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JPS6053740B2 - 管楽器リ−ド用銅合金の熱処理方法 - Google Patents
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JPS6053740B2 - 管楽器リ−ド用銅合金の熱処理方法 - Google Patents

管楽器リ−ド用銅合金の熱処理方法

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Publication number
JPS6053740B2
JPS6053740B2 JP56209619A JP20961981A JPS6053740B2 JP S6053740 B2 JPS6053740 B2 JP S6053740B2 JP 56209619 A JP56209619 A JP 56209619A JP 20961981 A JP20961981 A JP 20961981A JP S6053740 B2 JPS6053740 B2 JP S6053740B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
copper alloy
less
wind instrument
tin
Prior art date
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Expired
Application number
JP56209619A
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English (en)
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JPS58113359A (ja
Inventor
又男 吉田
昭六 高田
Original Assignee
日本鉱業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本鉱業株式会社 filed Critical 日本鉱業株式会社
Priority to JP56209619A priority Critical patent/JPS6053740B2/ja
Publication of JPS58113359A publication Critical patent/JPS58113359A/ja
Publication of JPS6053740B2 publication Critical patent/JPS6053740B2/ja
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  • Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、管楽器リード特に雅楽の楽器として用いる
笹(しよう)のリード用銅合金の熱処理方法に関する。
笹は簀(した)と呼ばれるリードをもつ楽器で、雅楽
の重要な楽器の1つである。そしてこの笹はわが国には
、奈良時代に唐楽の楽器てして伝来したのが最初である
といわれている。この笹の外観を第1図に示す。桜の木
等でこしらえた頭というものの上部に17*の竹の管を
さし込んで作られている。 頭の側部には吹口が設けら
れている。
前記17*の竹の管はそれぞれ密着させて輸形に束ねら
れており、竹の管の下端には第2図に示すように、リー
ド(簀)を有する。 従来のリード用銅合金は、組成が
明らかでなく、また一定した材質であるというものでは
なかつたが、最近の分析によると、錫21量%前後とニ
ッケル等の不純物を多量に含有し、残部が銅である高錫
銅合金であることが分つている。
ところが錫がこのように2腫量%を越える高錫合金に
なると、著しく硬くかつもろくなる。
したがつて、この材料を冷間で圧延したり、鍛造した
りすると細い割れが到るところて発生するという結果に
なる。 前記正月リード(簀)の製造に際しては、まず
所定の材料を長方形の短冊(たんざく)形に切り、これ
をやすりでけずり、さらに砥石で厚さ0.4〜0.6ミ
リ程度に薄くみがき上げる。
次に、このリード(簀)の中央にコの字形になるよう
に、盟(せん)という金属用ののみでそいで薄くする。
この部分が振動して音のでるところになる。このリード
(簀)の材料は振動材としたて腰が強くて硬い材料であ
るこが必要であるが、前述したように錫の含有率が非常
に高いため硬くて作業が難行し、製作時間がかかるのて
非常に高価なものになつていた。 また従来竺用リード
に使う青銅合金は、古い時代の朝鮮の食器、ドラ等から
切り出して製作していたため、このような青銅器の種類
により硬度等の物性が異なり、その結果音色がまちまち
で理想的なリードを得ることができず、さらには材料の
入手すらも困難となつていた。本出願人は、この点に鑑
みて、錫20〜25重量%、鉛0.2重量%以下、鉄0
.鍾量%以下、残部銅から成る管楽器リード用銅合金お
よびこれらにさらに亜鉛を0.15重量%以下を含有す
る錫20〜25重量%、鉛0.踵量%以下、鉄0.鍾量
%以下、亜鉛0.15重量%以下、残部銅から成る管楽
器リード用銅合金を開発したが、同合金をさらに熱間圧
延後600をC〜750℃、特に650にC〜72(代
)の範囲で1紛〜2時間加熱し、好ましくは水冷するこ
とにより、リードの製作段階で必要とされる削り易さが
著しく改善されることが分つた。
これにより音色の優れたリードが得られ、品質が一定し
、しかも製作が非常に容易になつた。
音色の良し悪しの判断には、多分に感覚的なものがあり
、音楽的素養を必要とするけれども、このような青銅製
リードの音色の良し悪しは主としてその硬さや、引張り
強さ等に依存しており、錫の含有量が大きな影響を与え
る。そして錫20〜25重量%を含有する青銅が音色に
特に優れている。
これを物性面からみると、錫20−重量%から硬さが急
速に増し、25重量%を越えると逆にもろくなつていく
。引張り強さは錫20〜25重量%で30k9/WIL
前後の高い値を示す。すなわち物性的に硬さおよび引張
り強さが大である錫20〜25重量%の範囲の青銅が極
めて優れた.リード材であり、さらにこの中で、錫21
〜2鍾量%の範囲が最も優れていることが分つた。前述
したように青銅素材をリードに仕上げるのに、やすりで
削うたり、のみでそいだりすることが必要であるが、鉛
0.鍾量%以下、より好まし5くは0.1重量%以下を
含有させると削り易さ、すなわち切削性が著しく改善さ
れる。
なお鉛が0.2重量%を越えると熱間加工性および腰の
強さを悪化させ音質に変化を与えるので好ましくない。
さらに鉄を0.鍾量%以下より好ましくは0.2重量%
以下含有させることにより、前記青銅の硬さがさらに向
上し澄んだ音色の、極めて優れた音質になる。また、こ
の鉄の添加によりわずかもろさもでるが、これはかえつ
て切削性の向上にもなる。
鉄が0.鍾量%を越えるともろさが増大し、製作段階で
割れを発生するので好ましくない。以上の割合の銅、錫
、鉛および鉄の合金成分で優れたリード材が得られるが
、さらに亜鉛を0.15重量%以下より好ましくは0.
1重量%以下含有させることにより、青銅の軟かさを増
加させることができる。
したがつて鉄の含有によるもろさをこLの亜鉛の含有に
より相殺し、なおかつ音色にすぐれ、切削性が大きい合
金が得られる。以上で述べた合金を鋳造後55(代)〜
720℃で熱間圧延し、さらに6000C〜750℃よ
り好ましくは650℃〜720℃で1紛〜2時間加熱処
理すると残留応力が除去され、切削性がいつそう改善さ
れる。
加熱温度が600′Cよりも低いと熱処理の効果がなく
、750℃を越えると合金の一部が溶融してくるので、
加熱時間との関係で750℃以下に押える必要がある。
そして、最も効率の良い温度範囲は650℃〜720℃
で1紛〜2時間加熱処理を行うことである。このように
処理した銅合金は、切削性に著しく富むが、さらにこの
後、切削性を妨げずかつ割れを発生させない程度に5%
前後の軽度の冷間圧延を行うと、リード材が緻密かつ強
くなつて音色が向上するので、適宜冷間圧延を施すこと
もできる。
次に実施例について説明する。
実施例 第1表に示す本発明合金成分をるつぼで溶解した。
これを鋳造後、面削し55(代)〜72(代)の間で熱
間圧延した。熱間圧延後700℃で30分間加熱して水
冷する溶体化処理を行つた。この処理で得られた合金を
酸洗後、所定の長さに切断してリード製作用素片とした
。この素片を削つてリードとしたところ音色が極めて優
れ、熱間加工性、切削性、腰の強さがいずれも良好であ
つた。
熱処理温度および時間が本発明の範囲をはずれると切削
性、腰の強さが悪化し、音色においても若干悪くなる。
同様にして製作した比較合金および熱処理条件の対比を
第1表に示す。以上のように、本発明の銅合金の熱処理
方法によつて、材質が一定し最も美しい音色のリード材
が得られ、しかも特殊な熟練者のみにまかされていたリ
ード材の製作が適度の習練をつんだ人でも容易に製作で
きるようになつて、管楽器の製造ひいては特に雅楽の振
興に非常に役立つものである。
なお、竿のような美しい音色をかなでるリード(簀)材
は他の管楽器等のリード材としても十分利用できること
はいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は笛の外観を示す斜視図。 第2図は、イは竹の管の斜視図、叫よリードの斜視図で
ある。1・・・・・・頭、2・・・・・・竹の管、3・
・・・・・吹口、4・・・・リード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 錫20〜25重量%、鉄0.3重量%以下、鉛0.
    2重量%以下、残部銅からなる銅合金を熱間圧延した後
    、600℃〜750℃で10分〜2時間加熱することを
    特徴とする管楽器リード用銅合金の熱処理方法。 2 熱間圧延した後、650℃〜720℃で10分〜2
    時間加熱することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の管楽器リード用銅合金の熱処理方法。 3 錫20〜25重量%、鉄0.3重量%以下、鉛0.
    2重量%以下、亜鉛0.15重量%以下、残部銅からな
    る銅合金を熱間圧延した後、600℃〜750℃で10
    分〜2時間加熱することを特徴とする管楽器リード用銅
    合金の熱処理方法。 4 熱間圧延した後、650℃〜720℃で10分〜2
    時間加熱することを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の管楽器リード用銅合金の熱処理方法。
JP56209619A 1981-12-28 1981-12-28 管楽器リ−ド用銅合金の熱処理方法 Expired JPS6053740B2 (ja)

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Publications (2)

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JPS58113359A JPS58113359A (ja) 1983-07-06
JPS6053740B2 true JPS6053740B2 (ja) 1985-11-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63139242U (ja) * 1987-03-02 1988-09-13

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JPS63139242U (ja) * 1987-03-02 1988-09-13

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JPS58113359A (ja) 1983-07-06

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