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JP4793810B2 - 遊技盤及び弾球遊技機 - Google Patents
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本発明は、遊技盤及び弾球遊技機、詳しくは、パチンコやスマートボールなどの弾球遊技機及びこれに用いられる遊技盤に関する。
多数のパチンコ遊技装置が設置されているパチンコホールでは、遊技者を退屈させないように、頻繁に新しいパチンコ遊技装置に入れ替えが行われている。
その際、高価な液晶パネルなどからなる可変表示部を有した表示装置と、遊技盤とを併せて交換したり、パチンコ遊技装置の筐体ごと交換されている。その結果、多大な費用がかかっていた。しかも、このときには、交換する必要のないパチンコ遊技装置の構成部材などまでもが一緒に交換されている。例えば、液晶パネルなどは、劣化が少なく再利用が十分可能であるにもかかわらず、再利用される機会もなく廃棄処分されていた。
また、従前のパチンコ遊技装置では、遊技盤に液晶パネルなどからなる可変表示部を備えた表示装置が遊技盤に設けられている。表示装置からは多数の配線が導出されているため、表示装置を残したまま遊技盤のみを交換するということは困難であった。
これを解消するものとして、例えば特許文献1が知られている。
これは、遊技盤を、軟質材からなる透過性の表基板と、硬質材からなる透過性の裏基板とにより構成したものである。表基板は、弾球遊技機の本体枠体または裏基板と着脱可能とし、面換えを行う際、絵柄フィルムが配設され、かつ障害釘が植設された表基板のみを取り外して交換できるようにしたものである。
軟質材としては、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴム、ポリウレタンゴムなどの透明ゴムや、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂などが挙げられる。
硬質材としては、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、ポリカーボネート樹脂などが挙げられる。表基板の厚さは2〜4mm、裏基板の厚さは1〜3mmであった。
特開2004−160033号公報
しかしながら、特許文献1の遊技盤は、軟質材からなる表基板と硬質材からなる裏基板とにより構成されていた。そのため、遊技盤の作製時には、表基板と裏基板とを重ね合わせて接着したり、ねじ止めしたりする必要があり、両基板の重ね合わせ作業が面倒であった。
また、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴム、ポリウレタンゴムなどの透明ゴムや、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂などからなる軟質材製の表基板では、素材が軟らか過ぎて障害釘の植設が安定せず、しかもパチンコホールでの度重なる釘調整により、表基板の釘孔が大きくなって、打ち込まれた障害釘がガタつきやすかった。
本発明は、作製が容易で、かつ障害釘を表基板に打ったときの釘打ちの安定性(以下、釘打ち性)が高まるとともに、釘調整による釘孔のゆるみを防止することができる遊技盤及び弾球遊技機を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、1以上の入賞口が形成され、かつ裏側に複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部が設けられる弾球遊技機用の遊技盤において、可塑剤を1〜20重量%含有する、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂及びセルロースジアセテート樹脂の群から選ばれた少なくとも1種からなる樹脂製の1枚板からなる透過性の基板を備えた遊技盤である。
請求項2に記載の発明は、前記可変表示部が液晶、プラズマ及びエレクロルミネッセンス(以下、ELという。)表示方式装置のいずれかである請求項1に記載の遊技盤である。
請求項3に記載の発明は、前記基板の表面または裏面には、絵柄が描かれた絵柄フィルムが設けられた請求項1〜請求項2のうち、何れか1項に記載の遊技盤である。
請求項4に記載の発明は、1以上の入賞口が設けられた遊技盤と、複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部とを有し、
該可変表示部における変動表示結果が、予め定められた特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可能な弾球遊技機において、前記遊技盤は、請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載のものである弾球遊技機である。
弾球遊技機としては、パチンコ、スマートボールなどを採用することができる。
ここでいう識別情報とは、文字、記号、絵柄又は模様(図柄)などの視覚によって識別可能な情報をいい、後述する可変表示部に表示される。また、識別情報には後述する変動図柄が含まれる。なお、変動図柄とは、変動表示され得る図柄をいう。
また、変動表示とは、識別情報が順次変化する場合、例えば、1つの識別情報である図柄「7」から他の識別情報である図柄「8」へ変化する場合や、図柄「9」から他の図柄へ変化する場合のほか、識別情報を表示し得る表示領域において1つの識別情報が表示されたままその識別情報が移動して表示されるような場合、例えば、1つの図柄「7」が表示領域内において表示されつつ移動する場合などを含む概念である。
変動表示結果とは、上述したように識別情報が変動表示された後、停止表示されたものをいい、この変動表示結果が、特定表示態様となった場合、所定の遊技価値が付与されることになる。また、遊技価値としては、例えば、遊技球を挙げることができるが、前記遊技価値は、例えば、遊技球の数と等価なデータが制御部のRAMなどに記憶されることにより付与されることとしてもよい。
特定表示態様とは、予め定められた変動表示結果をいい、前記特定表示態様としては、例えば「7」−「7」−「7」などを挙げることができる。変動表示結果が特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与されることになる。
可変表示部とは、複数種類の識別情報を変動表示可能なものをいう。可変表示部における変動表示結果が、予め定められた特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与される。
具体的に、前記可変表示部には、少なくとも複数の変動図柄の変動表示が開始されてから、複数の変動図柄が停止表示されるまでを1回のゲームとする可変表示ゲームを示す画面画像が表示される。また、前記画面画像には、可変表示ゲームを示す画像以外に、静画像や動画像などからなる演出画像が表示されることとしてもよい。前記可変表示部としては、特に限定されるものではないが、例えば、プラスチック液晶、液晶パネル、プラズマ、EL表示装置などからなるものを挙げることができる。
液晶パネルとは、液晶層、その両面に設けられた配向膜、透明電極、カラーフィルタなど(以下、液晶層等ともいう)が2枚のガラス基板により挟持されるとともに、2枚のガラス基板の外面に偏光板などが設けられたものであって、画像を表示することが可能であるものをいう。
本発明の弾球遊技機において用いられる液晶パネルとしては、特に限定されるものではなく、従来公知の液晶パネルを用いることが可能である。
また、プラスチック液晶とは、上述した液晶パネルにおいて、液晶層などがガラス基板ではなく、プラスチック基板により挟持されたものをいう。
本発明の弾球遊技機において用いられるプラスチック液晶としては、特に限定されるものではなく、従来公知のプラスチック液晶を用いることが可能である。
一方、プラズマディスプレイは、二枚のガラスの間にヘリウムやネオンなどの高圧のガスを封入し、そこに電圧をかけることによって発光させる表示装置である。発光する原理は、蛍光灯と同じで、他の方式に比べてコントラストが高く、視野角が広いという特徴がある。
また、エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイは、電圧をかけると発光する物質を利用したディスプレイである。発光体をガラス基板に蒸着し、基板にかける電圧を制御して表示を行う。低電力で高い輝度を得ることができ、視認性、応答速度、寿命、消費電力の点で優れており、液晶ディスプレイのように薄型にすることができる。
なお、本発明において、これら表示装置は特に限定されるものではなく、例えば、製造コスト、耐衝撃性などを考慮して、適宜選択することが可能である。
なお、以下においては、可変表示部として、液晶パネル又はプラスチック液晶が設けられている場合について説明することとする。また、本発明では、液晶パネルとプラスチック液晶とを併せて、液晶パネル等ともいうこととする。
本発明の弾球遊技機に設けられる液晶パネルなどの大きさは、遊技者が液晶パネルなどに表示される画像を視認することができる範囲であれば、特に限定されるものではない。また、液晶パネルなどが設けられる位置については、特に限定されるものではなく、裏基板の裏面に設けられていてもよく、裏基板に嵌め込まれていてもよい。液晶パネルなどの位置及び大きさについては、例えば、演出画像や可変表示ゲームを示す画面画像の大きさや、製造コストなどを考慮して、適宜設定することが可能である。また、本発明の弾球遊技機に設けられる液晶パネルなどの数は、必ずしも1枚である必要はなく、複数枚の液晶パネルなどが設けられることとしてもよい。
本発明に係る液晶パネルなどの駆動方式としては、特に限定されるものではなく、例えば、アクティブマトリックス駆動方式、パッシブマトリックス駆動方式、ダイナミック駆動方式などの従来公知の種々の駆動方式を用いることができる。
また、本発明に係る液晶パネルなどに光を照射するバックライトは、特に限定されるものではなく、その方式としては、例えば、反射板方式、導光体方式、面状光源方式などの従来公知の方式のバックライトを用いることができる。
ここでいう透過性とは、可変表示部に表示される画像を、前記表基板と前記裏基板とからなる遊技盤を介してはっきりと視認することが可能な程度に、前記表基板及び前記裏基板が透明であることをいい、前記表基板及び前記裏基板の可視光線透過率が共に30%以上であることが望ましく、共に50%以上であることがより望ましい。
また、着脱可能とは、表基板の弾球遊技機の本体枠又は裏基板からの取り外し及び取り付けが可能であることをいう。
前記表基板を前記弾球遊技機の本体枠又は裏基板に取り付ける方法としては、前記表基板を前記弾球遊技機の本体枠又は前記裏基板に取り付けた後に、取り外すことが可能であれば限定されない。
本発明において、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂、セルロースジアセテート樹脂は、通常、入手可能などのようなものを用いてもよい。
基板の素材は、これらの樹脂の1種単独でもよいし、2種以上を併用してもよい。
好ましくは、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂あるいはセルロース・アセテート・プロピオネート樹脂である。
また、本発明において、樹脂成分である、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂、セルロースジアセテート樹脂に使用される可塑剤としては、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジ−n−オクチルフタレート、ジヘプチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジカプリルフタレート、ジノリルフタレート、ジイソノリルフタレート、ジデシルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジウンデシルフタレート、ジラウリルフタレート、ジトリデシルフタレート、ジベンジルフタレート、ジシクロヘキシルフタレート、ブチルベンジルフタレート、n−オクチルn−デシルフタレートなどのフタル酸エステル可塑剤;トリクレジルホスフェート、トリ−2−エチルヘキシルホスフェート、トリフェニルホスフェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、トリクロルエチルホスフェート、トリ(ジクロルプロピル)ホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェート、イソデシルジフェニルホスフェート、トリブトキシエチルホスファートなどのリン酸エステル可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアジペート、ジイソデシルアジペート、n−オクチルn−デシルアジぺート、n−ヘプチルn−ノニルアジペート、ジイソオクチルアジペート、ジ−n−オクチルアジペート、ジデシルアジペートなどのアジピン酸エステル可塑剤;ジブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケート、ジイソオクチルセバケート、ブチルベンジルセバケートなどのセバチル酸エステル可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアゼレート、ジヘキシルアゼレート、ジイソオクチルアゼレートなどのアゼライン酸エステル;クエン酸トリエステル、アセチルクエン酸トリエステル、クエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリ−2−エチルヘキシルなどのクエン酸エステル可塑剤;メチルフタリルエチレングリコール、エチルフタリルエチレングリコール、ブチルフタリルエチレングリコール、トリエチレングリコール−ビス(2−エチルヘキサノエート)などのグリコール酸エステル可塑剤;トリブチルトリメリテート、トリ−n−ヘキシルトリメリテート、トリ−2−エチルヘキシルトリメリテート、トリ−n−オクチルトリメリテート、トリイソオクチルトリメリテート、トリイソテシルトリメリテートなどのトリメリット酸エステル可塑剤;メチルアセチルリシノレート、ブチルアセチルリシノレートなどのリシノール酸エステル可塑剤;ポリプロピレンアジペート、ポリプロピレンセパケートなどの2価のカルボン酸とポリプロピレングリコールを結合させたポリエステル型可塑剤;エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油などのエポキシ系可塑剤などが挙げられる。
なお、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂には、ジ−2−エチルヘキシルアジペートが、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂には、トリエチレングリコール−ビス(2−エチルヘキサノエート)が好ましい。
可塑剤の添加量は、樹脂に対して1〜20重量%である。
樹脂がセルロース・アセテート・ブチレート樹脂の場合は、5〜15重量%が好ましく、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂の場合は、8〜18重量%が好ましい。添加量が1重量%未満の場合は、耐衝撃性が著しく劣り、一方、添加量が20重量%を超える場合は、可塑剤が表面にブリードしてしまい、好ましくない。
可塑剤入りの市販品としては、例えば、イーストマン・ケミカル社のTenite ButyrateやTenite Propionateなどが挙げられる。
前記組成物には、必要に応じて、通常用いられる帯電防止剤、安定剤、酸化防止剤、または色調調整のために染料や顔料を添加しても良い。
また、これら添加剤を合成樹脂に練り込む方法については、従来公知の方法が使
用される。例えば、合成樹脂と帯電防止剤や安定剤とを混合攪拌機で充分に混合し、押出加工、ブロックプレス、キャスティングなどの装置により板状に成型すればよい。
基板は、前記の樹脂成分、さらに必要に応じて添加剤を配合した樹脂組成物を、常法に従い、押出加工、ブロックプレス、キャスティングなどにより基板化することによって得られる。
基板の厚さは、3〜30mmが好ましく、さらに好ましくは10mm前後である。
基板の表側はハードコートしてもよいし、しなくてもよい。ハードコート剤としては、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系、ポリエステル系などを採用することができる。
基板をハードコートする方法としては、例えばディッピング、スプレー、塗布、転写方法などを採用することができる。
基板の表面または裏面には絵柄フィルムを設けてもよい。絵柄とは、模様と色彩との結合をいい、絵柄フィルムとは、その表面または裏面に絵柄が描かれたフィルムをいう。
絵柄フィルムには、模様のみが描かれてもよいし、色彩のみが描かれてもよい。また、絵柄フィルムには、文字、数字、揮毫などが描かれてもよい。さらに、絵柄フィルムに描かれた絵柄は、光を一部透過してもよく、光を全て遮断してもよい。
絵柄フィルムに絵柄を形成する方法としては限定されない。例えば、オフセット印刷、シルク印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷などにより透明なフィルムに印刷層を形成してもよいし、絵柄の描かれたシールなどをフィルムに貼り付けてもよい。
本発明の遊技盤及び弾球遊技機によれば、可塑剤を1〜20重量%含有する、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂製、あるいはセルロースジアセテート樹脂製の1枚板からなる透過性の基板を備えたので、樹脂特有の伸縮性、柔軟性、透明性、加工性がパチンコ仕様として優れているという理由により、遊技盤の作製が容易で、かつ障害釘の釘打ち性が高まるとともに、釘調整による釘孔のゆるみを防止することができる。
実施例1
以下、図面を参照して、本発明の実施例を具体的に説明する。ただし、本発明は、この実施例により何ら限定されるものではない。
図1において、10は本発明の実施例1に係る弾球遊技機で、この弾球遊技機10は、本体枠12と、本体枠12に組み込まれた遊技盤14と、遊技盤14の前面に設けられた本体枠12の窓枠16と、窓枠16の下側で本体枠12の前面に設けられた上皿20及び下皿22と、下皿22の右側に設けられた発射ハンドル26とを備えている。
遊技盤14は、樹脂製の透明な基板13を有している。基板13は、可塑剤を1〜20重量%含有する、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂、あるいは、セルロースジアセテート樹脂製の1枚板からなる透過性のものである。具体的には、可塑剤としてジ−2−エチルヘキシルアジペートを8重量%含有したセルロース・アセテート・ブチレート樹脂(イーストマン・ケミカル社製)が使用されている。基板13の厚さは10mmである。
また、基板13の所定位置には、弾球の入賞口30が複数形成されている。また、基板13には、その表側から多数本の障害釘が打たれている。
基板13は、本体枠12に形成された凹部12cに着脱不可能に固定されている。基板13は、本体枠12の爪部12aに掛止状態で立設されている。基板13の表面には、絵柄フィルム15が貼られている。絵柄フィルム15は、絵柄の描かれていない非絵柄描画領域15aと、絵柄の描かれた絵柄描画領域15bとからなる。従って、全体として、絵柄フィルム15を含む遊技盤14は、液晶パネル(可変表示部)32の前方部分が透明となっている。
絵柄フィルム15を含む遊技盤14の透明な部分(透明部)の裏面には、アクティブマトリックス駆動方式の液晶パネル32と、液晶パネル32に対して光を照射するバックライト34a,34bとを備えた表示装置35が設けられている。この液晶パネル32が、少なくとも複数の変動図柄の変動表示が開始されてから、複数の変動図柄が停止表示されるまでを1回のゲームとする可変表示ゲームを示す画面画像が表示される可変表示部である。
遊戯中、ハンドル26を操作して発射手段により発射された遊技球は、遊技釘に当りながら流下し、風車に当接して入賞口30に入るか、回収口(アウト口)に入る。
液晶パネル32により表示される特別図柄は、例えば「0」から「9」の10種類の数字からなり、図柄の変動表示が開始されると、その特別図柄の数字が移動及び変化し、開始から一定時間後に停止する。そして、この停止時に表示された図柄が予め定められた特別図柄の組合せ(例えば「7、7、7」)であれば、当たりとなって大きい入賞口30の扉が所定時間だけ開き、遊技球が入賞し易く遊技者に有利な状態となる。
このように、実施例1では、基板13として、可塑剤を1〜20重量%含有する、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂、及びセルロースジアセテート樹脂の群から選ばれた少なくとも1種の樹脂製の1枚板からなる透過性のものを使用するようにしたので、樹脂特有の伸縮性、柔軟性、透明性、加工性がパチンコ仕様として優れているという理由により、遊技盤の作製が容易で、かつ障害釘の釘打ち性が高まるとともに、釘調整による釘孔のゆるみを防止することができる。
また、基板13では、透明性、磨耗性、反り性に対しても良好な結果が得られた。
本発明の実施例1に係る弾球遊技機の正面図である。 本発明の実施例1に係る弾球遊技機に組み込まれた遊技盤の縦拡大断面図である。
符号の説明
10 弾球遊技機
13 基板
14 遊技盤
15 絵柄フィルム
30 入賞口
32 液晶パネル(可変表示部)

Claims (4)

  1. 1以上の入賞口が形成され、かつ裏側に複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部が設けられる弾球遊技機用の遊技盤において、
    可塑剤を1〜20重量%含有する、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂、セルロース・アセテート・プロピオネート樹脂及びセルロースジアセテート樹脂の群から選ばれた少なくとも1種からなる樹脂製の厚さ3〜30mmの1枚板からなる透過性の基板を備えた遊技盤。
  2. 可変表示部が液晶、プラズマ及びエレクトロルミネッセンス表示方式装置のいずれかである請求項1に記載の遊技盤。
  3. 前記基板の表面または裏面には、絵柄が描かれた絵柄フィルムが設けられた請求項1〜請求項2のうち、何れか1項に記載の遊技盤。
  4. 1以上の入賞口が設けられた遊技盤と、複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部とを有し、該可変表示部における変動表示結果が、予め定められた特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可能な弾球遊技機において、
    前記遊技盤が、請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載のものである弾球遊技機。
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