ってんで｣
カラスバ｢あと、MZ団の連中には見つからんようにな｣
カラスバ｢面倒はごめんや｣
セイカ｢👍｣
カラスバ｢気ぃつけて行っておいで｣
セイカ｢👋｣




ガイ｢ようセイカ、何してんだ｣
セイカ｢！｣
ガイ｢えっ、サビ組の仕事の手伝い？｣
ガイ｢大丈夫なのか？一体どうしてそんなこと……｣
ガイ｢壺を割った？｣
ガイ｢うーん、よくわかんないけど、仕事したらチャラなんだな｣
ガイ｢俺が手伝えることあったら言ってくれ！一応、デウロとピュールにも伝えとくから｣
セイカ｢👋｣
ガイ｢頑張れよー｣


ガイ｢……｣スマホロトム起動
ガイ｢もしもし俺だけど｣

デウロ｢ちょっとセイカ！｣
ピュール｢一体どういうことですか｣
セイカ｢？｣

デウロ｢ちゃんと壺の金額は確認したの？｣
ピュール｢そうでないと一生タダ働きさせられますよ｣
デウロ｢一緒に聞きに行こうか……？怖いけど｣
ピュール｢そこ有耶無耶にすると後が大変ですから｣
セイカ｢……｣



カラスバ｢言うなって言ったのになぁ｣
カラスバ｢仲よろしくて結構ですわ、MZ団は｣
セイカ｢✌｣
カラスバ｢✌じゃないねん｣

デウロ｢それで、セイカが割った壺って……｣
ピュール｢いくらだったんですか……｣

カラスバ｢うーん｣
カラスバ｢いくらやった？｣
ジプソ｢……｣つ電卓

デウロ｢ひぃ！？｣
ピュール｢うっ……｣
デウロ｢……こんなのすぐは返せないよ……｣
ピュール｢……くっ……｣
セイカ｢(草)｣
カラスバ｢何わろてんねん｣

ヤクザのこと舐め腐ってるセイカ大好きだからもっとやってくれ
俺が危篤なんだ

カラスバさんの
あちっ
がすごい好き

カラスバ｢いっそウチに入ったらチャラにしてやんねんけど｣
デウロ｢ダメ！｣
ピュール｢ダメです｣
セイカ｢🙅｣

カラスバ｢ほんなら働くしかないなぁ｣
セイカ｢👌｣
カラスバ｢何でもしてくれるんやろ？｣
セイカ｢✌｣
カラスバ｢どんなことでも？｣
セイカ｢🙆｣

デウロ｢ダメだって！｣
ピュール｢そんな簡単に何でもするって言ったらだめです｣
デウロ｢ねぇカラスバさん。セイカはどれだけ働かなきゃならないの？｣
ピュール｢そうですね。きちんと期間を設けるべきです｣

カラスバ｢せやなぁ……｣
カラスバ｢これくらい？｣
デウロ｢……か月？｣
カラスバ｢年単位｣

ピュール｢……｣
ピュール｢セイカ、ガイに立て替えてもらいましょう｣
デウロ｢なるほど！｣

セイカ｢……｣首を横に振る

デウロ｢それは申し訳ないんだ……｣
カラスバ｢壺割った時より申し訳なさそうやな｣

デウロ｢どうしよ……｣

ピュール｢こうなったらユカリさんを頼るとか……｣

デウロ｢でもそれ、面倒がひとつ増えるだけなんじゃ……｣

ピュール｢確かに……｣

セイカ｢……｣

セイカ｢💦｣

カラスバ｢ん？｣

カラスバ｢何でもするからもっと早く返済したい？｣

カラスバ｢せやなぁ｣

カラスバ｢>>19してくれるんやったらええよ｣

セイカ｢……｣

3回ジャンプ

今度一緒にお出かけ

お出かけするなら海の中か山の中かみたいなことですか？

何だこのヤクザかわいいな

可愛い

ただデートしたかっただけじゃねぇか

デウロ｢ん？何て言ったの？｣
ピュール｢2人でコソコソしてて聞こえませんでしたね｣

カラスバ｢どないする？｣
カラスバ｢ほら、早よ決めな俺の気が変わるで｣
セイカ｢🤔｣
セイカ｢👌｣

カラスバ｢決まりや。よかったやん。ならMZ団の皆さんには帰ってもらおか｣
ジプソ｢カラスバさま、お電話です｣
カラスバ｢……失礼｣


デウロ｢セイカ……何、する気なの？｣
ピュール｢言ってください｣
セイカ｢……｣

デウロ｢……言えないようなことなの？｣
ピュール｢セイカ……！｣
セイカ｢✌｣

デウロ｢……っ｣
デウロ｢ねぇ、本当に、本当に大丈夫？｣
ピュール｢そんなにMZ団は頼りないですか｣

セイカ(一緒にお出かけって言ったらあのヤクザ格好つかないだろうなぁ)

セイカ｢……✌｣
デウロ｢……わかった……信じるからね｣
ピュール｢何かあったら、絶対連絡ください｣

言った方がよくねぇか？

なんでそこで気を遣ったんだよ

できる女だなセイカ

カラスバ｢セイカ、詳しい話はこっちでするで｣

デウロ｢……｣

ピュール｢……｣

カラスバ｢……？｣

カラスバ｢怖い顔して腹でも減ったんか？｣

カラスバ｢お昼食べてきたらええんやない？｣

カラスバ｢ぶぶ漬けでも出しましょか？｣

デウロ｢……失礼します｣

ピュール｢……｣

カラスバ｢何かあったんか？｣

セイカ｢？｣

カラスバ｢まあええか｣

カラスバ｢お出かけなんやけど｣

カラスバ｢オマエ、どっか行きたいとこあるんか？｣

セイカ｢……｣

>>30

①自分の故郷

②特にない

③カラスバさんの行きたいとこ

3！

③にしとこ！

カラスバ｢遠慮せんでええ｣
カラスバ｢……｣
カラスバ｢せやなぁ｣

カラスバ｢誘った手前、パッと出てこんなぁ｣
カラスバ｢海？　山？｣
カラスバ｢あ？｣
カラスバ｢何を埋めるのか？｣
カラスバ｢アホ、物騒なこと言うなや｣
カラスバ｢そんなんオマエにはやらせんわ｣
セイカ｢………｣

カラスバ｢……冗談や｣

カラスバ｢普通に食事して、行きたいとこ行けばええやろ｣
カラスバ｢……何のために？｣
カラスバ｢敵情視察？｣
カラスバ｢いやただ出掛けるだけや｣
カラスバ｢何で？｣
カラスバ｢いやだから食事して……｣
カラスバ｢カチコミ？ちゃう、普通に出掛け……｣

カラスバ｢……わざとか？｣

カラスバ｢もうええわ……時間だけ決めよか｣

クソボケ装ってからかってんなセイカちゃん
楽しそう

>そんなんオマエにはやらせんわ

普段やってる口ぶりだなお前

>>33

冗談や

これカラスバさんとの間に命を宿したセイカの人か？

>>35

語弊！！

>>35

草

お出掛け当日

カラスバ｢……｣
カラスバ｢アカンわ｣
カラスバ｢1時間前に着いてしもうた｣

カラスバ｢……まあ、今日は大事な約束の日やねんから｣
カラスバ｢うっかりポケモンに絡まれて遅刻したら大変やろ？｣
カラスバ｢1時間前に着くのは何もおかしないわ｣
カラスバ｢せやろ？｣
ジプソ｢はい｣
カラスバ｢帰ってええで｣
ジプソ｢迎えは何時ごろになりますか｣
カラスバ｢向こう次第やな｣

ジプソ｢念入りに準備してきましたから｣
ジプソ｢問題なく進むと良いですが｣
カラスバ｢アホ、誰が聞いてるかわからんやろ。外で言うな｣
ジプソ｢す、すみません｣
カラスバ｢ふぅ……｣ｺｷｺｷ


カナリィ｢え、すごい物騒じゃん｣
カナリィ｢なんか取り引きとか？｣
ムク｢あまり見ない方がいい｣
ムク｢巻き込まれる｣

何だこのヤクザウブか？かわいすぎるやろ……
こんなんそりゃセイカちゃんもからかいたくなるわな

カラスバ｢暇やな……｣
カラスバ｢ん？｣

カラスバ｢痛っ｣ｺﾂﾝ
カラスバ｢空からモンスターボール……？｣
カラスバ｢おうおう、誰や俺にモンスターボール当てたやつは。ええ度胸してはるな｣

｢モンスターボール回収します｣

カラスバ｢いつもごくろーさん。誰のボールや？｣

｢あの子ですね｣

カラスバ｢どれどれ｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢……随分高いとこにおるなぁ｣
カラスバ｢お出掛け前に何しとんねん｣

セイカ｢う゛っ！？｣
オヤブンピジョット｢ﾋﾟｮｱｱｱ｣

カラスバ｢血気盛んやなぁ｣

セイカ｢🙍｣

カラスバ｢結局逃げられたんか？｣

カラスバ｢しゃあないわ。ポケモンは気分屋さんやしな｣

カラスバ｢……あ？｣

カラスバ｢まだ1時間前なのになんでもうおるかって？｣

カラスバ｢あー……｣

カラスバ｢ちゃうねん。たまたまこの近くに用があっただけや｣

カラスバ｢別に1時間前に来たわけやないで。子どもじゃあるまいし｣

カラスバ｢そういうオマエは？｣

カラスバ｢……｣

カラスバ｢……………………へぇ｣

カラスバ｢なら行こか｣

カラスバ｢あーええよ。俺の用足しは後回しや｣

カラスバ｢せっかくお互い早く着いたんやから｣

カラスバ｢いやええって。ホンマに大した用やないねん｣

カラスバ｢ほら、>>44しようや。楽しみにしとったろ｣

セイカ(このヤクザ罰が悪そう)

カフェでのんびり

ポケモンバトル

楽しみだから早めに着いたって言える余裕はないのかヤクザくせによ

カラスバ｢……｣

カラスバ｢出掛けようがどこに行こうがやることはかわらんな｣

セイカ｢🙌｣

カラスバ｢ただバトルしてもおもろないな｣

カラスバ｢勝ったらひとつだけ相手のお願い事を聞くことにせぇへん？｣

カラスバ｢ええやろ？お願い事は何でもええよ｣

セイカ｢……｣

dice1d3=3 (3)

①ん？今何でもするって

②今回も勝ちます

③どこからそんな自信が？

カラスバ｢……｣

カラスバ｢始めるで｣

カラスバ｢前とはちゃうからな｣

カラスバ｢勝たせてもらうで｣

1が出たらカラスバの勝ち

dice1d10=9 (9)

煽りカスすぎるセイカ

結局ボコボコで草

カラスバ｢くっ……｣
カラスバ(コイツに合わせて技編成見直したのにそれでも駄目やったか……)
カラスバ｢俺の力不足や。こいつらの力を引き出してやれんかったな｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢提案しといてナシとは言わんで｣
カラスバ｢なんかお願い事あるんなら言うてみ？｣
セイカ｢🤔｣
カラスバ｢なんやまだ決まってないんか｣
カラスバ｢ゆっくりでええよ｣
カラスバ｢ほな次行こか｣

カラスバ｢……｣



デウロ｢ね！怪しいでしょマチエールさん！集合時間の1時間前に到着してるんだよ！そんなのお出掛けが楽しみすぎる人しかしませんよ！きっと裏があるんです！｣
ピュール｢セイカがグレーなヤクザの仕事に巻き込まれるかもしれないんです｣
マチエール｢うーん……ただのお出掛けにしか見えないけど｣
フラエッテ｢♪｣

フラエッテの姐さんニコニコで草

そんなのお出掛けが楽しみすぎる人しかしませんよ！

大　正　解

基本的に明るめな返事多いのになんでレスバのときだけ煽り性能上がるんだ

名探偵デウロ

カラスバ｢ええ度胸やな……｣ﾎﾞｿｯ
カラスバ｢この街で追いかけっこしたことあるか？｣
カラスバ｢中々逃げやすい街やで｣
カラスバ｢やろうと思えば簡単に振り切れるからなぁ｣
セイカ｢？｣

カラスバ｢ほな、走るで｣ｸﾞｲ
セイカ｢……｣Bﾀﾞｯｼｭ

デウロ｢やばい！見失った！｣
マチエール｢私の尾行をまくなんて……やるわね｣
ピュール｢あれ、フラエッテは……？｣



カラスバ｢……｣
カラスバ｢何で走ったか？｣
カラスバ｢お腹空かそうと思ってな。空腹は最高のスパイスやろ｣
カラスバ｢あとは邪魔な虫を剥がしたかっただけや｣
カラスバ｢いやポケモンちゃう。ボール構えるな｣

カラスバ｢……このレストランは、昔連れてきてもろた飯屋や｣
カラスバ｢オマエも気に入るとええけど……｣ｶﾗﾝｶﾗﾝ

シロー｢む。カラスバさんにセイカさん｣
シロー｢奇遇ですね。食事ですか？｣

カラスバ｢……｣
カラスバ｢ホンマ奇遇やなぁ……｣ﾋﾟｷﾋﾟｷ
セイカ｢👋｣

かわいいかよこのヤクザ
あとBダッシュ…

シロー｢まさかお二人とご一緒出来るとは！｣
シロー｢今日は何かお祝いですか！！｣
カラスバ｢もっと声のボリューム落ちへんの？｣

シロー｢なるほど！普通にお出掛けですか！｣
シロー｢自分もこの間ムクとその友人とご飯を共にしましたよ｣
セイカ｢🙌｣
シロー｢はい、もちろん今度はセイカさんも一緒に！｣
カラスバ｢俺の事は仲間ハズレかいな。いけずやなぁ｣
シロー｢ぜひ一緒に！力こそパワー！力こそジャスティスです！｣
カラスバ｢意味わからん｣

セイカ｢🙋｣
シロー｢はい？何ですかセイカさん｣
シロー｢おすすめのメニューですか。そうですね……｣
カラスバ｢いやそこは俺に聞かんかい｣
シロー｢自分も初めて入ったのでわかりません！｣
カラスバ｢こんな穴場のレストランよう見つけたな……｣
シロー｢おすすめを教えてください！！｣
セイカ｢🙏｣

カラスバ｢……まあええわ。まとめて注文するで｣

シロー｢ふむふむ｣
シロー｢なるほど。お高い壺ですか｣
シロー｢自分も触れたものが勝手に壊れることがありますので、気持ちはわかります｣
カラスバ｢オマエとはまた別問題やろ｣

シロー｢ムクが言うに｣
シロー｢触って壊したのは自分ですが、そもそも壊さないように工夫する必要があるのだと｣
シロー｢カラスバさんも壊されないように工夫なさってはどうでしょうか｣
セイカ｢……｣
カラスバ｢例えば？｣
シロー｢ジプソさんに持っておいてもらってはどうでしょうか｣
カラスバ｢アホか。両手塞がるわ｣
シロー｢自分はスマホをムクに預けていますので｣

カラスバ｢両手使えんとアカンやろ｣
カラスバ｢命より高いもんはないんやで｣
シロー｢なるほど！｣
セイカ｢……｣ｳﾝｳﾝ

フラエッテ｢……｣ｳﾝｳﾝ

フラエッテ姐さん！？

シロー｢だから今日は弁償の代わりにお出掛けしているのですね！｣
カラスバ｢MZ団のお仲間にごねられてん。しゃあないから譲歩してやったわ｣
セイカ｢……｣もぐもぐ

シロー｢セイカさんとのお出掛けの価値は壺の値段に見合うものということですね｣
カラスバ｢……｣
カラスバ｢いや……｣
シロー｢誰かと過ごすことは誰かの時間をもらうことです。値段はつけられませんね！｣
シロー｢自分はこのあたりで失礼します！！｣
シロー｢お代は置いていきます！！｣
シロー｢ではまた！！！！｣

カラスバ｢……｣
カラスバ｢言いたいことだけ言って帰りよった｣
カラスバ｢…………｣ﾁﾗｯ
セイカ｢……？｣もぐもぐ
フラエッテ｢？｣
カラスバ｢どちらさん？｣

フラエッテ｢♪～｣
カラスバ｢……まあ、ええか、ポケモンなら｣
セイカ｢……｣もぐもぐ

シローさんめちゃくちゃ良いこと言ってるけど肝心のセイカさん食べることに夢中すぎる！

カラスバ｢食べ終わったんなら行くで｣
カラスバ｢あ？｣
カラスバ｢何時までお出掛けすればチャラになるか？｣
カラスバ｢それはオマエ次第やなぁ｣

カラスバ｢まさかバトルゾーンに行くなんて言わんやろな｣
カラスバ｢今夜は付き合うてもらうで｣
カラスバ｢景色ええとこ知ってんねん。そこ見たら帰したるわ｣
セイカ｢……｣

カラスバ｢……｣
カラスバ｢バトルゾーン……通らなあそこに行けんな……｣
カラスバ｢タクシー使って遠回りするか？｣
セイカ｢……｣ｸﾞｲｸﾞｲ
カラスバ｢おい、行かん言うたやろ｣
カラスバ｢力強っ……くっ……｣ｸﾞｸﾞｸﾞ
カラスバ｢あ｣
バトルゾーン侵入

セイカ｢……｣すっ
カラスバ｢狩る気満々やんけ……｣
カラスバ｢ええわ、もう、満足するまでやって来ぃや｣
カラスバ｢……｣
フラエッテ｢😞｣

気ぶりフラエッテ姐さん可愛い

カラスバ｢別にとって喰うわけやないで｣
カラスバ｢過保護やなぁ｣
フラエッテ｢……｣

カラスバ｢気分転換にお出掛けしたかっただけや｣
カラスバ｢あの壺の値段も大したことない｣
カラスバ｢ホンマにチャラや｣
カラスバ｢値段は嘘やないけど｣
フラエッテ｢きゅう……｣

カラスバ｢ミアレ救ってもらってんねんこっちは｣
カラスバ｢むしろ安いくらいや｣
フラエッテ｢……｣

カラスバ｢その内ホテルにもお邪魔させてもらうわ｣
カラスバ｢ええホテルやで｣
カラスバ｢ポケモン大会開きたいくらいには｣
フラエッテ｢……｣スッ
カラスバ｢冗談や。花向けんといてくれ｣


セイカ｢🙌｣
カラスバ｢満足したなら行くで｣
カラスバ｢もう夜も更けて来たしな｣
フラエッテ｢♪｣

やれやれフラエッテかわよ
というかセイカちゃんわかっててからかってるんじゃなくてクソボケなんか？？？

タマゴ抱えておちょくってたセイカちゃんと同一だとするとわざとやってそうなところある

若モンの恋路楽しい〜！と手を出すなやコラがスムーズに切り替わるのそこのスジモンよりヤクザみたいで草(フラエッテを貶す意図はありません)

振り回そうとして振り回されてるヤクザかわいいね

カラスバ｢こっちや｣
セイカ｢……｣ﾃｸﾃｸ
カラスバ｢……いや待て｣

オヤブンカイロス｢ｶｲﾛｽ！！｣
カイロス群｢ﾌｼｬｰ！！｣

カラスバ｢なんや夜行性の虫ポケモンか｣
カラスバ｢こんなわんさかおったら皆怖いやろ｣
セイカ｢……｣スッ
カラスバ｢ボール投げても捕まらんで。興奮しとるからな｣
カラスバ｢やれやれ……追っ払……｣
フラエッテ｢……｣スッ
セイカ｢？｣
カラスバ｢ん？｣

フラエッテ(先に)
フラエッテ(行け)
フラエッテ(👍)

カラスバ｢……おおきに｣
セイカ｢👋｣
カラスバ｢行こか｣
セイカ｢……｣ｺｸﾝ

フラエッテ｢きゅう｣スッ
オヤブンカイロス｢ｶｲﾛｽ！！｣
カイロス群｢ﾌｼｬｰ！！！！｣

フラエッテ｢😠｣

ふ……フラエッテの姉御！！！！！

そして不幸なカイロスたちは塵になった

姐さん……

カラスバ｢落ちへんように気ぃつけぇや｣

カラスバ｢高いとこやろ。穴場や｣

カラスバ｢街がよく見えてええやろ、あちこち見渡せて楽しいで｣

カラスバ｢ほら、あそこでくたばったカイロス見えるやろ。さっきまでいたのがあそこや｣

カラスバ｢悪さしてる連中もここからならすぐ見つかる｣

カラスバ｢これは冗談や｣

カラスバ｢誰も連れてきたことないからな｣

カラスバ｢秘密やで｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢忘れてんならええけど｣

カラスバ｢お願いは決まったんか？｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢言いたいことあるならハッキリ言うてみぃ｣

>>72

①壺壊してごめんなさい

②壺壊したの怒ってますか

③やっぱり弁償したい

③(ロワイヤルで金ならあるので)

①！

カラスバ｢別にええわ｣
カラスバ｢大体、あれはオマエのスボミーが壊したんやろ｣
カラスバ｢子どもがしたことにいつまでも怒ってられんわ｣
カラスバ｢ちゃんと子守りせぇよ。大事に育てたってくれ｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢景色見たら満足したわ｣
カラスバ｢明日からは来なくてええで｣
カラスバ｢帰ろか｣

セイカ｢……｣ぐいっ
カラスバ｢……なんや｣
セイカ｢🫵｣
カラスバ｢あ？｣


ユカリ(ホロ)｢ご機嫌麗しゅうございますわ｣
カラスバ｢……｣
セイカ｢……｣

ユカリ｢いい景色ですわ。今度はこちらでティーパーティーを開催したいですね｣
カラスバ｢……いつからおったんや｣
ユカリ｢なんとも禍々しい光が見えましたので駆けつけたところ、虫ポケモンが気絶しておりました。お二人のお姿を近くで見つけましたので、後を追ってこちらに｣

カラスバ｢……｣
セイカ(このヤクザ今日はよく落ち込んでるな)

スボミー…子供…
ふむ

誰も連れてきたことなかったのに……

このヤクザかわいそうでかわいいな

スボミーメガニウムとロズレイドの子……ってコト！？

パパスバさま…

カラスバ…可哀想なのが可愛い

ユカリ｢今日はポケモン勝負おデートでしたのね｣
ユカリ｢わたくしもぜひご一緒したかったですわ｣
カラスバ｢デートちゃうわ｣
セイカ｢……｣

ユカリ｢壺の件に関しましては残念でしたわ｣
ユカリ｢ユカリトーナメントで補償出来るようにしてさしあげましょうか？もちろん勝たなければなりませんが｣
セイカ｢！｣
カラスバ｢ええってそんな……｣
ユカリ｢気にしていらっしゃるからおデートなさっているのでしょう？｣
カラスバ｢……｣
セイカ｢……｣ｼﾞｰ

ユカリ｢では日時は改めてご連絡しますわ｣
ユカリ｢おやすみなさいセイカさま、カラスバさま｣
ユカリ｢よい夢を｣


カラスバ｢あいつホンマ……｣
セイカ｢👋｣
セイカ｢……｣
カラスバ｢あ？いや、ええ加減にせぇよ｣
カラスバ｢デートちゃう言っとるやろ｣
カラスバ｢わかった、そうや、あの壺はごっつう高価なもんでなぁ、ホンマどうしてくれようかと思ったわ｣
カラスバ｢今日もホンマはお出掛けやなくて、お仕事の一部やった｣
カラスバ｢わかったら帰るで。ちゃっちゃっとせえや｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢……｣
セイカ｢……｣

カラスバ｢！｣

ガイ｢よう｣
ガイ｢あんまり遅いなら迎えに行こうかと思ったぜ｣
ガイ｢偶然だな｣

カラスバ｢ほら、お迎えや。帰りや｣
セイカ｢👋｣

ガイ｢これで壺の件はチャラですよね｣
カラスバ｢俺は嘘つかへんで｣
ガイ｢口約束でも？｣
カラスバ｢時と場合によるな｣
ガイ｢そうですか｣
セイカ｢……｣

カラスバ｢ええお仕事してはったで｣
カラスバ｢やっぱり適材適所っちゅうもんは大事やな｣
カラスバ｢こいつは部屋ん中より外出した方がええわ｣
カラスバ｢ああでも、渋いお茶は早よ帰って欲しいお客に出してやったらよさそうや｣
セイカ｢🙌｣
カラスバ｢褒めてないで｣

ガイ｢カラスバさん、よかったらホテル泊まっていきませんか｣
カラスバ｢……どういう風の吹き回しや？｣

ガイ｢壺壊しちゃったこと、セイカは物凄く気にしてたんで｣

ガイ｢今から事務所に帰るのも面倒ですよね｣

ガイ｢ホテルの方が近いですよ｣

カラスバ｢……｣

セイカ｢……｣

カラスバ｢俺が出入りするホテルになってええんか？｣

ガイ｢カラスバさんしか来ませんし｣

カラスバ｢経営どないなっとんねん｣

ガイ｢お金落としていってください｣

ガイ｢安くしときますから｣

カラスバ｢……｣

ガイ｢セイカもそう思うだろ？｣

セイカ｢……｣

>>87

①デート楽しかった

②ホテル料金は定額でお願いします

③いっぱいお礼したいから泊まってほしい

1！

カラスバ｢！｣
カラスバ｢……ふぅん、デートやと思ってたんか｣
カラスバ｢また付き合ぉてくれるか？｣
セイカ｢🙆｣
カラスバ｢おおきに｣

カラスバ｢せっかくやけど今日は帰らせてもらうわ｣
ガイ｢残念です｣
カラスバ｢いや、安心するとこやで｣
ガイ｢俺が引き継いでから初のお客さんになるかと思ったのに｣
カラスバ｢いやまだ来てないんかい。しばらく経つやろ引き継いでから……｣

カラスバ｢経営戦略見直した方がええよ｣
カラスバ｢まあ、金に困ったらいつでもウチにどうぞ｣
ガイ｢ありがとうございます｣
セイカ｢🙌｣
カラスバ｢……こいつら何も学んでへんな｣

カラスバ｢ほなまた｣
カラスバ｢いつでも遊びにおいで｣
セイカ｢……｣
カラスバ｢今度は高いものはしまっておきよるさかいに｣
セイカ｢……｣

セイカ｢👋｣
ガイ｢またどうぞ｣

ガイ｢よかったな。許してもらえて｣
セイカ｢🙆｣
フラエッテ｢……｣
ガイ｢まあ、カラスバさんお金持ってそうだし、そんなに気にすることないんじゃないか｣
ガイ｢どうやって稼いでるか教えてほしいくらいだしさ｣
セイカ｢…………｣
フラエッテ｢きゅう……｣
ガイ｢え？なんか俺、可笑しいこと言ったか？｣




カラスバ｢で？向こうは｣
ジプソ｢もうすぐ来るかと｣
カラスバ｢壺代くらいは補えるな？｣
ジプソ｢ええ、問題なく｣
カラスバ｢あー……いくら貸したんやっけ｣
ジプソ｢これくらいです｣

カラスバ｢ふぅん……随分貸してやったなぁ……｣
ジプソ｢えぇ、どうしても、と言われたもので｣
カラスバ｢ほんならしゃあないわ｣
カラスバ｢困ってる人には優しくせなアカンからな｣

カラスバ｢よう来てくれはったな｣
カラスバ｢まあ、立ち話もなんやし｣
カラスバ｢あっちのソファに座ろうや｣

カラスバ｢はいと言うまで立ち上がれんくらい、座り心地ええソファや｣
カラスバ｢ああここ、少し殺風景やろ？｣
カラスバ｢壺置いてたんやけど、壊れてしもうたんや｣
カラスバ｢次何を飾るかは｣
カラスバ｢今日のアンタとの話し合い後に考えるわ｣

カラスバ｢お金の話でなあなあはアカンからなぁ｣
カラスバ｢いくら貸したんやっけ？｣
カラスバ｢そんでいくら返さなあかん？｣
カラスバ｢あー、そんな頭抱えんでええよ｣
カラスバ｢怒ってへんから。むしろ好都合や。ええタイミングやった｣
カラスバ｢アンタのおかげで、俺はなーんも気にせず"お出かけ"出来たからなぁ｣
カラスバ｢こっちの話や｣

カラスバ｢ほら、お茶や｣
カラスバ｢ずうっとここに居たくなるくらい美味しいお茶やで｣
カラスバ｢色んなこと決めなアカンからなぁ。まあ、一息ついたらええよ｣
カラスバ｢何杯でもおかわりしてええから｣




カラスバ｢じっくり決めましょか｣

これはヤクザ

オレ コレ スキ

カラスバ｢また来たんか｣
セイカ｢👋｣
カラスバ｢毎度毎度、よう飽きへんなぁ｣

カラスバ｢なんやその置物は｣
カラスバ｢ユカリトーナメントの優勝賞品？｣
カラスバ｢いらんて、ホテルにでも飾ったらええやろ｣
カラスバ｢……｣
カラスバ｢何で参加しなかったか？｣
カラスバ｢お仕事してたからに決まっとるやろ｣
カラスバ｢まあ、大方片付いたんやけど｣
カラスバ｢最後のお掃除だけ残っててなぁ｣
カラスバ｢ゴミ捨てがこれまた面倒やねん。誰彼かまわずやってもらえるわけやないし……｣

カラスバ｢……｣
カラスバ｢なんや、オマエが捨ててきてくれるんか？｣
カラスバ｢親切やなぁ、それともまだ壺に負い目感じてるんか｣
カラスバ｢気にせんでええのに｣

セイカ｢🙋｣
カラスバ｢ん？｣
カラスバ｢お願い事決まった？なんや忘れてなかったんかいな｣
カラスバ｢言うてみぃ｣

カラスバ｢……｣
カラスバ｢もっかいお出かけしたい？｣
カラスバ｢物好きやな。またMZ団のお仲間に怒られるで｣
カラスバ｢毒っちゅうもんは知らん内にじわじわと回るもんやから｣
カラスバ｢気がついたら取り返しがつかなくなるで｣
カラスバ｢手遅れになる前に引き下がった方がええんやないか｣

セイカ｢……🤔｣
セイカ｢🙆｣

カラスバ｢あーあ｣


カラスバ｢ええよ、今から出掛けよか｣
カラスバ｢せやなぁ｣










カラスバ｢山と海、どっちがええ？｣
おわり

何を捨てに行くんですかね

うーんこれはヤのつく自営業の方
前作のわからせとは大違いだ……

それでもセイカなら大丈夫だろうという謎の信頼がある

このピクニック（）でもセイカは相変わらず3点リーダーだし表情そんな変わらんのやろなぁという熱い信頼

山でも海でもセイカの前ではヤサシイおもしろおにいさんでいてくれるんだろうな
捨てる予定のゴミには目を背けつつ…

カラスバ｢あーあ｣

ここ無限に味がする

フラエッテ姐さんがずっとイケメンだったな…

1レス目の最初も｢あーあ｣から始まっている
｢あーあ｣は呆れも喜びも悲しみもすべての味が入っている美味しいカレーみたいなもんだ

なんでそんなヤクザエミュ上手いんすか…

他者には自分のスタンスを崩さず手のひらの上で転がすことができる人が一人の女の子相手にはペースを乱されそれすらも悪くない気になっており
若干浄化されてはいるもののヤクザである根底は変わらないところがいいなと思いました（あにまん民並の感想）

叡知な展開書く気満々やったのになぁ最初の安価がヤーさんの仕事のお手伝いと来たらこういうオチになっちゃうわしゃーないやろ

このヤクザを舐めきっている選択肢のセイカちゃんは「私は強い(事実)」の精神だしカラスバさんもそれを分かって接しているから漫才になっているんだよねセ

>>105

書いてもいいんだよ？(はぁと)

壺を壊したスボミーがカラスバとセイカの間にできてた子ならこの二人は既にカロスキスまでは済ませた仲なんですよね！？

>>105

別ルートいってみませんか？

安価は絶対だからな
叡知は媚薬(毒)ネタでまた立てるわ

>>108

言い方ァ！！

すんません前スレとかあるんすか？
差し支えなければリンクかタイトルを伺いたく…！

前スレ、というか前作？

【閲覧注意】セイカ｢できちゃった｣｜あにまん掲示板カラスバ｢は？｣カラスバ｢誰と？｣カラスバ｢わからんなんてアホなことあるわけないやろ｣セイカ｢……｣カラスバ｢どないするつもりや｣カラスバ｢誰かに言ったんか｣カラスバ｢言ってない？ここに最初に来た？｣…bbs.animanch.com

>>113

グェ〜！！！あざす！！！

まぁお察しかつタイトル通り、ベイビィ授かった未婚の観光客セイカ（言語の圧縮はレッド並）がカラスバのもとに報告へやって来た話です

筆が早すぎる

今作もとてもいい

カラスバは背筋が凍るほど恐ろしいガチヤクザぶりとお気に入りのセイカに対する可愛げが同居するキャラ性が魅力だと思うんだけど、こちらのカラスバはお出かけ楽しみすぎて1時間前に到着したり誰にも教えてない場所に連れてったりディープキスで分からせされたりするピュアさを見せる一方で「そんなんオマエにはやらせんわ」を回収する形でバリ怖ヤクザムーブをオチに持ってくるのエミュが高度すぎて素晴らしいと思いました

他の方も言ってるように「あーあ」の味わいが無限大すぎる　前スレでは日陰者は日向を歩けんからオマエが日陰を歩くことになるとセイカを汚れ者の世界に引き込むことを自重していたのに、結局彼女を引きずり込んでしまったことへの自嘲だったりするんでしょうか…あるいはセイカへの哀れみか…たったの3文字なのに妄想が広がり過ぎますね…

原作での性格を踏まえた素晴らしいらしいカラセイでより一層カラセイが好きになりました！　最高です！

>>118

引き込んでしまったな…って後悔と同情と興奮があるけどセイカ本人が「うるせえ私が歩く道が王道だ」精神だからカラスバさんはツッコミ続けることになりそう

今回も良かった　乙

主さんのカラセイでカラセイに目覚めた
あざっす！

セイカのキャラがゲーム内のイメージというか動きがそのままな感じがおもろくて読みやすい すごい