JP7682724B2 - 電磁波透過カバー - Google Patents
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Description
上記電磁波透過カバーにおいて、前記第1電極部及び前記第2電極部の各々には、前記交差方向へ延びるスリットが形成されていることが好ましい。
また、ヒータフィルムのうち、第1電極部及び第2電極部の形成された箇所と、形成されていない箇所、特に第1電極部及び第2電極部とその周りの箇所とで剛性差が小さくなる。従って、ヒータフィルムのうち、第1電極部及び第2電極部の形成された箇所を曲げやすくすることが可能である。
上記電磁波透過カバーにおいて、前記交差方向における少なくとも中間部に位置する複数の前記ヒータ線部では、前記直線部が前記交差方向に一定間隔毎に形成されていることが好ましい。
上記電磁波透過カバーにおいて、前記第1電極部及び前記第2電極部の一方は他方から遠ざかる側へ膨らむように湾曲し、前記他方は前記一方から遠ざかる側へ膨らむように湾曲しており、複数の前記ヒータ線部のうち、前記交差方向における両側部に位置する前記ヒータ線部は、全体が前記対向方向に直線状に延びる場合よりも長く形成されていることが好ましい。
なお、以下の記載においては、車両の前進方向を前方とし、後進方向を後方として説明する。また、上下方向は車両の上下方向を意味し、左右方向は車幅方向であって車両の前進時の左右方向と一致するものとする。さらに、図2では、ミリ波透過カバーにおける各部を認識可能な大きさとするために、縮尺を適宜変更して各部を示している。
カバー本体部21は、前後方向に複数の層が積層されてなる層構造を有している。複数の層は、カバー基材23、ヒータフィルム25及び保護部70を備えている。次に、各層について説明する。
カバー基材23は、電磁波透過性としてのミリ波透過性を有する樹脂材料を用いて樹脂成形することによって形成されている。カバー基材23の形成に用いられる樹脂材料は、透明であってもよいし、不透明であってもよい。本実施形態では、カバー基材23は、PC(ポリカーボネート)樹脂によって形成されているが、他の樹脂材料、例えば、ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合)樹脂によって形成されてもよい。
ヒータフィルム25は、ミリ波透過カバー20に融雪機能を付加するためのものであり、カバー基材23よりも前方に配置されている。ヒータフィルム25は、カバー基材23の前面の形状に対応した形状に賦形されている。ヒータフィルム25は、フィルム基材26、接着層31、導電部32及びレジスト層65を備えている。
フィルム基材26は、ヒータフィルム25の骨格部分をなす部分である。フィルム基材26は、ミリ波透過性を有し、かつ透明な樹脂材料によって形成されている。本実施形態では、フィルム基材26は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂によって形成されている。
さらに、図3に示すように、上記下部28Lのうち、本体部27の中心Oの下方となる箇所を、「下部28Lの中央部28C」というものとする。
<接着層31>
図2に示すように、接着層31は、導電部32をフィルム基材26に接着する機能を有しており、フィルム基材26における本体部27及び接続部29のそれぞれの後面の全面に形成されている。接着層31としては、例えば、OCA(OPTICAL CLEAR ADHESIVE)と呼ばれる透明なフィルム状の光学粘着シートを用いることができる。
導電部32は、導電性材料からなる箔、例えば、銅箔、銀箔等によって形成されている。導電部32は、上記接着層31を介してフィルム基材26に接着されている。図3及び図10に示すように、導電部32は、一対の端子部と、第1電極部40及び第2電極部45と、複数のヒータ線部51,55とを備えている。
一対の端子部は、上記接続部29の後面に対し、接着層31を介してそれぞれ形成されたプラス端子部33及びマイナス端子部34からなる。
図3及び図10に示すように、第1電極部40及び第2電極部45は、上記本体部27の後面の縁部28に対し、接着層31を介してそれぞれ形成されている。第1電極部40及び第2電極部45は、ミリ波の上記透過領域Z1よりも外側であって、同透過領域Z1を上下方向の両側から挟んで対向する箇所に位置している。第1電極部40は、第1プラス電極部41及び第1マイナス電極部42によって構成されている。
一方、図3及び図6に示すように、第2電極部45は、第1プラス電極部41及び第1マイナス電極部42の間の中継電極部としての機能を有する。第2電極部45は、上記縁部28のうち、透過領域Z1を挟んで下部28Lに対向する箇所である上部28Uに対し、接着層31を介して形成されている。第2電極部45は、上記上部28Uに沿って略左右方向へ延びている。第2電極部45は、上方へ膨らむように緩やかに湾曲している。第2電極部45の線幅は、上部28Uに沿う方向である周方向に均一である。第2電極部45の右端部は、第1プラス電極部41の右端部の上方に位置している。第2電極部45の左端部は、第1マイナス電極部42の左端部の上方に位置している。
図3に示すように、複数のヒータ線部51,55は、上記交差方向における中間部と、両側部とで異なる形態を採っている。
図3に示すように、互いに反対方向へ膨らむように湾曲している第1電極部40及び第2電極部45の間隔は、上記交差方向における中央部で最も広くなる。上記間隔は、上記中央部から上記交差方向へ遠ざかるに従い狭くなる。上記交差方向における中央部では、他の部分よりもヒータ線部51の長さが長くなる。ヒータ線部51の長さは、上記中央部から上記交差方向へ遠ざかるに従い短くなる。
なお、本体部27のうち、上記交差方向における両端部分、表現を変えると、ヒータ線部55よりも外側の領域には、ヒータ線部が形成されていない。
図2及び図3に示すように、レジスト層65は絶縁材料からなり、導電部32のうち、プラス端子部33の延出端部33aと、マイナス端子部34の延出端部34aとは異なる箇所を被覆することで、同箇所に対し絶縁を施している。両延出端部33a,34aはレジスト層65から露出している。この露出した部分に対し、上述したコネクタピンが導通した状態で固定される。
上記の構成を有するヒータフィルム25は、次のようにして製作される。
図2に示すフィルム基材26の後面に上記OCAが貼付けられることによって、接着層31が形成される。
このようにして、フィルム基材26、接着層31、導電部32及びレジスト層65を備えてなるヒータフィルム25が作成される。
保護部70は、樹脂シート71及び接着層72を備えており、シート状をなし、フィルム基材26よりも前方に配置されている。保護部70は、カバー本体部21に対し、前方から飛び石等による衝撃が加わった場合に、その衝撃からヒータフィルム25、特に導電部32を保護する役割を担っている。
樹脂シート71の前面は、ミリ波透過カバー20の上記意匠面22を構成している。
図10に示すように、さらに、上記ソケット部81に対し、電力供給のための上記機器82のコネクタ83が結合されている。この結合により、プラス端子部33及びマイナス端子部34がコネクタピンを介して機器82に対し電気的に接続されている。
図2に示すミリ波レーダ装置13からミリ波が送信されると、そのミリ波は、カバー本体部21の上記透過領域Z1における各部を透過する。透過したミリ波は、先行車両、歩行者等を含む車両前方の物体に当たって反射された後、再びカバー本体部21を透過し、ミリ波レーダ装置13によって受信される。ミリ波レーダ装置13は、送信及び受信した上記ミリ波に基づき、物体を認識し、車両10と同物体との距離、相対速度等を検出する。
(1-1)図3に示すように、複数のヒータ線部51,55において、隣り合う直線部52,56の間隔が4mm程度に設定されている。そのため、ミリ波が隣り合う直線部52,56間を透過しやすい。直線部52,56が、ミリ波の透過の妨げとなりにくい。
ここで、図1に示すカバー本体部21の意匠面22に氷雪が付着するとミリ波が減衰され、ミリ波レーダ装置13の検出性能が低下する。この点、本実施形態では、図10に示す機器82から電力が導電部32に供給される。
(2-1)図3に示すように、第1電極部40及び第2電極部45は、それぞれ本体部27の縁部28の後方であって、互いに上下方向に対向する箇所に形成されている。第1電極部40及び第2電極部45の各右端部は、本体部27の右端部の近くに位置している。第1電極部40及び第2電極部45の各左端部は、本体部27の左端部の近くに位置している。さらに、複数のヒータ線部51,55の各々は、第1電極部40及び第2電極部45の間に形成されていて、第1端部53,58において第1電極部40に接続され、第2端部54,62において第2電極部45に接続されている。このように、複数のヒータ線部51,55は、フィルム基材26の広い領域に形成されている。そのため、ヒータフィルム25の広い領域を発熱させることができる。
また、本実施形態では、ヒータ線部55の全長が、上記交差方向における中央部に位置していて最も長いものの長さに近付けられている。そのため、上記発熱分布のばらつきをより小さくすることができる。
ところで、図2に示すミリ波透過カバー20に対し車両10の前方から可視光が照射されると、その可視光は、透明な保護部70を透過し、ヒータフィルム25に照射される。可視光はフィルム基材26の本体部27を透過する。第1電極部40、第2電極部45及びヒータ線部51,55の形成されていない箇所に照射された可視光は透過する。第1電極部40、第2電極部45及びヒータ線部51,55に照射された可視光は、反射される。
(3-1)上記(2-2)で説明したように、複数のヒータ線部51,55が第1電極部40及び第2電極部45に対し並列に接続されている(図3参照)。このことから、ヒータ線部51,55を第1電極部40及び第2電極部45に対し直列に接続する場合よりも、各ヒータ線部51,55の線幅を小さくすることが可能となる。また、ヒータ線部51,55の本数を多くすることで、1本当りのヒータ線部51,55の線幅を小さくすることが可能となる。
(4-1)仮に、第1電極部40にスリット43が形成されず、第2電極部45にスリット46が形成されていないと、次の現象が起こるおそれがある。それは、ヒータフィルム25のうち、第1電極部40及び第2電極部45が形成されている箇所と、形成されていない箇所との剛性差が大きくなることである。ヒータフィルム25のうち、第1電極部40及び第2電極部45が形成されている箇所を、曲げ変形させにくい。
(4-2)仮に、ヒータ線部51,55を、第1プラス電極部41及び第1マイナス電極部42に対し、直列に接続した場合、ヒータ線部51,55は、例えば次のような構成となる。すなわち、ヒータ線部51,55は、複数の直線部と、隣り合う直線部の端部同士を連結する円弧状の連結部とによって構成される。
この点、本実施形態では、図3に示すように、第1プラス電極部41、第1マイナス電極部42及び第2電極部45を本体部27の縁部28の後方に形成している。ヒータ線部51の直線部52を下部28Lまで延ばして、第1電極部40に接続するとともに、上部28Uまで延ばして第2電極部45に接続している。
(4-3)図10、図13及び図14に示すように、本実施形態では、プラス端子部33及びマイナス端子部34を網状に形成している。
・図1において、カバー本体部21を前方から見た形状が、上記実施形態とは異なる形状、例えば、円形、多角形等に変更されてもよい。
・図2において、接着層31がフィルム基材26の前面に形成され、導電部32が接着層31の前面に形成されてもよい。この場合、フィルム基材26は、透明でない樹脂材料によって形成されてもよい。
・図3及び図10において、接続部29が、本体部27の縁部28であって、上記実施形態とは異なる箇所、例えば、上部、側部、下部等から延出されてもよい。
・図3において、第1電極部40及び第2電極部45が、透過領域Z1よりも外側であることを条件に、上下方向とは異なる方向に対向した状態で配置されてもよい。例えば、第1電極部40及び第2電極部45が、左右方向に対向した状態で配置されてもよいし、鉛直線又は水平線に対し斜めに交差する線に沿う方向に対向した状態で配置されてもよい。
・上記実施形態とは逆に、第1電極部40における右側部分が第1マイナス電極部42によって構成され、左側部分が第1プラス電極部41によって構成されてもよい。これに伴い、マイナス端子部34が接続部29の右側部分に設けられ、プラス端子部33が接続部29の左側部分に設けられる。
同様に、図11において、第2電極部45のスリット46が省略されてもよい。
この場合、第1電極部40及び第2電極部45の形状も変更される。すなわち、第1電極部40及び第2電極部45の一方が直線状に形成され、他方が上記一方から遠ざかる側へ膨らむように湾曲する形状に形成される。
・ヒータ線部51,55の直線部52,56は、上記対向方向に対し傾斜する方向へ延びてもよい。
ヒータ線部51,55の総数が変わらないという条件のもとで、ヒータ線部55の数が変更された場合、変更の対象となったヒータ線部55は、ヒータ線部51に置き換えられる。
図4及び図5において二点鎖線で示す変形例では、ヒータ線部55の直線部56が、上記交差方向の両方向へ振れながら、表現を変えると、蛇行しながら、上記対向方向へ延びる非直線部85に変更されている。
なお、上記のように、ヒータ線部55に非直線部85,86が設定される場合、ミリ波の透過性と外観に及ぼす影響が僅かですむように、設計されることが望ましい。
・第1延長部57及び第2延長部61の少なくとも一方についても、上記非直線部85,86と同様に、蛇行状又はジグザグ状に形成されてもよい。
・発熱分布の均一化のためには、直線部52,56間の間隔が、交差方向における中央部で最大となり、同中央部から遠ざかるに従い小さくされてもよい。
<導電部32の全体について>
・導電部32は、めっきにより形成された銅、銀等の金属皮膜を、エッチングによりパターニングして形成されたものであってもよい。
ミリ波透過カバー20は、ヒータフィルム25を含む複数の層が前後方向に積層された層構造を有する。この層構造における層の構成が、例えば、下記のように変更されてもよい。
・レジスト層65が必要でなければ、同レジスト層65がバインダ層67によって形成されてもよい。表現を変えると、図2中、レジスト層65及びバインダ層67で図示されている箇所が、バインダ層67のみによって構成されてもよい。
・機能付加のために新たな層が追加されてもよい。
<その他>
・上記ミリ波透過カバー20は、車両10のエンブレム、オーナメント、マーク等に具体化することができる。
13…ミリ波レーダ装置(装置)
20…ミリ波透過カバー(電磁波透過カバー)
25…ヒータフィルム
32…導電部
33…プラス端子部
34…マイナス端子部
40…第1電極部
41…第1プラス電極部
42…第1マイナス電極部
43,46…スリット
45…第2電極部
51,55…ヒータ線部
52,56…直線部
53,58…第1端部
54,62…第2端部
57…第1延長部
61…第2延長部
82…機器
Z1…透過領域
Claims (6)
- 電磁波を送信及び受信する装置が搭載された乗物に適用され、前記電磁波の送信方向における前記装置の前方に配置され、かつ前記送信方向に複数の層が積層されてなる層構造を有し、複数の前記層の1つがヒータフィルムにより構成された電磁波透過カバーであって、
前記ヒータフィルムは、導電性材料により形成された導電部を備え、
前記導電部は、複数のヒータ線部、第1電極部及び第2電極部を備え、
前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記電磁波の透過領域よりも外側であって、同透過領域を挟んで対向する箇所に位置しており、
前記第1電極部及び前記第2電極部が対向する方向を対向方向とし、前記対向方向に対し交差する方向を交差方向とした場合、前記第1電極部及び前記第2電極部はそれぞれ前記交差方向へ延びており、
複数の前記ヒータ線部の各々は、第1端部及び第2端部を有し、
前記ヒータ線部毎の前記第1端部は前記第1電極部に接続され、前記ヒータ線部毎の前記第2端部は前記第2電極部に接続され、
さらに、前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記ヒータ線部の線幅よりも大きな線幅を有し、
前記第1電極部及び前記第2電極部の各々には、前記交差方向へ延びるスリットが形成されている電磁波透過カバー。 - 電磁波を送信及び受信する装置が搭載された乗物に適用され、前記電磁波の送信方向における前記装置の前方に配置され、かつ前記送信方向に複数の層が積層されてなる層構造を有し、複数の前記層の1つがヒータフィルムにより構成された電磁波透過カバーであって、
前記ヒータフィルムは、導電性材料により形成された導電部を備え、
前記導電部は、複数のヒータ線部、第1電極部及び第2電極部を備え、
前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記電磁波の透過領域よりも外側であって、同透過領域を挟んで対向する箇所に位置しており、
前記第1電極部及び前記第2電極部が対向する方向を対向方向とし、前記対向方向に対し交差する方向を交差方向とした場合、前記第1電極部及び前記第2電極部はそれぞれ前記交差方向へ延びており、
複数の前記ヒータ線部の各々は、第1端部及び第2端部を有し、
前記ヒータ線部毎の前記第1端部は前記第1電極部に接続され、前記ヒータ線部毎の前記第2端部は前記第2電極部に接続され、
さらに、前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記ヒータ線部の線幅よりも大きな線幅を有し、
複数の前記ヒータ線部のうち、前記交差方向における少なくとも中間部に位置する複数の前記ヒータ線部のそれぞれは、全体が前記対向方向に直線状に延びる直線部により構成され、
前記交差方向における少なくとも中間部に位置する複数の前記ヒータ線部毎の前記直線部は、前記交差方向に互いに平行に離間した状態で前記対向方向に延びている電磁波透過カバー。 - 前記交差方向における少なくとも中間部に位置する複数の前記ヒータ線部では、前記直線部が前記交差方向に一定間隔毎に形成されている請求項2に記載の電磁波透過カバー。
- 前記第1電極部及び前記第2電極部の一方は他方から遠ざかる側へ膨らむように湾曲し、前記他方は前記一方から遠ざかる側へ膨らむように湾曲しており、
複数の前記ヒータ線部のうち、前記交差方向における両側部に位置する前記ヒータ線部は、全体が前記対向方向に直線状に延びる場合よりも長く形成されている請求項2又は3に記載の電磁波透過カバー。 - 前記交差方向における両側部に位置する前記ヒータ線部は、
前記第1電極部及び前記第2電極部よりも前記交差方向における外側で前記対向方向に直線状に延びる直線部と、
前記直線部の一方の端部から前記第1電極部に向けて延び、かつ前記第1端部を有する第1延長部と、
前記直線部の他方の端部から前記第2電極部に向けて延び、かつ前記第2端部を有する第2延長部とにより構成され、前記第1延長部は前記第1端部において前記第1電極部に接続され、前記第2延長部は前記第2端部において前記第2電極部に接続されている請求項4に記載の電磁波透過カバー。 - 電磁波を送信及び受信する装置が搭載された乗物に適用され、前記電磁波の送信方向における前記装置の前方に配置され、かつ前記送信方向に複数の層が積層されてなる層構造を有し、複数の前記層の1つがヒータフィルムにより構成された電磁波透過カバーであって、
前記ヒータフィルムは、導電性材料により形成された導電部を備え、
前記導電部は、複数のヒータ線部、第1電極部及び第2電極部を備え、
前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記電磁波の透過領域よりも外側であって、同透過領域を挟んで対向する箇所に位置しており、
前記第1電極部及び前記第2電極部が対向する方向を対向方向とし、前記対向方向に対し交差する方向を交差方向とした場合、前記第1電極部及び前記第2電極部はそれぞれ前記交差方向へ延びており、
複数の前記ヒータ線部の各々は、第1端部及び第2端部を有し、
前記ヒータ線部毎の前記第1端部は前記第1電極部に接続され、前記ヒータ線部毎の前記第2端部は前記第2電極部に接続され、
さらに、前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記ヒータ線部の線幅よりも大きな線幅を有し、
前記導電部は、電力供給のための機器が接続されるプラス端子部及びマイナス端子部をさらに備え、
前記第1電極部は、前記プラス端子部に接続された第1プラス電極部と、前記第1プラス電極部から離間した状態で形成され、かつ前記マイナス端子部に接続された第1マイナス電極部とからなり、
前記第1プラス電極部及び前記第1マイナス電極部は、少なくとも前記交差方向に離間した状態で隣り合っており、
前記第2電極部は、前記第1プラス電極部及び前記第1マイナス電極部の間の中継電極部として、前記第1プラス電極部及び前記第1マイナス電極部に対向し、
一部の前記ヒータ線部の前記第1端部は前記第1プラス電極部に接続され、前記一部の前記ヒータ線部の前記第2端部は前記第2電極部に接続され、残部の前記ヒータ線部の前記第1端部は前記第1マイナス電極部に接続され、前記残部の前記ヒータ線部の前記第2端部は前記第2電極部に接続されている電磁波透過カバー。
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