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JPH0578835B2 - - Google Patents
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JPH0578835B2 - - Google Patents

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JPH0578835B2
JPH0578835B2 JP60112491A JP11249185A JPH0578835B2 JP H0578835 B2 JPH0578835 B2 JP H0578835B2 JP 60112491 A JP60112491 A JP 60112491A JP 11249185 A JP11249185 A JP 11249185A JP H0578835 B2 JPH0578835 B2 JP H0578835B2
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magnetic carrier
electrophotographic development
synthetic resin
magnetic
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JPS61270769A (ja
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Eiji Moro
Takayasu Hirano
Takeaki Koshio
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Hoechst Gosei KK
TDK Corp
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Hoechst Gosei KK
TDK Corp
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    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
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    • G03G9/1133Macromolecular components of coatings obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、電子写真現像用磁性キヤリア粒子に
関する。 さらに詳しくは、特に磁気ブラシ現像に用いる
磁性キヤリア粒子に関する。 先行技術とその問題点 従来、電子写真現像用の磁気ブラシ現像に用い
る磁性キヤリア粒子の1つとしては、鉄粉やいわ
ゆるフエライト粒子に樹脂コーテイングを施した
ものが用いられている。 ところで、このような磁性キヤリア粒子は、ト
ナーを摩擦帯電することにより、トナーを静電的
に付着させ、現像時にトナーを感光体上に移動さ
せるものである。 このため、キヤリア粒子の摩擦帯電量が大き
く、帯電性が均一で、トナーを有効かつ均一にと
りあげ、析出させることが要求される。 この場合、帯電量としては、15〜40μC/gの
範囲におさまることが望まれる。さらに、各種ト
ナーを用いた場合でも上記範囲の帯電量におさま
ることが望ましいが、現状はトナー中に添加する
帯電量制御剤で帯電量を制御しており、コスト
高、帯電量の安定性、湿度依存性が問題となつて
いる。 他方、キヤリア粒子は、現像機中での搬送性が
良好でなければならず、粉体として良好な流動性
を示すことが要求される。 この場合、流動性の指標である粉体50gの落下
速度としては、25〜35秒の範囲において、できる
だけ小さい値をとることが望まれる。 さらに、キヤリア粒子は、現像部分で一方の電
極として機能し、電解を均一にする役目をはたす
ものであり、樹脂コートを施される磁性粒子の組
成をかえることにより、また、樹脂の組成をかえ
ることにより、105〜1012Ωの範囲において、複
写機に応じた所望の抵抗をもつことが要求され
る。 しかも、この電気抵抗は、高湿下で低下しない
ことが望まれる。 また、キヤリア粒子は、現像機中で、上記諸特
性を安定して維持、発揮するための、耐久性をも
つことが要求される。 しかし、従来の樹脂コート材質では、これら諸
特性をすべての点で満足させるものではない。 発明の目的 本発明の目的は、安定した電気抵抗、流動特性
を有し、摩擦帯電量を任意に制御でき、十分大き
な耐湿性と耐久性を有する電子写真現像用磁性キ
ヤリア粒子を提供することにある。 発明の開示 このような目的は、以下の本発明によつて達成
される。 すなわち、本発明は磁性粒子の表面に、重合性
乳化剤を用いモノエチレン性単量体を乳化重合し
て得られる合成樹脂の被覆を形成したことを特徴
とする電子写真現像用磁性キヤリア粒子である。 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明
する。 本発明の電子写真現像用磁性キヤリア粒子は、
磁性粒子の表面に樹脂被覆を有する。 被覆は、重合性乳化剤を用い、モノエチレン性
単量体を乳化重合して得られる合成樹脂エマルジ
ヨンを用いて形成される。 重合性乳化剤としては、アリルアルコール誘導
体、アクリル酸誘導体、イタコン酸誘導体、マレ
イン酸誘導体、フマール酸誘導体、エチレン誘導
体およびスチレン誘導体のうち1種または2種以
上が好ましい。重合性乳化剤の具体例を以下に示
す。 アリルアルコール誘導体
【化】 (特公昭49−46291号、特開昭58−203960号) R1:水素またはメチル基 R2:炭化水素基または置換基を有する炭化水
素またはオキシアルキレン基を含む有機基 A:炭素数2ないし4のアルキレン基または置
換されたアルキレン基 n:0または正の数 M:アルカリもしくはアルカリ土類金属、アン
モニウム、有機アミン塩基または有機第4級
アンモニウム塩基など m:Mの原子価またはイオン価 −1 n=0、R1=H、 R2=C12H25、M1/m=Na、 −2 n=1、 A=CH2CH(OH)CH2、 R1=H、R2=C12H25、 M 1/m=Na、 −3 n=1、 A=CH2CH(OH)CH2、 R1=H、R2=C18H37、 M 1/m=Na、 −4 n=1、 A=CH2CH(OH)CH2、 R1=H、R2=C18H37、 M 1/m=NH4、 −5 n=0、R1=H、 R2= CH2CH(C9H19)(C7H15) アクリル酸誘導体 R1CH=C(R2)CONH−SO3M (特公昭46−12472号) R1,R2:水素原子または1ないし10個の炭素
原子を有する有機残基、好ましくは炭化水素
残基より好ましくはアルキルまたはアリール
基でありさらに好ましくはメチルまたはフエ
ニル基 M:アルカリ金属−好ましくはカリウム −1 R1=H、 R2=C10H21、 M=K、 −2 R1=H、 R2=C10H21、 M=Na、 −3 R1=H、 R2=CH2、 M=K、
【化】 (特開昭54−144317号) R1,R2:水素原子またはメチル基 R3:炭素数7〜21のアルキル基またはアルケ
ニル基 M:アルカリ金属またはアンモニウム基 −4 R1=H、 R2=H、 R3=C7H15、 M=Na −5 R1=H、 R2=CH3 R3=C21H43、 M=NH4 −6 R1=H、 R2=H、 R3=C18H35、 M=Na
【化】 (特開昭55−11525号) R1,R2:水素原子またはメチル基 R3:水素数1〜21の飽和または不飽和脂肪族
炭化水素基 M:アルカリ金属またはアンモニウム基 −7 R1=H、 R2=CH3、 R3=C12H25、 M=Na、 −8 R1=H、 R2=H、 R3=C12H25、 M=K、 −9 R1=CH3、 R2=CH3、 R3=C18H37、 M=NH4
【化】 (特開昭56−28208号) R1,R2:水素原子またはメチル基 X,Y,Z:0または100以下の整数であり、
次の関数が成り立つ 1≦X+Y+Z≦100 −10 R1=H、 R2=CH3、 X=20、 Y=20、 Z=30、 −11 R1=H、 R2=H、 X=30、 Y=30、 Z=40 −12 R1=H、 R2=CH3、 X=30、 Y=20、 Z=30
【化】 (特開昭55−41684号) R1:水素、低級アルキル、フエニルまたはハ
ロゲン R2:水素または低級アルキル n:5〜25の整数 −13 R1=CH3、 R2=H、 n=2 −14 R1=CH3、 R2=H、 n=5 −15 R1=CH3、 R2=H、 n=9 イコタン酸誘導体
【化】 (特公昭46−34894号) R:炭素数1〜22までのアルキル基、 構造 CH2(CF2XH(但しxは2から10ま
での偶数の整数)を有する基 構造
【式】 (但しzは1から40までの整数)を有する
基 M:水素またはアルカリ金属 m:zないし4の整数 n:1または2 −1 R=,x=10、 M=K、 m=3、 n=1 −2 R=,x=5、 M=K、 m=3、 n=1 −3 R=,z=12、 M=Na、 m=3、 n=1
【化】 (特公昭51−44157号) R:炭素数8〜22の炭化水素基 M:アルカリ金属またはアンモニウム基 −4 R=C12H25、 M=Na、 −5 R=C18H37、 M=Na、 −6 R=C12H25、 M=NH4
【化】 (特開昭51−30284号) R1:水素または炭素数1〜4のアルキル基 R2:水素または炭素数1〜22のアルキル基 m:1≦m≦150の整数 R3:Hのときn=1〜3 メチル基のときn=2 M:アルカリ金属またはアンモニウム塩基等の
1価のカチオン −7 R1=H、 R2=C12H25、 R3=H、 M=Na、 m=5、 n=3 −8 R1=H R2=C18H37、 R3=H、 M=Na、 m=3、 n=1 −9 R1=H、 R2=C12H25、 R3=H、 M=NH4、 m=5、 n=3 マレイン酸誘導体
【化】 (特公昭51−44157号) R:炭素数8〜22の炭化水素基 M:アルカリ金属またはアンモニウム基 −1 R=C12H25、 M=Na、 −2 R=C18H37、 M=K −3 R=C18H37、 M=NH4
【化】 (特開昭51−30284号) R1:水素または炭素数1〜4のアルキル基 R2:水素または炭素数1〜22のアルキル基 m:5≦m≦150の整数 R3:Hのときn=1〜3 メチル基のときn=2 M=アルカリ金属またはアンモニウム塩基等の
1価のカチオン −4 R1=H、 R2=C12H25、 R3=H、 m=5、 n=2、 M=Na −5 R1=H、 R2=C18H37、 R3=H、 m=5、 n=2、 M=Na −6 R1=H、 R2=C12H25、 R3=H、 m=5、 n=2、 M=NH4
【化】 (特公昭56−29657号) R1:炭素数6〜22の脂肪族アルコール、芳香
族アルコール、もしくはエーテルアルコール
の残基 R2:Hのときn=2,3 メチル基のときn=2 M:水素、アルカリ金属もしくはアンモニウム
等の1価のカチオン −7 R1=C8H17、 R2=H、 n=3、 M=Na −8 R1=C12H25、 R2=H、 n=3、 M=K −9 R1=C16H33、 R2=H、 n=3、 M=NH4 フマール酸誘導体
【化】 (特開昭51−30285号) R1:炭素数1〜22の脂肪族アルコール、芳香
族アルコールもしくはエーテルアルコールの
残基 R2:Hのときn=1〜3 メチル基のときn=2 M:アルカリ金属もしくはアンモニウム塩基等
の1価のカチオン −1 R1=C8H17、 R2=H、 M=Na、 n=2 −2 R1=C12H25、 R2=H、 M=Na、 n=2 −3 R1=C16H33 R2=H、 M=Na、 n=2
【化】 (特開昭51−30284号) R1:水素もしくは炭素数1〜4のアルキル基 R2:水素もしくは炭素数1〜22のアルキル基 m:5≦m≦150の整数 R3:Hのときn=1〜3 メチル基のときn=2 M:アルカリ金属もしくはアンモニウム塩基等
の1価のカチオン −4 R1=H、 R2=C12H25、 R3=H、 m=5、 n=2、 M=Na −5 R1=H、 R2=C18H37、 R3=H、 m=5、 n=2、 M=Na −6 R1=H、 R2=C12H25、 R3=H、 m=5、 n=2、 M=NH4 スチレン誘導体
【式】 M:アルカリ金属またはアンモニウム基等の1
価のカチオン −1 M=NH4 −2 M=Na エチレン誘導体
【式】 M:アルカリ金属あるいはアンモニウム基等の
1価のカチオン −1 M=NH4 上記の重合性乳化剤の中では特にアリルアルコ
ール誘導体が好ましい。 これら重合性乳化剤は1種または2種以上組合
わせて用いられ、その使用量は、合成樹脂エマル
ジヨン中、モノエチレン性単量体に対して1〜
15wt%、より好ましくは1〜10wt%とする。 1wt%未満では効果がなく、15wt%をこえると
抵抗の湿度依存性が大きくなり、さらに帯電量が
減少し、不都合を生じる。 なお、一般の非重合性乳化剤を併用することも
可能である。 併用される非重合性乳化剤としては、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジ
オクチルスルホコハク酸ナトリウム、およびポリ
オキシエチレンノニルフエニルエーテル等があ
る。 使用される主要モノエチレン性単量体の具体例
としては以下のものがあげられる。 A スチレン系ビニルモノマー類 スチレン;α−メチルスチレン、β−エチルス
チレンようなαまたはβアルキル置換スチレン;
4−メチルスチレン、2−エチルスチレン、4−
ヘキシルスチレンのような核アルキル置換スチレ
ン;クロロスチレン、ジクロロスチレン、フロロ
スチレン、ブロモスチレンのような核ハロゲン置
換スチレン;メトキシスチレンのような核アルコ
キシ置換スチレン;アセチルスチレンのような核
アシル置換スチレン;ニトロスチレン等。 B アクリル系ビニルモノマー類 (メタ)アクリル酸;(メタ)アクリル酸とア
ルキルアルコール、ハロゲン化アルコール、アル
コキシアルコール、アラルキルアルコール、アル
ケニルアルコールのようなアルコールとのエステ
ル(上記アルコールの具体例としてはメチルアル
コール、エチルアルコール、プロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコ
ール、tert−ブチルアルコール、アミルアルコー
ル、ヘキシルアルコール、2−エチル−ヘキシル
アルコール、ヘプチルアルコール、オクチルアル
コール、ノニルアルコール、ドデシルアルコー
ル、テトラデシルアルコール、ヘキサデシルアル
コールのようなアルキルアルコール;これらアル
キルアルコールを一部ハロゲン化したハロゲン化
アルキルアルコール;メトキシエチルアルコー
ル、エトキシエチルアルコール、エトキシエトキ
シエチルアルコール、メトキシプロピルアルコー
ル、エトキシプロピルアルコールのようなアルコ
キシアルキルアルコール;ベンジルアルコール、
フエニルエチルアルコール、フエニルプロピルア
ルコールようなアラルキルアルコール;アリルア
ルコール、クロトニルアルコールのようなアルケ
ニルアルコール等がある。) C シアン系ビニルモノマー アクリロニトリル;メタクリロニトリル、α−
エチルアクリロニトリルのようなα−アルキルア
クリロニトリル;α−クロロアクリルニトリル、
α−ブロモアクリロニトリルのようなα−ハロゲ
ン化アクリロニトリル;シアン化ビニリデン等。 これらモノエチレン性単量体は1種または2種
以上組合わせて用いられ、より好ましくはメチル
メタアクリレート−アクリロニトリル、スチレン
−アクリロニトリル、メチルメタアクリレート−
スチレンの組合わせが良好である。 主要モノエチレン性単量体の他に、ガラス転移
点Tgの調節、磁性粒子への接着性の改良などの
目的で、他のビニルモノマー、オリゴマー等が必
要に応じて使用される。使用量は50wt%以下が
望ましい。 このようなビニルモノマーとして、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルのような脂肪酸ビニルエ
ステル類;エチレン、プロピレン、ブチレン、ブ
タジエンのようなオレフイン類;塩化ビニル、臭
化ビニル、フツ化ビニル、塩化ビニリデン、臭化
ビニリデン、フツ化ビニリデンのようなハロゲン
化オレフイン類;アクリルアミド、メタクリルア
ミドなどのアミド類などがある。 さらに、磁性粒子の帯電量を調節する目的でア
ジン化合物、4級アンモニウム塩、ポリアミン樹
脂等の帯電量調節剤を必要に応じ使用してもよ
い。使用量は15wt%以下が望ましい。 磁性粒子の被覆に用いる合成樹脂エマルジヨン
は、乳化重合法により製造される。乳化重合法と
しては、バツチ重合法、滴下重合法(モノマーま
たは乳化モノマー)、シード重合法、さらにこれ
らの発展タイプである多段式重合法が目的により
採用される。 このようにして製造された合成樹脂エマルジヨ
ンは合成樹脂含有量5〜60wt%である。 合成樹脂エマルジヨンの粒子径は0.01〜10μm、
好ましくは0.02〜1μm程度である。 また溶媒は水またはメチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール等のアルコ
ール系あるいはこれらの混合系である。 このような合成樹脂エマルジヨン中の合成樹脂
のガラス転移点Tgは、130℃以下、特に20〜130
℃であることが好ましい。 Tgが130℃をこえると、合成樹脂エマルジヨン
を磁性粒子に均一にコーテイングすることが工業
的にコスト高となり、また、形成された被膜が均
一になりにくい。 Tgが20℃未満になると磁性キヤリア粒子の流
動性が非常に悪く、さらに電気抵抗の湿度依存性
が大きくなる。 このような合成樹脂からなる被覆は、2〜
10μmの厚さに連続被膜として形成される。 このような被覆を磁性粒子の表面に形成するに
は、流動層ないし転動層を形成した容器中で、加
熱下、エマルジヨン溶液をノズルスプレーを用い
て被覆し、乾燥すればよい。 加熱温度は70〜90℃、乾燥温度は70〜100℃程
度とする。 また造膜助剤を添加することにより、より均一
な連続被膜が形成される。この場合、使用する造
膜助剤としては、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテルアセテート、ブチルカルビトールアセ
テート、セロソルブ、セロソルブアセテート、ブ
チルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート、
フエニルセロソルブ、カルビトール、カルビトー
ルアセテート、ブチルカルビトール、ジエチルカ
ルビトール、ジブチルカルビトール、ヘキシレン
グリコール、テキサノール、シエルゾール、3−
メトキシブチルアセテート、エチレングリコール
アセテート、ベンジルアルコール、フルフリルア
ルコール等の1価ないし多価のアルコールないし
その誘導体;あるいはトルエン、キシレン等の芳
香族系炭化水素等がある。 そして、造膜助剤の使用量は1〜20wt%が好
ましい。 造膜助剤の使用により、エマルジヨン中で樹脂
分が膨潤し、高ガラス転移点の合成樹脂の被覆が
可能となる。 これに対し、本発明において用いる磁性粒子の
材質については、特に制限はないが、通常、鉄粉
またはスピネル構造あるいは六方晶構造をもつ酸
化物の粉体である。 スピネル構造をもつ酸化物としては、いわゆる
2−3スピネルや1−3スピネル等のソフトフエ
ライト、マグネタイト(Fe3O4)、マグヘマイト
(γ−Fe2O3)いずれであつてもよい。 また、ソフトフエライトとしては、Ni,Mn,
Mg,Zn,Cu,Co等のうちの1種以上を有する
ものいずれであつてもよい。 六方晶構造をもつ酸化物としては、Baフエラ
イトやSrフエライトや、このBaないしSrフエラ
イトのBa,Feの一部を他の金属で置換したもの
等であつてもよい。 そして、これらの磁性粉体は、公知の方法によ
り、10〜200μmの平均粒子径の粒子として作製さ
れる。なお、粒度分布については特に制限はな
い。 このような本発明の磁性キヤリア粒子は15〜
40μC/gの帯電量をもつ。 また、50gあたりの流動度は、28〜34secの値を
示す。 この場合、流動度は、50gのキヤリアを秤取
し、粉末流動計にて求めたキヤリア50gの落下速
度である。 さらに、電気抵抗は100〜500Vの範囲におい
て、1012〜105Ω程度の値を示す。 この場合、キヤリア粒子の電気抵抗の測定は、
磁気ブラシ現像方式を模し、下記のようにして行
われる。 すなわち、磁極間間隙7mmにて、N極およびS
極を対向させる。この場合、磁極の表面磁束密度
は1500Gauss、対向磁極面積は10×30mmとする。
この磁極間に、電極間間隙5mmにて、非磁性の平
行平板電極を配置し、電極間に試料200mgを入れ、
磁力により保持する。そして、絶縁抵抗計または
電流計により抵抗を測定すればよい。 なお、キヤリア粒子の飽和磁化は、40〜
80emu/g程度とする。 発明の具体的作用 本発明の磁性キヤリア粒子は、トナーと組合わ
せて、電子写真用の現像用とされる。 用いるトナーの種類等については制限がない。 なお、静電複写画像を得るにあたり、用いる磁
気ブラシ現像方式や感光体の種類等については制
限はない。 発明の具体的効果 本発明により、以下の効果が得られることにな
る。 重合性乳化剤を用いて、その種類および添加
量を調節することにより、磁性キヤリア粒子の
帯電量を制御することができ、その制御範囲は
15〜35μC/gと大きいものである。 このように、磁性キヤリア粒子自体の帯電量
を制御できることにより、帯電量が安定する。 さらに、高価な帯電量制御剤をトナー中にほ
とんど添加する必要がなくなり、現像剤のコス
ト低減が望める。 流動度は、50gあたり34秒以下の良好な値を
示す。 電気抵抗は帯電量に依存することなく、105
〜1012Ωに制御することができる。 さらに電気抵抗の湿度依存性が小さく、低湿
度(30%RH)下に対する高湿度(85%RH)
下での電気抵抗は、樹脂被覆のない磁性キヤリ
ア粒子では1/102〜5/103まで、非重合性乳
化剤を用いた磁性キヤリア粒子では1/102
1/103までそれぞれ低下するのに比較し、重
合性乳化剤を用いた磁性キヤリア粒子では1/
10〜5/102までの低下にとどまつている。 このため、各種複写機に最適の抵抗とするこ
とができ、さらに、外部環境の変化に対して、
安定した良好な画質が得られる。 重合性乳化剤を用いることにより、被覆層の
耐久性も十分である。 水系エマルジヨンを使用するため、従来の溶
剤タイプの樹脂を使用する場合と比較して、無
公害、低コストという特徴がある。 発明の具体的実施例 以下に本発明の具体的実施例を示し、本発明を
さらに詳細に説明する。 実施例 1 磁性粒子として粒子径約60μmのフエライト粒
子(組成:NiO 20モル%、ZnO 28モル%、Fe2
O3 52モル%、σn=50emu/g、Hc=2.0Oe)
を用いた。 このフエライト粒子を、流動層を形成した容器
中に入れ、約15分間、80℃に予備加熱した。 この後、下記表1に示される合成樹脂エマルジ
ヨンA1〜A8を二流体ノズルを用いて噴霧し、乾
燥した。 乾燥湿度は60〜100℃とした。 なお、造膜助剤として、ブチルカルビトールア
セテートを用いた。使用量は5wt%である。 フエライト表面には3〜5μmの均一な連続被膜
が形成された。
【表】 これら各キヤリア粒子につき、市販のトナーと
キヤリア粒子とを5対100の割合(重量比)で混
合し、摩擦帯電させ、帯電量を東芝ケミカル社製
ブローオフ帯電量測定器を用いて測定した。 結果を図1に示す。図中、曲線およびは、
それぞれサンプルA1〜A4およびA5〜A8に対応
するものである。 また、各キヤリア粒子の30℃ 50%での電気抵
抗の測定結果を図2に示す。図中、曲線および
は、それぞれサンプルA1〜A4およびA5〜A8
に対応するものである。 さらに、各キヤリア粒子を50g秤量し、筒井理
化学機器株式会社製の粉末流動計を使用して、キ
ヤリア粒子50gの落下速度を測定して流動度とし
た。 結果を表2に示す。 また、表2には、30℃、30%の電気抵抗に対す
る30℃、85%の電気抵抗の比率(%)が示され
る。
【表】 これらの結果から、本発明によれば、重合性乳
化剤の添加量を調整することにより、キヤリア粒
子の電気抵抗、流動度を良好な値に維持したまま
で、帯電量を制御できることがわかる。 また、耐湿性もきわめて良好であることがわか
る。 実施例 2 実施例1と同様の磁性粒子を使用し、実施例1
と同様に、表3に示される樹脂の被覆を施した。 なお、造膜助剤として、ブチルカルビトールア
セテートを用いた。使用量は5wt%である。 これらの各キヤリア粒子の帯電量を図3に、30
℃、湿度50%RHでの電気抵抗を図4に示す。 さらに、各キヤリア粒子の低湿度(30%RH)
下での電気抵抗に対する高湿度(80%RH)下で
の電気抵抗の比率および乳化剤の添加量をかえた
ときの帯電量制御範囲を表4に示す。
【表】
【表】
【表】 これらの結果から、本発明によれば、重合性乳
化剤の種類を変えることにより、キヤリア粒子の
電気抵抗等の特性を良好な状態に維持したまま
で、帯電量を制御でき、さらに、キヤリア粒子
は、湿度依存性が小さく安定した電気抵抗を有す
るものであることがわかる。 実施例 3 実施例2と同様に表5に示される被覆を形成
し、特性を測定した。結果を表6に示す。
【表】
【表】 表6に示される結果から、本発明の効果があき
らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、重合性乳化剤添加量と、帯電量との
関係を示すグラフである。第2図は、重合性乳化
剤添加量と、電気抵抗との関係を示すグラフであ
る。第3図は、乳化剤の種類と、帯電量との関係
を示すグラフである。第4図は、乳化剤の種類
と、電気抵抗との関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁性粒子の表面に、重合性乳化剤を用いモノ
    エチレン性単量体を乳化重合して得られる合成樹
    脂の被覆を形成したことを特徴とする電子写真現
    像用磁性キヤリア粒子。 2 重合性乳化剤がアリルアルコール誘導体、ア
    クリル酸誘導体、イタコン酸誘導体、マレイン酸
    誘導体、フマール酸誘導体、エチレン誘導体およ
    びスチレン誘導体のうちの1種または2種以上で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の電子写真現像
    用磁性キヤリア粒子。 3 モノエチレン性単量体がスチレン系ビニルモ
    ノマー、アクリル系ビニルモノマーおよびシアン
    系ビニルモノマーのうちの1種もしくは2種以上
    を含むものである特許請求の範囲第1項または第
    2項に記載の電子写真現像用磁性キヤリア粒子。 4 重合性乳化剤が、モノエチレン性単量体に対
    し1〜15wt%含まれる特許請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれかに記載の電子写真現像用磁
    性キヤリア粒子。 5 前記合成樹脂の被覆が合成樹脂のエマルジヨ
    ンを用いて形成された特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載の電子写真現像用磁性
    キヤリア粒子。 6 合成樹脂含有量が5〜60wt%である特許請
    求の範囲第5項に記載の電子写真用現像用磁性キ
    ヤリア粒子。 7 合成樹脂のガラス転移点が、130℃以下であ
    る特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか
    に記載の電子写真現像用磁性キヤリア粒子。 8 被覆の厚さが2〜10μmである特許請求の範
    囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の電子写
    真現像用磁性キヤリア粒子。 9 磁性粒子が、鉄またはスピネル構造もしくは
    六方晶構造酸化物からなる特許請求の範囲第1項
    ないし第8項のいずれかに記載の電子写真現像用
    磁性キヤリア粒子。 10 造膜助剤が合成樹脂エマルジヨンに1〜
    20wt%添加される特許請求の範囲第5項ないし
    第9項のいずれかに記載の電子写真現像用磁性キ
    ヤリア粒子。 11 造膜助剤がアルコールおよびその誘導体な
    らびに芳香族炭化水素類の1種または2種以上で
    ある特許請求の範囲第10項に記載の電子写真現
    像用磁性キヤリア粒子。
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