相続対策に有効とされている「遺言書」は、原則としてなんでも自由に書くことができますが、書いたとし... 相続対策に有効とされている「遺言書」は、原則としてなんでも自由に書くことができますが、書いたとしても法的効力が及ぶ事項と、書いたとして法的効力の及ばない事項があります。 例えば、自分の死後の「火葬埋葬方法」を指定したいという場合、遺言書に書いて指定することはできるのでしょうか。 そこで今回は、遺言書に書いて法的な効力が及ぶ事項とそうでない事項について、具体的に解説したいと思います。 目次 法的な効力が及ぶ「遺言事項」とは?遺言書に書いてはいけないことはありませんが、法的効力が及ぶ事項は限られています。 民法によって定められた、遺言書に書いて法的な効力が生じる事項のことを「遺言事項」といいます。主な遺言事項は以下のとおりです。 【財産に関する遺言事項について】祭祀主催者の指定相続分の指定や指定することの委託特別受益の持戻し免除遺産分割方法の指定や指定することの委託相続人相互の担保責任の指定遺
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