JPH0564710B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0564710B2 JPH0564710B2 JP8288988A JP8288988A JPH0564710B2 JP H0564710 B2 JPH0564710 B2 JP H0564710B2 JP 8288988 A JP8288988 A JP 8288988A JP 8288988 A JP8288988 A JP 8288988A JP H0564710 B2 JPH0564710 B2 JP H0564710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- silicon phthalocyanine
- forming
- polymer thin
- silicon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電子部品の分野でスイツチング素子
などに利用されるシリコンフタロシアニンポリマ
ー薄膜の形成法に関するものである。
などに利用されるシリコンフタロシアニンポリマ
ー薄膜の形成法に関するものである。
従来の技術
従来よりシリコンフタロシアニンは一次元導電
体として注目され、フタロシアニナトシリコンジ
ハイドロオキサイドを真空条件下で加熱し脱水重
合することにより、一次元結晶構造を有するシリ
コンフタロシアニンポリマー粉末を形成する方法
が知られている(ジヤーナル オブ ザ アメリ
カン ケミカル ソサイエテイ;J.Am.Chem.
Soc.1983、105、1539〜1567)。
体として注目され、フタロシアニナトシリコンジ
ハイドロオキサイドを真空条件下で加熱し脱水重
合することにより、一次元結晶構造を有するシリ
コンフタロシアニンポリマー粉末を形成する方法
が知られている(ジヤーナル オブ ザ アメリ
カン ケミカル ソサイエテイ;J.Am.Chem.
Soc.1983、105、1539〜1567)。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、このようにして得られるのはポ
リマー粉末であり、一次元導電体としてのシリコ
ンフタロシアンの機能を引き出すためには、配向
性をもつた薄膜が必要である。これらのポリマー
粉末をバインダー等に分散させて薄膜化する等の
方法が考えられるが、この方法では配向性を制御
することができない。
リマー粉末であり、一次元導電体としてのシリコ
ンフタロシアンの機能を引き出すためには、配向
性をもつた薄膜が必要である。これらのポリマー
粉末をバインダー等に分散させて薄膜化する等の
方法が考えられるが、この方法では配向性を制御
することができない。
本発明は、以上のような従来の課題に鑑み、配
向性を有するシリコンフタロシアニンポリマー薄
膜を形成することを目的とするものである。
向性を有するシリコンフタロシアニンポリマー薄
膜を形成することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するもので、その技術
的手段は、フタロシアニナトシリコンジクロライ
ドをアルカリ処理して得られた生成物を蒸着原料
として使用し、真空蒸着法によりシリコンフタロ
シアニンポリマー薄膜を形成するものである。
的手段は、フタロシアニナトシリコンジクロライ
ドをアルカリ処理して得られた生成物を蒸着原料
として使用し、真空蒸着法によりシリコンフタロ
シアニンポリマー薄膜を形成するものである。
作 用
本発明は、フタロシアニナトシリコンジクロラ
イドをアルカリ処理したものを蒸着原料として真
空蒸着することにより、今まで実現されていなか
つた配向性を有するシリコンフタロシアニンポリ
マー薄膜を形成することができる。
イドをアルカリ処理したものを蒸着原料として真
空蒸着することにより、今まで実現されていなか
つた配向性を有するシリコンフタロシアニンポリ
マー薄膜を形成することができる。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
フタロシアニナトシリコンジクロライドをピリ
ジン、水酸化ナトリウムとともに還流させて加水
分解することによつて中間生成物としてフタロシ
アニナトシリコンジハイドロオキサイドを合成し
た。還流させる時間によつて、合成したフタロシ
アニナトシリコンジハイドロオキサイドの性質は
異なり真空中での加熱によつて昇華するものとし
ないものがあり、真空蒸着原料として適したもの
と適さないものができる。これらの中で還流を約
1時間行なつて合成したものが真空蒸着原料とし
て適しており、この原料を石英るつぼに入れ、
10-5torr台の真空中で400℃に加熱して真空蒸着
薄膜を形成した。さらにこの薄膜を真空条件下で
360℃、1時間加熱処理することによつて脱水重
合させポリマー化した。このようにして得られた
薄膜のIRスペクトルを図に示す。IRスペクトル
は、シリコンフタロシアニンポリマー粉末のIR
スペクトル(図示せず)と一致しており、ポリマ
ー薄膜になつていることが確認できた。また、X
線回折パターンからこの薄膜は結晶配向性を有し
ていることがわかつた。
ジン、水酸化ナトリウムとともに還流させて加水
分解することによつて中間生成物としてフタロシ
アニナトシリコンジハイドロオキサイドを合成し
た。還流させる時間によつて、合成したフタロシ
アニナトシリコンジハイドロオキサイドの性質は
異なり真空中での加熱によつて昇華するものとし
ないものがあり、真空蒸着原料として適したもの
と適さないものができる。これらの中で還流を約
1時間行なつて合成したものが真空蒸着原料とし
て適しており、この原料を石英るつぼに入れ、
10-5torr台の真空中で400℃に加熱して真空蒸着
薄膜を形成した。さらにこの薄膜を真空条件下で
360℃、1時間加熱処理することによつて脱水重
合させポリマー化した。このようにして得られた
薄膜のIRスペクトルを図に示す。IRスペクトル
は、シリコンフタロシアニンポリマー粉末のIR
スペクトル(図示せず)と一致しており、ポリマ
ー薄膜になつていることが確認できた。また、X
線回折パターンからこの薄膜は結晶配向性を有し
ていることがわかつた。
この場合、真空蒸着後の加熱処理は必らずしも
必要ではなく、真空蒸着時に基板を例えば360℃
程度に加熱しておくことにより同様にポリマー薄
膜が得られる。
必要ではなく、真空蒸着時に基板を例えば360℃
程度に加熱しておくことにより同様にポリマー薄
膜が得られる。
発明の効果
以上のように本発明はフタロシアニナトシリコ
ンジクロライドをアルカリ処理して得られる中間
生成物を蒸着原料として真空蒸着法により薄膜を
形成することにより、配向性を有するシリコンフ
タロシアニンポリマー薄膜を形成することができ
るため、その効果は大なるものがある。
ンジクロライドをアルカリ処理して得られる中間
生成物を蒸着原料として真空蒸着法により薄膜を
形成することにより、配向性を有するシリコンフ
タロシアニンポリマー薄膜を形成することができ
るため、その効果は大なるものがある。
図は本発明の一実施例における、シリコンフタ
ロシアニンポリマー薄膜のIRスペクトルである。
ロシアニンポリマー薄膜のIRスペクトルである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フタロシアニナトシリコンジクロライドをア
ルカリ処理して得られた生成物を蒸着原料として
薄膜を形成することを特徴とするシリコンフタロ
シアニンポリマー薄膜の形成法。 2 アルカリ処理がピリジン及び水酸化ナトリウ
ム水溶液で加熱還流されることである請求項1記
載のシリコンフタロシアニンポリマー薄膜の形成
法。 3 アルカリ処理して得られた生成物が、フタロ
シアニナトシリコンジハイドロオキサイドである
請求項1記載のシリコンフタロシアニンポリマー
薄膜の形成法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288988A JPH01255659A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | シリコンフタロシアニンポリマー薄膜の形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288988A JPH01255659A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | シリコンフタロシアニンポリマー薄膜の形成法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01255659A JPH01255659A (ja) | 1989-10-12 |
| JPH0564710B2 true JPH0564710B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=13786838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8288988A Granted JPH01255659A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | シリコンフタロシアニンポリマー薄膜の形成法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01255659A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4841734B2 (ja) * | 2001-03-07 | 2011-12-21 | 株式会社Adeka | 複合体 |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP8288988A patent/JPH01255659A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01255659A (ja) | 1989-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |