基本的な呼び出し方法は、以下のステップである(前提とするAPIによって異なる。ここで示すのは一例)。 実行するシステムコールの内容をリンクリストで記述する。 リンクリストをパラメータとして、非同期システムコールを発行する(呼び出す)。 エラーあるいは、終了しているかどうかを、問い合わせるシステムコールを発行する。 終了待ちシステムコールを発行するか、既に発行したシステムコールをキャンセルするシステムコールを発行する。 組込型RTOSやミニコンピュータでの実装は、非同期システムコール発行時に、システムサービスコールをOSの処理として行うが、UNIXやLinuxの処理では、ユーザースレッドとして処理を行っている実装が多い。 下記の例では、lio_listio(...);に続いて、aio_suspend(...);を実行しているため、実質的にwrite()と同じになる。 /* 非同期I/Oによる