下腹ぽっこりの原因は腸腰筋!椅子に座ったまま整える腹筋&体幹引き締めエクササイズ
「下腹部がぽっこりしてきた」「トレーニングをしても、なかなか凹まない」そんな悩みを感じていませんか?年齢を重ねると体幹の深い部分にある筋肉(インナーマッスル)が使われにくくなり、下腹部に脂肪がつきやすくなります。特に、座っている時間が長い人は、姿勢を支える腸腰筋がより一層サボりがちに…。そこで今回は、椅子に座ったままでOK!お腹の奥を目覚めさせるエクササイズをご紹介します。
下腹ぽっこりの原因は腸腰筋の衰えにあり
下腹部が前に出る原因の一つが、姿勢を保つ筋肉=腸腰筋の衰えです。腸腰筋は、背骨から骨盤・太ももをつなぐインナーマッスル。姿勢を支えたり脚を引き上げたり、日常の動きに欠かせない筋肉です。
ここが弱くなると骨盤が後ろに傾き、下腹部が前に突き出て見えやすくなります。さらに硬くなって動きが鈍くなると、血流が滞り、代謝が低下して脂肪をため込みやすくなることも…。つまり、腸腰筋の緩みと強張りの両方が、下腹部のぽっこり感を作ってしまうのです。
腹筋と腸腰筋を同時に使うとお腹が引き締まる
お腹を引き締めるには、腹筋だけを鍛えるのではなく、体幹を支えるインナーマッスルも意識的に使うことが大切です。腹筋の中でも最も深層にある腹横筋は、コルセットのように腰まわりを包み込み、インナーマッスルの腸腰筋と連動して姿勢を安定させる働きがあります。つまり、この2つの筋肉を一緒に使うことで、お腹の奥から自然に引き締めスイッチがONになるのです。
腹筋と腸腰筋にアプローチ!椅子に座ってできるぽっこり下腹引き締めエクササイズ
腹筋と腸腰筋を同時に刺激し、体幹を整え、お腹の奥から引き締めるエクササイズです。呼吸と共にリズムよく行いましょう。椅子を使うので、腰に負担がかかりにくく、運動が苦手な人でも安心です。
<やり方>
1)両手で椅子の座面をつかみ、浅めに座る。骨盤を立てて背筋を伸ばし、下腹を軽く引き込んで姿勢を整える
2)息を吐きながら、上体を少し前にかがめて片方の膝を胸に寄せ、息を吸いながら元の姿勢に戻る。左右交互に10回ほど行う
インナーマッスルを使って脚を引き寄せるイメージです。お腹を引き込む意識を持ち、できる範囲で鼻先と膝を近づけましょう
腸腰筋と腹横筋が同時に働くことで、下腹だけでなく姿勢全体が整います。続けることで、お腹の奥がスッキリし、立ち姿まで変わってくるはずですよ!
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く