アポロ計画で人類が月に降り立ってから、まもなく50年が経とうとしているが、人類はいまだ、地球のまわ... アポロ計画で人類が月に降り立ってから、まもなく50年が経とうとしているが、人類はいまだ、地球のまわりを回る国際宇宙ステーションに滞在し続けるだけで、月より遠くの天体はおろか、月へふたたび訪れることすらしていない。 それでも米国航空宇宙局(NASA)などは、2020年代以降の実現を目指して、国際共同で月や火星に宇宙飛行士を送り込もうという計画を進めており、有人宇宙活動は新しい局面を迎えつつある。しかし、本当に実現するかは不透明な状態にある。 それを尻目に、民間企業は独自に月や火星を目指す計画を進めている。こうした動きを背景に、日本の国としての国際宇宙探査や有人宇宙開発をどう進めるかも再考する時期に来ている。 現在NASAでは、有人月・火星探査を目指す計画が、少なくとも名目上は進んでいる。 この計画の源流は、2004年にブッシュ大統領が発表した宇宙政策にまでさかのぼる。計画の遅れを受け、次のオ
記事へのコメント0件
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています