いま、中国のモバイル決済市場が拡大している。その起爆剤となったのが2014年に登場した中国の「電子版... いま、中国のモバイル決済市場が拡大している。その起爆剤となったのが2014年に登場した中国の「電子版お年玉(紅包=ホンバオ)」ともいえるサービス。現在、アリババとテンセントがユーザー数確保にシノギを削っている。 この紅包、もともと中国のFACEBOOKともいえる「QQ」や、中国のLINEともいえる「微信」を擁するインターネット大手「騰訊(テンセント)」が始めたサービスで、大ヒットし、2014年の大晦日では10.1億回紅包のやり取りが行われたのがニュースになったが、その後はさらに伸び、8月の七夕(中国では8月)には14億回、さらに9月の中秋節には22億回ものやり取りが行われたという。 テンセントの成功に続いてアリババも本腰を入れ、それぞれ大規模な「バラ撒き」キャンペーンを行いユーザー獲得に勤しんだのだが、そもそも微信の紅包がこれほど伸びたのには秘密がある。それは、「ソーシャル」という側面を大
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