JP2919232B2 - 土壌消毒装置 - Google Patents
土壌消毒装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場の土の中に薬液を
注入散布し、防除作業を行う土壌消毒機の構成に関す
る。
注入散布し、防除作業を行う土壌消毒機の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、圃場においては、農作物を病原
菌、害虫から保護する為に、各種の防除作業が行われて
いる。これらの防除作業の中で有害微生物を防除する為
の作業には、例えば、移動農機に牽引され、タンク内の
クロールピクリン等の薬液を駆動輪にて駆動される消毒
ポンプにて吸入、吐出して注入爪を介して圃場の土の中
へ注入散布し、該土の表面を均平板にて整地し、鎮圧輪
にて鎮圧し、前記駆動輪が走行してできた溝と土の表面
をマルチフィルムにて被覆し、該マルチフィルムの両端
を搬送コンベア及びシューターからの土にて覆土する土
壌消毒機が用いられている。
菌、害虫から保護する為に、各種の防除作業が行われて
いる。これらの防除作業の中で有害微生物を防除する為
の作業には、例えば、移動農機に牽引され、タンク内の
クロールピクリン等の薬液を駆動輪にて駆動される消毒
ポンプにて吸入、吐出して注入爪を介して圃場の土の中
へ注入散布し、該土の表面を均平板にて整地し、鎮圧輪
にて鎮圧し、前記駆動輪が走行してできた溝と土の表面
をマルチフィルムにて被覆し、該マルチフィルムの両端
を搬送コンベア及びシューターからの土にて覆土する土
壌消毒機が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
において、注入された薬液は、土の中で有害ガス化し、
該有害ガスが表面から出てこないようにする為に、薬液
注入後の土の表面を鎮圧輪にて固く鎮圧し、マルチフィ
ルムを被覆するように土壌消毒機を構成しているのであ
る。該土壌消毒機の構造上、溝付け器または駆動輪にて
作られた溝に均平板にて整地され、鎮圧輪にて鎮圧され
た土がはみ出し、前記溝を浅くしてしまい、搬送コンベ
ア及びシューターからの土にてマルチフィルムの両端を
覆土した効果が減損し、マルチフィルムが剥がれ易くな
るという問題が生じる。また、マルチフィルムが剥がれ
ると有害ガス化した薬液がもれてしまい、住宅地に近い
圃場の場合には特に付近に悪臭がたちこめ、気分が悪く
なる等の農薬公害発生の原因となるのである。また、搬
送コンベアの下方で鎮圧輪の前方の空間に駆動輪の車軸
と均平板を配置しているのであるが、軟弱地等で駆動輪
が沈んだ場合、車軸に阻害されて均平板の長さ、作動範
囲が限定されてしまうので、均平板が土を抱いてしまい
作業不能に陥るという問題が生じるのである。そこで、
本発明は、確実にマルチフィルムを被覆し覆土すること
ができ、軟弱地での作業も容易に行うことができ、有害
ガスをマルチフィルム内に封入することができる土壌消
毒装置を構成することを目的とするのである。
において、注入された薬液は、土の中で有害ガス化し、
該有害ガスが表面から出てこないようにする為に、薬液
注入後の土の表面を鎮圧輪にて固く鎮圧し、マルチフィ
ルムを被覆するように土壌消毒機を構成しているのであ
る。該土壌消毒機の構造上、溝付け器または駆動輪にて
作られた溝に均平板にて整地され、鎮圧輪にて鎮圧され
た土がはみ出し、前記溝を浅くしてしまい、搬送コンベ
ア及びシューターからの土にてマルチフィルムの両端を
覆土した効果が減損し、マルチフィルムが剥がれ易くな
るという問題が生じる。また、マルチフィルムが剥がれ
ると有害ガス化した薬液がもれてしまい、住宅地に近い
圃場の場合には特に付近に悪臭がたちこめ、気分が悪く
なる等の農薬公害発生の原因となるのである。また、搬
送コンベアの下方で鎮圧輪の前方の空間に駆動輪の車軸
と均平板を配置しているのであるが、軟弱地等で駆動輪
が沈んだ場合、車軸に阻害されて均平板の長さ、作動範
囲が限定されてしまうので、均平板が土を抱いてしまい
作業不能に陥るという問題が生じるのである。そこで、
本発明は、確実にマルチフィルムを被覆し覆土すること
ができ、軟弱地での作業も容易に行うことができ、有害
ガスをマルチフィルム内に封入することができる土壌消
毒装置を構成することを目的とするのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、移動農機に牽
引され、左右の駆動輪にて消毒ポンプを駆動し、圃場の
土の中へ薬液を注入爪から吐出しながら均平板にて整地
し、鎮圧輪にて前記土の表面を鎮圧し、前記駆動輪の走
行した溝と土の表面をマルチフィルムロールから繰り出
したマルチフィルムにて被覆し、搬送コンベア及びシュ
ーターからの土にて前記マルチフィルムの両端を被覆す
る土壌消毒機の構成において、駆動輪の内側で鎮圧輪の
外側にはみ出し防止板を設置したものである。請求項2
においては、請求項1記載の土壌消毒装置において、搬
送コンベアの前方に駆動輪の車軸を配置したものであ
る。請求項3においては、請求項1記載の土壌消毒装置
において、マルチフィルムロールの前方で駆動輪の後方
に溝付け器を配設し、該溝付け器にて外側のみ「レ」の
字状に土寄せすべく構成したものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、移動農機に牽
引され、左右の駆動輪にて消毒ポンプを駆動し、圃場の
土の中へ薬液を注入爪から吐出しながら均平板にて整地
し、鎮圧輪にて前記土の表面を鎮圧し、前記駆動輪の走
行した溝と土の表面をマルチフィルムロールから繰り出
したマルチフィルムにて被覆し、搬送コンベア及びシュ
ーターからの土にて前記マルチフィルムの両端を被覆す
る土壌消毒機の構成において、駆動輪の内側で鎮圧輪の
外側にはみ出し防止板を設置したものである。請求項2
においては、請求項1記載の土壌消毒装置において、搬
送コンベアの前方に駆動輪の車軸を配置したものであ
る。請求項3においては、請求項1記載の土壌消毒装置
において、マルチフィルムロールの前方で駆動輪の後方
に溝付け器を配設し、該溝付け器にて外側のみ「レ」の
字状に土寄せすべく構成したものである。
【0005】
【作用】次に、作用を説明する。土壌消毒装置3を後部
に装着したトラクター1を圃場内で走行させると、先
ず、駆動輪13・13が回転し、圃場に溝をつけると同
時に、伝動装置12を介して消毒ポンプ7が駆動され、
タンク25・25内の薬液を吸込んで圧力をかけて注入
爪8・8・・・の吐出口48・48・・・から均平板1
5下方の土の中へ吐出し、サブソイラ6・6によりトラ
クター1の後輪40・40にて踏み固めた土を破壊して
膨軟にする。トラクター1からの駆動力により、搬送コ
ンベア31が駆動され、土が上へ搬送されるとともに、
溝消しガイド33にて搬送コンベア31下端の所にでき
た溝を埋め、作動範囲が広くなった均平板15にて注入
爪8・8・・・によってできた切削溝を整地し、鎮圧輪
9にて薬液注入後の土を踏み固める。このとき前記均平
板15及び鎮圧輪9の両端から土がこぼれるのである
が、該こぼれた土がはみ出し防止板47・47にて規制
されることにより、駆動輪13・13にて圃場につけた
溝が埋まることなく鎮圧することができるのである。さ
らに、溝付け器50・50にて圃場の未処理側の溝が整
形されて、マルチフィルム22が踏圧輪24・24にて
前記駆動輪13・13及び溝付け器50・50にてつけ
た溝の所で押さえられて薬液注入後の圃場に被覆され、
その後、前記溝の所のマルチフィルム22上に前記搬送
コンベア31にて上へ搬送された土がシューター32・
32に案内されて落下され土掛けが行われる。以上の工
程を順次繰り返し行うことにより、圃場の防除作業を行
うことができるのである。
に装着したトラクター1を圃場内で走行させると、先
ず、駆動輪13・13が回転し、圃場に溝をつけると同
時に、伝動装置12を介して消毒ポンプ7が駆動され、
タンク25・25内の薬液を吸込んで圧力をかけて注入
爪8・8・・・の吐出口48・48・・・から均平板1
5下方の土の中へ吐出し、サブソイラ6・6によりトラ
クター1の後輪40・40にて踏み固めた土を破壊して
膨軟にする。トラクター1からの駆動力により、搬送コ
ンベア31が駆動され、土が上へ搬送されるとともに、
溝消しガイド33にて搬送コンベア31下端の所にでき
た溝を埋め、作動範囲が広くなった均平板15にて注入
爪8・8・・・によってできた切削溝を整地し、鎮圧輪
9にて薬液注入後の土を踏み固める。このとき前記均平
板15及び鎮圧輪9の両端から土がこぼれるのである
が、該こぼれた土がはみ出し防止板47・47にて規制
されることにより、駆動輪13・13にて圃場につけた
溝が埋まることなく鎮圧することができるのである。さ
らに、溝付け器50・50にて圃場の未処理側の溝が整
形されて、マルチフィルム22が踏圧輪24・24にて
前記駆動輪13・13及び溝付け器50・50にてつけ
た溝の所で押さえられて薬液注入後の圃場に被覆され、
その後、前記溝の所のマルチフィルム22上に前記搬送
コンベア31にて上へ搬送された土がシューター32・
32に案内されて落下され土掛けが行われる。以上の工
程を順次繰り返し行うことにより、圃場の防除作業を行
うことができるのである。
【0006】
【実施例】次に、実施例を説明する。図1は、本発明の
土壌消毒装置の全体側面図、図2は、同じく全体平面
図、図3は、駆動輪13・13と鎮圧輪9の間にはみ出
し防止板47・47を設置した状態を示す後面図、図4
は、溝付け器50の部分を示す側面図、図5は、同じく
平面図、図6は、同じく後面図である。
土壌消毒装置の全体側面図、図2は、同じく全体平面
図、図3は、駆動輪13・13と鎮圧輪9の間にはみ出
し防止板47・47を設置した状態を示す後面図、図4
は、溝付け器50の部分を示す側面図、図5は、同じく
平面図、図6は、同じく後面図である。
【0007】図1・図2において、移動農機であるトラ
クター1の後部には、三点リンクと三点ヒッチからなる
作業機装着装置2を介して土壌消毒装置3が連結されて
おり、該土壌消毒装置3の最前部には、トラクター1の
進行方向と直交し、上下平行方向に位置する上部ツール
バー4と下部ツールバー5が横設されている。前記上部
ツールバー4と下部ツールバー5とは、縦フレーム28
にて連結されており、前記下部ツールバー5の両端前側
でトラクター1の後輪40・40に対向する位置には、
取付部材41を介して前記後輪40・40が踏み固めた
土を柔らかくする為の任意に上下移動させて固定可能な
サブソイラ6・6が取付固定されている。
クター1の後部には、三点リンクと三点ヒッチからなる
作業機装着装置2を介して土壌消毒装置3が連結されて
おり、該土壌消毒装置3の最前部には、トラクター1の
進行方向と直交し、上下平行方向に位置する上部ツール
バー4と下部ツールバー5が横設されている。前記上部
ツールバー4と下部ツールバー5とは、縦フレーム28
にて連結されており、前記下部ツールバー5の両端前側
でトラクター1の後輪40・40に対向する位置には、
取付部材41を介して前記後輪40・40が踏み固めた
土を柔らかくする為の任意に上下移動させて固定可能な
サブソイラ6・6が取付固定されている。
【0008】前記下部ツールバー5の下面側には、消毒
ポンプ7にて吸入、吐出されたタンク25内の薬液を土
の中に注入散布する為の注入爪8・8・・・が取付部材
42・42・・・を介して複数本一定間隔に取付固定さ
れており、該注入爪8は、任意に上下移動させて固定す
ることができるように構成されている。前記注入爪8・
8・・・は、先端部が土の表面を均す均平板15の下方
に位置するように側面視湾曲形状であり、この先端部に
は、薬液の吐出口48・48・・・が設けられていると
ともに、切開抵抗を増加させて枕地を短くする為の鋤体
49・49・・・が固設されている。このように注入爪
8の吐出口48の位置を、均平板15の下方位置にした
ことにより、薬液が有害ガス化して圃場表面からもれな
いようにしているのである。
ポンプ7にて吸入、吐出されたタンク25内の薬液を土
の中に注入散布する為の注入爪8・8・・・が取付部材
42・42・・・を介して複数本一定間隔に取付固定さ
れており、該注入爪8は、任意に上下移動させて固定す
ることができるように構成されている。前記注入爪8・
8・・・は、先端部が土の表面を均す均平板15の下方
に位置するように側面視湾曲形状であり、この先端部に
は、薬液の吐出口48・48・・・が設けられていると
ともに、切開抵抗を増加させて枕地を短くする為の鋤体
49・49・・・が固設されている。このように注入爪
8の吐出口48の位置を、均平板15の下方位置にした
ことにより、薬液が有害ガス化して圃場表面からもれな
いようにしているのである。
【0009】また、前記下部ツールバー5の両端部に
は、後方へ延出した左右一対の連結フレーム27・27
が固設されており、該連結フレーム27・27の前端部
には、前記消毒ポンプ7を伝動装置12を介して駆動す
るとともに、土の表面に溝をつける駆動輪13・13を
車軸60を介して支持するステー51・51が設けら
れ、該ステー51・51の後部には、前記均平板15に
て整地された土の表面を鎮圧する鎮圧輪9を支持する支
持アーム10・10の枢支部11・11が設けられてい
る。
は、後方へ延出した左右一対の連結フレーム27・27
が固設されており、該連結フレーム27・27の前端部
には、前記消毒ポンプ7を伝動装置12を介して駆動す
るとともに、土の表面に溝をつける駆動輪13・13を
車軸60を介して支持するステー51・51が設けら
れ、該ステー51・51の後部には、前記均平板15に
て整地された土の表面を鎮圧する鎮圧輪9を支持する支
持アーム10・10の枢支部11・11が設けられてい
る。
【0010】前記鎮圧輪9は、支持アーム10・10を
介して上下回動自在に構成されて、上方に鎮圧効果を増
す為のウエイトを載置することができるウエイト台34
を有しているとともに、スプリング20にて下方に押し
つけられ、ロッド21にて規制され、図3に示す如く、
前記駆動輪13・13の内側後方に位置するように設置
されている。前記スプリング20は、ロッド21に遊嵌
されており、該ロッド21は、上端が前記連結フレーム
27の側面に、下端が前記ウエイト台34の上面にそれ
ぞれ支持されている。そして、前記駆動輪13・13の
内側と鎮圧輪9の外側との間には、前後方向にはみ出し
防止板47・47が配設されており、該はみ出し防止板
47・47は、前記ウエイト台34の下部側方に取付固
定されている。
介して上下回動自在に構成されて、上方に鎮圧効果を増
す為のウエイトを載置することができるウエイト台34
を有しているとともに、スプリング20にて下方に押し
つけられ、ロッド21にて規制され、図3に示す如く、
前記駆動輪13・13の内側後方に位置するように設置
されている。前記スプリング20は、ロッド21に遊嵌
されており、該ロッド21は、上端が前記連結フレーム
27の側面に、下端が前記ウエイト台34の上面にそれ
ぞれ支持されている。そして、前記駆動輪13・13の
内側と鎮圧輪9の外側との間には、前後方向にはみ出し
防止板47・47が配設されており、該はみ出し防止板
47・47は、前記ウエイト台34の下部側方に取付固
定されている。
【0011】前記連結フレーム27・27の中間部下面
には、ステー14・14が設けられ、該ステー14・1
4の下部には、前記均平板15を支持するアーム16・
16が固設されており、該アーム16・16下端の枢支
部17・17を介して均平板15が上下回動自在に枢着
されている。該均平板15は、スプリング18にて下方
に押しつけられ、ロッド19にて規制されており、前記
スプリング18は、ロッド19に遊嵌され、該ロッド1
9は、上端が前記スティ14の側面に、下端が均平板1
5の上面にそれぞれ支持されている。
には、ステー14・14が設けられ、該ステー14・1
4の下部には、前記均平板15を支持するアーム16・
16が固設されており、該アーム16・16下端の枢支
部17・17を介して均平板15が上下回動自在に枢着
されている。該均平板15は、スプリング18にて下方
に押しつけられ、ロッド19にて規制されており、前記
スプリング18は、ロッド19に遊嵌され、該ロッド1
9は、上端が前記スティ14の側面に、下端が均平板1
5の上面にそれぞれ支持されている。
【0012】また、前記連結フレーム27・27の中間
部には、図4・図5・図6に示す如く、支持部材55・
55が固設されており、該支持部材55・55の外側端
部には、連結部材56・56を介して枢支部58・58
が連結されている。該枢支部58・58には、支持アー
ム59・59を介して作業開始工程や往復工程での未処
理地側の圃場に外側にのみ「レ」の字状に土寄せをして
溝付けを行う為の溝付け器50・50が任意の溝深さを
得ることができるように上下移動させて固定部材54・
54にて固定可能に支持されている。
部には、図4・図5・図6に示す如く、支持部材55・
55が固設されており、該支持部材55・55の外側端
部には、連結部材56・56を介して枢支部58・58
が連結されている。該枢支部58・58には、支持アー
ム59・59を介して作業開始工程や往復工程での未処
理地側の圃場に外側にのみ「レ」の字状に土寄せをして
溝付けを行う為の溝付け器50・50が任意の溝深さを
得ることができるように上下移動させて固定部材54・
54にて固定可能に支持されている。
【0013】前記溝付け器50・50は、駆動輪13・
13とロール状に巻回されたマルチフィルム22との間
に配設され、枢支部58・58の連結部材56・56を
支点として上方に回動可能に構成され、図6に示す如
く、前記支持部材55・55と枢支部58・58との間
に張設されているスプリング53・53の引っ張る力の
働きにより、支点越えで上方や下方に引っ張られて上部
や下部の任意の位置で固定可能に構成されており、ワン
タッチで溝付け器50・50を駆動輪13・13の後側
側面上方に収納固定することができるのである。
13とロール状に巻回されたマルチフィルム22との間
に配設され、枢支部58・58の連結部材56・56を
支点として上方に回動可能に構成され、図6に示す如
く、前記支持部材55・55と枢支部58・58との間
に張設されているスプリング53・53の引っ張る力の
働きにより、支点越えで上方や下方に引っ張られて上部
や下部の任意の位置で固定可能に構成されており、ワン
タッチで溝付け器50・50を駆動輪13・13の後側
側面上方に収納固定することができるのである。
【0014】前記連結フレーム27・27の後端部に
は、ロール状に巻回されたマルチフィルム22と該マル
チフィルム22を前記駆動輪13・13が踏圧し、溝付
け器50・50が土寄せして作った溝の所で押さえつけ
て被覆する為の踏圧輪24・24が配設されている。前
記マルチフィルム22は、前記連結フレーム27・27
に設けられている支持部材43・43に上下移動自在で
固定可能に支持されているホルダー23・23に保持さ
れており、前記踏圧輪24・24は、前記連結フレーム
27・27に設けられている支持部材44・44を介し
て上下移動自在及び前後調節自在で固定可能に支持され
ている。
は、ロール状に巻回されたマルチフィルム22と該マル
チフィルム22を前記駆動輪13・13が踏圧し、溝付
け器50・50が土寄せして作った溝の所で押さえつけ
て被覆する為の踏圧輪24・24が配設されている。前
記マルチフィルム22は、前記連結フレーム27・27
に設けられている支持部材43・43に上下移動自在で
固定可能に支持されているホルダー23・23に保持さ
れており、前記踏圧輪24・24は、前記連結フレーム
27・27に設けられている支持部材44・44を介し
て上下移動自在及び前後調節自在で固定可能に支持され
ている。
【0015】前記連結フレーム27・27の内側上方に
は、タンク25・25を載置するタンク台26・26が
配設されており、前記上部ツールバー4には、タンク2
5・25から薬液を吸込み、圧力を加えて注入爪8・8
・・・に送る消毒ポンプ7・7・・・が取付固定されて
いる。前記縦フレーム28には、後方へパイプ29が突
設されており、該パイプ29内には、駆動軸が設けら
れ、該駆動軸には、ユニバーサルジョイント30を介し
てトラクター1からの駆動力が伝達され、該駆動力によ
り、後上方へ突設されている伝動軸45を介して土を上
へ搬送する搬送コンベア31が駆動されるように構成さ
れている。
は、タンク25・25を載置するタンク台26・26が
配設されており、前記上部ツールバー4には、タンク2
5・25から薬液を吸込み、圧力を加えて注入爪8・8
・・・に送る消毒ポンプ7・7・・・が取付固定されて
いる。前記縦フレーム28には、後方へパイプ29が突
設されており、該パイプ29内には、駆動軸が設けら
れ、該駆動軸には、ユニバーサルジョイント30を介し
てトラクター1からの駆動力が伝達され、該駆動力によ
り、後上方へ突設されている伝動軸45を介して土を上
へ搬送する搬送コンベア31が駆動されるように構成さ
れている。
【0016】そして、前記搬送コンベア31にて搬送し
た土は、前記踏圧輪24・24の後下方の二方向へ傾斜
した状態に支持フレーム52を介して支持され、下端が
踏圧輪24・24より後方位置となるように延設されて
いるシューター32・32に案内されて、前記駆動輪1
3・13及び溝付け器50・50にて作られた溝に被覆
されたマルチフィルム22上で踏圧輪24・24が押さ
えつけた所へ落下されるのである。
た土は、前記踏圧輪24・24の後下方の二方向へ傾斜
した状態に支持フレーム52を介して支持され、下端が
踏圧輪24・24より後方位置となるように延設されて
いるシューター32・32に案内されて、前記駆動輪1
3・13及び溝付け器50・50にて作られた溝に被覆
されたマルチフィルム22上で踏圧輪24・24が押さ
えつけた所へ落下されるのである。
【0017】また、前記搬送コンベア31の下部両側に
は、搬送コンベア31下端が圃場に接することによって
できる溝を消す為の溝消しガイド33・33が配設され
ており、該溝消しガイド33・33は、搬送コンベア3
1の両側に付設されている支持部材46・46を介して
上下移動自在で固定可能に支持されている。前記搬送コ
ンベア31は、機体中央の前後方向で下端部が前記均平
板15の前方に位置し、後上方へ傾斜した状態で配設さ
れており、該上端部に前記伝動軸45の後端が接続され
ている。また、前記駆動輪13・13の車軸60は、搬
送コンベア31の前方に配置されており、前記均平板1
5は、搬送コンベア31と鎮圧輪9との間に配設されて
いる。
は、搬送コンベア31下端が圃場に接することによって
できる溝を消す為の溝消しガイド33・33が配設され
ており、該溝消しガイド33・33は、搬送コンベア3
1の両側に付設されている支持部材46・46を介して
上下移動自在で固定可能に支持されている。前記搬送コ
ンベア31は、機体中央の前後方向で下端部が前記均平
板15の前方に位置し、後上方へ傾斜した状態で配設さ
れており、該上端部に前記伝動軸45の後端が接続され
ている。また、前記駆動輪13・13の車軸60は、搬
送コンベア31の前方に配置されており、前記均平板1
5は、搬送コンベア31と鎮圧輪9との間に配設されて
いる。
【0018】以上のような構成において、圃場の防除作
業を行う為にトラクター1を圃場内で走行させて土壌消
毒装置3を牽引すると、先ず、初回の作業開始の往路工
程では、左右の溝付け器50・50を下方に下げてお
き、駆動輪13・13が回転して圃場を踏圧し、前記溝
付け器50・50にて外側のみに土寄せを行い圃場に溝
をつけると同時に、伝動装置12を介して消毒ポンプ7
が駆動され、タンク25・25内の薬液を吸込んで圧力
をかけて注入爪8・8・・・から土の中へ吐出するとと
もに、サブソイラ6・6によりトラクター1の後輪40
・40にて踏み固めた土を破壊して膨軟にするのであ
る。
業を行う為にトラクター1を圃場内で走行させて土壌消
毒装置3を牽引すると、先ず、初回の作業開始の往路工
程では、左右の溝付け器50・50を下方に下げてお
き、駆動輪13・13が回転して圃場を踏圧し、前記溝
付け器50・50にて外側のみに土寄せを行い圃場に溝
をつけると同時に、伝動装置12を介して消毒ポンプ7
が駆動され、タンク25・25内の薬液を吸込んで圧力
をかけて注入爪8・8・・・から土の中へ吐出するとと
もに、サブソイラ6・6によりトラクター1の後輪40
・40にて踏み固めた土を破壊して膨軟にするのであ
る。
【0019】そして、ユニバーサルジョィント30を介
して伝達されたトラクター1からの駆動力により、搬送
コンベア31が駆動し、土が上へ搬送されるとともに、
溝消しガイド33にて搬送コンベア31下端の所にでき
た溝を埋め、均平板15にて注入爪8・8・・・によっ
てできた切削溝を埋めて整地して均平にし、鎮圧輪9に
て薬液注入後の土を鎮圧して踏み固めるのであり、この
とき前記均平板15及び鎮圧輪9の両端から土がこぼれ
るのであるが、このこぼれた土がはみ出し防止板47・
47にて規制されることにより、駆動輪13・13及び
溝付け器50・50にて圃場につけた溝が埋まることな
く鎮圧することができるのである。以下、マルチフィル
ム22が踏圧輪24・24にて駆動輪13・13及び溝
付け器50・50にてつけた溝の所で押さえられて薬液
注入後の圃場に被覆され、その後、前記溝の所のマルチ
フィルム22上に前記搬送コンベア31にて上へ搬送さ
れた土がシューター32・32に案内されて落下される
のである。
して伝達されたトラクター1からの駆動力により、搬送
コンベア31が駆動し、土が上へ搬送されるとともに、
溝消しガイド33にて搬送コンベア31下端の所にでき
た溝を埋め、均平板15にて注入爪8・8・・・によっ
てできた切削溝を埋めて整地して均平にし、鎮圧輪9に
て薬液注入後の土を鎮圧して踏み固めるのであり、この
とき前記均平板15及び鎮圧輪9の両端から土がこぼれ
るのであるが、このこぼれた土がはみ出し防止板47・
47にて規制されることにより、駆動輪13・13及び
溝付け器50・50にて圃場につけた溝が埋まることな
く鎮圧することができるのである。以下、マルチフィル
ム22が踏圧輪24・24にて駆動輪13・13及び溝
付け器50・50にてつけた溝の所で押さえられて薬液
注入後の圃場に被覆され、その後、前記溝の所のマルチ
フィルム22上に前記搬送コンベア31にて上へ搬送さ
れた土がシューター32・32に案内されて落下される
のである。
【0020】このように駆動輪13・13及び溝付け器
50・50にて溝をつけ、注入爪8・8・・・を介して
薬液を土の中に注入散布し、均平板15にて整地し、鎮
圧輪9にて踏み固め、マルチフィルム22を被覆し、搬
送コンベア31とシュート32・32を介して土掛けを
順次繰り返して往路工程の防除作業を行った後、次の復
路工程の防除作業を行う場合には、圃場の未処理地側の
溝付け器50のみを下方に下げた状態のままで土寄せを
行い駆動輪13にてつけた溝をさらに整形し、既処理地
側の溝付け器50は駆動輪13の後方側面上方に収納固
定した状態で圃場の防除作業を行うのであり、以下の往
復路工程においても、既処理地側の溝付け器50を駆動
輪13の後方側面上方に収納固定し、未処理地側の溝付
け器50のみを下方に下げた状態で圃場の防除作業を行
うのである。
50・50にて溝をつけ、注入爪8・8・・・を介して
薬液を土の中に注入散布し、均平板15にて整地し、鎮
圧輪9にて踏み固め、マルチフィルム22を被覆し、搬
送コンベア31とシュート32・32を介して土掛けを
順次繰り返して往路工程の防除作業を行った後、次の復
路工程の防除作業を行う場合には、圃場の未処理地側の
溝付け器50のみを下方に下げた状態のままで土寄せを
行い駆動輪13にてつけた溝をさらに整形し、既処理地
側の溝付け器50は駆動輪13の後方側面上方に収納固
定した状態で圃場の防除作業を行うのであり、以下の往
復路工程においても、既処理地側の溝付け器50を駆動
輪13の後方側面上方に収納固定し、未処理地側の溝付
け器50のみを下方に下げた状態で圃場の防除作業を行
うのである。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したことにより、均平板にて薬液注入後の注入爪の切
削溝を均すときや鎮圧輪にて薬液注入後の圃場上面を鎮
圧するときにはみ出した土をはみ出し防止板にて規制す
ることができるので、駆動輪にて圃場につけた溝を崩す
ことなく作業を行うことができ、確実にマルチフィルム
を駆動輪にてつけた溝に踏圧輪にて押さえつけて被覆
し、その上に土掛けを行うことができるのである。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したことにより、均平板にて薬液注入後の注入爪の切
削溝を均すときや鎮圧輪にて薬液注入後の圃場上面を鎮
圧するときにはみ出した土をはみ出し防止板にて規制す
ることができるので、駆動輪にて圃場につけた溝を崩す
ことなく作業を行うことができ、確実にマルチフィルム
を駆動輪にてつけた溝に踏圧輪にて押さえつけて被覆
し、その上に土掛けを行うことができるのである。
【0022】また、請求項2の如く構成したことによ
り、従来のように均平板が駆動輪の車軸に阻害されるこ
とがないので、均平板の長さを十分にとることができる
とともに、作動範囲を広くすることができ、軟弱地等で
駆動輪が沈んだ場合で作業不能に陥ることがなくなり、
確実に薬液注入後の注入爪の切削溝を均すことができる
のである。
り、従来のように均平板が駆動輪の車軸に阻害されるこ
とがないので、均平板の長さを十分にとることができる
とともに、作動範囲を広くすることができ、軟弱地等で
駆動輪が沈んだ場合で作業不能に陥ることがなくなり、
確実に薬液注入後の注入爪の切削溝を均すことができる
のである。
【0023】また、請求項3の如く構成したことによ
り、圃場の未処理地側の駆動輪にてつけた溝を溝付け器
にてさらに整形することができるので、確実にマルチフ
ィルムを前記溝に踏圧輪にて押さえつけて被覆し、その
上に土掛けを行うことができるのであり、また、前記土
掛けにより確実にマルチフィルムを被覆することができ
るので、風や雨等の外圧にてマルチフィルムが剥がれて
しまうのを防止することができるとともに、有害ガス化
した薬液のもれを防止することができるのである。
り、圃場の未処理地側の駆動輪にてつけた溝を溝付け器
にてさらに整形することができるので、確実にマルチフ
ィルムを前記溝に踏圧輪にて押さえつけて被覆し、その
上に土掛けを行うことができるのであり、また、前記土
掛けにより確実にマルチフィルムを被覆することができ
るので、風や雨等の外圧にてマルチフィルムが剥がれて
しまうのを防止することができるとともに、有害ガス化
した薬液のもれを防止することができるのである。
【図1】本発明の土壌消毒装置の全体側面図である。
【図2】同じく全体平面図である。
【図3】駆動輪13・13と鎮圧輪9の間にはみ出し防
止板47・47を設置した状態を示す後面図である。
止板47・47を設置した状態を示す後面図である。
【図4】溝付け器50の部分を示す側面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】同じく後面図である。
1 トラクター 3 土壌消毒装置 7 消毒ポンプ 8 注入爪 9 鎮圧輪 13 駆動輪 15 均平板 22 マルチフィルム 24 踏圧輪 31 搬送コンベア 32 シューター 33 溝消しガイド 47 はみ出し防止板 48 吐出口 49 鋤体 50 溝付け器 60 車軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01M 17/00 A01G 13/00 303
Claims (3)
- 【請求項1】 移動農機に牽引され、左右の駆動輪にて
消毒ポンプを駆動し、圃場の土の中へ薬液を注入爪から
吐出しながら均平板にて整地し、鎮圧輪にて前記土の表
面を鎮圧し、前記駆動輪の走行した溝と土の表面をマル
チフィルムロールから繰り出したマルチフィルムにて被
覆し、搬送コンベア及びシューターからの土にて前記マ
ルチフィルムの両端を被覆する土壌消毒機の構成におい
て、駆動輪の内側で鎮圧輪の外側にはみ出し防止板を設
置したことを特徴とする土壌消毒装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の土壌消毒装置において、
搬送コンベアの前方に駆動輪の車軸を配置したことを特
徴とする土壌消毒装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の土壌消毒装置において、
マルチフィルムロールの前方で駆動輪の後方に溝付け器
を配設し、該溝付け器にて外側のみ「レ」の字状に土寄
せすべく構成したことを特徴とする土壌消毒機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17562793A JP2919232B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 土壌消毒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17562793A JP2919232B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 土壌消毒装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731352A JPH0731352A (ja) | 1995-02-03 |
| JP2919232B2 true JP2919232B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=15999395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17562793A Expired - Fee Related JP2919232B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 土壌消毒装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2919232B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5320235B2 (ja) * | 2009-09-24 | 2013-10-23 | アグリテクノ矢崎株式会社 | 土壌消毒機 |
| JP6085790B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2017-03-01 | アグリテクノ矢崎株式会社 | 作業機 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17562793A patent/JP2919232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0731352A (ja) | 1995-02-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990406 |
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