2005-03-30
『サルでもできるぱどタウン』
http://d.hatena.ne.jp/Maybe-na/20050222#1109068477
『サルでもできるぱどタウン』第二部
http://d.hatena.ne.jp/Maybe-na/20050329#1112119039
第二部はぱどタウンではなく、ブログネタに。
『宮崎駿の世界―クリエイターズファイル』はジブリ暴露本?
- 出版社/メーカー: 竹書房
 - 発売日: 2004/12
 - メディア: ムック
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この本って特に気にしてなかったんだけど、
http://d.hatena.ne.jp/inun/20050317#p2
こちらの押井守×上野俊哉対談記事からの押井発言の引用を見ていて興味が湧いてきた。宮崎駿氏が「十二歳の女の子と恋愛してどこが悪い」と叫んでいたとか(笑)。
ダビングは寝て待て?!――PSX+PSPの連携を試してきた
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0503/29/news089.html
変換に再生時間の4倍かかるという時点で実用性低いなーと思っていたけど、やはり低いようで。
ユリイカ2005年4月号「特集*ブログ作法」
ユリイカ2005年4月号 特集=ブログ作法 あるいはweblog戦記
- 出版社/メーカー: 青土社
 - 発売日: 2005/03/28
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interrupted train blogmapの「『『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法』(青土社)のネットでの評判」が?Dだらけだったという件について
http://d.hatena.ne.jp/mohri/20050329#1112087424
確かに見事にはてなばかり! それ以外への波及のなさはすごいなあ…。
埼玉はいつのまにか「都」になったらしい
http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/20050328#p1
NHKの朝ドラ『ファイト』の公式ページの地図でいろいろ誤植が。修正前の画像では、埼玉都だけではなく、福島県の位置に茨城県があるという素敵な事態に。
ネット大騒ぎ…元国税庁職員のハメ撮り写真流出 恐怖のウィニーに感染し写真400枚流出
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_03/t2005032823.html
このテのウィルスってコピーユーザーに怒った人が、Winnyを使わせないために作ったんじゃないだろうかと妄想。
百式・田口氏が仕掛ける“アカデメディア”――速攻で“満員御礼”になる異業種交流会の秘密
http://ascii24.com/news/i/keyp/article/2005/03/22/654942-000.html
Academed!A
『オタクの遺伝子』書評
http://www.sankei.co.jp/news/050328/boo015.htm
切通理作氏による書評。
- 作者: 稲葉振一郎
 - 出版社/メーカー: 太田出版
 - 発売日: 2005/02/26
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『嗤う日本の「ナショナリズム」』書評
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20050328bk06.htm
東大教養学部の佐藤俊樹氏によるもの。
- 作者: 北田暁大
 - 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
 - 発売日: 2005/02
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液晶テレビでハッピーベガのシェアが躍進
BCNランキング :: 売れ筋速報 :: 大型TVの勢力図に異変!?割安感で日立、パイオニアが躍進
http://bcnranking.jp/flash/09-00001537.html
MonoBLOGue: 買って正解ハッピーベガ
http://naoki-m.cocolog-nifty.com/monoblogue/2005/03/post_13.html
電波男感想リンク集
あの程度の言及でも補足されますか! ところではてなにリンクする時はアンカーまでいれておいてほしいです。結構日付のみのものが多いので。『電波男』は読了したのでいずれ感想を書く予定。この手の話題は、「オタ恋」カテゴリ(http://d.hatena.ne.jp/./kanose/searchdiary?word=%2a%5b%a5%aa%a5%bf%ce%f8%5d)でいろいろ書いていたけど、自分の中でその辺の話がよりクリアにされた感がある。オタクは「恋愛逃亡」ではなく「恋愛退却」なんだというのがよくわかる書籍。
“明るいおカネ第一主義”の伝道師 ライブドア社長 堀江貴文
“明るいおカネ第一主義”の伝道師 ライブドア社長 堀江貴文〜 - nikkeibp.jp - インタビュー
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep03/362528
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/362803
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/362960
[http://d.hatena.ne.jp/activecute/20050329#1112057375より]
このインタビューはニッポン放送騒ぎの前に行われたものだそうだが、その後を予見するような言動もあり、すごく面白い。特に離婚や自分の息子などプライベートにも突っ込んでいるのが興味深い。
「カネで買えないものは、差別につながる。血筋、家柄、毛並み。世界で唯一、カネだけが無色透明で、フェアな基準ではないか」
最近すっかりほりえもん広報誌になっているAERAのインタビューでもこんなことを言っていたなあ。
お金に執着するようになったきっかけとして、創業時に付き合っていた女性の父親から借りた金もあるという。上場した時には女性との関係はなくなっていたが、持ち株が5億円ほどになっており、銀行に個人融資してもらって、払ったそうだ。
車がなければどこにも行けない。学校から帰ると、地球儀が友達だった。彼が腐らず、グレなかったのは、「あきらめた」からである。「世の中には変えられないものがある。自分の容姿とか、もろもろ」。
それを変えるのが金! リアル毒薬仁! 誰かジョージ秋山氏の絵で堀江社長を描いて欲しい! 最近漫画でこういう有名人って出ないよなあ。昔だったら『北斗の拳』の悪役に使われただろうに。肖像権絡みとかで問題になりやすいとかあるんだろうけど。
2005-03-29
3/30の青山BCのトークショーは鈴木謙介氏にかわり東浩紀氏が
渦状言論: 明日トークショー
http://www.hirokiazuma.com/archives/000132.html
青山BCでの北田暁大+鈴木謙介トークショーは、鈴木謙介氏がインフルエンザのため急遽欠席、代わり東浩紀氏に。さきほど青山BCに確認したところ、まだ席は空いているとのこと。なんか延々おニャン子クラブや秋元康の話をしそうな予感(笑)。
はてなの社外取締役に梅田望夫氏が就任
はてな各サービスの機能変更、お知らせなど - はてなプレスリリース - 梅田望夫の取締役就任に関するお知らせ
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenapress/20050328/p1
梅田望夫氏がはてなの取締役に就任 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20081805,00.htm
はてなの取締役に
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050327/p2
はてなのエンジンが日本語圏以外にも使われるようになったりすると楽しそうだ。
ライブドアPJの小田光康氏とブログ時評の団藤保晴氏の論争
『言論江湖』「ブログ時評」という論理破たん(上) - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1051362/detail
『言論江湖』「ブログ時評」という論理破たん(中) - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1052972/detail
『言論江湖』「ブログ時評」という論理破たん(下) - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1055745/detail
ブログ時評 ライブドアPJへ:自ら出発点の欠陥を正すのが先だ
http://dando.exblog.jp/2376589/
雑誌『世界』でのパブリックジャーナリストの記事をきっかけに起きた模様。『世界』を見かけた時に何か読まないといけない記事があったような…と思いつつ、スルーしていたんだけど、団藤連載の存在を忘れていた。
[R30]: オピニオン: 名誉毀損は竜頭蛇尾の時代
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2005/03/gj_journalism.html
コメント欄にあるように、これから「この原稿はブロガー個人の見解であり、○○の見解ではありません」が流行りそうな予感。
ALEXAでココログのアクセス分布を見てみる
http://www.alexa.com/data/details/traffic_details?q=&url=cocolog-nifty.com
http://manabekawori.cocolog-nifty.com ~ 8%
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com ~ 3%
http://masq.cocolog-nifty.com ~ 2%
http://design.cocolog-nifty.com ~ 2%
http://nagashimaosamu.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://mannnaka.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://help.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://takekuma.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://finalvent.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://search.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://wada.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://rosa.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://akutoku.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://app.cocolog-nifty.com ~ 1%
http://rescuenow.cocolog-nifty.com ~ 1%
眞鍋かをり強し。サービス用のドメインも多いので、ブログのドメインを強調してみた。
2005-03-28
終わりなき中二病を生きろ
気付くのが遅かったんだけど、キーワード「中二病」の使用率がすごく上がっているようで。そりゃプチブームとか言われる訳だ。
言及先を見ていると「中二病とはもともと自虐的な言葉なのに人を攻撃する言葉になりかねない」という指摘があったんだけど、人を攻撃する言葉にしたいという意図がある訳ではない。けど、意図はなくても攻撃的な言葉になるというのはわかるので、その辺の意図も汲み取りつつ触れてみる。
まず、もともとの伊集院光氏が提唱した「中二病」というのは、自分自身の過去の若さ故の過ちを振り返る自虐的な言葉だ。自分は、この「中二病」の定義の「洋楽」を差別化のツールとして使うというものから、「好むもの」に注目して、それを「背伸びアイテム」と称して、ファウストを中心とするライトノベルの読者年齢の話を書いてみた。これは、自分の感覚としてはマーティングの「現在こういう人たちがこういうものを受容しているのではないか」という分析だったんだけど、「こういう人たちってこういうものを読んでいるよね、ぷぷ」と受け止められている面があった。それは「中二」「背伸び」といった言葉に侮蔑的イメージがあったからだと思うんだけど、否定的な意味で使っている訳ではない。別に背伸びアイテムを好むことは攻撃されるようなことでも何でもない。誰だって、そういう子供っぽいとされるものが大人になっても好きというのはあるだろう。というか、オタクってのは子供っぽいものを好むものなんだし。
あと「中二病」と「背伸びアイテム」を一緒に語ったために、論旨がはっきりしてない部分も出てしまった。これに関しては、はてなの文章は混沌さを持った思考メモなので、意味の厳密性を高い精度で求められると困ってしまうなあというのはある。書き直しのきかない出版媒体などのような場所なら、きちんと精度を意識するけど、はてなはとりあえず書いてみるという場所なので。Movable Typeを使った本家は運営していく内に「厳密に書かないと!(=誤読されないように丁寧に書く)」という意識が入ってきて、だんだん軽口も書けなくなってしまい、自分自身が窮屈になってきたので、はてなではそういう制約はなるべくやめよう、誤読上等!と思って運営してきた。でも、結局読む人が増えれば、「影響力があるんだから気を付けて欲しい」と言われてしまう。どこら辺で落としどころをつければいいんだか。
http://anteatant.blogspot.com/2003_12_01_anteatant_archive.html#107153568578390214
ant-eat-ant worldで書かれていた「サイトの読者を減らす努力」を思い出してしまった。
http://d.hatena.ne.jp/strange/20050323#p2
つまり自分が好きなものを持ち上げるのに、ほかのものを貶める必要は本来ないにもかかわらず、そうする貧乏くさい心性みたいなものといいますか。
しばさんがこんな指摘をしていたけど、ごもっともな話で。「中二病」で本当に問題なのは「好むもの」ではなく、こういった自分の好きなものを持ち上げるのに他のものを貶めるといった「立ち振る舞い」だ。攻撃性の強さというか。自分と他人を差別化するのに、他人を攻撃*1しないと気が済まない人たち。
電波男 評価 3/10 回避貧乏だけど心は萌え
http://moe.livedoor.biz/archives/17077033.html
だから、ここみたいに「中二病」を罵倒用語として使っている人を見かけた時は、「ああ、そういう人なんだね」と生暖かい視線を送って見守ってあげるのが自分のスタンス。400ページ以上ある『電波男』をその一言で批判した気になっちゃいかんでしょ。「中二病」とは優れた自分語りのツールであり、その言葉をベースに他人を攻撃している人はまさに「中二病」なんだと考えている。
http://chiruda.cocolog-nifty.com/atahualpa/2005/03/post_2.html
ともあれ、「中二病」「高二病」って言葉は非常に便利なので普及してほしい。とくに近頃2chでは高二病な方々がぼくの行く先々になぜか多くて、ヤツらを一発で黙らせる使い勝手のいいレッテルが欲しかったのだ。あの言語空間のパワーバランスを保つために、安全地帯からの一方的な攻撃を行う連中を、「ああ、高二病ねw」の一言で黙らせる必要がある。でなければ、サンドバックのように際限なく叩かれ続ける中二病の人たちがあまりに可哀想だし、彼らはやがて重度の高二病患者になって帰ってくるに違いない。酷い悪循環が起きてそうだよ。
だから、こういう気持ちはわかるんだけど、そういうレッテルを使うのは、個人サイトの掲示板やブログのコメント欄ではなく、2chのように短いフレーズで劇的な効果が必要な場所の中だけで止めて欲しいなあというのが自分の希望。
中二病・背伸びアイテム反応メモ
全般的な話と分けてみる。
大江戸キャットファイト! - しまった!中二病書いてる間に、最初書こうとした事を忘れた。
http://d.hatena.ne.jp/gentledog/20050321
あと、カラフルピュアガールも背伸びアイテムだったなぁと思いました。そんな所を伸ばすのは足の親指の爪を伸ばして、ギネスブックを目指すぐらいには不毛なのだが、それすら気づかない僕がいた。
その辺りは波状言論のインタビューを受けて実感しました。作っていた身としては、特に読者を背伸びさせようなんてことは考えてなくて、『美少女ゲームの臨界点+1』に掲載されているインタビューを読めばわかるように、自分と似た意見、広くいえば価値観が世に広まっていないことに対する不満があって、基本的にそれを軸に作ってました。これを書きながら思い出したんですが、エロゲーを扱っているということで、建前として読者は18歳以上というころになり、18歳以下の年齢の読者はいないことにしていたというのが、背伸び感に繋がったのかも。
で、こういった個人の価値観を強烈に押し出した雑誌というのは熱烈な支持とともに、強烈な反動も起きます。価値観の闘争ですからね。岡田斗司夫的にいえば「洗脳競争」です。それはオタク文化のなかでいえば、あさのまさひこ氏、大塚ギチ氏といった面々が浮かびますし、今のファウストがそうなんでしょう。
雑誌を一つの価値観で染めることはなかなか難しいので、雑誌のカリスマ化・カルト化というのは一部の雑誌のみでしか起きなかったですけど、今後はネットがその受け皿になるんじゃないでしょうかね。特にブログによって個人サイトが増えてきたし。だから、今のサイトでやっていることもあまり変わってないので「ARTIFACTを読むことが背伸びアイテム」といった指摘も成立するでしょう。
電網山賊 中二病とか
http://d.hatena.ne.jp/pavlusha/20050322#p3
中二病のもと=視野が限定された与件の中でメタなモノを追求する
高二病のもと=メタなモノのために与件そのもの(視野)を拡大しようとする
なんか話が一気に哲学系というかアカデミズム系に寄ったものに(笑)。
世界のはて ファッションにおける中二病
http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20050323#1111594206
ブランド名の話はよくわからないけど、
結局、外見に気を遣うようになった同級生の軽薄さに過剰に反応し、若いのにあえてファッションと無縁な生活を送ることが、最強の中二病ということで、締めさせていただきます。
これはよくわかった(笑)。
めざせ10000枚 中二病 その3
http://d.hatena.ne.jp/blackbelt/20050324#p2
ゲームにおける自分の中二病を振り返る人。ゲーム雑誌は「ゲーム批評」に行き着き、飯野賢治氏がカリスマになっていったという告白。長文だけど、大変面白い語りで、ゲームに興味ある人にはお勧め。これを読んで、飯野賢治のファンがどういう人なのか今頃理解した。そうか、「飯野賢治」とは背伸びだったんだ! ファウストと繋がった!
余談だけど、ゲーム好きの今の背伸びアイテムはXbox! 日本市場ではマイナーだけど、欧米市場では支持されているというねじれが、セガ好きとかの人にはびんびんくるはず。
女性の中二病ってないのか?と聞かれたんだけど、女性は「不思議ちゃん」なる名称が既にあったというオチ。
*1:度の過ぎた「批判」を「攻撃」と考えているんだけど、どっちに取られるかというのは、人によって違うことがある。バランスの問題だから、ある人から見れば、攻撃と思えるものも、他の人から見れば批判かもしれない。自分の中ではユーモアがなかったりして心の余裕がなさを感じる文章は「攻撃」にみえる
                
          スープ
          
        
        
        こういう言葉って使う側のバランス感覚が大事ですね。自身のノスタルジーを込めずに、一般化して中二病・高二病を語ろうとすればどうしたって攻撃的になるのは避けられないかなと思います。まして趣味や嗜好の分類って、分類する行為そのものに対する自虐を分類する側が持ってないと傲慢な印象になりやすいですし。屁理屈こねて好き嫌い語りや攻撃や批評をやってるだけに読めたり。そこで中二病・高二病なんて言葉を使っちゃうと目も当てられないというか。「てめーは精神年齢がガキなだけなんだよ!」と罵倒するために中二病を使うのはもちろん論外ですが……でもむしろそういう使い方のほうが多くの人にはピンときちゃうんだろうとも思います。
なお本当にどうでもいいことですが私の個人体験だと中二病がNHKスペシャルにナニワ金融道、高二病がテクノとかハウスとエロマンガ。ついでに小四病が夏目漱石にクラシックにレコードに新聞の政治欄。こんな感じに他人に語ったところで面白くもなんともない遍歴辿ってる人が現実には多そうです。
      
- http://d.hatena.ne.jp/nopiko/20050329
 - http://d.hatena.ne.jp/royalleaf/20050329
 - http://d.hatena.ne.jp/phk/20050329
 - http://d.hatena.ne.jp/tomoegozen/20050329
 - http://d.hatena.ne.jp/blackbelt/20050329
 - http://d.hatena.ne.jp/anmonia/20050330
 - http://d.hatena.ne.jp/isakiku/20050330
 - http://d.hatena.ne.jp/rrgo_s/20050331
 - http://d.hatena.ne.jp/moistly/20050331
 - ファッションにおける中二病の考察(2)
 - http://d.hatena.ne.jp/rir6/20050502
 - http://d.hatena.ne.jp/goobou/20050616
 - http://d.hatena.ne.jp/sjs7/20070616
 
2005-03-27
『ガンダムX』は打ち切りか
カミラボ:ガンダムX:打ち切りという幻想
http://www2.hi-nobori.net/camille-lab/gx/short4.htm
むいむい星人の寝言: ガンダムXと打ち切りと
http://blueeyes.air-nifty.com/muimui/2004/09/gx_uchikiri.html
ここから辿ったんだけど、この『ガンダムX』は最終回のセリフのパロディが面白かったので。
「論争か。よくも飽きずに続けるものだ。打ち切りだから駄作だと決め付ける者、打ち切られたから未完成であり正当な評価を得られないのだと思い込む者。皆それぞれに打ち切りという言葉をとらえている。そしてそれがまた、次の論争の引き金となろうとしている。でもそれは、ある意味では仕方がないことかも知れない。僕らは打ち切りという幻想で繋がった世代なのだから」
『ガンダムX』最終回についてはこちらで。
企業はオタクに何を求めるべきか?オタク市場はもはやニッチではない
http://www.oricon.co.jp/music/business/050314/int_01.html
野村総研のインタビュー。
PSPでWEBサイトを見る
pelog 2005:Wipeout Pureのダウンロード機能がアツいらしい。
http://gamedude.livedoor.biz/archives/17390238.html
pelog 2005:PSPでウェブブラウジングしてみました。
mixiバックアップ
3/31からメッセージの保存期間が変わるのでこれを使ってバックアップした。
http://d.hatena.ne.jp/kusigahama/20050221#p1
Rubyで作られているからか、動かすとターミナル画面が表示される。なお、結構時間がかかるので注意。
『メテオス』好きな人たちを批判する人たち
[メテオス]"淘汰"されつつある『従来のマニアと開発者』 -任天堂新聞社説
http://mother.s35.xrea.com/x/news/editorial/2005_0320-1.html
発熱地帯: 今週のゲーム業界ニュース&メモ(3/21〜3/27)
http://amanoudume.s41.xrea.com/cgi-bin/mt/archives/000302.html
発熱地帯: 「メテオス」まとめ
http://amanoudume.s41.xrea.com/cgi-bin/mt/archives/000304.html
『メテオス』はネットでゲームマニアが誉めているだけで売れてない(2〜3万本ぐらい)ということを主張する人たちが。発熱地帯の上の記事では口コミの影響力が出ているけど、PSPのサポートの話が広まったのは、コメント欄でもあるように、ネガティブな話題は広まりやすいってだけだと思う。
自分はパズルゲームにはあんまり興味ない人なんだけど、ああやって口コミで盛り上がっているのを見れば、興味持つ人だって出るだろうだろうし、面白さをがんがん語るのは何が問題なんだろうか。もちろん、『メテオス』をつまらないと言った人に対して、意見を変えさせようと、ブログのコメント欄に執拗に書き込んだり、メールを送ったりするのは問題ある行動だから、そういうのを「信者うぜー」とかいうのはわかる。
でも、普通にサイトで誉めている人たちを「必死」とか言うのはなんでなんだろ。そんなに自分の価値観と違うゲームを誉める人がいるのが気に障るんだろうか。「ゲームを語る一般人」というポジションを取りたいんだなあというのは感じる。そのための仮想敵として「ゲームマニア」ってのが必要なんだろう。
ゲームは売上本数が明確に出るので、一般的な評価というものが見えやすいというのはあるけど、発売初週の売上だけで話しても歪んだものしか生まれない感じがするなあ。
PS2『NANA』はNANA版ときメモらしい
http://www.ysnet.org/~ysano/?date=20050323#p01
住んでもいないのに都内の電車賃を覚えてしまう恐れが。
ysanoさんのこの感想に笑ってしまった。東京一人暮らしシミュレーションというのは需要あるのかなあ…。
http://d.hatena.ne.jp/kyokogon/20050319#1111289561
家賃とかの概念もあるのか…。ほんと一人暮らしシミュレーターだ。
声優は子安やら田村ゆかりやらアニメファンにはおなじみな人が多いっぽい。
http://www.m-create.com/jpn/s_ranking.html
そういえば、どのぐらい売れたんだろうと思ったら約3万本で単行本の売り上げと大違い。『NANA』の読者層とゲームって食い合わせ悪いんだなあ。とはいえ同じ週に発売された『ONE PIECE』のPS2のゲームも約3万強で大したことがない。当たり前の話だけど、人気のある原作のゲームだかといって売れる訳ではないと。
http://www.dengekionline.com/soft/ranking/ranking.htm
電撃のランキングの情報によれば、消化率は7割程度だそうで出荷本数は適切なようだ。問屋も見切ってるのね。
ネットゲー廃人が日本のMMORPGを殺す
今月はゲーム業界アワー■大名古屋帝国DS■: 大航海時代Online 評価・感想 総括 〜日本のMMORPGは死んでいるのか?〜
http://go-yoo.seesaa.net/article/2572526.html
『大航海時代Online』のヘビーユーザーへの不評から現在の日本のMMORPGを考察。
強力に依存性を喚起させた結果、日本のMMORPGは「他者と不必要に競争し、意味も無くゲーム内の価値をかき集めて自己を顕示する」ゲームに成り下がってしまった。
『シャイニング・フォースネオ』は『ロードス島戦記 邪神降臨』だった
Shining Force NEO 公式サイト
システムの説明を読んだら鎧に呪文が刻めるとかあるからDCの『ロードス島戦記 邪神降臨』に似てるなあと思ったんだけど、考えてみたら『煉獄』関連でネバーランドカンパニーのページ見た時、リンクがあったのを思い出したよ…。気付くの遅過ぎ。ということでやり込み系らしい。
PS2『デーモンストーン』
アタリから出た『デーモンストーン』の評判が結構いいみたいなのでメモ。開発したのは『ロードオブザリング 二つの塔』を開発したSTORMFRONT STUDIOS。演出が良くて、臨場感があるらしい。かなりのオブジェクトが動くのに、60フレームとはすごいなあ。PS2の意外な能力の高さを感じさせるタイトルのようだ。
GameNews Watcher | 『デーモンストーン』 ファーストインプレッション
http://gnw.jpn.org/log/eid501.html
今月はゲーム業界アワー■大名古屋帝国DS■: デーモンストーン 評価・感想〜ファーストインプレッション〜
http://go-yoo.seesaa.net/article/2575180.html
そういやこのタイトル聞いたことある…と思ったら、アジア版のXboxソフトで見かけたやつか。PS2でこんなにがんばっているとはスゴイ、と思うべきなのか、グラフィックのレベルが良いであろうXbox版を買うべきか悩むところ。
- http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20050328
 - http://d.hatena.ne.jp/wtnb18/20050328
 - http://d.hatena.ne.jp/rerasiu/20050328
 - http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050328
 - http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050405
 - http://d.hatena.ne.jp/chieri/20050406
 - 女性向けゲームが売れないわけ
 - http://d.hatena.ne.jp/wetfootdog/20050418
 - http://d.hatena.ne.jp/toronei/20070321
 
2005-03-26
Amazonで20世紀FOXのDVDが899円
『ダイハード』『エイリアン』『X-MEN』などのシリーズものが。ボンクラのバイブル映画『ファイトクラブ』も899円。
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
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[http://d.hatena.ne.jp/./kowagari/20050326#1111805347より]
また20世紀FOXでは1枚買ったら1枚無料というキャンペーンも展開中。1枚1,565円なので800円程度で買えるという。
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画集チェック
http://artifact-jp.com/paintbook/
ここの更新のために書店でいろいろチェック。ついでにデザインもいじってみた。
STELLA DEUS CHARACTER COLLECTION (電撃プレイステーション)
- 作者: 電撃プレイステーション編集部
 - 出版社/メーカー: メディアワークス
 - 発売日: 2005/02
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イラストは副島成記氏。約1/2がキャライラストでラフスケッチや本人のコメントあり。また最後には電撃ガオに掲載されていた騎崎サブゼロ氏の漫画が1/4サイズで再録されている。かなり攻略資料ページが多いので、2,625円という価格で買いかというと微妙な感じだが、副島本としてみたら選択肢なんてないしなあ…。
- 作者: ファミ通書籍編集部,Tony
 - 出版社/メーカー: エンターブレイン
 - 発売日: 2005/03/07
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イラストはTony氏。大判の一枚絵が充実している。Tony氏の絵は3/2ぐらい。Tony氏へのインタビューあり。
- 作者: 新海誠
 - 出版社/メーカー: 角川書店
 - 発売日: 2005/02/24
 - メディア: 大型本
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それなりの普通のムック。大判の背景イラストがもっと載っていると良かったなあ。新現実創刊号に掲載された『塔のむこう』が大判で見られるのは良い。ただ、キャラクターの彩色イラストが思いっきりジャギが出ていてひどかった。
- 出版社/メーカー: スタジオディーエヌエー
 - 発売日: 2005/03/19
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これはまだ見かけず。
- 作者: 村田蓮爾
 - 出版社/メーカー: MdN
 - 発売日: 2005/02/23
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Amazonだと売り切れ。アニメは特に好きでないんだけど、レビューを見ると出来はいいっぽいので気になる。
4/9発売予定。参加メンバーを見たら、帝国少年氏(http://www12.big.or.jp/~botan/)が。帝国少年では結構前からだけど「雨と少女と私の手紙」(http://www12.big.or.jp/~botan/work/aswt001.htm)というムービーが公開されている。
新宿ジュンク堂
先日、初めて行ったんだけど、これは新宿で一番揃えが良い書店だなあ。雑誌のバックナンバーが多いのも良い。ただ自分の探している書籍がどの辺にありそうかという勘がないとすごく使いづらいとは思う。検索システムはあるみたいだけど未使用。三越の7,8Fという行きにくい場所だけど、本好きな人にはいいね。
面白かったのがコミックフロアで、『気分はもう戦争』の横に矢作俊彦氏がダディー・グース名義で描いた漫画『少年レボリューション』が何の説明もなく置いてあったり、『ルサンチマン』の横に『電波男』が置いてあったりする。POPよりも本の置き方で主張している訳だ。リアル関心空間というか。
テクノラティ日本サイトオープン
http://technorati.jp/home.html
ブログに特化した検索エンジン「テクノラティ」のα版がスタート。RSSではなく、HTMLベースで検索をしているみたい。
2005-03-25
ライブドア堀江社長の昔のインタビュー記事
http://miyajima.ne.jp/index.php?mode=res_view&no=17
「はっきりいってビル・ゲイツにはなりたくないです(笑)。あんなカネを持っていたって、使いようがないですよ。それよりも面白いことを自分たちでやりたい。それも指示するだけじゃなくて、常に何かをつくっていきたい。投資家からしてみれば、おいしくないかもしれませんが、でもこれからはこういう感じの会社のスタイルは、だんだん増えてくると思いますよ。仲間内でやりたいことを考えながら、いろいろつくっていくというスタイル。
最近、よく、貧乏であってもいいのかなと思う。モノを持ちすぎてもしょうがないのかな、と。モノを持つとメンテナンスしなきゃいけないから、大変なんですよね。
豪邸なんて建てなくてもいいから、精神的にも豊かに、考える時間もあって、ちゃんと仕事もして、というのが理想かな」(「INTER-IT」より)
1997年のインタビューなんだそうだけど、今と全然違う。面白いなあ。
とか思っていたら、この前のWBSで、小谷アナが最後に「愛は金で買えるとおっしゃってますけど」と聞いたら、堀江社長が「いや、それはね、金で買えるような愛なんて、所詮その程度のもんだっていうことなんですよ、逆説的に」としんみり語っていたとか。根っこはロマエモンなんだけど、何かのきっかけで金だ、力だ、とかになったのかも。
Beltorchiccaより。
http://www14.big.or.jp/~onmars/index.cgi?date=2004.11.05
★「いま、会いにゆきます」で号泣するほりえもん
やっぱり…。「女は金についてくる」とかわざわざゆう人はマネーに関係なく純粋に愛してくれる無垢なる乙女を求めてやまないロマンティストと相場が決まってるのです。むしろロマえもんと呼んだほうがいいくらいなんですよ。数々の金満発言は「おれ、間違ってた」と女神のひざで泣くための壮大な前フリなんです。なんぼ成功者でもマイコンだいすきっこ。きっと好きな音楽は遊佐未森とザバダックで、『耳をすませば』であんな恋がしたかったと後悔と憧れの入り混じった涙を流してるに決まってます。谷村有美といい奥菜恵といい、IT長者の嫁はだいたいそんなロマ系でしょ。
demiさんの予想は大正解。
                
          putchee-oya
          
        
        
        大金を手にしたとたん、フジテレビの女子アナたちが寄ってきたからとか?>金だ、力だ
      
                
          kanose
          
        
        
        そして復讐するためにフジテレビを買収! なんか昔の劇画みたいでいいですね■「ロマエモン」はBeltorchiccaのdemiさんがオリジナルです(笑)。
      
                
          NanasiZ
          
        
        
        >何かのきっかけで金だ、力だ、とかになったのかも。・・・と言うか堀江さんて極端な性格だから、昔はプログラム命で、それが飽きて金儲けが面白くなって、お金が命になってるだけかと。
      
- http://d.hatena.ne.jp/Su-37/20050324
 - http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20050325
 - http://d.hatena.ne.jp/bmp/20050325
 - http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050325
 - http://d.hatena.ne.jp/eiji8pou/20050325
 - http://d.hatena.ne.jp/sa-50/20050325
 - http://d.hatena.ne.jp/u-sen/20050327
 - こんなところでもタッグ組んでる!!
 - http://d.hatena.ne.jp/WATCH/20050328
 
2005-03-24
寝屋川事件の加害者はゲーム好きでなかった?
あまり話題にされなかったので今更だけど書いてみる。寝屋川事件の加害者少年といえば、ゲーム好きだったということで、またゲーム脳とかの話が出ていたけど、事件当時に出た週刊朝日に「ゲーム脳は間違い」という見出しの記事があった。気になって読んでみたんだけど、周囲の人の証言によれば、少年はもうゲームは子供っぽいと思って、純文学とか読み始めていたという。だから「ゲーム脳は間違い」だという記事だった。で、ああ、ゲームってまだまだ「子供っぽい」扱いなんだなあと思った。
ネットとサブカル誌
サブカル誌の行く末をつらつらと
http://www.doblog.com/weblog/myblog/21269/1099997#1099997
ネットでサブカル誌というのはつらくなったよねーという話。
ネットを使って「かっこいいよねー」オーラ(オシャレでもいいけど)を出すのが難しいから、女性向けサブカル誌(サブカルというより、Hとかみたいなカルチャー誌と呼ばれるようなジャンル))はまだまだ寿命あり、独身男性向けジャンクサブカルを中心としたサブカル誌(ここで挙げられているBUBBKAとか)はネットに負けていくだろうと予測。
「レディーファースト」は男尊女卑?
http://blog.tsushin.tv/yoshua/item/7092
欧米での「レディーファースト」という概念は男尊女卑から生まれたという話。コメント欄では、先進国では女性の力が強くなった結果、「レディーファースト」はなくなっているという指摘も。
ときメモリプレイ
http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050322#p1
1996年に発売されたサターン版『ときめきメモリアル』を今プレイ。「デジタル女」や「キモメン」など当時なかった言葉を駆使した素敵なリプレイ報告。あと、ゲームシステムがあるコンシューマー系のギャルゲーだとこういう妄想リプレイ報告ってしやすいよなあと思った。
デジタル女どもに永遠のなんたるかを教えてやる。
「えいえんはあるよ…」
3/26(土)にアニメスタイルのイベント
アニメスタイル初の劇場イベント 「『コゼットの肖像』と色んなアニメを観よう大会」
http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/02_topics/top050307b.html
『コゼットの肖像』をメインに、『THE八犬伝』や『ボビーに首ったけ』『悲しみのベラドンナ』を上映するとのこと。ゲストは、『ボビーに首ったけ』の監督平田敏夫氏と中澤一登氏だそうで。中澤氏関連の作品の上映もありそう。
ネコミミモードの新房監督が放った渾身の超異色作『コゼットの肖像』に注目だ!
http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/02_topics/top050228b.html
なお、3/31に『コゼットの肖像』がWOWOWで無料放映されるそうだ。
オタクのための愛知万博
http://sawadaspecial.com/archives/2005/03/post_52.html
三井東芝館の『フューチャーキャスト』というのがすごく面白いらしい。自分の顔をしたキャラクターが声優声でしゃべってくれることもあるそうだ。スタッフも豪華。
ライトノベルの読者年齢、書店さんの意見
ライトノベルの読者年齢に関して、書店さんの方の意見があったのでメモ。
この手の話題の時の基礎知識として、1970年代前後生まれ(いわゆる団塊ジュニア)は人数が多く、その後はどんどん人数が減っており、団塊ジュニアが金を持ち始めた時期からその層を狙った市場というのはすごく拡大しているということで。
http://novel.no-blog.jp/minkan/2005/03/artifact.html
こちらはもともと学生がこない書店だそうだけど、大人買いをする20〜30代が多いそうだ。
「ライトノベルみたいなのは読みたいけど、さすがに富士見はちょっと辛くなってきた」というポスト富士見層を巧みに吸収したのが電撃成長の鍵である。
これが、上遠野浩平氏の『ブギーポップ』シリーズだったんだろうなあと思った。この前のライトノベルでの背伸びアイテムの話の時(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050318#stretchingitem)にも、ヤマさんが「ちょっと前ならブギーポップが独占していた市場なのに・・・。」とコメントしていたように、『ブギーポップ』シリーズが受け皿になっていた感はある。
ちなみに、自分の場合、ライトノベルは朝日ソノラマ全盛期は読んでいたものの、『スレイヤーズ』辺りから離れてしまったが、『ブギーポップ』は面白かったので読んでいた。
http://d.hatena.ne.jp/domino/20050322#p1
電撃はバランスがよく、スニーカーは層が入れ替わって若くなり、一番年齢層が高いのは富士見だそうで。あの話題のあと、人と話したんだけど、ザ・スニーカーは年齢層の低下を意識しているんじゃないかって話があって、雑誌で今一番年齢層が高いのはドラゴンマガジンではないかという推測があったんだけど、これを見ると当たってそうな気がしてきた。
BIGLOBEストリームで3/28より「朗読劇 電車男」が配信
http://broadband.biglobe.ne.jp/index_denshaotoko.html
現在、予告が配信されているんだけど、朴[王路]美の熱演がすごい。いったいどんなものなんだろうと思っていたけど、予想以上に面白そうだった。
http://d.hatena.ne.jp/./gammy/20050315
この感想になるのも納得。
2005-03-22
XboxのRPG『Fable』の評判が良い
ピーター・モリニュー氏が制作したXboxのRPG『Fable』が先日発売されたんだけど、評判がかなりいい。日本語版発売前は、海外版をプレイした人の「自由度が高いというけど、結局は一本道」とか厳しい感想だったけど、いざ発売されてみたら、面白いという声多数。なお5/12発売の『Forza Motorsport』の体験版も入っているとか。
公式サイト
http://www.xbox.com/ja-JP/games/fable/default.htm
公式サイトでのレビュー
http://www.xbox.com/ja-JP/games/fable/report01.htm
ファンサイトレビューリンク集
http://www.xbox.com/ja-JP/games/fable/fansite-review.htm
ITmedia Games:マイクロソフト初の本格的RPG「FABLE」に迫る――と題した体験プレイ記
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0503/10/news031.html
鬼才Peter Molyneux氏、異色RPG「Fable」の制作秘話を語る 的確な意志決定とモチベーションのコントロールが重要 さらにPC版の制作についても発表される
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050313/gdc_pm.htm
XNEWS Games -Fable ピーター・モリニュー氏へのインタビュー-
http://www.xbox-news.com/game/interview/fableint1.html
XNEWS Games -XNEWSゲームレビュー Fable- http://www.xbox-news.com/game/review/fable.html
今月はゲーム業界アワー■大名古屋帝国DS■: X-BOX 「Fable」フェイブル 評価・感想 〜ファーストインプレッション〜
http://go-yoo.seesaa.net/article/2474345.html
あんてな
http://p-antenna.hp.infoseek.co.jp/
ブログだけではなく、普通にHTMLで書かれたサイトも巡回対象のリンクランキングサイト。いつの間にかサイトの文章の一部も表示するようになっていて便利に。
記者の目:ライブドア堀江貴文社長への反論=渡辺雅春(社会部)
調査報道は新聞の生命だ ブログに使命感あるか
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050317ddm004070141000c.html
テンション高いです。
Amazonのゲーム安売り
安く売っているのは『マグナカルタ』だけじゃなかったのね。気になったタイトルをメモ。
『鋼の錬金術師 ドリームカーニバル』の制作は『NARUTO 激闘忍者対戦』などのエイティング。かなりしゃべるゲームで、ストーリーモードは原作漫画の4コマテイスト。アニメを見ていた人間には2,142円と安いしお勧め。
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- http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/activecute/20050322
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 - http://d.hatena.ne.jp/die_kuma/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050323
 - http://d.hatena.ne.jp/yugi713/20050324
 - http://d.hatena.ne.jp/sueme/20041011
 - http://d.hatena.ne.jp/misae/20050324
 
2005-03-21
映画『逆境ナイン』の島本和彦氏による感想
http://urasima.lala.or.jp/sima/k5/04-8kansou.html
ベタ誉めしてる。公開はいつ頃なんだろう。
と思ったら、7月だった。藤岡弘の校長ってこれまた濃いなあ(笑)。
古い大型筐体ゲームがそろっているゲームセンター
http://gmk.9bit.org/note05q1/050320-nakayama.htm
千葉の下総中山にあるそうな。そういえば、サウナとか卓球とかさまざまな娯楽設備を用意していて、料金は時間単位の店が、古い大型筐体を安く買い取って設置しているらしいので、ゲームマニア的には楽しそうな気がした。WBSで見たんだけど、レポーターが遊んでいたのは『アルペンスキー』だったという。
白浮きするようになったFDトリニトロン管のモニター対策
http://gmk.9bit.org/note05q1/050319-t766.htm
今使っているT761は黒い画面になると斜め線が見えてきて、ああ、寿命だなと思ったんだけど、これを見て調整。「カラー調整」の「カットオフ」という項目を下げてみたら、目立たなくなった。まあ、まだまだ見えるのであくまでごまかし。もう5年以上使っているから、そろそろ寿命なんだろうけど。
                
          SHIKAIKILYOU
          
        
        
        島本和彦氏は映画「デビルマン」すら面白かった!と言ってのけた人物ですからねぇ(苦笑)。でも映画「逆境ナイン」は凄く期待してます。藤岡氏とココリコ田中氏の掛け合い、早く見たいなぁ。
      
2005-03-20
中二病を過剰に嫌悪する病を高二病と呼ぶ
http://number29.ameblo.jp/entry-abd5440748fb7dc50be8f5b2336dd288.html
この段階で(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050319#senobi)、ハイカルチャー方面に進むのは「高二病」かも?なんて話題が先に出ていたんだけど、「中二病を過剰に嫌悪する」のを「高二病」と呼ぶ定義も面白い。
中二病:ロッキングオン→高二病:ミュージックマガジン(知識量、枚数派クラスチェンジ)
→高二病:リラックス、スタジオボイス(オサレ派クラスチェンジ)
中二病:テクノを聴き始める→高二病:ターンテーブルを買ってDJの真似を始める
中二病:村上春樹、太宰治、サリンジャー→高二病:ドストエフスキー、ブコウスキー
中二病:単館系映画→高二病:芸術系古典映画
中二病;ソニー全般→高二病:セガ全般
中二病:FFシリーズ→高二病:サガシリーズ
これをみて、はじめて「サマーソニック」と「フジロック」の違いがわかった!
あと、ロッキングオンは中二病の巣窟だよなあ。「自分語り」話の時に書き忘れたけど、ロッキングオンの自分語りが評論だというのは、音楽評論だけではなく、サブカル評論全般に伝染したし。
あと、以前マイナーなものが好きなことにアイデンティティを持つのも中二病としたけど、やはり中二病とは違うというのをこれで理解。あくまで、中二病というはその時点で新しいものが供給されているもののなかからマイナーなものを選ぶのであって、マイナーなもの全般から選んでいる訳ではない。歴史意識がないのが中二病で、歴史意識に目覚めると高二病に。
中二病の受け皿としての漫画は青年誌に
http://number29.ameblo.jp/entry-abd5440748fb7dc50be8f5b2336dd288.html
日本橋ヨヲコ氏と古谷実氏、冬目景氏は確かに中二病の受け皿になってますね。これで当時の会話を思い出したんですが、正確には「少年誌」というジャンルで中二病の受け皿がない、という話だったのです。みんな青年誌にいかされちゃったねと。
なお、他の作家の自分の印象としては、新井英樹氏は泥臭さがあるので中二病には嫌われる、魚喃キリコ氏は女性限定な感じ(ロッキンオンのHを読んでいるような女性向け)、ひぐちアサ氏は『おおきく振りかぶって』以外読んでないのでちょっとわからず。
Amazonで『マグナカルタ』が2,199円
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特典のイラスト集が欲しくて発売してすぐに買った自分は負け組! なおゲームは未プレイ。レビュー読んでいると、とにかくロードが遅いらしくてすごいストレスが貯まるみたいなんだけど。
漫画雑誌の読者年齢
http://d.hatena.ne.jp/cuteplus/20050319#p1
情報誌は極端な編集方針をとらない限り、読者年齢を下げられるけど、漫画雑誌は連載をまるごと入れ替えることなどをしないと読者年齢はそのまま上がっていくという話。
現在「中二病」の受け皿になれるような漫画雑誌を作るのは困難という話があるんだけど、80年代後半から90年代初頭にかけてだと、雑誌はないものの、安達哲氏とか、そういう過剰な自意識の受け皿になる漫画作品があった。ところが、今の漫画雑誌(※正確には少年誌だった)ではそういうものはスポイルされてしまっている。こういった作品は、アニメ化とかドラマ化などのメディアミックスが難しいから、そういう作品が敬遠されているんだろうけど、こういう中二病の受け皿がないと、メディアとしての若々しさをなくなり、枯れていってしまうのだろう。
http://loudminority.net/comic/kansoubun/05051029%202.html
「安達哲」で検索していて見つけた『キラキラ!』感想。高校3年の時に書かれた感想なんだけど、「安達哲のマンガを学生のうちに読めて本当に良かった!」というのは名言だ。
QuickJapanの「マンガ最前線」特集のラインナップ
http://quickjapan.hp.infoseek.co.jp/
マンガ最前線
■かわぐちかいじ×冲方 丁 対談
■岩明 均
■奥 浩哉
■古谷 実(佐々木 敦)
このラインナップを見て、新鮮味を感じなかったんだけど、このラインナップを最前線と感じるような層をQJが狙っているのか(QJの一般化というか、ダヴィンチ化というか)、それともかつて最前線といわれたマイナー誌のパワーがなくなっているのか、どっちか悩んでしまった。マイナー誌といってもコミックビームのようにポジションがはっきりし過ぎて、棲み分けがはっきりしてしまったというのがあるのかも。
ライトノベルの読者年齢
http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/TODAY/2005_03.HTM#d20_4
関西でライトノベルをたくさん売っている書店であるわんだーらんどの店長さんのインタビューで聞いた話なんだけど、ライトノベルは発売日に複数冊買っていく人が多いそうで、すごい人になると10冊以上買う人もいるとか。ここは東京だとまんがの森的ポジションの店なので、もともとお客の平均年齢が高いというのはあるみたいなんだけど、ライトノベルはこういったある程度のお金を持っている層が買い支えているという面はある模様。なんかエロゲーの複数買いを思い出すんだけど。
このインタビューの時になるほどと思ったのが、電撃は中堅どころの層が厚いという話。ライトノベルの売上で、よく『ロードス島戦記』や『スレイヤーズ』のようなメガヒットが出てないから市場は縮小しているという言説があるけど(実際の市場規模としては微拡大という感じのようで、レーベルが増えている分、一つ一つの売上は下がっているといえる)、ライトノベルブームの実体というのは中堅どころの拡大による作品の幅の広がりだったのではないかと思った。そして、この中堅どころを支えているのが、複数買いに躊躇しないような20代以上の層と。
背伸びアイテム話続き
「背伸びアイテム」が好きというのをバカにしていると思って読んでいる人が多そうな気がしてきたので、最初に補足。
例えば、先に挙げたもの(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050319#senobi)の中で『時計仕掛けのオレンジ』なんか自分も好きなんですが、そのように他人の評価がどうあっても、好きなものは好きだよね、という前提で文章を書いていますので、その辺を留意してくださると嬉しいです。「メジャーな作品を鑑賞している人たちを笑う」「そんな背伸びをしている人たちを笑う」「背伸びをしている人たちを笑っている人たちを笑う」というメタゲームをやる気はありません。
それと、最初の文章(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050318#stretchingitem)は『ファウスト』が20代以上向けと捉えている言説をよく見かけたので、それって違うのにと思ったのが発端です。その時に「背伸びアイテム」というのをキーワードにしてみたと。で、その「背伸びアイテム」に注目した人たちがいて、これは背伸びなんじゃないの?という話になって、面白かったのでメモとして残しました。
http://d.hatena.ne.jp/antipop/20050319#1111229900
背伸びアイテムのラインナップが変わってないという話ですが、ハイカルチャー方面は歴史がものをいうので、そうそうラインナップは変わらないかと。サブカル方面に寄ればラインナップは変わっていきますが。
http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20050320#p5
そもそもそういう「背伸び」を覚えない内からネットで情報を得てて、「この作品は背伸びアイテム」と決めつけて最初から見向きもせず、「世間」的に評価されてる作品ばかり相手にするようになるとしたら……。
- 背伸びをしてない内は普通にメジャーな作品(これが世間的に評価されている?)を鑑賞する
 - その段階でマイナーな作品に対して「これは背伸びアイテム」という意見を見ると、ああこれは背伸びなんだと思って、マイナー作品は見ないでメジャーな作品を鑑賞し続ける
 
というのが心配でしょうか?
もともと「背伸び」というのはしている内は気付かないものなのでは…と思いつつ、最初の注意書きで書いたように、他人の評価で自分の趣味が変わってしまうような人というのは、本来そこにいくべき人たちではないと考えています。マイナー作品の売上が、そういう本来いかなくてもよかった人たちでも支えられているという面はありますけど、そういう人たちを減らすのはよろしくないということでしょうか?
ネットによって知的成熟度に差がついていく
さて、それとは別に、ここでいわれるようなネットでの情報による価値観形成に関してちょうど興味深い事例が。ネット上の評論によって自分の意見が左右されるという実体験を中二のchurchillさんが語っています。
http://d.hatena.ne.jp/churchill/20050320#p2
お笑いに関する遍歴なのですが、テレビタレント時代、アイドル視時代、批評家時代(アンチアイドル時代)、サブカル時代という様々な流れを1年で経験したそうです。この批評家時代は、ネット上の評論を読んで、その受け売りするようになったそうで。そして、そのネットでの評価が高いというのに嫌気が差したのがサブカル時代。その変遷はなんとわずか1年!
これを読んで思ったのは、誰でも情報を得られるというネットという場があったからこそ生まれたスピードだなあということ。従来だったら、こういう変化はもっとゆるやかに行われていた訳で、僕が中二の頃にこんな風に自分を振り返ることなんてできませんでしたよ(笑)。
知的好奇心の高い子供たちはネットでどんどん情報を収集していくけど、そうでない子供はそのまま。その辺の差というのが今後すごく出てくるのだろうと思った事例でした。
このネットによる学習の高速化は、梅田望夫氏のブログで取り上げられていた「高速道路」ですね。
CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001909.html
この時は仕事での話だったけど、もっと全般的にいえるんだなあと。
ここでも言われたように、一定のところまでは学習効率が良い人ならばすぐ到達できる訳で、その後の自分というか自己を形成するための努力が問題になってくるんでしょう。
※反応メモ
http://d.hatena.ne.jp/uboshi/20050321#p2
最初に書いた文章でも「学習効率が良い人」という限定はつけているように、誰でもすぐ一定のレベルに到達できる訳ではないとは考えてました。
政治に関して確かに外的要因が強そう。政治関係での背伸びアイテムといえば、『戦争論』の頃の小林よしのり氏(現在だと違うけど)の漫画かなと思いました。教科書や朝日新聞といった良識的存在が教えてくれなかった知識がそこに!みたいな。今は、その辺りをネットのまとめサイトが担ってるのかなあ。
「実録鬼嫁日記」ドラマ化
http://oniyome.ameblo.jp/entry-ec6852f941aa52cca5d6298a42483bd2.html
なお、「実録鬼嫁日記」の方は福岡在住だそうで、地震で部屋が大変なことに。
http://yugure.ameblo.jp/entry-dc744c07ebc3e3c96a6d54dc0eb834e2.html
アキバBlog書籍化
- 作者: GEEK@アキバBlog
 - 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
 - 発売日: 2005/04/30
 - メディア: ムック
 - 購入: 1人 クリック: 58回
 - この商品を含むブログ (35件) を見る
 
これってアキバBlog(http://blog.livedoor.jp/geek/)のGEEKさんの本だったんだ。タイトルだけ見た時、またアキバ本かーと思ってスルーしてた。
[http://stella.cocolog-nifty.com/starchartlog/2005/03/akiba_blog.htmlより]
ドラマ『タイガー&ドラゴン』
- 出版社/メーカー: TBS
 - 発売日: 2005/03/09
 - メディア: DVD
 - クリック: 63回
 - この商品を含むブログ (198件) を見る
 
1月に宮藤官九郎×TBS磯山晶プロデューサーによるこんなスペシャルドラマ放映をしてたとは。知らなかった…。4月から連続ドラマとしてやるそうなのでチェック。しかし、長瀬智也と岡田准一共演とは、俳優だけで人気が出ると同時に、ジャニーズのタレントが嫌いな人にはフィルターかかって見られそう。
Amazonアソシエイト・セントラルのリニューアル
最近、Amazonアソシエイトのセントラルがリニューアルされて、いろいろな情報が出るようになったんだけど、すごい便利。
直接リンクに関して、「直接リンクを介して注文された商品」「その他注文された商品」の数が表示され、コンバージョン(そのリンクを通した注文の率)が簡単にわかるようになってる。各種データでソートの順番も変えられる。
これはクリックされてるけど注文されてないなあとか、クリック数は少ないけど注文が多いとか、かなり細かい分析ができて楽しい。なお、過去のデータも新規の形式で表示できるので、再度研究できる。
『ランブルローズ』関係はクリックが多いかと思いきや、意外となくて、ポリゴンエロはどうも趣味に合わないらしいとか(笑)。手嶋ゆうに負けるとは! ポリゴンより本物ですか。
http://stella.cocolog-nifty.com/starchartlog/2005/03/amazon_associat.html
ただ、トラフィックレポートで、どの個別商品リンクから何人クリックしたかがわからなくなったのが非常に残念です。
「注文レポート」の「クリックのみで注文のない商品」という項目で「すべての商品を表示」の▼マークをクリックすると表示されませんか?
ときた洸一氏のナムコ仕事
http://www2.hi-nobori.net/tokita/work/
漫画家のときた洸一氏って『ローリングサンダー』や『マーベルランド』のインストの絵を描いてたんだ!
NHK:「新宿駅陥没」などと携帯向けニュース誤配信
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050319k0000m040186000c.html
誤配信されたのは「都内全域でJR各線の線路が炎上」「新宿駅が陥没した」といったニュースなんだけど、なんでこんなニュースを準備していたのかがすごく気になる…。
米Yahoo!、SNSやブログを組み合わせた新サービスのテスト開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/03/17/6893.html
招待制だそうで。
コナミの食玩二つ
そういえば、そろそろ出る頃だよなあと思ったのでメモ。
陸上自衛隊装備大全 第弐弾は3/21発売
http://www.konami.jp/th/candy/jgsdf/vol2/
第壱弾だと、74式や90式はハズレといわれていたけど、今度はどうなる?
コナミフィギュアコレクション「メカ娘」は3/25発売
http://www.konami.jp/th/figure/mecha/
こっちは580円と結構高い。
アクセス急上昇
読我新聞の3/19より。
● 銘柄「ARTIFACT −人工事実−」
¥8640→14951→21585と上昇。「アメリカ版『イノセンス』のDVDパッケージはまさにアメリカン」「サイト名+さん付けの呼び方の普及は個人サイトのメディア化の証」「中二病の巣窟としての80年代EPIC/SONY」「思春期のオタクが背伸びするための小説―ライトノベルの読者年齢―」等の記事が「楽画喜堂」「カトゆー家断絶」「ゴルゴ31」などにて取り上げられたのが理由かと思われます。
この同時多発ぶりに笑ってしまった。なお、EPIC/SONYネタはほとんどリンクがなかったです。
今回いろいろなサイトがリンクしていたのでちょっとランキング。これはarifact-jp.comのほう。
1 http://www.golgo31.net/ 3755 (22.45%)
2 http://www.rakugakidou.net/ 3662 (21.89%)
3 http://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/ 1548 (9.25%)
4 http://hk.dmz-plus.com/ 878 (5.24%)
5 http://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/nikki.html 688 (4.11%)
6 http://www6.ocn.ne.jp/~katoyuu/ 523 (3.12%)
7 http://www.mew5.com/ 299 (1.78%)
8 http://pro.tok2.com/~sino777/index.html 248 (1.48%)
さらしるさんのところ(ここはサイトの正式名称がよくわからないので名前で)はいろいろなURLにわかれているけど、総合すると3000ぐらいあってすごい。
いまarifact-jp.comのサーバーが重いんだけど、そりゃ重くもなるか…。
読我新聞ではこんなアンケートも。
思春期のオタクが背伸びするためのアイテムコン
http://ruku.jfast1.net/vote4//htm/1111240838.html
今頃気付いたんですが、読我新聞ってルクダルさん(http://d.hatena.ne.jp/ruku/)が運営してたんですね。いつもアクセスログから辿ってフレーム表示してなかったから気付いてなかったです…。URLをよく見てれば気付いたはずなのに…。
中二病、現場からの声
http://d.hatena.ne.jp/churchill/20050319#p1
『キノの旅』から西尾維新を経たという中二の方の声。またサブカル系のお笑いだとラーメンズが背伸びアイテムだそうです。この辺になると、お笑い特集をよくやるようになってからのQuick Japanもリンクしそう。お笑い方面は疎いので他の人にお任せ。
なお、中二病というのは、大人になってから中二病になるのが問題*1という話で、リアルで中二の人は中二病にかかっていてもなんら問題はありません。
*1:ただ過剰に青臭さを嫌うのもどうかとは思う
                
          gonzap
          
        
        
        というかむしろ正しい!>リアルで中ニの人が中ニ病
ラノベの主人公みたいな中ニばっかりならキショい!
      
                
          774
          
        
        
        中二病って概念が便利すぎて、なんでもかんでも当てはまっちゃいすぎるような。最終的には中二=サブカルって結論になっちゃいそうですね。というのはまぁ極論ですけども。
      
                
          kanose
          
        
        
        「過剰な自意識」がサブカルという定義でいけば、中二病=サブカルは成立すると思いますねえ。
      
                
          ruku
          
        
        
        はてなの方から読我新聞の方にはリンクしてないし、両者のサイト名には何ら関係ないし、そもそもサイト自体マイナーなので知らなくて当然だと思います!
      
                
          並木坐
          
        
        
        「セブン」や「ファイトクラブ」といった映画も、ここで言う「中二病」に当て嵌まるのではないでしょうか?
      
                
          uboshi
          
        
        
        うぼしです。僕の不躾なTBにレスポンスして下さりありがとうございますm(_ _)m。小林よしのりは中学時代、クラスで成績ナンバー1だった友達が傾倒していて、僕も読みましたが、当時はバリバリの左派だったので不愉快な気持ちになった思い出があります(笑)。今でもあまり彼の著作は目を通してません。「おぼっちゃまくん」は好きだったんですが。
ところで、中二病/高二病議論ですが、90年代のロックバンドのブランキー・ジェット・シティとかはどの辺に含まれるんでしょうね。くるりやナンバガとはちょっと趣が違うのですが。ちょうど両方の中間ぐらいの位置かな?
      
                
          kanose
          
        
        
        たしかに『セブン』『ファイトクラブ』も中二病ですねぇ。僕は好きです(笑)■ブランキーってロッキングオンでプッシュしてましたっけ? 音楽に関してはロッキングオンを一つの物差しにしてみるといいかなと思ったので。
      
                
          number29
          
        
        
        こんにちははじめまして。高二病の話、面白く読んでいただけたなら何よりです。ブランキーはくるりやナンバガの一世代前の中二病向けアイテムでした。ロッキングオンジャパンでもミッシェルと並ぶ看板扱いでしたね。
80年代宝島系邦楽(戸川純、町田町蔵等)が今では高二病向けアイテムとして流通しているように、時間とともに受容のされ方や評価が変わって少しずつ進級していくのかもしれません(笑)
      
                
          ななし
          
        
        
        
中二病だ高二病だ背伸びアイテムだ、ガキ臭い話題で盛り上がる人たちは、大二病ですかね
      
                
          E-Mail
          
        
        
        クイックジャパンの漫画特集、編集後記にかかれてありましたが、森山さんという編集長が今売れている漫画をあさって読んでみたら面白いんで特集しましたと書いてありました。
なんでこういう人選だそうです。
クイックジャパン、はやっているけど詳細には語られていないものを取り上げるというスタンスが確立してきましたね。編集長が変わってもレイアウトが変わらないというのがいいとこかなと思ってます。
      
                
          uboshi
          
        
        
        kanoseさん、number29さん、レスありがとうございます。
>ブランキーはくるりやナンバガの一世代前の中二病向けアイテムでした。ロッキングオンジャパンでもミッシェルと並ぶ看板扱いでしたね。
そっか、ロッキングオンが露出の中心ってことは中ニ病系ですね。当時は音楽雑誌を全然読んでなかったのでわかりませんでした(笑)。ご教示ありがとうございます。
>80年代宝島系邦楽(戸川純、町田町蔵等)が今では高二病向けアイテムとして流通しているように〜
こういうものを聞いて育った世代が大人になって音楽批評とかを始める事にも関係してるかも知れませんね。高ニ病系アイテムは「歴史的評価が確立している」ってことがファクターとして重要だと思うので。
      
- http://d.hatena.ne.jp/nopiko/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/king-show-chan/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/kourick/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/gachapinfan/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/uboshi/20050321
 - 中二病を過剰に嫌悪する病を高二病と呼びたい
 - http://d.hatena.ne.jp/kamome48/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/tetotan/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/grc/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/k-earth/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/soorce/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/kourick/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/hyena/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/wtnb18/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/gentledog/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/sfll/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/laiso/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/LEN/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/roku5/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/fake-jizo/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/Windmill777/20050322
 - [etc]「中二病」という言葉
 - http://d.hatena.ne.jp/u-sen/20050323
 - http://d.hatena.ne.jp/erigor/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/komametommy/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/odaleex/20050322
 - 中二病・高二病
 - http://d.hatena.ne.jp/blackbelt/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/hagex/20050323
 - http://d.hatena.ne.jp/isakiku/20050323
 - http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20050323
 - [モノ]フロントミッショントレーディングアーツプラスの続き
 - http://d.hatena.ne.jp/selim/20050324
 - http://sedori.g.hatena.ne.jp/comu/20050324
 - http://d.hatena.ne.jp/hporg/20050324
 - http://d.hatena.ne.jp/kinutakotsu/20050326
 - 中二病を過剰に意識して何も行動を起こせなくなる病を裏中二病と呼...
 
2005-03-19
いろいろな背伸びアイテム
「背伸びアイテム」というのにいろいろ反応があって、他の人が挙げた背伸びアイテム。
- 映画
				
- 『時計仕掛けのオレンジ』
 - ジャン=リュック・ゴダール
 - 小津安二郎
 
 - 写真
				
- ロバート・メイプルソープ
 
 - 建築
 - 思想・哲学
 - 音楽
				
- クラシック
 
 
もともと考えていた「オタクの背伸びアイテム」というのは、ジャンクなサブカルアイテムの中でも、背伸びアイテムと認識されやすいものというかなり微妙な差異の話だったんだけど、この辺りになってくると「真っ当な背伸び」感が出てくる。ハリウッド映画を見て喜んでいたのが、急に恥ずかしいと思い始めて、フランス映画とかにいくのが、真っ当な背伸び。アートとか芸術と呼ばれる領域にいく。
『映画秘宝』も背伸びアイテムではないか?という話があったんだけど、アイデンティティを持つためのマイナー好きアイテムもやっぱり背伸びなのかなあ。
ちょっと考えたのが、インテリの背伸びとボンクラの背伸びという概念。『批評空間』とか『ユリイカ』『現代思想』といったハイカルチャー方面にいくのはインテリの背伸びだけど、『映画秘宝』はジャンクサブカル(ゲスサブカルでも可)だから、ボンクラの背伸びと。
はてなアンテナに北田暁大氏や稲葉振一郎氏などのアカデミズム系の人を登録するのがインテリの背伸びで、町山智浩氏の日記を登録するのがボンクラの背伸び。
音楽だと「くるり、スーパーカー、ナンバーガール」なんて三大噺もあるけど、この背伸び感は、サブカルにおける過剰な自意識の受け皿としてファウストに近いんじゃないかな。
あ、急にキバヤシがやってきた!
消費しているアイテムで自分を表現できるはてなという空間こそ、究極の背伸びシステムなんだよ!
なんだってーーー!
※背伸びはほどほどにね!
それはさておき、こんなことを書いてみて『なんとなくクリスタル』(田中康夫著)の注釈とはてなキーワードは似てる気がしてきた。日記を書くだけで、勝手に注釈がついていって、自分だけの『なんとなくクリスタル』ができるという。
漫画業界におけるアンケート主義は新人にメリットがある
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050317#p1
既得権益を持っているベテランより新人に需要があるよということを営業などにアピールするためにアンケートは便利という話。編集者としては、アンケートは指標の一つであって、絶対視するものではないだろうと思っているんだけど、自分以外の人間に何か説得力のある材料が必要になった時に使うしかない、って辺りかなあと。
コメント欄で雑誌の読者年齢の話題があったのでそれに絡めて。先日、更科さんが「雑誌は基本的に創刊時の読者年齢がそのまま持ち上がっていくから」とコメントしていたけど、長寿雑誌になるためには、この読者年齢を切り下げるという荒療治が必要。たとえば、少年ジャンプだと、看板作家だった本宮ひろし氏の連載をやめる、みたいな辺りが転換期だ。こうした荒療治は、作家から恨まれてしまうので、この判断を下せる編集長は少ないらしい。
「今の10代は本を読むどころか、漫画も読まなければゲームもしません」に反応があったけど、この手の話というのは傾向の話をしている訳で、「自分は○○代で○○もしている」という例外の話をされても困るよなあ。漫画専門店の人から、10代は減っているという話を聞いたことがあるけど。
月刊現代4月号のニッポン放送とフジテレビの記事
http://kodansha.cplaza.ne.jp/mgendai/
先日図書館に行った時にたまたま月刊現代を読んだんだけど、意外と面白かった。サイトにはまだ3月号の情報しかないんだけど、4月号でフジテレビの内紛のせいでニッポン放送の株があんな状態だった、そして村上ファンドが昔からニッポン放送に目をつけていて、経営参画を考えていたけどスルーされてしまったので、堀江社長を背後で操った、というのを解説した記事が掲載されていて面白かった。
しかし、村上ファンドって西武鉄道でも株を買って、今後の再建プランを提案したものの、スルーされてしまったりとか、なんかそんな話ばっかり。
あと、島耕作のインタビュー記事なんてのが掲載されていたのが講談社らしい(笑)。
月刊現代ってちゃんとチェックしてなかったんだけど、2004年8月号で『ネット掲示板 「2ちゃんねる」に集まる負の本能』というのがあって、誰が書いているんだろうと思ったら荷宮和子氏。うーん、読む必要はなさそう…。でも、バックナンバーの目次を見ると、面白そうな記事が多いので、また図書館に行った時にチェックしてみよう。
http://kodansha.cplaza.ne.jp/mgendai/mokuji/200408/main.html
岩波ジュニア新書の『ナウなヤング』
「つまらない大人にはなりたくない」で思い出した本。
『国民クイズ』の原作者として知られる杉元伶一氏が書いた本なんだけど、独特の分類が面白かった。イラストは水玉蛍之丞氏。1989年に出た本なんだけど、今読むとどんな感想を持つんだろうか。もう捨てちゃった気もするんだけど、ちょっとセンチメンタルなあとがきが印象に残っている。
高校生時代の自分はとにかく苛立っていた。バッターボックスに立てばホームランを打てるつもりになっていた。でも実際にバッターボックスに立ってみるとヒットを打つのがせいぜいだった。今、君たちはバッターボックスに立っている大人を笑っているだろうが、次にバッターボックスに立つのは君たちだ、とかそんな感じの文章。
http://www.hico.jp/sakuhinn/5na/nauna.htm
検索したら、金原瑞人氏が誉めてた。
たとえばどんな若者の一項目に、「いちおうの人々」というのがあって、これは職業はとたずねられて、「いちおう学生です」と答えるタイプ。「世間体は維持したいが、ちょっと変わったヤツだと思われたい」から、「いちおう」勉強したり、遊んだり、恋愛したりしてて、いってみれば、「完全に平凡ではないつもりだが、ひとりで目立つ自信はない」人たちのこと。
分類はこんな感じ。
コピペ脳の恐怖
ブログのコメント欄に、他人のブログの文章をコピペしていく人がいる。
http://d.hatena.ne.jp/strange/20050315#c
http://d.hatena.ne.jp/bmp/20050314#c
最近だと、ここで見かけたような事態。
この時は活字うろうろさんの日記『「プロ奴隷」の言語感覚』(http://d.hatena.ne.jp/urouro360/20050315#do)がコピペされていた。今回のはちょっとタチが悪くて、bmpさんの名前を騙っている。よく見れば、リンクになってないから、偽者だと気付くんだけど。
この辺り、段階があって、
- リンクして、ここを読めと主張
 - リンクして、かつ大量の引用をしてくる
 - リンクなしで大量の引用
 
下にいけばいくほどタチが悪い。strangeさんの日記でも書いてあるようにコミュニケーションを取る気がないんだろうと思えるんだけど、コピペで何か言った気分になってるのかなあ。
萌えに真実がある――「萌え萌えジャパン」取材秘話
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0503/18/news006.html
合コンの自己紹介で『好きな女性のタイプはナディア。それも島編のね』と言って『なるほどいい趣味ですね』と言われることも多分ないと思います。
これは作画が崩れていた島編のような容姿でもokという遠回しな表現ですか。
ライブドアパブリッシングがプライベート出版という名の企画出版を
http://publishing.livedoor.com/seminar/
説明内容にコストとか費用があるということは、これは企画出版? うーん、これはまた何だかな展開が…。
                
          コピペ脳の事
          
        
        
        「コピペで何か言った気分」になってるのではなく、「俺様がマッチメイクしてやったぞさあバトれ」なのではないかと妄想。
      
                
          kanose
          
        
        
        なるほど、マッチメーカー気分ですか。それなら、確かにコミュニケーションを取る気はないですね。
      
                
          やま
          
        
        
        全部背伸びアイテムに認定されると生きづらくなるのでほどほどに・・・
荒木氏がジャンプを追い出されて、作家の若返りが完了したみたいです。
      
                
          otsune
          
        
        
        「ZABADAK」はどうなんだろ。
      
                
          kanose
          
        
        
        背伸びアイテムネタは、対象を貶めるのが目的ではなく、背伸びしたい時に選ばれるものがあるよね、という話です。背伸びアイテムに選んだものでも『時計仕掛けのオレンジ』 など好きなものがありますよ(笑)。■ZABADAKは少女漫画好きとかの方向なのでまた別の話。
      
                
          cuteplus
          
        
        
        少女漫画好きというよりは新井素子で勃起できる夢見がちなSF系異常性欲者向け、という気もしなくもないが。
      
                
          Vitalsine
          
        
        
        「ナウなヤング」を今持ってくるなんて……。『忙しい人・すごい人』にあこがれたりなろうとするのは前向きでいいことだけど『仕事で忙しい人・すごい人』になっちゃダメですよ、みたいな記述が面白かった記憶がありますね。
      
                
          kanose
          
        
        
        わーい、『ナウなヤング』に反応する人が。時事ネタも少ないし、今読んでも良い本ではないかと思って、紹介したんですよ。
      
- http://d.hatena.ne.jp/antipop/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/XQO/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/ROMman/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/selim/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/nopiko/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/grc/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/blackbelt/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/gambetta/20050331
 
2005-03-18
竹島問題
竹島問題の基礎知識 - [よくわかる政治]All About
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20050313A/index.htm
簡単に流れがわかる記事。国際司法裁判所で判断してもらうしか解決手段はないと思うんだけど、韓国はずっと拒否しているからなあ…。相変わらず国内の政治問題を解決するために外交カードが。
竹島問題
中二病の巣窟としての80年代EPIC/SONY
はてなキーワード「中二病」の解説をよく読んでいたら、小室哲哉の『RUNNING TO HORIZON』の歌詞「眠れない午前2時 苛立ちがドアを叩く」が引用されていたけど、考えてみるとこの頃のTM NETWORK、そしてEPIC/SONYって中二病の巣窟な気がしてきた。TM NETWORKでいえば、『SELF CONTROL』の歌詞「教科書は何も教えてはくれない」はギャグとなっていた。尾崎豊(EPICではなくCBS)は中二病のカリスマだろうし、渡辺美里もこんな歌詞が多かったし。10代の頃に聞けば、刷り込まれる訳だと勝手に納得。
http://d.hatena.ne.jp/mohri/20050318#epic
尾崎豊はCBS/SONYでした。そして佐野元春は確かに元祖(笑)。『ガラスのジェネレーション』の「つまらない大人にはなりたくない!」は決定的だなあ。
『ファウスト』がオタクからサブカルと言われる理由
そういえば『ファウスト』はオタク方面からサブカルだ!とよく言われたりするけど、これって過剰な自意識がある作品だから、オタク作品扱いされないのではないんだろうか。
人とオタクとサブカルをわけるのは自意識ではないかと話したことがあるんだけど、オタクはオタクという集合意識で語っていて、サブカルは自意識で語る。おそらく、今の若い層だと、オタクという集合意識が薄いから、サブカルと見られやすいのではないかと。
あと、更科さんのはてなを読んで気付いたけど、対戦格闘ゲームというのは、中二病的センスを入りやすい場所かもしれない。ゲーム自体が中二病的センスの塊という説もあるけど。それは『ゼノサーガ』とかに端的に表れている。
思春期のオタクが背伸びするための小説―ライトノベルの読者年齢―
思春期にかかりやすい病「中二病」のはてなキーワードの解説では背伸びするためのアイテムとして「洋楽」が挙げられているけど、これをオタク方面で考えてみる。
自分が考えている思春期のオタク背伸びアイテムとして今一番わかりやすいのは『ファウスト』だ。なかでも西尾維新氏の小説はかなりその背伸びアイテム感がある。たとえば『キノの旅』を読んでいた中学生が、「ああ、こんなのは子供っぽい!」と思って次のステージに行く時に手に取るのが、西尾維新氏の小説なんではないかなーということ。
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050228#otakuhis
そして『エヴァ』で一番ニーズがあったのは従来のアニメでは見かけないタイプの心理描写(思春期の心理を、もっと端的にいえば魂の童貞の心理を切実に描いた)だったのに、後続したアニメはあくまで演出技法などの影響に留まり、新しく生まれたニーズの受け皿とならなかった。
上の自分のコラムでも書いたけど、その受け皿になったのはエロゲーだった。それがライトノベルに移行しつつあるのが現在だ。そういった受け手の変容のニーズに応えたのが、リーフの『雫』や『痕』である。注意したいのが、これは時間軸的に『エヴァ』の影響ではない。あくまで同時期の発生。
ここで書いたのは、「過剰な自意識の受け皿」としての作品のことだったんだけど、「ライトノベル」と言うとあまりに広過ぎて、どの種類のライトノベルが受け皿になったのか理解しにくい文章になってしまっていた。この文章はその補足でもある。
現在のライトノベルというのは、おおまかにわけると10代向けのものと、アニメ・漫画へのリテラシーがかなり発達した20代以上向けのものにわけられると考えている。『キノの旅』の読者層はかなり若いだろうし、大きなヒットとなっているがメディア上で取り上げられにくいタイプのライトノベルの支持層は10代が多いだろう。『フルメタル・パニック』とか。
面白いのが雑誌の読者年齢層。『ザ・スニーカー』の読者平均年齢は20代後半だが、ファウストは20を切っているという。ここからはデータがある訳ではなく、あくまで印象論なのだが、電撃やスニーカーなど既存のレーベルは、中学生と大学生以上をフォローしていて、『ファウスト』は中二病が発生しやすい高校生辺りに支持されているのではないだろうか。
『キノの旅』は中学生向けで、『ドクロちゃん』などのようなアニメ・漫画のお約束を逆手にとったものや、井上喜久子の声が癒しになるようなハーレム物語の世界観のものは20代以上向け。その中間に『ファウスト』は位置していると考えられる。
『ドラえもん』のように子供向け作品を大人として楽しむ人もいるけど、そういう読み方をするためには、一定の年齢にならないと無理で、高校生ぐらいの年齢ではそこまで枯れるのは難しいから、『キノの旅』から西尾維新作品みたいな流れができるんじゃないかなあ。こういった思春期の背伸びアイテムは、すごく近親憎悪が働きやすくて、「青臭い」とか極端に嫌う人も出やすいんだろう。
他の方向で例えを出すと、ニンテンドーDSに子供っぽさを感じて、PSPを素直にかっこいいと感じるセンス。PSPの一番のユーザーは10代だそうで。これが30近くになったりすると、PSPの「かっこいいですよー」オーラを過剰に感じて、DSのほうがいいよねとなったりする。
http://d.hatena.ne.jp/adramine/20050318#1111112968
田中芳樹氏の小説が背伸びアイテムだという指摘。以前、田中芳樹氏の小説はライトノベルか?という話題になった時に、この人の小説を読んで政治を語り始める思春期の方々がいるのでライトノベル!としたことアリ。僕は『創竜伝』で「自虐史観」という言葉を覚えました。*1
ファウストもそうだけど、小説においてはライトノベルと呼ばれないジャンルのほうが背伸びアイテムが多い気がしてきた。ライトノベル以外のレーベルから出ていると子供向け感が出てしまうから、そうなるんだろうけど。講談社ノベルの場合、あの分厚さが他と違う感じを受けるという指摘があった。
http://d.hatena.ne.jp/kourick/20050318/1111135903
西尾維新作品の先には「森博嗣」と「京極夏彦」が待っていて、そこが一つの到達点。その先は、夢野久作などのマイナー作品を探し出す…という指摘。
そういえば、マイナー作品にアイテンディティを見いだすのも中二病なのかなあ。何でも中二病に放り込むのはよくない気もするが(笑)。
*1:もちろん時系列が逆。そんな言葉ができる前に読んで呆れていた
                
          ysano
          
        
        
        原宿で売ってるのみました。服。
      
                
          通りすがり
          
        
        
        『ザ・スニーカー』の読者平均年齢は、公表されているように
17.8歳かと思ってましたが、公称部数と同じでサバを読んで
いるんですかね?
業界内では20代後半となっているとか。
http://www.kadokawa.co.jp/ad/nrsmag/sneaker/index.html
      
                
          toronei
          
        
        
        http://www.m-1gp.com/result/0923/i01.html
この服ですか?
      
                
          通りすがり
          
        
        
        >自分が考えているオタク背伸びアイテムとして今一番わかりやすいのは『ファウスト』
感動的に的を得ていると思います。
      
                
          kanose
          
        
        
        アキバ系の服の情報ありがとうございます。売ってるんですかー(笑)。すご。■『ザ・スニーカー』の平均年齢、広告資料だと17.8歳なんですか。まあ、広告資料に事実が書いてあることはまずないので(笑)。
      
                
          cuteplus
          
        
        
        ああ、雑誌は基本的に創刊時の読者年齢がそのまま持ち上がっていくから(ビックコミックあたりが良い例)、ザ・スニーカーの場合も多分それで、今は読者年齢が若いファウストも10年続いたら(続かないけど)20代後半の読者が多くなるのではないかと。
      
                
          G-2
          
        
        
        「キノの旅」→「西尾維新」を見て苦笑してしまいました。
私はどちらも読みましたが、順序が逆なんです。
オレ!ワカガエッテル!?
      
                
          ヤマ
          
        
        
        ちょっと前ならブギーポップが独占していた市場なのに・・・。
      
                
          通りすがり(上の方)
          
        
        
        広告資料に事実が書いてあることはまずない>なるほど。わかりました。
考えてみれば「ニトロプラス」特集をやっているのに平均年齢が未成年だと
まずいような…… レスありがとうございました。
      
                
          shinimai
          
        
        
        アキバ系のジャージはアメ横でも売ってました。外人が買っていきそうなかんじ。
      
                
          名無し
          
        
        
        http://d.hatena.ne.jp/mohri/20050318
尾崎は「EPIC SONY」ではない
      
                
          たつや
          
        
        
        自分は大学生になってから小説を読み始めた人間なのですが
入った順番が森博嗣→西尾維新→ラノベ全般→いろいろなモノを読む と順番は逆なのですが、もろに的を得ている感じで納得させられました。
      
- http://d.hatena.ne.jp/plummet/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/Su-37/20050317
 - http://d.hatena.ne.jp/kourick/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/yoyoinu/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/mohri/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/taron/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/muni3/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/tkym81/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/cuteplus/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/churchill/20050319
 - [メモ]あばば
 - http://d.hatena.ne.jp/ROMman/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/cinnamon_m/20050319
 - http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/nopiko/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/yukodokidoki/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/blackbelt/20050322
 - http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050323
 - http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050324
 - ファッションにおける中二病の考察
 - http://d.hatena.ne.jp/rir6/20050502
 - http://d.hatena.ne.jp/sjs7/20070616
 
2005-03-17
ネットでの親密度の上がり方
「脳内検閲機構」の話題で、知らない人から感想メールをいただいたんだけど、あんまりない経験なので反応(笑)。面識のない人から気軽に感想を書けるようにフォームメールをつけていたんだけど、誤字の知らせ以外に初めて活用された!
その方は、まわりに嗜好のあう友人がいないので、同じ嗜好のサイトにお邪魔すると書き込んでしまい、返事をもらえると、知り合いになった気になってしまうとか。
これは確かにわかります。一回も面識ないのに、サイト上で読んでいると、相手のことを知ったつもりになるし、そこで掲示板などでやりとりしたら、より親しくなった気分になるし。ネットでの人間関係というのは、旧来の対人関係だけでは把握できない細かいレベルがあるので難しいところ。
ちょっと自分の場合を考えてみます。
- 相手のサイトを読んでいるだけの段階では、まったく面識がないと考える*1
 - 掲示板やコメント欄、ブログ同士でのやりとりをしたら、面識はできたと考えるが、あくまで公開の場でのやりとりなので、親しくなったとは思わない
 - メールやメッセンジャーなどの私的な場所でやりとりを始めると別段階に。ここでのやりとりを繰り返すと、仲良くなっていく。このぐらいになってくると、ネット上での馴れ合いも発生
 
この例はネットのみで完結してるけど、実際には途中の段階で実際に会ったりして、急に仲良くなったりなんてことも。こうやって整理すると、同じコミュニケーションであっても、公的領域と私的領域で扱いを変えているというのがよくわかる。おお、ised第3回で話題になった「ネット上の私的領域」という話に繋がった。
よく面識もないのに、コメント欄で親しげに話してくる人というのは、その人にとって相手のブログのコメント欄が相手との私的領域に見えているのではないだろうか。自分でブログをやっていれば、そういう意識は生まれにくいので、「脳の検閲機構が甘い人は当然サイトやblogを持ってない人に多い」ということになるんだろう。逆に、ブログのコメント欄に記事の内容とは関係ない自分の意見を書く人は、公的領域だと思っているからこそ、書くんだろうなあ。
メールは確実に私的領域だから、そのため距離感が読めない人が一番出やすい。でも、第三者が読んでいる訳ではないので、無視すればokで問題は発生しにくい。
そう考えると、mixiというのは掲示板やブログのコメント欄と違い、完全公開の場ではないために、私的領域という認識になり、そのために人間関係の親密度が上がりやすいんではないかと思った。これはIRCやMLなどでもいえるけど。
訳のわからないコメント対処
http://d.hatena.ne.jp/yugi713/20050315#p2
自分の場合、訳のわからないコメントをもらった時はほとんどスルーです。ただ、どうしても言いたい!と思った場合は、素っ気なくレスをしますね。
こういうコメントのもらいやすさってサイト全体の空気もあるとは思うんですが、敷居を高くしておくと、そういう被害はないものの、感想などはもらいにくい(ウチなんかそんな感じ)。逆に被害が多い人というのは、感想とかもらいやすそうな気がします。
AmazonでThinkPad X40安売り
127,500円でポイント15,000円還元かー。IBM好きとしてはすげー悩む…。X40って標準バッテリーだと動作時間が3時間半程度なのがネック。それ以外はIBMのノートといえば、剛性があるし、キーボードは打ちやすいしってんで、文句がない。
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あとソニーの17型液晶ディスプレイが27,800円(ポイント3,000円還元)ってのも。
[http://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/より]
「Google」と「MSN Messenger」で武装した集団を前に素手で勝てるか?
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=99799&pg=20050309
講演をしているとノートパソコンを開いて、常に検索したり、メッセンジャーで人と話す人が増えているという話。
『ヨイコノミライ!』が広まっている
http://piro.sakura.ne.jp/latest/2005/03.html#d16
『ヨイコノミライ!』に衝撃を受けている人が。紹介してよかった(笑)。
人気ブロガー引き抜き合戦
http://shibuya.ameblo.jp/entry-11ec70b83de6afcea092f469aae31323.html
サイバーエージェント藤田社長のブログより。なお、GQでブログ特集をするそうだ。
『ランブルローズ』は海外版のほうが布の面積が少ない
http://blog.livedoor.jp/affilive/archives/16243863.html
みんなわざわざ北米版PSを買っているのか?と思いきや、韓国版のが日本のPS2でも動作するのでそれを買っているようで。メッセサンオーとかゲームハリウッドで売っているそうな。それにしても、日本のソニーチェックは厳しいんだなあ。
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ソフトバンクからも写真集が。
以前から「ベスト・ショット」シリーズとしてこんなのが出てたんだ…。ポリゴン写真集の時代ですか。
いたる絵はどうなったか会議
http://blog.livedoor.jp/uirou/archives/16511466.html
樋上いたる氏の絵の変遷解説。こうしてみるともともとがアレだっただけにすごい変化が。
ヒト科学21「ネットワーク分析」西垣通
http://d.hatena.ne.jp/andy22/20050316#p2
ちょうど自分も読んで面白いなと思った記事だったのでメモ。ネットではハブこそが王者になるとか指摘していた。
「東京大虐殺」の続き
九十九式: [jiji][net] 空襲と原爆の評価@九十九式系
http://type99.net/2005/03/jijinet.html
しかもここでの比較は米兵の犠牲の数の多寡であって、日本側の犠牲者数ではない。当たり前だ。いくら上陸作戦が決行されたからといって、民間人が50万人も死ぬものか。(そもそも軍人と民間人の犠牲は別問題。)
「上陸戦なら一度の戦闘では10万人は死なないだろうか、累計で都市空襲による死者数を超える可能性は非常に大きい」と書いたように、ここでは米兵の死者数ではなく日本側の死者数を問題にしていると書いたつもりでした。
九十九式: ファルージャの虐殺
http://type99.net/2004/05/blog-post_108356292187064697.html
以前、宮本さんが書かれたこの記事でも「居住地での市街戦になるとその犠牲者数は急増する」と書かれてましたよね。
War in OKINAWA at WWII
http://www.cda.ics.saitama-u.ac.jp/~maekawa/war-okinawa.html
なお、沖縄の民間人の死者数が9万人と書かれてましたが、こちらのデータを見ると沖縄県内の人間の死者は14万7959人だそうです。沖縄県内の人間が民間人で、沖縄県外の人間が軍人だと考えられるそうなので、この数字が民間人と考えてよいのでは。なお、軍人や外国人を含めると23万6660人だそうです。
アメリカが、都市空襲や原爆といった民間人を対象にした国際法違反の作戦を行わず、あくまで戦闘員を対象にする作戦を実行すべきだったと考えた場合、日本が降伏を受諾しなかったのですから、最終的に上陸戦になります。その時でも、塹壕などの軍事施設を爆撃するでしょうから、居住地近くにそういうものを作っていた当時、民間人の死者は避けられません。本来なら、居住地と軍事施設は分けるべきなのに、一緒にしていたのは日本側です。
また、戦闘員を対象にした作戦といっても、当時の日本は、米軍が上陸してきたら民間人も積極的に戦闘に参加するような国策をとってました。ということは上陸戦時に、民間人が攻撃してきて、その民間人は国際法上でいったら、民間人ではなくゲリラ扱い。だから、殺されても国際法上は問題ないということになってしまったのではないでしょうか。南京虐殺と同じような問題が、日本国内の各所で発生することは考えられます。
こうして沖縄戦などいろいろな情報から考えると、アメリカの上陸作戦が行われた場合、民間人が50万人以上死ぬような事態は充分ありえると思います。また、直接戦闘による死者だけではなく、本土内で戦闘が行われることによって、食料事情は極端に悪くなるでしょうから、飢餓による死者も増えたことでしょう。
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050210#hata
この時にも書きましたが、第二次世界大戦で日本の戦死者は中国での戦場をのぞくと約150万人。そのうち、約7割は餓死、または栄養失調の結果、病気を併発するというものでした。
もちろん、これらはあくまで予想でしかないですから、上陸戦になったとしても、空襲や原爆での死者以上の数は出なかったと考えるのもご自由です。ただ、自分の考える根拠を説明した次第です。
それを氏は、アメリカ兵が死なないためには、日本人が数十万人虫けらのように焼き払われてもいい、と言っているのである。
だから、このようなことは主張しているつもりはありません。また、念のため書いておきますが、この手の話をするとよく出てくる日本軍も民間人を虐殺するような事件を起こしているから相殺されるということも考えていません。
あと、原爆投下に関しては、通常の都市空襲と異なり、当時のソ連への威嚇や実験の要素が強いのではないか?というのは理解しています。ただ、原爆がなかったら、日本政府は降伏を考えずに上陸戦が起きた可能性は高いだろうということを考えたのです。
あの比較で一番主張したかったかといえば、敗戦にいたる当時の日本政府の判断の問題です。開戦も当然充分無茶でしたが、戦争の目的をはっきり限定して、その目的を達成して交渉を始めれば、有利な条件で講和を結べた可能性はあります。第二次世界大戦時の日本の作戦をみるとわかりますが、目的がなし崩しに増えていった作戦がたくさんありますが、こういう無目的性が、悲惨な負け方に繋がったと思うのです。
日本は、戦後、戦勝国による裁判であったために、日本が戦争をしていた国相手の戦争犯罪しか取り上げらず、国内の問題は棚上げにされてしまいました。本当なら、日本政府による国民への罪を、自らの手で裁くべきだった。それは、最近だとイラクでのフセインの裁判なんかにも近いものがあります。やはり自分の国の指導者の罪は自分たちで裁かないとあとあと遺恨を残すだろうと。
当時の日本政府の戦略性のなさというのは、現在の日本政府にも感じるところはあるので、今一度考えると、現在に繋がるのではないかと考えています。
BigBan: 「非人道的」とはどういうことなのか。批判の限界(4)---東京大空襲60年
http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2005/03/60.html
この記事を書かれたBigBanさんが、こちらでコメントしていただいていて(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050313#c)、
問題はアメリカへの恨みつらみで終わってしまってはいけないのだろうと思っています。ですが、今日のこの同盟関係という名を借りた支配関係の中でどのようにしていくべきなのか。用語の言い換えにもまして、そこが課題ですね。
これには自分も共感します。宮本さんの記事は読んでいるとアメリカへの恨みつらみだけで終わっている感がありました。これの行き着く先は、反米だった新右翼、今でいえば小林よしのりや窪塚的な反米なのではないかという気がしました。
あと最後に。名前を間違っているので訂正していただけると嬉しいです。
*1:この段階で、情報提供などの業務連絡的メールを出す時は、初めてのつもりで書く
- http://d.hatena.ne.jp/yugi713/20050317
 - http://d.hatena.ne.jp/yukatti/20050317
 - http://d.hatena.ne.jp/plummet/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/nanapyon/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/Su-37/20050317
 - http://d.hatena.ne.jp/urouro360/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/fute/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/nopiko/20050318
 - 東京大虐殺に関&#12377...
 - http://d.hatena.ne.jp/karasunaze/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/HtandJING/20050326
 - http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050706
 
2005-03-15
コメント欄によく出現する脳の検閲機構が甘い人
http://d.hatena.ne.jp/yugi713/20050315#p1
あと「これは果たして他人に伝わる文章なのか?」と意識してない、脳の検閲機構が甘い人(当然サイトやblogを持ってない人に多い)とからむ(つうかからまれる)のにもちょっとつかれたです。
いいフレーズだ! 「脳内○○」のほうがわかりやすいので「脳内検閲機構」にしてみたいところ。
[R30]: ブログと情報強度(その1)
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2005/03/info_strength.html
ちょうどR30さんのところでもコメント欄話があったけど。
※3/17に続きを書いたのでそちらもどうぞ
ネバーランドカンパニー開発のPSP『煉獄』
RENGOKU THE TOWER OF PURGATORY
http://www.hudson.co.jp/gamenavi/gamedb/softinfo/rengoku/
DCの『ロードス島戦記〜邪神降臨〜』を開発したネバーランドカンパニー(http://www.n-land.co.jp/)制作と聞いて興味が湧いたゲーム。やりこみ系らしい。最近ネバーランドカンパニーって何やってるんだろうと思ったら『シャイニング・フォース ネオ』とかいろいろやっているようで。
ハドソンの北村吉正氏インタビュー
http://www.hudson.co.jp/gamenavi/gamedb/softinfo/rengoku/kaihatsu.html
ハドソン、アンドロイドを強化するアクションRPG、PSP「煉獄 THE TOWER OF PURGATORY」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050118/ren.htm
ゲーム屋店員の戯言:PSPゲーム 煉獄 プレイインプレッション
北朝鮮で大暴れゲーム『マーセナリーズ』(PS2)
マーセナリーズ
http://www.japan.ea.com/mercenaries/main.html
『Full Spectrum Warrior』などを開発した米Pandemic Studiosによる北朝鮮を舞台にしたゲームで4/28発売。要は兵士版GTAらしい。最近、アメリカでは『Tom Clancy's Splinter Cell Chaos Theory』とか北朝鮮ゲームが多い。
ITmedia Games:EA期待の新作「マーセナリーズ」プロデューサーインタビュー
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0502/04/news081.html
ITmedia Games:近未来の朝鮮半島を戦い抜け!――EAの新作「マーセナリーズ」3月24日に発売
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0501/14/news082.html
GDC2005 Peter Molyneux講演
鬼才Peter Molyneux氏、異色RPG「Fable」の制作秘話を語る 的確な意志決定とモチベーションのコントロールが重要 さらにPC版の制作についても発表される
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050313/gdc_pm.htm
インパクの“失敗”を総括する
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/column/fl/reg068/01.html
2002年と古い記事なんだけど初めて見たので。インパクに110億円も使ったと知って大ショック…。いったい何にお金が使われたんだか。
2005-03-13
殺伐オタク漫画『ヨイコノミライ!』
http://d.hatena.ne.jp/matuoka/20050307#p1
http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20050306#p1
http://d.hatena.ne.jp/laiso/20050309#upa2
『げんしけん』がもっと殺伐とした嫌なオタクサークル漫画になったりしないだろうかという話があったけど、そういうのならすでにコミックシード!(http://www.comicseed.com/)というWEB漫画誌で連載中のきづきあきらの『ヨイコノミライ!』がある。
- 作者: きづきあきら
 - 出版社/メーカー: ぺんぎん書房
 - 発売日: 2004/10/24
 - メディア: コミック
 - クリック: 7回
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http://d.hatena.ne.jp/dilettante/20040914#p2
http://d.hatena.ne.jp/dilettante/20041216#p5
こんな風に自分の心にグサグサと刺さること間違いなし。オタク版野島伸司ドラマ*1だという端的な評もあったけど、1巻は面白く読めた。特に絵を描いている人間だと思い当たることが多くてお勧め。2巻はちょっと中だるみ感があったんだけど、現在WEBに掲載されている分を読んだら、かなりいい感じでギスギスしてる。
放蕩オペラハウスのオタネタ百物語
http://www.h-opera.com/otaneta/yoikonomirai01.html
おまけ:
http://d.hatena.ne.jp/orangestar/20050307#p4
結論:アレは学生時代をオタクですごし、現在を孤独に生きるオタクが過去を懐かしむサラリーマン金太郎漫画だからいいんだよ!
『げんしけん』はオタクユートピア漫画だった!
「東京大空襲」を「東京大虐殺」と呼ぶ
九十九式: [jiji] 東京大虐殺
http://type99.net/2005/03/jiji.html
きぐつのつぶやき(仮):東京大虐殺60年
http://blog.livedoor.jp/kigz2640/archives/16117452.html
.Nat Zone - .Nat Zone?p=216 : 東京大虐殺から60年
http://www.sakimura.org/modules/wordpress/index.php?p=216
この論理でいけば、広島や長崎の原爆投下も「広島大虐殺」や「長崎大虐殺」だよなあ。都市空襲のように民間人が一度に大量に殺された戦闘というのは、確かにひどいと思う。
しかし、ちょっと考えてしまうのは、第二次世界大戦の日本においては、都市空襲がなされなかったら、おそらく大本営は戦争を止める決意をせずに米軍は上陸作戦を実行したであろうということ。いわゆる本土決戦だ。アメリカからすると、原爆投下というのは、これによってアメリカ軍人の死者が減った意義ある作戦と評する人たちがいて、原爆の展示などでしばしば物議を醸すけど、これは日本側にもいえるのではないか。上陸戦なら一度の戦闘では10万人は死なないだろうか、累計で都市空襲による死者数を超える可能性は非常に大きい。一つの戦闘として見れば、人道的に許されない軍事作戦なのだが、歴史の大きな流れでみて、それによって救われた人たちも多いのだろうと考え始めると、空襲や原爆の評価が難しくなる。
この前(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050210#hata)書いた東条英機の「敗戦責任」にも繋がるんだけど、日本が戦争を始めてしまったことは当時の状況からみてしょうがない面などもあったというのがある程度知識として共有されてきただろうから、開戦責任を話しても議論はループするだけだろう。だから、まともな補給をせずに餓死による戦死者を大量に出したりしたような、戦争をするにしても、被害を押さえることができなかったことのほうが今後考えるべき問題なんだと思う。
アメリカが人道的に許されない軍事作戦を実行したことは当然批判すべきなんだけど、当時の日本はそんな圧倒的な軍事力の差を見せられても、まだ戦争を止めようとしなかった。そういう判断のできない国だったんだから。
補足:「東京大虐殺」という呼び方自体への考えを書かなかったけど、アメリカに民間人を虐殺されたという記憶は当然忘れるべきではないから、考えとしては面白いと思う。ただし、国際的に言い換えを主張したりしたりするのはどうだろう。ちょっと考えもの。ふと思ったけど、当時の国際法から考えても戦争犯罪なんだから、民間法廷やってみるってのはどうなんだろうか。従軍慰安婦の逆で。
「東京大虐殺」で検索して見つけた興味深い記事。
BigBan: 「非人道的」とはどういうことなのか。批判の限界
http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2005/01/post_6.html
http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2005/01/post_12.html
http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2005/01/post_13.html
*1:トラウマの商品化。要は安いお話じゃんと
                
          スープ
          
        
        
        ヨイコノミライが強く心に刺さるのはオタク業界で食っていきたいあるいは食っていけたらなあと願っている(た)人だけじゃないかなとも思う。趣味としてのオタクと本業の目標が最初から乖離している場合は感情移入がしづらいんじゃないかと。普通の部活やサークルだとそういう人が多いし。
      
                
          kanose
          
        
        
        ああ、なるほど。それはありそうですね。確かに消費者としてのオタクでのマイナスは描いてないですからね。ただ、オタクというのは消費者であっても、オタクは表現者に繋がるから偉いという意識を持っている人が結構多いのではないかという気がするんですよ。特に同人誌なんかの表現活動をしていたりしたら。これはオタクバッシング論を見かけた時のオタクの反応からの推測です。
      
                
          BigBan
          
        
        
        はじめまして。BigBanです。記事中の引用に感謝いたします。
>アメリカが人道的に許されない軍事作戦を実行したことは当然批判すべきなんだけど、当時の日本はそんな圧倒的な軍事力の差を見せられても、まだ戦争を止めようとしなかった。そういう判断のできない国だったんだから。
確かにそれもいえますね。この「東京大虐殺」一つだけでも、その時点で「終戦」へ向かうべきだったでしょう。そうすればその後のヒロシマもナガサキもなかった。勝つ見通しのない状態から半年以上も終結を遅らせた軍部の責任は無ではありません。
>補足:「東京大虐殺」という呼び方自体への考えを書かなかったけど、アメリカに民間人を虐殺されたという記憶は当然忘れるべきではないから、考えとしては面白いと思う。ただし、国際的に言い換えを主張したりしたりするのはどうだろう。ちょっと考えもの。ふと思ったけど、当時の国際法から考えても戦争犯罪なんだから、民間法廷やってみるってのはどうなんだろうか。従軍慰安婦の逆で。
問題はアメリカへの恨みつらみで終わってしまってはいけないのだろうと思っています。ですが、今日のこの同盟関係という名を借りた支配関係の中でどのようにしていくべきなのか。用語の言い換えにもまして、そこが課題ですね。
記事を書いていてもそう思います。どう着地させようかと連作の中で考えているところです。
ご縁のできたこのサイト、大変に興味深く拝見しています。
また、立ち寄らせていただきます。それでは。
      
                
          kanose
          
        
        
        「東京大虐殺」の考え方は、おっしゃるようにアメリカとどう付き合うか、という問題になるんでしょうね。アメリカは今も昔も国際法を守らないひどい国だ、でいくと、小林よしのり的反米になって、核を持って独立という方向にいくしかないんじゃないかなあと漠然と思いました。
ドイツのように、アメリカと適度な距離感を持てれば…と思うんですが、あれはEUというバックボーンがあるからできる部分が強いし、そういうバックボーンがない日本がアメリカに対して取れるスタンスが少なそうなのが難点ですが。
      
                
          .Nat Zone
          
        
        
        私が「東京大虐殺」とするのは、歴史を真摯に見ようということです。言葉のお化粧をして目をそらせてはいけません。そういうことをするから、何度も同じことを繰り返してしまうのですよね。
私は、虐殺とかそういうことの責任をその国の国民に負わせる考え方には反対です。実際は状況が変われば、別の国が同じことをやったかもしれないのですから、人類全体の罪として、正面から反省すべきだと思っています。そうすれば、少しづつ世の中は良くなってゆくのではないでしょうか?
      
- http://d.hatena.ne.jp/putchee-oya/20050314
 - http://d.hatena.ne.jp/asaibomb/00000101
 - http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050317
 - http://d.hatena.ne.jp/komametommy/20050317
 - http://d.hatena.ne.jp/isakiku/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/sai05/20050318
 - http://d.hatena.ne.jp/king-show-chan/20050320
 - http://d.hatena.ne.jp/inun/20050321
 - http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050706
 
2005-03-12
また出てきた人間性心理学
はてなブックマークを見ていたら、
第9回 何もしない人ほど批評家になる | ビジネス心理学 | ビジネスの知恵 | wisdom Business Leaders Square
http://www.blwisdom.com/psy/09/
に気付いた。以前話題になったのにまた再発掘されてる?と思ったら、前のページではなくて新規ページ。
はてなブックマーク - 何もしない人ほど批評家になる | ビジネス心理学 | ビジネスの知恵 | wisdom Business Leaders Square
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.blwisdom.com/psy/09/
ARTIFACT ―人工事実― | レッツビギンや! ポジティブシンキングやで!
http://artifact-jp.com/mt/archives/200406/businesspsychology.html
で書いたけど、これを読んでついうなずいちゃった人は栗原さんの書いた文章を読もう。
歴史マニア向けSLG
スウェーデンのParadox Entertainment社が出している歴史ものSLGが歴史のifをかなり体験できるのが面白そうなのでメモ。この手のゲームだと『Civilization』が思い浮かべるけど、あれのようにターン制ではなくリアルタイム制で、パラメータ類も適度に簡略化されているためにプレイしやすいらしい。
『ヨーロッパユニバーサリスII アジアチャプターズ』は去年の4月に出たけど、『Victoria』と『Crusader Kings』はちょうど去年末から日本語版が出ているようで。
インプレスのレビューは普通なんだけど、4gamersのレビューは、天草四郎の反乱をきっかけに日本の国教をキリスト教にして朝鮮半島を占領したりとか、すごい歴史をテーマにしたプレイレポートばかりでお勧め。
http://review.ascii24.com/db/review/game/sim/2001/04/16/625269-000.html
http://www.kids-station.com/game/eu2/
ヨーロッパユニバーサリスII
http://www.4gamer.net/weekly/paradox/001/paradox_001.html
PCゲームレビュー「ヨーロッパユニバーサリスII アジアチャプターズ」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040423/eu2ac.htm
1419〜1820年まで400年間の世界が舞台。
Victoria - Empire Under the Sun
http://www.4gamer.net/weekly/paradox/002/paradox_002.html
PCゲームレビュー「Victoria: An Empire Under the Sun」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040105/victoria.htm
1836〜1920年、ナポレオン時代以後の19世紀から第一次世界大戦終結あたりまでを扱っている。
Crusader Kings
http://www.4gamer.net/weekly/paradox/003/paradox_003.html
PCゲームレビュー「Crusader Kings」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040601/ck.htm
1066年から約400年間に渡るヨーロッパ=キリスト教封建社会を舞台に,各王朝や「家」の盛衰とドラマを楽しむゲーム。上二つのゲームは登場人物の個性が薄いけど、これは子孫を継承するのに重点が置かれている。これはライブドアが出しているのね。最近PCゲームよく出しているなあ。
『Crusader Kings』の記事の中のこの記述が…。
CKが発売される前,Paradox EntertainmentのサイトにあるForumで「どの国を選んで,どんなプレイをするか」という話題が持ち上がった。「ポーランドでモンゴルと戦う」「アラゴンでレコンキスタを」といった"比較的"穏当な話題の中で,筆者が思わず目を留めたのは「クロアチアを選んで,セルビアをカトリックの国にする」という,ザグレブ在住クロアチア人による書き込みであった。
そしてプレイレポートのコーナーに残された,「クロアチアで12回ほどプレイしたが……」という切り出しで始まる書き込みを見たとき,「過ちは二度と繰り返さない」という発言は,日本人にとって「もうしません」だが,ヨーロッパでは「次は負けない」であるという説を,ほんの少し信じる気になったりもした。
『ヨーロッパユニバーサリスII』が一番面白そうなんだけど、Amazonのレビューでバグばっかりと書いてあるんだよなあ…。
そういえば、こんな感じのゲームで近代を扱ったのがあったような…と思ったら、やはりこの会社の開発で『Hearts of Iron』がそうだった。そしてこれは日本語版が決定したのに、発売が中止になってしまったという…。
メディアクエスト、「Hearts of Iron〜戦火の獅子達〜」を正式発表
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20030703/hoi.htm
メディアクエスト、「Hearts of Iron」の発売を中止
『紅忍 ~血河の舞~』
http://www.redninja.jp/RN02_content.html
『紅忍』のパッケージを見て気付いたんだけど、これってイラストがDKさんの海外製忍者ゲームの日本語版だったんだ。
Vivendi Universal Gamesブースレポート後編 「EMPIRE EARTH II」が登場、色っぽい女忍者のステルスバイオレンスアクションにも注目
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040517/vu2.htm
発表当時のイラスト。
ITmedia Games:編集部にリアル「紅忍」(れっどにんじゃ)こっそり来襲
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0502/10/news106.html
リンク先には巨大なパッケージデータ画像があるのでチェック。
ITmedia Games:「ふ〜ふ〜あ〜ん?」で昇天――「紅忍珈琲処」(れっどにんじゃかふぇ)期間限定オープン
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0502/28/news026.html
Cos-Cha紅忍珈琲処(れっどにんじゃかふぇ) 初日レポ::[アキバBlog]
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/15333571.html
なんかすごい売り方してるな…。コスチュームがまるでトルコ風呂といわれていた時代のソープランドのようだ。
主人公の声は安達祐実で、主題歌が石田燿子。『RUMBLE ROSE』的なポリゴンギャルゲー路線みたいなんだけど、DOAとか『RUMBLE ROSE』みたいにキャラクターが複数いないとこの手のゲームは厳しそうな気が。セガの『KUNOICHI』がポリゴンギャルゲーとは認識されなかったみたいなもんで。
本を読まない人たちのベストセラー
http://www.zavn.net/mt/mt-p-top.php
『Deep Love』のYoshiの最新小説のキャッチコピーなんだけど、確かにその通りという気が(笑)。Amazonのレビューは酷評ばかりだった。
FF11を使った文化人類学
http://www.4gamer.net/news.php?url=/weekly/kaito/024/kaito_024.shtml
FF11を使って、日本、ヨーロッパ、アメリカのプレイヤーの統計を採り,各地域の人が仮想世界でどのような行動の違いを示すかを調べるという実権をやっているそうだ。なお、日本語圏での協力者が少ないそうなので、興味のある人は下記のページからぜひ。
ゲームの領域を広げて広がるMMO
http://www.4gamer.net/news.php?url=/weekly/kaito/013/kaito_013.shtml
SFをテーマにしたMMO『Anarchy Online』ではDJがダンスパーティーをやっているそうで。『Second Life』というアメリカのゲームでは、大学や専門学校による特別講義があって、討論とかもしているとか。まさに『攻殻機動隊SAC』の13話の世界!
2005-03-11
『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法あるいはweblog戦記
ユリイカ2005年4月号 特集=ブログ作法 あるいはweblog戦記
にてオタクネタを書かせてもらったんだけど、Amazonにて特集内容が*1。3/28発売。
【徹底討議】仲俣暁生・栗原裕一郎・鈴木謙介 featuring 吉田アミ
【論考】内田樹 北田暁大 稲葉振一郎 上野俊哉+泉政文 小谷野敦 竹熊健太郎 スズキトモユ 佐藤真 南陀楼綾繁 鈴木一誌
【ブログ年表1997年12月 - 2005年3月】ばるぼら
【ベスト・ブログ100@2005年4月現在】栗原裕一郎編
- 「人文」山本貴光+吉川浩満
 - 「オタク」加野瀬未友
 - 「文学?」近藤正高
 - 「音楽」増田聡
 - 「アート」野中モモ
 - 「ニート・引きこもり」上山和樹
 - 「著作権」末廣恒夫
 - 「活字ブログ」速水健朗
 - 「メタブログ」松永英明
 - 「ネクスト・ブログ」ばるぼら
 【表紙イラストレーション】西島大介
一部は聞いていたけど、全体を見るとすごすぎる(笑)。最近のブログ本はビジネス寄りとかが多かったけど、人文系方面に思いっきり寄ったものになりそう。
3/30(水)に青山BC本店にて北田暁大+鈴木謙介 トークショー
http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ao20050330_1
『嗤う日本の「ナショナリズム」』刊行記念だそうで。
http://d.hatena.ne.jp/./gyodaikt/20050310#p2
http://www.asvattha.net/soul/index.php?itemid=412
プロレス好きのおまえらは俺がきたださんにボコられる様を見に来るといい思う。
これはisedでボコるという宣言!?
「ブログ自体が人格化する風潮が」Movable Typeのビジネス活用セミナー
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/8817.html
反応メモ。
「ブログ自体が人格化」の半分は木村剛の影響のような気がするけど間違いではない :小林Scrap Book
*1:青土社のサイト見たら、そっちにも載ってた。http://www.seidosha.co.jp/eureka/200504/
こっちがあっているというわけではないですが、別の側からの見方を紹介しておきます。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/17/news019.html