JPS6343398B2 - - Google Patents
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- JPS6343398B2 JPS6343398B2 JP61014183A JP1418386A JPS6343398B2 JP S6343398 B2 JPS6343398 B2 JP S6343398B2 JP 61014183 A JP61014183 A JP 61014183A JP 1418386 A JP1418386 A JP 1418386A JP S6343398 B2 JPS6343398 B2 JP S6343398B2
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Description
本発明は一般式()により表わされる新規な
キノリン−カルボン酸のラクトン化合物に関する
ものである。 〔式中AおよびBは同種または異種の下記の基;
Xはハロゲン、ニトロ基;およびn′は0〜4の整
数である。
キノリン−カルボン酸のラクトン化合物に関する
ものである。 〔式中AおよびBは同種または異種の下記の基;
Xはハロゲン、ニトロ基;およびn′は0〜4の整
数である。
【式】
【式】
【式】
【式】
(ここでR1およびR2は水素、置換基を有するこ
ともあるアルキル基、置換基を有することもある
脂環基、置換基を有することもあるフエニル基、
又は置換基を有することもあるベンジル基;R3、
R4、R5およびR6は水素、ハロゲン、置換基を有
することもあるアルキル基、置換基を有すること
もあるアルコキシ基、置換基を有することもある
脂環基、置換基を有することもあるフエニル基、
置換基を有することもあるベンジル基、アルコキ
シカルボニル基、置換基を有することもあるベン
ジルオキシ基またはジアルキルアミノ基;n2は4
または5;n3およびn4は2または3をそれぞれ示
す。又R1、R2、R3、R4、R5およびR6は基A、B
に於て同時に同種のものを示すとは限らない。 尚R1、R2、R3、R4、R5およびR6の各基に置換
されうる置換基としては、アルキル、ハロゲン、
シアン、アルコキシ、アルキルアミノあるいはポ
リフルオロメチル等がある)〕 上記一般式()により表わされるキノリン−
カルボン酸のラクトン化合物はその異性体である
次の式: で表わされるキノリン−カルボン酸のラクトン化
合物と共に発明者らが新規に合成したものであ
り、それ自体は通常実質的に無色か僅かに着色し
た結晶であるが、活性白土またはフエノール樹脂
などの電子受容体と接触すれば、該化合物中のラ
クトン環が開環し緑色、青色、紫青色又は赤色に
発色する性質を有する。従つて発色性化合物とし
て、特に感圧記録紙、感熱記録紙、通電感熱記録
紙、ヘクトグラフ転写紙およびゼロツクス型コピ
ーのトナー等の記録材料の製造用原料として非常
に有用なものである。 ラクトン化合物が発色性化合物として記録材料
に使用されることは公知であり種々のラクトン化
合物が知られているが発色性化合物として求めら
れる全ての性能即ち発色速度、発色濃度、発色後
の耐光性および耐水性全てに優れたラクトン化合
物はまだ発明されていない。 本願のラクトン化合物はキノリン核を有するこ
とに最大の特徴があり、発色速度が早く、発色濃
度が高く、耐光性および耐水性に優れた発色性化
合物を提供するものである。 即ちキノリン核の代りにベンゼン核を有するラ
クトン化合物例えばクリスタルバイオレツトラク
トン(a)は発色速度および発色濃度には優れている
が耐光性および耐水性が劣る。又ピリジン核を有
するラクトン化合物、例えば特公昭48−8727、特
開昭50−3426等に見られるラクトン化合物(b、
c)は発色速度、発色濃度および耐光性には優れ
るが耐水性が極めて劣ることが最大の欠点であり
実用されるに至つていない。これらのものに対し
本発明者らが新規に合成した本願のキノリン核を
有するラクトン化合物はこれらの欠点を全て解決
するものであり即ち発色速度が早く、発色濃度が
高く、耐光性に優れ且つ耐水性にも優れる極めて
優秀な発色性化合物である。 一般式()により表わされる新規なキノリン
−カルボン酸のラクトン化合物は、種々の方法に
より合成可能である代表的な合成法を挙れば次の
2通りの方法で合成される。 (i) AとBとが同一構造の場合(即ちA=B): キノリン−2,3−ジカルボン酸無水物
()1モルまたはキノリン−2,3−ジカル
ボン酸()′1モルと(A−H)2モル(通
常若干過剰に使用するのが好ましい)とを脱水
縮合剤中反応するか、あるいは不活性溶媒中ま
たは無溶媒中でルイス酸触媒存在下に脱水縮合
剤と反応する。脱水縮合剤としては無水酢酸ま
たは無水プロピオン酸等の低級脂肪酸無水物お
よびオキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リ
ン、硫酸、リン酸またはポリリン酸等の無機酸
が使用される。ルイス酸触媒としてはAlCl3、
ZnCl2、SnCl4またはFeCl3等が使用される。不
活性溶媒としてクロロホルム、四塩化炭素、ジ
クロルエタン、トリクロルエタン、テトラクロ
ルエタン、トリクレン、ベンゼン、トルエンお
よびキシレン等が使用される。 反応後アンモニア水、カセイソーダ水溶液あ
るいは炭酸ソーダ水溶液等の塩基で中和し、上
記等の不活性溶媒で抽出、濃縮して目的のラク
トン化合物を得る。 ()′により表わされる本願の目的化合物
たるキノリン−カルボン酸のラクトン化合物及
び該化合物と共に得られる化合物()′は化
合物()′と異性体の関係にあり上記の方法
によつては通常異性体の混合物として得られ
る。異性体混合物はカラムクロマトグラフイ等
によりそれぞれの成分に容易に分離できるが記
録材料の発色性化合物として使用する場合には
異性体の色相が互に類似しているので異性体の
混合物として使用して何ら不都合はない。 (ii) AとBの構造が同一でない場合: キノリン−2,3−ジカルボン酸無水物
()1モルと(A−H)1モルまたは(B−
H)1モルとを不活性溶媒中または無溶媒中加
熱するか、あるいはルイス酸触媒でフリーデル
クラフト反応すれば(−a)および(また
は)(−a)′及び(−b)および(また
は)(−b)′のケト酸が得られる。無溶媒中
で反応する場合には通常(A−H)または(B
−H)を過剰に使用するのが好ましい。ルイス
酸および不活性溶媒としては、上述(i)の場合と
同様のものが使用される。 ケト酸(−a)と(−a)′および(
−b)と(−b)′とは異性体の関係にあり、
上記の方法によれば通常異性体の混合物として
得られるが、反応条件を選択する事により(
−a)または(−b)を主生成物としたり、
あるいは(−a)′または(−b)′を主生
成物とする事が可能である。 ケト酸の異性体は、再結晶またはPHによる分
別沈殿等により容易にそれぞれの成分に分離で
きるが、異性体混合物として次反応に供して何
ら不都合はない。 次いで(−a)および(または)(−
a)′、又は(−b)および(または)(−
b)′のケト酸1モルと(B−H)1モルまた
は(A−H)1モルとを脱水縮合剤中反応す
る。反応後は上述(i)の場合と同様に処理するこ
とによりキノリン−カルボン酸のラクトン化合
物を得る。 AとBとが同一の構造の場合にも本法が適用
できるのは自明である。 上記の方法によつて得られる新規なキノリン
−カルボン酸のラクトン化合物の具体例および
色調を第1表に示す。なお色調は当該化合物の
トルエン溶液のシリカゲル上での発色後の色調
である。
ともあるアルキル基、置換基を有することもある
脂環基、置換基を有することもあるフエニル基、
又は置換基を有することもあるベンジル基;R3、
R4、R5およびR6は水素、ハロゲン、置換基を有
することもあるアルキル基、置換基を有すること
もあるアルコキシ基、置換基を有することもある
脂環基、置換基を有することもあるフエニル基、
置換基を有することもあるベンジル基、アルコキ
シカルボニル基、置換基を有することもあるベン
ジルオキシ基またはジアルキルアミノ基;n2は4
または5;n3およびn4は2または3をそれぞれ示
す。又R1、R2、R3、R4、R5およびR6は基A、B
に於て同時に同種のものを示すとは限らない。 尚R1、R2、R3、R4、R5およびR6の各基に置換
されうる置換基としては、アルキル、ハロゲン、
シアン、アルコキシ、アルキルアミノあるいはポ
リフルオロメチル等がある)〕 上記一般式()により表わされるキノリン−
カルボン酸のラクトン化合物はその異性体である
次の式: で表わされるキノリン−カルボン酸のラクトン化
合物と共に発明者らが新規に合成したものであ
り、それ自体は通常実質的に無色か僅かに着色し
た結晶であるが、活性白土またはフエノール樹脂
などの電子受容体と接触すれば、該化合物中のラ
クトン環が開環し緑色、青色、紫青色又は赤色に
発色する性質を有する。従つて発色性化合物とし
て、特に感圧記録紙、感熱記録紙、通電感熱記録
紙、ヘクトグラフ転写紙およびゼロツクス型コピ
ーのトナー等の記録材料の製造用原料として非常
に有用なものである。 ラクトン化合物が発色性化合物として記録材料
に使用されることは公知であり種々のラクトン化
合物が知られているが発色性化合物として求めら
れる全ての性能即ち発色速度、発色濃度、発色後
の耐光性および耐水性全てに優れたラクトン化合
物はまだ発明されていない。 本願のラクトン化合物はキノリン核を有するこ
とに最大の特徴があり、発色速度が早く、発色濃
度が高く、耐光性および耐水性に優れた発色性化
合物を提供するものである。 即ちキノリン核の代りにベンゼン核を有するラ
クトン化合物例えばクリスタルバイオレツトラク
トン(a)は発色速度および発色濃度には優れている
が耐光性および耐水性が劣る。又ピリジン核を有
するラクトン化合物、例えば特公昭48−8727、特
開昭50−3426等に見られるラクトン化合物(b、
c)は発色速度、発色濃度および耐光性には優れ
るが耐水性が極めて劣ることが最大の欠点であり
実用されるに至つていない。これらのものに対し
本発明者らが新規に合成した本願のキノリン核を
有するラクトン化合物はこれらの欠点を全て解決
するものであり即ち発色速度が早く、発色濃度が
高く、耐光性に優れ且つ耐水性にも優れる極めて
優秀な発色性化合物である。 一般式()により表わされる新規なキノリン
−カルボン酸のラクトン化合物は、種々の方法に
より合成可能である代表的な合成法を挙れば次の
2通りの方法で合成される。 (i) AとBとが同一構造の場合(即ちA=B): キノリン−2,3−ジカルボン酸無水物
()1モルまたはキノリン−2,3−ジカル
ボン酸()′1モルと(A−H)2モル(通
常若干過剰に使用するのが好ましい)とを脱水
縮合剤中反応するか、あるいは不活性溶媒中ま
たは無溶媒中でルイス酸触媒存在下に脱水縮合
剤と反応する。脱水縮合剤としては無水酢酸ま
たは無水プロピオン酸等の低級脂肪酸無水物お
よびオキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リ
ン、硫酸、リン酸またはポリリン酸等の無機酸
が使用される。ルイス酸触媒としてはAlCl3、
ZnCl2、SnCl4またはFeCl3等が使用される。不
活性溶媒としてクロロホルム、四塩化炭素、ジ
クロルエタン、トリクロルエタン、テトラクロ
ルエタン、トリクレン、ベンゼン、トルエンお
よびキシレン等が使用される。 反応後アンモニア水、カセイソーダ水溶液あ
るいは炭酸ソーダ水溶液等の塩基で中和し、上
記等の不活性溶媒で抽出、濃縮して目的のラク
トン化合物を得る。 ()′により表わされる本願の目的化合物
たるキノリン−カルボン酸のラクトン化合物及
び該化合物と共に得られる化合物()′は化
合物()′と異性体の関係にあり上記の方法
によつては通常異性体の混合物として得られ
る。異性体混合物はカラムクロマトグラフイ等
によりそれぞれの成分に容易に分離できるが記
録材料の発色性化合物として使用する場合には
異性体の色相が互に類似しているので異性体の
混合物として使用して何ら不都合はない。 (ii) AとBの構造が同一でない場合: キノリン−2,3−ジカルボン酸無水物
()1モルと(A−H)1モルまたは(B−
H)1モルとを不活性溶媒中または無溶媒中加
熱するか、あるいはルイス酸触媒でフリーデル
クラフト反応すれば(−a)および(また
は)(−a)′及び(−b)および(また
は)(−b)′のケト酸が得られる。無溶媒中
で反応する場合には通常(A−H)または(B
−H)を過剰に使用するのが好ましい。ルイス
酸および不活性溶媒としては、上述(i)の場合と
同様のものが使用される。 ケト酸(−a)と(−a)′および(
−b)と(−b)′とは異性体の関係にあり、
上記の方法によれば通常異性体の混合物として
得られるが、反応条件を選択する事により(
−a)または(−b)を主生成物としたり、
あるいは(−a)′または(−b)′を主生
成物とする事が可能である。 ケト酸の異性体は、再結晶またはPHによる分
別沈殿等により容易にそれぞれの成分に分離で
きるが、異性体混合物として次反応に供して何
ら不都合はない。 次いで(−a)および(または)(−
a)′、又は(−b)および(または)(−
b)′のケト酸1モルと(B−H)1モルまた
は(A−H)1モルとを脱水縮合剤中反応す
る。反応後は上述(i)の場合と同様に処理するこ
とによりキノリン−カルボン酸のラクトン化合
物を得る。 AとBとが同一の構造の場合にも本法が適用
できるのは自明である。 上記の方法によつて得られる新規なキノリン
−カルボン酸のラクトン化合物の具体例および
色調を第1表に示す。なお色調は当該化合物の
トルエン溶液のシリカゲル上での発色後の色調
である。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
次に第1表の代表的化合物の合成の実施例を挙
げる。 実施例 1 2,2−ビス(4−ピロリジノ−2−メトキシ
フエニル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−
〔4,3−b〕−キノリン−5−オン()およ
び2,2−ビス(4−ピロリジノ−2−メトキ
シフエニル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−
〔3,4−b〕−キノリン−5−オン()、(化
合物番号1)の製法。 1.8gの3−ピロリジノアニソール、1gのキ
ノリン−2,3−カルボン酸無水物および20mlの
無水酢酸を50〜60℃で1時間反応する。次いで
100mlのトルエンおよび50mlの25%アンモニア水
を添加して1時間加熱還流後トルエン層を分取、
湯洗、濃縮すると1.6g(理論収率59.3%)の2,
2−ビス(4−ピロリジノ−2−メトキシフエニ
ル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔4,3−
b〕−キノリン−5−オン()および2,2−
ビス(4−ピロリジノ−2−メトキシフエニル)
−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔3,4−b〕−
キノリン−5−オン()の混合物を得る。淡緑
色結晶、m.p.196〜198℃であつた。 下記の分析結果よりこの化合物の分子式が
C33H33N3O4であることを確認した。 C H N 理論値 73.98 6.22 7.85 実測値 73.93 6.21 7.82 実施例 2 2−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノベン
ゾイル)−3−カルボキシキノリン()およ
び3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノベ
ンゾイル)−2−カルボキシキノリン()の
製法 10gのキノリン−2,3−カルボン酸無水物、
19.4gの3−エトキシジエチルアニリン、14.7g
のAlCl3および100mlのジクロルエタンを20℃で
20時間撹拌後希塩酸中に排出する。ジクロルエタ
ン層を分取、水洗後ジクロルエタンを減圧下に留
去する。残渣を希カセイソーダ水溶液に溶解後過
剰の3−エトキシジエチルアニリンをトルエンで
抽出除去する。次いで水層を希塩酸でPH3として
析出物を取、水洗後乾燥すると2−(2−エト
キシ−4−ジエチルアミノベンゾイル)−3−カ
ルボキシキノリン()と3−(2−エトキシ−
4−ジエチルアミノベンゾイル)−2−カルボキ
シキノリン()の混合物9.8g(理論収率49.8
%)を得る。この混合物9.8gを10mlのジクロル
エタンと30分加熱還流後冷却、不溶分を取乾燥
すると3.2gの2−(2−エトキシ−4−ジエチル
アミノベンゾイル)−3−カルボキシキノリン
()を得る。淡黄色粉末、m.p.150〜152℃であ
つた。一方液を減圧下に濃縮乾固すると6.1g
の3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノベン
ゾイル)−2−カルボキシキノリン()を得る。
淡黄色粉末、m.p.112〜115℃であつた。 実施例 3 2−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノ−フ
エニル)−2−(1−ベンジル−2−メチル−イ
ンドール−3−イル)−2−〔H〕−5−〔H〕−
フラン−〔4,3−b〕−キノリン−5−オン
()(化合物番号45)の製法 1gの3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミ
ノベンゾイル)−2−カルボキシキノリン(、
実施例2)、0.8gの1−ベンジル−2−メチルイ
ンドールおよび10mlの無水酢酸を50〜60℃で2時
間反応する。次いで実施例1と同様の処理をする
と1.2g(理論収率79.1%)の2−(2−エトキシ
−4−ジエチルアミノフエニル)−2−(1−ベン
ジル−2−メチル−インドール−3−イル)−2
−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔4,3−b〕−キノ
リン−5−オン()を得る。微黄色結晶、
m.p.214〜215℃であつた。 下記の分析結果よりこの化合物の分子式が
C39H37N3O3であることを確認した。 C H N 理論値 78.62 6.27 7.05 実測値 78.50 6.10 7.02 又上記の反応に用いた1−ベンジル−2−メチ
ル−インドールの代りに次のインドル類を用いて
相当するキノリン−カルボン酸のラクトン化合物
(、、)を得た。 更に上記の反応に用いたインドール類の代わり
に3−エトキシジエチルアニリンを用いて相当す
るキノリン−カルボン酸のラクトン化合物(
L)を得た。
げる。 実施例 1 2,2−ビス(4−ピロリジノ−2−メトキシ
フエニル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−
〔4,3−b〕−キノリン−5−オン()およ
び2,2−ビス(4−ピロリジノ−2−メトキ
シフエニル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−
〔3,4−b〕−キノリン−5−オン()、(化
合物番号1)の製法。 1.8gの3−ピロリジノアニソール、1gのキ
ノリン−2,3−カルボン酸無水物および20mlの
無水酢酸を50〜60℃で1時間反応する。次いで
100mlのトルエンおよび50mlの25%アンモニア水
を添加して1時間加熱還流後トルエン層を分取、
湯洗、濃縮すると1.6g(理論収率59.3%)の2,
2−ビス(4−ピロリジノ−2−メトキシフエニ
ル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔4,3−
b〕−キノリン−5−オン()および2,2−
ビス(4−ピロリジノ−2−メトキシフエニル)
−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔3,4−b〕−
キノリン−5−オン()の混合物を得る。淡緑
色結晶、m.p.196〜198℃であつた。 下記の分析結果よりこの化合物の分子式が
C33H33N3O4であることを確認した。 C H N 理論値 73.98 6.22 7.85 実測値 73.93 6.21 7.82 実施例 2 2−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノベン
ゾイル)−3−カルボキシキノリン()およ
び3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノベ
ンゾイル)−2−カルボキシキノリン()の
製法 10gのキノリン−2,3−カルボン酸無水物、
19.4gの3−エトキシジエチルアニリン、14.7g
のAlCl3および100mlのジクロルエタンを20℃で
20時間撹拌後希塩酸中に排出する。ジクロルエタ
ン層を分取、水洗後ジクロルエタンを減圧下に留
去する。残渣を希カセイソーダ水溶液に溶解後過
剰の3−エトキシジエチルアニリンをトルエンで
抽出除去する。次いで水層を希塩酸でPH3として
析出物を取、水洗後乾燥すると2−(2−エト
キシ−4−ジエチルアミノベンゾイル)−3−カ
ルボキシキノリン()と3−(2−エトキシ−
4−ジエチルアミノベンゾイル)−2−カルボキ
シキノリン()の混合物9.8g(理論収率49.8
%)を得る。この混合物9.8gを10mlのジクロル
エタンと30分加熱還流後冷却、不溶分を取乾燥
すると3.2gの2−(2−エトキシ−4−ジエチル
アミノベンゾイル)−3−カルボキシキノリン
()を得る。淡黄色粉末、m.p.150〜152℃であ
つた。一方液を減圧下に濃縮乾固すると6.1g
の3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノベン
ゾイル)−2−カルボキシキノリン()を得る。
淡黄色粉末、m.p.112〜115℃であつた。 実施例 3 2−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノ−フ
エニル)−2−(1−ベンジル−2−メチル−イ
ンドール−3−イル)−2−〔H〕−5−〔H〕−
フラン−〔4,3−b〕−キノリン−5−オン
()(化合物番号45)の製法 1gの3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミ
ノベンゾイル)−2−カルボキシキノリン(、
実施例2)、0.8gの1−ベンジル−2−メチルイ
ンドールおよび10mlの無水酢酸を50〜60℃で2時
間反応する。次いで実施例1と同様の処理をする
と1.2g(理論収率79.1%)の2−(2−エトキシ
−4−ジエチルアミノフエニル)−2−(1−ベン
ジル−2−メチル−インドール−3−イル)−2
−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔4,3−b〕−キノ
リン−5−オン()を得る。微黄色結晶、
m.p.214〜215℃であつた。 下記の分析結果よりこの化合物の分子式が
C39H37N3O3であることを確認した。 C H N 理論値 78.62 6.27 7.05 実測値 78.50 6.10 7.02 又上記の反応に用いた1−ベンジル−2−メチ
ル−インドールの代りに次のインドル類を用いて
相当するキノリン−カルボン酸のラクトン化合物
(、、)を得た。 更に上記の反応に用いたインドール類の代わり
に3−エトキシジエチルアニリンを用いて相当す
るキノリン−カルボン酸のラクトン化合物(
L)を得た。
【表】
実施例 4
2−(1−ブチル−2−メチル−インドール−
3−イル)−カルボニルキノリン−3−カルボ
ン酸()の製法 10gのキノリン−2,3−ジカルボン酸無水物
および23.5gの1−ブチル−2−メチル−インド
ールを85〜90℃で3時間反応する。次いで100ml
の5%カセイソーダ水溶液を添加溶解後過剰の1
−ブチル−2−メチル−インドールをトルエンで
抽出除去、水層を希塩酸でPH3とし析出物を取
乾燥する。これを20mlのアセトニトリルと30分加
熱還流後冷却して不溶物を取乾燥すると15.9g
(理論収率82.0%)の2−(1−ブチル−2−メチ
ル−インドール−3−イル)−カルボニルキノリ
ン−3−カルボン酸()を得る。淡褐色粉
末、m.p.172〜174℃であつた。 上記の反応に用いた1−ブチル−2−メチル−
インドールの代りに1−エチル−2−メチル−イ
ンドールを用いて2−(1−エチル−2−メチル
−インドール−3−イル)−カルボニルキノリン
−3−カルボン酸()を得る。理論収率
85.4%、黄色粉末、m.p.208〜209℃であつた。 実施例 5 2−(1−エチル−2−メチル−インドール−
3−イル)−カルボニルキノリン−3−カルボ
ン酸()および3−(1−エチル−2−メ
チル−インドール−3−イル)−カルボニルキ
ノリン−2−カルボン酸(XI)の製法 10gのキノリン−2,3−ジカルボン酸無水
物、16gの1−エチル−2−メチル−インドー
ル、14.7gのAlCl3および100mlのトリクレンを20
℃で20時間撹拌後、希塩酸中に排出する。トリク
レン層を分取、水洗後トリクレンを減圧下に溜去
する。残渣を希カセイソーダ水溶液に溶解後過剰
の1−エチル−2−メチル−インドールをトルエ
ンで抽出除去する。次いで水層を希塩酸でPH3と
して析出物を取、水洗後乾燥すると2−(1−
エチル−2−メチル−インドール−3−イル)−
カルボニルキノリン−3−カルボン酸()と
3−(1−エチル−2−メチル−インドール−3
−イル)−カルボニルキノリン−3−カルボン酸
(XI)の混合物16.2g(理論収率90.1%)を得
る。 この混合物16.2gを20mlのアセトニトリルと30
分加熱還流後冷却して不溶分を取、乾燥すると
5gの2−(1−エチル−2−メチル−インドー
ル−3−イル)−カルボニルキノリン−3−カル
ボン酸()を得る。黄色粉末、m.p.208〜209
℃であつた。一方液を減圧下に濃縮乾固すると
11gの3−(1−エチル−2−メチル−インドー
ル−3−イル)−カルボニルキノリン−2−カル
ボン酸(XI)を得る。淡褐色粉末、m.p.125〜
130℃であつた。 実施例 6 2−(2−メトキシ−4−ジブチルアミノフエ
ニル)−2−(1−エチル−2−メチル−インド
ール−3−イル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラ
ン−〔4,3−b〕−キノリン−5−オン(
)(化合物番号50)の製法 2gの3−(1−エチル−2−メチル−インド
ール−3−イル)−カルボニルキノリン−2−カ
ルボン酸(XI、実施例5)、2gの3−ジブチ
ルアミノアニソールおよび20mlの無水酢酸を50〜
60℃、2時間反応する。次いで実施例1と同様の
処理をすると2.5g(理論収率77.8%)の2−(2
−メトキシ−4−ジブチルアミノフエニル)−2
−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔4,3−
b〕−キノリン−5−オン()を得る。
淡黄色結晶、m.p.168〜170℃であつた。 下記の分析結果によりこの化合物の分子式が
C37H41N3O3であることを確認した。 C H N 理論値 77.17 7.19 7.30 実測値 77.05 7.10 7.18 又上記の反応に用いた3−ジブチルアミノアニ
ソールの代りに3−ブトキシジブチルアニリンを
用いて相当するキノリン−カルボン酸のラクトン
化合物()を得た。
3−イル)−カルボニルキノリン−3−カルボ
ン酸()の製法 10gのキノリン−2,3−ジカルボン酸無水物
および23.5gの1−ブチル−2−メチル−インド
ールを85〜90℃で3時間反応する。次いで100ml
の5%カセイソーダ水溶液を添加溶解後過剰の1
−ブチル−2−メチル−インドールをトルエンで
抽出除去、水層を希塩酸でPH3とし析出物を取
乾燥する。これを20mlのアセトニトリルと30分加
熱還流後冷却して不溶物を取乾燥すると15.9g
(理論収率82.0%)の2−(1−ブチル−2−メチ
ル−インドール−3−イル)−カルボニルキノリ
ン−3−カルボン酸()を得る。淡褐色粉
末、m.p.172〜174℃であつた。 上記の反応に用いた1−ブチル−2−メチル−
インドールの代りに1−エチル−2−メチル−イ
ンドールを用いて2−(1−エチル−2−メチル
−インドール−3−イル)−カルボニルキノリン
−3−カルボン酸()を得る。理論収率
85.4%、黄色粉末、m.p.208〜209℃であつた。 実施例 5 2−(1−エチル−2−メチル−インドール−
3−イル)−カルボニルキノリン−3−カルボ
ン酸()および3−(1−エチル−2−メ
チル−インドール−3−イル)−カルボニルキ
ノリン−2−カルボン酸(XI)の製法 10gのキノリン−2,3−ジカルボン酸無水
物、16gの1−エチル−2−メチル−インドー
ル、14.7gのAlCl3および100mlのトリクレンを20
℃で20時間撹拌後、希塩酸中に排出する。トリク
レン層を分取、水洗後トリクレンを減圧下に溜去
する。残渣を希カセイソーダ水溶液に溶解後過剰
の1−エチル−2−メチル−インドールをトルエ
ンで抽出除去する。次いで水層を希塩酸でPH3と
して析出物を取、水洗後乾燥すると2−(1−
エチル−2−メチル−インドール−3−イル)−
カルボニルキノリン−3−カルボン酸()と
3−(1−エチル−2−メチル−インドール−3
−イル)−カルボニルキノリン−3−カルボン酸
(XI)の混合物16.2g(理論収率90.1%)を得
る。 この混合物16.2gを20mlのアセトニトリルと30
分加熱還流後冷却して不溶分を取、乾燥すると
5gの2−(1−エチル−2−メチル−インドー
ル−3−イル)−カルボニルキノリン−3−カル
ボン酸()を得る。黄色粉末、m.p.208〜209
℃であつた。一方液を減圧下に濃縮乾固すると
11gの3−(1−エチル−2−メチル−インドー
ル−3−イル)−カルボニルキノリン−2−カル
ボン酸(XI)を得る。淡褐色粉末、m.p.125〜
130℃であつた。 実施例 6 2−(2−メトキシ−4−ジブチルアミノフエ
ニル)−2−(1−エチル−2−メチル−インド
ール−3−イル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラ
ン−〔4,3−b〕−キノリン−5−オン(
)(化合物番号50)の製法 2gの3−(1−エチル−2−メチル−インド
ール−3−イル)−カルボニルキノリン−2−カ
ルボン酸(XI、実施例5)、2gの3−ジブチ
ルアミノアニソールおよび20mlの無水酢酸を50〜
60℃、2時間反応する。次いで実施例1と同様の
処理をすると2.5g(理論収率77.8%)の2−(2
−メトキシ−4−ジブチルアミノフエニル)−2
−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−2−〔H〕−5−〔H〕−フラン−〔4,3−
b〕−キノリン−5−オン()を得る。
淡黄色結晶、m.p.168〜170℃であつた。 下記の分析結果によりこの化合物の分子式が
C37H41N3O3であることを確認した。 C H N 理論値 77.17 7.19 7.30 実測値 77.05 7.10 7.18 又上記の反応に用いた3−ジブチルアミノアニ
ソールの代りに3−ブトキシジブチルアニリンを
用いて相当するキノリン−カルボン酸のラクトン
化合物()を得た。
【表】
次に本願化合物の使用例の一つである感圧記録
紙の製造法を示す。 参考例 1 0.3gの化合物番号1のラクトン化合物を12g
のアルキルナフタリンKMCR(呉羽化学商品名)
を溶媒として溶かし50℃で3.25gのアラビアゴム
を25mlの水に含む溶液と共に乳化せしめる。次に
3.25gのゼラチンを25mlの水に含む溶液を加えて
完全に乳化せしめたのち酢酸を加えてPH4に調整
する。この際ラクトン化合物を含む油滴の囲りに
ゼラチン−アラビアゴムの液体フイルムが形成さ
れる。50mlの水を加えたのちPH4に調整する。フ
イルムを硬化させるため1mlの37%ホルマリン水
溶液を加えたのち10%カセイソーダ水溶液を加え
てPH9〜10とし徐々に室温に戻す。このようにし
て得られた懸濁液を上葉下面に塗布し乾燥する。 一方フエノール樹脂などの電子受容体を下葉上
面に塗布する。 以上のように調製された上葉と下葉を合せて印
書又は筆書等により局部的に加圧することによ
り、加圧部分のカプセルが破れカプセル内のラク
トン化合物が下葉上面の電子受容体に吸着されて
緑色に発色し記録の目的を達成する。
紙の製造法を示す。 参考例 1 0.3gの化合物番号1のラクトン化合物を12g
のアルキルナフタリンKMCR(呉羽化学商品名)
を溶媒として溶かし50℃で3.25gのアラビアゴム
を25mlの水に含む溶液と共に乳化せしめる。次に
3.25gのゼラチンを25mlの水に含む溶液を加えて
完全に乳化せしめたのち酢酸を加えてPH4に調整
する。この際ラクトン化合物を含む油滴の囲りに
ゼラチン−アラビアゴムの液体フイルムが形成さ
れる。50mlの水を加えたのちPH4に調整する。フ
イルムを硬化させるため1mlの37%ホルマリン水
溶液を加えたのち10%カセイソーダ水溶液を加え
てPH9〜10とし徐々に室温に戻す。このようにし
て得られた懸濁液を上葉下面に塗布し乾燥する。 一方フエノール樹脂などの電子受容体を下葉上
面に塗布する。 以上のように調製された上葉と下葉を合せて印
書又は筆書等により局部的に加圧することによ
り、加圧部分のカプセルが破れカプセル内のラク
トン化合物が下葉上面の電子受容体に吸着されて
緑色に発色し記録の目的を達成する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔式中AおよびBは同種または異種の下記の基;
Xはハロゲン、ニトロ基;およびn′は0〜4の整
数である。 【式】 【式】 【式】 【式】 (ここでR1およびR2は水素、置換基を有するこ
ともあるアルキル基、置換基を有することもある
脂環基;置換基を有することもあるフエニル基、
又は置換基を有することもあるベンジル基;R3、
R4、R5およびR6は水素、ハロゲン、置換基を有
することもあるアルキル基、置換基を有すること
もあるアルコキシ基、置換基を有することもある
脂環基、置換基を有することもあるフエニル基、
置換基を有することもあるベンジル基、アルコキ
シカルボニル基、置換基を有することもあるベン
ジルオキシ基またはジアルキルアミノ基;n2は4
または5;n3およびn4は2または3をそれぞれ示
す。又R1、R2、R3、R4、R5およびR6は基A、B
に於て同時に同種のものを示すとは限らない。)〕 で表わされるキノリン−カルボン酸のラクトン化
合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61014183A JPS62201890A (ja) | 1977-02-14 | 1986-01-25 | キノリン−カルボン酸のラクトン化合物 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1482377A JPS53101399A (en) | 1977-02-14 | 1977-02-14 | Lactone compound offquinolinee carboxylate |
| JP61014183A JPS62201890A (ja) | 1977-02-14 | 1986-01-25 | キノリン−カルボン酸のラクトン化合物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1482377A Division JPS53101399A (en) | 1977-02-14 | 1977-02-14 | Lactone compound offquinolinee carboxylate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62201890A JPS62201890A (ja) | 1987-09-05 |
| JPS6343398B2 true JPS6343398B2 (ja) | 1988-08-30 |
Family
ID=26350087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61014183A Granted JPS62201890A (ja) | 1977-02-14 | 1986-01-25 | キノリン−カルボン酸のラクトン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62201890A (ja) |
-
1986
- 1986-01-25 JP JP61014183A patent/JPS62201890A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62201890A (ja) | 1987-09-05 |
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