概要
古き竜の至宝――それは竜を超越する者にだけ齎される
大陸中央を両断するようにそびえる山脈。
その一角には、太古の時代から存在すると言われる黒き古代竜が巣食っていた。
いつからそこにいたのかを知る者はいない。
その膨大な魔力が山を覆い、魔物の巣窟と化した危険な地――。
だが、それでも人は足を踏み入れる。
黒き竜が守る伝説の財宝の数々 “古代竜の至宝” を求めて――。
その一角には、太古の時代から存在すると言われる黒き古代竜が巣食っていた。
いつからそこにいたのかを知る者はいない。
その膨大な魔力が山を覆い、魔物の巣窟と化した危険な地――。
だが、それでも人は足を踏み入れる。
黒き竜が守る伝説の財宝の数々 “古代竜の至宝” を求めて――。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!竜のこわさと愛らしさ
竜はファンタジーにおける「キング・オブ・モンスターズ」だが、自分は竜のことをほとんど知らない。
イメージとして恐竜に近いから今までこわさしか感じなかったが、この小説を読んで初めて竜に聖性と愛らしさもあるとわかった。
魔法を使う戦闘場面に迫力があって、さらに急速に邪悪になっていく魔法使いや、一見頼りない若者の意外なたくましさ、そして謎の案内人の正体など自分好みの要素もあって、読んでいて楽しかった。
短編なのに一人のキャラのいろんな側面を描いているのはすごいと思った。
とくにフランシスのようなキャラは冒険小説でよく見るが、ファンタジーではあんまり見ないから貴重な気がする。
ラストはほっこり…続きを読む