JPH0546363B2 - - Google Patents
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- JPH0546363B2 JPH0546363B2 JP61172155A JP17215586A JPH0546363B2 JP H0546363 B2 JPH0546363 B2 JP H0546363B2 JP 61172155 A JP61172155 A JP 61172155A JP 17215586 A JP17215586 A JP 17215586A JP H0546363 B2 JPH0546363 B2 JP H0546363B2
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- cyclodextrin
- silica
- cyclodextrins
- gel
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B37/00—Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
- C08B37/0006—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
- C08B37/0009—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid alpha-D-Glucans, e.g. polydextrose, alternan, glycogen; (alpha-1,4)(alpha-1,6)-D-Glucans; (alpha-1,3)(alpha-1,4)-D-Glucans, e.g. isolichenan or nigeran; (alpha-1,4)-D-Glucans; (alpha-1,3)-D-Glucans, e.g. pseudonigeran; Derivatives thereof
- C08B37/0012—Cyclodextrin [CD], e.g. cycle with 6 units (alpha), with 7 units (beta) and with 8 units (gamma), large-ring cyclodextrin or cycloamylose with 9 units or more; Derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L5/00—Compositions of polysaccharides or of their derivatives not provided for in groups C08L1/00 or C08L3/00
- C08L5/16—Cyclodextrin; Derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N11/00—Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
- C12N11/14—Enzymes or microbial cells immobilised on or in an inorganic carrier
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
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- Y10T428/2989—Microcapsule with solid core [includes liposome]
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- Microbiology (AREA)
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は各種化学反応に対する触媒、固定化人
工酵素、化学薬品特に農薬、殺虫剤、除草剤、お
よび光感応物質などのマイクロカプセル剤、ゲル
クロマトグラフイーの充填剤、吸収吸着剤、分離
精製剤などとして使用される。シリカとシクロデ
キストリン類との新規な複合体及びその製造方法
に関するものである。
工酵素、化学薬品特に農薬、殺虫剤、除草剤、お
よび光感応物質などのマイクロカプセル剤、ゲル
クロマトグラフイーの充填剤、吸収吸着剤、分離
精製剤などとして使用される。シリカとシクロデ
キストリン類との新規な複合体及びその製造方法
に関するものである。
(従来の技術)
従来、シクロデキストリン類は、その分子包接
能と触媒能を利用することにより、化学的に不安
定な物質、特に医薬品、殺虫剤、除草剤などを安
定化するためのマイクロカプセル剤、難溶性物質
の可溶化剤、カラムクロマトグラフイー用充填剤
などとして使われている。最近、その機能を、特
殊な官能基を導入したり、高分子化したり、ある
いは鉱物と複合化したりすることによつて、更に
高め、人工酵素として活用する試みもなされてい
る。
能と触媒能を利用することにより、化学的に不安
定な物質、特に医薬品、殺虫剤、除草剤などを安
定化するためのマイクロカプセル剤、難溶性物質
の可溶化剤、カラムクロマトグラフイー用充填剤
などとして使われている。最近、その機能を、特
殊な官能基を導入したり、高分子化したり、ある
いは鉱物と複合化したりすることによつて、更に
高め、人工酵素として活用する試みもなされてい
る。
しかしながら、シクロデキストリンは環状多糖
で多くの水酸基をもつているため、必ずしも構造
的に安定ではなく、触媒や人工酵素あるいは光感
応物質のカプセル化剤として利用した場合、しば
しばそれ自体が反応変化し、触媒やカプセル化剤
としての役割を果たさない。また液体クロマトグ
ラフイー用充填剤として利用する場合には、水に
容易に溶解するために、水溶液中の物質の分離剤
としては利用出来ないという欠点がある。
で多くの水酸基をもつているため、必ずしも構造
的に安定ではなく、触媒や人工酵素あるいは光感
応物質のカプセル化剤として利用した場合、しば
しばそれ自体が反応変化し、触媒やカプセル化剤
としての役割を果たさない。また液体クロマトグ
ラフイー用充填剤として利用する場合には、水に
容易に溶解するために、水溶液中の物質の分離剤
としては利用出来ないという欠点がある。
(本発明の目的)
本発明は、シクロデキストリンのかかる欠点を
克服すると共に、更にその機能を高度化した複合
体及びその製造方法を提供することを目的とする
ものである。
克服すると共に、更にその機能を高度化した複合
体及びその製造方法を提供することを目的とする
ものである。
本発明者らは、前記目的を達成すべく、シクロ
デキストリン類と無機物質の複合化について鋭意
研究を重ねた結果、アルコキシシラン類とシクロ
デキストリン類を組合せ高分子化すると、個々の
単体では得られない特異な性質を発揮しうるシク
ロデキストリン−シリカ複合体が生成することを
見いだし、この知見に基づいて本発明をなすに至
つた。
デキストリン類と無機物質の複合化について鋭意
研究を重ねた結果、アルコキシシラン類とシクロ
デキストリン類を組合せ高分子化すると、個々の
単体では得られない特異な性質を発揮しうるシク
ロデキストリン−シリカ複合体が生成することを
見いだし、この知見に基づいて本発明をなすに至
つた。
(本発明の構成)
本発明は、非晶質シリカ中にシクロデキストリ
ン類をそのシクロデキストリンの水酸基をシリカ
のケイ素原子に直接結合させて取り込ませたシク
ロデキストリン−シリカ複合体、及びその製造方
法、すなわち、アルコキシシラン類とシクロデキ
ストリン類を混合反応したのち、水を加えゲル化
し、シリカ中にシクロデキストリン類をそのシク
ロデキストリンの水酸基をシリカのケイ素原子に
直接結合させて取り込ませることを特徴とするシ
クロデキストリン−シリカ複合体の製造方法を提
供するものである。
ン類をそのシクロデキストリンの水酸基をシリカ
のケイ素原子に直接結合させて取り込ませたシク
ロデキストリン−シリカ複合体、及びその製造方
法、すなわち、アルコキシシラン類とシクロデキ
ストリン類を混合反応したのち、水を加えゲル化
し、シリカ中にシクロデキストリン類をそのシク
ロデキストリンの水酸基をシリカのケイ素原子に
直接結合させて取り込ませることを特徴とするシ
クロデキストリン−シリカ複合体の製造方法を提
供するものである。
本発明に使用されるシクロデキストリン類はD
−グルコースの環状縮合体で中央部に円筒状の空
洞をもつており、この空洞中に分子を取り込む性
質を有している。この空洞の深さは約8Åである
が、空洞の大きさ、すなわち直径はD−グルコー
ス単位の構成数に依存し、単位が6、7、8、9
個から成るα−、β−、γ−及びδ−シクロデキ
ストリンの空洞直径は5〜11Åにわたつており、
それぞれの空洞の大きさに対応した分子を取り込
むことが出来る。このため、シクロデキストリン
類には分子ふるい能、分子識別能および選択的な
触媒能がある。しかし、多数の水酸基をもつてい
るため、熱的及び化学的には必ずしも安定な構造
であるとは言い難い。一方、シリカは吸収吸着能
を有し、表面積も大きく、熱的にも化学的にも安
定であることから、従来より分離剤、吸着剤およ
び触媒として広範囲に利用されている。本発明に
よるシクロデキストリン−シリカ複合体は、シク
ロデキストリンの分子包機能、分子識別能および
分子ふるい能と、シリカの吸着分離能を合せもつ
ものであり、更にシクロデキストリンそれ自体に
くらべ熱的にも化学的にも安定と成つており、よ
り高度な機能を発揮するものである。このため本
発明の複合体は、基質や生成物に対して強い特異
性を示す高機能な触媒、分子識別あるいは分子ふ
るいゲル濾過材、分離剤、吸着剤、農薬や殺虫剤
あるいは除草剤などのマイクロカプセル剤、ゲル
クロマトグラフイーの充填剤、更には、人工酵素
などとして有用である。
−グルコースの環状縮合体で中央部に円筒状の空
洞をもつており、この空洞中に分子を取り込む性
質を有している。この空洞の深さは約8Åである
が、空洞の大きさ、すなわち直径はD−グルコー
ス単位の構成数に依存し、単位が6、7、8、9
個から成るα−、β−、γ−及びδ−シクロデキ
ストリンの空洞直径は5〜11Åにわたつており、
それぞれの空洞の大きさに対応した分子を取り込
むことが出来る。このため、シクロデキストリン
類には分子ふるい能、分子識別能および選択的な
触媒能がある。しかし、多数の水酸基をもつてい
るため、熱的及び化学的には必ずしも安定な構造
であるとは言い難い。一方、シリカは吸収吸着能
を有し、表面積も大きく、熱的にも化学的にも安
定であることから、従来より分離剤、吸着剤およ
び触媒として広範囲に利用されている。本発明に
よるシクロデキストリン−シリカ複合体は、シク
ロデキストリンの分子包機能、分子識別能および
分子ふるい能と、シリカの吸着分離能を合せもつ
ものであり、更にシクロデキストリンそれ自体に
くらべ熱的にも化学的にも安定と成つており、よ
り高度な機能を発揮するものである。このため本
発明の複合体は、基質や生成物に対して強い特異
性を示す高機能な触媒、分子識別あるいは分子ふ
るいゲル濾過材、分離剤、吸着剤、農薬や殺虫剤
あるいは除草剤などのマイクロカプセル剤、ゲル
クロマトグラフイーの充填剤、更には、人工酵素
などとして有用である。
本発明のシクロデキストリン−シリカ複合体は
シクロデキストリン類とアルコキシシラン類を溶
液中で一定時間混合反応させ、水を加えてゲル化
し乾燥することによつて製造することができる。
一般的には、乾燥後更にシリカ中に取り込まれず
単に付着しているシクロデキストリン類を除くた
めに、乾燥ゲルを粉砕し水を充分洗つて、再び乾
燥するという操作を行う。
シクロデキストリン類とアルコキシシラン類を溶
液中で一定時間混合反応させ、水を加えてゲル化
し乾燥することによつて製造することができる。
一般的には、乾燥後更にシリカ中に取り込まれず
単に付着しているシクロデキストリン類を除くた
めに、乾燥ゲルを粉砕し水を充分洗つて、再び乾
燥するという操作を行う。
本発明において、シリカと複合させるシクロデ
キストリン類としては、環状糖ならいずれも可能
であり特に限定されるものではないが、例えばD
−グルコース単位が、6、7、8、9個からなる
α、β、γ、δ−シクロデキストリン単体、およ
びこれらの誘導体をあげることができる。一方、
シリカ原料としては、炭素鎖長に特にとらわれる
ことはなく、アルコキシシラン類であれば、いず
れも使用可能であるが、乾燥などの容易さから低
級アルコキシシランが使い易く、このようなもの
としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキ
シシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブト
キシシランなどをあげることができる。更に、シ
リカ原料として上記アルコキシシラン類とハロゲ
ン化炭素類を混合して使用することもでき、この
ようなものとしてはフツ化ケイ素、塩化ケイ素、
臭化ケイ素などがある。
キストリン類としては、環状糖ならいずれも可能
であり特に限定されるものではないが、例えばD
−グルコース単位が、6、7、8、9個からなる
α、β、γ、δ−シクロデキストリン単体、およ
びこれらの誘導体をあげることができる。一方、
シリカ原料としては、炭素鎖長に特にとらわれる
ことはなく、アルコキシシラン類であれば、いず
れも使用可能であるが、乾燥などの容易さから低
級アルコキシシランが使い易く、このようなもの
としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキ
シシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブト
キシシランなどをあげることができる。更に、シ
リカ原料として上記アルコキシシラン類とハロゲ
ン化炭素類を混合して使用することもでき、この
ようなものとしてはフツ化ケイ素、塩化ケイ素、
臭化ケイ素などがある。
本発明におけるシクロデキストリン−シリカ複
合体の製造にあたつては、混合や、ゲル化などを
円滑にするために、溶媒を使用したり、反応促進
剤を添加することがしばしば行われる。このよう
な溶媒としては、一価および二価アルコール、ケ
トン類、ケトアルコール類、エーテル類、アミノ
アルコール類、酸アミド類などがあり、これらを
単独または混合して使用することが出来る。反応
促進剤としては、酸あるいは塩基ならいずれも可
能であるが、シクロデキストリン−シリカ複合体
中に残存することを好まないようであれば、低級
カルボン類や低級アミンを使用するのが好まし
い。混合およびゲル化における温度は特に限定す
るものではないが、反応速度やシクロデキストリ
ンの熱安定性の面から20℃から150℃の範囲、好
ましくは40〜80℃の範囲が適当である。シクロデ
キストリン類とアルコキシシラン類との混合モル
比については、特に限定するものではないが、シ
クロデキストリンをあまり多量に使用しても、シ
リカに単に付着しているのみで、容易に洗い流さ
れるにすぎないので、アルコキシシランのモル数
以下、好ましくは数分の1モル以下のシクロデキ
ストリンを使用するのが適当である。またゲル化
のために添加する水の量も、特に規定するもので
はないが、少なすぎるとアルコキシシラン類のア
ルコキシ基が残存し、また多すぎるとシクロデキ
ストリン類とシリカが強固な複合体を形成し難く
なるので、添加水量はアルコキシシラン1モルに
たいして1モルから100モル好ましくは、2モル
から30モルが適当である。ゲルの乾燥は、シクロ
デキストリンの分解温度以下であればいかなる方
法も使用可能であり、たとえば、ロータリエバポ
レーターを使い、減圧下50〜100℃で処理すると
シクロデキストリン−シリカ複合体の乾燥ゲルが
得られる。
合体の製造にあたつては、混合や、ゲル化などを
円滑にするために、溶媒を使用したり、反応促進
剤を添加することがしばしば行われる。このよう
な溶媒としては、一価および二価アルコール、ケ
トン類、ケトアルコール類、エーテル類、アミノ
アルコール類、酸アミド類などがあり、これらを
単独または混合して使用することが出来る。反応
促進剤としては、酸あるいは塩基ならいずれも可
能であるが、シクロデキストリン−シリカ複合体
中に残存することを好まないようであれば、低級
カルボン類や低級アミンを使用するのが好まし
い。混合およびゲル化における温度は特に限定す
るものではないが、反応速度やシクロデキストリ
ンの熱安定性の面から20℃から150℃の範囲、好
ましくは40〜80℃の範囲が適当である。シクロデ
キストリン類とアルコキシシラン類との混合モル
比については、特に限定するものではないが、シ
クロデキストリンをあまり多量に使用しても、シ
リカに単に付着しているのみで、容易に洗い流さ
れるにすぎないので、アルコキシシランのモル数
以下、好ましくは数分の1モル以下のシクロデキ
ストリンを使用するのが適当である。またゲル化
のために添加する水の量も、特に規定するもので
はないが、少なすぎるとアルコキシシラン類のア
ルコキシ基が残存し、また多すぎるとシクロデキ
ストリン類とシリカが強固な複合体を形成し難く
なるので、添加水量はアルコキシシラン1モルに
たいして1モルから100モル好ましくは、2モル
から30モルが適当である。ゲルの乾燥は、シクロ
デキストリンの分解温度以下であればいかなる方
法も使用可能であり、たとえば、ロータリエバポ
レーターを使い、減圧下50〜100℃で処理すると
シクロデキストリン−シリカ複合体の乾燥ゲルが
得られる。
以上述べてきた方法で製造したシクロデキスト
リン−シリカ複合体は非晶質シリカ中にシクロデ
キトリン類が反応して取り込まれた構造をしてい
る。即ち、シクロデキストリンの水酸基とシリカ
中のケイ素原子とが直接反応して、Si−O−C結
合が形成されている。このことは、テトラアルコ
キシシランを除く本発明の条件下でシクロデキス
トリンの加水分解を試みてもシクロデキストリン
がほとんどすべて回収されること、粉末X線回折
で明白な回析ピークが現れないこと、熱分析で
300〜450℃にかけて重量減少を伴う発熱ピークが
観測され、これはグルコース−シリカのそれと全
く異なること、および本発明による複合体のIR
スペクトルがシクロデキストリンそれ自体のIR
スペクトルと酷似し対応したパターンを示すこと
から確められた。
リン−シリカ複合体は非晶質シリカ中にシクロデ
キトリン類が反応して取り込まれた構造をしてい
る。即ち、シクロデキストリンの水酸基とシリカ
中のケイ素原子とが直接反応して、Si−O−C結
合が形成されている。このことは、テトラアルコ
キシシランを除く本発明の条件下でシクロデキス
トリンの加水分解を試みてもシクロデキストリン
がほとんどすべて回収されること、粉末X線回折
で明白な回析ピークが現れないこと、熱分析で
300〜450℃にかけて重量減少を伴う発熱ピークが
観測され、これはグルコース−シリカのそれと全
く異なること、および本発明による複合体のIR
スペクトルがシクロデキストリンそれ自体のIR
スペクトルと酷似し対応したパターンを示すこと
から確められた。
従つて、本発明によるシクロデキストリン−シ
リカ複合体はシクロデキストリンの分子包接能、
分子ふるい能、分子触媒能、分子識別能、シリカ
の吸収吸着能、分離能および触媒能を合せもつ高
度で特異な機能を有しているうえに、この複合体
ではシリカとシクロデキストリンによる相乗効果
が期待できる。更に本発明によるシクロデキスト
リン−シリカ複合体はシクロデキストリンそれ自
体にくらべ熱安定および化学安定性が良く、水に
不溶であるという特徴を持つている。このため、
本発明のシクロデキストリン−シリカ複合体は選
択性の高い、生成物との分離が容易でしかも連続
反応を行うことが出来る触媒あるいは人工酵素、
分子識別機能をもつ吸着分離剤、薬剤や蛍光物質
の長寿命カプセル化剤、高機能なクロマトグラフ
イー充填剤および幾何光学異性体の分離分割剤と
して優れたものとなつている。
リカ複合体はシクロデキストリンの分子包接能、
分子ふるい能、分子触媒能、分子識別能、シリカ
の吸収吸着能、分離能および触媒能を合せもつ高
度で特異な機能を有しているうえに、この複合体
ではシリカとシクロデキストリンによる相乗効果
が期待できる。更に本発明によるシクロデキスト
リン−シリカ複合体はシクロデキストリンそれ自
体にくらべ熱安定および化学安定性が良く、水に
不溶であるという特徴を持つている。このため、
本発明のシクロデキストリン−シリカ複合体は選
択性の高い、生成物との分離が容易でしかも連続
反応を行うことが出来る触媒あるいは人工酵素、
分子識別機能をもつ吸着分離剤、薬剤や蛍光物質
の長寿命カプセル化剤、高機能なクロマトグラフ
イー充填剤および幾何光学異性体の分離分割剤と
して優れたものとなつている。
(実施例)
次に実施例により、本発明をさらに詳細に説明
する。
する。
実施例 1
200mlのビーカー51.1gのエタノールを入れこ
れにα−シクロデキストリン10.0gとテトラエキ
シシラン40.6gを加え、更に5.3gの酢酸を添加
し、60〜80℃で3時間撹拌する。次にこの溶液に
75gの水を加え、70〜80℃で撹拌していると溶液
は透明な粘稠なものとなり、最終的にゼラチン状
に固化したゲルが得られる。このゲルを適当な大
きさに砕き、200mlのナス型フラスコに入れ、減
圧下、80℃でロータリーエバポレーターで24時間
乾燥する。乾燥ゲルを細かく粉砕し、400mlの水
中に入れ、撹拌してのち過し、エタノール、ア
セトンで洗い、更にロータリーエバポレーターで
乾燥した。収量約17g。
れにα−シクロデキストリン10.0gとテトラエキ
シシラン40.6gを加え、更に5.3gの酢酸を添加
し、60〜80℃で3時間撹拌する。次にこの溶液に
75gの水を加え、70〜80℃で撹拌していると溶液
は透明な粘稠なものとなり、最終的にゼラチン状
に固化したゲルが得られる。このゲルを適当な大
きさに砕き、200mlのナス型フラスコに入れ、減
圧下、80℃でロータリーエバポレーターで24時間
乾燥する。乾燥ゲルを細かく粉砕し、400mlの水
中に入れ、撹拌してのち過し、エタノール、ア
セトンで洗い、更にロータリーエバポレーターで
乾燥した。収量約17g。
得られた白色粉末は粉末X線回折では明白な回
折ピークを示さず、非晶質であることがわかつ
た。この粉末のIRスペクトルは、α−シクロデ
キストリンのIRスペクトルと極めて良く対応し
ており、更に熱分析では300〜420℃にかけて大き
な重量減少を伴なう発熱ピークが観測された。
折ピークを示さず、非晶質であることがわかつ
た。この粉末のIRスペクトルは、α−シクロデ
キストリンのIRスペクトルと極めて良く対応し
ており、更に熱分析では300〜420℃にかけて大き
な重量減少を伴なう発熱ピークが観測された。
実施例 2
300mlビーカーに11.4gのβ−シクロデキスト
リン、50.8gのエタノール、6gの酢酸を入れ、
これに131.7gのテトラエトキシシランを加え、
60〜70℃で2時間撹拌する。この溶液に123.5g
の水を加え65〜75℃で撹拌していると透明粘稠溶
液となり、ついには、寒天状に凝固する。凝固し
たゲルを実施例1と同様な操作で乾燥、粉砕し、
粉末の一部20gを500mlの水の中に入れ、2時間
撹拌したのち、過しエタノールとアセトンで洗
い乾燥した。(収量17.5g)。
リン、50.8gのエタノール、6gの酢酸を入れ、
これに131.7gのテトラエトキシシランを加え、
60〜70℃で2時間撹拌する。この溶液に123.5g
の水を加え65〜75℃で撹拌していると透明粘稠溶
液となり、ついには、寒天状に凝固する。凝固し
たゲルを実施例1と同様な操作で乾燥、粉砕し、
粉末の一部20gを500mlの水の中に入れ、2時間
撹拌したのち、過しエタノールとアセトンで洗
い乾燥した。(収量17.5g)。
この粉末は、X線回折では何ら明白な回折ピー
クを示さず、熱分析では、300〜400℃にかけて大
きな重量減少を示し、341℃に頂点をもつ発熱ピ
ークを示した。また、この粉末のIRスペクトル
はβ−シクロデキストリンの特徴的なピークのほ
とんどすべてを所有しており、良く対応したパタ
ーンを示した。
クを示さず、熱分析では、300〜400℃にかけて大
きな重量減少を示し、341℃に頂点をもつ発熱ピ
ークを示した。また、この粉末のIRスペクトル
はβ−シクロデキストリンの特徴的なピークのほ
とんどすべてを所有しており、良く対応したパタ
ーンを示した。
実施例 3
200mlのビーカーに、4.3gのγ−シクロデキス
トリンと40gのエタノールを入れ、これに4.9g
の酢酸と50.4gのテトラエキシシランを加え、70
℃で3時間撹拌する。次に60.7gの水を加え、同
温度で撹拌していると、透明な粘稠溶液を経由し
て、寒天状に凝固する。凝固したゲルを実施例1
と同様な操作で乾燥した。乾燥ゲル収量20.5g。
乾燥ゲルを粉砕し、400mlの水の中で撹拌し、
過したのち、エタノール、アセトンで洗い100℃
で乾燥した。収量19g。
トリンと40gのエタノールを入れ、これに4.9g
の酢酸と50.4gのテトラエキシシランを加え、70
℃で3時間撹拌する。次に60.7gの水を加え、同
温度で撹拌していると、透明な粘稠溶液を経由し
て、寒天状に凝固する。凝固したゲルを実施例1
と同様な操作で乾燥した。乾燥ゲル収量20.5g。
乾燥ゲルを粉砕し、400mlの水の中で撹拌し、
過したのち、エタノール、アセトンで洗い100℃
で乾燥した。収量19g。
この白色粉末は、X線回折で明白な回折ピーク
を示さず、非晶質であるこがわかつた。熱分析で
は280〜450℃にわたつて大きな重量減少を示し
360℃に頂点をもつ発熱ピークが認められた。IR
スペクトルでは、この粉末はγ−シクロデキスト
リンに酷似したパターンを示した。
を示さず、非晶質であるこがわかつた。熱分析で
は280〜450℃にわたつて大きな重量減少を示し
360℃に頂点をもつ発熱ピークが認められた。IR
スペクトルでは、この粉末はγ−シクロデキスト
リンに酷似したパターンを示した。
図面はシクロデキストリン及びシクロデキスト
リン−シリカ複合体の熱分析である。 α−シクロデキストリンだけのもの。α−シ
クロデキストリンとシリカ粉末を乳鉢中で混合し
たもの。本発明の方法によるα−シクロデキス
トリン−シリカ複合体。
リン−シリカ複合体の熱分析である。 α−シクロデキストリンだけのもの。α−シ
クロデキストリンとシリカ粉末を乳鉢中で混合し
たもの。本発明の方法によるα−シクロデキス
トリン−シリカ複合体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非晶質シリカ中にシクロデキストリン類をそ
のシクロデキストリンの水酸基とシリカ中のケイ
素原子とを直接結合させて取り込ませたシクロデ
キストリン−シリカ複合体。 2 アルコキシシラン類とシクロデキストリン類
を混合反応したのち、水を加えゲル化し、非晶質
シリカ中にシクロデキストリン類をそのシクロデ
キストリンの水酸基とシリカ中のケイ素原子とを
直接結合させて取り込ませることを特徴とするシ
クロデキストリン−シリカ複合体の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61172155A JPS6327502A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | シクロデキストリン−シリカ複合体及びその製造方法 |
| US07/073,766 US4781858A (en) | 1986-07-22 | 1987-07-15 | Cyclodextrin-silica composite and a method for the preparation thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61172155A JPS6327502A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | シクロデキストリン−シリカ複合体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6327502A JPS6327502A (ja) | 1988-02-05 |
| JPH0546363B2 true JPH0546363B2 (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=15936585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61172155A Granted JPS6327502A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | シクロデキストリン−シリカ複合体及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4781858A (ja) |
| JP (1) | JPS6327502A (ja) |
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- 1986-07-22 JP JP61172155A patent/JPS6327502A/ja active Granted
-
1987
- 1987-07-15 US US07/073,766 patent/US4781858A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6327502A (ja) | 1988-02-05 |
| US4781858A (en) | 1988-11-01 |
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