人殺しでも恋がしたい

基本的に出てくる登場人物は2人。
最小人数ですので、会話文がとても読みやすいです。

静かな雰囲気で物語は進みますが、時節挟まれる回想や意味深な発言により、もっと彼らのことが知りたくなり、スクロールの手が止まらなくなります。

全体的に雰囲気がオシャレで、「これがエモいってやつか……」と感じました。

丁寧な物語を読みたい方は、ぜひ。

謎めいたお姉さんと男子高校生の空気感。とても好きです。

孤独な少年と年上のお姉さん。何も知らない同士の二人の作り出す空気感が素敵な作品です。
近すぎず遠すぎず、不思議としっくりくる二人の関係、どんなふうに物語が進んでいくのか、目が離せません。
また、少しずつ二人の秘密が明らかになっていく、その絶妙な加減が読み手を先へ先へと誘います。

謎を抱えた男女の出会いから始まる物語は、常にどこか危うさを孕んでいて目が離せません。登場人物たちの背景が少しずつ明かされていく過程が丁寧で、先の展開がとても気になります。特にヒロインの包容力と存在感が際立っており、彼女の魅力に惹きつけられながら読み進められる作品です。

滅茶苦茶ハラハラします。
この作品実は逃亡サスペンスなのではないかと思わざるを得ないほどハラハラするし、○人描写が妙に凝られていて、思わずその後のことを知りたくなってしまって読み進めてしまいました。
とりあえず謎のお姉さんが包容力あって癖強めで良き。

主人公が公園で偶然出会った女性との会話が展開され、彼女のミステリアスな魅力と包容力が印象的に描かれています。

読者からは、「主人公と謎の先輩との関係が絶妙で、無意識に引き込まれて気付けば最後まで読んでいました」といった声が寄せられており、キャラクター同士の関係性や物語の引力が高く評価されています。

冒頭として、感情の機微を丁寧に描いた作品であり、静かながらも心に残る読後感を提供しています。今後の展開に期待。

主人公の家庭での疎外感、孤独感が非常にリアルに描かれていて、特に母親からの暴力を受けながらも家に居場所を求める複雑な心境の描写が素晴らしいです。

続きが気になります！

主人公と謎の先輩との関係が絶妙で私も先輩のような人がいたらなぁと思いました。
この物語を読み始めてから、無意識に引き込まれて気付けば最後まで読んでいました。
これから主人公と先輩がどうなるかが楽しみです！
私も一小説家としてこの物語のような人を惹き付ける物語を書きたいです！

都会のど真ん中、誰もがいるのに誰もいないような孤独。
その描写の繊細さが、新海誠作品の空気を思い出させてくれます。

家族と時間をずらし、無言の生活を送る主人公。その彼が夜の公園で出会ったのは、笑って煙草を吸う、自由で、でもどこか寂しそうな女性。

心が触れるような、でもまだ触れていないような二人の会話のテンポが絶妙で、たった数分の出会いが、まるで時間の外で起きているように感じられました。

誰かとつながりたいけど、その一歩が踏み出せない。そんな痛みを知っている人にこそ、ぜひ読んでほしいです。

作者のいぬねこさんへ。この物語の空気を言葉にしてくれてありがとうございます。続きを楽しみにしてい…続きを読む

「私」の持っている空気感に、こういう、人をむやみに警戒せずに難しい問題をすんなりと受け入れようとする女性に私も会ったことがあると思いながら読みました。
「俺」には、一体どんな出来事があったのか。「私」は、どうしてここまで警戒心が薄いのかという「謎」に引っ張られます。
どちらも、一般的な「生」に関する感性に危機を感じられます。