JP6761025B2 - 研磨用組成物セット、前研磨用組成物、及びシリコンウェーハの研磨方法 - Google Patents
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Description
親水性パラメータP1、仕上げ精度パラメータP2、研磨加工性パラメータF1を求める標準試験1、2、3については、後に詳述する。
シリコンウェーハの前研磨工程で使用される前研磨用組成物は、標準試験1で求められる親水性パラメータP1が100未満で、標準試験2で求められる仕上げ精度パラメータP2が1000以下である。以下に、標準試験1、2について説明する。
親水性パラメータP1は、下記のa1工程、a2工程、a3工程、及びa4工程をこの順に行う標準試験1で求められる。
(a1)前研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコン試験片を研磨する。シリコン試験片には、円形のウェーハを用いてもよいし、四角形に切断したチップを用いてもよい。このシリコン試験片の研磨には、例えば、日本エンギス株式会社製の卓上研磨機EJ−380IN、フジボウ株式会社製の研磨パッドPOLYPAS27NXを使用することができる。また、シリコン試験片の研磨の研磨条件は、例えば、研磨荷重16kPa、定盤回転速度30rpm、キャリア回転速度30rpm、研磨時間2min、前研磨用組成物の供給速度30mL/min、前研磨用組成物の温度20℃とすることができる。
(a3)純水洗浄したシリコン試験片を、該シリコン試験片が円形の場合は直径が鉛直方向に沿うような姿勢で、また、該シリコン試験片が四角形の場合は一方の対角線が鉛直方向に沿うような姿勢で30秒間静置し、直径又は対角線のうちシリコン試験片の表面が純水で濡れていない領域の長さを測定し、その長さを撥水距離とする。
親水性パラメータP1={(シリコン試験片の直径又は対角線の長さ[mm])−(撥水距離[mm])}/(シリコン試験片の直径又は対角線の長さ[mm])×100
仕上げ精度パラメータP2は、下記のb1工程、b2工程、及びb3工程をこの順に行う標準試験2で求められる。
(b1)前研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片(すなわちパラメータ測定用シリコンウェーハ)を研磨する。このシリコンウェーハ試験片の研磨には、例えば、株式会社岡本工作機械製作所製の研磨機PNX−332B、フジボウ株式会社製の研磨パッドPOLYPAS27NXを使用することができる。また、シリコンウェーハ試験片の研磨の研磨条件は、例えば、研磨荷重15kPa、定盤回転速度30rpm、キャリア回転速度30rpm、研磨時間2min、前研磨用組成物の供給速度2L/min、前研磨用組成物の温度20℃、定盤冷却水の温度20℃とすることができる。
仕上げ精度パラメータP2=h2/α×100
シリコンウェーハの仕上げ研磨工程で使用される仕上げ研磨用組成物は、標準試験3で求められる研磨加工性パラメータF1が80以下である。研磨加工性パラメータF1は、下記のc1工程、c2工程、及びc3工程をこの順に行う標準試験3で求められる。
(c1)仕上げ研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片を研磨する。このシリコンウェーハ試験片の研磨には、例えば、株式会社岡本工作機械製作所製の研磨機PNX−322、フジボウ株式会社製の研磨パッドPOLYPAS27NXを使用することができる。また、このシリコンウェーハ試験片の研磨の研磨条件は、例えば、研磨荷重15kPa、定盤回転速度30rpm、キャリア回転速度30rpm、研磨時間15min、仕上げ研磨用組成物の供給速度0.4L/min、仕上げ研磨用組成物の温度20℃、定盤冷却水の温度20℃とすることができる。
研磨加工性パラメータF1=R/β×100
本実施形態の研磨用組成物セットは、前研磨用組成物と仕上げ研磨用組成物を備えているので、2つ以上の研磨工程を備えるシリコンウェーハの研磨方法に使用することができる。例えば、予備研磨工程である1次研磨工程と仕上げ研磨工程との2つの研磨工程を備えるシリコンウェーハの研磨方法に使用することもできるし、予備研磨工程である1次研磨工程、2次研磨工程と仕上げ研磨工程との3つの研磨工程を備えるシリコンウェーハの研磨方法に使用することもできる。
砥粒は、シリコンウェーハの表面を物理的に研磨する働きをする。砥粒の種類は特に限定されるものではないが、シリカ粒子、アルミナ粒子、酸化セリウム粒子、酸化クロム粒子、二酸化チタン粒子、酸化ジルコニウム粒子、酸化マグネシウム粒子、二酸化マンガン粒子、酸化亜鉛粒子、ベンガラ粒子等の酸化物粒子や、窒化ケイ素粒子、窒化ホウ素粒子等の窒化物粒子や、炭化ケイ素粒子、炭化ホウ素粒子等の炭化物粒子や、炭酸カルシウム、炭酸バリウム等の炭酸塩や、ダイヤモンド粒子等が挙げられる。
なお、前研磨用組成物や仕上げ研磨用組成物に用いる砥粒の平均二次粒子径の値は、例えば日機装株式会社製のUPA−UT151を用いた動的光散乱法により測定することができる。
前研磨用組成物中の砥粒の含有量は3質量%以下であることが好ましく、より好ましくは1質量%以下であり、さらに好ましくは0.5質量%以下である。砥粒の含有量が上記の範囲内にある場合、前研磨用組成物の分散安定性が向上する。
仕上げ研磨用組成物中の砥粒の含有量は3質量%以下であることが好ましく、より好ましくは1質量%以下であり、さらに好ましくは0.5質量%以下であり、特に好ましくは0.3質量%以下である。砥粒の含有量が上記の範囲内にある場合、仕上げ研磨用組成物の分散安定性が向上する。
仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物は、塩基性化合物を含有する。塩基性化合物は、シリコンウェーハの被研磨面に対して、化学的な作用を与えて化学的に研磨する(ケミカルエッチング)。これにより、シリコンウェーハを研磨する際の研磨速度を向上させることが容易となる。
水溶性高分子は、研磨時やリンス処理時等のシリコンウェーハの表面処理時において、シリコンウェーハの被研磨面の濡れ性を高める。仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物は、水溶性高分子として、仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物の調製時に固体又は固形の状態で水に投入される固体原料の水溶性高分子を含有する。
前研磨用組成物のpHは特に限定されるものではないが、好ましくは9.0以上であり、より好ましくは9.5以上であり、さらに好ましくは10.0以上である。pHの上昇によって、シリコンウェーハの研磨速度が向上する傾向となる。
前研磨用組成物のpHは、好ましくは11.5以下であり、より好ましくは11.0以下であり、さらに好ましくは10.8以下である。pHの低下によって、シリコンウェーハの面精度が向上する傾向となる。
仕上げ研磨用組成物のpHは、好ましくは11.5以下であり、より好ましくは11.0以下であり、さらに好ましくは10.5以下である。pHの低下によって、シリコンウェーハの面精度が向上する傾向となる。仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物のpHは、例えば後述するpH調整剤を添加することにより調整することができる。
水は、砥粒、塩基性化合物、水溶性高分子等の他の成分の分散媒又は溶媒となる。水は、仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物に含有される他の成分の働きが阻害されることを極力回避するため、例えば遷移金属イオンの合計の含有量が100ppb以下とされることが好ましい。例えば、イオン交換樹脂を用いる不純物イオンの除去、フィルターによる粒子の除去、蒸留等の操作によって、水の純度を高めることができる。具体的には、イオン交換水、純水、超純水、蒸留水等を用いることが好ましい。
本実施形態の仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物には、その性能を向上させるために、必要に応じてpH調整剤、界面活性剤、キレート剤、防黴剤等の各種添加剤を添加してもよい。ただし、酸化剤は実質的に含有しないことが好ましい。
本実施形態の仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物のpHの値は、pH調整剤の添加により調整することができる。仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物のpHの調整により、研磨対象物の研磨速度や砥粒の分散性等を制御することができる。pH調整剤の添加量は特に限定されるものではなく、仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物が所望のpHとなるように適宜調整すればよい。
本実施形態の仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物には、界面活性剤を添加してもよい。界面活性剤の例としては、アニオン性又はノニオン性の界面活性剤があげられ、その中でもノニオン性界面活性剤が好適である。
界面活性剤の重量平均分子量は、好ましくは10000未満であり、より好ましくは9500以下である。界面活性剤の重量平均分子量の減少によって、被研磨面の平滑性が向上する。
本実施形態の仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物には、キレート剤を添加してもよい。キレート剤は、研磨系中の金属不純物成分を捕捉して錯体を形成することによって、シリコン基板の金属汚染(特にニッケル、銅による汚染)を抑制する。
本実施形態の仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物には、防黴剤を添加してもよい。防黴剤の具体例としては、オキサゾリジン−2,5−ジオン等のオキサゾリン等があげられる。
本実施形態の仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物は、酸化剤を実質的に含まないことが好ましい。仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物中に酸化剤が含まれていると、当該研磨用組成物が研磨対象物(例えばシリコンウェーハ)に供給されることで該研磨対象物の表面が酸化されて酸化膜が生じ、これにより所要研磨時間が長くなってしまうためである。ここでいう酸化剤の具体例としては、過酸化水素(H2O2)、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過マンガン酸カリウム、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム等があげられる。
本実施形態の仕上げ研磨用組成物及び前研磨用組成物を用いたシリコンウェーハの研磨は、通常の研磨に用いられる研磨装置や研磨条件により行うことができる。例えば片面研磨装置や両面研磨装置を使用することができる。
以下に実施例及び比較例を示し、表1、2を参照しながら本発明をさらに具体的に説明する。
平均一次粒子径が12nm、25nm、又は35nmのコロイダルシリカからなる砥粒と、塩基性化合物と、水溶性高分子と、界面活性剤と、純水とを混合して、前処理用組成物、標準研磨用組成物、前研磨用組成物a、b、c、d、h、及び仕上げ研磨用組成物e、f、g、iを製造した。各組成物中の砥粒、塩基性化合物、水溶性高分子、及び界面活性剤の含有量は、表1に記載の通りであり、残部は純水である。
〔標準試験1〕
(X1)研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ(本実施例では、直径300mm、伝導型P型、結晶方位<100>、結晶欠陥なしのシリコンウェーハ)に対して、前処理を施す。すなわち、シリコンウェーハに対して、前処理用組成物を使用する研磨を行った後に、標準研磨用組成物を使用する研磨を行い、さらに洗浄及び乾燥を行う。
標準研磨用組成物は、平均一次粒子径35nmのコロイダルシリカ0.46質量%、アンモニア0.009質量%、重量平均分子量25万のヒドロキシエチルセルロース0.017質量%、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドとからなる共重合体0.002質量%を含有し、残部は純水である。
(X5)X4工程で純水洗浄したシリコンチップ試験片を、該シリコンチップ試験片の一方の対角線が鉛直方向に沿うような姿勢で30秒間静置し、対角線のうちシリコンチップ試験片の表面が純水で濡れていない領域の長さを測定し、その長さを撥水距離とする。
親水性パラメータP1={(シリコンチップ試験片の対角線の長さ[mm])−(撥水距離[mm])}/(シリコンチップの対角線の長さ[mm])×100
仕上げ精度パラメータP2は、下記のY1工程〜Y5工程をこの順に行う標準試験2で求められる。
(Y1)研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片(本実施例では、直径300mm、伝導型P型、結晶方位<100>、結晶欠陥なしのシリコンウェーハ試験片)に対して、標準試験1のX1工程と同様に前処理を施す。すなわち、シリコンウェーハ試験片に対して、前処理用組成物を使用する研磨を行った後に、標準研磨用組成物を使用する研磨を行い、さらにSC−1洗浄及び乾燥を行う前処理を施す。
仕上げ精度パラメータP2=h2/α×100
〔標準試験3〕
(Z1)研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片(本実施例では、直径200mm、伝導型P型、結晶方位<100>、結晶欠陥なしのシリコンウェーハ試験片)に対して、前処理を施す。すなわち、シリコンウェーハ試験片に対して、前処理用組成物を使用する研磨を行った後に、標準研磨用組成物を使用する研磨を行い、さらにSC−1洗浄及び乾燥を行う。
(Z6)Z2工程で測定したシリコンウェーハ試験片の質量とZ5工程で測定したシリコンウェーハ試験片の質量との差から、Z3工程の研磨の研磨速度RとZ4工程の研磨の研磨速度βとをそれぞれ算出する。そして、下記式に基づいて仕上げ研磨用組成物の研磨加工性パラメータF1を算出する。
研磨加工性パラメータF1=R/β×100
(1)まず、直径300mm、伝導型P型、結晶方位<100>、結晶欠陥なしのシリコンウェーハに対して、標準試験1のX1工程と同様に前処理を施す。すなわち、シリコンウェーハに対して、前処理用組成物を使用する研磨を行った後に、標準研磨用組成物を使用する研磨を行い、さらにSC−1洗浄及び乾燥を行う前処理を施す。
Claims (5)
- シリコンウェーハの仕上げ研磨を行う仕上げ研磨工程で使用される仕上げ研磨用組成物と、前記仕上げ研磨工程の1段階前の研磨工程である前研磨工程で使用される前研磨用組成物と、を備える研磨用組成物セットであって、
下記のa1工程、a2工程、a3工程、及びa4工程をこの順に行う標準試験1で求められる前記前研磨用組成物の親水性パラメータP1が100未満で、下記のb1工程、b2工程、及びb3工程をこの順に行う標準試験2で求められる前記前研磨用組成物の仕上げ精度パラメータP2が1000以下で、下記のc1工程、c2工程、及びc3工程をこの順に行う標準試験3で求められる前記仕上げ研磨用組成物の研磨加工性パラメータF1が45以下である研磨用組成物セット。
〔標準試験1〕
(a1)前記前研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコン試験片を研磨する。前記シリコン試験片は、円形のウェーハ又は四角形に切断したチップである。
(a2)前記シリコン試験片の研磨された表面を純水で洗浄して、前記前研磨用組成物を洗い流す。
(a3)純水洗浄した前記シリコン試験片を、該シリコン試験片が円形の場合は直径が鉛直方向に沿うような姿勢で、また、該シリコン試験片が四角形の場合は一方の対角線が鉛直方向に沿うような姿勢で30秒間静置し、直径又は対角線のうち前記シリコン試験片の表面が純水で濡れていない領域の長さを測定し、その長さを撥水距離とする。
(a4)測定した撥水距離から、下記式に基づいて前記前研磨用組成物の親水性パラメータP1を算出する。
親水性パラメータP1={(シリコン試験片の直径又は対角線の長さ[mm])−(撥水距離[mm])}/(シリコン試験片の直径又は対角線の長さ[mm])×100
〔標準試験2〕
(b1)前記前研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片を研磨する。
(b2)標準研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片を研磨する。
前記標準研磨用組成物は、平均一次粒子径35nmのコロイダルシリカ0.46質量%、アンモニア0.009質量%、重量平均分子量25万のヒドロキシエチルセルロース0.017質量%、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドとからなる共重合体0.002質量%を含有し、残部は水である。
(b3)b1工程で研磨したシリコンウェーハ試験片のヘイズh2と、b2工程で研磨したシリコンウェーハ試験片のヘイズαとを測定し、下記式に基づいて前記前研磨用組成物の仕上げ精度パラメータP2を算出する。
仕上げ精度パラメータP2=h2/α×100
〔標準試験3〕
(c1)前記仕上げ研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片を研磨する。
(c2)標準試験2の標準研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片を研磨する。
(c3)c1工程の研磨前後の前記シリコンウェーハ試験片の質量差から、c1工程の研磨の研磨速度Rを算出するとともに、c2工程の研磨前後の前記シリコンウェーハ試験片の質量差から、c2工程の研磨の研磨速度βを算出する。そして、下記式に基づいて前記仕上げ研磨用組成物の研磨加工性パラメータF1を算出する。
研磨加工性パラメータF1=R/β×100 - 前記仕上げ研磨用組成物及び前記前研磨用組成物はいずれも砥粒と塩基性化合物と水溶性高分子とを含有する組成物である請求項1に記載の研磨用組成物セット。
- シリコンウェーハの仕上げ研磨を行う仕上げ研磨工程と、前記仕上げ研磨工程の1段階前の研磨工程である前研磨工程と、を備えるシリコンウェーハの研磨方法であって、請求項1又は請求項2に記載の研磨用組成物セットを使用して前記仕上げ研磨工程及び前記前研磨工程を行うシリコンウェーハの研磨方法。
- シリコンウェーハの仕上げ研磨を行う仕上げ研磨工程と、前記仕上げ研磨工程の1段階前の研磨工程である前研磨工程と、を備えるシリコンウェーハの研磨方法の前記仕上げ研磨工程で使用される仕上げ研磨用組成物であって、
下記のc1工程、c2工程、及びc3工程をこの順に行う標準試験3で求められる研磨加工性パラメータF1が45以下である仕上げ研磨用組成物。
〔標準試験3〕
(c1)前記仕上げ研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片を研磨する。
(c2)標準研磨用組成物を使用して、研磨対象物であるシリコンウェーハと同材質のシリコンウェーハ試験片を研磨する。
前記標準研磨用組成物は、平均一次粒子径35nmのコロイダルシリカ0.46質量%、アンモニア0.009質量%、重量平均分子量25万のヒドロキシエチルセルロース0.017質量%、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドとからなる共重合体0.002質量%を含有し、残部は水である。
(c3)c1工程の研磨前後の前記シリコンウェーハ試験片の質量差から、c1工程の研磨の研磨速度Rを算出するとともに、c2工程の研磨前後の前記シリコンウェーハ試験片の質量差から、c2工程の研磨の研磨速度βを算出する。そして、下記式に基づいて前記仕上げ研磨用組成物の研磨加工性パラメータF1を算出する。
研磨加工性パラメータF1=R/β×100 - 砥粒と塩基性化合物と水溶性高分子とを含有する請求項4に記載の仕上げ研磨用組成物。
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