モルディブで、2007年1月1日以降に生まれた人の喫煙およびたばこの売買を全面的に禁止する法律が施行された/Sergi Reboredo/VWPics/AP Images (CNN) インド洋の島国モルディブで、2007年1月1日以降に生まれた人の喫煙およびたばこの売買を全面的に禁止する法律が施行された。世代を限定して全土で一律にたばこ禁止に踏み切った国は世界で初めて。 同法は11月1日から施行された。同国保健省は「国民の健康を守り、たばこのない世代を推進する取り組みにおける歴史的な転機」と位置付けている。 21年の全国調査によると、モルディブの成人(15~69歳)の喫煙率は4分の1以上。13~15歳の喫煙率はほぼ2倍だった。 他国でも同様の法律を制定しようとする動きはある。 ニュージーランドで22年に可決された世界初の禁煙法案は、09年1月1日以降に生まれた人へのたばこ販売を禁止する内容