概要
『わたくし、今日から悪い子になるわ』
アシュリー・エルネットはサルバリー王国の王太子であるオースティンの婚約者だった。
オースティンが患っていた病を治したいと思ったことをきっかけに、アシュリーに『聖女』の力がある事が発覚する。
アシュリーは国に尽くし、家族に尽くすも周囲の関係性は徐々に壊れていく。
アシュリーは自分が〝良い子〟でいたら幸せになれると信じていた。
我慢して、耐えて、文句も言わずにずっと……。
しかし異世界の聖女、ユイナが現れた事で状況は一変する。
尽くしてきた婚約者に捨てられて、王家から用済みだと見放され、家族から罵倒され責められたアシュリーはペイスリーブ王国の王太子、ギルバートに救われる。
『僕が君の願いをすべて叶えよう』
ギルバートの提案でサルバリー王国を壊すことに……。
アシュリーの復讐が今、始まる。
*
オースティンが患っていた病を治したいと思ったことをきっかけに、アシュリーに『聖女』の力がある事が発覚する。
アシュリーは国に尽くし、家族に尽くすも周囲の関係性は徐々に壊れていく。
アシュリーは自分が〝良い子〟でいたら幸せになれると信じていた。
我慢して、耐えて、文句も言わずにずっと……。
しかし異世界の聖女、ユイナが現れた事で状況は一変する。
尽くしてきた婚約者に捨てられて、王家から用済みだと見放され、家族から罵倒され責められたアシュリーはペイスリーブ王国の王太子、ギルバートに救われる。
『僕が君の願いをすべて叶えよう』
ギルバートの提案でサルバリー王国を壊すことに……。
アシュリーの復讐が今、始まる。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!偽聖女と言われ王太子との婚約破棄をされた私の王家や両親への復讐劇
数多ある婚約破棄による復讐劇の中で、今作の特徴は、復讐相手の最期をヒロインが見ずに破滅に追い込む妙と、婚約破棄される原因の悪役、異世界から召喚され、真の聖女と崇められた王太子の新婚約者を、彼女の希望通り異世界へ戻すという優しさを見せた点ではないかと思います。
復讐の過程は理路整然と進め、召喚された王太子の新婚約者を心理操作によって復讐相手を苦しめ、直接手を下さずとも持病の悪化や民衆の嬲り殺し、自己破産による破滅の最期には、ヒロイン同様スッキリしました。
只、最終話のヒロインが自決未遂の展開には、驚きと疑問を抱いてなりません。