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JP2920528B2 - パチンコ機 - Google Patents
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JP2920528B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2920528B2
JP2920528B2 JP10183929A JP18392998A JP2920528B2 JP 2920528 B2 JP2920528 B2 JP 2920528B2 JP 10183929 A JP10183929 A JP 10183929A JP 18392998 A JP18392998 A JP 18392998A JP 2920528 B2 JP2920528 B2 JP 2920528B2
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健吉 中島
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は始動入賞口の入賞に応じ
て遊技者に有利な権利を発生させるパチンコ機の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技性はおもに遊技盤に設
けられた障害釘の調整に依存し、障害釘の微細な調整に
より遊技盤に打ち出されたパチンコ球の流れを微妙に変
化させ、入賞に対する期待感を遊技者に抱かせる。パチ
ンコ機には所定条件が満足されたときに発射球の入賞確
率が一定時間だけ拡大するものがある。この種のパチン
コ機の従来例を図22および図29について以下に説明す
る。1は可変表示装置で、可変表示装置1はLEDまた
はLCDからなる3桁の表示素子2から構成されてい
る。この可変表示装置1はパチンコ機3の遊技盤4面に
設けられ、予め定められた複数種の識別情報を表示素子
2によって表示するものである。
【0003】表示素子2によって表示される識別情報は
数字、文字および図柄情報などであり、遊技盤4面に設
けられた始動入賞口5へのパチンコ球の入賞に基いて可
変表示装置1は起動され、同時に始動入賞口5に入賞し
たパチンコ球に対する通常の入賞処理として賞品球が払
出される。そして可変表示装置1は上記起動によって識
別情報を各桁の表示素子2毎に予め定められた変動表示
時間だけ変動表示させる。この変動表示時間が経過する
と、可変表示装置1は識別情報の変動表示を停止させ、
これとほぼ同時に上記複数種の識別情報のうちいずれか
を予め定められた停止時間だけ停止表示する。
【0004】上述した変動表示時間および停止時間はほ
ぼ一定で、一般に最初に停止表示される表示素子2の変
動表示時間は5sec ないし6sec 程度に定められてい
る。このように可変表示装置1が表示素子2に停止表示
した識別情報を以下、停止識別情報という。また可変表
示装置1が停止表示している識別情報を変動表示させ、
つぎの停止表示に移行するまでをゲームということにす
る。なお停止識別情報の表示に係る説明は後述する。
【0005】6は可変入賞球装置で、可変入賞球装置6
は可変表示装置1の下方に配置されている。可変入賞球
装置6は大入賞口7を備え、停止識別情報が特定のもの
であった場合に、この大入賞口7を所定時間継続的に開
放する。そして大入賞口7に入賞したすべてのパチンコ
球に対して入賞処理が施される。このため停止識別情報
が特定のものであった場合、すなわち可変入賞球装置6
が大入賞口7を開放しているとき、入賞確率が一定時間
拡大されるため、遊技者に有利な権利を所定時間発生さ
せることになる。なお上述した遊技者に有利な権利を発
生させるための特定の停止識別情報を以下、特定識別情
報といい、そうでない停止識別情報を以下、非特定識別
情報という。
【0006】図30に示した8は識別情報決定回路、9は
判定回路である。識別情報決定回路8は始動入賞口5へ
のパチンコ球の入賞により、予め定められた手順に基い
て上述した複数種の識別情報の中からいずれかを決定
し、決定した識別情報を停止識別情報とする。識別情報
決定回路8には無限カウンタまたは乱数表が備えてあ
り、始動入賞口5の入賞タイミングに基いて上記無限カ
ウンタまたは乱数表によって、後述する各桁の図柄停止
時間に係る数値データ(以下、単に停止数値データとい
う)を決定し、決定した停止数値データ取り込んでい
る。
【0007】図柄停止時間とは、可変表示装置1が変動
表示している識別情報を停止表示に移行するためのタイ
ミングを図るための時間である。識別情報決定回路8が
取り込んだ各桁の停止数値データは、各桁の図柄停止時
間にそれぞれ対応しており、その図柄停止時間の経過に
より各桁の識別情報が停止表示され、その停止識別情報
の組み合わせによって、特定識別情報が決定される。
【0008】判定回路9はCPUを主構成とし、識別情
報決定回路8に決定された停止識別情報が特定識別情報
であるか否かを判定するもので、識別情報決定回路8に
接続されている。一般に全ての桁の停止識別情報が同じ
場合を特定識別情報に定めている。そして停止識別情報
が特定識別情報であった場合、判定回路9は可変入賞球
装置6を制御することによって、閉鎖している大入賞口
7を継続的に開放させる。判定回路9は可変入賞球装置
6の制御のほか、パチンコ球を遊技盤4に打出す打球装
置10など、パチンコ機3の各構成部材を制御している。
【0009】11は始動球数表示器で、始動球数表示器11
は始動入賞口5に入賞したパチンコ球(以下、始動入賞
球という)数を表示するものである。始動球数表示器11
はLCDまたはLEDなどの素子からなり、単体からな
る素子を表示球数データに対応させて設けたり、7seg
形状に設けている。始動球数表示器11は判定回路9に接
続され、判定回路9および始動球数表示器11間には図示
を省略したドライバが介装されている。
【0010】一般に始動球数表示器11は可変表示装置1
を起動、いいかえれば停止表示状態から変動表示状態に
移行させゲームを最初に開始させた始動入賞球数を表示
しない。さらに詳しくいえば始動球数表示器11はゲーム
中、すなわち可変表示装置1が識別情報を変動表示させ
てから、停止表示するまでの始動入賞球数データを1ゲ
ーム毎に点灯表示するものである。そして可変表示装置
1が変動表示中の識別情報を停止表示し、その停止した
識別情報が特定識別情報であるか非特定識別情報である
かを判定し、その判定に基く遊技処理の実行が終了した
時点で、始動球数表示器11によって始動入賞球数データ
を点灯表示している場合、始動球数表示器11は始動入賞
球数データを1球分減じる。
【0011】これにより現ゲームが終了すると同時に、
つぎのゲームに移行する。1ゲーム当りに要する時間は
変動表示時間および停止時間の和に依存し、ほぼ一定
(5sec ないし7sec 程度)である。以下、1ゲーム当
りに要する時間を単に、ゲーム時間ということにし、ゲ
ーム時間は判定回路9または判定回路9とは別個に設け
た計測手段(図示省略)によって計測される。
【0012】12は始動検知スイッチで、始動検知スイッ
チ12は始動入賞球を検知するためのものである。始動検
知スイッチ12は判定回路9に接続されているので、判定
回路9は始動入賞球をカウントすることができ、上記ド
ライバを介して始動球数表示器11を駆動することができ
る。
【0013】ところで始動球数表示器11によって表示さ
れる始動入賞球数データの最大値は、従来から一般的に
4球に定められており、ゲーム中に5球目以降の始動入
賞球に対する表示は行われず、通常の入賞処理のみが施
される。また一般に、始動入賞球に対する賞品球数は一
般の入賞口に入賞したパチンコ球に対する賞品球数より
少なく定められている。
【0014】他方、識別情報決定回路8は、ゲーム中に
始動入賞球が5球以上あった場合、4球目までの各始動
入賞球についてはゲーム開始に係る権利を保持する。そ
して権利が保持されている各始動入賞球に対応した停止
数値データを識別情報決定回路8によって決定し、5球
目以降の始動入賞球に対応する停止数値データの決定は
行わない。
【0015】すなわち識別情報決定回路8は5球目以降
の始動入賞球をゲームの始動について無視することにな
るため、この始動入賞球に対しては通常の入賞処理のみ
が施されることになる。このようなゲーム中の5球目以
降の始動入賞球が、ゲームの始動について有効(以下、
単に有効という)になるためには、現ゲームが終了した
のちに始動入賞口5に入賞するか、または現ゲームの終
了と同時に始動入賞口5に入賞があればよい。
【0016】ところで上述した機種におけるパチンコ機
3のゲーム時間は上述したようにほぼ一定に定められて
いるので、ゲームの終了および始動入賞口5の入賞に係
るタイミングは偶然に支配され、このタイミングを遊技
者の意向通りに図ることはできない。そこで、遊技者の
操作によって変動表示時間を短縮させるためのストップ
スイッチを設けたパチンコ機3が提案されたが、このス
トップスイッチの操作における熟練遊技者は、特定識別
情報の発生頻度を訓練によって一般遊技者よりも飛躍的
に高めることが可能になる。
【0017】このような遊技技術を修得した熟練遊技者
は、同技術を修得していない一般遊技者との技術格差に
起因して、単位遊技時間当りの特定識別情報の発生回数
が増大することになる。これにより一般遊技者および熟
練遊技者が獲得する賞品球数にきわめて大きな差異を生
じるために、一般遊技者および熟練遊技者間に不公平が
生じるのみでなく、遊技店にあっては不利益を被ること
から、ストップスイッチを設けない機種が主流を占める
ようになった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このような機種のパチ
ンコ機3では、始動入賞球数がゲーム中に4球を越えた
場合、5球目以降の始動入賞球は無効になる。もちろん
5球目以降の始動入賞球を遊技者の意志によって有効に
することは不可能であり、またゲーム所要時間を短縮さ
せて現ゲームの終了を早期化することにより、つぎの始
動入賞球によるゲーム始動の可能性を増大させることも
できない。さらにまた上述したように始動入賞球に対す
る賞品球数は、一般の入賞口に入賞したパチンコ球に対
する賞品球数より少なく定められていることから、図示
を省略した障害釘がパチンコ球を始動入賞口5に誘導し
易く調整されている。このため賞球数がゲーム中に始動
入賞球数が4球を越えることは頻繁に発生し易く、5球
目以降の始動入賞球は上記有利な権利を発生させる可能
性が皆無になることから、遊技者は5球目以降の始動入
賞球を無駄であるとの感覚を抱かせ、遊技意欲の減退を
招く。
【0019】これに対してパチンコ機3によっては上記
障害釘が、パチンコ球を始動入賞口5に入賞しにくく調
整されており、ゲームを始動させる可能性が上記障害釘
の調整が良好である場合と比較して少ないことがある。
このような場合にはゲーム中である時間よりゲームでは
ない時間の方が長くなるため、可変表示装置1が識別情
報を変動表示から停止表示に移行する際の期待感を遊技
者に抱かせることがきわめて少なくなる。したがって上
記有利な権利に対する期待感が減少するため遊技意欲は
減退する。
【0020】そこで本発明はゲーム中である時間とゲー
ム中でない時間との割合を始動入賞口5の入賞可能性に
応じて変位させるパチンコ機3の提供を目的としてい
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するための手段として、本発明のパチンコ機は、始動口
5へのパチンコ球の検出に基いて所定の変動表示時間だ
け複数種の識別情報を変動表示させ該変動表示の停止に
基いていずれかの識別情報を所定の停止表示時間だけ停
止表示する可変表示装置1と、該可変表示装置1に停止
表示される停止識別情報が予め定められた特定識別情報
である場合に遊技者に有利な遊技状態にするパチンコ機
におい、前記可変表示装置1の変動表示中に、前記始動
口5への検出をされたパチンコ球の数に応じて、前記変
動表示時間は、前記検出数の増加に応じて短縮され、該
検出数の減少に応じて伸長されるようにしたことを特徴
とする。
【0022】このような構成としたことにより、可変表
示装置1の変動表示中に、始動口5への入賞を検出され
たパチンコ球の数(すなわち始動入賞球の数)に応じ
て、前記変動表示時間は、前記検出数の増加に応じて短
縮され、該検出数の減少に応じて伸長して、可変表示装
置1の次回起動までに要する時間を変化させる。
【0023】
【本発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を図
面に基いて詳細に説明する。なお図22、および図29と同
部材には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。図
1は本発明に係るパチンコ機3の要部構成を表わしてお
り、これらは図2および図3に示した表示枠体13に収容
されている。本実施例では可変表示装置1および可変入
賞球装置6が表示枠体13によって一体に設けられ、可変
入賞球装置6は表示素子2の下方に位置している。そし
てパチンコ機3の各部を構成する部材は、判定回路9に
備えられたCPU(図示省略)によって制御される。
【0024】本実施例にあっては判定回路9は始動検知
スイッチ12とともに始動球数算出回路14を構成し、判定
回路9には可変表示装置1、可変入賞球装置6、打球装
置10、始動球数表示器11、メモリ15、装飾装置16および
クロック回路(識別情報決定回路8)17が接続されてい
る。また打球装置10、始動球数表示器11および装飾装置
16を駆動するドライバの図示は省略されている。また表
示素子2および始動球数表示器11はLED素子によって
構成され、表示素子2の直下に始動球数表示器11を位置
する。装飾装置16は図示を省略したランプ、LEDおよ
びスピーカなどからなり、大役、エラーなどを光、音声
によって表示するものである。
【0025】各桁表示素子2は判定回路9によって制御
されるが、各桁表示素子2と判定回路9との間には、ド
ライバが介装されている。また判定回路9は始動入賞口
5の入賞に基いて複数種の識別情報を予め定められた変
動表示時間だけ各桁表示素子2に変動表示する。そして
変動表示時間経過後、判定回路9は停止時間だけ停止識
別情報を各桁表示素子2に停止表示する(後述)。
【0026】可変入賞球装置6は大入賞口7を開閉する
一対の開閉羽根18,18と、開閉羽根18,18の開閉制御を
するモータ19と、モータ19を駆動する開閉羽根ドライバ
20とを主構成する(図1参照)。一対の開閉羽根18,18
はそれぞれ2片からなり、互いにピン21によって回動自
在に連結されている。大入賞口7の両側には長孔22,22
が穿設してあり、長手方向を上下に配置している。各長
孔22,22の下端部には開閉羽根18,18の一端をピン21に
よって回動自在に取付け、各長孔22,22の上端部には開
閉羽根18,18の他端を一対のリンク機構23,23の一部を
介して、長孔22,22内に移動自在に設けている。
【0027】これにより、開閉羽根18,18の他端が長孔
22,22の上端部にあるときには、図3に示すように大入
賞口7は開閉羽根18,18によって閉鎖される。他方、開
閉羽根18,18の他端が長孔22,22の下端部にあるときに
は、図4に示すように大入賞口7は開閉羽根18,18によ
って開放される。
【0028】大入賞口7の内部は破線で示す底板24を、
前側が後側より上位になるように傾斜させて設け、この
傾斜の最低部位には継続入賞口25と、通常入賞口26,26
とを設けている。この通常入賞口26,26は継続入賞口25
の両側に配置されている。継続入賞口25には大役処理を
継続させるための継続スイッチ27が設けてあり、大入賞
口7には大入賞口7に入賞した全てのパチンコ球をカウ
ントするための10カウントスイッチ28が設けられてい
る(図1参照)。両スイッチ27,28はパチンコ球の近接
によって大入賞口7への入賞球を検知する近接スイッチ
からなるものである。これらのスイッチ27,28の検知信
号は開閉羽根ドライバ20に入力される。なお図3および
図4においては継続スイッチ27と10カウントスイッチ
28との図示は省略されている。
【0029】開閉羽根ドライバ20はカウンタ機能を有
し、10カウントスイッチ28からの入力信号に基いて、
大入賞口7への入賞球数データをカウントする。そして
10カウントスイッチ28が検知した入賞球数データが所
定数(本実施例においては10球)に達したとき、開閉
羽根ドライバ20はモータ19に開閉羽根18を閉鎖させるた
めの信号を発生させる。また開閉羽根ドライバ20は、1
0カウントスイッチ28が10球の入賞球をカウントしな
い場合には、大入賞口7を開放してからおよそ20sec
経過するまで、大入賞口7の開放を継続させる。この1
0カウントスイッチ28によってカウントされた大入賞口
7への入賞球数データは、開閉羽根ドライバ20に接続さ
れたメモリ29に一時的に格納される。なお上述した大入
賞口7の開放時間を以下、大役時間という。
【0030】このような大役処理中、開閉羽根ドライバ
20が継続スイッチ27によって入賞球を検知した場合、継
続モードがセットされる。そして開閉羽根ドライバ20は
大役処理開始から大役時間経過後または10球入賞後、
モータ19を駆動して開閉羽根18を一端閉鎖させてから、
入賞球数データにかかわらず大役、処理はふたたび1回
のみ継続(再開)されると同時に、すでにセット済の上
記継続モードが解除される。上記継続モードは、継続ス
イッチ27が入賞球を検知しないときにはセットされず、
また大役処理が予め定められた回数まで継続したときに
おいてもふたたびセットされることはない。本実施例に
おいて、上記継続モードがセットされる回数の最高値は
9回に定められている。
【0031】図2ないし図4に示した30は継続回数表示
器で、継続回数表示器30は継続入賞口25の開口部周縁に
設けてられている。継続回数表示器30は大入賞口7の開
放回数をLEDの点灯によって表示するものである。31
は8の字形状の7seg LED素子からなる入賞球数表示
器31で、入賞球数表示器31は大役処理時における大入賞
口7への入賞球数データを、10カウントスイッチ28の
入賞球検知に基いて点灯表示する。なお継続回数表示器
30および入賞球数表示器31は図1における図示は省略さ
れ、両表示器30,31のドライバは図示されていない。
【0032】識別情報決定回路8は複数種の識別情報を
変動表示させるための図柄信号と、停止識別情報を停止
表示させるための図柄信号とを発生させるためのもので
ある。識別情報決定回路8はクロック回路17、図柄発生
回路32、無限カウンタ33およびメモリ34から構成されて
いる。図柄発生回路32の入力側には始動検知スイッチ1
2、表示タイマ回路35およびメモリ34が接続されてお
り、出力側には判定回路9が接続されている。
【0033】図柄発生回路32は識別情報の図柄を表わす
図柄信号を発生させ、発生させた図柄信号を判定回路9
に入力する。本発明にあっては、図柄発生回路32は始動
入賞口5への入賞に基いた変動表示時間中に、1つの識
別情報(図柄)を24msecづつ順次表示するように定め
られ、24msec毎に図柄信号を発生させている。無限カ
ウンタ33は各桁の表示素子2に対応して設けられてお
り、左側表示素子2および右側表示素子2用の無限カウ
ンタ33は「0」ないし「19」までをカウントし、中側
表示素子2用の無限カウンタ33は「0」ないし「20」
までをカウントする。すなわち前者は合計20種類の図
柄数に対応した数の停止数値データを発生させ、後者は
合計21種類の停止数値データを発生させることにな
る。
【0034】クロック回路17は判定回路9および各無限
カウンタ33はじめとするパチンコ機3の各回路の基本ク
ロックを発生させる。クロック回路17が発生させるクロ
ック信号の周期はおよそ4msecである。判定回路9はク
ロック回路17のクロック信号に基いて、メモリ15に格納
されたパチンコ機3の制御プログラムを実行するのであ
る。なおメモリ15には制御プログラムを格納するエリア
(ROM)と、上記グラム実行時に一時的に使用するエ
リア(RAM)とが備えられている。
【0035】上述した制御プログラムは、スタートから
エンドまでの1サイクル実行に要する処理時間TP が、
4msecを越えないように構成され(TP <4msec)、い
いかえれば判定回路9の上記CPUはおよそ4msec毎に
リセットされることになる。そして無限カウンタ33は、
パチンコ機3の制御プログラムの一連の処理が終了し
て、4msec毎のリセット信号が入力されるのを待機して
いる時間を利用して、カウントまたは停止数値データを
発生(更新)させる。
【0036】さらに詳しく説明すれば、無限カウンタ33
はパチンコ機3の制御プログラムの処理が1サイクル終
了し、4msec周期のリセット信号の入力待機時間を利用
して、停止数値データを更新してゆき「0」ないし「1
9」の範囲または「0」ないし「20」の範囲での停止
数値データを各桁表示部材2毎に発生させている。各桁
表示部材2の停止数値データの組み合わせNは、 N=20×21×20=8400 8400通りになる。
【0037】なお本実施例においてこの組み合わせNの
うち、特定識別情報としての組み合わせは30通りに定
められているので、特定識別情報の組み合わせが発生す
る確率は、1/280に設定されることになる。このよ
うにして得られた停止数値データは、無限カウンタ33か
ら一旦メモリ34に格納される。
【0038】表示タイマ回路35は識別情報決定回路8に
よって任意の停止数値データを決定するタイミングを図
るとともに、識別情報の変動表示状態から停止表示状態
に移行するタイミングを図るためのものである。表示タ
イマ回路35は自動停止タイマ36および図柄停止タイマ37
からなり、自動停止タイマ36および図柄停止タイマ37の
動作は互いに同期している。自動停止タイマ36は1系統
で、始動検知スイッチ12が始動入賞口5の入賞を検知し
たとき、予め設定された自動停止時間の計測をスタート
させる。この自動停止時間は一定で、本実施例では自動
停止時間として5sec がセットされている。
【0039】自動停止タイマ36がスタートすると、判定
回路9および上記ドライバは表示素子2を駆動すること
によって、識別情報を可変表示装置1に明るく変動表示
させる。いいかえれば図柄発生回路32は24msec毎に図
柄信号を発生させることにより、可変表示装置1に識別
情報を24msec毎に順次更新表示させる。そして自動停
止タイマ36がタイムアップした時点で、識別情報決定回
路8が決定した図柄停止時間、いいかえれば無限カウン
タ33から取り込んだ停止数値データを図柄停止時間とす
る。
【0040】これに対して図柄停止タイマ37は左、中お
よび右側の各桁表示素子2に対応して3系統設けられて
いる。各桁の図柄停止時間はゲーム中に始動入賞口5に
入賞したパチンコ球数、いいかえれば始動球数表示器11
に表示された始動球数に応じて短縮または伸長される。
このため図柄停止タイマ37の図柄停止時間は不定にな
る。なお図柄発生回路32は通常時、すなわち始動入賞口
5にパチンコ球が入賞していない場合、停止識別情報を
図柄信号として発生保持することにより表示素子2を明
るく停止表示させる。
【0041】図柄停止タイマ37には図示を省略したメモ
リが設けられ、このメモリには3桁の表示素子2毎にタ
イムテーブルが3種類づつ、合計で9種類のタイムテー
ブルが格納されている。本実施例において、左図柄停止
タイマ37は表1ないし表3のタイムテーブルに、中図柄
停止タイマ37は表4ないし表6のタイムテーブルに、そ
して右図柄停止タイマ37は表7ないし表9のタイムテー
ブルにそれぞれ対応している(Nmn;停止数値データ、Tm
n;変動表示時間/ms )。
【0042】 N11 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T11 5200 5224 5248 5272 5296 5320 5344 5368 5392 5416 N11 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T11 5440 5464 5488 5512 5536 5560 5584 5608 5632 5656 (表1) N12 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T12 2700 2724 2748 2772 2796 2820 2844 2868 2892 2916 N12 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T12 2940 2964 2988 3012 3036 3060 3084 3108 3132 3156 (表2) N13 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T13 100 124 148 172 196 220 244 268 292 316 N13 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T13 340 364 388 412 436 460 484 508 532 556 (表3) N21 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T21 2000 2024 2048 2072 2096 2120 2144 2168 2192 2216 N21 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 T21 2240 2264 2288 2312 2336 2360 2384 2408 2432 2456 2480 (表4) N22 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T22 1000 1024 1048 1072 1096 1120 1144 1168 1192 1216 N22 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 T22 1240 1264 1288 1312 1336 1360 1384 1408 1432 1456 1480 (表5) N23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T23 400 424 448 472 496 520 544 568 592 616 N23 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 T23 640 664 688 712 736 760 784 808 832 856 880 (表6) N31 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T31 1000 1024 1048 1072 1096 1120 1144 1168 1192 1216 N31 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T31 1240 1264 1288 1312 1336 1360 1384 1408 1432 1456 (表7) N32 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T32 400 424 448 472 496 520 544 568 592 616 N32 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T32 640 664 688 712 736 760 784 808 832 856 (表8) N33 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T33 3000 3120 3240 3360 3480 3600 3720 3840 3960 4080 N33 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T33 4200 4320 4440 4560 4680 4800 4920 5040 5160 5280 (表9) さらに自動停止タイマ36のタイムアップ時点において、
始動球数表示器11に表示された始動球数が「0」である
場合、図柄停止時間は各桁の図柄停止タイマ37に、上記
の表1、表4および表7のタイムテーブル(タイマテー
ブル1)に基いて設定される。また自動停止タイマ36の
タイムアップ時点において、始動球数表示器11に表示さ
れた始動球数が「1球」または「2球」である場合、各
桁の図柄停止時間は表2、表5および表8のタイムテー
ブル(タイマテーブル2)に基いて各桁の図柄停止タイ
マ37に設定される。同じく自動停止タイマ36のタイムア
ップ時点において、始動球数表示器11に表示された始動
球数が「3球」または「4球」である場合、左、中およ
び右図柄停止時間は表3、表6および表8のタイムテー
ブル(タイマテーブル3)に基いて、左、中および右図
柄停止タイマ37に設定される。
【0043】さらに左停止識別情報と中停止識別情報と
が特定識別情報である場合、右図柄停止時間は表9のタ
イムテーブルに基いて右図柄停止タイマ37に設定され
る。なお上記の表1ないし表9の上段は各桁の停止数値
データを示し、下段は停止数値データに対応した図柄停
止時間 (m sec)を示している。
【0044】なお始動球数表示器11はゲーム中ではな
く、かつ始動入賞球数データの記憶が無い状態から、ゲ
ームを起動させた始動入賞球に係る表示は行わない。ま
た始動球数表示器11はゲーム終了毎に、記憶されている
始動入賞球数データから「1球分」の始動入賞球数を減
算し、同時に始動球数表示器11に点灯されているLED
素子を1球分消灯する。
【0045】本実施例において判定回路9は、図柄発生
回路32から入力されたすべての停止識別情報が同一であ
る場合、大役処理(大当り)として開放信号を発生させ
る。この場合、3桁全ての表示素子2には、停止識別情
報に対応した同一の特定識別情報が明るく停止表示され
る。他方判定回路9は、図柄発生回路32から入力された
停止識別情報が同一でない場合に、はずれと判定し、表
示素子2には非特定識別情報が明るく停止表示される。
【0046】判定回路9は停止識別情報に基いて、可変
入賞球装置6を動作させ、大入賞口7を開放するための
ものである。大入賞口7が開放された場合、パチンコ球
が大入賞口7に入賞する確率は拡大されることから遊技
者に有利な権利が発生する(以下、この権利を大役とい
うことにする)。判定回路9には複数種の判定用表示タ
イマ回路が内蔵され、これらは停止数値データの判定タ
イミングを図るものと、可変入賞球装置6を制御するた
めのものとからなる従来から使用されているものである
ため説明は省略する。
【0047】判定回路9は大役を判定した場合に該大役
処理を実行するために上記開放信号を発生させ、この開
放信号を可変表示装置1に入力する。そして大役処理が
施されているときには、この開放信号とともに大役処理
を表わす信号を発生させることにより、音響または光に
よってその旨を報知する。
【0048】また遊技盤4面には図2に示すように、パ
チンコ球を遊技盤4面誘導する誘導レ一ル38、風車39、
通常入賞口40、アウト口41、を備え、障害釘は図示を省
略している。42は可変表示手段3に設けた天入賞口で、
さらにまた遊技盤4の外側および可変表示手段3には入
賞状態を表示する入賞表示灯43が設けられ、遊技盤4の
左上方には打止ランプ44を設けている。なお図2中、上
皿、下皿および打球装置の図示は省略されている。
【0049】つぎに、上記構成に係るパチンコ機3の動
作を、図5ないし図14に基いて以下に説明する。まずパ
チンコ機3の電源(図示省略)が投入されているか否か
の判定がs1でなされ、はじめてパチンコ機3の電源が
投入された場合にはs2を実行する一方、すでに電源投
入済である場合にはs3にジャンプする。s2では各メ
モリ15,29,34のクリアなどによりパチンコ機3が初期
化され、クリアされた各メモリ15,29,34には初期値が
設定格納される。つぎにs3ではパチンコ機3の各スイ
ッチ12,27,28を含むハード系のセルフチェックが開始
される。
【0050】こののちs4でハード系エラーの発生有無
が判定され、エラーの発生が認められた場合にはs5に
おいてエラーモードがセットされる一方、そうでない場
合にはs6において始動球に係る処理が図7に基いて施
される。本実施例における始動球に係る処理は、まずs
6ー1で始動検知スイッチ12による始動球の検知有無が
判定され、始動球が検知されていない場合にはs7にジ
ャンプする。
【0051】他方図15のaに示すように、始動球が検知
されている場合にはs6ー2を実行する。s6ー2では
後述する「大役モード (図11s36参照) 」、「役終了モ
ード」、「図柄停止モード」および「図柄変動モード」
のいずれかの設定有無が判定される。そしてs6ー2で
いずれも設定されていない場合、s6ー3で始動モード
がセットされる一方、いずれかのモードが設定されてい
る場合、s6ー4を実行する。s6ー4では始動球数表
示器11の点灯数(始動球記憶数)が「4球」であるか否
かが判定され「4球」である場合にはs7にジャンプ
し、そうでない場合にはs6ー5で始動球数表示器11の
点灯数に「1」を加算すると同時に、始動球数表示器11
は「1球」分点灯される。
【0052】s7においては変動表示中における左、
中、右各桁の図柄(識別情報)の更新処理が行われる
(図10参照)。図柄発生回路32には、まずs7ー1にお
いて図柄変動モードまたは図柄停止モードがセット済で
あるか否かを判定し、セットされていない場合にはs8
にジャンプする。図柄変動モードまたは図柄停止モード
が既にセットされている場合には、s7ー2で左図柄停
止フラグがセットされているか否かが判定され、セット
すなわち左側表示素子2が識別情報を停止表示している
ときにはs7ー7にジャンプする一方、左図柄停止フラ
グがセットされていない場合にはs7ー3が実行され
る。s7ー3では左図柄更新タイマ(図示省略〜後述す
るs7ー5,s13ー4参照)がタイムアップしたか否か
が判定される。
【0053】そしてs7ー3で左図柄更新タイマがタイ
ムアップしている場合には、s7ー4において現在表示
している左図柄をつぎに表示する図柄に更新するため
に、識別情報決定回路8は判定回路9に新たな図柄信号
を入力する。他方s7ー3で左図柄更新タイマがタイム
アップしていない場合にはs7ー6において左図柄更新
タイマの減算処理がなされる。
【0054】つぎにs7ー5ではつぎのつぎに表示する
図柄に更新するために左図柄更新タイマをセットしたの
ち、s7ー7以降の処理が実行される。s7ー7ないし
s7ー11では中図柄の更新に係る処理が上記の左図柄と
同様に行われるので、説明を省略する。
【0055】つぎに図9s7ー12では右図柄停止フラグ
がセットされているか否かが判定される。右図柄停止フ
ラグがセットされている場合には図5s8にジャンプす
る一方、セットされていない場合にはs7ー13において
左図柄および中図柄が一致(同一図柄)、すなわち特定
識別情報であるか否かが判定される。ここでは左図柄お
よび中図柄が停止していて、その停止図柄(停止識別情
報)が一致している場合のみs7ー18にジャンプして、
s7ー18ないしs7ー21の処理が実行される。これに対
し、s7ー13において左図柄および中図柄が一致してい
ない場合には、s7ー14ないしs7ー17の処理が実行さ
れる。
【0056】s7ー14では後述するs7ー16またはs13
ー4のステップでセットされる第1の右図柄更新タイマ
がタイムアップしたか否かが判定される。そして第1の
右図柄更新タイマがタイムアップしている場合にはs7
ー15で現在表示している右図柄をつぎに表示する図柄に
更新するために、識別情報決定回路8は判定回路9に新
たな図柄信号を入力する。そして、つぎのつぎに表示さ
れる図柄に更新するための第1の右図柄更新タイマをs
7ー16でセットしたのちにs8にジャンプする。他方s
7ー14で第1の右図柄更新タイマがタイムアップしてい
ない場合にはs17ー7において第1の右図柄更新タイマ
の減算処理がなされる。こののちにs8にジャンプす
る。
【0057】また上記s7ー13において左図柄および中
図柄が一致している場合には、s7ー18において第2の
右図柄更新タイマ(後述のs7ー20およびs36ー12でセ
ット)がタイムアップしたか否かが判定される。s7ー
18で第2の右図柄更新タイマがタイムアップしたと判定
された場合、s7ー19で現在表示している右図柄をつぎ
に表示する図柄に更新するために、識別情報決定回路8
は判定回路9に新たな図柄信号を入力する。そしてs7
ー20でつぎのつぎに表示される図柄に更新するための第
2の右図柄更新タイマをセットしたのちにs8にジャン
プする。他方s7ー18で第2の右図柄更新タイマがタイ
ムアップしていないと判定された場合、s7ー21で右図
柄更新タイマは減算処理を施したのちs8にジャンプす
る。
【0058】本実施例において、第1の右図柄更新タイ
マに設定された計測時間は、第2の右図柄更新タイマに
設定された計測時間より短くしてあり、第2の右図柄更
新タイマによる1図柄当りの表示時間は第1の右図柄更
新タイマの5倍程度に定めている。このため左図柄と中
図柄が一致して特定識別情報を表示(大当たり)する可
能性を有するとき、右図柄は右側表示素子2に1図柄づ
つゆっくりと変動表示されることになる。
【0059】つぎにs8では可変表示装置1の識別情報
の表示に係る処理が施される。本実施例では図10に示す
処理が順次実行される。まずs8ー1では図5s6にお
ける判定結果に基いて、図柄変動モードであるか否かが
判定される。図柄変動モードは可変表示装置1が変動表
示中であるか否かに基いて行われる。そしてs8ー1で
図柄変動モードが設定されていない場合には、後述する
s9(図5参照)にジャンプする一方、そうでない場合
にはs8ー2が実行される。そしてs8ー2では後述の
s12ー3でセット済の自動停止タイマ36の減算処理が施
され、自動停止タイマ36が図15のbに示すようにタイム
アップすなわち約5sec を計測したときには(s8ー
3)、s8ー4で図柄変動モードをクリアしたのちに図
柄停止モードを設定する(s8ー5)。ついで識別情報
決定手段8はs8ー6で無限カウンタ33によって作成さ
れている停止数値データを選択決定すると、つぎにs8
ー7では始動球数表示器11の点灯数が「0球」であるか
否かが判定され、「0球」である場合にはs8ー8が実
行され、そうでない場合にはs8ー9が実行される。
【0060】s8ー8では「0球」に対応する上記の表
1、表4および表7(タイマテーブル1)が決定され、
s8ー12にジャンプする。これに対してs8ー9では始
動球数表示器11の点灯数が「1球または2球」であるか
否かが判定され、「1球または2球」である場合にはs
8ー10が実行される一方、そうでない場合にはs8ー11
が実行される。そしてs8ー10では「1球または2球」
に対応する上記の表2、表5および表8(タイマテーブ
ル2)が決定される。またs8ー11では「3球または4
球」に対応する上記の表3、表6および表8(タイマテ
ーブル3)が決定される。
【0061】そしてs8ー12では上述したs8ー8、s
8ー10およびs8ー11のいずれかで決定された表1ない
し表3と、s8ー6で選択決定された停止数値データと
に基いて、図柄停止タイマ37に左図柄停止時間をセット
し、こののちにs9が実行される。すなわち表示タイマ
回路35は図7s6ー1において、始動球数算出回路14に
よって図15のaで示された始動入賞球を検知すると同時
に、始動球数表示器11に表示された始動入賞球数を始動
球数算出回路14によって検知することができる。そして
s8ー3で自動停止タイマが「0」(タイムアップ)と
判定された時点における始動入賞球数に応じて、変動表
示時間の不確定要素としての図柄停止時間が表1ないし
表8によって決定されることになる。
【0062】図5に戻り、s9ではエラーモードのセッ
ト有無が判定され、エラーモードがセットされていると
きには図11のs42にジャンプする一方、そうでないとき
にはs10で大役モードの設定有無が判定される。s10で
大役モードが設定されていないと判定された場合、s11
でゲーム中、いいかえれば「大役モード」、「役終了モ
ード」、「図柄停止モード」および「図柄変動モード」
のいずれかが設定されているか否かの判定がなされる。
そしてs11でゲーム中であると判定された場合には図11
のs28にジャンプする一方、そうでないときにはs12で
始動モードの設定有無が判定される。
【0063】そしてs12で上述したs6ー3において始
動モードが設定されていると判定されている場合には、
s13でゲームスタート処理を施したのちに図11のs28に
ジャンプする一方、そうでない場合にはs12から図11の
s28にジャンプする。なお上記s13では本実施例におい
て、まず図柄変動モードをセットしたのち(図12s13ー
1参照)、始動モードをクリアし(図12s13ー2参
照)、自動停止タイマ36をセットするのである(図12s
13ー3参照)。そしてs13ー4において左、中、右、各
図柄の更新タイマをセットする。
【0064】s10に戻り、大役モードが設定されている
と判定された場合には図6のs14にジャンプして、可変
入賞球装置(開閉羽根ドライバ20)6は大入賞口7に入
賞したすべての入賞球数を10カウントスイッチ28によ
ってカウントする。そしてs15では、s14における入賞
球のカウント数が10球以上である場合にs16が実行さ
れる一方、そうでない場合にはs17にジャンプする。
【0065】つぎにs16で開閉羽根ドライバ20は大入賞
口7の開放出力を停止させるとともに大役時間の計測を
終了(リセットまたはクリア)させ、s17において現大
役処理が10回目であるか否かを判定する。そして現大
役処理が10回目である場合にはs20にジャンプし、そ
うでない場合にはs18で継続スイッチ27による入賞球の
検知有無が判定される。s18では継続スイッチ27が入賞
球を検知した場合にはs19で大役継続フラグがセットさ
れる一方、そうでない場合にはs20にジャンプする。
【0066】ついでs20において、s18で継続スイッチ
27によって検知された入賞球が10カウントスイッチ28
に検知されている場合にはs21が実行され、そうでない
場合にはs27にジャンプして、エラーがセットされる。
そしてs21では役出力終了すなわち大役時間 (20sec)
が経過したか否か、または大入賞口7への入賞球数デー
タが10球に達したことによりs15において出力タイマ
がクリアされたか否かが開閉羽根ドライバ20によって判
定される。
【0067】そしてs21で役出力終了であることが判定
された場合にはs23にジャンプして役終了モードがセッ
トされ、かつ大入賞口7の開放出力を停止することによ
り、開閉羽根ドライバ20は開閉羽根31を閉止し、そうで
ないと判定された場合にはs22において出力タイマの減
算処理を施し開閉羽根ドライバ20は開閉羽根31の開放を
継続したのち、図11のs28にジャンプする。
【0068】つぎにs24では現大役処理の継続回数が1
0回目(最大継続回数)であるか否かが判定され、継続
回数が10回目である場合にはs25で大役モードがクリ
アされ、そうでない場合には図11のs26が実行される。
ついでs26では10カウントスイッチによる大入賞口7
への入賞球の検知有無が判定され、入賞球が検知されて
いる場合には図11のs28にジャンプする一方、そうでな
い場合にはs27でエラーモードがセットされたのちs28
にジャンプする。
【0069】図11のs28においては、s23またはs40
(後述)においてすでに役終了モードはセット済である
否かが判定され、役終了モードがセット済であるときに
はs29を実行する一方、そうでないときにはs35にジャ
ンプする。s29では大役継続フラグのセットの有無が判
定される。そして大役継続フラグがセットされていると
判定された場合、開閉羽根ドライバ20はs30で現継続回
数に「1」を加算して大役モードをふたたびセットし、
大入賞口7の開放出力信号を発生させ、かつ出力タイマ
をセットしたのちs35の処理を行う。他方s29で大役継
続モードがセットされていないと判定された場合には、
s31で役終了モードをクリアしたのち、s32で始動球表
示器11に表示されている始動球数が「1」以上であるか
否かが判定される。
【0070】そしてs32で、始動球数が「1」以上であ
る場合には、s33において表示されている始動球数から
「1」を減算したのち、s34で始動モードをセットす
る。他方s32で、始動球表示器11に表示されている始動
球数が「1」未満である場合にはs35にジャンプする。
つぎにs35では上述したs8ー5(図10参照)におい
て、すでに図柄停止モードがセットされているかが判定
される。そしてs35で図柄停止モードがセットされてい
る場合にはs36が実行され、そうでない場合にはs42が
実行される。
【0071】s36では識別情報の停止動作に係る処理が
図13に示した各ステップに基いて施される。まずs36ー
1において判定回路9は左側表示素子2の図柄停止フラ
グがセットされているか否かを判定する。そして図柄停
止フラグがセットされていない場合には、s36ー2にお
いて上述したs8ー12(図10参照)で図柄停止タイマ35
にセット済の左図柄停止時間が計測済であるか否かを判
定する。
【0072】s36ー2で図柄停止タイマ35が図15のcに
示すように左図柄停止時間をすでに計測済の場合、判定
回路9はs36ー4において左図柄停止フラグをセットす
ると同時に、左図柄更新タイマをクリアし、その時点に
おいて左側表示素子2に表示されている識別情報を可変
表示装置1に明るく停止表示し、その識別情報が表わさ
れた信号を停止識別情報として判定回路9に入力する。
【0073】こののちs36ー5が実行される。他方s36
ー2において図柄停止タイマ35が左図柄停止時間を計測
済でない場合には、s36ー3で左図柄停止時間の計測を
継続処理したのちs42にジャンプする。
【0074】つぎにs36ー5では上述したs8ー8、s
8ー10およびs8ー11のいずれかのステップで決定され
た表4ないし表6のいずれかに基いて、上述したs8ー
6(図10参照)で選択決定された中停止数値データに対
応する中図柄停止時間を図柄停止タイマ35にセットす
る。しかるのちs42にジャンプする。またs36ー1にお
いて左側表示素子2の図柄停止フラグがセットされてい
ると判定された場合、s36ー6において判定回路9は中
側表示素子2の図柄停止フラグがセットされているか否
かを判定する。そして図柄停止フラグがセットされてい
ない場合には、s36ー7において上述したs36ー5(図
10参照)で図柄停止タイマ35にセット済の中図柄停止時
間が計測済であるか否かを判定する。
【0075】s36ー7で図柄停止タイマ35が図15のdに
示すように中図柄停止時間をすでに計測済の場合、判定
回路9はs36ー9において中図柄停止フラグをセットす
ると同時に、中図柄更新タイマをクリアし、その時点に
おいて中側表示素子2に表示されている識別情報を可変
表示装置1に明るく停止表示し、その識別情報が表わさ
れた信号を停止識別情報として判定回路9に入力する。
【0076】こののちs36ー10で判定回路9は、可変表
示装置1に明るく停止表示されている左側および中側の
停止識別情報が一致しているか否かを判定し、一致して
いる場合にはs36ー11を実行する一方、そうでない場合
にはs36ー13が実行される。他方s36ー7において図柄
停止タイマ35が中図柄停止時間を計測済でない場合に
は、s36ー8で中図柄停止時間の計測を継続処理したの
ちs42にジャンプする。
【0077】つぎにs36ー11で右側の停止識別情報を可
変表示装置1に明るく停止表示するためにタイマをセッ
トするのであるが、大役処理発生の可能性があるため、
表9に基いて右図柄停止時間を図柄停止タイマ35にセッ
トする。そしてs36ー12では上記第2の図柄更新タイマ
がセットされる。なおs36ー10では、s8ー8、s8ー
10およびs8ー11のいずれかのステップで決定された表
7および表8は両方とも使用しない。しかるのちs42に
ジャンプする。
【0078】またs36ー13では上述したs8ー8、s8
ー10およびs8ー11のいずれかのステップで決定された
表7および表8のいずれかに基いて、上述したs8ー6
(図10参照)で選択決定された右停止数値データに対応
する右図柄停止時間を図柄停止タイマ35にセットする。
しかるのちs42にジャンプする。
【0079】またs36ー6において中側表示素子2の図
柄停止フラグがセットされていると判定された場合、s
36ー14において判定回路9は右側表示素子2の図柄停止
フラグがセットされているか否かを判定する。そして図
柄停止フラグがセットされていない場合には、s36ー15
において上述したs36ー11またはs36ー13(図10参照)
で図柄停止タイマ35にセット済の右図柄停止時間が計測
済であるか否かを判定する。これに対してs36ー14で右
側表示素子2の図柄停止フラグがセットされていると判
定された場合、s37にジャンプする。
【0080】またs36ー15で図柄停止タイマ35が図15の
eに示すように、右図柄停止時間をすでに計測済の場
合、判定回路9はs36ー17において右図柄停止フラグを
セットすると同時に、第1の右図柄更新タイマまたは第
2の右図柄更新タイマをクリアされ、その時点において
右側表示素子2に表示されている識別情報を可変表示装
置1に明るく停止表示し、その識別情報が表わされた信
号を停止識別情報として判定回路9に入力したのちs42
にジャンプする。他方s36ー15で図柄停止タイマ35が右
図柄停止時間を計測済でない場合、s36ー16で右図柄停
止時間の計測を継続処理したのちs42にジャンプする。
【0081】図11に戻りs37で判定回路9は、可変表示
装置1に明るく停止表示された各桁停止識別情報の組み
合せが大役の組み合せ、すなわち特定識別情報であるか
否かを判定する(図15のe参照)。s37において大役の
組み合せであることが判定された場合にはs38で大役モ
ードが設定される一方、そうでない場合にはs40が実行
される。s38において大役モードが設定された場合、判
定回路9は、大入賞口7の開放信号を可変入賞球装置6
の開閉羽根ドライバ20に入力する。
【0082】これにより開閉羽根ドライバ20は内蔵タイ
マに大役時間をセットし、同時に判定回路9はs39にお
いて図柄停止モードと、s36ー4、s36ー9およびs36
ー17でセットされた各桁の図柄停止フラグをクリアす
る。こののちs42にジャンプする。またs40において、
判定回路9は役終了モードをセットするとともに、s41
において図柄停止モードと、s36ー4、s36ー9および
s36ー17でセットされた各桁の図柄停止フラグとをクリ
アする。こののちs42にジャンプする。そして判定回路
9はs42で、各種のモードに対応させて装飾装置16を駆
動することにより、その旨を報知したのちs43を実行す
る。ただしエラーモードは除く。
【0083】s43では、上述したs5およびs27でエラ
ーがセットされているか否かを判定し、エラーがセット
されている場合には、s44においてs42の動作を停止す
ると同時に、装飾装置16を駆動することによりエラーを
表示する。他方s43でエラーがセットされていない場
合、s45において判定回路9は予めセットされた効果音
の中から、s42で駆動される各種のモードに対応するも
のを決定する。しかるのち判定回路9は、s46で決定さ
れた効果音を発生させたのち、リセット信号が入力され
るまで、停止数値データを更新しながらs47をループす
る。このs47における停止数値データの更新手順は、図
14に示す手順で識別情報決定回路8によって行われる。
【0084】まず識別情報決定回路8はs47ー1で、無
限カウンタ33によって右側の現停止数値データに「1」
を加算したのち、加算して得られた右側の停止数値デー
タが「20」以上であるか否かをチェックする(s47ー
2)。そして右側の現停止数値データが「20」以上で
ある場合には、s47ー3において、右側の現停止数値デ
ータをクリアすなわち「0」に書き換えたのちs47ー4
を実行する。他方s47ー2で、右側の現停止数値データ
が「20」未満である場合、s47ー4にジャンプし、s
47ー4において無限カウンタ33からメモリ34に右側の停
止数値データを更新セットする。
【0085】つぎにs47ー5で無限カウンタ33はs47ー
4でセットされた右側の現停止数値データが「0」であ
るか否かを判定し、「0」である場合にはs47ー6を実
行し、「0」でない場合にはs47ー1を実行する。
【0086】s47ー6において識別情報決定回路8にセ
ットされている中側の現停止数値データに「1」を加算
したのち、加算して得られた中側の現停止数値データが
「21」以上であるか否かをチェックする(s47ー
7)。そして中側の現停止数値データが「21」以上で
ある場合にはs47ー8において、中側の現停止数値デー
タをクリアしたのちs47ー9を実行する。他方s47ー7
で、中側の現停止数値データが「21」未満である場
合、s47ー9にジャンプする。そしてs47ー9において
無限カウンタ33はメモリ34に中側の停止数値データを更
新セットする。
【0087】つぎにs47ー10で無限カウンタ33はs47ー
9でセットされた中側の現停止数値データが「0」であ
るか否かを判定し、「0」である場合にはs47ー11を実
行し、「0」でない場合にはs47ー1を実行する。
【0088】つぎに無限カウンタはs47ー11で左側の現
停止数値データに「1」を加算したのち、加算して得ら
れた左側の停止数値データが「20」以上であるか否か
をチェックする(s47ー12)。そして左側の現停止数値
データが「20」以上である場合には、s47ー13におい
て左側の現停止数値データをクリアしたのちs47ー14を
実行する。他方s47ー12で、左側の現停止数値データが
「20」未満である場合、s47ー14にジャンプし、s47
ー14において無限カウンタ33からメモリ34に左側の停止
数値データを更新セットする。しかるのちs47ー1が実
行される。
【0089】上記実施例では可変表示装置1に表示され
る識別情報の変動表示時間を自動停止時間と図柄停止時
間とで構成し、自動停止時間を一定に設定し、かつ図柄
停止時間を変動させることにより、変動表示時間を始動
球数表示器11に表示されている始動入賞球数に応じて、
伸長または短縮した場合を説明したがこれに限定される
ものではない。たとえば自動停止時間を変動させるよう
に設けてもよい。
【0090】つぎに上記実施例と異る実施例を説明す
る。本実施例にあっては表示タイマ回路35に1ないし5
の合計5系統の自動停止タイマ36を設け、各自動停止タ
イマ36には始動球数表示器11に表示されている始動入賞
球数に応じて、下記の表10に示すように互いに異る自
動停止時間を設定している(図16のf参照)。このよう
にすることにより、上記実施例と異り自動停止時間を変
化させることによって、変動表示時間が変化される。な
お上記実施例と同じ部材および同じ演算については同符
号を付し、その説明は省略する(Nm;停止数値データ,T
m; 変動表示時間/ms)。
【0091】 始動入賞球数 0球 1球 2球 3球 4球 自動停止時間 10.1s 7.6s 6.6s 5.6s 5.0s (表10) N1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T1 00 24 48 72 96 120 144 168 192 216 N1 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T1 240 264 288 312 336 360 384 408 432 456 (表11) N2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T2 00 24 48 72 96 120 144 168 192 216 N2 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 T2 240 264 288 312 336 360 384 408 432 456 480 (表12) N3 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T3 00 24 48 72 96 120 144 168 192 216 N3 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T3 240 264 288 312 336 360 384 408 432 456 (表13) N3 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 T3 00 120 240 360 480 600 720 840 960 1080 N3 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 T3 1200 1320 1440 1560 1680 1800 1920 2040 2160 2280 (表14) これに対して図柄停止時間は、上記実施例と同様に表1
1ないし表14に基いて決定されるが(図16のgないし
図16のi参照)、さらに本実施例では変動表示時間の構
成要素として、自動停止時間および図柄停止時間のほか
に固定時間が設けられている。固定時間は各桁の表示素
子2に対応して所定の時間が図柄停止タイマ37に設定さ
れる。左側の表示素子2に対応する固定時間には100
msec(図16のj参照)が、同様に中側の固定時間には4
00msec(図16のk参照)が設定されている。さらに右
側の固定時間には2種類が設定され、左側および中側の
停止表示データが特定識別情報である場合には3sec
を、そうでない場合には400msecを設定するようにし
ている(図16のl参照)。
【0092】そして識別情報の表示に係る変動表示時間
は、図17のs8ー13、図18のs13ー1および図19のs36
ー18ないしs36ー21の各ステップで、表示タイマ回路35
によって算出される。まず図柄停止タイマ37は図10に示
したs8ー6のステップの終了後、左側の停止表示デー
タに対応する図柄停止時間および固定時間の和を表11
に基いて演算する(図17のs8ー13参照)。そしてs9
ないしs12の処理が終了したのち、s13でゲームスター
ト処理が施されると、図18のs13ー1で図柄変動モード
がセットされたのち、s13ー2で始動モードがクリアさ
れる。
【0093】そしてs13ー3では始動球数表示器11に表
示されている始動入賞球数が「0」であるか否かが判定
され、「0」である場合には表10に基いて所定の自動
停止時間が設定された1の自動停止タイマ36が決定され
る(s13ー6)。以下、同様にs13ー7、s13ー9およ
びs13ー11のいずれかのステップにおいて、始動球数表
示器11に表示された「1」ないし「4」のいずれかの始
動入賞球数が検知され、表10に基いて2ないし5のい
ずれかの自動停止タイマ36が適宜決定される(s13ー
6、s13ー10、s13ー12およびs13ー13参照)。
【0094】つづいてs28ないしs35のステップ終了
後、図19に示した図柄停止処理が施されて左図柄停止フ
ラグのセットを完了させると(s36ー4)、s36ー18で
図柄停止タイマ37は表12に基いて、中側の停止表示デ
ータに対応する図柄停止時間および固定時間の和を中側
の変動表示時間として演算しかつセットする。またs36
ー9で中側の図柄停止フラグがセットされ、s36ー10に
おいて左側および中側の識別情報が特定識別情報に相当
すると判定された場合、図柄停止タイマ37はs36ー19で
表14に基いて、右側の停止表示データに対応する図柄
停止時間および固定時間の和を右側の変動表示時間とし
て演算しかつセットする。
【0095】そしてs36ー20で第2の右図柄更新タイマ
をセットする。さらにまたs36ー10において左側および
中側の識別情報が非特定識別情報に相当すると判定され
た場合、図柄停止タイマ37はs36ー21で表13に基い
て、右側の停止表示データに対応する図柄停止時間およ
び固定時間の和を右側の変動表示時間として演算しかつ
セットする。
【0096】このようにして表示タイマ回路35は自動停
止時間を変動させることによって、始動球数表示器11に
表示されている始動入賞球数が増加したときには識別情
報の変動表示時間を短縮し、始動入賞球数が減少したと
きには識別情報の変動表示時間を伸長することができ
る。また始動球数表示器11に表示されている始動入賞球
数、いいかえれば可変表示装置1の起動を有効な始動入
賞球の保留数が最大4球に定められている場合、本実施
例において自動停止時間を最短の「0sec 」に定めれ
ば、自動停止タイマ36は変動表示時間をきわめて短くす
ることができる。このため1ゲーム当りの所要時間は短
縮されることから、5球目の始動入賞球が始動入賞口5
に入賞する以前に現ゲームを終了する可能性を増大させ
ることができる。
【0097】上記5球目の始動入賞球が始動入賞口5に
入賞する以前に現ゲームを終了する可能性を増大させる
他の手段としては、図5のs8の自動停止処理後、保留
始動入賞球数が4球であった場合に即座に図柄停止モー
ドを設定するようにしてもよい。すなわち図20のs8ー
1において図21のmで示した始動入賞球により図柄変動
モードが設定され、始動入賞球mに起因したゲーム中に
合計で4球の始動入賞球(図21のnないしq参照)があ
り、図21のmに示した始動入賞球によるゲーム終了直後
に、さらに始動入賞球rが生じた場合、自動停止タイマ
36による自動停止時間の計測に係るステップ、すなわち
s8ー2およびs8ー3を省略してs8ー15にジャンプ
するのである。
【0098】s8ー15において自動停止タイマ36はクリ
アされ、そして各桁の停止表示データがs8ー6におい
て決定されたのち(図21s)、s8ー16において図柄停
止タイマ37は図柄停止時間を表3に基いて取りこむので
ある。この停止表示データの決定は始動入賞球nによる
もので、始動入賞球mによるゲーム終了からxsec 経過
後すなわち始動入賞球mの検出時に決定される(図21t
参照)。
【0099】さらに自動停止タイマ36は図12のゲームス
タート処理における始動モードクリアに係るステップ終
了後(s13ー2)、所定の自動停止時間たとえば5sec
が自動停止タイマ36にセットされる(図12のs13ー3参
照)。なおs13ー3でセットされた自動停止時間は、図
20のs8ー14において保留始動入賞球数が4球未満であ
る場合にs8ー2で自動停止タイマ36によって計測され
る。
【0100】本実施例では識別情報の変動表示時間を始
動入賞球数に応じて設定する場合についてを説明した
が、これに限定されるものではなく、変動表示時間の代
わりに識別情報の停止表示時間を始動入賞球数に応じて
設定するようにしてもよい(図23参照)。
【0101】このような構成のパチンコ機3の場合に
は、図5のs8における自動停止処理において、図24に
示すようにs8ー1では図5s6における判定結果に基
いて、図柄変動モードであるか否かが判定され、図柄変
動モードが設定されていない場合には、図5s9にジャ
ンプする一方、そうでない場合にはs8ー2が実行され
る。そしてs8ー2では上記12ー3でセット済の図示を
省略した自動停止タイマ36の減算処理が施され、自動停
止タイマ36が図28のbに示すようにタイムアップすなわ
ち約5sec を計測したときには(s8ー3)、s8ー4
で図柄変動モードをクリアしたのちに図柄停止モードを
設定する(s8ー5)。
【0102】ついで識別情報決定手段8はs8ー6で無
限カウンタ33によって作成されている停止数値データを
選択決定すると、s8ー12で決定した左図柄用乱数に対
応した時間を左図柄停止タイマにセットし、こののちに
s9が実行される。また表示タイマ回路35は図7s6ー
1において、始動球数算出回路14によって図28のaで示
された始動入賞球を検知すると同時に、始動球数表示器
11に表示された始動入賞球数を始動球数算出回路14によ
って検知することができる。
【0103】そして図11のs37における大役であるかの
判定後、図25に示すように大役でない場合にはs101 な
いしs103 において始動入賞球数(始動記憶数)の判定
が行われ、始動入賞球数に応じた図柄停止保持時間が、
s104 ないしs106 において表15に示すように上記停
止保持タイマに設定されるのである(図28のア参照) 始動球数 1 2 3 4 右図柄停止保持時間 1500 1000 700 700 (単位;msec.) (表15) 上記停止保持タイマは図26に示すようにs29の実行後、
s107 で大役フラグのセット有無の判定ののち、上記停
止保持タイマのタイムアップ有無の判定後(s108 )、
タイムアップしていないときにs109 において減算が開
始されるのである。そしてこの減算によってタイムアッ
プした時点で(図28のイ参照)、右図柄の停止表示は終
了され、変動表示たとえばデモンストレーション画面な
どに移行することができる。これにより識別情報の停止
表示時間が始動入賞球数に応じて変移することから、遊
技者にはより視覚的変化をもたらすことができる。
【0104】なお本実施例では変動表示時間を固定して
おき、停止表示時間を変移させるので各図柄用乱数に対
応した1種類のランダム時間以外のランダム時間は設け
られていない。これにより図19に示したs36処理ではs
36ー4が実行された後、図27s36ー5に示すように中図
柄停止タイマに中図柄用乱数に対応した時間をセットし
てs42にジャンプする。また大役が成立する可能性いい
かえれば左中図柄が一致しているときには、s36ー11に
示すように特定の表示をするためのタイマに所定時間を
セットする。
【0105】
【発明の効果】以上述べたことから本発明は、可変表示
装置の変動表示中に検出される始動入賞球数に応じて変
動表示時間を任意に設定することにより、1ゲーム当り
の所要時間を変動させることができる。そこでゲーム中
における始動入賞球数増加に伴なって1ゲーム当りの所
要時間を短縮させれば、現ゲームの結果を得るための時
間は短縮されることから、つぎの遊技に対する期待感を
高揚させ遊技意欲を増大させることができる。
【0106】またゲーム中に始動入賞球数がゲーム起動
可能な最大球数に達した場合には、現ゲームの所要時間
を可及的に短縮させることによって、現状の始動入賞球
数からさらに始動入賞口に入賞した場合においても、当
該始動入賞球数によるゲームの起動が無効になる可能性
はきわめて低減される。したがって遊技者に生じるゲー
ム中の始動入賞球数増加に起因した遊技意欲の減退防止
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のパチンコ機の一部を示す正面図である。
【図3】図2の可変表示装置および可変入賞球装置を示
す正面図である。
【図4】図3と異なる状態を示す可変表示装置および可
変入賞球装置の正面図である。
【図5】本発明の制御手順の一部を示す流れ図である。
【図6】図5の他部を示す流れ図である。
【図7】図5の一部の詳細を示す流れ図である。
【図8】図5の一部の詳細を示す流れ図である。
【図9】図8の一部の詳細を示す流れ図である。
【図10】図5の一部の詳細を示す流れ図である。
【図11】図6の他部を示す流れ図である。
【図12】図6の一部の詳細を示す流れ図である。
【図13】図11の一部の詳細を示す流れ図である。
【図14】図11の一部の詳細を示す流れ図である。
【図15】図1図に示す装置の動作タイミングを示す図で
ある。
【図16】図15とは異なる実施例を示す図である。
【図17】図10とは異なる実施例の流れ図である。
【図18】図6の一部の詳細を示す流れ図である。
【図19】図13とは異なる実施例の流れ図である。
【図20】図17とは異なる実施例の流れ図である。
【図21】図16とは異なる実施例を示す図である。
【図22】図18とは異なる実施例の流れ図である。
【図23】図16とは異なる実施例を示す図である。
【図24】図10とは異なる実施例の流れ図である。
【図25】図11とは異なる実施例の流れ図である。
【図26】図11とは異なる実施例の流れ図である。
【図27】図25の一部の詳細を示す流れ図である。
【図28】図21とは異なる実施例を示す図である。
【図29】パチンコ機の従来例を示す正面図である。
【図30】図29のパチンコ機の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 可変表示装置 4 遊技盤 5 始動入賞口 6 可変入賞球装置 8 識別情報決定回路 11 始動球数表示器 14 始動球数算出回路 35 表示タイマ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動口へのパチンコ球の検出に基いて所
    定の変動表示時間だけ複数種の識別情報を変動表示させ
    該変動表示の停止に基いていずれかの識別情報を所定の
    停止表示時間だけ停止表示する可変表示装置と、 該可変表示装置に停止表示される停止識別情報が予め定
    められた特定識別情報である場合に遊技者に有利な遊技
    状態にするパチンコ機において、 前記可変表示装置の変動表示中に、前記始動口への検出
    をされたパチンコ球の数に応じて、前記変動表示時間
    は、前記検出数の増加に応じて短縮され、該検出数の減
    少に応じて伸長されるようにしたことを特徴とするパチ
    ンコ機。
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