JPH076967B2 - ポリケトンの分子量分布分析法 - Google Patents
ポリケトンの分子量分布分析法Info
- Publication number
- JPH076967B2 JPH076967B2 JP20060390A JP20060390A JPH076967B2 JP H076967 B2 JPH076967 B2 JP H076967B2 JP 20060390 A JP20060390 A JP 20060390A JP 20060390 A JP20060390 A JP 20060390A JP H076967 B2 JPH076967 B2 JP H076967B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyketone
- molecular weight
- weight distribution
- dichloroacetic acid
- analysis method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリケトンの分子量分布分析法に関する。さら
に詳しくは,ゲルバーミエーションクロマトグラフィを
用いたポリケトンの品質管理・性能評価等の好適な分子
量分析法に関する。
に詳しくは,ゲルバーミエーションクロマトグラフィを
用いたポリケトンの品質管理・性能評価等の好適な分子
量分析法に関する。
ポリケトンの特徴として,下記の点が挙げられる。1)
抜群の耐薬品性。2)熱変形温度が非常に高い(326
℃)。3)高強度及び高剛性。4)低発煙,低毒性。
抜群の耐薬品性。2)熱変形温度が非常に高い(326
℃)。3)高強度及び高剛性。4)低発煙,低毒性。
これらの特徴を生かして,ポリケトンは化学プラント,
航空宇宙,ベアリング,ワイヤ,ケーブルなどに使用さ
れている。
航空宇宙,ベアリング,ワイヤ,ケーブルなどに使用さ
れている。
これらの各用途に要求されるポリケトンの品質も様々で
あり,これに応じてポリケトンの品質を管理する必要が
ある。
あり,これに応じてポリケトンの品質を管理する必要が
ある。
しかしながら,ポリケトンは上記のように耐薬品性に優
れており,今までポリケトンを溶解する適当な溶媒がな
く,ポリケトンの分子量分布測定は行われていなかっ
た。
れており,今までポリケトンを溶解する適当な溶媒がな
く,ポリケトンの分子量分布測定は行われていなかっ
た。
上記の課題を解決するため,この発明はポリケトンの品
質管理や性能評価が可能な分析法を提供しようとするも
のである。
質管理や性能評価が可能な分析法を提供しようとするも
のである。
本件発明者は,鋭意検討の結果,ポリケトンはジクロロ
酢酸に加熱溶解することを見いだし発明をなすに至っ
た。
酢酸に加熱溶解することを見いだし発明をなすに至っ
た。
すなわち,本発明はポリケトンの溶解液としてジクロロ
酢酸を用い,ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
(以下GPCという)の移動相としてジクロロ酢酸を用
い,検出手段として示差屈折計を用いて分析することを
特徴とする。
酢酸を用い,ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
(以下GPCという)の移動相としてジクロロ酢酸を用
い,検出手段として示差屈折計を用いて分析することを
特徴とする。
GPCは,例えば多孔性スチレン−ジビニルベンゼン系重
合体球状微粒子を充てん剤としたカラムに,分析しよう
とする試料を移動相溶媒に溶解させた溶液を付し,試料
分子の大きいものから順に分子のサイズ別に分離させ,
試料分子を分析するものである。
合体球状微粒子を充てん剤としたカラムに,分析しよう
とする試料を移動相溶媒に溶解させた溶液を付し,試料
分子の大きいものから順に分子のサイズ別に分離させ,
試料分子を分析するものである。
本発明において,ポリケトンがジクロロ酢酸に加熱溶解
されて注入用溶液が調整された後,これがジクロロ酢酸
を移動相とするGPCに付される。この場合,ポリケトン
溶解用ジクロロ酢酸と移動相のジクロロ酢酸とは同一で
あることが,装置の操作上好ましい。
されて注入用溶液が調整された後,これがジクロロ酢酸
を移動相とするGPCに付される。この場合,ポリケトン
溶解用ジクロロ酢酸と移動相のジクロロ酢酸とは同一で
あることが,装置の操作上好ましい。
なお,GPCの移動相としてテトラヒドロフラン/ジクロロ
酢酸または,クロロホルム/ジクロロ酢酸の混合溶液も
用いることができる。前記において,ポリケトンはジク
ロロ酢酸に0.2重量%程度加熱溶解後,メンブランフィ
ルタ(孔径:0.45μm)でろ過し,そのろ液200μLがHP
LCに注入される。
酢酸または,クロロホルム/ジクロロ酢酸の混合溶液も
用いることができる。前記において,ポリケトンはジク
ロロ酢酸に0.2重量%程度加熱溶解後,メンブランフィ
ルタ(孔径:0.45μm)でろ過し,そのろ液200μLがHP
LCに注入される。
一方,GPCで用いる分離カラムとしては,汎用の高分子ゲ
ルを充てんしたものが使用可能であり,例えば上記のス
チレン−ジビニルベンゼン共重合体の充てんカラムが好
適な例として挙げられる。
ルを充てんしたものが使用可能であり,例えば上記のス
チレン−ジビニルベンゼン共重合体の充てんカラムが好
適な例として挙げられる。
以下,図面および測定例により本発明方法を詳細に説明
する。なお,本発明は下記の実施例に限定されるもので
はない,第1図は,この発明の方法を実施する装置の一
例の構成説明図である。この図において,1は移動相貯留
槽,2は送液ポンプ,3はマニュアルインジェクタ,4はカラ
ム,5はカラムオーブン,6は示差屈折計,7はデータ処理装
置である。
する。なお,本発明は下記の実施例に限定されるもので
はない,第1図は,この発明の方法を実施する装置の一
例の構成説明図である。この図において,1は移動相貯留
槽,2は送液ポンプ,3はマニュアルインジェクタ,4はカラ
ム,5はカラムオーブン,6は示差屈折計,7はデータ処理装
置である。
移動相1からポンプ2によりあらかじめ溶離液を流し,
定常状態を作る。注入された試料は溶離液によりカラム
オーブン5中のカラム4に送られ,検出器6(示差屈折
計)により分子量分布が検出される。このデータをデー
タ処理装置7で処理し,分子量分布の計算を行う。
定常状態を作る。注入された試料は溶離液によりカラム
オーブン5中のカラム4に送られ,検出器6(示差屈折
計)により分子量分布が検出される。このデータをデー
タ処理装置7で処理し,分子量分布の計算を行う。
以上装置を用いて,下記の分析条件により分析を行っ
た。
た。
(1)分析条件 カラム;Shim−pack GPC−80 MC((株)島津製作所製) (8mml.D.300mmL) 移動相;ジクロロ酢酸 流 量;0.5mL/min 温 度;40℃ 検出器;RID−6A(示差屈折計)((株)島津製作所製) ポラリティ;+ 感 度;32 10-6RIUFS 上記分析条件で分析した結果を第2図に示す。この第2
図によりGPCを用いてポリケトンが分析できることが確
認できた。
図によりGPCを用いてポリケトンが分析できることが確
認できた。
なお,第2図の縦軸は信号強度,横軸は保持時間を表
す。
す。
本発明は,ポリケトンの溶離液としてジクロロ酢酸を用
い,GPCの移動相としてジクロロ酢酸を用い,検出手段と
して示差屈折計を用いたGPCによって分析することによ
り,ポリケトンの分子量分布の測定を効率良く,正確に
行うことができた。
い,GPCの移動相としてジクロロ酢酸を用い,検出手段と
して示差屈折計を用いたGPCによって分析することによ
り,ポリケトンの分子量分布の測定を効率良く,正確に
行うことができた。
また,この分子量分布をGPCにより,簡便に得ることが
できた。
できた。
さらに,得られた分子量分布によりポリケトンの品質管
理,性能評価が簡単に行えるという特別な効果を有す
る。
理,性能評価が簡単に行えるという特別な効果を有す
る。
第1図は本発明方法を実施する装置の一例の構成説明
図,第2図は本発明ポリケトンの溶解液についての分子
量分布を表すクロマトグラムである。 1:移動相貯留相、2:送液ポンプ 3:マニュアルインジェクタ 4:カラム、5:カラムオーブン 6:示差屈折計、7:データ処理装置
図,第2図は本発明ポリケトンの溶解液についての分子
量分布を表すクロマトグラムである。 1:移動相貯留相、2:送液ポンプ 3:マニュアルインジェクタ 4:カラム、5:カラムオーブン 6:示差屈折計、7:データ処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】ポリケトンをジクロロ酢酸で加熱溶解し,
この溶液をジクロロ酢酸を移動相として用いたゲルパー
ミエーションクロマトグラフィに付して分離した後,示
差屈折計で検出することを特徴とするポリケトンの分子
量分布分析法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20060390A JPH076967B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリケトンの分子量分布分析法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20060390A JPH076967B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリケトンの分子量分布分析法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0484760A JPH0484760A (ja) | 1992-03-18 |
| JPH076967B2 true JPH076967B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=16427111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20060390A Expired - Lifetime JPH076967B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリケトンの分子量分布分析法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076967B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP20060390A patent/JPH076967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| Polymer(1985),26(13),P.1994−2000 |
| Spectra2000[DeuxMille(1987),122,P.40−1 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0484760A (ja) | 1992-03-18 |
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