AWSじゃ無いから。とかいうと、身も蓋もなさすぎるんだけど、後発だけど国産だし選びやすいんですよーという説明ができないのがキツいんスよ。
ものごっつバカっぽいこと言うと、試算するときの計算が面倒なんスよ。後発なのに。
AWSだとS3とか呼ばれてるオブジェクトストレージ(ファイル保存先)あるじゃ無いスか。
さくらインターネットだとまんま「オブジェクトストレージ」って言われてるやつね。
これね、料金体系が(俺に言わせると)バカなんスよ。
見積もり出す時に、何が悲しくて495+49.5x100+55x3+11x1とかしなきゃいけないんすか。
これパッと出るそろばん塾出身者は良いスね。そう言う頭良い人しかつかうなってことでしょ?
いやね、目の前にあるそのブラウザでも出るんじゃねえの?5621円でしょユーモアもわかんないの?とか言うかもしれないんですけどね。
心底本気で心の底からAWSじゃないクラウドとして選ばれたいと思ってておもしろ料金体系残したいんですか?
料金体系をね、日々のストレスですれっからしの俺らが即答できるようにして欲しいんですよ。
こうなってない理由はマジで何なんですか。スーパーのお値引き品じゃ無いんですよ個人にお得感を感じてもらいたいんスか。
見積もり出す時に、ほーん、500+5000+150+10だから、5660円やな。
あ、ストレージ倍使っても月5000円っスねえ。だねえ、じゃあ200GiBのイベントの時は、1000円積むだけなの?そっスね。
みたいな話ができるじゃないスか。
でもね、俺の脳内リソースと資料見ながらクライアントに提案持ってく時の会議の雰囲気をね、たかだか39円で損ねないで欲しいんですよ。
そうね。
でもAWS使うんだったら複雑怪奇な料金シミュレーターは使わざるを得ないし、ちゃんと試算はするんスよ。
どうせ為替の影響があるったってあいつら定期的に値段下げるし、そんな厳密に出してもズレるけど、やっぱ資料にするには試算はするんスよ。
そう言う時にね、パッと「ああさくらインターネットだとこれくらいだっけなあ」って頭の中だけで比較させて欲しいんスよ。
こうね、わかりやすい料金体系みたいなことで頭の中をよぎって欲しいんですよ。
高火力プラン。
これよ。ちゃんとわかってる。
要はね、提案前に頭をよぎるとか、提案するときにキャッチーなネーミングとか、そういうのを疎かにしないで欲しいんスよ。
これがね、「さくらインターネットの、さくらのクラウドの、石狩第一ゾーンのNVIDIA V100プラン」とかだったら、ダメなんスよ。
わかります?
高火力プラン。これよ。
いや、わかるんスよ。流石に。なにがしかの譲れないポリシーがあって、あえての名付けだってことは。
でもね、そこを曲げて何とかならないスか。
サーバーとかディスクとかオブジェクトストレージとかデータベース(アプライアンス)とか。
ググラビリティが低いってことは、これ、俺らが誰かに説明するときに、毎度毎度必ずさくらインターネットのさくらのクラウドでって説明しないといけないんですよ。
AWSのEC2とかEBSとかS3とかRDSとか言えば通じるじゃ無いスか。
もうそう言う「SQL Databaseって名前つけちゃえうちのモンだし」みたいなのはマイクロソフトでお腹いっぱいなんですよ。
個人的にはね、ベンダーロックインみたいな話じゃなくても、マルチクラウドでお引越しできるようにはしておきたいんスよ。
ぶっちゃけ、AWSが落ちた時の縮退運転をさくらのクラウド上で出来るように、完コピできたら最高なんスよ。
多分そう言う意味ですごい勢いでエンジニアの皆さんが吸い込まれていってると思うんですよね。
ぜひね、provider "aws" のtfファイル群を読み込ませたらね、Terraform for さくらのクラウドにまんま適用できるようなファイルを吐いて欲しいんですよ。
そう言う戦略をぜひ取って欲しい。
東京リージョンの退避先をシンガポールリージョンに作るみたいな作業よりも優位性を感じさせて欲しい。
値付けが変。名付けが変。脳内リソースに負荷かけないで欲しい。
1.1倍の消費税込み価格表示してるだけでしょ