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ディルの特徴と使い方
洋風の料理に使われる「ディル」とは、どのようなハーブなのでしょうか。代用品を知るためにも、まずはディルの特徴や使い道を確認しましょう。
魚料理に適した爽やかなハーブ
ディルはセリ科の一年草ハーブで、細く柔らかい葉が特徴です。北欧料理によく使われており、サーモン料理を中心とした魚料理によく合います。マリネやスモークサーモンに添えることが多く、酢に漬けてハーブビネガーとして活用することも可能です。
用途は幅広く、魚料理以外にもピクルスや乳製品、卵などとも合わせて使われます。爽やかな香りとほろ苦い味わいで、多くの料理を彩ってくれるでしょう。
一般的には生のフレッシュハーブを使うことが多いですが、乾燥タイプもあり花や種子も食用として利用されています。
ディルの代用として使えるハーブ
ディルと似たハーブはあるのでしょうか? 代用として使うのに向いているとされるハーブを紹介します。それぞれの特徴を確認しておきましょう。各ハーブの特徴を知ることで、ディルの代用として使えるかどうか検討する際のヒントになるはずです。

フェンネル
フェンネルは、ディルとよく似た形状をしています。同じセリ科で魚料理によく合うため、代用として使うのに適しているでしょう。
ただし、香りや味は多少異なるため、料理の風味は変わります。フェンネルは甘さとスパイシーさを感じられる香りで、臭み消しや風味付けに使われることが多いハーブです。
加熱すると風味が飛びやすい繊細な味わいのディルとは、やや使い方が異なります。風味が変わるということを理解していれば、代用として使っても違和感が少ないかもしれません。
チャービル
チャービルは、ディルと同じセリ科のハーブです。葉の形は異なりますが、優しい香りや味わいは似ているといえます。
ディルとチャービルをブレンドして使うこともあるため、代用として使っても問題ないでしょう。ディルと同様、加熱すると風味が飛びやすいため、あまり熱を加えず使う料理が向いています。
スイーツの飾りとして使うほか、サラダのドレッシングに混ぜたり、バター・チーズに練り込んだりと、魚料理以外にも活用できるでしょう。
タイム
タイムは、シソ科のハーブです。ディルはセリ科のため、品種や香りの傾向は異なります。スパイシーで刺激的な風味を持つハーブですが、加熱する料理にも適しており活用の幅は広いでしょう。
肉・魚の臭み消しとしても使用されるため、ディルの代用としての活用も難しくありません。爽やかでスパイシーな香りを楽しみたいときには、タイムを代わりに使ってみてもよいでしょう。
パセリ
パセリは、ディルと同じセリ科のハーブです。香りは弱いものの、ほろ苦い味わいはディルと共通しています。
ハーブ・スパイスの売り場だけでなく、スーパーの野菜コーナーでも生のパセリが販売されているため、フレッシュ・ドライを問わず手に入れやすいハーブです。ディルが近くの店舗で手に入らない場合でも、サーモン料理や乳製品など、幅広い食材と合わせて活用できるでしょう。
料理に彩りを加えたいときや、特有の苦みを生かしたいときには、手軽に使えるパセリを代用として活用するとよいでしょう。
大葉
大葉はおもに和食の薬味として、さまざまな料理に活用されています。魚との相性もよく、寿司や刺身と一緒に食べる機会も多いでしょう。
ディルとは香りや風味は異なりますが、清涼感のあるすっきりした味わいは生のサーモンにもよく合います。ディルがないときには大葉を活用することで、和風の魚料理を楽しむことができるでしょう。
洋風にこだわらないときや、さっぱりした香りと味をプラスしたいときにおすすめです。
バジル
バジルはイタリア料理によく使用されるハーブで、トマトやチーズとの相性が抜群です。卵・肉・魚料理と合わせて使うことも多く、広い用途で代用できます。
サーモンとモッツァレラチーズのカプレーゼなどバジルが合うサーモン料理も多いため、ディルがないときにはトマトやチーズなどバジルが合う食材を使うレシピを検討してもよいかもしれません。
パスタ・ピザ・卵など、バジルを使う料理は多く、一瓶あるとさまざまなイタリア料理を楽しめます。
タラゴン
タラゴンはキク科のハーブです。ディルと香りは異なりますが、卵・鶏肉・白身魚・乳製品などと相性がよく、用途は広いでしょう。
ディルとのおもな共通点は、ハーブビネガーとして使われることが多く、マリネやカルパッチョとよく合う点です。酢漬けにして使うことを検討しているなら、タラゴンを使ってみましょう。
また、ピクルスや魚のムニエルとも相性がよく、代用として使える料理は豊富です。
まとめ
ディルの代用として使えるハーブは複数あります。香りやおもな用途はハーブごとに異なりますが、香り付けや臭み消しが目的であれば、好みのハーブで代用しても問題ないでしょう。
特にフェンネルは見た目や用途が似ていて、代用品として使いやすいハーブです。ほかにも用途によっては使えるハーブがあるため、ディルがないときは家庭にあるものをチェックしてみましょう。
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Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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