過半数の子どもが「読書をしない」? 一方で中学生の「スマホ時間」は約50分増加。 ベネッセコーポレーションの「ベネッセ教育総合研究所」は、「子どもの読書離れ」に関する調査結果を発表した。東京大学社会科学研究所と共同調査をもとに、子どもの読書の実態やスマホ利用との関係をまとめている。 関連記事 消滅する子どもの「読書」、読書時間1日あたり「ゼロ」が約半数の衝撃【ベネッセ教育総研調べ】 社会人の約6割が「月に1冊以上」本を読む! 管理職と平社員で読書習慣に差も【壺中天調べ】 子どもの半数以上が「本を読まない」スマホ時間とも関連? 読書時間の変化(2015年、2024年) まず、1日の読書時間について聞くと、2024年は「しない(0分)」と答えた人が52.7%で、半数を超えていた。これは、10年前の2015年(34.3%)と比べ、約1.5倍に増加している。また、学年が上がるにつれ、「しない」の割