JPS6229225B2 - - Google Patents
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- JPS6229225B2 JPS6229225B2 JP6887480A JP6887480A JPS6229225B2 JP S6229225 B2 JPS6229225 B2 JP S6229225B2 JP 6887480 A JP6887480 A JP 6887480A JP 6887480 A JP6887480 A JP 6887480A JP S6229225 B2 JPS6229225 B2 JP S6229225B2
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Description
本発明は表面硬度、表面光沢、耐摩耗性の改良
された熱可塑性樹脂積層物、特に有機珪素化合物
が被覆されたポリオレフイン積層物に関する。 一般に熱可塑性樹脂は、透明、不透明を問わ
ず、金属、ガラス等に比べ表面硬度が低く、引掻
きや擦傷に対して弱く表面に傷がつき易い。特に
透明性が長所であるポリメチルメタクリレート、
ポリカーボネート、ポリスチレンあるいはポリ4
−メチル−1−ペンテン、ポリプロピレン等のポ
リオレフイン等にとつては耐引掻性が劣ることは
大きな欠点であり、実用上の障害になつている。 これらの欠点を改良する手段は数多く提案され
ており、その一つとして、樹脂表面に珪素樹脂、
有機珪素化合物の加水分解物等を被覆積層する方
法があり、その際、該樹脂への珪素樹脂の接着強
度を増すための下塗り剤に関する提案もなされて
いる。しかしこれら諸提案のほとんどはポリメチ
ルメタクリレートやポリカーボネート等の分子内
に極性基を有する熱可塑性樹脂に対して有効なも
のであつて、分子内に極性基を持たないポリオレ
フインにこれらの方法を適用しても容易に被膜が
剥離して実用に適したものが得られない。一方ポ
リ4−メチル−1−ペンテン、ポリプロピレン等
のポリオレフインは分子内に極性基を有するポリ
メチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリ
塩化ビニル(硬質)等に比べて密度が小さいこと
から軽量であり、耐酸、耐アルカリ性に優れてい
るという利点があり、表面特性の改良が望まれて
いる。そこで本発明者らはポリオレフインの表面
特性の改良について検討した結果、本発明に到達
した。 すなわち本発明は、ポリオレフイン、オレフイ
ン性不飽和結合を有する基および加水分解可能な
有機基をもつ有機珪素化合物をグラフトしたゴム
状物質および珪素樹脂とからなる表面特性が改良
されたポリオレフイン積層物である。 本発明でいうポリオレフインとは、エチレン、
プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテンなどのオレフインの単独重合
体あるいは2種以上のオレフインからなる共重合
体である。なかでも透明性に優れるポリプロピレ
ンおよびポリ4−メチル−1−ペンテンが好適で
ある。又上記ポリプロピレンとは、プロピレンの
単独重合体の他にプロピレンと10モル%以下の他
のα−オレフイン、例えばエチレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン等との共重合体を含み、ポリ4
−メチル−1−ペンテンとは、4−メチル−1−
ペンテンの単独重合体の他に4−メチル−1−ペ
ンテンと20モル%以下の炭素数6ないし18のα−
オレフイン、例えば1−ヘキセン、3−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−
テトラデセン、1−オクタデセン等の1種あるい
は2種以上との共重合体を包含する。 本発明のポリオレフイン積層物は前記したポリ
オレフイン(A)層上に、オレフイン性不飽和結合を
有する基および加水分解可能な有機基をもつ有機
珪素化合物をグラフトしたゴム状物質(B)層を介
し、珪素樹脂(C)層が形成されている。上記(B)層を
構成する成分中、ゴム状物質にグラフトする有機
珪素化合物は、オレフイン性不飽和結合を有する
基および加水分解可能な有機基をもつ有機珪素化
合物であればよく、一般式 R1R2SiY1Y2、R1XSiY1Y2またはR1SiY1Y2Y3 で示される。式中R1、R2はオレフイン性不飽和
結合を有し、炭素、水素および任意に酸素からな
り、各々同一または相異なる基であり、ポリオレ
フイン中に発生した遊離ラジカル部位と反応性を
有する。このような基の例としては、ビニル、ア
ルリル、ブテニル、シクロヘキセニル、シクロペ
ンタジエニルがあり、とくに末端オレフイン性不
飽和基が好ましい。その他の好ましい例には末端
不飽和酸のエステル結合を有する。 CH2=C(CH3)COO(CH2)3−、 CH2 =C(CH3)COO(CH2)2−O−(CH2)3−、 CH2=C(CH3)COOCH2OCH2CH2(OH)CH2O(CH2)3− などをあげることができる。これらのうちビニル
基が最適である。Xはオレフイン性不飽和結合を
有しない有機基であり、例えば1価の炭化水素基
であるメチル、エチル、プロピル、テトラデシ
ル、オクタデシル、フエニル、ベンジル、トリル
などの基があり、またこれらの基は、ハロゲン置
換炭化水素基でもよい。基Y1、Y2、Y3は各々同
一または相異なる加水分解可能な基であり、例え
ばメトキシ、エトキシ、ブトキシ、メトキシエト
キシのようなアルコキシ基、アルコキシアルコキ
シ基、ホルミロキシ、アセトキシ、プロピオノキ
シのようなアシロキシ基、オキシム、例えば−
ON=C(CH3)2、−ON=CHCH2C2H5および−
ON=C(C6H5)2または置換アミノ基およびアリ
ールアミノ基、例えば−NHCH3、−NHC2H5およ
び−NH(C6H5)などがあり、その他任意の加水
分解し得る有機基である。 本発明において好ましく使用される有機珪素化
合物は一般式 R1SiY1Y2Y3 で表わされる化合物であり、とくに基Y1、Y2、
Y3が等しい有機珪素化合物が適している。これ
らのうちでもビニルトリスアルコキシシランが好
適であり、例えばビニルトリルメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(メト
キシエトキシ)シラン等が例示できる。しかしビ
ニルメチルジエトキシシラン、ビニルフエニルジ
メトキシシランなども同様に用いることができ
る。 有機珪素化合物をグラフトする基体のゴム状物
質としては、例えばポリイソプレン、スチレン・
ブタジエンゴム、ポリブタジエン、アクリロニト
リル・ブタジエンゴム、ポリクロロプレン、ブチ
ルゴム、ポリエーテルゴム、シリコーンゴム、ア
クリルゴム、エチレン・α−オレフイン(炭素数
3〜8)ランダム共重合体、エチレン・α−オレ
フイン(炭素数3〜8)ジエンランダム共重合
体、ハロゲン化ポリエチレン、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、4−メチル−1−ペンテン・α−
オレフイン(炭素数6〜18)ランダム共重合体、
ハロゲン化ポリ4−メチル−1−ペンテン、ハロ
ゲン化4−メチル−1−ペンテン−α−オレフイ
ン(炭素数6〜18)ランダム共重合体等が挙げら
れる。中でもエチレン・α−オレフイン(炭素数
3〜8)ランダム共重合体、エチレン・α−オレ
フイン(炭素数3〜8)ジエンランダム共重合
体、ハロゲン化ポリエチレン、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、4−メチル−1−ペンテン・α−
オレフイン(炭素数6〜18)ランダム共重合体、
ハロゲン化ポリ4−メチル−1−ペンテン、ハロ
ゲン化4−メチル−1−ペンテン・α−オレフイ
ン(炭素数6〜18)ランダム共重合体等のオレフ
イン系ゴムがポリオレフインとの馴染みが良いの
で好ましい。又、グラフト原料のゴム状物質は、
オレフイン性不飽和結合を有する基および加水分
解可能な有機基をもつ有機珪素化合物を一定量グ
ラフトした後ポリオレフインに下塗りして使用す
ることが好ましく、そのためには、有機珪素化合
物グラフトゴム状物質を溶剤に溶かして用いるこ
とが好適であるので、結晶性でないことが望まし
く、例えばX線に基づく結晶化度が0又は30%以
下であることが望ましい。なお本発明にいうゴム
状物質とはX線に基づく結晶化度が0又は30%以
下の無定形高分子もしくは低結晶性高分子であ
る。 基体ゴム状物質に前記有機珪素化合物をグラフ
トさせ、(B)層を構成するグラフトゴム状物質を製
造するには、基体ゴム状物と有機珪素化合物とを
酸素の実質的不存在下不活性気体雰囲気中でラジ
カル開始剤の存在下非押出成形反応条件下に反応
させて行うのが好ましい。 有機珪素化合物を均一にグラフトさせるために
は、通常グラフト反応を反応器を用いて行う。 グラフト反応はゴム状物質を加熱し、強撹拌下
に行うことが好ましい。反応温度は100℃以上300
℃、とくに約140℃〜200℃の範囲が好適であり、
反応時間は1〜20時間が通常である。反応操作は
バツチ式、連続式いずれでもよいが、均一にグラ
フトするためには、バツチ式が好ましい。 本発明においては、ゴム状物質に対して有機珪
素化合物を逐次添加しながらグラフト反応せしめ
ることが好ましい。また、ラジカル開始剤も同時
に逐次添加が好ましい。具体的には、有機珪素化
合物の添加速度は0.1mMないし10mM/min/
Kg−ゴム状物質が好ましく、特に0.5mMないし
5mM/min/Kg−ゴム状物質が好ましい。この
反応方法により特にゴム状物質分子に均質に、高
グラフト収率(仕込みモノマー量に対するグラフ
トされたモノマー量の比率)にグラフトでき、有
機珪素化合物のホモポリマーの生成が極度に抑制
されるので、反応終了後わずかな未反応モノマー
やラジカル開始剤及びその分解生成物などの揮発
成分を真空下で除去するだけで通常の使用目的に
供し得、溶解・析出や抽出などの製造コスト上昇
をまねく精製工程を省略できる。 ゴム状物質に対する有機珪素化合物およびラジ
カル開始剤の添加量はゴム状物質の種類、反応温
度、または望ましいグラフト量により、広い範囲
で変えることができる。好適な範囲はゴム状物質
100重量部に対し、有機珪素化合物0.5〜150重量
部、とくに約10〜100重量部であり、ラジカル開
始剤0.01〜10重量部、とくに約0.03〜5重量部で
ある。またラジカル開始剤の有機珪素化合物に対
するモル比を1/200ないし1、好ましくは1/
100〜1/5とすることが好ましい。 ラジカル開始剤としては、有機珪素変性反応条
件の下でゴム状物質にラジカル部位を造ることが
できるものを用いる。これらの化合物には有機ペ
ルオキシド、有機ペルエステル、例えばベンゾイ
ルオキシド、ジクロルベンゾイルペルオキシド、
ジクミルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオ
キシド、2・5−ジメチル−2・5−ジ(ペルオ
キシベンゾエート)ヘキシン−3、1・4−ビス
(tert−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼ
ン、ラウロイルペルオキシド、tert−ブチルペル
アセテート、2・5−ジメチル−2・5−ジ
(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、2・
5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチルペルオ
キシ)ヘキサン、tert−ブチルペルベンゾエー
ト、tert−ブチルペルフエニルアセテート、tert
−ブチルペルイソブチレート、tert−ブチルペル
−sec−オクトエート、tert−ブチルペルピバレ
ート、クミルペルピバレートおよびtert−ブチル
ペルジエチルアセテート、その他アゾ化合物、例
えばアゾビス−イソブチルニトリル、ジメチルア
ゾイソブチレートがある。これらのうちではジク
ミルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシ
ド、2・5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチ
ルペルオキシ)ヘキシン−3、2・5−ジメチル
−2・5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、1・4−ビス(tert−ブチルペルオキシイソ
プロピル)ベンゼンなどのジアルキルペルオキシ
ドが好ましい。 オレフイン性不飽和結合を有する基および加水
分解可能な有機基をもつ有機珪素化合物のゴム状
物質に対するグラフト量は0.5ないし50重量%、
とくに5ないし25重量%の範囲であることが好ま
しい。5重量%未満のものは珪素樹脂(C)と有機珪
素化合物をグラフトしたゴム状物質(B)との密着性
が悪く、又25重量%を越えるものはポリオレフイ
ン(A)と有機珪素化合物をグラフトしたゴム状物質
(A)との密着性が劣つている。 前記オレフイン性不飽和結合を有する基および
加水分解可能な有機基をもつ有機珪素化合物をグ
ラフトしたゴム状物質(B)層をポリオレフイン(A)層
と表面改良材である珪素樹脂との間に介在させる
ことは、ポリオレフインと珪素樹脂(C)層との密着
性を良くするために是非必要である。該有機珪素
化合物グラフトゴム状物質層がないとポリオレフ
インと珪素樹脂とが完全に密着せず、使用時に剥
離し実用上問題である。 前記有機珪素化合物グラフトゴム状物質をポリ
オレフインに積層する方法としては、有機珪素化
合物グラフトゴム状物質を溶融して、低分子量の
該グラフトゴム状物質であればそのまま、ロー
ル、刷毛、スプレー等を用いて、あるいは該グラ
フトゴム状物質の溶融液に直接浸漬して積層する
方法、あるいは該グラフトゴム状物質を溶媒に希
釈して前記方法で塗布し溶媒を除去する方法等が
例示できる。中でも溶媒に希釈して塗布する方法
は該グラフトゴム状物質をポリオレフインに均一
に積層塗布することができるので好ましい。該グ
ラフトゴム状物質を希釈するに用いる溶媒は、該
グラフトゴム状物質を溶かし、しかもポリオレフ
インを失透させない溶媒が好ましい。かかる溶媒
としては例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素系溶媒、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素系
溶媒、四塩化炭素、1・1・1−トリクロロエタ
ン、1−クロロブタン、トリクロロエチレン等の
塩素系溶媒等が挙げられる。 本発明に用いる珪素樹脂(C)としては、表面改良
効果がある架橋型珪素樹脂であれば使用可能であ
る。架橋型珪素樹脂としては、例えばオルガノト
リアルコキシシラン、テトラアルコキシシラン、
オルガノトリアシロキシシラン、ビニルトリアル
コキシシラン、アミノアルキルアルコキシシラ
ン、エポキシアルキルアルコキシシラン、ケイ素
官能性ポリシロキサン、炭素官能性ポリシロキサ
ン、またはこれらの部分加水分解生成物あるいは
オリゴマーを1種あるいは2種以上混合し硬化し
たものが挙げられる。具体的にはオルガノトリア
ルコキシシランとしては、メチルトリメトキシシ
ラン、エチルトリメトキシシラン、n−ブチルト
リメトキシシラン、フエニルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリエト
キシシラン、フエニルトリエトキシシラン、メチ
ルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシシ
ラン等、テトラアルコキシシランとしては、テト
ラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テト
ラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等、
オルガノトリアシロキシシランとしては、メチル
トリアセトキシシラン、エチルトリアセトキシシ
ラン、イソプロピルトリアセトキシシラン、フエ
ニルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセトキ
シシラン、メチルトリプロピオニルオキシシラ
ン、エチルトリプロピオニルオキシシラン等、ビ
ニルトリアルコキシシランとしては、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニルトリブトキシシラン等、アミノアルキルアル
コキシシランとしては、アミノメチルトリエトキ
シシラン、N−β−アミノエチルアミノメチルト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエト
キシシラン等、エポキシアルキルアルコキシシラ
ンとしては、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジ
メトキシシラン等、ケイ素官能性ポリシロキサン
としては、1・3−ジメトキシテトラメチルジシ
ロキサン、1・5−ジメトキシヘキサメチルトリ
シロキサン、1・7−ジメトキシオクタメチルテ
トラシロキサン、1・9−ジメトキシデカメチル
ペンタシロキサン、1・3−ジエトキシテトラメ
チルジシロキサン、1・5−ジエトキシヘキサメ
チルトリシロキサン、1・7−ジエトキシオクタ
メチルテトラシロキサン、1・9−ジエトキシデ
カメチルペンタシロキサン、1・3−ジメトキシ
ヘキサエチルトリシロキサン等、炭素官能性ポリ
シロキサンとしては、1・3−ビス(ヒドロキシ
メチル)−1・1・3・3−テトラメチルジシロ
キサン等が例示できる。 珪素樹脂原料となる前記有機珪素化合物または
そのオリゴマーあるいはそれらの部分加水分解物
は、有機珪素化合物グラフトゴム状物質を積層し
たポリオレフインに直接塗布することもできる
が、溶剤に溶解し5ないし50重量%の濃度の溶液
にして塗布するのが、表面の仕上げ効果及び塗布
の操作上好ましい。該溶剤としてはエチルアルコ
ール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、
アミルアルコール等のアルコール類、プロピルエ
ーテル、ブチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチ
ルエエーテル等のエーテル類、メチルエチルケト
ン、ジエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、
酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル
等のエステル類、ベンゼン、トルエン、p−キシ
レン等の芳香族炭化水素類等の1種あるいは2種
以上混合したものを用いる。 該有機珪素化合物等の塗布は、ロール、刷毛、
スプレー等を用いて、あるいは該有機珪素化合物
等の溶液へ浸漬することにより行う。該有機珪素
化合物等を塗布後、硬化させてポリオレフイン上
に珪素樹脂の硬い皮膜を形成させる。該有機珪素
化合物等の加熱処理(加橋反応処理)条件は積層
されるポリオレフインの種類により異なるが通常
60ないし150℃の温度で行うのが好ましい。しか
し積層されるポリオレフイン軟化温度を越えない
ようにするのが望ましい。何故なら軟化温度を越
えた温度で処理するとポリオレフインが変形する
恐れがあるためである。尚、必要に応じて該有機
珪素化合物等の塗布を数回繰り返してもよい。そ
の際該有機珪素化合物は半硬化、あるいは硬化後
に行わないと再塗布時にそれ以前に塗布した該有
機珪素化合物が溶ける場合がある。 本発明のポリオレフイン、オレフイン性不飽和
結合を有する基および加水分解可能な有機基をも
つ有機珪素化合物をグラフトしたゴム状物質およ
び珪素樹脂とからなるポリオレフイン積層物は、
ポリオレフインの軽量性に加え表面硬度、表面光
沢及び透明性を兼ね供えているので、自動車、船
舶、建築物等の窓ガラス、機械カバー、風防ガラ
ス、保護眼鏡、ゴーグル、サングラス等の保護
用、その他店頭用デイスプレー、透明玩具並びに
文具、透視パネル、光学機器用レンズ等の用途に
有用である。 次に実施例により、本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれら
の実施例に制約されるものではない。 実施例 1 (有機珪素化合物グラフト物質の製造) エチレン・プロピレンランダム共重合体(エチ
レン60モル%、メルトインデツクス30g/
10min:ASTM D1238E、以下EPRと呼ぶ)100
gを、容量300mlのガラス製反応器に仕込んだ。
次に窒素置換後系を150℃に加熱し、撹拌しなが
ら有機珪素化合物として、ビニルトリメトキシシ
ラン(以下VTMSと呼ぶ)30gおよびラジカル開
始剤として2・5−ジメチル−2・5−ジ(tert
−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3 1gを2時
間で添加し、更に2時間反応させた。次いで反応
生成物をp−キシレンで溶解後、大過剰のアセト
ン中で沈殿させ別乾燥し、ビニルトリメトキシ
シラングラフトエチレン・プロピレンランダム共
重合体(以下VTM−EPR−と呼ぶ)を得た。
得られたVTM−EPR−のVTMSのグラフト量
は9.9重量%、メルトインデツクスは15g/
10minであつた。 (積層物の製造) 4−メチル−1−ペンテン−1−ヘキサデセン
−1−オクタデセン3元共重合体(1−ヘキサデ
セン4.5wt%、1−オクタデセン4.5wt%、メルト
インデツクス70g/10min:ASTM D1238T、以
下PHO−と呼ぶ)を使用し7オンスの射出成
形機を用い2mm厚の薄板を作製した。次いで該薄
板をVTM−EPR−の1g/100ml−トルエン溶
液中に10秒間浸漬後乾燥させ、続いてトリメトキ
シシラン化合物のイソプロピルアルコールアセト
ン混合溶液(商品名“X−12−917”信越化学工
業KK製品)に10秒間浸漬後乾燥し、80℃のオー
ブン中で50分間加熱し、表面を硬化させて積層物
を得た。得られた積層板を用い、以下の試験を行
つた。 密着性:積層板の表面を10mm四方で1mm間隔に11
×11本の線をカツターで傷付け、傷付けた表面
に約100mm長さのセロフアン粘着テープ(セロ
テープNo.250、ニチバン(株)製)を貼り
付け、20mmφのガラス棒で縦横往復10回こす
り、セロフアン粘着テープを手前から剥がし、
残つた個数を数え、上記試験を3回行い、残つ
た個数/100で評価する。 光線透過率:ASTM D1003の方法で測定した。 光沢度:ASTM D523の方法で測定した。 鉛筆硬度:JIS K5400の方法で測定した。 耐摩耗性:テーバ摩耗試験ASTM D1044 250g
荷重下にCS−10の研摩紙で100回回転した後の
光線透過率の減少(△%)により評価した。 実施例 2、3 実施例1のVTMSのEPRに対するグラフト量
を第1表の如く変えたグラフト物を用いる以外は
実施例1と同様に行つた。結果を第1表に示す。 実施例 4、5 実施例1のVTM−EPR−の1g/100ml−ト
ルエン溶液をp−キシレンおよびベンゼンに変え
た以外は、実施例1と同様に行つた。結果を第1
表に示す。 実施例 6〜8 実施例1のPHO−の代わりに1−ヘキサデ
センおよび1−オクタデセンの共重合量を3wt%
および3wt%としたもの(以下PHO−と呼ぶ)
を用いる以外は実施例1、4および5と同様に行
つた。結果を第1表に示す。 実施例 9〜11 実施例1のVTMSの代わりにビニルトリエトキ
シシラン(以下VTESと呼ぶ)、ビニルトリブト
キシシラン(以下VTBSと呼ぶ)およびγ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン(以下γ
−MMSと呼ぶ)を用い各々のグラフト量を第2
表に示す値にした以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第2表に示す。 実施例 12 実施例1のPHO−の代わりにポリプロピレ
ン(メルトインデツクス11g/10min:ASTM
D1238L、以下PPと呼ぶ)を用いる以外は実施例
1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 実施例 13 実施例1のEPRの代わりに、エチレン−1−
ブテン・エチリデンノルボルネン3元共重合体
(エチレン93モル%、沃素価:15、メルトインデ
ツクス540g/10min:ASTM D 1238D、以下
EBEと呼ぶ)を用いる以外は実施例1と同様に
行つた結果を第2表に示す。 実施例 14 実施例1のトリメトキシシラン化合物の代わり
にγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
とγ−アミノプロピルトリエトキシシランの当モ
ル部分加水分解反応物のイソプロパノール溶液を
用い、乾燥条件を100℃×60分間とする以外は実
施例1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 比較例 1 実施例1のVTM−EPR−の下塗り処理工程
を省く以外は実施例1と同様に行つた。結果を第
2表に示す。但し珪素樹脂層が容易に剥離するた
め以下比較例は1〜3ともに鉛筆硬度、耐摩耗性
の値は基材の値しか得られなかつた。 比較例 2 実施例1のVTM−EPR−の代わに、ビニル
トリメトキシシランの加水分解物を用いる以外は
実施例1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 比較例 3 実施例1のVTM−ERR−の代わりにγ−ア
ミノプロピルトリエトキシシランと無水マレイン
酸との反応物の20wt%ブタノール溶液(以下γ
−APTE/MAHと呼ぶ)を用いる以外は実施例
1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 実施例15〜17、比較例4 実施例5、9、13およびブランク1の積層板を
以下の条件で各々処理し、密着性、その他の試験
を行つた。 熱水処理:80℃の温水中に積層板を17時間浸漬処
理した。 熱処理:160℃のオーブン中に積層板を30分放置
して熱処理した。 結果を第3表に示す。
された熱可塑性樹脂積層物、特に有機珪素化合物
が被覆されたポリオレフイン積層物に関する。 一般に熱可塑性樹脂は、透明、不透明を問わ
ず、金属、ガラス等に比べ表面硬度が低く、引掻
きや擦傷に対して弱く表面に傷がつき易い。特に
透明性が長所であるポリメチルメタクリレート、
ポリカーボネート、ポリスチレンあるいはポリ4
−メチル−1−ペンテン、ポリプロピレン等のポ
リオレフイン等にとつては耐引掻性が劣ることは
大きな欠点であり、実用上の障害になつている。 これらの欠点を改良する手段は数多く提案され
ており、その一つとして、樹脂表面に珪素樹脂、
有機珪素化合物の加水分解物等を被覆積層する方
法があり、その際、該樹脂への珪素樹脂の接着強
度を増すための下塗り剤に関する提案もなされて
いる。しかしこれら諸提案のほとんどはポリメチ
ルメタクリレートやポリカーボネート等の分子内
に極性基を有する熱可塑性樹脂に対して有効なも
のであつて、分子内に極性基を持たないポリオレ
フインにこれらの方法を適用しても容易に被膜が
剥離して実用に適したものが得られない。一方ポ
リ4−メチル−1−ペンテン、ポリプロピレン等
のポリオレフインは分子内に極性基を有するポリ
メチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリ
塩化ビニル(硬質)等に比べて密度が小さいこと
から軽量であり、耐酸、耐アルカリ性に優れてい
るという利点があり、表面特性の改良が望まれて
いる。そこで本発明者らはポリオレフインの表面
特性の改良について検討した結果、本発明に到達
した。 すなわち本発明は、ポリオレフイン、オレフイ
ン性不飽和結合を有する基および加水分解可能な
有機基をもつ有機珪素化合物をグラフトしたゴム
状物質および珪素樹脂とからなる表面特性が改良
されたポリオレフイン積層物である。 本発明でいうポリオレフインとは、エチレン、
プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテンなどのオレフインの単独重合
体あるいは2種以上のオレフインからなる共重合
体である。なかでも透明性に優れるポリプロピレ
ンおよびポリ4−メチル−1−ペンテンが好適で
ある。又上記ポリプロピレンとは、プロピレンの
単独重合体の他にプロピレンと10モル%以下の他
のα−オレフイン、例えばエチレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン等との共重合体を含み、ポリ4
−メチル−1−ペンテンとは、4−メチル−1−
ペンテンの単独重合体の他に4−メチル−1−ペ
ンテンと20モル%以下の炭素数6ないし18のα−
オレフイン、例えば1−ヘキセン、3−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−
テトラデセン、1−オクタデセン等の1種あるい
は2種以上との共重合体を包含する。 本発明のポリオレフイン積層物は前記したポリ
オレフイン(A)層上に、オレフイン性不飽和結合を
有する基および加水分解可能な有機基をもつ有機
珪素化合物をグラフトしたゴム状物質(B)層を介
し、珪素樹脂(C)層が形成されている。上記(B)層を
構成する成分中、ゴム状物質にグラフトする有機
珪素化合物は、オレフイン性不飽和結合を有する
基および加水分解可能な有機基をもつ有機珪素化
合物であればよく、一般式 R1R2SiY1Y2、R1XSiY1Y2またはR1SiY1Y2Y3 で示される。式中R1、R2はオレフイン性不飽和
結合を有し、炭素、水素および任意に酸素からな
り、各々同一または相異なる基であり、ポリオレ
フイン中に発生した遊離ラジカル部位と反応性を
有する。このような基の例としては、ビニル、ア
ルリル、ブテニル、シクロヘキセニル、シクロペ
ンタジエニルがあり、とくに末端オレフイン性不
飽和基が好ましい。その他の好ましい例には末端
不飽和酸のエステル結合を有する。 CH2=C(CH3)COO(CH2)3−、 CH2 =C(CH3)COO(CH2)2−O−(CH2)3−、 CH2=C(CH3)COOCH2OCH2CH2(OH)CH2O(CH2)3− などをあげることができる。これらのうちビニル
基が最適である。Xはオレフイン性不飽和結合を
有しない有機基であり、例えば1価の炭化水素基
であるメチル、エチル、プロピル、テトラデシ
ル、オクタデシル、フエニル、ベンジル、トリル
などの基があり、またこれらの基は、ハロゲン置
換炭化水素基でもよい。基Y1、Y2、Y3は各々同
一または相異なる加水分解可能な基であり、例え
ばメトキシ、エトキシ、ブトキシ、メトキシエト
キシのようなアルコキシ基、アルコキシアルコキ
シ基、ホルミロキシ、アセトキシ、プロピオノキ
シのようなアシロキシ基、オキシム、例えば−
ON=C(CH3)2、−ON=CHCH2C2H5および−
ON=C(C6H5)2または置換アミノ基およびアリ
ールアミノ基、例えば−NHCH3、−NHC2H5およ
び−NH(C6H5)などがあり、その他任意の加水
分解し得る有機基である。 本発明において好ましく使用される有機珪素化
合物は一般式 R1SiY1Y2Y3 で表わされる化合物であり、とくに基Y1、Y2、
Y3が等しい有機珪素化合物が適している。これ
らのうちでもビニルトリスアルコキシシランが好
適であり、例えばビニルトリルメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(メト
キシエトキシ)シラン等が例示できる。しかしビ
ニルメチルジエトキシシラン、ビニルフエニルジ
メトキシシランなども同様に用いることができ
る。 有機珪素化合物をグラフトする基体のゴム状物
質としては、例えばポリイソプレン、スチレン・
ブタジエンゴム、ポリブタジエン、アクリロニト
リル・ブタジエンゴム、ポリクロロプレン、ブチ
ルゴム、ポリエーテルゴム、シリコーンゴム、ア
クリルゴム、エチレン・α−オレフイン(炭素数
3〜8)ランダム共重合体、エチレン・α−オレ
フイン(炭素数3〜8)ジエンランダム共重合
体、ハロゲン化ポリエチレン、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、4−メチル−1−ペンテン・α−
オレフイン(炭素数6〜18)ランダム共重合体、
ハロゲン化ポリ4−メチル−1−ペンテン、ハロ
ゲン化4−メチル−1−ペンテン−α−オレフイ
ン(炭素数6〜18)ランダム共重合体等が挙げら
れる。中でもエチレン・α−オレフイン(炭素数
3〜8)ランダム共重合体、エチレン・α−オレ
フイン(炭素数3〜8)ジエンランダム共重合
体、ハロゲン化ポリエチレン、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、4−メチル−1−ペンテン・α−
オレフイン(炭素数6〜18)ランダム共重合体、
ハロゲン化ポリ4−メチル−1−ペンテン、ハロ
ゲン化4−メチル−1−ペンテン・α−オレフイ
ン(炭素数6〜18)ランダム共重合体等のオレフ
イン系ゴムがポリオレフインとの馴染みが良いの
で好ましい。又、グラフト原料のゴム状物質は、
オレフイン性不飽和結合を有する基および加水分
解可能な有機基をもつ有機珪素化合物を一定量グ
ラフトした後ポリオレフインに下塗りして使用す
ることが好ましく、そのためには、有機珪素化合
物グラフトゴム状物質を溶剤に溶かして用いるこ
とが好適であるので、結晶性でないことが望まし
く、例えばX線に基づく結晶化度が0又は30%以
下であることが望ましい。なお本発明にいうゴム
状物質とはX線に基づく結晶化度が0又は30%以
下の無定形高分子もしくは低結晶性高分子であ
る。 基体ゴム状物質に前記有機珪素化合物をグラフ
トさせ、(B)層を構成するグラフトゴム状物質を製
造するには、基体ゴム状物と有機珪素化合物とを
酸素の実質的不存在下不活性気体雰囲気中でラジ
カル開始剤の存在下非押出成形反応条件下に反応
させて行うのが好ましい。 有機珪素化合物を均一にグラフトさせるために
は、通常グラフト反応を反応器を用いて行う。 グラフト反応はゴム状物質を加熱し、強撹拌下
に行うことが好ましい。反応温度は100℃以上300
℃、とくに約140℃〜200℃の範囲が好適であり、
反応時間は1〜20時間が通常である。反応操作は
バツチ式、連続式いずれでもよいが、均一にグラ
フトするためには、バツチ式が好ましい。 本発明においては、ゴム状物質に対して有機珪
素化合物を逐次添加しながらグラフト反応せしめ
ることが好ましい。また、ラジカル開始剤も同時
に逐次添加が好ましい。具体的には、有機珪素化
合物の添加速度は0.1mMないし10mM/min/
Kg−ゴム状物質が好ましく、特に0.5mMないし
5mM/min/Kg−ゴム状物質が好ましい。この
反応方法により特にゴム状物質分子に均質に、高
グラフト収率(仕込みモノマー量に対するグラフ
トされたモノマー量の比率)にグラフトでき、有
機珪素化合物のホモポリマーの生成が極度に抑制
されるので、反応終了後わずかな未反応モノマー
やラジカル開始剤及びその分解生成物などの揮発
成分を真空下で除去するだけで通常の使用目的に
供し得、溶解・析出や抽出などの製造コスト上昇
をまねく精製工程を省略できる。 ゴム状物質に対する有機珪素化合物およびラジ
カル開始剤の添加量はゴム状物質の種類、反応温
度、または望ましいグラフト量により、広い範囲
で変えることができる。好適な範囲はゴム状物質
100重量部に対し、有機珪素化合物0.5〜150重量
部、とくに約10〜100重量部であり、ラジカル開
始剤0.01〜10重量部、とくに約0.03〜5重量部で
ある。またラジカル開始剤の有機珪素化合物に対
するモル比を1/200ないし1、好ましくは1/
100〜1/5とすることが好ましい。 ラジカル開始剤としては、有機珪素変性反応条
件の下でゴム状物質にラジカル部位を造ることが
できるものを用いる。これらの化合物には有機ペ
ルオキシド、有機ペルエステル、例えばベンゾイ
ルオキシド、ジクロルベンゾイルペルオキシド、
ジクミルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオ
キシド、2・5−ジメチル−2・5−ジ(ペルオ
キシベンゾエート)ヘキシン−3、1・4−ビス
(tert−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼ
ン、ラウロイルペルオキシド、tert−ブチルペル
アセテート、2・5−ジメチル−2・5−ジ
(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、2・
5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチルペルオ
キシ)ヘキサン、tert−ブチルペルベンゾエー
ト、tert−ブチルペルフエニルアセテート、tert
−ブチルペルイソブチレート、tert−ブチルペル
−sec−オクトエート、tert−ブチルペルピバレ
ート、クミルペルピバレートおよびtert−ブチル
ペルジエチルアセテート、その他アゾ化合物、例
えばアゾビス−イソブチルニトリル、ジメチルア
ゾイソブチレートがある。これらのうちではジク
ミルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシ
ド、2・5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチ
ルペルオキシ)ヘキシン−3、2・5−ジメチル
−2・5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、1・4−ビス(tert−ブチルペルオキシイソ
プロピル)ベンゼンなどのジアルキルペルオキシ
ドが好ましい。 オレフイン性不飽和結合を有する基および加水
分解可能な有機基をもつ有機珪素化合物のゴム状
物質に対するグラフト量は0.5ないし50重量%、
とくに5ないし25重量%の範囲であることが好ま
しい。5重量%未満のものは珪素樹脂(C)と有機珪
素化合物をグラフトしたゴム状物質(B)との密着性
が悪く、又25重量%を越えるものはポリオレフイ
ン(A)と有機珪素化合物をグラフトしたゴム状物質
(A)との密着性が劣つている。 前記オレフイン性不飽和結合を有する基および
加水分解可能な有機基をもつ有機珪素化合物をグ
ラフトしたゴム状物質(B)層をポリオレフイン(A)層
と表面改良材である珪素樹脂との間に介在させる
ことは、ポリオレフインと珪素樹脂(C)層との密着
性を良くするために是非必要である。該有機珪素
化合物グラフトゴム状物質層がないとポリオレフ
インと珪素樹脂とが完全に密着せず、使用時に剥
離し実用上問題である。 前記有機珪素化合物グラフトゴム状物質をポリ
オレフインに積層する方法としては、有機珪素化
合物グラフトゴム状物質を溶融して、低分子量の
該グラフトゴム状物質であればそのまま、ロー
ル、刷毛、スプレー等を用いて、あるいは該グラ
フトゴム状物質の溶融液に直接浸漬して積層する
方法、あるいは該グラフトゴム状物質を溶媒に希
釈して前記方法で塗布し溶媒を除去する方法等が
例示できる。中でも溶媒に希釈して塗布する方法
は該グラフトゴム状物質をポリオレフインに均一
に積層塗布することができるので好ましい。該グ
ラフトゴム状物質を希釈するに用いる溶媒は、該
グラフトゴム状物質を溶かし、しかもポリオレフ
インを失透させない溶媒が好ましい。かかる溶媒
としては例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素系溶媒、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素系
溶媒、四塩化炭素、1・1・1−トリクロロエタ
ン、1−クロロブタン、トリクロロエチレン等の
塩素系溶媒等が挙げられる。 本発明に用いる珪素樹脂(C)としては、表面改良
効果がある架橋型珪素樹脂であれば使用可能であ
る。架橋型珪素樹脂としては、例えばオルガノト
リアルコキシシラン、テトラアルコキシシラン、
オルガノトリアシロキシシラン、ビニルトリアル
コキシシラン、アミノアルキルアルコキシシラ
ン、エポキシアルキルアルコキシシラン、ケイ素
官能性ポリシロキサン、炭素官能性ポリシロキサ
ン、またはこれらの部分加水分解生成物あるいは
オリゴマーを1種あるいは2種以上混合し硬化し
たものが挙げられる。具体的にはオルガノトリア
ルコキシシランとしては、メチルトリメトキシシ
ラン、エチルトリメトキシシラン、n−ブチルト
リメトキシシラン、フエニルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリエト
キシシラン、フエニルトリエトキシシラン、メチ
ルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシシ
ラン等、テトラアルコキシシランとしては、テト
ラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テト
ラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等、
オルガノトリアシロキシシランとしては、メチル
トリアセトキシシラン、エチルトリアセトキシシ
ラン、イソプロピルトリアセトキシシラン、フエ
ニルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセトキ
シシラン、メチルトリプロピオニルオキシシラ
ン、エチルトリプロピオニルオキシシラン等、ビ
ニルトリアルコキシシランとしては、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニルトリブトキシシラン等、アミノアルキルアル
コキシシランとしては、アミノメチルトリエトキ
シシラン、N−β−アミノエチルアミノメチルト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエト
キシシラン等、エポキシアルキルアルコキシシラ
ンとしては、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジ
メトキシシラン等、ケイ素官能性ポリシロキサン
としては、1・3−ジメトキシテトラメチルジシ
ロキサン、1・5−ジメトキシヘキサメチルトリ
シロキサン、1・7−ジメトキシオクタメチルテ
トラシロキサン、1・9−ジメトキシデカメチル
ペンタシロキサン、1・3−ジエトキシテトラメ
チルジシロキサン、1・5−ジエトキシヘキサメ
チルトリシロキサン、1・7−ジエトキシオクタ
メチルテトラシロキサン、1・9−ジエトキシデ
カメチルペンタシロキサン、1・3−ジメトキシ
ヘキサエチルトリシロキサン等、炭素官能性ポリ
シロキサンとしては、1・3−ビス(ヒドロキシ
メチル)−1・1・3・3−テトラメチルジシロ
キサン等が例示できる。 珪素樹脂原料となる前記有機珪素化合物または
そのオリゴマーあるいはそれらの部分加水分解物
は、有機珪素化合物グラフトゴム状物質を積層し
たポリオレフインに直接塗布することもできる
が、溶剤に溶解し5ないし50重量%の濃度の溶液
にして塗布するのが、表面の仕上げ効果及び塗布
の操作上好ましい。該溶剤としてはエチルアルコ
ール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、
アミルアルコール等のアルコール類、プロピルエ
ーテル、ブチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチ
ルエエーテル等のエーテル類、メチルエチルケト
ン、ジエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、
酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル
等のエステル類、ベンゼン、トルエン、p−キシ
レン等の芳香族炭化水素類等の1種あるいは2種
以上混合したものを用いる。 該有機珪素化合物等の塗布は、ロール、刷毛、
スプレー等を用いて、あるいは該有機珪素化合物
等の溶液へ浸漬することにより行う。該有機珪素
化合物等を塗布後、硬化させてポリオレフイン上
に珪素樹脂の硬い皮膜を形成させる。該有機珪素
化合物等の加熱処理(加橋反応処理)条件は積層
されるポリオレフインの種類により異なるが通常
60ないし150℃の温度で行うのが好ましい。しか
し積層されるポリオレフイン軟化温度を越えない
ようにするのが望ましい。何故なら軟化温度を越
えた温度で処理するとポリオレフインが変形する
恐れがあるためである。尚、必要に応じて該有機
珪素化合物等の塗布を数回繰り返してもよい。そ
の際該有機珪素化合物は半硬化、あるいは硬化後
に行わないと再塗布時にそれ以前に塗布した該有
機珪素化合物が溶ける場合がある。 本発明のポリオレフイン、オレフイン性不飽和
結合を有する基および加水分解可能な有機基をも
つ有機珪素化合物をグラフトしたゴム状物質およ
び珪素樹脂とからなるポリオレフイン積層物は、
ポリオレフインの軽量性に加え表面硬度、表面光
沢及び透明性を兼ね供えているので、自動車、船
舶、建築物等の窓ガラス、機械カバー、風防ガラ
ス、保護眼鏡、ゴーグル、サングラス等の保護
用、その他店頭用デイスプレー、透明玩具並びに
文具、透視パネル、光学機器用レンズ等の用途に
有用である。 次に実施例により、本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれら
の実施例に制約されるものではない。 実施例 1 (有機珪素化合物グラフト物質の製造) エチレン・プロピレンランダム共重合体(エチ
レン60モル%、メルトインデツクス30g/
10min:ASTM D1238E、以下EPRと呼ぶ)100
gを、容量300mlのガラス製反応器に仕込んだ。
次に窒素置換後系を150℃に加熱し、撹拌しなが
ら有機珪素化合物として、ビニルトリメトキシシ
ラン(以下VTMSと呼ぶ)30gおよびラジカル開
始剤として2・5−ジメチル−2・5−ジ(tert
−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3 1gを2時
間で添加し、更に2時間反応させた。次いで反応
生成物をp−キシレンで溶解後、大過剰のアセト
ン中で沈殿させ別乾燥し、ビニルトリメトキシ
シラングラフトエチレン・プロピレンランダム共
重合体(以下VTM−EPR−と呼ぶ)を得た。
得られたVTM−EPR−のVTMSのグラフト量
は9.9重量%、メルトインデツクスは15g/
10minであつた。 (積層物の製造) 4−メチル−1−ペンテン−1−ヘキサデセン
−1−オクタデセン3元共重合体(1−ヘキサデ
セン4.5wt%、1−オクタデセン4.5wt%、メルト
インデツクス70g/10min:ASTM D1238T、以
下PHO−と呼ぶ)を使用し7オンスの射出成
形機を用い2mm厚の薄板を作製した。次いで該薄
板をVTM−EPR−の1g/100ml−トルエン溶
液中に10秒間浸漬後乾燥させ、続いてトリメトキ
シシラン化合物のイソプロピルアルコールアセト
ン混合溶液(商品名“X−12−917”信越化学工
業KK製品)に10秒間浸漬後乾燥し、80℃のオー
ブン中で50分間加熱し、表面を硬化させて積層物
を得た。得られた積層板を用い、以下の試験を行
つた。 密着性:積層板の表面を10mm四方で1mm間隔に11
×11本の線をカツターで傷付け、傷付けた表面
に約100mm長さのセロフアン粘着テープ(セロ
テープNo.250、ニチバン(株)製)を貼り
付け、20mmφのガラス棒で縦横往復10回こす
り、セロフアン粘着テープを手前から剥がし、
残つた個数を数え、上記試験を3回行い、残つ
た個数/100で評価する。 光線透過率:ASTM D1003の方法で測定した。 光沢度:ASTM D523の方法で測定した。 鉛筆硬度:JIS K5400の方法で測定した。 耐摩耗性:テーバ摩耗試験ASTM D1044 250g
荷重下にCS−10の研摩紙で100回回転した後の
光線透過率の減少(△%)により評価した。 実施例 2、3 実施例1のVTMSのEPRに対するグラフト量
を第1表の如く変えたグラフト物を用いる以外は
実施例1と同様に行つた。結果を第1表に示す。 実施例 4、5 実施例1のVTM−EPR−の1g/100ml−ト
ルエン溶液をp−キシレンおよびベンゼンに変え
た以外は、実施例1と同様に行つた。結果を第1
表に示す。 実施例 6〜8 実施例1のPHO−の代わりに1−ヘキサデ
センおよび1−オクタデセンの共重合量を3wt%
および3wt%としたもの(以下PHO−と呼ぶ)
を用いる以外は実施例1、4および5と同様に行
つた。結果を第1表に示す。 実施例 9〜11 実施例1のVTMSの代わりにビニルトリエトキ
シシラン(以下VTESと呼ぶ)、ビニルトリブト
キシシラン(以下VTBSと呼ぶ)およびγ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン(以下γ
−MMSと呼ぶ)を用い各々のグラフト量を第2
表に示す値にした以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第2表に示す。 実施例 12 実施例1のPHO−の代わりにポリプロピレ
ン(メルトインデツクス11g/10min:ASTM
D1238L、以下PPと呼ぶ)を用いる以外は実施例
1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 実施例 13 実施例1のEPRの代わりに、エチレン−1−
ブテン・エチリデンノルボルネン3元共重合体
(エチレン93モル%、沃素価:15、メルトインデ
ツクス540g/10min:ASTM D 1238D、以下
EBEと呼ぶ)を用いる以外は実施例1と同様に
行つた結果を第2表に示す。 実施例 14 実施例1のトリメトキシシラン化合物の代わり
にγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
とγ−アミノプロピルトリエトキシシランの当モ
ル部分加水分解反応物のイソプロパノール溶液を
用い、乾燥条件を100℃×60分間とする以外は実
施例1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 比較例 1 実施例1のVTM−EPR−の下塗り処理工程
を省く以外は実施例1と同様に行つた。結果を第
2表に示す。但し珪素樹脂層が容易に剥離するた
め以下比較例は1〜3ともに鉛筆硬度、耐摩耗性
の値は基材の値しか得られなかつた。 比較例 2 実施例1のVTM−EPR−の代わに、ビニル
トリメトキシシランの加水分解物を用いる以外は
実施例1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 比較例 3 実施例1のVTM−ERR−の代わりにγ−ア
ミノプロピルトリエトキシシランと無水マレイン
酸との反応物の20wt%ブタノール溶液(以下γ
−APTE/MAHと呼ぶ)を用いる以外は実施例
1と同様に行つた。結果を第2表に示す。 実施例15〜17、比較例4 実施例5、9、13およびブランク1の積層板を
以下の条件で各々処理し、密着性、その他の試験
を行つた。 熱水処理:80℃の温水中に積層板を17時間浸漬処
理した。 熱処理:160℃のオーブン中に積層板を30分放置
して熱処理した。 結果を第3表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 18〜25
(有機珪素化合物グラフトゴム物質の製造)
実施例1のEPRを用いVTMSを100gとする以
外は実施例1と同様に行い、ビニルトリメトキシ
シラングラフトエチレン・プロピレンランダム共
重合体(以下VTM−EPR−と呼ぶ)を得た。
得られたVTM−EPR−のVTMSのグラフト量
は24.2重量%、メルトインデツクスは8g/
10minであつた。 (積層物の製造) 4−メチル−1−ペンテン−1−デセン共重合
体(1−デセン3wt%、メルトインデツクス70
g/10min:ASTM D1238T、以下PHO−と呼
ぶ)を使用し7オンスの射出成形機を用い2mm厚
の薄板を作製した。次いで該薄板をVTM−EPR
−の1g/10ml−1・1・1−トリクロルエタ
ン溶液中に10秒間浸漬後乾燥させ、続いてトリメ
トキシシラン化合物のイソプロピルアルコールア
セトン混合溶液(商品名“X−12−917”信越化
学工業KK製品)に10秒間浸漬後室温で乾燥し、
幾分硬化が進行したところで再びトリメトキシシ
ラン化合物溶液中に10秒間浸漬した。以上の工程
を第4表に示す回数繰り返した後、80℃のオーブ
ンで50分間加熱し、表面を完全に硬化させて積層
物を得た。得られた積層板を実施例1と同様の方
法で評価した。結果を第4表に示す。 実施例26〜33、比較例4 実施例18〜25およびブランク4の積層板で実施
例15〜19に示す方法と同様の方法で熱水処理、熱
処理した。結果を第5表に示す。
外は実施例1と同様に行い、ビニルトリメトキシ
シラングラフトエチレン・プロピレンランダム共
重合体(以下VTM−EPR−と呼ぶ)を得た。
得られたVTM−EPR−のVTMSのグラフト量
は24.2重量%、メルトインデツクスは8g/
10minであつた。 (積層物の製造) 4−メチル−1−ペンテン−1−デセン共重合
体(1−デセン3wt%、メルトインデツクス70
g/10min:ASTM D1238T、以下PHO−と呼
ぶ)を使用し7オンスの射出成形機を用い2mm厚
の薄板を作製した。次いで該薄板をVTM−EPR
−の1g/10ml−1・1・1−トリクロルエタ
ン溶液中に10秒間浸漬後乾燥させ、続いてトリメ
トキシシラン化合物のイソプロピルアルコールア
セトン混合溶液(商品名“X−12−917”信越化
学工業KK製品)に10秒間浸漬後室温で乾燥し、
幾分硬化が進行したところで再びトリメトキシシ
ラン化合物溶液中に10秒間浸漬した。以上の工程
を第4表に示す回数繰り返した後、80℃のオーブ
ンで50分間加熱し、表面を完全に硬化させて積層
物を得た。得られた積層板を実施例1と同様の方
法で評価した。結果を第4表に示す。 実施例26〜33、比較例4 実施例18〜25およびブランク4の積層板で実施
例15〜19に示す方法と同様の方法で熱水処理、熱
処理した。結果を第5表に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフイン(A)、オレフイン性不飽和結合
を有する基および加水分解可能な有機基をもつ有
機珪素化合物をグラフトしたゴム状物質(B)、およ
び珪素樹脂(C)とからなるポリオレフイン積層物。 2 ゴム状物質がポリオレフイン系ゴムである特
許請求の範囲1記載のポリオレフイン積層物。 3 オレフイン性不飽和結合を有する基および加
水分解可能な有機基をもつ有機珪素化合物のゴム
状物質に対するグラフト量が0.5ないし30重量%
である特許請求の範囲1記載のポリオレフイン積
層物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6887480A JPS56164858A (en) | 1980-05-26 | 1980-05-26 | Polyolefin laminate |
| US06/266,470 US4349603A (en) | 1980-05-26 | 1981-05-22 | Laminated multilayer structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6887480A JPS56164858A (en) | 1980-05-26 | 1980-05-26 | Polyolefin laminate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56164858A JPS56164858A (en) | 1981-12-18 |
| JPS6229225B2 true JPS6229225B2 (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=13386239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6887480A Granted JPS56164858A (en) | 1980-05-26 | 1980-05-26 | Polyolefin laminate |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56164858A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3262570B2 (ja) * | 1991-09-06 | 2002-03-04 | ジーイー東芝シリコーン株式会社 | シリコーン系感圧接着剤組成物 |
-
1980
- 1980-05-26 JP JP6887480A patent/JPS56164858A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56164858A (en) | 1981-12-18 |
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