JPH0258080B2 - - Google Patents
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- JPH0258080B2 JPH0258080B2 JP17558382A JP17558382A JPH0258080B2 JP H0258080 B2 JPH0258080 B2 JP H0258080B2 JP 17558382 A JP17558382 A JP 17558382A JP 17558382 A JP17558382 A JP 17558382A JP H0258080 B2 JPH0258080 B2 JP H0258080B2
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- perforating
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Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複合材、特に硬質部材(金属板、合成
樹脂板等)―発泡体(合成樹脂発泡体、無機発泡
体)―柔軟性部材の順に積層一体化された複合材
に適宜孔径の貫通孔を穿設する方法、およびその
装置に関する。 一般に異質部材を積層した複合材に貫通孔を穿
孔する場合はドリル、プレス(上刃としてのポン
チと下刃としてのダイ)を用いるのが普通であ
る。しかし、異質部材が硬質材―弾性体か、やや
脆い発泡体―柔軟質からなり、しかも弾性体が嵩
高であるときには、上記工具、装置で穿孔して
も、柔軟性部材が発泡体でクツシヨン性があるた
め剪断力が十分に作用せず、圧縮するだけであ
り、その後でむしり取るように硬質材を打抜くた
め、貫通孔の大きさが不均一となるほか、所定の
貫通孔を穿設できない欠点があつた。さらに、貫
通孔壁面は粗面となり、しかも刃物の切れが悪く
なつて、硬質材の穿孔外周にバルを生ずる不利が
あつた。勿論、使用に際してはバリを除去しなけ
れば製品にならず、工数も多くなる欠点があつ
た。 本発明はこのような欠点を除去するため、刃物
を2段に構成し、かつ同一軸線上を往復動自在に
装着し、構造を簡単にして小型化を図り、かつ、
貫通孔を奇麗な切り口、壁面とすると共に、所定
口径の貫通孔を穿設できる方法とその装置を提案
するものである。 以下に図面を用いて本発明に係る複合材に対す
る穿孔方法、およびその穿孔装置の一実施例につ
いて詳細に説明する。第1図は上記装置の代表的
な構成略図であり、1は工具ホルダー装着部(以
下、単に装着部という)、例えばラム等で設定距
離(ストローク)だけ直線往復動する機構(図示
せず)に連結されている。2は工具ホルダーで上
端に形成した取付軸3が装着部1に着脱容易に連
結されており、また、取付軸3より下部には支持
部4が一体に形成され、その中心に装着穴5が穿
設され、さらに支持部4の下端面にガイド溝6が
形成されている。なお、支持部4の下部には装着
穴5の側壁に連通したねじ孔7が穿設されてい
る。8は硬質部材穿孔具で円柱状の上刃9と上刃
9が嵌挿するテーパー状の貫通孔10を有する台
状の下刃(ダイ)11を同一直線上にH1の寸法
をもつて両刃が直交するように配設されている。
なお、H1は上刃9の下端面から下刃11の表面
までの寸法であり、被穿孔物の厚さによつて異な
るものである。さらに前記穿孔具8について説明
すると、上刃9はホルダー兼ガイドとし機能する
主体12とそれより下部の刃部13からなり、主
体12の下部には直線状の案内溝14がl1の寸法
だけ形成されている。また刃部13はその端面に
穿設すべき口径d0と同径の密実断面の外周端縁に
設けた刃先部13aと刃先部13aに連続して形
成された柱状の案内部13bからなり、かつ、案
内部13bの寸法l2は移動距離に応じて設定され
る。なお、図では刃部13の直径d1と主体12の
直径d2はd2>d1であるが補強と案内溝14の関係
で太くしてあるもので、もし前記d0が大きけれ
ば、必らずしも段差をつけず、同一太さにて形成
しうるものである。15は芯材兼柔軟性部材穿孔
刃(以下、単に円筒刃という)で本体(ホルダー
部)16と刃部17と刃先部17aと連結具装着
用孔18と中空部19,20、およびガイド溝2
1とから形成されている。さらに説明すると、上
記本体16は軸受22を嵌合するための中空部2
0と円筒刃15と上刃9の主体12の一体化を図
る固定具23を装着する孔18が形成され、円筒
刃15と上刃9とが設定条件下で連動すると共に
両刃が脱落しないように連結されている。さら
に、ガイド溝21は本体16の上端面に形成し、
後記する弾性体を案内するものである。また、刃
部17は円筒体17bの端面、およびその外周に
鋸歯状の刃先部17aが形成され、柔軟性部材、
発泡体を容易に切断し、穿孔するものである。さ
らに、刃先部17aの形状としては、第2図a,
bに示すように円筒体17bの端部の内、外周壁
に形成されるものであり、a図に示す刃先部17
aを用いた際の穿孔24の端縁は切断周縁が面取
り状に、b図の刃先部17aを用いた穿孔24の
端縁は直角状に切断されるものである。なお、本
体16の中空部19の直径D1は上刃9の直径d2
を軸受22を介して摺動させられる大きさであ
り、円筒体17bの中空部20の直径d0は上刃9
の刃部13の直径d1をスムーズに摺動しうる大き
さに形成されている。25はストツパで円筒刃1
5の間隔H2を限定するものであり、上刃9、円
筒刃15と別個に独立して間隔H2を調整可能に
固定されている。なお、ストツパ25は円筒刃1
5の刃先部17aが複合材の硬質部材に接触し、
破損しないように機能するものである。26は弾
性体、例えばコイルばね体でガイド溝6,21間
に介在すると共に主体12を軸芯として遊合状態
で装着されている。そして弾性体26は上刃9と
円筒刃15の直線往復動に連動自在とすると共
に、上刃9と円筒刃15とを固定状態の一体化と
せずに、緩衝作用と弾力付与により往復運動にズ
レ、逃げの機能を発揮させるものである。27は
複合材で硬質部材28、柔軟性部材29、発泡体
からなる芯材30が一体に積層されたものであ
る。 次に上記装置の動作と穿孔方法を説明する。例
えば、第4図に示すような部材(軒天)を製造す
ると仮定する。部材、所謂複合材27の構成とし
ては硬質部材28として0.27mmのカラー鋼板、柔
軟性部材29としてクラフト紙にアルミニウム箔
をラミネートしたシート状物、芯材30としてポ
リウレタンフオームを現場方式により一体化した
ものであり、厚さtは16mm、密度は30Kg/m3の独
立気泡組織に形成されている。また、穿孔24は
円形で直径がd0のものを1個づつ多数個穿設する
ものである。なお、S1は上刃9のストローク、S2
は円筒刃15のストローク、Aは上刃9の刃先部
端面から円筒刃15の刃先部17aの先端までの
距離、Bは複合材27のシート状物29と刃先部
17aの端面までの距離であり、ストツパ25は
プレス機(図示せず)に間隔調節可能に装着され
ているものである。そこで、第1図に示すように
上記複合材27が下刃11にシート状物29を上
にして水平に載置された。このとき、ラム1は下
刃(ダイ)11から上刃9がH1の位置に存在す
るように設定されており、穿孔動作はこの位置か
ら矢印イ方向へ直線状に下降することにより始め
られる。ラム1の下降に応じて上刃9が直線状に
下降し、円筒刃15の刃先部17aがシート状物
29に接触するまでラム1の降下速度に応じて工
具ホルダー2、上刃9、円筒刃15、弾性体26
が連結状態で第5図に示す位置まで下降する。シ
ート状物29に刃先部17aが接触すると円筒端
面の鋸歯がラム1の下降とコイルばね26とシー
ト状物29間の関係で刃先部17aがシート状物
を切断し、そのままの状態でラム1が直線的に下
降するのに応じてコイルばね26を介した刃先部
17が降下せしめられる。刃先部17aが下降す
ると、芯材30の一部は円筒体17bの内径の断
面積で切断され、筒体17b内に充填される。さ
らにラム1が下降して、本体16の下端面16a
が第6図に示すようにストツパ25に当接する
と、芯材30の厚さtの大部分が切断、穿孔され
る。すなわち、シート状物29、ポリウレタンフ
オーム30の打抜きがS2=B+t−△l1のストロ
ークで完了したことになる。なお、刃先部17a
の先端とカラー鋼板28間には、刃先を保護する
ため△l1のギヤツプを有するように設定されてい
る。さらに、円筒刃15により、シート状物2
9、ポリウレタンフオーム30が切断、穿孔され
た後は、ラム1が同じように下降しているため、
上刃9はコイルばね26を押圧しながら円筒刃1
5内の中空部19,20内を主体12と刃部13
とが一体に下降せしめられる。なお、円筒体17
bの中空部20内に存在する抜き屑31は刃先部
13aの端面によつて圧縮されながらカラー鋼板
28の背面に押圧される。さらに上刃9が下降
し、下刃11と協働してカラー鋼板28を打抜
き、下刃11から△l2の位置まで下降した位置で
第7図に示すように貫通孔10から複合材全体の
抜き屑31が排出される。すなわち、上記△l2が
上刃9のストロークS1の下限である。なお、コイ
ルばね26は設定長さをL0とすると最小長さL1
となり、L0―L1の長さだけ圧縮されるものであ
り、圧縮長さだけ弾性付与、緩衝体として機能す
るものである。また、固定具23と直線状の案内
溝14の位置関係は、ラム1が下降し、本体16
の下端部16aがストツパ25に接触すると、上
刃9が下際するのに反し、円筒刃15がその位置
に停止するため、第7図に示す位置に固定具23
を移動したと同じようになる。勿論、固定具23
の介在によつて円筒刃15は回転せず直線的に下
降させられる。次に、ラム1が上昇するのに伴な
つて上刃9、円筒刃は連動して上昇し、第1図に
示す元の位置にそれぞれが復帰せしめられるもの
である。従つて、複合材27に複数個の穿孔24
を穿説する場合には、その個数分上記のような動
作をくり返せばよいものである。なお、第8図は
上刃9(実線で示す)、円筒刃15(半線で示す)
の軌跡を示す説明図であり、横軸に時間、縦軸に
上下方向の移動距離を示し、点が円筒刃15に
よるシート状物29の切断穿孔時、が上刃9に
よるカラー鋼板28の打抜き時、αが円筒刃15
がポリウレタンフオーム30を切断、穿孔する時
間、βが上刃9が中空部20内のシート状物2
9、ポリウレタンフオーム30を圧縮する時間、
γが全打抜き屑31を排出する時間である。 以上説明したのは本発明に係る複合材の穿孔方
法、およびその穿孔装置の一実施例にすぎず、工
具ホルダー2をチヤツクとしたり、上刃の刃部1
3、円筒歯15の孔断面を例えば第9図a〜fに
示すように角、楕円その他任意形状に形成した
り、穿孔24の径が大きければ上刃9と同一直径
で刃部13を形成することもできる。さらに、上
刃9―円筒刃15、弾性体26の組合せを多数本
多軸的に配列し、かつ、下刃も上記上刃9に対応
するように配設すれば1度の下降で複数個の穿孔
24を穿設するように構成することも可能であ
る。また、芯材は連通気泡組織でもよく、成形体
を硬質部材28と接着剤により一体化した複合材
の場合にも使用できるものである。その他、穿孔
24を第10図に示すように複合材の厚さに対し
傾斜して穿設することもできる。 上述したように、本発明に係る穿孔法、および
穿孔装置によれば、硬質部材と発泡組織の芯材と
柔軟可撓性部材のように性質の全く異な材料の組
合せによつて作られた複合材を2種類の円筒刃と
上刃にそれぞれ分担させて、切断、穿孔し、奇麗
な切口の端縁、側壁を得ることができるものであ
る。すなわち、比較的柔軟で破れ、或いは圧潰し
やすい柔軟性部材とフオームのような構造の芯体
とを筒体端面に形成した鋸歯状の薄肉の刃先部で
切断、穿孔するため、上記両部材を剪断したとき
に引張つて切口の近傍を破つたり、芯材を剪断し
たときに圧潰させることもなく、所定大きさの断
面形状の切口に切断、打抜きできるものである。
また、切断、打抜いた屑は円筒刃内に収容、所謂
芯材と完全に遮断したまま最後に外部へ排出する
ため穿孔の側壁は美しく、所定寸法の穿孔を形成
できる。さらに、硬質部材は通常のポンチーダイ
の関係で打抜くため、反り、変形、擦過傷のない
状態で確実に剪断できると共に、美しく、バリの
ない切口とすることができる。また、装置は小
型、安価にして構造が簡単で、既存装置に装着で
きる利点がある。
樹脂板等)―発泡体(合成樹脂発泡体、無機発泡
体)―柔軟性部材の順に積層一体化された複合材
に適宜孔径の貫通孔を穿設する方法、およびその
装置に関する。 一般に異質部材を積層した複合材に貫通孔を穿
孔する場合はドリル、プレス(上刃としてのポン
チと下刃としてのダイ)を用いるのが普通であ
る。しかし、異質部材が硬質材―弾性体か、やや
脆い発泡体―柔軟質からなり、しかも弾性体が嵩
高であるときには、上記工具、装置で穿孔して
も、柔軟性部材が発泡体でクツシヨン性があるた
め剪断力が十分に作用せず、圧縮するだけであ
り、その後でむしり取るように硬質材を打抜くた
め、貫通孔の大きさが不均一となるほか、所定の
貫通孔を穿設できない欠点があつた。さらに、貫
通孔壁面は粗面となり、しかも刃物の切れが悪く
なつて、硬質材の穿孔外周にバルを生ずる不利が
あつた。勿論、使用に際してはバリを除去しなけ
れば製品にならず、工数も多くなる欠点があつ
た。 本発明はこのような欠点を除去するため、刃物
を2段に構成し、かつ同一軸線上を往復動自在に
装着し、構造を簡単にして小型化を図り、かつ、
貫通孔を奇麗な切り口、壁面とすると共に、所定
口径の貫通孔を穿設できる方法とその装置を提案
するものである。 以下に図面を用いて本発明に係る複合材に対す
る穿孔方法、およびその穿孔装置の一実施例につ
いて詳細に説明する。第1図は上記装置の代表的
な構成略図であり、1は工具ホルダー装着部(以
下、単に装着部という)、例えばラム等で設定距
離(ストローク)だけ直線往復動する機構(図示
せず)に連結されている。2は工具ホルダーで上
端に形成した取付軸3が装着部1に着脱容易に連
結されており、また、取付軸3より下部には支持
部4が一体に形成され、その中心に装着穴5が穿
設され、さらに支持部4の下端面にガイド溝6が
形成されている。なお、支持部4の下部には装着
穴5の側壁に連通したねじ孔7が穿設されてい
る。8は硬質部材穿孔具で円柱状の上刃9と上刃
9が嵌挿するテーパー状の貫通孔10を有する台
状の下刃(ダイ)11を同一直線上にH1の寸法
をもつて両刃が直交するように配設されている。
なお、H1は上刃9の下端面から下刃11の表面
までの寸法であり、被穿孔物の厚さによつて異な
るものである。さらに前記穿孔具8について説明
すると、上刃9はホルダー兼ガイドとし機能する
主体12とそれより下部の刃部13からなり、主
体12の下部には直線状の案内溝14がl1の寸法
だけ形成されている。また刃部13はその端面に
穿設すべき口径d0と同径の密実断面の外周端縁に
設けた刃先部13aと刃先部13aに連続して形
成された柱状の案内部13bからなり、かつ、案
内部13bの寸法l2は移動距離に応じて設定され
る。なお、図では刃部13の直径d1と主体12の
直径d2はd2>d1であるが補強と案内溝14の関係
で太くしてあるもので、もし前記d0が大きけれ
ば、必らずしも段差をつけず、同一太さにて形成
しうるものである。15は芯材兼柔軟性部材穿孔
刃(以下、単に円筒刃という)で本体(ホルダー
部)16と刃部17と刃先部17aと連結具装着
用孔18と中空部19,20、およびガイド溝2
1とから形成されている。さらに説明すると、上
記本体16は軸受22を嵌合するための中空部2
0と円筒刃15と上刃9の主体12の一体化を図
る固定具23を装着する孔18が形成され、円筒
刃15と上刃9とが設定条件下で連動すると共に
両刃が脱落しないように連結されている。さら
に、ガイド溝21は本体16の上端面に形成し、
後記する弾性体を案内するものである。また、刃
部17は円筒体17bの端面、およびその外周に
鋸歯状の刃先部17aが形成され、柔軟性部材、
発泡体を容易に切断し、穿孔するものである。さ
らに、刃先部17aの形状としては、第2図a,
bに示すように円筒体17bの端部の内、外周壁
に形成されるものであり、a図に示す刃先部17
aを用いた際の穿孔24の端縁は切断周縁が面取
り状に、b図の刃先部17aを用いた穿孔24の
端縁は直角状に切断されるものである。なお、本
体16の中空部19の直径D1は上刃9の直径d2
を軸受22を介して摺動させられる大きさであ
り、円筒体17bの中空部20の直径d0は上刃9
の刃部13の直径d1をスムーズに摺動しうる大き
さに形成されている。25はストツパで円筒刃1
5の間隔H2を限定するものであり、上刃9、円
筒刃15と別個に独立して間隔H2を調整可能に
固定されている。なお、ストツパ25は円筒刃1
5の刃先部17aが複合材の硬質部材に接触し、
破損しないように機能するものである。26は弾
性体、例えばコイルばね体でガイド溝6,21間
に介在すると共に主体12を軸芯として遊合状態
で装着されている。そして弾性体26は上刃9と
円筒刃15の直線往復動に連動自在とすると共
に、上刃9と円筒刃15とを固定状態の一体化と
せずに、緩衝作用と弾力付与により往復運動にズ
レ、逃げの機能を発揮させるものである。27は
複合材で硬質部材28、柔軟性部材29、発泡体
からなる芯材30が一体に積層されたものであ
る。 次に上記装置の動作と穿孔方法を説明する。例
えば、第4図に示すような部材(軒天)を製造す
ると仮定する。部材、所謂複合材27の構成とし
ては硬質部材28として0.27mmのカラー鋼板、柔
軟性部材29としてクラフト紙にアルミニウム箔
をラミネートしたシート状物、芯材30としてポ
リウレタンフオームを現場方式により一体化した
ものであり、厚さtは16mm、密度は30Kg/m3の独
立気泡組織に形成されている。また、穿孔24は
円形で直径がd0のものを1個づつ多数個穿設する
ものである。なお、S1は上刃9のストローク、S2
は円筒刃15のストローク、Aは上刃9の刃先部
端面から円筒刃15の刃先部17aの先端までの
距離、Bは複合材27のシート状物29と刃先部
17aの端面までの距離であり、ストツパ25は
プレス機(図示せず)に間隔調節可能に装着され
ているものである。そこで、第1図に示すように
上記複合材27が下刃11にシート状物29を上
にして水平に載置された。このとき、ラム1は下
刃(ダイ)11から上刃9がH1の位置に存在す
るように設定されており、穿孔動作はこの位置か
ら矢印イ方向へ直線状に下降することにより始め
られる。ラム1の下降に応じて上刃9が直線状に
下降し、円筒刃15の刃先部17aがシート状物
29に接触するまでラム1の降下速度に応じて工
具ホルダー2、上刃9、円筒刃15、弾性体26
が連結状態で第5図に示す位置まで下降する。シ
ート状物29に刃先部17aが接触すると円筒端
面の鋸歯がラム1の下降とコイルばね26とシー
ト状物29間の関係で刃先部17aがシート状物
を切断し、そのままの状態でラム1が直線的に下
降するのに応じてコイルばね26を介した刃先部
17が降下せしめられる。刃先部17aが下降す
ると、芯材30の一部は円筒体17bの内径の断
面積で切断され、筒体17b内に充填される。さ
らにラム1が下降して、本体16の下端面16a
が第6図に示すようにストツパ25に当接する
と、芯材30の厚さtの大部分が切断、穿孔され
る。すなわち、シート状物29、ポリウレタンフ
オーム30の打抜きがS2=B+t−△l1のストロ
ークで完了したことになる。なお、刃先部17a
の先端とカラー鋼板28間には、刃先を保護する
ため△l1のギヤツプを有するように設定されてい
る。さらに、円筒刃15により、シート状物2
9、ポリウレタンフオーム30が切断、穿孔され
た後は、ラム1が同じように下降しているため、
上刃9はコイルばね26を押圧しながら円筒刃1
5内の中空部19,20内を主体12と刃部13
とが一体に下降せしめられる。なお、円筒体17
bの中空部20内に存在する抜き屑31は刃先部
13aの端面によつて圧縮されながらカラー鋼板
28の背面に押圧される。さらに上刃9が下降
し、下刃11と協働してカラー鋼板28を打抜
き、下刃11から△l2の位置まで下降した位置で
第7図に示すように貫通孔10から複合材全体の
抜き屑31が排出される。すなわち、上記△l2が
上刃9のストロークS1の下限である。なお、コイ
ルばね26は設定長さをL0とすると最小長さL1
となり、L0―L1の長さだけ圧縮されるものであ
り、圧縮長さだけ弾性付与、緩衝体として機能す
るものである。また、固定具23と直線状の案内
溝14の位置関係は、ラム1が下降し、本体16
の下端部16aがストツパ25に接触すると、上
刃9が下際するのに反し、円筒刃15がその位置
に停止するため、第7図に示す位置に固定具23
を移動したと同じようになる。勿論、固定具23
の介在によつて円筒刃15は回転せず直線的に下
降させられる。次に、ラム1が上昇するのに伴な
つて上刃9、円筒刃は連動して上昇し、第1図に
示す元の位置にそれぞれが復帰せしめられるもの
である。従つて、複合材27に複数個の穿孔24
を穿説する場合には、その個数分上記のような動
作をくり返せばよいものである。なお、第8図は
上刃9(実線で示す)、円筒刃15(半線で示す)
の軌跡を示す説明図であり、横軸に時間、縦軸に
上下方向の移動距離を示し、点が円筒刃15に
よるシート状物29の切断穿孔時、が上刃9に
よるカラー鋼板28の打抜き時、αが円筒刃15
がポリウレタンフオーム30を切断、穿孔する時
間、βが上刃9が中空部20内のシート状物2
9、ポリウレタンフオーム30を圧縮する時間、
γが全打抜き屑31を排出する時間である。 以上説明したのは本発明に係る複合材の穿孔方
法、およびその穿孔装置の一実施例にすぎず、工
具ホルダー2をチヤツクとしたり、上刃の刃部1
3、円筒歯15の孔断面を例えば第9図a〜fに
示すように角、楕円その他任意形状に形成した
り、穿孔24の径が大きければ上刃9と同一直径
で刃部13を形成することもできる。さらに、上
刃9―円筒刃15、弾性体26の組合せを多数本
多軸的に配列し、かつ、下刃も上記上刃9に対応
するように配設すれば1度の下降で複数個の穿孔
24を穿設するように構成することも可能であ
る。また、芯材は連通気泡組織でもよく、成形体
を硬質部材28と接着剤により一体化した複合材
の場合にも使用できるものである。その他、穿孔
24を第10図に示すように複合材の厚さに対し
傾斜して穿設することもできる。 上述したように、本発明に係る穿孔法、および
穿孔装置によれば、硬質部材と発泡組織の芯材と
柔軟可撓性部材のように性質の全く異な材料の組
合せによつて作られた複合材を2種類の円筒刃と
上刃にそれぞれ分担させて、切断、穿孔し、奇麗
な切口の端縁、側壁を得ることができるものであ
る。すなわち、比較的柔軟で破れ、或いは圧潰し
やすい柔軟性部材とフオームのような構造の芯体
とを筒体端面に形成した鋸歯状の薄肉の刃先部で
切断、穿孔するため、上記両部材を剪断したとき
に引張つて切口の近傍を破つたり、芯材を剪断し
たときに圧潰させることもなく、所定大きさの断
面形状の切口に切断、打抜きできるものである。
また、切断、打抜いた屑は円筒刃内に収容、所謂
芯材と完全に遮断したまま最後に外部へ排出する
ため穿孔の側壁は美しく、所定寸法の穿孔を形成
できる。さらに、硬質部材は通常のポンチーダイ
の関係で打抜くため、反り、変形、擦過傷のない
状態で確実に剪断できると共に、美しく、バリの
ない切口とすることができる。また、装置は小
型、安価にして構造が簡単で、既存装置に装着で
きる利点がある。
第1図は本発明に係る穿孔装置の一実施例を示
す説明図、第2図a,bは上記装置の1つの要部
である芯材兼柔軟性部材穿孔刃の刃先部を示す断
面図、第3図a,bは上記穿孔刃により切断、穿
孔した穿孔の断面図、第4図は複合材の一例を示
す説明図、第5図〜第7図は前記装置の動作を説
明する断面図、第8図は上記装置の動作を示す説
明図、第9〜第10図はその他の実施例を示す説
明図である。 1…工具ホルダー装着部、2…工具ホルダー、
8…硬質部材穿孔具、9…上刃、11…下刃、1
5…芯材兼柔軟性部材穿孔刃、22…軸受、24
…穿孔、26…弾性体、27…複合材。
す説明図、第2図a,bは上記装置の1つの要部
である芯材兼柔軟性部材穿孔刃の刃先部を示す断
面図、第3図a,bは上記穿孔刃により切断、穿
孔した穿孔の断面図、第4図は複合材の一例を示
す説明図、第5図〜第7図は前記装置の動作を説
明する断面図、第8図は上記装置の動作を示す説
明図、第9〜第10図はその他の実施例を示す説
明図である。 1…工具ホルダー装着部、2…工具ホルダー、
8…硬質部材穿孔具、9…上刃、11…下刃、1
5…芯材兼柔軟性部材穿孔刃、22…軸受、24
…穿孔、26…弾性体、27…複合材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硬質部材と発泡体からなる芯材と柔軟性部材
とからなる複合材に所望形状、大きさの貫通孔を
穿設するにあたり、複合材の柔軟性部材上方に垂
直に配設した円筒状の芯材兼柔軟性部材穿孔刃に
よつて柔軟性部材―芯材のみを切断穿孔し、次い
で上記穿孔刃の内側に充填された上記2部材の切
屑を圧縮しながら円柱状の硬質部材穿孔刃の上刃
を進入させて硬質部材を切断穿孔した後に前記両
穿孔刃を切断穿孔個所から抜出すことを特徴とす
る複合材の穿孔方法。 2 複合材の柔軟性部材、芯材を切断穿孔する円
筒状の芯材兼柔軟性部材穿孔刃と、該穿孔刃の筒
内に下端部を摺動可能な状態で内蔵し、上端部を
工具ホルダーに固設した柱状の上刃と前記複合材
を載置すると共に上刃と協働して硬質部材を切断
穿孔する下刃とを同一直線上に複合材の厚さ以上
の隔たりをもつて対設した硬質部材穿孔具と、前
記穿孔刃の下降距離を制限するストツパと、工具
ホルダーの下端と前記穿孔刃間で、かつ前記上刃
の主体を軸心として配設した弾性体とを備え、前
記穿孔刃、および上刃が前記複合板の厚さ方向に
対し連動して直線往復動するように配設したこと
を特徴とする複合材用穿孔装置。 3 芯材兼柔軟性部材穿孔刃が円筒端部外周に鋸
歯状の刃先端を形成したものである特許請求の範
囲第2項記載の複合材用穿孔装置。 4 弾性体がコイルばねで、コイルばねセツト圧
が柔軟性部材の打抜きに必要な弾性より大である
特許請求の範囲第2項、第3項記載のいずれかで
ある複合材用穿孔装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17558382A JPS5964297A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 複合材の穿孔方法、および穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17558382A JPS5964297A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 複合材の穿孔方法、および穿孔装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5964297A JPS5964297A (ja) | 1984-04-12 |
| JPH0258080B2 true JPH0258080B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=15998617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17558382A Granted JPS5964297A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 複合材の穿孔方法、および穿孔装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5964297A (ja) |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP17558382A patent/JPS5964297A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5964297A (ja) | 1984-04-12 |
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