【CP閲覧注意】マスター、新八と映画見に行ったことがあるんすか？5

～食堂で刀傷沙汰を起こして謹慎中で部屋に引きこもってる～

～自己嫌悪と嫉妬心で内心やばいがいつも通り振舞ってる～

というわけで、ここだけ両片想いなのにお互い相手がマスターに惚れていると勘違いして

更にお互い相手への想いが複雑骨折してこじれてるさのぱちのスレその５

安価SSスレだよ

前スレ

【CP閲覧注意】マスター、新八と映画見に行ったことがあるんすか？4｜あにまん掲示板～食堂で刀傷沙汰を起こして謹慎中～https://bbs.animanch.com/img/5729954/1～賢者タイムで自己嫌悪中～https://bbs.animanch.com/img/575…bbs.animanch.com

最初

【CP閲覧注意】マスター、新八と映画見に行ったことがあるんすか？｜あにまん掲示板「バレンタインデー……。成る程、今はそう言う風習があるんすね。そのお返しにデートで映画を……」（そうか。新八の奴、マスターのことが好きだったのか……）https://bbs.animanch.com/…bbs.animanch.com

その2

【CP閲覧注意】マスター、新八と映画見に行ったことがあるんすか？２｜あにまん掲示板（俺にはあいつを幸せにできねえが、新八には幸せになってほしいんだ）https://bbs.animanch.com/img/5729954/1（左之助がマスターに好きだって言ってるのを聞いて、俺は………bbs.animanch.com

その3

【CP閲覧注意】マスター、新八と映画見に行ったことがあるんすか？3｜あにまん掲示板（斎藤さんも信玄公も俺のことなんて放っておいてくれよ）https://bbs.animanch.com/img/5746854/978（もう不貞寝だ不貞寝！　……寝て起きたら、いつもの俺に戻れるはずだ…bbs.animanch.com

よくわかるこれまでのあらすじ
生前から両片思いしてるのに、お互いがマスターを好きだと勘違いしたまますったもんだして
原田は恋心を肯定されて謹慎中だし、永倉はかつて封じた独占欲が再燃して自己嫌悪中
マスターと新選組は二人を何とかくっつけようと会議中だよ！（なおマスターの意見は評判最悪だった）

なんとか……なんとかなれー！！

マスターがいきなりアウト選択肢を出してきたもんだから茶で噎せたわ

スレ立て感謝

「おまえ、さすがにそれはないだろ」

「沖田さんでも良くないやり方だってわかりますよ」

「マスターちゃあん……自信満々に出した案がそれってマジで言ってる？」

【えーー！？】
【そこまでいう！？】

（……いいかもしれない、と思ったのは黙っておこう）

【それじゃあ、第二案のdice1d2=2 (2)　は？】

１、○○しないと出られない部屋に二人を閉じ込める

２、シミュレーターを使って二人っきりでデートをしてもらう

【それじゃあ、第二案のシミュレーターを使って二人っきりでデートをしてもらうのは？】
【あの二人の勘違いって、そもそも】
【俺が永倉さんとバレンタインに映画デートしたのも一因だから】
【あの二人にも映画デート行ってもらうのがいいかなって】

「そういうまともな案があるなら、なんでさっきの提案が一番になるのさ……」

「デートはいいと思いますけど、あの二人ですからねえ」
「ただ遊びに行くだけで終わるのでは？」

「そうだよ。あの二人、今だってたまにシミュレーターを使って稽古してるから」
「あんまり代り映えしないんじゃないか？」

デートは、いいほうか？
そもそも付き合ってすらないのにデートになるのかという疑問点を除けばだが

ぱっさんは恋情じゃなくても映画デートするって納得すればとりあえず前進はするか
いやこれ本命デートなんですけどね

原田は原田で好きというのは自覚したんだから少しずつ歩み寄れ

問題はなんて言って2人きりで映画見に行かせるかだよなぁ

寧ろデートどころか心の中は大荒れしてるけど親友と遊びに行くムーブを成し遂げてきそうです

【それなんだけど】
【実は、今日皆と集まる前に原田さんに会いに行ったんだ】
【謹慎中だけど、マスターってことで特別に】

「いや、そういう大事な話は最初に共有してくれないかな？」

【あはは……ごめんね】
【それで、その時に……】

　＋＋＋＋＋＋＋

「昨日はマスターに迷惑かけてすみませんでした」
「アンデルセン先生にも、謝っておいてください」

【アンデルセンは気にしてないと思うけど】
【謝るなら、謹慎が明けたら自分の口で謝りに行くといいよ】

「うす。それは勿論です」

【それにしても、アンデルセン『先生』？】
【昨日はあんなに怒ってたのに、いつの間に先生呼び？】

「ああ、それは……。世界一の作家ってやっぱりすごいっすね」
「俺、本当に心でも読まれたのかと思いました」
「俺のこと、全部言い当てられて」
「まあ、そのせいで我慢が利かなくて、槍持ちだす羽目になったんすけど」

「一つ、聞きたいんすけど」
「マスターは、俺が新八のことを好きなのが分かってて、先生を連れてきたんすか？」

【えっ！！？？！？】
【な、な、何で急にそんなコト！？】

「いや、いいです。その反応で分かりました」
「ってことは、斎藤さんあたりも共犯ですか」
「……本当、お節介っすよね」
「俺が、新八がマスターを好きだって思ってるのを違うって言ってきたり」
「俺に、好きな奴は自分で幸せにしろって言ってきたり」
「……本当に、俺には勿体ない奴らばっかですよ」

まるで隠し事出来ねぇなマスター！今はその方がいいけども！

【あ、あの、ごめんね】
【でも俺、どうしても原田さんのこと放っとけなくて】

「いいっすよ。俺も、マスターのそういうところを好きになったんすから」
「あ、前にも言いましたけど、これは人間として、って意味っすよ」
「…………先生も言ってましたけど」
「俺は、恋とか愛とか、よく分からないんですよね」
「密偵として、どういう言動をしたら他人に好かれて、信頼されて、嫌われて、怪しまれるか」
「そういうことは学んできましたし、そう実践して生きてきました」
「物事に対する好悪だとか、人間としての好き嫌いは分かります」
「けど、自分の感情で、恋愛と定義するものだけがどんなものか分からなかった」

「新八のことは好きです。あいつはいい奴だ」
「誰に対しても面倒見がよくて、人情味に溢れて、こんな俺を親友だと呼んでくれて」
「新選組の皆のことも、俺は好きです」
「あいつらと出会ってはじめて、俺は生きてて楽しいって思えたから」
「でも、だから、俺は…………新八に対する感情を、ずっと、持て余してました」

「人間として、友人としてあいつを好きだと思う気持ちと」
「それとは全く違う感情を、俺は、同時にあいつに抱いてた」
「だって、恋とか愛って、もっと、キラキラして、綺麗なものだって俺は思ってた」
「献身とか、自己犠牲とか、博愛とか、そういうのを人は愛って言うでしょう」
「……俺は違う。俺は、あいつに対して、そんな風に思えなかった」
「だけど、先生は、それを恋と呼ぶのだと」
「俺の、この、ふざけた願いを、愛と呼んでいいのだと、そういったんです」

憧れは理解から最もかけ離れた感情だからな…

切ねぇ…辛

やはり、愛の神を連れてきたほうがいいのでは?
バーゲストの食べてしまう愛も愛情だと断言してたしカーマちゃん

「まさに青天の霹靂ってやつですよね」
「誰にも、肯定されるなんて、考えた事すらなかったですから」
「だから……、どうせ謹慎中だし、その間、色々考えてみようと思います」
「これからのこと、新八のこと」
「……もしかしたら、それで、またマスターにご迷惑をかけるかもしれませんが」
「その時は、まあ、許してくれたらありがたいです」

【迷惑だなんて、そんなことないよ】
【俺で協力できることなら、何でも手伝うから！】

　＋＋＋＋＋＋＋＋＋

【………………】

「マスターちゃん？　左之助に会って、それでどうしたの？」

【あ、ごめんね！】
【原田君、もしかしたらなんだけど】
【永倉さんとのこと、前向きに動こうとしてる感じだったんだ】


マスターが回想した原田との会話は、新選組の皆さんに話していません

全部話したらアンデルセンピンチ継続になりかねないからね！それでいいと思いますよ！

改めて後輩属性原田っていい概念だな
一旦話聞いて咀嚼できたら素直に受け入れてる

原田はなんとかなりそうではあるが問題は永倉の方なんだよなぁ(白目)

しまった、間違えてマスターに原田君って呼ばせちゃった。誤字ということで。

「え、そうなんですか！？」

「それならそうと早くいってくれないかな」

「あの左之助があ？　どういう心境の変化よ」

【だから、シチュエーションだけ用意してあげれば】
【うまいこと行くんじゃないかなあ、って】

「一番最初に自白薬のませると言い出したやつの発言とは思えねえな」

【だって、永倉さんの方がどうなるか分からなかったから！】

そうなんだよな
こうなると問題は原田じゃなくて新ぱっつぁんの方なんだよな……

蓋を開けてみたらガチでI beg youを歌い出しかねないからなぱっつあんのメンタル状態

>>26

>【だって、永倉さんの方がどうなるか分からなかったから！】

これは本当にそう

反応が予測つかない

【昨日も、沖田さんが永倉さんに告白させようとするより】
【原田さんからの方がまだ可能性があるって言ってたし】

「そうですえねえ。永倉さんが自分から行くことはまずないでしょう」
「でも、原田さんから告白するなら、永倉さんも受け入れるのでは？」

「まあ、あいつ的には断る理由はないと思うけど」
「あいつバカだからなあ。まーた余計なこと考えてひねくれた結論出しそうだわ」

「…………………正直、僕は原田さんも永倉さんも何を考えてるか分かりませんが」
「僕の知ってる永倉さんは、少なくとも、他人の想いを無碍にしようとする人じゃないですよ」
「それが原田さんのことなら、猶更」

独占欲ゲージが低い間にケリをつけないとマズいかとしれないしな
原田を応援しつつデートに行かせて告白させるのがマストかもしれない

「おい、原田と永倉を逢引させるとして。どうやってあの二人をシミュレーションに行かせるつもりだ？」

【そこは、マスター命令でデートするように言いつけます】

【最低限、二人ともデートという自認をもって挑ませないといけないですから】

【最悪、シミュレーションに呼び出すだけならなんとかなりますし】

「なんつうか、いきあたりばったりだねえ」

「僕らにできること、あんまりなくない？」

「そんなことないですよ、斎藤さん！」

「そうですね、例えば……」

dice1d3=1 (1)

１、お二人の見る映画の内容を考えるとか！

２、お二人のデート用の服を決めるとか！

３、お二人のデートコースを考えるとか！

映画の内容かぁ
服装は最悪第二再臨で誤魔化せなくはないか?

マスター命令とはいえ新八がデートとして臨んでくれるか不安だな…

>>28

嫉妬と独占欲度が原因でヤンデレになりかねないのがな。

本人が抱え込んでるから余計に手を出せない。

デートという響きがぱっつあんに受け止められるのか

デートコースをこのメンツで考えるのは難易度高くないか。

もっと映画に悔しい人呼ばない？
スパバニとか…

そもそもこの選択肢の正解ってガチで
『相手への気持ちを素直に話さないと出られない部屋』なのでは？？

昨日の今日で精神不安定なまま出られない部屋に突っ込むと、ぱっつぁんが座に戻りかねない気もする……

幸せになってほしいなぁ

「お二人の見る映画の内容を考えるとか！」

「……確かに、何を見るかによってその後の雰囲気も変わりそうだし」
「重要なテーマだよね」
「最も、僕は当世の映画に詳しくないから、あまり役に立てないだろうけど」

【後、シミュレーターだから、こっちで映画の内容も設定しないといけないんだよね】
【永倉さんと行った時は、永倉さんはダ・ヴィンチちゃんに】
【おススメを設定してもらってたし】

「あ～～。そういう問題もあるのね」
「でも、このメンバーであいつらのデートに何を見るか決められると思う？」

「……おい、何だその目は。言いたいことがあるならはっきり言え」

「いえいえ、何も？」

大丈夫かね・・・

アクション映画とか盛り上がりそうだけど今回は恋愛意識してほしいもんなあ
でも露骨すぎると新八頑なになりそうだし

【まあ、デートとはいえ】

【よっぽどひどい内容の作品じゃない限り】

【そこまで問題ないんじゃないかな？】

「甘い、甘いですよマスター！」

「デートですよ！　しかも初デートですよ！？」

「お二人の一生の思い出に残るかもしれないのに、そんな適当に決めていいんですか！？」

「でも、俺らの中で一番映画に詳しいのはその永倉だろうが」

「とりあえず、おおざっぱにジャンルとか傾向だけ決めて」

「作品は詳しいサーヴァントにおススメを聞いてみるんでいいんじゃない？」

【映画好きのサーヴァントなら、何人か心当たりもあるし】

【ひとまずはそれでいいかもね】

【さて、二人に何を見てもらおう……】

以下、会議の結果

ジャンルはdice1d10=10 (10)

１、恋愛　２、アクション　３、アニメ　４、サスペンス　５、ホラー

６、ミュージカル　７、SF　８、時代劇　９、任侠　１０、ドラマ

傾向dice1d6=5 (5)

１、悲しい映画　２、笑える映画　３、ハートフルな映画　４、感動する映画　５、手に汗握る映画　６、わくわくする映画

【よ、よし……なんとかまとまった】
【なんかもう考え過ぎてこれが正解なのかも分からないけど】
【とりあえず、これでおススメの映画を見繕ってもらうよ】

「気がついたら、もう夜になってるよ」
「僕達、どれだけ話し合ってたんだ……」

「土方さんなんて、途中面倒臭がって映画なんて見せずにホテルに突っ込ませればいいとか言い出しますし……」

「一番手っ取り早いだろうが」

「最低」

「一日どころか一週間分の気力を使った気がする……」
「今日はデザートに大盛りのパフェでも頼もう……」

【それじゃ、今日は皆ありがとね】
【映画が決まったらまた報告するよ】


スレ主はガチで映画観ない人間なので、あえて映画は特定せずに描写する感じになるかもです

ドラマで手に汗握るストーリーか
土方さん皆が会議してる後ろで沢庵食べてそうなノリでおもしろ

さて、マスター達が二人のデートを画策していた頃

永倉は……dice1d2=1 (1)

１、近藤とシミュレーションで稽古をしていた

２、山南と食堂で大食いチャレンジをしていた

>>49

なんだろうね、多分大丈夫なのかな？

>>50

なんか今のうちに軽く発散させてる感じなのかね

どっちもストレス解消にはなるよね

「…………よし、いったんここまでにしようか」

「あっ！？　もうか？！」
「まだだ、まだ一本取れてねえぞ！」

「とはいえ、もうこんな時間だ。続きは、またの機会にしよう」
「すまないな、永倉君。私の誘いに付き合ってもらって」

「別にいいってことだ。儂も、ちょうど刀を振り回したかった気分だからよ」
「ったく、折角土方も沖田もいないってのに、次はいつになるやら」

「……しかし、今更だが。君がその霊基なのも珍しい」
「何かあったのか？」

「……珍しい、か。そもそも、儂はこの姿で現界したんだ」
「カルデアの霊基再臨で、若い姿にもなれるが……。元々はこっちの姿が普通だったのよ」
「近藤さん達が召喚されてからは、儂一人爺なのもどうかと思って若い姿にしていたが……」
「まあ、たまにはこっちの姿もいいかと思ったってもんよ」

・・・何か無理してるな

「……………………永倉君、何かあったのかい？」

「……いや、なにも。何もねえさ」

「私にも言えないという事か」

「……それは、君がマスターに想いを寄せているということに関係があるのかい？」

「いや、マスターは関係……」

「は？」

「近藤さん？　いま、なんつった？　儂が、なんだって？」

「違うのかい？」

「君がマスターに想いを寄せていると、dice1d2=1 (1)　」

１、風の噂で聞いたのだが

２、原田君から聞いたのだが

第一再臨の状態って、いわば左之助と別れて全てを諦めた余生の姿とも言えるからな…
もう嫉妬とかに振り回されたくなくてこの姿になってる可能性はある

ここで原田の名前を出すのは急すぎるから噂で留めるのはナイス

どう反応するんだろ

「君がマスターに想いを寄せていると、風の噂で聞いたのだが」

「……………………はぁ！？」
「おかしいだろ、なんでそんな噂が立ってやがる！！」
「どこの誰だ、そんな噂を流したのは！」
「マスターを好きなのは、儂じゃなくて……！！」
「……あ、いや、ええと」

「そうか。その様子だと、やはり出まかせだったようだ」
「君が本気でマスターを想っているのなら、私も何か手助けしなければと思ったのだけれど」
「原田君も、同じように噂を流されて困っていたからね」
「永倉君の噂を聞いて、もしやと思ったんだ」

「は？」

近藤さん
ここで双方に誤解があったと伝えるのか

たぶんマスター達の予想外のところでファインプレー起きてる

そうやん、そもそもデート以前に誤解から解いとかないと話が進まないんだ

「原田君も、君と同じようにマスターが好きだという噂が流れていたんだ」
「それを知った時はひどく驚いたらしい」
「原田君の場合は、本人も否定して噂も収まりつつあるようだが」
「……しかし、同じようなタイミングで君と原田君、二人ともが」
「マスターが好きだという間違った噂が広まっていたとは、おかしな偶然もあるものだ」
「君の噂についても、間違いだったと私からも訂正しておこう」

「…………まちがい？　左之助は、マスターを好きじゃない……？」

「永倉君？　どうかしたか？」

「……すまねえ、近藤さん。儂は先に戻らせてもらう」

ショックだったのかな…諦めようとなってる中でこれは…

（……うまく、いっただろうか）
（マスターに頼まれて、永倉君の誤解を解くように誘導しましたが）
（彼を騙すような形になってしまったのは、心苦しいものだ）
（やはり、私にはこういったことは向いていないな）

なんならここの永倉は勘違いだったってことを聞いて少しでもホッとしたらそのホッとした自分自身に(何考えてやがんだ……浅ましい)とか考えちゃいそうでな……

今の永倉さんだと(やっぱあいつは男になんか興味ないかぁ……はは…)てなりそうで不安

誤解はとけても（相手は誰なんだろう、気になる。でも絶対に自分じゃないんだろうな。もう、夢を見るのはやめだ）くらいは考えそう

まあまず誤解をといてフラットな状態にすることも大事だから……
誤解したままだとどう転ぶかわかんないことが更にややこしくなるし……

原田の謹慎が開けたらデートか
お互い大変だったなーとか笑い話の体で噂のこと話せたらそこから進展しないだろうか

そもそもデートになるのか心配

……自然と、歩みは速くなる。
緩みそうな口元を必死にこらえる。安堵しそうになる感情を抑える。

（喜ぶな）

やっぱりだ。やっぱり、儂は、俺は何も間違えていなかった。
左之助が男を好きになるわけがない。左之助が誰かを好きになったわけではない。

（喜ぶな。喜ぶな。喜ぶな）

全ては自分の杞憂で、勘違いだった。
『俺の』左之助は、まだ、誰のモノにもなっていないーーーー！

「喜ぶなって言ってんだろうが！！」
ガンッ！

「……………………クソっ」
「くそったれが……。喜んでんじゃ、ねえよ。儂」

よろこんでいいんやで！！！！！！！

ノリと勢いで書いてるのでたまに整合性取れてるか？となる
謹慎明けまで何かダイス振ろうかとも思いましたが、大人しくデートさせます

そもそも新八ってもう「左之助がマスターを好きだというのは勘違いだ」ってマスターに言われてるんだよな（自家発電SS的にも）
それだけじゃ左之助→マスターの可能性はまだ捨てきれてないっぽいけど、それでもそのとき嬉しいと思った自分に自己嫌悪してるっぽいし……
マスター以外からも間違いだって言われたら可能性が完全に0になるのかな？
結局自分に矢印向いてるとこまではわからないから「喜んだことに自己嫌悪」をクリアできるかが難しいなぁ……

自己嫌悪が加速していく

>俺は何も間違えていなかった。

>左之助が男を好きになるわけがない。

↑を喜んでるのに『俺の』左之助って言ってるのだいぶ矛盾ってかんじだ

生前から独占欲持て余してるっぽいけどバーサーカーになってさらに手綱握れなくなってない？

自己矛盾でがっちゃんがっちゃんになるぱっつぁんお労しい…どうにかなれーーーーっ！

>>74

大丈夫だよスレ主！ちゃんと整合性とれてるよ！

同性としては最上位であろう親友の立場を維持することで独占欲を抑えてたのかな

その、紅は。

夜の中でなお鮮やかで。全身に返り血を浴びて、血の雨の中にいるというのに、なお美しくて。

美しい男だと、思った。

……その紅を、自分だけのモノにしたいと思ってしまった。

————それが、一番最初の始まりだった。

その、蒼は。

新選組の羽織よりも澄んでいて。穏やかな陽だまりの中、屈託なく笑う姿が、なお美しくて。

美しい男だと、思った。

……その蒼を、ぐちゃぐちゃに壊してやりたいと思ってしまった。

————それが、一番最初の始まりだった。

というわけで、デート編行きます。今日は新聞広告出るので夜更かし予定です。

原田の謹慎明けの日、dice1d3=2 (2)

１、朝一番に永倉が原田の部屋にやってくる

２、朝一番に原田が永倉の部屋へ行く

３、お互いの部屋に行こうとしていたところを廊下で鉢合わせる

ポエム好きなんです、許してください

『あなたの中にいる自分は、ずっと綺麗なままであり続けてほしいのです』は美しい感情であるといえばそうなんだけど今はそれ、捨ててもいいんだよ。となってしまう

現状の永倉さんは自己嫌悪が強すぎるので原田の矢印が誰かに向いてようが向いてなかろうが原田に関する何かに心が揺さぶられる度に荒れちゃうからこれはもうどうしようもない
麻酔なしの施術を頑張ってもろて…
まあ原田さん側がふっきれたぽいのであまり不安視はしてない

……なんか直近の文見たらバイオレンスなことにはなりそうだな、とは思うが…

その美しいものを自分だけの紅にしたいってのと
その美しいモノを自分だけの蒼であってほしいってか

ずっと不穏だったのもあってとりあえず朝一番に動く原田に拍手を送りたい

ここまで自己嫌悪と自己矛盾が悪化していると不安になる
自分自身への不信感というかそういうのが重なると誰かに好意を向けられても素直に受け入れられなくなるんだよね

「どうして」「なんで」「ソレ(好意)はいつまでのもの」とかになりかねんのが恐ろしい

互いの頭に焼き付いて離れない光景、対比があまりに美しい
スレ主のポエム好きだぜ

まぁでもこれ割れ鍋に綴じ蓋というか…原田が永倉に衝動を向けて、永倉が原田が衝動を向けるのは自分だけってわかれば独占欲も満足するのかもしれない
原田が日頃刃傷沙汰起こすタイプじゃないのは理解してるし、自分に痕跡も残ってるだろうから自分が原田にとって唯一無二であることはわかる……

片霧烈火さんの「後宮のタイヨウ」って曲を聴きながら見ているんだが本当にイメージにあうから助かる
湿度があるストーリーだから静かで湿度のある曲が合うんだよ…

（この六日間、色々考えたが）
（結局、この想いを肯定したところで、新八が受け入れるかはまた別問題なんだよな）
（……まあ、あいつなら受け入れそうな気もするが）
（……いや、受け入れて欲しいのかもな）
（そうだ。俺は、受け入れてほしいんだ。あいつに）
（俺の感情がどんなものであれ、結局、俺にとって、新八が一番特別なんだ）
（……まあ、それで新八に嫌われたら、それはもう、仕方がないことだ）
（俺は、きっと、そういう人間なんだから）
（新八に嫌われてもいい。……それでも、俺は）
（あいつに、ただ。あの日みたいに、笑っていてほしいんだ）

「…………よし」

一度心に決めたら本当に早いタイプであったか原田ァ！

コンコン
「おい、起きてるか新八」
「……………おい。おい新八！　いるのかって聞いてんだよ！」

ドンガラガッシャーン
ドタバタドタバタ

「……なんだあいつ。部屋の中で暴れてんのか？」

バタバタバタバタ

「あ、さっぱらからいきなり来るんじゃねーよ！　何なんだおまえ！」

「いや、お前の方がなんだよ。今の音は」

「いや、それはだな、あー、なんでもねえだろ！！」
（霊基を一臨から二臨に変えてました）

幸せになれよお！そして久しぶりの初心なぱっつあんだぁ！

かわいい（癒し）

「……それで、何の用だよ。そもそも、お前謹慎してたんじゃねえのかよ」

「知ってんのか。謹慎は昨日までだな。今日から無事復帰だ」
「用事は、あー……」
「お前のアホ面を拝みたくなった」

「………………………」

（……なんか、反応が）
（てっきり、「何ふざけたこと言ってんだ！」とかいってキレてくるかと思ったが）

「そんな事より」
「お前、何でアンデルセンのこと斬ったんだ」

「……その話は、別にいいだろ」
「もう済んだことだ」

いかん、早くデートに行かせないとアンデルセンピンチになる
あとここでトラブル起きそうな気配

「よくねえよ。お前がそんなことするなんて、よっぽどのことだろうが」

「せっかく心配してやってるって言うのに」

「本当に、もう終わってるんだよ」

「あれは、完全に俺に否がある。先生は悪くねえんだ」

「…………先生、だと？」

永倉さんの独占欲度29+dice1d10=10 (10)

「おい、なんでお前が……」

「あーー！　こんなところにいました！　マスター！　斎藤さーん！」
「原田さんいましたよー！」

「沖田先輩？」

「お前、ねえ！　なんで朝一に部屋行ったのにもういないんだよ！」
「行動力高すぎない！？」

【でも、永倉さんも一緒だったのはちょうどよかったです】

新聞も出そろったし、区切り悪いですがそろそろ寝ます……すみません……すや……