美容室は深夜営業致します 【壱】

幽霊という存在を、「夢や情熱を失ってしまった人が出会うもう一つの世界」として描き、ファンタジーでありながらも現実の“心の迷い”に寄り添う場所として機能させているのが巧みです。
感情を引き出す会話のやり取りがユーモラスで優しく、読者にも癒やしを与えてくれます。
「何もできない自分」から、「やりたいことを見つけて自ら動き出す人間」へと変わる過程はとても丁寧に描かれ、読後に心地よい余韻が残る作品です。

読了したので書きます。

幽霊が経営している美容室。この時点で面白いのですが、面々もまた個性的で面白い！

幽霊という本来なら身構えてしまいそうな存在なのにそれを忘れさせてしまうぐらいに明るい、明るすぎます！ものすごく前向きです！！檸檬の黄色と白さです！！色的にこの色なのかと首を傾げかけました！

悩んでいることは出るときには忘れています。
過ごしている間に全部、檸檬の香りが、花が包んでくれてしまうように店全体が明るい時間が塗り替えてしまいます！！


迷っているとき、誰かに背を押してほしいときに読んで欲しい一作です！！

お代はお金でなく、その人の持っている特技の披露。
まるで、神様に捧げる御神楽のようです。

そして、強く生きるために幽霊さんがくれる心に刺さる暖かいアドヴァイス。

こんな素敵な美容室があったら常連になってしまいますね。

深夜に営業している、見た目は古民家のようなちょっと洒落た美容室。
そこはとても居心地が良く、生きる勇気を貰える素敵な美容室だった。

　ジャンルとしてはファンタジーになるかもしれませんが、魔王も出てこないし戦いの要素はありません。ただ、ただ、読んでいてハッピーな気持ちにさせてくれる要素がたっぷりな作品です。この作品が【壱】なのでシリーズ物だろうと思います。まずはこの作品からどうぞ！ほっこりしますよ☆

爽やかな香りを感じられる世界観で、退屈な日常から一歩踏み出したくなる、そんな物語です。
YouTubeでの朗読配信も、世界観を崩すことなく、より物語が入って来る感じでお勧めです。

https://www.youtube.com/watch?v=bLegBsw-1Nw&list=PLk5Uof9i_dDbxWs5NrLk13OI9FWVSg7-B

朗読OKと書いてあったので、、、
駄目でしたら消します。

最近なんだかうまく行ってない、人生に絶望してるってわけじゃないけれど、まっすぐ夢に向かえなくてもやもやしている――そんなアナタにオススメするのが幽霊美容室。

小さな「好き」を思い出して、もう一度今夜から前を向いて歩きだせるわヨ！

素敵な幽霊さんたちが、アナタのご来店をお待ちしております♥

短編小説と言うよりも、詩や歌を聞いて居るようなリズミカルで良いテンポ、と言う印象で、あっと言う間に読み終えてしまいました。
続編みたいなのを期待しちゃいます。
もっと読みたい気持ちになる作品だと思います。
私もこんな風に書けたら良いんですけどね～w

ほんわかして、体まであったまっちゃいそうな。
そんなオバケさん達の美容室。
皆綺麗で明るくて、憧れてしまいます。
レモンの木が印象的な美容院、あなたも今宵いかがでしょうか？

読んだらほっこりとした気持ちになれます！
クスッとなる場面といい、話の作りが秀逸です！
主人公に共感できる部分もあり、自分もこんな体験をしたいなという気持ちになりました。
幽霊達のバックボーンもぜひ知りたいと思いました。
正直もっと続きを見たいです。物足りません！w
ぜひ色んな方に読んでいただきたい！
あなたの幽霊感も変わるかも！？