マダニを通じてウイルスに感染する人獣共通感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について今年5月、茨城県内の飼いネコで感染が確認されたことがわかった。ネコは発症後数日で死んだ。関東ではこれまでS…
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今月県内で初めてSFTS=重症熱性血小板減少症候群に、浜松市でネコが感染し死にました。 人にも感染する可能性があります。 今月、県内で初めて報告されたSFTS。 浜松市の動物病院で、ネコの感染が確認されその後、ネコは死にました。 杉山獣医科 杉山和寿獣医「SFTSは、2013年に日本では初めて確認された比較的新しい感染症。主たる感染源はマダニの寄生」 動物の感染症に詳しい杉山獣医によると、イヌでも感染が確認されていますが、特に猫の症例が多く報告されています。 杉山和寿 獣医「発熱、食欲不振、元気がない黄疸を出すことが多い。2019年の統計では、全国で109例が報告されています。致死率は70%程度といわれています」 人もマダニからの感染が主ですが、動物からうつった例も確認されています。 杉山獣医科 杉山和寿医師「今年5月27日までの統計では人間の感染者は517名その内、70名が死亡しています
先日「中国から新型ブニヤウイルスで7人死亡」というニュースが報道されました。 中国で「新型ブニヤウイルス」7人死亡…60人が感染 新型コロナに続き、中国からどんどん新しい感染症が見つかって大変なことになっている・・・と不安に思われた方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、どうやらこの「新布尼亞病毒(新型ブニヤウイルス)」はSFTSウイルスのことのようであり、そうだとすると既知の感染症ということになります。 SFTSのことだとすれば、日本でも西日本を中心に今も年間100人の方が感染し、27%の方が亡くなられている感染症です。 SFTSとはいったいどのような感染症なのでしょうか。 SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とはSFTS ウイルスのヒトへの感染経路(重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) 診療の手引き2019より)SFTSという感染症は2011年に中国で見つかった感染症です。 201
5月24日、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という感染症の治療薬としてファビピラビル(商品名アビガン)が承認されました。 マダニが媒介するSFTSとはどのような感染症なのか、またアビガンはどれくらい期待できる薬剤なのか解説します。 SFTSってどんな感染症?SFTS ウイルスのヒトへの感染経路(厚生労働省 SFTS診療の手引きより) SFTSは、SFTSウイルス(学名 ダビエ バンダウイルス)による感染症です。 マダニがこのウイルスを保有しており、マダニに吸血されることでSFTSウイルスに感染します。 マダニはシカやイノシシなどの野生動物も吸血しますので、SFTSウイルスはマダニだけではなく、野生動物、ときにペットなどにも感染することがあります。 このため、マダニからだけではなく、ネコなどのペットからも感染することがあります。 またごく稀に人から人にも感染することがあり、日本でも最近S
今月19日。マダニが媒介する感染症「SFTS」=「重症熱性血小板減少症候群」について、国立感染症研究所はヒトからヒトに感染したケースを国内で初めて確認したと発表しました。 国立感染症研究所によりますと、2023年4月、SFTSに感染した90代の患者を診察した20代の男性医師が、最初の接触から11日後に発熱し、その後、SFTSと診断されました。 ウイルスの遺伝子検査で90代の患者と同じウイルスと考えられることなどからヒトからヒトへの感染と診断。SFTSのヒトからヒトへの感染は中国や韓国では報告されていますが、国内で確認されたのは、初めてだということです。 90代の患者が入院中、医療従事者は感染対策をとっていましたが、医師は診断される前の診察で手袋をしておらず、また、その後に患者が死亡して処置をした際もマスクや手袋などはしていたもののゴーグルを着けていなかったということです。医師の症状はすでに
マダニが媒介する感染症SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」について国立感染症研究所はヒトからヒトに感染したケースを国内で初めて確認したと発表しました。感染したのはSFTSの患者を担当した医師ですでに症状は軽快しているということです。 国立感染症研究所によりますと2023年4月、SFTSに感染した90代の患者を診察した20代の男性医師が、最初の接触から11日後に発熱し、その後、SFTSと診断されたということで、ウイルスの遺伝子検査で90代の患者と同じウイルスと考えられることなどからヒトからヒトへの感染と診断したということです。 医師の症状は、すでに軽快しているということです。 SFTSのヒトからヒトへの感染は中国や韓国では報告されていますが、国内で確認されたのは、初めてだということです。 国立感染症研究所によりますと、90代の患者が入院中は、医療従事者は感染対策をとっていましたが、医師は診
感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症するウイルスを保有するマダニが宮崎県内で増加している可能性があるとして、宮崎大が注意を呼び掛けている。ペットの犬やネコがSFTSに感染することがあるが、4月以降、ネコの感染が相次いでいる。 【図解でわかる】マダニにかまれないために 宮崎大産業動物防疫リサーチセンターによると、県内の検査と陽性件数は、2021年度は28件中5件、22年度は44件中6件だったが、23年度は4月だけで15件中5件と急増した。4月の5件はいずれもネコで、地域別では宮崎市3件▽都城市1件▽川南町1件。 SFTSは重症化すると人間も動物も死亡する可能性がある。ペットを介して飼い主が感染することもある。同センターの岡林環樹教授は「マダニの吸血で感染する。マダニが潜む草木に触れる機会がある場合は肌の露出を控え、マダニ忌避成分の『ディート』や『イカリジン』が含まれる虫よけス
マダニにかまれることでおきる感染症SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」の治療薬として、厚生労働省の専門家部会は、抗インフルエンザ薬「アビガン」の適応を広げて使用を認めることを24日、了承しました。今後、厚生労働省が正式に承認する見通しで、承認されれば、SFTSへの世界で初めての治療薬となります。 使用が了承されたのは、抗インフルエンザ薬として開発された富士フイルム富山化学の「アビガン」で、適応を広げてSFTS=「重症熱性血小板減少症候群」の治療薬として了承されました。 SFTSは、主にウイルスを持つマダニにかまれることでおきる感染症で、発熱や下痢などを引き起こしますが、これまでは有効な治療薬がなく、厚生労働省によりますと、国内では致死率が10%から30%にのぼるとされています。 「アビガン」は、10年前に抗インフルエンザ薬として承認され、政府が備蓄している薬です。 動物実験で胎児に奇形が
マダニが媒介するウイルスによって発熱や下痢などが引き起こされる感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を発症した患者数が、全国で122人となり、統計を取り始めてから最も多くなりました。専門家は、温暖化でマダニの生息域が広がっていることによる影響を指摘しています。 SFTSは、マダニにかまれることで感染し、発熱や下痢などの症状を引き起こします。 特効薬がないこともあり、専門家によりますと、致死率がおよそ10%に上るとされています。 国立感染症研究所によりますと、ことしの患者数は10月8日の時点で、全国で122人となり、統計を取り始めた2013年以降、最も多かった去年の年間の患者数の118人をすでに上回りました。 都道府県別では、 ▽山口県が最も多く13人 次いで、 ▽宮崎県が12人 ▽大分県が11人などと、 西日本が多く、 ▽神奈川県でも1人となっています。 SFTSに詳しい長崎大学の
致死率が高い「ウイルス性出血熱」の一つ、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)が拡大している。感染者数は昨年、一昨年と過去最多を更新した。国内初確認から10年、ペットを通じた、新たな感染ルートのリスクも分かってきた。 【画像】SFTSの感染経路を調べるため、民家の庭から掘り出したネコの死体を調べる宮崎大学の研究者ら=岡林環樹教授提供 SFTSは森林や草むらにひそむマダニが媒介。ヒトやネコ、イヌが感染する。国の研究班がまとめた「診療の手引き」によると、感染すると、嘔吐(おうと)、下血や発熱が起き、ヒトの致死率は25~30%に達する。 高齢者の発症が多く、今も対症療法以外の有効な治療はない。2011年、中国で初めて見つかり、日本では13年に山口県で初めて報告された。 患者数は増加傾向にある。国立感染症研究所によると、過去最多の110人が感染した21年に続き、22年も118人と最多を更新した。これ
マダニ媒介の感染症「SFTS」長崎大がワクチン開発へ 国際組織が資金提供 長崎新聞 2025/03/14 [12:15] 公開 長崎大は10日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の発症と重症化を防ぐワクチン開発を始めると発表した。4月から3年間で最大約7億5千万円の資金を感染症対策の国際組織CEPI(セピ)から提供される。 SFTSは重症化すると死に至る感染症。西日本を含む東アジアを中心に広がっているが、有効なワクチンは開発されていない。今回の研究開発ではヒトを対象にした臨床試験前までを想定。成果を基に臨床試験や承認の手続きを経て実用化を目指す。 新型コロナウイルスワクチンとしても使われる「メッセンジャーRNA(mRNA)」ワクチンの中から最適な候補を探るため、人工知能(AI)を駆使して遺伝子配列を解析。ワクチンを保護して細胞内に届ける「ナノボール」と呼
マダニを通じてウイルスに感染する人獣共通感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について今年5月、茨城県内の飼いネコで感染が確認されたことがわかった。ネコは発症後数日で死んだ。関東ではこれまでSFTSがほぼ発生しておらず、ペット感染の確認例は初とみられる。マダニやペットを通じた感染リスクが高まっている可能性がある。 SFTSは発熱や頭痛、嘔吐(おうと)や下痢などが症状で、ヒトの致死率は3割。主に西日本で感染が報告されている。 茨城県や関係者によると、SFTSが確認されたのは1歳のメスネコ。室内で飼われ、ダニの予防薬も投与されていたが、4月下旬、屋外へ一時的に脱走したあと、耳に小さなダニが多数付着していたことから動物病院に連れてこられたという。 ダニを除去した後の5月9日、ネコは40.9度の高熱と食欲低下、嘔吐で再び受診。翌日には黄疸(おうだん)も出た。症状からSFTSを疑った獣医師が同
病を運ぶマダニ SFTS(重症熱性血小板減少症候群)のヤバさ ①症状 ②感染経路 ③治療、致死率 ④対策 何がトピックだったのか? ちらほら、SFTS関連のニュースが・・・ リンク 病を運ぶマダニ つい先日、感染症関係で気になるニュースがあったので、注意喚起とともに取り上げます。マダニが運ぶSFTS(重症熱性血小板減少症候群)という疾患についてです。あまり聞きなれないでしょう。 ぶっちゃけた話、僕がブログで雑学的に取り上げる感染症は寄生虫疾患が多く、現代日本では(あまり)問題になることは少ないと思います。そのため寄生虫関連の記事を読んでくださっても、あんまり意味がないと思います(投げやり)。寄生虫疾患の感染経路はエキセントリックすぎて、いまの日本の衛生環境ではパンデミックに至らないからです。 寄生虫と比較すれば、おそらく今後も問題になってくるであろうことが予想されるSFTSですので、皆さん
マダニによる感染症で高齢女性が死亡しました。 熊本県によりますと、死亡したのは、上益城郡(かみましきぐん)の78歳の女性です。 【写真を見る】『マダニの感染症(SFTS)で女性が死亡』 “腕の黒いカサブタ” に気づき病院で受診するも・・・ 女性は3月6日、腕の黒いカサブタに気づき病院で受診しましたが、その10日後、発熱などの症状が出たことから、別の病院に入院し『マダニによる感染症』と確認され、3月20日 死亡しました。 女性は普段から、家庭菜園で草取りをしていたということです。 今年、熊本県内ではマダニによる感染症が3件報告されていますが、死亡が確認されたのは初めてです。 熊本県は、山や草むらでは長袖・長ズボンを着用し、マダニに咬まれないよう注意を呼びかけています。 【厚生労働省HPより】 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより
マダニが媒介する感染症で、致死率の高い「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染報告が拡大している。西日本中心だった感染地域は徐々に東進、昨年の国内の患者数は過去最多を更新した。マダニに刺される以外にもペットが感染ルートとなる事例も報告され、警戒が高まっている。 広がる感染地域SFTSウイルスを媒介するマダニ(成ダニで3~8ミリほど)は主に森林や草地に生息し、人や動物に取り付くと皮膚に口器を突き刺し、吸血後は10~20ミリほどになる。活動が盛んな春から秋にかけては、刺される危険性が高まる。 SFTSは2011年に中国で報告され、日本では13(平成25)年に患者が確認された。患者は60代以上が多く、高齢者は重症化しやすいが、対症療法が主体。国立感染症研究所によると、致死率は6~30%とされる。 感染地域は山口県や宮崎県など西日本が中心だったが、令和3年に愛知県や静岡県で、4年には富山県で
浜松市天竜区で草刈りをしていた高齢女性がマダニにかまれ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染しました。SFTSの感染は、静岡県で12例目です。 浜松市によりますと、天竜区在住の80代女性は5月29日に発熱と手の震えの症状が出て医療機関を受診、PCR検査でSFTSウイルス遺伝子が検出されました。女性の太ももにマダニの刺し口が確認され、女性は草刈りをした際にマダニにかまれ感染した、と推定される、ということです。 2013年にSFTSが全数把握対象の4類感染症に指定されて以降、静岡県内で12例目、浜松市では5例目の感染確認になります。 浜松市は「マダニは春から秋が特に活動が盛んです。野山や草むら、畑などに入るときには長袖、長ズボンなど肌の露出を少なくしてください」と注意を呼び掛けています。
発熱や下痢などの症状が出るSFTS=重症熱性血小板減少症候群の患者が県内で確認されました。 感染源は飼育していたネコとみられています。 感染が分かったのは、南島原市に住む70代の女性です。 県によりますと女性は食欲不振の症状があり、今月19日に診察を受けたところ、SFTS=重症熱性血小板減少症候群だと分かりました。 SFTSは発熱や下痢の症状が出るほか、白血球や血小板が減り、重症化すると死亡することがあります。 多くの場合、ウイルスを持つ「マダニ」が感染源となります。 しかし、今回は女性が飼育しているネコがSFTSに感染していたため、ネコの唾液や排泄物が原因とみられています。 県は感染を防ぐため動物と一緒に寝るなど、濃厚接触を避けてほしいと呼びかけています。
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