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JP6143439B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description

本発明は、クランクシャフトを回転駆動できる電動機が付随する内燃機関を制御する制御装置に関する。
内燃機関の始動時には、始動装置であるスタータモータ(セルモータ)のピニオンギアをフライホイール(MT車の場合)またはドライブプレート(AT車の場合)外周のリングギアに噛合させ、スタータモータによりクランクシャフトを回転させるクランキングを行うことが通例である(例えば、下記特許文献を参照)。クランキングは、内燃機関が初爆から連爆へと至り、クランクシャフトの回転速度が冷却水温等に応じて定まる判定値を超えたときに終了する。
噛合するギアを介した回転駆動力の伝達は、比較的大きな騒音を発するきらいがある。NV性能の一層の向上のためには、スタータモータによりクランキングを行う期間をできる限り短くすることが求められる。
特開2011−202643号公報
本発明は、内燃機関の始動に際し、始動装置からギアを介してクランクシャフトに回転駆動力を伝達する期間の短縮を図ることを所期の目的としている。
本発明では、噛合するギアを介してクランクシャフトに回転駆動力を供給する第一の始動装置と、巻掛伝動機構を介してクランクシャフトに回転駆動力を供給する第二の始動装置とが付随する内燃機関を制御するものであって、停止している内燃機関を始動する際、当初は第一の始動装置のみを用いて、または第一の始動装置と第二の始動装置とを併用してクランキングを行い、その後に第一の始動装置とクランクシャフトとの間に介在するギアの噛合を解除して第二の始動装置のみを用いたクランキングに移行するものとし、クランクシャフトの回転に対する摩擦抵抗が小さいほど、始動当初の第一の始動装置を用いたクランキングの期間を短くし、または第一の始動装置を用いたクランキングを終了する条件となる回転速度の閾値を低く設定し、さらに、第二の始動装置のみを用いたクランキングに移行してからのクランクシャフトの加速度が所定値以下である場合には、前記ギアを再度噛合させて第一の始動装置と第二の始動装置とを併用したクランキングをクランクシャフトの回転速度が目標回転数に到達するまで行う内燃機関の制御装置を構成した。
第一の始動装置が電動機である場合、クランキングを開始したときに当該電動機を流れる電流の大きさに基づいて、クランクシャフトの回転に対する摩擦抵抗の大きさを推測することができる。
本発明によれば、始動装置からギアを介してクランクシャフトに回転駆動力を伝達する期間の短縮を図ることができる。
本発明の一実施形態における内燃機関の概略構成を示す図。 同実施形態における内燃機関及びモータジェネレータの関係を模式的に示す図。 同実施形態の制御装置が実施する処理の手順例を示すフロー図。 スタータモータ起動時のバッテリ電圧降下の模様を例示する図。 本発明の変形例に係る制御装置が実施する制御の内容を示すタイミング図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に、本実施形態における車両用内燃機関100の概要を示す。本実施形態における内燃機関100は、火花点火式の4ストロークエンジンであり、複数の気筒1(図1には、そのうち一つを図示している)を具備している。各気筒1の吸気ポート近傍には、燃料を噴射するインジェクタ11を設けている。また、各気筒1の燃焼室の天井部に、点火プラグ12を取り付けてある。点火プラグ12は、点火コイルにて発生した誘導電圧の印加を受けて、中心電極と接地電極との間で火花放電を惹起するものである。
吸気を供給するための吸気通路3は、外部から空気を取り入れて各気筒1の吸気ポートへと導く。吸気通路3上には、エアクリーナ31、電子スロットルバルブ32、サージタンク33、吸気マニホルド34を、上流からこの順序に配置している。
排気を排出するための排気通路4は、気筒1内で燃料を燃焼させた結果発生した排気を各気筒1の排気ポートから外部へと導く。この排気通路4上には、排気マニホルド42及び排気浄化用の三元触媒41を配置している。
図2に示すように、本実施形態における内燃機関100には、第一の始動装置たるスタータモータ(セルモータ)140と、第二の始動装置たるモータジェネレータ110とが付随している。
スタータモータ140は、電動機である。スタータモータ140は、従来の内燃機関の始動装置と同様、その出力軸にピニオンギア141を有し、このピニオンギア141が内燃機関100のクランクシャフト10に固定されたリングギア103に噛合することで、クランクシャフト10に回転駆動力を伝達する。ピニオンギア141は、内燃機関100の始動の際のクランキング中以外は、リングギア103から離脱している。
モータジェネレータ110は、クランクシャフト10ひいては車両の車軸(そして、駆動輪)を回転駆動する電動機(アシストモータ)としての機能と、クランクシャフト10から駆動力の伝達を受けて発電する発電機としての機能とを兼ね備える。
クランクシャフト10及び車軸を回転駆動する場合、モータジェネレータ110は車載のバッテリ(図示せず)から電力の供給を受ける。翻って、クランクシャフト10により回転駆動されて発電する場合には、その発電した電力を同バッテリに充電することができる。特に、モータジェネレータ110は、車両が減速するときに回生制動を行い、車両の運動エネルギを電気エネルギとして回収する。
モータジェネレータ110は、巻掛伝動機構112、113、101を介して内燃機関100のクランクシャフト10の一端側と接続している。内燃機関100と車軸とを繋ぐトランスミッション120は、クランクシャフト10の他端側に設置する。また、モータジェネレータ110と同じ側の外側壁に、エアコンディショナの冷媒圧縮用のコンプレッサ130を配設している。
モータジェネレータ110は、例えばインナーロータ方式のもので、永久磁石を有するロータと、ロータの外周面に対向するコイルを有するステータとを要素としてなる。ロータは、ロータ軸111の外周に固着している。ロータ軸111及びクランクシャフト10には、それぞれプーリ(または、スプロケット)112、101が固着しており、これらプーリ112、101に巻き掛けたベルト(または、チェーン)113によって、クランクシャフト10とロータ軸111との間で相互に(双方向に)回転駆動力を伝達する。
コンプレッサ130もまた、巻掛伝動機構102、134、133を介して内燃機関100のクランクシャフト10の一端側と接続している。コンプレッサ130の入力軸132及びクランクシャフト10には、それぞれプーリ(または、スプロケット)133、102が固着しており、これらプーリ133、102に巻き掛けたベルト(または、チェーン)134によって、クランクシャフト10から入力軸132に回転駆動力を伝達する。ベルト134は、コンプレッサ130以外の補機である潤滑油ポンプ(図示せず)や冷却水ポンプ(図示せず)等にも駆動力を伝達することがある。なお、コンプレッサ130と入力軸132との間には、断接切換可能なマグネットクラッチ131が介在しており、エアコンディショナを稼働しないときには当該クラッチ131を切断する。
本実施形態の制御装置たるECU(Electronic Control Unit)0は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。
入力インタフェースには、車両の実車速を検出する車速センサから出力される車速信号a、クランクシャフト10の回転角度及びエンジン回転数を検出するエンジン回転センサから出力されるクランク角信号(N信号)b、アクセルペダルの踏込量またはスロットルバルブ32の開度をアクセル開度(いわば、要求負荷)として検出するセンサから出力されるアクセル開度信号c、シフトレバーのレンジを知得するためのセンサ(シフトポジションスイッチ)から出力されるシフトレンジ信号d、吸気通路3(特に、サージタンク33)内の吸気温及び吸気圧を検出する温度・圧力センサから出力される吸気温・吸気圧信号e、機関100の冷却水温を検出する水温センサから出力される冷却水温信号f、吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの複数のカム角にてカム角センサから出力されるカム角信号(G信号)g、車載のバッテリの充電状態を示すバッテリ電圧、バッテリ電流及びバッテリ温度を検出するセンサから出力されるバッテリ信号h等が入力される。
出力インタフェースからは、点火プラグ12のイグナイタに対して点火信号i、インジェクタ11に対して燃料噴射信号j、スロットルバルブ32に対して開度操作信号k、モータジェネレータ110(の制御回路)に対してこれを制御するための制御信号l等を出力する。制御信号lは、モータジェネレータ110をモータとして作動させるか、オルタネータとして作動させるかを指令するとともに、モータとして作動させる場合にモータジェネレータ110に対して印加する電圧(または、電流)の大きさや、オルタネータとして作動させる場合にモータジェネレータ110から出力させる電圧(または、電流)の大きさを制御する信号となる。
ECU0のプロセッサは、予めメモリに格納されているプログラムを解釈、実行し、運転パラメータを演算して内燃機関100の運転を制御する。ECU0は、内燃機関100の運転制御に必要な各種情報a、b、c、d、e、f、g、hを入力インタフェースを介して取得し、エンジン回転数を知得するとともに気筒1に充填される吸気量を推算する。そして、それらエンジン回転数及び吸気量等に基づき、要求される燃料噴射量、燃料噴射タイミング(一度の燃焼に対する燃料噴射の回数を含む)、燃料噴射圧、点火タイミング、モータジェネレータ110の出力または発電量といった各種運転パラメータを決定する。運転パラメータの決定手法自体は、既知のものを採用することが可能である。ECU0は、運転パラメータに対応した各種制御信号i、j、k、lを出力インタフェースを介して印加する。
加えて、ECU0は、内燃機関100の始動(冷間始動であることもあれば、アイドリングストップからの復帰であることもある)時において、スタータモータ140に制御信号nを入力し、ピニオンギア141をリングギア103に噛合させてクランクシャフトを回転駆動するクランキングを行う。
図3に、停止している内燃機関100を始動する際にECU0が実行する処理の手順例を示す。ECU0は、始動の当初、スタータモータ140を起動する(ステップS1)とともに、そのピニオンギア141を内燃機関100のリングギア103に噛合させて(ステップS2)、スタータモータ140が出力する回転駆動力を以てクランクシャフト10を回転させる。
そして、ECU0は、スタータモータ140によるクランキングの開始直後の時期のバッテリ電圧を計測し(ステップS3)、そのバッテリ電圧の降下の度合いに基づいて内燃機関100の機械摩擦の大きさを推測し、スタータモータ140によるクランキング期間の長さを決定する(ステップS4)。
図4に、スタータモータ140によるクランキングの開始直後の時期のバッテリ電圧の変動の推移を例示する。スタータモータ140の起動の瞬間、スタータモータ140に大きな突入電流が流れ、バッテリ電圧は一瞬だけ急落する。その後、バッテリ電圧はある程度回復するものの、スタータモータ140への電力供給に起因して、電圧は始動開始前(スタータモータ140の起動前)よりも降下する。この電圧降下Vdの大きさが、スタータモータ140に流れ込む電流の大きさを示唆している。
クランキング中にスタータモータ140を流れる電流が大きいということは、それだけクランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗が大きく、クランクシャフト10が加速しにくいということである。一般に、摩擦抵抗は、内燃機関100の温度が低いほど(潤滑油の粘性が高くなる等により)大きくなる。ステップS4にて、ECU0は、バッテリ電圧降下が大きいほど、即ちクランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗が大きいほど、スタータモータ140によるクランキングの期間を長く設定する。
ステップS4にて定めたクランキング期間が経過した後(ステップS5)、ECU0は、リングギア103に噛合していたピニオンギア141をリングギア103から離脱させて(ステップS6)スタータモータ140からクランクシャフト10への回転駆動力の供給を終了する。このとき、スタータモータ140の回転は停止させない。その代わりに、モータジェネレータ110を起動して(ステップS7)、以降はモータジェネレータ110が出力する回転駆動力を以てクランクシャフト10を回転させる。
但し、モータジェネレータ110によるクランキングを開始してから、クランクシャフト10の回転速度が十分に加速しない、即ちクランクシャフト10の加速度(または、回転速度の単位時間あたりの増加量)が所定値以下である場合には(ステップS8)、ピニオンギア141をリングギア103に再度噛合させ(ステップS9)、スタータモータ140及びモータジェネレータ110の双方によりクランキングを行う。これにより、極低温下等の摩擦抵抗が顕著に大きい状況であっても、クランクシャフト10を加速させて確実に内燃機関100を始動させることが可能となる。
クランクシャフト10の回転速度、換言すればエンジン回転数が目標アイドル回転数に到達したならば(ステップS10)、気筒1への燃料噴射及び点火を開始する(ステップS11)。
しかる後、バッテリからモータジェネレータ110への通電を遮断し(ステップS12)、モータジェネレータ110からクランクシャフト10への回転駆動力の供給を終了する。並びに、バッテリからスタータモータ140への通電を遮断して(ステップS13)、スタータモータ140の回転を停止させる。なお、ピニオンギア141をリングギア103に噛合させている場合には(ステップS14)、これをリングギア103から離脱させる(ステップS15)。
本実施形態では、噛合するギア140、103を介してクランクシャフト10に回転駆動力を供給する第一の始動装置140と、巻掛伝動機構112、113、101を介してクランクシャフト10に回転駆動力を供給する第二の始動装置110とが付随する内燃機関100を制御するものであって、停止している内燃機関100を始動する際、当初は第一の始動装置140のみを用いてクランキングを行い、その後に第一の始動装置140とクランクシャフト10との間に介在するギア141、103の噛合を解除して第二の始動装置110のみを用いたクランキングに移行するものとし、クランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗が小さいほど、始動当初の第一の始動装置140を用いたクランキングの期間を短くする制御装置0を構成した。
本実施形態によれば、始動装置140からギア141、103を介してクランクシャフト10に回転駆動力を伝達する期間の短縮を図ることができる。騒音の発生期間が短くなることから、NV性能の向上に資する。
また、第一の始動装置たるスタータモータ140によりクランクシャフト10の回転をある程度以上加速してから、第二の始動装置たるモータジェネレータ110によるクランクシャフト10の回転駆動を開始することとなるため、モータジェネレータ110から巻掛伝動機構112、113、101を介してクランクシャフト10に巨大なトルクを入力する必要がない。従って、巻掛伝動機構の要素であるプーリ(または、スプロケット)112、101の変速比を、クランクシャフト10からモータジェネレータ110にトルクを入力する発電時に適した大きさに設定することが可能となる。
内燃機関100が低温である場合等、クランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗が比較的大きい状況では、スタータモータ140によるクランキング期間を長くとり、内燃機関100の始動の確実性を高めることができる。
従来の内燃機関の始動においては、スタータモータによりクランクシャフトの回転速度を200rpm程度までしか高めることができない。これは、670ないし800rpm程度の目標アイドル回転数に対してかなり低く、燃料噴射量を増量してクランクシャフトを目標アイドル回転数まで加速させることが必須であった。これに対し、本実施形態では、モータジェネレータ110によりクランクシャフト10の回転速度を目標アイドル回転数近傍まで高めてから燃料噴射を開始するようにしており、クランクシャフト10の加速のための燃料噴射量の増量補正を削減でき、燃費性能の向上を期待できる。
さらに、第一の始動装置140が電動機である場合、クランキングを開始したときに当該電動機140を流れる電流の大きさに基づいて、クランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗の大きさを推測するため、摩擦抵抗を精確に見積もることが可能となり、スタータモータ140によるクランキング期間の長さの最適化に寄与する。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。上記実施形態では、内燃機関100の始動の当初、第一の始動装置たるスタータモータ140のみを用いてクランクシャフト10を回転駆動していたが、同時期に第二の始動装置たるモータジェネレータ110をも起動し、スタータモータ140とモータジェネレータ110とを併用してクランクシャフト10を回転駆動するものとしてもよい。
この場合にも、クランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗が小さいほど、スタータモータ140とモータジェネレータ110とを併用するクランキング期間を短く設定し、当該期間の経過後はピニオンギア141とリングギア103との噛合を解除してモータジェネレータ110のみを用いたクランキングに移行することに変わりはない。
上記実施形態では、クランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗に応じて、スタータモータ140を用いた(スタータモータ140単独での、またはスタータモータ140とモータジェネレータ110とを併用した)クランキング期間を設定することとしていたが、これに代えて、クランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗に応じて、スタータモータ140を用いたクランキングを終了する条件となる回転速度の閾値を設定するようにしてもよい。
この場合、ステップS3で推測した内燃機関100の摩擦抵抗が小さいほど、ステップS4にて回転速度の閾値を低く設定する。しかして、ステップS5では、現在のクランクシャフト10の回転速度を上記の閾値との比較を行い、前者が後者を上回ったときにステップS6に遷移する、即ちギア141、103の噛合を解除しモータジェネレータ110のみを用いたクランキングへと移行する。つまり、図5に示しているような制御となる。スタータモータ140を用いたクランキング期間Tの長さは、クランクシャフト10の回転速度と比較される閾値の高低に応じて変動する。
摩擦抵抗は、スタータモータ140を用いたクランキングの最中におけるクランクシャフト10の加速度(または、回転速度の単位時間あたりの増加量)、及び、バッテリの充電残量(または、始動開始前のバッテリ電圧)を参照して推測することもできる。クランクシャフト10の加速度が高いことは、クランクシャフト10の回転に対する摩擦抵抗が低いことを意味する。また、バッテリの充電残量が多いほど、クランキング中にスタータモータ140に供給される電力が大きくなり、クランクシャフト10の加速度が高くなる。故に、内燃機関100の始動直前のバッテリの充電残量を加味した上で、クランクシャフト10の加速度に基づいて摩擦抵抗の大きさを把握することが可能である。
内燃機関100の冷却水温または潤滑油温をセンサを介して計測し、その水温または油温が低いほど摩擦抵抗が高いと推測することも考えられる。但し、内燃機関100の停止時には冷却水及び潤滑油の循環も停止するため、センサにより計測される水温または油温と、内燃機関100の全体的な平均温度(摩擦抵抗に影響を及ぼす)とが乖離することがある。センサにより計測される水温または油温は、内燃機関100の停止時間の長さによってもばらつく。上記実施形態のような手法を採用する方が、推測の精度が増す。
その他、各部の具体的構成や処理の手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、クランクシャフトを回転駆動できる電動機が付随する内燃機関の始動時の制御に適用できる。
0…制御装置(ECU)
100…内燃機関
10…クランクシャフト
110…第二の始動装置(モータジェネレータ)
112、113、101…巻掛伝動機構(プーリまたはスプロケット、ベルトまたはチェーン)
140…第一の始動装置(スタータモータ)
141、103…ギア(ピニオンギア、リングギア)

Claims (2)

  1. 噛合するギアを介してクランクシャフトに回転駆動力を供給する第一の始動装置と、巻掛伝動機構を介してクランクシャフトに回転駆動力を供給する第二の始動装置とが付随する内燃機関を制御するものであって、
    停止している内燃機関を始動する際、
    当初は第一の始動装置のみを用いて、または第一の始動装置と第二の始動装置とを併用してクランキングを行い、
    その後に第一の始動装置とクランクシャフトとの間に介在するギアの噛合を解除して第二の始動装置のみを用いたクランキングに移行するものとし、
    クランクシャフトの回転に対する摩擦抵抗が小さいほど、始動当初の第一の始動装置を用いたクランキングの期間を短くし、または第一の始動装置を用いたクランキングを終了する条件となる回転速度の閾値を低く設定し、
    さらに、第二の始動装置のみを用いたクランキングに移行してからのクランクシャフトの加速度が所定値以下である場合には、前記ギアを再度噛合させて第一の始動装置と第二の始動装置とを併用したクランキングをクランクシャフトの回転速度が目標回転数に到達するまで行う内燃機関の制御装置。
  2. 第一の始動装置が電動機であり、クランキングを開始したときに当該電動機を流れる電流の大きさに基づいて、クランクシャフトの回転に対する摩擦抵抗の大きさを推測する請求項1記載の内燃機関の制御装置。
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