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JPH0637086B2 - 生タイヤ受け方法及び生タイヤ受装置 - Google Patents
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JPH0637086B2 - 生タイヤ受け方法及び生タイヤ受装置 - Google Patents

生タイヤ受け方法及び生タイヤ受装置

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JPH0637086B2
JPH0637086B2 JP1055789A JP5578989A JPH0637086B2 JP H0637086 B2 JPH0637086 B2 JP H0637086B2 JP 1055789 A JP1055789 A JP 1055789A JP 5578989 A JP5578989 A JP 5578989A JP H0637086 B2 JPH0637086 B2 JP H0637086B2
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locking
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清 友定
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通人 小林
正明 井尻
暢彦 入江
昭 長谷川
秀明 片山
俊文 村上
克好 坂口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生タイヤ受け方法及び生タイヤ受装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、生タイヤは成形された後、ストックラックにて
の保管、コンベア又は搬送台車等による運搬、加硫機近
傍でのタイヤ受台への載置,加硫機内への搬入等の取扱
いを受ける。
従って、第10図(I)に示す様に、生タイヤaを、軸心
が鉛直状となるようにコンベア等の水平状の載置部位b
に長時間載置すれば、下ビード部cは仮想線で示す正規
の状態から実線で示す様に、陥没変形し、また、第10図
(II)に示す様に、ラック等の載置部位bに長時間立て
掛ければ、上ビード部dと下ビード部cとが平行状態と
される所定正規形状から変形する虞れがあった。尚、正
規形状とは、成形直後の生タイヤの形状をいう。また、
サイドウォール部の剛性が小で全体重量が大であるタイ
ヤはその変形が顕著である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ビード部d,cが変形した状態でこの生タイヤaを加硫
機に投入して、加硫をおこなうと、シェーピング時にお
いて、上下ビード部d,c間寸法が正規でない為ブラダ
ーのセットが正しく行なわれず、コードパス(ビード間
のタイヤコード1本の長さ)に無理な変形を与えると共
に、サイドウォール部も変形している為、生タイヤ内面
のエア排除がうまく行なわれず、エア残りによる不良
(ベアネス)となる。さらに、モールド全閉時におい
て、加硫機のビードリングに、上下ビード部d,cが夫
々正しくセットされない為、ビード部d,cに無理な変
形を与え、タイヤのユニフォミティを悪化させる。
そこで、本発明では、生タイヤを加硫機に投入する前
に、該生タイヤを所定正規形状に修正して受ける生タイ
ヤ受け方法及び生タイヤ受装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を解決するために、本発明に係る生タイヤ受け
方法の第1の方法は、周方向に沿って複数個配設される
上ビード部用係止爪を、生タイヤの上ビード部内面に係
脱可能に係止させると共に、周方向に沿って複数個配設
される下ビード部用係止爪を、上記生タイヤの下ビード
部内面に係脱可能に係止させ、次に、この状態で、上記
上ビード部用係止爪を上方へ移動させ又は上記下ビード
部用係止爪を下方へ移動させて上記上下ビード部間寸法
を拡大させ、上記生タイヤを、所定正規形状に修正して
受けるものであり、また、第2の方法は、周方向に沿っ
て複数個配設される上ビード部用係止爪を、生タイヤの
上ビード部内面に係脱可能に係止されると共に、周方向
に沿って複数個配設させる下ビード部用係止爪を、上記
生タイヤの下ビード部内面に係脱可能に係止させ、次
に、その状態で、上記上ビード部用係止爪を上方へ移動
させ又は上記下ビード部用係止爪を下方へ移動させて上
記上下ビード部間寸法を拡大させ、上記生タイヤを、上
記上ビード部と上記下ビード部とが平行状態とされる所
定正規形状に保ちつつ、 上記生タイヤを加熱して該所定正規形状に修正して受け
るものである。そして、本発明に係る生タイヤ受け装置
の第1の装置は、周方向に沿って複数個配設されると共
に、生タイヤの上ビード部内面に係脱可能に係止する上
ビード部用係止爪と;周方向に沿って複数個配設される
と共に、生タイヤの下ビード部内面に係脱可能に係止す
る下ビード部用係止爪と;上記上ビード部用係止爪を上
方へ移動させ又は上記下ビード部用係止爪を下方へ移動
させて上下ビード部間寸法を拡大させ、上記生タイヤ
を、上記上ビード部と上記下ビード部とが平行状態とさ
れる所定正規形状に修正するビード部間寸法拡大機構
と;を備えたものであり、また、第2の装置は、周方向
に沿って複数個配設されると共に、生タイヤの上ビード
部内面に係脱可能に係止する上ビード部用係止爪と;周
方向に沿って複数個配設されると共に、生タイヤの下ビ
ード部内面に係脱可能に係止する下ビード部内面に係脱
可能に係止する下ビード部用係止爪と;上記上ビード部
用係止爪と上方へ移動させ又は上記下ビード部用係止爪
を下方へ移動させて上下ビード部間寸法を拡大させ、上
記生タイヤを、上記上ビード部と上記下ビード部とが平
行状態とされる所定正規形状に修正するビード部間寸法
拡大機構と;上記生タイヤを加熱する加熱機構と;を備
えたものであり、これらの装置においては、下ビード部
用係止爪が下ビード部内面に係止した状態にて、該下ビ
ード部用係止爪及びその保持部等の自重により該下ビー
ド部を下方へ押下げて上下ビード部間寸法を拡大させる
ビード部間寸法拡大機構を、備えたものとするが好まし
い。
〔作用〕
本発明に係る生タイヤ受け方法及び生タイヤ受け装置に
よれば、上ビード部用係止爪を生タイヤの上ビード部内
面に係止させると共に下ビード部用係止爪を該生タイヤ
の下ビード部内面に係止させ、その状態でビード部間寸
法を拡大させれば、所定正規形状に修正され、従って、
この状態を一定時間保持させれば、この生タイヤは所定
正規形状に戻るので、この状態で生タイヤを加硫機へ投
入すれば、不良品を出すことなく常に安定した製品を提
供することができる。
また、修正中に、生タイヤを加熱すれば、特にサイドウ
ォール部の剛性を低下させることができ、修正を補助す
ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説する。
第1図と第2図は本発明に係る生タイヤ受装置を示し、
この装置は、生タイヤ1を加硫機に投入する前に、受取
り保持するものであって、生タイヤ1の上ビード部2内
面2aに係脱可能に係止する上ビード部用係止爪3と、該
生タイヤ1の下ビード部4内面4aに係脱可能に係止する
下ビード部用係止爪5と、下ビード部4を下方へ移動さ
せて上下ビード部2,4間寸法Lを拡大させるビード部
間寸法拡大機構6と、等を備え、該生タイヤ1を所定正
規形状に修正するものである。
しかして、上ビード部用係止爪3は、受盤7上に立設さ
れる複数の係止爪保持脚8…に、揺動自在に取付けられ
て、第2図に示す様に、周方向に沿って複数個(図例で
は、45゜ピッチで合計4個)配設される。
即ち、保持脚8は、径方向調整機構9を介して、受盤7
に立設され、矢印A,Bの如く径方向に沿ってスライド
する。ここで、調整機構9とは、保持脚8が立設される
受板10と、該受板10と上記受盤7とを連結固定する固定
部材11と、からなる。つまり、受板10の半径方向長孔12
に固定部材11が挿通されると共に、該固定部材11のねじ
部11aが受盤7のねじ孔13に螺着され、該受板10は該受
盤7に固定される。従って、固定部材11を緩めて、受板
10を長孔12に沿って矢印A又はB方向にスライドさせ
て、所望の位置で再び固定部材11を締め付ければ、その
位置で受板10は固定されるので、保持脚8の半径方向の
位置を変更してビード径の変化に対応することができ
る。14はハンドルであって、仮想線で示す様に、ねじ部
11aの軸心と略直角をなす状態とすることができ、その
状態で、ハンドル14を手で握って矢印の如く回転させれ
ば、簡単に固定部材11を螺進退させることができる。
しかして、上ビード部用係止爪3は、断面形状がへの字
形状とされ、その上部が上ビード部2内面2aに係止する
係止片部3aとされる。また、屈曲部3bより下方は第4A
図〜第4D図に示す様に下ビード部4が当接する当接片
部3cとされる。そして、屈曲部3b近傍の当接片部3cの裏
面側に枢支軸保持片15,15が突設され、該保持片15,15
及び保持脚8に枢支軸16が挿通され、係止爪3は矢印
C,Dの如く、枢支軸16を中心に揺動可能となってい
る。また、屈曲部3bと保持脚8とはコイルスプリング等
の弾発部材17にて連結され、係止部3aを常時下方へ引張
り、当接片部3cを保持脚8に対して所定角度でもって拡
開されている。18は屈曲部3bの裏面側に突設される係止
片、19は、保持脚8の裏面側に突設される係止片であ
る。
次に、下ビード部用係止爪5は、保持部20に周方向に沿
って複数個(図例では、第2図に示す様に、上ビード部
様係止爪3と交互に4個)付設される。
しかして、保持部20は、基盤21と、該基盤21に立設され
る箱体22と、該箱体22内に内装されるシリンダ機構23
と、等を備え、該シリンダ機構23のピストンロッド23a
の往復動により、係止爪5が揺動する。
そして、係止爪5の上端にはローラ24が付設され、該ロ
ーラ24は、シリンダ機構23のピストンロッド23aに連結
される内有部材25に内有状に保持される。ここで、内有
部材25とは、上下円盤状体28,29と、該円盤状体28,29
を連結する連結柱30と、からなり、該上下円盤状体28,
29間にローラ24が内有状とされる。なお、下円盤状体29
の上部は円錐台状とされ、また、箱体22の4つの側壁26
…には切欠き部27…が形成され、該切欠き部27を介し
て、この係止爪5は外部へ露出し、側壁27に付設される
枢支軸31を介して、矢印E、Fの如く揺動可能とされ
る。32は内有部材25から連設される突出棒であって、ピ
ストンロッド23aと同一軸心とされて箱体22の上壁33の
貫通孔33aに往復動可能に挿通され、その上端にはねじ
部34が形成された該ねじ部34に、ナット部材35と、箱体
22の上壁33にマグネット36を介して取付けられるスペー
サ37に当接する当接リング38と、が螺着される。
しかして、第1図に示す状態からピストンロッド23aを
引込めると、内有部材25は下降して、係止爪5は、枢支
軸31を中心に矢印E方向に揺動し、第4B図に示す状態
となる。また、第4B図に示す状態からピストンロッド
23aを伸ばすと、内有部材25は上昇して、第1図に示す
元の状態に戻る。
そして、基盤21には、第3図に示す様に、ガイドロッド
39,39が連結され、基盤7には上記保持部20を突上げる
突上げ用シリンダ40が付設され、該シリンダ40のピスト
ンロッド40aの往復動により、該保持部20がガイドロッ
ド39,39に沿って鉛直方向に往復動する。尚、ピストン
ロッド40aの上端の受板49と基盤21とは当接するのみ
で、連結されていない。従って、この突上げシリンダ40
と、上記保持部20と、でもってビード部間寸法拡大機構
6が形成される。
また、基盤21には、タイヤ修正中に、生タイヤ1を加熱
する加熱機構41が必要に応じ設けられている。具体的に
は、熱風発生器が使用され、この熱風発生器は、電気ヒ
ータ等の発熱体部42を有し、該発熱体部42に、図示省略
の圧縮エア供給源からの圧縮エアがエア供給用チューブ
43を介して送り込まれ、吹出口44から加熱されたエアが
吹き出される。
なお、第1図において、45は箱体22の上壁33に着脱自在
にマグネット46を介して取り付けられるウェイト体、47
は該ウェイト体45と上ビード部用係止爪3の裏面側上端
縁とに固着されるゴムシート体である。なお、このゴム
シート体47は図例では、リング状であるが、円盤状とす
るも自由である。
次に、上述の生タイヤ受装置を使用した生タイヤ受け方
法を述べる。
まず、第1図に示す状態、つまり、待機状態であって、
突上げシリンダ40のピストンロッド40aを最も伸ばした
状態又はそれに近い状態とすると共に、シリンダ機構23
のピストンロッド23aを伸ばし、内有部材25を箱体22の
上壁33に当接状とした状態とする。また、この場合、係
止爪3の係止部3aの上端縁部48、は軸心が保持部20の軸
心と一致状態の生タイヤ1の上下ビード部2,4より内
径側に位置する。
そして、この状態において、生タイヤ1をほぼ軸心に沿
って鉛直方向に投入下降させる。従って、下ビード部4
は、先づ係止爪3の当接片部3cに当接し、さらに該生タ
イヤ1を下降させれば、該係止爪3は弾発部材17の弾発
力に抗して第4A図に示す様に、仮想線で示す状態から
揺動して実線で示す状態となり、係止爪3の係止部3a先
端縁部48は上ビード部2内面2aに係止する。
次に、この状態からシリンダ機構23のピストンロッド23
aを矢印の如く引込めて内有部材25を下降させ、係止爪
5を、矢印E方向に揺動させて、第4B図に示す様に係
止爪5を先端縁部5aを下ビード部4の上方位置とする。
そして、この状態で、突上げ用シリンダ40のピストンロ
ッド40aを矢印の如く引込め、係止爪5を矢印の如く下
降させ、該係止爪5の先端縁部5aを下ビード部4内面4a
に当接させ、さらに、ピストンロッド40aの受板49を第
4C図の仮想線に示す様な引込め状態とする。従って、
下ビード部4は、係止爪5及びその保持部20等の自重に
より下方へ押し下げられ、仮想線で示す状態から実線で
示す状態、上ビード部2と下ビード部4とが平行状態と
される所定正規形状に修正される。また、この場合、加
熱機構41により生タイヤ1は加熱され、サイドウォール
部の剛性が低下されて修正がより容易に効果的に行なわ
れる。つまり、傾め上方に向って開口した吹出口44から
熱風が矢印の如く吹き出され、生タイヤ1の内部が温ま
れサイドウォール部の剛性が低下するものである。
そして、この状態で例えばタイマーで一定時間保持すれ
ば、生タイヤ1は所定正規形状に戻り修正される。そこ
で、突上げシリンダ40のピストンロッド40aを突き上
げ、保持部20を上昇させると共に、シリンダ機構23の
ピストンロッド23aを上昇させて内有部材25を上昇さ
せ、係止爪5の矢印Dの如く揺動させて第4D図に示す
状態とし、その後、係止爪3の間に、バーチカルローダ
ーの爪50を上ビード部2内面2aに係止させて、矢印の如
く上昇させ、生タイヤ1を取り出す。
ここで、上述のウェイト体45は、生タイヤ1を修正する
際に、下ビード部4への荷重の調整のためであり、ま
た、スペーサ37は、係止爪5の揺動量を調整するための
ものであって、スペーサ37が介在されることによって係
止爪5の拡開量が規制される。つまり、生タイヤ1の種
類に応じてウェイト体45及びスペーサ37を最適のものに
取替えて使用する。なお、スペーサ37は切欠きを有する
リング状体からなり、厚さ寸法により色分けしておけ
ば、使用勝手がよい。また、ゴムシート体47は加熱機構
41からの熱風が上部から逃げ出さずに生タイヤ1内にと
じ込めるためのものである。
また、係止爪保持脚8は第1図に示す様に、矢印A,B
の如く径方向に移動可能であるので、該保持脚8を調整
すれば、係止爪3の径方向の位置が調整される。つま
り、生タイヤ1が下降して、第4A図に示す様に、係止
爪3の係止部3aが上ビード部2内面に適正に係止するよ
うに、生タイヤ1のサイズに応じて調整される。
しかして、上述の如く、所定正規形状に修正された生タ
イヤ1は加硫機に投入されて加硫成形されタイヤが製造
される。
次に、第5図はターンテーブル51に上述の装置が2機設
けられたものであって、作業能率の向上を図っている。
即ち、ターンテーブル51は、スイングアクチュエータ52
を介して支持軸Gに反転可能に支持されている。また、
スイングアクチュエータ52はキャスタ54付台車53に付設
され、このターンテーブル51は移動可能とされている。
55はストッパ、56は制御操作盤である。
また、第6図に示す様に、回転テーブル57上に3機の当
該装置を設けて、より一層作業能率の向上を図るのも好
ましい。即ち、例えば、Xの位置では、第1図に示す様
な待期状態とされ、Yの位置では第4A図〜第4C図で
示す修正状態とされ、Zの位置では第4D図で示す取り
出し可能状態とされ、順次矢印の如く回転テーブル57が
回転されてゆく。なお、この場合、テーブル57を回転さ
せるには上述のスイングアクチュエータに代えて回転駆
動モータが使用される。
次に、第7図は他の実施例を示し、この場合、上ボード
部用係止爪58を生タイヤ1の上ビード部2内面2aに係止
すると共に下ビード部用係止爪59が下ビード部4内面4a
に係止した状態で、上ビード部用係止爪58を上方へ移動
させて生タイヤ1を所定正規形状に修正するものであ
る。
しかして、この場合の生タイヤ受装置は、下ビード部用
係止爪59を有する生タイヤ1保持部材60と、該保持部材
60を径方向に往復動させる径方向往復動機構61と、上ビ
ード部用係止爪58を鉛直方向に沿って上下動させるビー
ド部間寸法拡大機構62と、を備えている。
具体的には、保持部材60は、第8図に示す様に、周方向
に沿って45゜ピッチにて4個配設され、上部に鉛直方向
長孔63が貫設されると共に、下部に肉厚部64が形成され
ている。そして、この肉厚部64に水平方向軸65が挿通さ
れ、該保持部材60はこの水平方向軸65に沿って径方向に
往復動する。また、この水平方向軸65は、中央枠体66に
固着され、中央枠体66は受台67に立設される脚体68,68
上に設けられる。つまり、中央枠体66及び水平方向軸65
は固定される。
また、往復動機構61は、受台67に取り付けられるシリン
ダ69と、該シリンダ69のピストンロッド69aに連結され
て該ロッド69aの往復動により矢印の如く上下動する上
下動部70と、該上下動部70と保持部材60の下端部60aと
を連結するリンク71と、を備えている。また、上下動部
70の上面には、案内棒部73が突設され、該案内棒部73
は、中央枠体66の下壁66aに固着されたブシュ75の貫通
孔72に往復動可能に挿通される。76は上下動部70に取付
片78を介して取付けられる枢支ピン、77は保持部材60の
下端面60aに取付片79を介して取付けられる枢支ピンで
ある。
従って、シリンダ69のピストンロッド69aが矢印の如く
上下動すれば、上下動部70は上下し、これにより、保持
部材60はリンク71を介して矢印の如く径方向に往復動す
る。そして、上記水平方向軸65は第9図に示す様に、外
周面に長手方向突条80が設けられ、また、保持部材60の
挿通孔81に嵌合されたベアリング82に、該突条80が長手
方向にスライド可能に嵌合する嵌合溝(図示省略)が設
けられている。即ち、保持部材60が径方向に往復動する
際において、傾斜することなしに該保持部材60が鉛直平
面と平行に往復動する様に設定している。83はベアリン
グ82,82間に介在されるスペーサである。
次に、拡大機構62は、中央枠体66の上壁66bに立設され
るシリンダ機構84と、該シリンダ機構84のピストンロッ
ド84aの矢印方向の往復動により上下動する水平軸85
と、を備え、該水平軸85に上ビード部用係止爪58が付設
されている。即ち、水平軸85にはブシュ86を介して筒体
87が外嵌され、該筒体87に、第8図に示す様に、保持部
材60の外面より突出する係止爪58が付設される。
また中央枠体66の上壁66bには、必要に応じ加熱機構41
が設けられ、修正中に生タイヤ1の内部に熱風が吹き付
けられる。即ち、この加熱機構41は、第1図に示す加熱
機構41と同様発熱体部89を有し、第8図に示す様に、該
発熱体部89に圧縮エアが図示省略の圧縮エア供給源から
流量調整器等の中継部88を介して送り込まれ、吹出口90
から加熱されたエアが吹き出される。また、シリンダ機
構84のピストンロッド84の上端には、水平軸85が固着さ
れる保持部91が連設され、該保持部91の上面91aには、
外周部が筒体87の上面87aに取付けられたゴムシート体
47が取付けられている。
次に、この生タイヤ受装置を使用した生タイヤ受け方法
を述べる。
まず、シリンダ69のピストンロッド69aを引込めて、係
止爪58,59が、軸心がこの装置の軸心と一致状態の生タ
イヤ1の上下ビード部2,4より内径側に位置するよう
に、各保持部材60を2点鎖線位置まで内径方向移動させ
る。次に、生タイヤ1を軸心に沿って鉛直方向に投入さ
せ、下ビード部4を保持部材60の肉厚部64の上部テーパ
部に当接させると共に、ピストンロッド69aを延ばし
て、保持部材60を上下ビード部2,4に当接するまで移
動させ、係止爪59の下端縁59aを、下ビード部4内面4a
に係止させる。また、この状態では、上下ビード部2,
4は保持部材60の外面92に当接すると共に、シリンダ機
構84のピストンロッド84aは引込められた状態とされ
て、係止爪58を、上下ビード部2,4間寸法Lが正規で
ない状態の上ビード部2よりさらに下位位置としてい
る。
従って、この状態で、ピストンロッド84aを延ばして、
係止爪58を上昇させれば、この生タイヤ1は、上下ビー
ド部2,4間寸法Lが拡大されて所定正規形状に修正さ
れる。また、この修正中には、必要に応じ加熱機構41に
より生タイヤ1が加熱され、修正の補助が行なわれる。
なお、上ビード部2の押上げ力は、シリンダ機構84に付
設される減圧弁で調整される。
しかして、上下ビード部2,4間寸法Lが拡大された状
態にて一定時間保持され修正完了した後、第4D図に示
す様なバーチカルローダーの爪50を、上ビード部2内面
2aに係止させると共に、鉛直方向往復動機構62にて係止
爪58を下降させ、かつ、径方向往復動機構61にて保持部
材60を内径方向に移動させて、上記爪50を上昇させ、生
タイヤ1を取り出す。
また、この場合、上下動部70が上昇すれば、上下動部70
の上面に取付けられるスペーサ74がブシュ75の下面75a
に当接し、その上昇が規制され、保持部材60の外径方向
への移動が規制されるので、スペーサ74を取替えれば、
保持部材60の外径方向への移動量が変更され、各種の生
タイヤ1サイズに対応することができる。なお、図例で
は、スペーサ74がブシュ75下面75aに当接していない状
態で、生タイヤ1の上下ビード部2,4が保持部材60の
外面92に当接しているが、実際には、スペーサ74がブシ
ュ75下面75aに当接した状態で、生タイヤ1の上下ビー
ド部2,4が保持部材60の外面92に当接した状態とされ
る。
なお、本発明は、上述の実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、
第1図に示す実施例においても第7図に示す実施例にお
いても、加熱機構41が設けられているが、勿論、この加
熱機構41を省略したタイプとするも自由であり、また、
加熱機構41としては、赤外線ヒーター等にて構成して、
生タイヤ1内部を加熱するようにするも自由であり、さ
らに、各係止爪3,5,58,59及び加熱機構41の数の増
減も自由である。また、第1図において、ビード部間寸
法拡大機構6は、係止爪5及びその保持部20等の自重に
より下ビード部4を下方へ押下げるものであるが、自重
によらずに、下ビード部4を下方へ押下げるようにする
も好ましい。つまり、例えば、突上げ用シリンダ40のピ
ストンロッド40aを基盤21に取付けて、保持部20を該シ
リンダ40により上下方向に往復動させるように設定し、
ピストンロッド40aを引込めて保持部20を下降させ下ビ
ード部4を下方へ押下げるようにする。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
所定正規形状から変形した生タイヤ1は、所定正規形状
に戻った状態にて受けられ保持されるので、この状態で
加硫機へ投入すれば、シェーピング時において、ブラダ
ーのセットが正しく行なえ、コードパスに無理な変形を
与えず、しかも、サイドウォール部が変形していないの
で、生タイヤ1内面のエア排除をうまく行なえ、エア残
りの不良となる心配がない。また、モールド全閉時にお
いて、上下ビード部2,4は、ビードリングに正しくセ
ットされ、各ビード部2,4に無理な変形を与えず、完
成タイヤのユニホーミティが向上する。
また、修正中に、生タイヤ1を加熱すれば、その修正を
一層容易にすることができ、作業時間の短縮が図れ、作
業能率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る生タイヤ受装置の一実施例を示す
断面図、第2図は一部省略簡略平面図、第3図は要部簡
略側面図、第4A図と第4B図と第4C図と第4D図は
作用説明図、第5図は変形例を示す側面図、第6図は他
の変形例を示す簡略平面図、第7図は他の実施例を示す
要部断面図、第8図は一部省略簡略平面図、第9図は水
平方向軸の断面図である。第10図は生タイヤが変形した
状態を示す簡略図である。 1……生タイヤ、2……上ビード部、2a……内面、3…
…上ビード部用係止爪、4……下ビード部、4a……内
面、5……下ビード部用係止爪、6……ビード部間寸法
拡大機構、L……上下ビード部間寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 芳也 愛知県豊田市志賀町下番戸21―23 (72)発明者 岡本 正司 愛知県豊田市青木町1―27―10 (72)発明者 小林 通人 愛知県豊田市五ケ丘5―9―11 (72)発明者 井尻 正明 愛知県愛知郡東郷町白鳥4―2―1 押草 団地408―407 (72)発明者 入江 暢彦 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 長谷川 昭 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 片山 秀明 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 村上 俊文 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 坂口 克好 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周方向に沿って複数個配設される上ビード
    部用係止爪3…,58…を、生タイヤ1の上ビード部2内
    面2aに係脱可能に係止させると共に、周方向に沿って複
    数個配設される下ビード部用係止爪5…,59…を、上記
    生タイヤ1の下ビード部4内面4aに係脱可能に係止さ
    せ、次に、その状態で、上記上ビード部用係止爪3…,
    58…を上方へ移動させ又は上記下ビード部用係止爪5
    …,59…を下方へ移動させて上記上下ビード部2,4間
    寸法Lを拡大させ、上記生タイヤ1を、所定正規形状に
    修正して受けることを特徴とする生タイヤ受け方法。
  2. 【請求項2】周方向に沿って複数個配設される上ビード
    部用係止爪3…,58…を、生タイヤ1の上ビード部2内
    面2aに係脱可能に係止させると共に、周方向に沿って複
    数個配設される下ビード部用係止爪5…,59…を、上記
    生タイヤ1の下ビード部2内面2aに係脱可能に係止さ
    せ、次に、その状態で、上記上ビード部用係止爪3…,
    58…を上方へ移動させ又は上記下ビード部用係止爪5
    …,59…を下方へ移動させて上記上下ビード部2,4間
    寸法Lを拡大させ、上記生タイヤ1を、上記上ビード部
    2と上記下ビード部4とが平行状態とされる所定正規形
    状に保ちつつ、上記生タイヤ1を加熱して該所定正規形
    状に修正して受けることを特徴とする生タイヤ受け方
    法。
  3. 【請求項3】周方向に沿って複数個配設されると共に、
    生タイヤ1の上ビード部2内面2aに係脱可能に係止する
    上ビード部用係止爪3…,58…と、 周方向に沿って複数個配設されると共に、生タイヤ1の
    下ビード部4内面4aに係脱可能に係止する下ビード部用
    係止爪5…,59…と、 上記上ビード部用係止爪3…,58…を上方へ移動させ又
    は上記下ビード部用係止爪5…,59…を下方へ移動させ
    て上下ビード部2,4間寸法Lを拡大させ、上記生タイ
    ヤ1を、上記上ビード部2と上記下ビード部4とが平行
    状態とされる所定正規形状に修正するビード部間寸法拡
    大機構6,62と、 を備えたことを特徴とする生タイヤ受装置。
  4. 【請求項4】周方向に沿って複数個配設されると共に、
    生タイヤ1の上ビード部2内面2aに係脱可能に係止する
    上ビード部用係止爪3…,58…と、 周方向に沿って複数個配設されると共に、生タイヤ1の
    下ビード部4内面4aに係脱可能に係止する下ビード部4
    内面4aに係脱可能に係止する下ビード部用係止爪5…,
    59…と、 上記上ビード部用係止爪3…,58…と上方へ移動させ又
    は上記下ビード部用係止爪5…,59…を下方へ移動させ
    て上下ビード部2,4間寸法Lを拡大させ、上記生タイ
    ヤ1を、上記上ビード部2と上記下ビード部3とが平行
    状態とされる所定正規形状に修正するビード部間寸法拡
    大機構6,62と、 上記生タイヤ1を加熱する加熱機構41と、 を備えたことを特徴とする生タイヤ受装置。
  5. 【請求項5】下ビード部用係止爪3が下ビード部4内面
    4aに係止した状態にて、該下ビード部用係止爪5及びそ
    の保持部20等の自重により該下ビード部4を下方へ押下
    げて上下ビード部2,4間寸法Lを拡大させるビード部
    間寸法拡大機構6を、備えた請求項3又は4記載の生タ
    イヤ受装置。
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JP5760634B2 (ja) * 2011-04-19 2015-08-12 横浜ゴム株式会社 加硫済タイヤの搬送装置及び搬送方法
JP5724722B2 (ja) * 2011-07-27 2015-05-27 横浜ゴム株式会社 グリーンタイヤの保持装置

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