エクスタシー(英: ecstasy、法悦(ほうえつ)とも)とは、 快感が最高潮に達して無我夢中の状態になること[1]。忘我。 宗教的体験における神秘的な心境[1]。予言、幻想、仮死状態などをともなうことも多い[1]。脱魂とも[1]。 エクスタシーの語源はギリシャ語のέκστασις(ekstasis、エクスタシス、外に立つこと)で、魂がみずからの肉体の外に出て宙をさまよう、といった意味が込められている[1]。 プラトンは『パイドン』の中で、ソクラテスに「何かを純粋に見ようとするなら、肉体から離れて、魂そのものによって、ものそのものを見なければならない」と語らせた[2]。 この語はさまざまな歴史的経緯を経て、現代では世俗的な意味でも、宗教的意味でも、あるいは哲学的・芸術的な意味でも用いられている。 最近では、性感マッサージの延長で「エクスタシー」や「オーガズム」を謳った世俗的なサービスも増え