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新内閣発足
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国内のIT人材の6割が首都圏1都3県に住んでいると聞いたら驚くでしょうか。 総務省統計局「令和3年(2021年)経済センサス - 活動調査」によると、「通信業」「情報サービス業」(システム開発など)、「インターネット附随サービス業」(クラウドサービスなど)約5.4万事業所のうち半数近くの2.6万事業所が首都圏1都3県に集まっています。本稿では、いわゆるテック産業に焦点を当てるため、同じ「情報通信業」に含まれる放送業や出版業などを除いたこれら3業種を「IT企業」と総称します。 また、人材の面でも集中は顕著です。総務省統計局「令和2年(2020年)国勢調査」によれば、「システムコンサルタント・設計者」「ソフトウェア作成者」「その他の情報処理・通信技術者」という3つの職業にあてはまる人々(本稿ではこれを「IT人材」と定義)は全国に約125万人いますが、そのうち76万人が首都圏に在住しています。
分散型SNSを手掛ける米Blueskyは10月31日(現地時間)、登録ユーザー数が4000万人を超えたと発表した。 これに合わせ、主要な会話体験の改善に向けた一連の実験を公表した。その一環として「dislike(低評価)」のβ検証を進めているという。 従来のSNSは注目や憤怒を最適化する仕組みにあるとし、リプライの質を高めるための仕組みを数カ月かけて試行・計測すると説明している。低品質や悪意ある返信を下位に置くためのシグナルや毒性検出の改善、ユーザーごとに関連性の高い議論を優先するためのフィードバック設計などを段階的に導入し、その効果を測りながら調整していく方針だ。 Blueskyは規模拡大に伴いボットや荒らしといった課題にも直面しており、今回の施策は「会話らしい場」を保つための試行錯誤としている。 なお、Blueskyと競合するThreadsを運営する米Metaは直近の業績発表で、Thr
国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの初期2作品をリメイクした「ドラゴンクエストI&II」HD-2D版が10月30日に発売されました。2024年に発売された「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」HD-2D版(以下、ドラクエ3)と合わせ、勇者ロトにまつわる、いわゆるロトシリーズ3部作がすべて新規リメイクで出そろったことになります。 「ドラゴンクエストI&II」はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Microsoft Store on Windows)向けに販売中© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX しかし前回のドラクエ3リメイクは、原作からあまり変化のないストーリーやバトルバランスの悪さが原因で、ファンか
小学館の雑誌「幼稚園」編集部は、12月26日ごろに発売する次号(2・3月号)の付録が「セルフレジ&スマートレシート」になると公表した。企業コラボの一環として東芝テックが協力した。価格は1590円。 スーパーなどにあるセルフレジを模した付録。商品をスキャナーでスキャンすると「ピッ」と音が鳴り、「商品点数をご確認ください」といった声も出る。お買い物ごっこを通じてセルフレジの使い方を理解できるという。 東芝テックの最新モデルをモチーフにした。同社によると、セルフレジや商品スキャン時の音、サブスキャナや自動釣銭機の紙幣・硬貨投入口のデザインは、実物の機械を忠実に再現したという。さらに通常は紙で提供されるレシートを付属のスマートフォンに表示する仕掛けを施して、スマートレシートを表現した。 東芝テックは2021年、23年に続き3回目のコラボ。参画にあたり「当社が提案する便利で楽しいお買い物を、子どもた
米NVIDIAは10月30日(現地時間)、韓国政府およびSamsungなど同国の大手企業とAIインフラ協定を結んだと発表した。これにより、韓国政府、Samsung、SK Group、Hyundai、NAVERなどが、合計26万基以上のNVIDIAのGPUを導入し、「AIファクトリー」を建設する計画だ。 この発表は、APECサミットに合わせて開催された「CEO SUMMIT KOREA 2025」で行われた。訪韓中のNVIDIAのジェンスン・ファンCEOは、韓国の技術と製造におけるリーダーシップが、韓国をAI産業革命の中心に位置づけていると強調した。ファン氏は「GPUを用いたコンピューティングインフラは、電力網やブロードバンドと同様に不可欠になる」とし、「AIインフラだけでなく、韓国のエコシステムを構築することが不可欠だ」と語った。 NVIDIAのこの協定の狙いは、ソブリンクラウド(主権を保
集英社は10月31日、生成AIを利用した権利侵害への対応方針を示す声明を発表した。米OpenAIの動画生成AI「Sora 2」で出力した動画の一部が、既存のコンテンツに類似していたことを問題視した。生成AIの利用の有無を問わず、集英社の作品の権利を侵害していると判断した場合「適切で厳正な対応を取っていく」としている。 Sora 2は、OpenAIが10月1日に発表した動画生成AI。前モデル「Sora 1」に比べ、物理法則に忠実に動く映像を作成できることが特徴だ。SNS上では、その性能が評価されている一方、日本の人気マンガやアニメなどに酷似した動画を生成できたことから、著作権の侵害を懸念する声も広がっていた。 集英社は、Sora 2で生成した類似動画に対し「アニメやキャラクターの著作権を侵害する」との見解を示す。「生成AIの進化により、より多くの人々が創作の喜びを分かち合い、創作物を享受でき
講談社やKADOKAWAなどの出版社17社と、日本漫画家協会、アニメ制作会社を中心に構成される日本動画協会(東京都文京区)は10月31日、“生成AI時代”における創作と権利の考え方をまとめた共同声明を発表した。米OpenAIの動画生成AI「Sora 2」で出力された動画の一部が、既存の創作物に酷似していたことを問題視。生成AIを利用する際のルールや権利侵害への対応方針を示した。参加企業・団体は以下の通り。 秋田書店 一迅社 宙出版 KADOKAWA コアミックス 講談社 小学館 少年画報社 新潮社 スクウェア・エニックス 竹書房 TOブックス 日本文芸社 白泉社 双葉社 芳文社 リイド社 日本動画協会 日本漫画家協会 共同声明では「生成AI技術の進展を歓迎し、その可能性を正しく生かすことで、より多くの人々が創作の喜びを分かち合える社会が望ましい」とする一方で「著作権侵害を容認しないという原
「Gemini 3」は年内リリース予定だ──米Googleのスンダー・ピチャイCEOは10月30日(現地時間)、自身のXアカウント(@sundarpichai)でそんな投稿をした。前日に発表したGoogleの持株会社である米Alphabetの第三四半期決算の補足として言及。他にもAI事業の現状についても報告している。 GeminiはGoogleが展開するAIアシスタントで、3月にはサービス内で使用するAIモデルの最新バージョン「Gemini 2.5」シリーズを公開していた。GeminiアプリのMAU(月間アクティブユーザー数)は、6億5000万人を超えており、第ニ四半期から2億人増加。このため、次世代モデルのGemini 3には、その性能に期待する声も多く上がっている。 ピチャイCEOの投稿では、9月上旬から日本でも提供を始めたGoogle検索の「AIモード」にも言及。デーリーユーザー数は
シャープは10月31日、約198gと軽量なVRグラス「Xrostella VR1」(クロステラ ブイアールワン)を開発したと発表した。PCやスマートフォンと有線接続するグラスで、スマホ開発で培った小型・軽量化技術をいかしたという。 クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」で11月下旬以降から支援者を募る。 PCかスマートフォンと有線接続して使うVRグラス。PC接続時には本体内蔵のカメラが周囲の空間を認識・マッピング。インサイドアウト方式の6DoFトラッキングに対応し、装着者の位置や頭部の動きなどを上下・左右・前後の6方向で検出でき、歩行や傾きなどをリアルタイムにVR空間に再現する。 片眼2160×2160ピクセル、最大90Hz可変式の液晶ディスプレイモジュールを搭載した。視野角は90度。薄型で光効率の高いパンケーキレンズを搭載し、細部まで鮮明に描写したリアリティあふれる
祝い花の不備、返金対応が困難に──スマートフォンゲームのリアルライブイベントの祝い花を巡るトラブルで、こんな発表があった。Cygamesは10月31日、フラワースタンドや祝い花の制作を手掛けたフラスタ社(東京都中央区)が起こしたトラブルについて、返金代行を実施すると発表した。 このトラブルは、10月18~19日に起こった、ライブイベント「ウマ娘 プリティダービー 6th EVENT The New Frontier 秋公演」に関するものだ。このイベントでは、ファンがお金を支払うことで、出演キャストに対してフラワースタンドや祝い花を手配することが可能だった。Cygamesは、その祝い花の制作先として、フラスタ社を紹介していた。 しかしイベント当日、X上で一部のファンから「発注したフラワースタンド・祝い花が設置されていない」などの声が続出。また、「発注時とは異なるイメージで設置された」との投稿
日本は銀行だけが実質的に義務、決済は任意 翻って、日本の状況はどうか。 17年の銀行法改正により、日本でも銀行のAPI化は進んだ。法的には努力義務だが、金融庁の後押しの他、当時の内閣による「未来投資戦略」のKPIに位置付けられたことで、ほとんどの銀行がAPIを整備した。 ただし、それはあくまで銀行に限った話だ。クレジットカードや電子マネー、QR決済といった決済サービスは、法制度の対象外である。API連携を提供するかどうかは、事業者の判断に委ねられている。 廣瀬氏はこう指摘する。 「クレジットカードや電子マネーは、API化がまだ進んでいない。銀行についてはかなり整備されてきたが、クレカや電子マネーはまだなので、接続が難しかったり、そもそも接続できなかったりする状況だ」 銀行は実質的に義務、決済は任意──この「ねじれ」が、日本の現状である。 しかし、そうした中でもようやく動きが出始めた。24年
米国はデジタルウォレットを規制対象にした オープンファイナンスの海外動向を追い続けている、マネーフォワードFinTech研究所の廣瀬明倫氏(「瀬」は正しくは旧字体)によれば、象徴的なのが米国の動きだという。 24年10月、米国の消費者金融保護局(CFPB)は銀行やクレジットカード会社だけでなく、デジタルウォレット事業者にもAPI接続を義務付ける新たな規則を導入した。 デジタルウォレットとは、Apple PayやGoogle Pay、PayPalのような決済サービスを指す。PayPayのような事業者も、米国では規制の対象になるということだ。 廣瀬氏はこう説明する。 「消費者保護という観点から『決済に関するデータは、家計簿ソフトのようなサービスで一括して閲覧できるようにすべきだ』という考え方が強まっている」 なぜ、それが消費者保護につながるのか。廣瀬氏はクレジットカードを例に挙げる。 「クレジ
今日では多くの人が、家計簿アプリで銀行口座やクレジットカードの利用履歴を一元管理している。マネーフォワードMEやZaimといったアプリに口座を連携させれば、入出金の記録が自動で取り込まれ、支出の傾向が一目で分かる。現金を使わない生活が当たり前になった今、こうしたツールは家計管理の基盤になっている。 ところが、ここに奇妙な穴がある。コード決済の本丸こと、PayPayだ。 PayPayカードは連携できる。PayPay銀行も連携できる。しかし、決済の中核であるPayPay本体──QRコード決済のPayPay──だけは、家計簿アプリと連携できない。コンビニでも飲食店でも使えるPayPayの利用履歴が、自動では取り込めないのである。なぜか。 この素朴な疑問は、実は日本の決済データを巡る構造的な課題と結びついている。そして、世界的な潮流から取り残された日本の現状を映し出す鏡でもある。 PayPayの連
Adobe対抗「Affinity」が無料に デザイン、写真編集、レイアウトツール統合「本当に無料です」 豪Canva傘下で、デザインツール「Affinity」シリーズを手掛ける英Serifは10月30日(現地時間)、「Affinity」シリーズの3アプリを統合して1つのアプリにした「Affinity Studio」を、完全無料で公開した。 有料で販売していたデザイン、写真編集、レイアウトの3つのアプリを1つに統合したソフトを、macOSとWindows向けに無料公開。iPad版も近くリリース予定だ。 Affinity Studioは、ベクターデザインツール「Affinity Designer」、写真編集ソフト「Affinity Photo」、レイアウトソフト「Affinity Publisher」の全機能を統合利用できるアプリ。ベクター描画から画像加工、ページレイアウトまでシームレスに作業
米OpenAIは10月30日(現地時間)、自律型サイバーセキュリティ研究用エージェント「Aardvark」を発表した。GPT-5を搭載しており、現代のソフトウェア開発の要求に応える規模での対応を可能にすることを目指しているという。 ソフトウェアセキュリティは困難な課題の1つと見なされており、毎年数万件の新規脆弱性が発見されている。OpenAIは、コードが進化するにつれて継続的な保護を提供することで、防御側を有利にする新しいモデルを提供し、社会に対するシステミックリスクとなっているソフトウェアの脆弱性に対処することを目指すとしている。 Aardvarkは、継続的にソースコードリポジトリを分析し、脆弱性の特定、悪用可能性の評価、深刻度の優先順位付け、的を絞ったパッチの提案を行う。従来のプログラム分析手法(ファジングやソフトウェア構成分析など)に依存するのではなく、LLMを活用した推論とツール使
ガートナージャパン(以下、Gartner)は2025年10月29日、「戦略的テクノロジーのトップ・トレンド」を発表した。Gartner IT Symposium/Xpo 2025(期間:10月28~30日)において、Gartnerバイスプレジデントアナリストの池田武史氏によって紹介された。 Gartnerが予測する「次の5年」を決める技術 池田氏は2026年がテクノロジー・リーダーにとって重要な転換点となる年と説明した。急速に進行するディスラプションとリスクの増大、AIを中心とした技術革新の加速が企業経営に直接的な影響を及ぼすと指摘し、責任あるイノベーション、運用上の卓越性、デジタルトラストの確立が不可欠になると述べている。これらのトレンドは単なる技術動向にとどまらず、ビジネス変革そのものを推進する要素として位置付けられている。 2026年の戦略的テクノロジーの主要テーマとして、Gartn
ITインフラの中核要素について「コスト削減」「拡張性の向上」といった異なる動機で刷新に踏み切る動きがある。その実態とは。VMware製品から他製品への移行、コンテナ活用などの具体的な事例を基に探る。 半導体大手Broadcomによる買収後の、VMware仮想化製品のライセンスモデルや価格設定の変更は、ユーザー企業に大きな混乱をもたらした。ITインフラの中核要素としてVMware製品を利用してきた企業の間では、コスト増加への対策として競合製品への移行に踏み切る動きが現れ始めた。一方でコストとは無関係に、ITインフラを支える製品・技術の機能的、性能的な限界を打破し、ビジネスの成長に即応できる拡張性を手に入れるために、他の製品・技術への移行に着手するユーザー企業もある。 ITインフラの中核を担う製品・技術の移行は、ときにアプリケーションや運用管理ツールなどの変更を伴うこともあり、決して容易な決断
同サイトはHTTPかつデータ量が軽いため、HTTPS非対応のレトロPCやゲーム機などの接続確認によく使われていた。HTTPS化でセキュリティは高まるが、レトロ機の接続確認に使えなくなることを残念がる声が出ている。 HTTPS化は、サイトをホスティングしているニフティサービス「LaCoocan」(ラクーカン)が、10月1日からHTTPSに対応したことに伴うもの。httpとhttpsのどちらでもアクセス可能な併用期間(2026年6月末まで)の後、従来の「http://」へのアクセスは、自動的に「https://」のページにリダイレクトする予定だ。 関連記事 「阿部寛のホームページ」ついにHTTPS化へ ニフティ「LaCoocan」HTTPS対応、「阿部寛でレトロPCの接続確認できなくなる」の声 「阿部寛のホームページ」をホスティングしている「LaCoocan」がHTTPS化。ということは……。
米Amazonは10月30日(現地時間)、第3四半期(7月~9月期)の決算を発表した。売上高は13%増の1802億ドル、純利益は38%増の212億ドル(1株当たり1.95ドル)だった。なお、この純利益には、米Anthropicへの投資による税引き前利益95億ドルが含まれている。 売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高は1778億ドル、1株当たり純利益は1.57ドル)を上回った。 営業利益は174億ドルで、前年同期から横ばいだった。米連邦取引委員会(FTC)との和解に関連する25億ドルの特別費用と、主に計画的な人員削減に関連する推定18億ドルの退職金費用を除いた場合、営業利益は25%増という計算になる。 アンディ・ジャシー社長兼CEOは発表文で「AIが我々の事業の隅々まで意味のある改善をもたらす中、Amazon全体で引き続き力強い勢いと成長が見られる」と述べた。AWSについては「2022
米Appleは10月30日(現地時間)、第4四半期(7月~9月)の決算を発表した。売上高は前年同期比で8%増の1024億6600万ドルとなり、これは9月期として過去最高の記録となった。純利益は274億6600万ドル(前年同期は147億3600万ドルだったが、これは一時的な税金負担を反映している)で、1株当たり純利益は1.85ドル。調整ベースで前年同期比13%増となり、これも9月期として過去最高を達成した。また、サービス部門の売上高も史上最高を更新した。 ティム・クックCEOは発表文で過去最高の売上高について「これにはiPhoneの9月期売上高記録と、サービス部門の史上最高の売上高記録が含まれている」と述べ、iPhone 17シリーズを含む今秋に発売した新製品に言及し、ホリデーシーズンに向けて「最も素晴らしい製品ラインアップ」を提供できることに期待感を示した。 ケヴァン・パレクCFO(最高財
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 この研究は複数の大規模調査データを統合したメタ研究で、認知能力は5098人、性格特性は1万163人の縦断データ、財務リテラシーは日本人の1万5228人、認知的共感は28万人以上というデータを使用した。その他、情動知能456人、道徳的推論996人、認知欲求5004人、認知的柔軟性は台米合計1372人などのデータに基づいている。 研究チームは、認知能力と性格特性という計16の心理的次元を分析対象とした。認知能力には推論能力や記憶力、処理速度、語彙(ごい)力といった従来の知能指標に加え、情動知能や道徳的推論、財務リテラシー、認知的柔軟性、認知的共感などが含ま
青山学院大学理工学部伊藤研究室に所属する学生らは、VR技術を用いて髪の毛を自在に操る感覚を再現するヘルメット型デバイスを提案した研究報告を発表した。
iPhoneのSiriに「ルーモス」と唱えるとライトが点灯 Xで話題、「ほんとだぁぁぁぁぁぁあ」と感動の声が続出:ふぉーんなハナシ iPhoneのSiriに「ルーモス」と唱えると、ライトがつく。そんなSiriの“隠しコマンド”がXで話題になっている。 ルーモスとは、「ハリー・ポッター」で使われている、つえに明かりをともす呪文。Xで話題になるや否や、試す人が続出。「ほんとだぁぁぁぁぁぁあ」「スンゲェ!!!!まじだった!!」「魔法使えるようになっちゃった」「ルーモスできたのにまだホグワーツから入学案内届かないんだけど」などと感動の声が挙がっている。 筆者も試しに「Hey Siri, ルーモス」と話しかけたら、確かにiPhoneのライトが点灯した。さらに、「ノックス」と唱えると、ライトが消えた。ノックスはルーモスの反対呪文で、つえの光を消せる。ライトをつけるだけでなく消すコマンドまで用意していた
自動車メーカー各社の最新モデルやコンセプトモデルが集まる「Japan Mobility Show 2025」(10月30日~11月9日、東京ビッグサイト)。2023年にイベント名を「東京モーターショー」から現行のものに改めたこともあって、パーソナルモビリティーや、同様の機能を持ったロボットの展示も散見される。 自動車大手のトヨタ自動車も例に漏れず、人が座った状態で移動できる4脚ロボット「walk me」や、2輪電動モビリティ「boost me」、ホイールを大型化し、オフロードタイヤを搭載した電動車いす「challenge me」といったコンセプトモデルを「me x」シリーズとして展示していた。いずれも、障害者と健常者の両方が使えるモビリティーとして開発しているものという。
米YouTubeは10月28日、コミュニティガイドラインの施行を強化し、11月17日からゲーム内の暴力的表現や賭博に関する規制を厳格にすると発表した。 リアルな人間キャラが登場するゲームのうち、拷問シーンや非戦闘員に対する大量虐殺シーンを中心に、年齢制限を設ける。 残酷な描写を含むゲームコンテンツに関する既存のガイドラインに加え、リアルな人間キャラが拷問や非戦闘員に対する集団暴力を行うシーンについて、年齢制限を設ける。 審査の際は、シーンが一瞬ではなく持続的か、暴力的な画像がズームインされているなど主な焦点になっているか、暴力が本物の人間のように見えるキャラクターに起こっているかなどを考慮する。 オンライン賭博コンテンツは現行ポリシーを拡大。従来はGoogleの認証を受けていない賭博サイトやアプリへの誘導を禁止していたが、今後はビデオゲームのスキンやコスメ、NFTなど金銭的価値を持つデジタ
TBSは10月30日、現在制作中のテレビドラマ「VIVANT」続編に、動画生成AI「Veo 3」の映像を採用すると発表した。TBSが地上波放送のドラマで動画生成AIの映像を使うのは今回が初。詳しい利用方法については明かしていない。 TBSはVeo 3の採用理由について「限られたドラマ制作チームのリソースを最大限に生かすため、業務効率の向上としてVeo 3で生成した映像を採用する」と説明。普段のドラマにおいてもCGやVFXなどの技術が多岐にわたって活用されているとし、動画生成AIについても同様の技術として位置付けた。 この取り組みは、TBS社内で発足したAI活用プロジェクト活動の一環。「『作業・ルーティンワーク』を効率化し、クリエイターが『創造』に集中できる時間を生み出すことで、TBSはよりハイクオリティーな番組制作を目指していく」(TBS) Veo 3は、Googleが5月に発表した動画生
大日本印刷と横浜市立大学は、オリジナルキャラクターを活用したオンラインカウンセリングである「アニメ療法」の実証実験を、10月にスタートした。生きづらさを抱える若者を主な対象に、心理士がキャラを介してオンラインカウンセリングを行う。 アニメ療法は、アニメ作品への没入や感情移入を通じて、心理的効果や自己変容を促すもの。横浜市立大学で客員研究員を務めるイタリア人精神科医パントー・フランチェスコ氏が提唱した。 DNPはパントー氏とともに、オンラインカウンセリングの実証実験を設計。DNPがオリジナルキャラクターのデザイン・制作と、カウンセリングシステムの設計・制作を担った。 実証実験は、2025年10月1日~26年6月30日 に、18~29歳の成人20人に実施。対象者が、パントー氏の原案による物語的背景を持ったオリジナルキャラ全6種の中から1人を選び、心理士が自身のアバターを介して、アニメ療法に基づ
ソニーは10月30日、動画に対応した真正性証明技術を開発し、業界で始めて、同技術を活用した真正性カメラソリューションの提供を報道機関向けに開始すると発表した。 業界団体・C2PAの規格に対応した他、独自のデジタル署名技術と、カメラのメタ情報を活用した高精度な改ざん検証を組み合わせた。 「α1 II」「α9 III」「FX3」「FX30」など向けに、動画向け電子署名ライセンスの提供を開始。ライセンスは1年間の期限付き。静止画・動画ライセンスの単独販売に加え、両ライセンスをセットにしたパッケージ販売も用意する。 さらに、報道機関向けの真正性検証サイトを、動画に対応させた。同サイトは、カメラからの3D深度情報を含む独自のメタ情報を使用し、実在する被写体を撮影した動画かを高精度に検証できる。 署名を保持したまま必要な部分だけを切り出して検証できる機能により、大容量の動画ファイルでも迅速な真正性の検
大阪万博でも活躍、ドローンショー大手・レッドクリフの海外進出戦略 人気IP連携や個人向けショーで勝負:ニッチ企業でもできる!IT活用で海外進出 世界でも高い技術力を持つことで知られる日本企業。ニッチ分野で目立たないものの、高い技術や世界シェアを持つ企業は少なくない。ドイツの経営思想家のハーマン・サイモン氏はこうした企業を「隠れたチャンピオン」と定義し、経済産業省も「グローバルニッチトップ企業」として支援している。 グローバルニッチは高い技術力を持つ一方で、知名度が実力に比べて劣り、ITを駆使して海外でのブランディングや販売に生かしていることも多い。この連載では、こうした企業のIT戦略をインタビューで深堀りする。 第6回はドローンショーの企画・運営を手掛けるレッドクリフ(東京都港区)を取り上げる。同社は日本のアニメなど人気コンテンツとのコラボや6000機を超えるドローンなどを武器に海外進出を
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