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JPH0774877B2 - 非線形光学材料 - Google Patents
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JPH0774877B2 - 非線形光学材料 - Google Patents

非線形光学材料

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Publication number
JPH0774877B2
JPH0774877B2 JP63-506093A JP50609388A JPH0774877B2 JP H0774877 B2 JPH0774877 B2 JP H0774877B2 JP 50609388 A JP50609388 A JP 50609388A JP H0774877 B2 JPH0774877 B2 JP H0774877B2
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JP
Japan
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propylthiochalcone
methylthiochalcone
ethylthiochalcone
methylthio
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JP63-506093A
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清蔵 宮田
敏行 渡辺
義隆 後藤
昭男 林
雅陽 中山
Original Assignee
日本油脂株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、カルコン誘導体からなる非線形光学材料に関
するものである。
背景技術 非線形光学材料とは、物質の中の光の電界によって誘起
される電子の誘発分極が電界に対して非線形な応答を生
じる、いわゆる非線形光学効果を有する材料をさし、一
般に下式により示される2次の項以上のものにより生じ
る。
P=κ(1)E+κ(2)E・E+κ(3)E・E・E+……+
κ(n)E・n (式中、Pは物質の分極率、Eは電界、κ(n)はn次の
非線形感受率を表わす。) 特に2次の効果を利用した第2高調波発生(SHG)とし
て知られている現象によれば、入射光は第2高調波であ
る2倍の周波数を有する光波となったり、また電圧によ
って屈折率が変化するので、この現象を利用して、波長
変換、信号処理、レーザー光の変調等の種々の光学的処
理を行うことが可能であり、極めて有用であることが知
られている。
従来の非線形光学材料としてはKH2PO4(KDP),LiNbO3,NH4
H2PO4(ADP)などの無機結晶が使用されていたが、光学的
純度の高い単結晶が非常に高価であることや潮解性を示
し取り扱いが不便であること、また非線形感受率があま
り高くないことなどの問題がある。一方、1983年アメリ
カ化学会シンポジウムにおいて有機材料の有用性が示唆
されて以来、尿素、アニリン化合物等の有機結晶が非線
形光学材料として発表されている。ところが、これらの
有機化合物はいまだ充分満足される非線形効果を示して
おらず、また比較的高い非線形効果を示すものは化合物
自身の光吸収端が長波長側へ相当シフトしており使用波
長範囲が極めて限定されてしまうという欠点がある。
本発明の目的は、透過性、透明性に優れ、極めて高い非
線形効果を呈する、カルコン誘導体からなる非線形光学
材料を提供することである。
発明の開示 本発明によれば、下記一般式(I) (式中R1はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ジメチル
アミノ基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、アセチル
基、炭素数1〜18のアルキル基または炭素数1〜22のア
ルキルオキシ基を示し、n1は0〜21の整数、m1は0〜5
の整数を表わす。)で表わされるカルコン誘導体からな
る非線形光学材料が提供される。
また、本発明によれば、下記一般式(II) (式中R2はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ジメチル
アミノ基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、アセチル
基、炭素数1〜18のアルキル基または炭素数1〜22のア
ルキルオキシ基を示し、n2は0〜21の整数、m2は0〜5
の整数を表わす。)で表わされるカルコン誘導体からな
る非線形光学材料が提供される。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の非線形光学材料である4−メチルチオ
カルコン精製物の光吸収スペクトルと公知の非線形光学
材料の光吸収スペクトルとを示すグラフであり、第2図
は、本発明の非線形光学材料である3−ブロモ−4′−
メチルチオカルコン精製物の光吸収スペクトルと公知の
非線形光学材料の光吸収スペクトルとを示すグラフであ
る。
発明を実施するための最良の形態 以下本発明について詳述する。
本発明に用いる下記一般式(I)において、 式中R1はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ジメチルア
ミノ基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、アセチル
基、炭素数1〜18のアルキル基または炭素数1〜22のア
ルキルオキシ基を示し、n1は0〜21の整数、m1は0〜5
の整数を表わす。
また本発明に用いる下記一般式(II)において、 式中R2はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ジメチルア
ミノ基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、アセチル
基、炭素数1〜18のアルキル基または炭素数1〜22のア
ルキルオキシ基を示し、n2は0〜21の整数、m2は0〜5
の整数を表わす。前記n1及びn2が22以上の場合は、製造
が困難であるため使用できず、前記R1及びR2が炭素数19
以上のアルキル基又は炭素数23以上のアルキルオキシ基
の場合も製造が困難であるため使用できない。
本発明において、前記一般式(I)及び前記一般式(I
I)の非線形光学材料であるカルコン誘導体は、例えば
前記一般式(I)の場合、4−メチルチオベンズアルデ
ヒド、4−エチルチオベンズアルデヒド又は4−プロピ
ルチオベンズアルデヒド等のチオベンズアルデヒド誘導
体とアセトフェノン若しくはその誘導体とを、また前記
一般式(II)の場合には、4−メチルチオアセトフェノ
ン、4−エチルチオアセトフェノン又は4−プロピルチ
オアセトフェノン等のチオアセトフェノン誘導体とベン
ズアルデヒド若しくはその誘導体とを、塩基性触媒又は
酸性触媒保存下で、縮合反応させることによって得るこ
とができる。前記塩基性触媒としては、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム又は種々の4級アンモニウム
塩等を用いることができ、また前記酸性触媒としては、
例えば三フッ化ホウ素、オキシ塩化リン又は三フッ化ホ
ウ素エーテラート等を用いることができる。更に適当な
溶媒、例えばメタノール又はエタノール等のアルコール
類を用いて0〜50℃の温度範囲内で30分〜10時間縮合反
応を行うことが好ましい。反応にあたって、前記反応温
度が50℃より高いと熱による様々な副反応が生じ、また
0℃より低いと反応時間が極めて長くなるので好ましく
ない。
本発明によって得られる前記一般式(I)で示されるカ
ルコン誘導体としては、例えば、4−メチルチオカルコ
ン、4−メチルチオ−4′−クロロカルコン、4−メチ
ルチオ−4′−ブロモカルコン、4−メチルチオ−4′
−ヒドロキシカルコン、4−メチルチオ−4′−ニトロ
カルコン、4−メチルチオ−4′−アミノカルコン、4
−メチルチオ−4′−ジメチルアミノカルコン、4−メ
チルチオ−4′−メチルカルコン、4−メチルチオ−
4′−エチルカルコン、4−メチルチオ−4′−ブチル
カルコン、4−メチルチオ−4′−ヘキシルカルコン、
4−メチルチオ−4′−オクチルカルコン、4−メチル
チオ−4′−デシルカルコン、4−メチルチオ−4′−
ドデシルカルコン、4−メチルチオ−4′−テトラデシ
ルカルコン、4−メチルチオ−4′−ヘキサデシルカル
コン、4−メチルチオ−4′−オクタデシルカルコン、
4−メチルチオ−4′−メトキシカルコン、4−メチル
チオ−4′−エトキシカルコン、4−メチルチオ−4′
−ブトキシカルコン、4−メチルチオ−4′−ヘキシル
オキシカルコン、4−メチルチオ−4′−オクチルオキ
シカルコン、4−メチルチオ−4′−デシルオキシカル
コン、4−メチルチオ−4′−ドデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−4′−テトラデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−4′−ヘキサデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−4′−オクタデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−3′−クロロカルコン、4−メチ
ルチオ−3′−ブロモカルコン、4−メチルチオ−3′
−ヒドロキシカルコン、4−メチルチオ−3′−ニトロ
カルコン、4−メチルチオ−3′−アミノカルコン、4
−メチルチオ−3′−ジメチルアミノカルコン、4−メ
チルチオ−3′−メチルカルコン、4−メチルチオ−
3′−エチルカルコン、4−メチルチオ−3′−ブチル
カルコン、4−メチルチオ−3′−ヘキシルカルコン、
4−メチルチオ−3′−オクチルカルコン、4−メチル
チオ−3′−デシルカルコン、4−メチルチオ−3′−
ドデシルカルコン、4−メチルチオ−3′−テトラデシ
ルカルコン、4−メチルチオ−3′−ヘキサデシルカル
コン、4−メチルチオ−3′−オクタデシルカルコン、
4−メチルチオ−3′−メトキシカルコン、4−メチル
チオ−3′−エトキシカルコン、4−メチルチオ−3′
−ブトキシカルコン、4−メチルチオ−3′−ヘキシル
オキシカルコン、4−メチルチオ−3′−オクチルオキ
シカルコン、4−メチルチオ−3′−デシルオキシカル
コン、4−メチルチオ−3′−ドデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−3′−テトラデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−3′−ヘキサデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−3′−オクタデシルオキシカルコ
ン、4−メチルチオ−4′−フルオロカルコン、4−メ
チルチオ−3′,4′ジクロロカルコン、4−メチルチオ
−4′−ノニルカルコン、4−メチルチオ−4′−t−
ブチルカルコン、4−エチルチオ−4′−フルオロカル
コン、4−エチルチオ−4′−クロロカルコン、4−エ
チルチオ−4′−ブロモカルコン、4−エチルチオ−
3′−ブロモカルコン、4−エチルチオ−4′−ヨード
カルコン、4−ブチルチオ−4′−ブロモカルコン、4
−ブチルチオ−4′−ヨードカルコン、4−オクチルチ
オ−4′−クロロカルコン又は4−オクタデシルチオ−
4′−ブロモカルコン等を好ましく挙げることができ
る。
本発明によって得られる前記一般式(II)で示されるカ
ルコン誘導体としては、例えば、4′−メチルチオカル
コン、3−メチル−4′−メチルチオカルコン、3−ク
ロロ−4′−メチルチオカルコン、2,4−ジクロロ−
4′−メチルチオカルコン、2,5−ジクロロ−4′−メ
チルチオカルコン、3,4−ジクロロ−4′−メチルチオ
カルコン、2,3,4−トリクロロ−4′−メチルチオカル
コン、3,4,5−トリクロロ−4′−メチルチオカルコ
ン、2,4,6−トリクロロ−4′−メチルチオカルコン、
2,3,4,5−テトラクロロ−4′−メチルチオカルコン、
2,3,4,5,6−ペンタクロロ−4′−メチルチオカルコ
ン、2−フルオロ−4′−メチルチオカルコン、3−フ
ルオロ−4′−メチルチオカルコン、4−フルオロ−
4′−メチルチオカルコン、2,3−ジフルオロ−4′−
メチルチオカルコン、3,4−ジフルオロ−4′−メチル
チオカルコン、2,5−ジフルオロ−4′−メチルチオカ
ルコン、3,5−ジフルオロ−4′−メチルチオカルコ
ン、2,4−ジフルオロ−4′−メチルチオカルコン、2,6
−ジフルオロ−4′−メチルチオカルコン、2,3,4−ト
リフルオロ−4′−メチルチオカルコン、3,4,5−トリ
フルオロ−4′−メチルチオカルコン、2,4,6−トリフ
ルオロ−4′−メチルチオカルコン、2,3,5−トリフル
オロ−4′−メチルチオカルコン、2,3,6−トリフルオ
ロ−4′−メチルチオカルコン、2,3,4,5−テトラフル
オロ−4′−メチルチオカルコン、2,3,4,6−テトラフ
ルオロ−4′−メチルチオカルコン、2,3,5,6−テトラ
フルオロ−4′−メチルチオカルコン、2,3,4,5,6−ペ
ンタフルオロ−4′−メチルチオカルコン、2−ブロモ
−4′−メチルチオカルコン、3−ブロモ−4′−メチ
ルチオカルコン、4−ブロモ−4′−メチルチオカルコ
ン、2,4−ジブロモ−4′−メチルチオカルコン、2,5−
ジブロモ−4′−メチルチオカルコン、3,4−ジブロモ
−4′−メチルチオカルコン、2,3,4−トリブロモ−
4′−メチルチオカルコン、3,4,5−トリブロモ−4′
−メチルチオカルコン、2,4,6−トリブロモ−4′−メ
チルチオカルコン、2,3,4,5−ペンタブロモ−4′−メ
チルチオカルコン、2−ヨード−4′−メチルチオカル
コン、3−ヨード−4′−メチルチオカルコン、4−ヨ
ード−4′−メチルチオカルコン、2,3−ジヨード−
4′−メチルチオカルコン、2,4−ジヨード−4′−メ
チルチオカルコン、3,4−ジヨード−4′−メチルチオ
カルコン、3,5−ジヨード−4′−メチルチオカルコ
ン、2,3,4−トリヨード−4′−メチルチオカルコン、
3,4,5−トリヨード−4′−メチルチオカルコン、2,4,6
−トリヨード−4′−メチルチオカルコン、3−ヒドロ
キシ−4′−メチルチオカルコン、4−ヒドロキシ−
4′−メチルチオカルコン、2,3−ジヒドロキシ−4′
−メチルチオカルコン、2,4−ジヒドロキシ−4′−メ
チルチオカルコン、2,5−ジヒドロキシ−4′−メチル
チオカルコン、2,6−ジヒドロキシ−4′−メチルチオ
カルコン、3,4−ジヒドロキシ−4′−メチルチオカル
コン、2,3,4−トリヒドロキシ−4′−メチルチオカル
コン、2,3,5−トリヒドロキシ−4′−メチルチオカル
コン、2,3,6−トリヒドロキシ−4′−メチルチオカル
コン、2,4,5−トリヒドロキシ−4′−メチルチオカル
コン、2,4,6−トリヒドロキシ−4′−メチルチオカル
コン、3,4,5−トリヒドロキシ−4′−メチルチオカル
コン、2,3,4,5−テトラヒドロキシ−4′−メチルチオ
カルコン、2,3,4,6−テトラヒドロキシ−4′−メチル
チオカルコン、2,3,5,6−テトラヒドロキシ−4′−メ
チルチオカルコン、2,3,4,5,6−ペンタヒドロキシ−
4′−メチルチオカルコン、3−メトキシ−4′−メチ
ルチオカルコン、3−ジメチルアミノ−4′−メチルチ
オカルコン、3−オクタデシル−4′−メチルチオカル
コン、2,6−ジメトキシ−4′−メチルチオカルコン、
3−シアノ−4′−メチルチオカルコン、3−メチル−
4′−エチルチオカルコン、2,3−ジメチル−4′−エ
チルチオカルコン、2,4−ジメチル−4′−エチルチオ
カルコン、2,5−ジメチル−4′−エチルチオカルコ
ン、2,6−ジメチル−4′−エチルチオカルコン、3,4−
ジメチル−4′−エチルチオカルコン、3,5−ジメチル
−4′−エチルチオカルコン、2,3,4−トリメチル−
4′−エチルチオカルコン、2,3,5−トリメチル−4′
−エチルチオカルコン、2,4,5−トリメチル−4′−エ
チルチオカルコン、2,4,6−トリメチル−4′−エチル
チオカルコン、2,3,4,5−テトラメチル−4′−エチル
チオカルコン、2−エチル−4′−エチルチオカルコ
ン、3−エチル−4′−エチルチオカルコン、4−エチ
ル−4′−エチルチオカルコン、2,3−ジエチル−4′
−エチルチオカルコン、2,4−ジエチル−4′−エチル
チオカルコン、2,5−ジエチル−4′−エチルチオカル
コン、3,4−ジエチル−4′−エチルチオカルコン、3,5
−ジエチル−4′−エチルチオカルコン、2,3,4−トリ
エチル−4′−エチルチオカルコン、2,3,5−トリエチ
ル−4′−エチルチオカルコン、3,4,5−トリエチル−
4′−エルチオカルコン、2−プロピル−4′−エチル
チオカルコン、3−プロピル−4′−エチルチオカルコ
ン、4−プロピル−4′−エチルチオカルコン、2,3−
ジプロピル−4′−エチルチオカルコン、2,4−ジプロ
ピル−4′−エチルチオカルコン、3,5−ジプロピル−
4′−エチルチオカルコン、3,4,5−トリプロピル−
4′−エチルチオカルコン、2−ブチル−4′−エチル
チオカルコン、3−ブチル−4′−エチルチオカルコ
ン、4−ブチル−4′−エチルチオカルコン、3,4−ジ
ブチル−4′−エチルチオカルコン、2−ペンチル−
4′−エチルチオカルコン、3−ペンチル−4′−エチ
ルチオカルコン、4−ペンチル−4′−エチルチオカル
コン、2−ヘキシル−4′−エチルチオカルコン、3−
ヘキシル−4′−エチルチオカルコン、4−ヘキシル−
4′−エチルチオカルコン、2−アミノ−4′−エチル
チオカルコン、3−アミノ−4′−エチルチオカルコ
ン、3,4−ジアミノ−4′−エチルチオカルコン、3,5−
ジアミノ−4′−エチルチオカルコン、2−ジメチルア
ミノ−4′−エチルチオカルコン、3−ジメチルアミノ
−4′−エチルチオカルコン、3,5−ビス(ジメチルア
ミノ)−4′−エチルチオカルコン、3−ブロモー4′
−エチルチオカルコン、3−ニトロ−4′−エチルチオ
カルコン、3,5−ジニトロ−4′−エチルチオカルコ
ン、2−シアノ−4′−エチルチオカルコン、3−シア
ノー4′−エチルチオカルコン、4−シアノー4′−エ
チルチオカルコン、2,4−ジシアノ−4′−エチルチオ
カルコン、3,4−ジシアノ−4′エチルチオカルコン、
3−フェニル−4′−エチルチオカルコン、4−フェニ
ル−4′−エチルチオカルコン、3,5−ビフェニル−
4′−エチルチオカルコン、3−アセチル−4′−エチ
ルチオカルコン、4−アセチル−4′−エチルチオカル
コン、3,5−ジアセチル−4′−エチルチオカルコン、
3−メトキシ−4′−エチルチオカルコン、2,3−ジメ
トキシ−4′−エチルチオカルコン、2,4−メトキシ−
4′−エチルチオカルコン、2,5−ジメトキシ−4′−
エチルチオカルコン、2,6−ジメトキシ−4′−エチル
チオカルコン、3,4−ジメトキシ−4′−エチルチオカ
ルコン、3,5−ジメトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、2,3,4−トリメトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、2,3,5−トリメトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、2,3,6−トリメトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、2,4,5−トリメトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、2,4,6−トリメトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、3,4,5−トリメトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、2,3,4,5−テトラメトキシ−4′−エチルチオカル
コン、2,3,4,6−テトラメトキシ−4′−エチルチオカ
ルコン、2,3,5,6−テトラメトキシ−4′−エチルチオ
カルコン、2,3,4,5,6−ペンタメトキシ−4′−エチル
チオカルコン、2−エトキシ−4′−エチルチオカルコ
ン、3−エトキシ−4′−プロピルチオカルコン、4−
エトキシ−4′−プロピルチオカルコン、2,3−ジエト
キシ−4′−プロピルチオカルコン、2,4−ジエトキシ
−4′−プロピルチオカルコン、2,5−ジエトキシ−
4′−プロピルチオカルコン、2,6−ジエトキシ−4′
−プロピルチオカルコン、2,3,4−トリエトキシ−4′
−プロピルチオカルコン、2,3,5−トリエトキシ−4′
−プロピルチオカルコン、2,4,5−トリエトキシ−4′
−プロピルチオカルコン、2,4,5−トリエトキシ−4′
−プロピルチオカルコン、2−プロピルオキシ−4′−
プロピルチオカルコン、3−プロピルオキシ−4′−プ
ロピルチオカルコン、4−プロピルオキシ−4′−プロ
ピルチオカルコン、3,4−ジプロピルオキシ−4′−プ
ロピルチオカルコン、3,5−ジプロピルオキシ−4′−
プロピルチオカルコン、3,4,5−トリプロピルオキシ−
4′−プロピルチオカルコン、2−ブトキシ−4′−プ
ロピルチオカルコン、3−ブトキシ−4′−プロピルチ
オカルコン、4−ブトキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、3,4−ジブトキシ−4′−プロピルチオカルコン、
3,5−ジブトキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,4,
5,トリブトキシ−4′−プロピルチオカルコン、2−ペ
ンチルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3−ペン
チルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、4−ペンチ
ルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,4−ジペン
チルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,5−ジペ
ンチルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,4,5−
トリペンチルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、2
−ヘキシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3−
ヘキシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、4−ヘ
キシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,4−ジ
ヘキシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,5−
ジヘキシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,4,
5−トリヘキシルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、2−ヘプチルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、3−ヘプチルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、4−ヘプチルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、3,4−ジヘプチルオキシ−4′−プロピルチオカル
コン、3,5−ジヘプチルオキシ−4′−プロピルチオカ
ルコン、3,4,5−トリヘプチルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、2−オクチルオキシ−4′−プロピルチ
オカルコン、3−オクチルオキシ−4′−プロピルチオ
カルコン、4−オクチルオキシ−4′−プロピルチオカ
ルコン、3,4−ジオクチルオキシ−4′−プロピルチオ
カルコン、3,5−ジオクチルオキシ−4′−プロピルチ
オカルコン、3,4,5−トリオクチルオキシ−4′−プロ
ピルチオカルコン、2−ノニルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、3−ノニルオキシ−4′−プロピルチオ
カルコン、4−ノニルオキシ−4′−プロピルチオカル
コン、3,4−ジノニルオキシ−4′−プロピルチオカル
コン、3,5−ジノニルオキシ−4′−プロピルチオカル
コン、3,4,5−トリノニルオキシ−4′−プロピルチオ
カルコン、2−デシルオキシ−4′−プロピルチオカル
コン、3−デシルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、4−デシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、
3,4−ジデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、
3,5−ジデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、
3,4,5−トリデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、2−ドデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、3−ドデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、4−ドデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコ
ン、3,4−ジドデシルオキシ−4′−プロピルチオカル
コン、3,5−ジドデシルオキシ−4′−プロピルチオカ
ルコン、3,4,5−トリドデシルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、2−トリデシルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、3−トリデシルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、4−トリデシルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、3,4−ジ(トリデシルオキシ)−4′−
プロピルチオカルコン、3,5−ジ(トリデシルオキシ)
−4′−プロピルチオカルコン、3,4,5−トリ(トリデ
シルオキシ)−4′−プロピルチオカルコン、2−テト
ラデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3−テ
トラデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、4−
テトラデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,
4−ジ(テトラデシルオキシ)−4′−プロピルチオカ
ルコン、3,5−ジ(テトラデシルオキシ)−4′プロピ
ルチオカルコン、3,4,5−トリ(テトラデシルオキシ)
−4′−プロピルチオカルコン、2−ペンタデシルオキ
シ−4′−プロピルチオカルコン、2−ペンタデシルオ
キシ−4′−プロピルチオカルコン、3−ペンタデシル
オキシ−4′−プロピルチオカルコン、4−ペンタデシ
ルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,4−ジ(ペ
ンタデシルオキシ)−4′−プロピルチオカルコン、3,
5−ジ(ペンタデシルオキシ)−4′−プロピルチオカ
ルコン、3,4,5−トリ(ペンタデシルオキシ)−4′−
プロピルチオカルコン、2−ヘキサデシルオキシ−4′
−プロピルチオカルコン、3−ヘキサデシルオキシ−
4′−プロピルチオカルコン、4−ヘキサデシルオキシ
−4′−プロピルチオカルコン、3,4−ジ(ヘキサデシ
ルオキシ)−4′−プロピルチオカルコン、3,5−ジ
(ヘキサデシルオキシ)−4′−プロピルチオカルコ
ン、3,4,5−トリ(ヘキサデシルオキシ)−4′−プロ
ピルチオカルコン、2−ヘプタデシルオキシ−4′−プ
ロピルチオカルコン、3−ヘプタデシルオキシ−4′−
プロピルチオカルコン、4−ヘプタデシルオキシ−4′
−プロピルチオカルコン、3,4−ジ(ヘプタデシルオキ
シ)−4′−プロピルチオカルコン、3,5−ジ(ヘプタ
デシルオキシ)−4′−プロピルチオカルコン、3,4,5
−トリ(ヘプタデシルオキシ)−4′−プロピルチオカ
ルコン、2−オクタデシルオキシ−4′−プロピルチオ
カルコン、3−オクタデシルオキシ−4′−プロピルチ
オカルコン、4−オクタデシルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、3,4−ジ(オクタデシルオキシ)−4′
−プロピルチオカルコン、3,5−ジ(オクタデシルオキ
シ)−4′−プロピルチオカルコン、3,4,5−トリ(オ
クタデシルオキシ)−4′−プロピルチオカルコン、3
−ノナデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、4
−ノナデシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,
4−ジ(ノナデシルオキシ)−4′−プロピルチオカル
コン、3,5−ジ(ノナデシルオキシ)−4′−プロピル
チオカルコン、3−エイコシルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、4−エイコシルオキシ−4′−プロピル
チオカルコン、3,4−ジ(エイコシルオキシ)−4′−
プロピルチオカルコン、3,5−ジ(エイコシルオキシ)
−4′−プロピルチオカルコン、3−ヘンエイコシルオ
キシ−4′−プロピルチオカルコン、4−ヘンエイコシ
ルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,5−ジ(ヘ
ンエイコシルオキシ)−4′−プロピルチオカルコン、
3−ドコシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、4
−ドコシルオキシ−4′−プロピルチオカルコン、3,5
−ジ(ドコシルオキシ)−4′−プロピルチオカルコ
ン、3−ジメチルアミノ−4′−メチルチオカルコン、
3−シアノ−4′−メチルチオカルコン、4−メトキシ
−4′−ブチルチオカルコン、4−クロロ−4′−オク
チルチオカルコン、3−ブロモ−4′−エチルチオカル
コン又は4−ブロモ−4′−オクタデシルチオカルコン
等を好ましく挙げることができる。
以上のように本発明の一般式(I)及び(II)で示され
るカルコン誘導体は、極めて高い非線形光学効果を呈
し、また波長400nm以上の可視光線に対して、極めて高
い透過性及び優れた透明性を示すので、本発明により、
種々の光学材料を提供することができる。
実施例 以下本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)とア
セトフェノン1.20g(0.01mol)とをエタノール20mlとと
もに反応容器に仕込み、25℃にて40%水酸化ナトリウム
水溶液1gとエタノール10mlの混合液を撹拌しながら滴下
した。滴下終了後、25℃に保ったまま30分間反応を行な
った。反応後0.5N塩酸水溶液20mlを加え撹拌して反応を
停止させた。析出した固体を過し、水で数回洗浄し乾
燥を行ない粗生成物を得た。
粗生成物をエタノール溶媒で再結晶したところ4−メチ
ルチオカルコン精製物1.48gを得た。収率は58%であっ
た。また融点は83℃であった。第1図に4−メチルチオ
カルコン精製物の光吸収スペクトルを示す。
実施例2 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−クロロアセトフェノン1.55g(0.01mol)とをエタ
ノール30mlとともに反応容器に仕込み、30℃にて1時間
反応を行なった。その後0.5N塩酸水溶液20mlを加え撹拌
させて反応を停止させ、析出した固体を過し、水で数
回洗浄した。
この粗生成物をエタノール溶媒で再結晶したところ4−
メチルチオ−4′−クロロカルコン精製物1.30gを得
た。収率は45%であった。また融点は149℃であった。
実施例3 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−ブロモアセトフェノン1.99g(0.01mol)とを実施
例2に従って仕込み、反応、精製を同様に行なったとこ
ろ、4−メチルチオ−4′−ブロモカルコン精製物1.40
gを得た。収率は42%であった。また融点は161℃であっ
た。
実施例4 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−ヒドロキシアセトフェノン1.36g(0.01mol)とを
実施例2に従って仕込み、反応、精製を同様に行なった
ところ、4−メチルチオ−4′−ヒドロキシカルコン精
製物0.64gを得た。収率は24%であった。また融点は171
℃であった。
実施例5 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−アミノアセトフェノン1.35g(0.01mol)とをエタ
ノール30mlとともに反応容器に仕込み、25℃にて40%水
酸化ナトリウム水溶液1gとエタノール10mlの混合溶液を
撹拌しながら滴下した。滴下終了後、反応温度25℃に保
ったまま30分間反応を行なった。その後、水50mlを加え
撹拌し、析出した固体を過し、水で数回洗浄し乾燥を
行なった。
この粗生成物をエタノール/ベンゼン=1/1混合溶媒で
再結晶したところ4−メチルチオ−4′−アミノカルコ
ン精製物1.15gを得た。収率は43%であった。また融点
は168℃であった。
実施例6 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−ニトロアセトフェノン1.65g(0.01mol)とを実施
例2に従って仕込み、反応し、得られた粗生成物をエタ
ノール/ベンゼン=1/1混合溶媒で再結晶したところ4
−メチルチオ−4′−ニトロカルコン精製物1.66gを得
た。収率は56%であった。また融点は159.5℃であっ
た。
実施例7 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−ジメチルアセトフェノン1.63g(0.01mol)とを実
施例5に従って仕込み、反応、精製を同様に行なったと
ころ4−メチルチオ−4′−ジメチルアミノカルコン精
製物1.28gを得た。収率は43%であった。また融点は15
0.5℃であった。
実施例8 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−メトキシアセトフェノン1.50g(0.01mol)とを実
施例2に従って仕込み、反応、精製を同様に行なったと
ころ、4−メチルチオ−4′−メトキシカルコン精製物
1.18gを得た。収率は42%であった。また融点は112.5℃
であった。
実施例9 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−エトキシアセトフェノン1.64g(0.01mol)とを実
施例2に従って仕込み、反応、精製を同様に行ったとこ
ろ4−メチルチオ−4′−エトキシカルコン精製物1.31
gを得た。収率は44%であった。また融点は107.5℃であ
った。
実施例10 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
4′−オクタデシルオキシアセトフェノン3.88g(0.01m
ol)とをエタノール40mlとともに反応容器に仕込み50℃
で撹拌させ反応物を完全に溶解させた。この反応器の中
に40%水酸化ナトリウム水溶液1gとエタノール10mlの混
合溶液を滴下した後、温度40℃にて8時間反応させた。
その後0.5N塩酸水溶液20ml加え撹拌し反応を停止させ
た。析出した固体を過し、水で数回洗浄し乾燥を行な
い粗生成物を得た。
得られた粗生成物をエタノール溶媒で再結晶したところ
4−メチルチオ−4′−オクタデシルオキシカルコン精
製物400gを得た。収率は77%であった。また融点は104
℃であった。
実施例11 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
3′−ブロモアセトフェノン1.99g(0.01mol)とを実施
例2に従って仕込み、反応、精製を同様に行なったとこ
ろ、4−メチルチオ−3′−ブロモカルコン精製物1.50
gを得た。収率は45%であった。また融点は148℃であっ
た。
実施例12 4−メチルチオベンズアルデヒド1.52g(0.01mol)と
3′−ニトロアセトフェノン1.65g(0.01mol)とを実施
例6に従って仕込み、反応、精製を同様に行なったとこ
ろ、4−メチルチオ−3′−ニトロカルコン精製物1.75
gを得た。収率は59%であった。また融点は150℃であっ
た。
実施例13〜26 次に出発物質であるチオベンズアルデヒド誘導体及び/
又はアセトフェノン誘導体を代える以外は全て実施例1
と同様な方法により以下に示す実施例13〜26の化合物を
合成した。
実施例13 4−メチルチオ−4′−フルオロカルコン 実施例14 4−メチルチオ−3′−クロロカルコン 実施例15 4−メチルチオ−3′,4′−ジクロロカルコン 実施例16 4−メチルチオ−4′−ノニルカルコン 実施例17 4−メチルチオ−4′−t−ブチルカルコン 実施例18 4−エチルチオ−4′−フルオロカルコン 実施例19 4−エチルチオ−4′−クロロカルコン 実施例20 4−エチルチオ−4′−ブロモカルコン 実施例21 4−エチルチオ−3′−ブロモカルコン 実施例22 4−エチルチオ−4′−ヨードカルコン 実施例23 4−ブチルチオ−4′−ブロモカルコン 実施例24 4−ブチルチオ−4′−ヨードカルコン 実施例25 4−オクチルチオ−4′−クロロカルコン 実施例26 4−オクタデシルチオ−4′−ブロモカルコン 実施例27 実施例1〜26において合成したカルコン誘導体、および
同様な方法により合成したカルコン誘導体の第2高調波
発生(SHG)の測定を行なった。測定方法は直径50〜150
μmの粒状化した試料をスライドガラスに挟み、この試
料にQスイッチ付のNd-YAGレーザー(波長1064nm)によ
り15n secのパルス照射を行ない、試料より発生した第
2高調波を検知した。標準試料には同様に粒状化した尿
素を用い、尿素のSHG強度を1とした時の試料のSHG強度
比を求めることにより行なった。この測定法は当該業者
には良く知られている方法であり、例えばジャーナル・
オブ・アプライド・フィジックス36巻、8号3798頁〜38
13頁、1968年を参考にすることができる。
前記方法により測定した本発明のカルコン誘導体のSHG
強度比を表−1に示す。
比較例1 公知の非線形光学材料である2−メチル−4−ニトロア
ニリンを用いて、光吸収スペクトルを測定した。結果を
第1図に示す。
第1図により明らかなように、波長400nm以上の可視光
線に対してほぼ100%の透過率を示し、実質上透明であ
った。これに対して公知の非線形光学材料である2−メ
チル4−ニトロアニリンは、波長500nm以下の可視光は
吸収されて透過しない。
実施例28 4′−メチルチオアセトフェノン1.66g(0.01mol)と3
−ブロモベンズアルデヒド1.85g(0.01mol)をエタノー
ル20mlとともに反応容器の中に仕込み、20℃にて撹拌し
ながらここに40%水酸化ナトリウム水溶液1gとエタノー
ル10mlの混合液を滴下した。滴下終了後、20℃にて30分
間反応を行なった。その後0.5N塩酸水溶液20mlを加え撹
拌して反応を停止し、析出した固体を過して得られた
固体を水にて数回洗浄した後、乾燥し粗生成物を得た。
この粗生成物をエタノール溶媒で再結晶したところ、3
−ブロモ−4′−メチルチオカルコンの精製物2.36gを
得た。収率は71%であった。また融点は180℃であっ
た。
第2図に前記3−ブロモ−4′−メチルチオカルコン精
製物の光吸収スペクトルを示す。
実施例29〜42 次に出発物質であるチオアセトフェノン誘導体及び/又
はベンズアルデヒド誘導体を代える以外は全て実施例1
と同様な方法により以下に示す実施例29〜42の化合物を
合成した。
実施例29 3−メトキシ−4′−メチルチオカルコン 実施例30 4−メチルチオカルコン 実施例31 3−ジメチルアミノ−4′−メチルチオカルコ
ン 実施例32 4−ブロモ−4′−メチルチオカルコン 実施例33 3−クロロ−4′−メチルチオカルコン 実施例34 3−オクタデシル−4′−メチルチオカルコン 実施例35 3−フルオロ−4′−メチルチオカルコン 実施例36 3−メチル−4′−メチルチオカルコン 実施例37 2,6−ジメトキシ−4′−メチルチオカルコン 実施例38 3−シアノ−4′−メチルチオカルコン 実施例39 3−ブロモ−4′−エチルチオカルコン 実施例40 4−メトキシ−4′−ブチルチオカルコン 実施例41 4−クロロ−4′−オクチルチオカルコン 実施例42 4−ブロモ−4′−オクタデシルチオカルコン 実施例43 実施例28〜42により合成したカルコン誘導体の第2高調
波発生(SHG)を実施例27と同様に測定した。その結果
を表−2に示す。
比較例2 公知の非線形光学材料である2−メチル−4−ニトロア
ニリンを用いて、光吸収スペクトルを測定した。結果を
第2図に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) (式中R1はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ジメチル
    アミノ基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、アセチル
    基、炭素数1〜18のアルキル基または炭素数1〜22のア
    ルキルオキシ基を示し、n1は0〜21の整数、m1は0〜5
    の整数を表わす。)で表わされるカルコン誘導体からな
    る非線形光学材料。
  2. 【請求項2】下記一般式(II) (式中R2はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ジメチル
    アミノ基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、アセチル
    基、炭素数1〜18のアルキル基または炭素数1〜22のア
    ルキルオキシ基を示し、n2は0〜21の整数、m2は0〜5
    の整数を表わす。)で表わされるカルコン誘導体からな
    る非線形光学材料。
JP63-506093A 1987-07-23 1988-07-22 非線形光学材料 Expired - Lifetime JPH0774877B2 (ja)

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