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ブラックフライデー
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日本でも「代替アプリマーケットプレイス」を導入 iOS 26.2以降のiOSでは、開発者は日本でもApp Store以外の「代替アプリマーケットプレイス」からアプリを配信できるようになる。 代替マーケットプレイス自体は、「デバイス(iPhone)に他のアプリをインストールできる特殊なiOSアプリ」として実装される。その入手方法は、当該マーケットプレイスを運営する開発者のWebサイトからのダウンロードだ。App Storeでマーケットプレイスのカタログが用意されるわけではない点に注意が必要だ。 マーケットプレイスの開設(配信)にはAppleの承認が必要 規模の大小を問わず、マーケットプレイスの運営にはAppleによる承認プロセスを経る必要がある。 承認を受けたマーケットプレイス運営者は、独自のユーザー体験とデベロッパー体験を構築できる一方で、透明性のあるポリシーを公表し、配信アプリに関する「
義務教育以降では学習内容も高度になり、学生たちは当然苦労する。その苦労をAIを使って何とか…と考えるのは当然であろう。実際学生たちはどのようにAIを使い、またそのことに関してどのような意識でいるのか。 そうしたことを調査・研究したのが、仙台大学AI教育研究チームである。今年10月、「学生と教員を対象とした生成AIの教育利用状況と意識に関する全国調査 2024年-2025年比較調査」という報告書が公開された。 2024年と25年の調査であり、まだ1年間しか違いがないが、AIの発展スピードに対して利用者の意識がついていけるのかという点でも興味深い調査である。今回はこの調査をもとに、特に差分が大きい部分にフォーカスしながら、AIと高度な教育の関係はどうあるべきなのかを考えてみたい。 AI利用と依存への不安 この調査の対象となっているのは、15歳(高校生相当)以上の学生と、小中高校、専修学校、専門
ゲオホールディングスは12月18日、「Nintendo Switch/Switch 2」を装着してレトロなアーケードゲーム気分を味わえる「レトロアーケードドック」(GRFDSW2_RADBK)を発表した。価格は8778円。同日から「ゲオオンラインストア」で、19日から全国のゲオショップ約400店舗で販売する。 真っ黒な筐体にレバーと8つのアクションボタンを搭載したコントローラー一体型ドック。上から差し込んだSwitchやSwitch 2がゲーム画面となり、本体を充電しながらプレイできる。 レバーは、3つのモード(LS:左スティックモード、DP:十字キーモード、RS:右スティックモード)で切り替えが可能。中でも4方向操作になるDPモードはレトロゲームの操作に適しているという。アクションボタンは個別にターボモード(連射)の設定が行えるようにした。 ゲオは「指先から伝わるスイッチの感触や操作音で
首都高速道路の出入口付近に走行禁止ゾーンを設定。アプリと連動し、自動的にLime車両の走行を制御するため、誤進入リスクの高いエリアで利用者の判断や操作に依存せず、安全性を確保できるとしている。 同社は警視庁・首都高速道路の協力を得てジオフェンシング制御技術の実証実験を実施。料金所リニューアル工事による入口通行止めの機会を活用し、首都高速道路6号向島線 堤通入口(東京都墨田区)で11月6日に行った。 実証実験では、制御ポイントでの速度抑制やモーター停止挙動、エリア境界での位置精度、アプリ挙動と警告通知の表示をそれぞれ確認。走行禁止エリア設定の精度を向上させ、地図情報・道路構造データの更新プロセスを最適化した。 ジオフェンシングは、GPSなどの位置情報を用いて地図上に仮想的な境界線(ゾーン)を設定し、Limeの車両がゾーンに進入すると自動的に制御がかかる。同社は2月に国内で初めて、電動モビリテ
スマホアプリ市場の独占是正を目的としたスマートフォンソフトウェア競争促進法(スマホ新法)がきょう(12月18日)施行となる。これに伴い、米Appleと米Googleは開発者に課す手数料などを一部変更。それぞれどのような改定がなされたか比較する。 そもそもスマホ新法って何? スマホ新法は、サードパーティー製アプリストア・課金システムの開放、Webブラウザや検索エンジンの選択画面表示などを義務化する規制だ。実質的にAppleとGoogleを狙い撃ちした規制で、2社のプラットフォームが影響を受ける。これにより、例えばアプリ内アイテムなどの購入に当たり、開発者がサードパーティーの決済サービスを利用したり、ユーザーをアプリ内から自社Webサイトなど外部に誘導し、より少ない手数料で決済したりしてもらうことも可能になる。 すでに一部ゲームアプリなどではアプリ外でアイテム・コンテンツを購入できる仕組みを導
米GoogleのGoogle Labsは12月17日(現地時間)、バイブコーディングツール「Opal」を、Web版のGeminiアプリで実験的に利用できるようにしたと発表した。現時点ではUIは英語のみだが、日本からも利用できることを確認した。 Opalは、7月に米国でGoogle Labsの実験として公開されたツールで、自然言語による指示とビジュアル編集を組み合わせ、プロンプトやモデル、ツールを連携させたAIミニアプリを構築・共有できる。今回、このOpalで作成したミニアプリを、GeminiアプリのGemとして扱えるようになった。 Gemはこれまで、主にカスタム指示や役割設定を保存する仕組みだったが、Opalと連携することで、複数のステップを持つ対話フローを明示的に設計したミニアプリとして拡張される。 現時点では、Geminiのサイドバーにある「Gem」を開き、「New Gem」を選択して
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高いAI分野の科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的なAI論文を取り上げる。 X: @shiropen2 この方法論が求められる背景には、英語を母語としない研究者が直面する深刻な不利益がある。オーストラリアのクイーンズランド大学の天野達也氏らは、日本を含む8カ国の研究者908人を対象に調査を行い、2023年にその結果を発表した。 それによると、英語を母語としない研究者は論文の読み書きに最大2倍の時間を要し、英語の質を理由に論文がリジェクトされる頻度も約2.5倍高いなど、科学的活動全般において明確なハンディを負っていることが定量的に示された。 (関連記事:母語が“英語じゃない研究者”の
米Google傘下のYouTubeと米AMPAS(Academy of Motion Picture Arts and Sciences、映画芸術科学アカデミー)は12月17日(現地時間)、アカデミー賞(オスカー)授賞式を2029年からYouTubeで独占配信すると発表した。 AMPASは、YouTubeとの複数年契約を締結し、101回目となる2029年の授賞式から2033年まで、オスカーのグローバル配信権をYouTubeに付与すると発表した。これにより、1976年以来続いてきた米ABCでの放送に区切りをつけ、ネット配信へと大きく舵を切ることになる。 YouTubeでの配信は授賞式本編にとどまらず、レッドカーペットの生中継や舞台裏コンテンツ、Governors Ball(授賞式後の公式パーティー)へのアクセスなども含まれる。また、ノミネーション発表やセレブインタビュー、ポッドキャストなど、
いつの間にかITmedia NEWS編集部に出没するようになったITお嬢様と一緒にIT知識を学ぶ連載「ITお嬢様の今日も分かりませんわ~!」を漫画化。過去の人気エピソードをプレイバックします。 今回は」「『え、あなたのPCは32GB?笑 私のスマホは512GBですわ笑』 またベタな ITお嬢様と学ぶ2つの“GB”」を4コマ漫画化。全4話を毎営業日更新でお届けします(原作:ITmedia NEWS編集部 漫画:立枯なろ)。なお、過去に掲載したエピソードも本記事内から閲覧可能です。
米Googleは12月17日(現地時間)、11月に発表した「Gemini 3 Pro」に続き、高速性とコスト効率を重視した「Gemini 3 Flash」をリリースした。従来の「Flash」系統を引き継ぐモデルで、日常的な利用や大量処理を想定しつつ、性能や推論能力を犠牲にすることなく、スピードと能力のトレードオフを解消することを目指したとしている。 Gemini 3 Flashは、Gemini 3 Proのマルチモーダル、コーディング、エージェント機能を基盤としており、コストはGemini 3 Proの4分の1でありながら、幅広い用途で高い性能を発揮するとされる。Googleはこのモデルを、単なる軽量モデルではなく、実用的な推論能力を備えた中核モデルとして位置付けている。 性能評価では、前世代の「Gemini 2.5 Pro」を多くの指標で上回る結果を示した。第三者のモデル評価機関である「
セキュリティ対策に関するユーザー企業の自己認識と、セキュリティベンダーの評価を突き合わせると、「導入」と「成果」を巡る無視できない“ずれ”が浮かび上がる。2つの調査結果から、その実態を読み解く。 ユーザー企業におけるセキュリティ対策の実態を把握する最も素朴な手段が、ユーザー企業自身を対象としたセキュリティ調査だ。この種の調査は、ユーザー企業におけるセキュリティ対策の意識や状況を広く捉えられる点で意義がある。一方で回答は自己評価に基づくため、セキュリティ対策の成熟度や実効性をどこまで客観的に反映しているかは、必ずしも明確ではない。 そうした中、ディストリビューターのSB C&Sは2025年11月26日、ある調査結果を公表した。同日開催の販売パートナー向けイベント「ネットワーク&セキュリティMeetUp ! 2025」に出展した、セキュリティベンダー26社を対象とした調査結果だ。この調査の特徴
「ディプロドクス」をはじめとする竜脚類恐竜は、長い首と尾を持つ巨大な草食恐竜として知られる。しかし、これらの恐竜が生きていたときにどのような体色をしていたのかは、これまで全く分かっていなかった。羽毛恐竜については色彩の復元が進んでいるものの、うろこに覆われた竜脚類については手掛かりすらなかった。 研究チームは、米モンタナ州の約1億5000万年前のモリソン累層から産出した若いディプロドクスの皮膚化石を分析した。 研究チームがうろこの化石を走査型電子顕微鏡で観察したところ、微小な構造物の痕跡が多数確認され、メラノソームと解釈された。メラノソームとはメラニン色素を生成する細胞小器官で、その形状やサイズから動物の体色を推定する手掛かりとなる。 うろこの断面を調べると、2つの層に分かれていることが分かった。上層はアルミニウムとケイ素を含む粘土鉱物で構成されており、もともとあったケラチン層が化石化の過
FP技能士センター正会員。中央大学卒業後、フィンテックスタートアップにて金融商品取引業者の設立や事業会社向けサービス構築を手がけたのち、広告DX会社を創業。サム・アルトマン氏創立のWorld財団における日本コミュニティスペシャリストを経てX Capital株式会社へ参画。 2026年、世界のPC市場はかつてない「価格ショック」に見舞われる公算が大きい。 生成AIの爆発的な普及が引き金となり、足元ではPCの中核部品であるメモリやSSDの調達コストが急騰している。その影響は、すでに実体経済に及び始めている。
スマホアプリ市場の独占是正を目的としたスマートフォンソフトウェア競争促進法(スマホ新法)がきょう(12月18日)施行される。すでに米AppleのiOSではブラウザや検索エンジンの選択画面などが追加されたが、米GoogleのAndroidやアプリストア「Google Play」の仕様はどう変わるのか。15日の説明会ではGoogleとその日本法人から概観が示された。 「アプリ内→Web決済に誘導」に手数料? 説明会で示されたこと スマホ新法は、サードパーティー製アプリストア・課金システムの開放、Webブラウザや検索エンジンの選択画面表示などを義務化する規制だ。実質的に米Appleや米Googleを狙い撃ちした規制で、2社のプラットフォームが影響を受ける。これにより、例えばアプリ内アイテムなどの購入に当たり、開発者がユーザーをアプリ内から自社Webサイトなどに誘導し、より少ない手数料で決済しても
九州の演劇専用劇場「博多座」は12月15日、チケットの高額転売行為を行う人物に対して、発信者情報開示請求をしたと発表した。博多座は、この人物が定価を大幅に超える価格でチケットが出品している事実を確認したと説明。この行為について「当劇場として看過できるものではない」と非難した。 博多座はチケットの高額転売行為について「正規の販売ルートを通じて購入する顧客の迷惑となる他、公演運営に支障を生じさせるおそれがあり、当劇場として看過できるものではない」と言及。これらの出品をした投稿者を特定する目的で、弁護士を通じて発信者情報開示請求の手続きを実施したと公表した。今後、この開示情報に基づき、劇場の利用規約に反する行為を確認した場合、必要かつ適切な措置を講じるとしている。 関連記事 航空券の譲渡や転売は禁止 JALが注意喚起 SNS上での譲渡もNG 航空券の第三者への譲渡や転売は禁止──日本航空(JAL
メルカリは12月17日、中古ホビーショップを運営する駿河屋と資本業務提携したと発表した。出資額などは非公開。 駿河屋のECサイト「駿河屋.jp」全商品をメルカリでも購入できるようにする他、メルカリのグローバルアプリ上で駿河屋の公式サイトを展開するなどし、日本のホビー商品を世界のユーザーに提供する。 日本の駿河屋公式ECサイトは「駿河屋.jp」と「メルカリ駿河屋店」の2つに集約。両サービスで「駿河屋.jp」の全商品を同一価格で購入できるようにする。 日本のエンタメ・ホビーカルチャーを発信する旗艦店を国内外で展開。メルカリのECと、オフラインの駿河屋店舗を連携させ、グローバルでのマーケティングを進める。 駿河屋の保有する約3000万件の商品カタログデータ・カタログ構築能力と真贋鑑定ノウハウ、メルカリの取引データ・AI技術を連携。偽造品の排除と、適正流通に向けた取り組みを国内外で進める。 関連記
総務省の情報通信行政・郵政行政審議会と電気通信事業部会 市場検証委員会が12月12日、「利用者視点を踏まえたモバイル市場の検証に関する専門委員会(第1回)」を開催した。 この専門委員会は、電気通信事業法第27条3の規制の在り方や、規制の効果を検証するために設置されたもの。 電気通信事業法第27条3は、「行きすぎた囲い込み」や「通信と端末の分離」を規定したもの。行きすぎた囲い込みでは、解約金の上限を1000円とし、契約拘束できる期間を2年までとする。通信と端末の分離では、通信契約の継続を条件とする端末値引きを一律禁止し、通信契約の継続を条件としない端末の値引きは4万4000円までに制限している。こうしたルールにより、通信料金の高止まりやユーザー間の不公平感を解消することを目指している。 一方で、専門委員会では顕在化している問題についても指摘する。通信契約の継続を条件としないSIMのみ契約につ
LINEヤフーは12月17日、デジタルチケットの販売・購入サービス「PassMarket」を2026年6月30日をもって終了すると発表した。サービス終了の理由は明かしていない。 購入者向け機能であるチケットの購入・利用は、26年6月30日まで可能。チケット検索や購入履歴へのアクセスは、26年9月1日以降利用できなくなる。チケット販売する主催者向け機能は、最終イベント開催日である26年6月30日までに徐々に機能を縮小していく。なお、チケット管理ツールでの閲覧・アンケートダウンロードなどは26年8月31日まで利用可能だ。 PassMarketは、当時のヤフーが13年4月にローンチしたサービス。その後、22年3月にはチケット販売サービス「Yahoo!チケット」のサービスを終了し、チケット販売サービスをPassMarketに集約していた。なおLINEヤフーは現時点でPassMarketの後継サービ
なぜ? U-NEXTが自ら「U-NEXT MOBILE」を立ち上げた理由 20GB実質300円、ワンプラン、eSIMのみの狙い:MVNOに聞く(1/3 ページ) 楽天モバイルが日本企業同士の最強タッグとして始めた「Rakuten最強U-NEXT」だが、実はU-NEXT側から見ると、楽天モバイルとは別の回線も用意されていることが分かる。その選択肢とは、同社が新たにスタートしたMVNOの「U-NEXT MOBILE」だ。楽天モバイルかドコモ回線を使ったMVNOのU-NEXT MOBILEのどちらかを選ぶと、セット料金として割安になるという建て付けになる。 データ容量は20GB一択だが、月額料金は1800円。U-NEXTとのセット割を適用すると、300円の割引を受けられる。さらに、この料金にはU-NEXTポイントを充当可能。1200円ぶんを適用すると、月額料金は300円まで下がる。U-NEXTと
このニュースを聞いて、耳をうたがった読者も多いのではないだろうか。『邪神ちゃんドロップキック』(以下、邪神ちゃん)といえば、悪魔と女子大生のブラックな同居生活を描き、時にはチェーンソーやドロップキックが飛び交い、流血沙汰も辞さない破天荒なギャグアニメだ。 これまでも「ふるさと納税」で数億円を集めたり、違法アップロード映像を逆手に取ったりと、アニメビジネスの常識を覆し続けてきた本作だが、まさか教育現場で「SNSとの上手な付き合い方」を説く教材になるとは、誰が予想できただろうか。 しかし、この一見水と油に見える「教育」と「邪神ちゃん」の結合には、アニメ業界が抱える構造的課題を突破し、中堅IPが生き残るための緻密な生存戦略が隠されていた。 この異色の「エデュテインメント」(教育×エンターテインメント)コラボを実現させたのは、二人のキーパーソンだ。 一人は、元JR東海グループで新幹線のシステムに携
「正直、何を言ってるのか──」 SmartHR社長が斬る“SaaS is Dead”論の致命的な勘違い(1/4 ページ) 「LLM(大規模言語モデル)の技術は一般化されて考えられすぎている。得意不得意はあるし、従来のテクノロジーが全部置き換わるかというと、そうでもない」──。人事労務クラウド大手SmartHRの芹澤雅人社長は、AI時代のSaaS経営についてこう語る。 登録企業数7万社超、従業員データ数で国内最大級の人事プラットフォームを築いてきた同社は、2025年を「AI活用の本格化の年」と位置付ける。業界では「SaaS is Dead」論が喧伝され、AIがSaaSを不要にするとの見方も広がる。だが芹澤氏は「一般化しすぎない方がいい」と冷静に構える。エンジニア出身の経営者が、SaaSの内側で10年を過ごしてきた視点から語るAI時代の生存戦略とは。 2025年初頭、米Microsoftのサテ
情報戦化するテーマパーク 利便性向上のはずが不満の声も、公式アプリが抱える「ジレンマ」(1/3 ページ) テーマパークなどのアミューズメント施設において、チケット購入からアトラクション予約まで、スマートフォンで入場前の手続きを完了させることが増えてきた。 来場者の利便性向上を狙った施策であるにもかかわらず、SNS上では不満の声も多々見られる。なぜ好意的に受け入れられないシーンを多く目にするのだろうか。 当たり前になりつつある、エンタメ施設の「アプリ活用」 不満の声も 2025年11月19日、東京ディズニーリゾートのアプリをめぐるXの投稿が6600いいね、1700リポスト、380万インプレッションされ、話題を呼んだ。内容としては、11月15日にアプリで不具合が発生したことに対する補償の有無を東京ディズニーリゾートに問い合わせたものだ。 回答とされるスクリーンショットでは、システム不具合により
米OpenAIは12月16日(現地時間)、画像生成AIの新版「ChatGPT Images 1.5」をリリースしたと発表した。画像生成速度が最大4倍高速化するなどの改善が行われた。 ChatGPT Images 1.5は、OpenAIの新しい主力画像生成モデルによって提供されており、ゼロからの画像作成でも写真編集でも、思い描いた通りの出力を得られることを目指しているという。APIでも提供が開始されている。 強化・改善点は多岐にわたり、特にモデルの指示追従性と編集能力が大幅に向上した。アップロードされた画像に対して編集を依頼する際、ユーザーの意図にこれまで以上に忠実に従い、ライティング、構図、人物の見た目といった要素を一貫して維持しながら、要求された部分のみを正確に変更できるようになったとしている。これにより、より実用的な写真編集や、信憑性の高いバーチャル試着やヘアスタイルシミュレーション、
米Xは、12月16日(現地時間)、2026年1月15日付で利用規約(Terms of Service)を更新すると発表した。ユーザーに対する広告表示やサービス利用ルール、コンテンツの取り扱いなど、一連の規定を改めて定める内容となっている。 新規約には従来の「X」ブランドだけでなく、「Twitter」という名称についても明示的に言及する条文が盛り込まれている。 改定版利用規約では、ユーザーが「X」や「Twitter」の名称、商標、ロゴ、ドメイン名などを無断で使用する権利は一切付与されないことを明示している。具体的には、利用者がこれらのブランド要素を利用したり表示したりする場合には、X側の明示的な許可が必要であると規定している。これは単にサービス利用上のルールを明確にするだけでなく、ブランド資産としての名称管理を強化する意図を反映したものだ。 この明記の背景には、Xがかつて「Twitter」と
生成AIの活用フェーズは、単なる対話から、自律的にタスクを遂行する「AIエージェント」へと進化している。今、多くの企業が実装を目指すこの技術は、本当にビジネスの現場で「戦力」となるのか。Sakana AIでリサーチサイエンティストを務める秋葉拓哉氏に、AIエージェント活用の鍵となる技術トレンドと、人間が果たすべき役割について聞いた。
IT人材が低収益な領域に偏り、日本はデジタル国難に直面している。IPA登大遊氏はこの構造を問題視し、GDP1000兆円達成へ向け、労働価値がスケールする領域への人材転換を提言した。 日本のデジタル産業が、経済成長の停滞と国際競争力の低下という「国難」に直面している。その根本原因は、IT人材が収益性の低い特定の領域に偏りすぎている構造にある。 2025年11月、「情シスSlack」によって「ビジネステクノロジーカンファレンスジャパン2025」が開催された。基調講演に登壇した情報処理推進機構(IPA)の登大遊氏(産業サイバーセキュリティセンター事業部 シニアエキスパート)は、この危機的状況を打開し、日本のGDPを回復させるための大胆な戦略を提言した。 日本の経済的危機とデジタル人材の課題 登氏は筑波大学の学生だった2003年、IPAの未踏ソフトウェア事業で「SoftEther VPN」を開発し
日本の病院がセキュリティ後進国である理由は“予算がない”だけではない。米国ではIT投資が収益に直結し、IT・セキュリティ人材には年収3000万円超が当たり前。一方、日本は政治も制度も医療現場も「本気になれない」構造にとどまったまま。この差はなぜ生まれたのか――。
スピン経済の歩き方: 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 本連載では、私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」をひも解いていきたい。 東京都の「火葬料金問題」が注目を集めている。ピンとこない他地域の読者のために説明すると、都心部で6つの斎場を運営する東京博善(東京都港区)が、2024年6月に燃料や人件費の高騰を理由に火葬料金を9万円へ引き上げたことが発端である。 「そりゃ高い! うちの町なら火葬なんて1万円もしないぞ」という反応もあるだろうが、ここで注意したいのは、そのような「安価な火葬」は「公金」によってまかなわれているということだ。 全国の火葬場の約9
The Walt Disney Company(以下、ディズニー)は2025年12月11日(現地時間)、OpenAIの生成AI動画プラットフォーム「Sora」について、ディズニー関連の知的財産を使用するための包括的ライセンス契約を締結したと発表した。本契約は3年間の枠組みとされる。 200超のキャラが対象 両社の狙いとは Soraのユーザーは、ディズニーや同社が買収したMarvel Entertainment、Pixar Animation Studios、Lucasfilmが権利を持つ作品に属する200を超えるキャラクターや衣装、小道具、乗り物、象徴的な舞台設定を素材として動画を生成できるようになる。生成された動画はユーザー同士で共有できる予定であり、一部の作品は動画配信サービス「Disney+」で配信される計画も示された。音声や実在の俳優の容姿は今回の契約の対象に含まれないと明示されて
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