つい数年前まで「NHKのドラマ」と言えば朝ドラと大河ドラマで、その他は「放送されていることすら知らずに終わっていた」と言われる作品が少なくなかった。 【写真】『正直不動産』で習得したタップダンスを披露するディーン・フジオカ 実際、ゴールデン・プライム帯の視聴率は民放のドラマに遠く及ばず低迷。コロナ禍を経てドラマ視聴ツールとして定着したTVerで見られないこともあって、ネットニュースやSNSのコメントも散発的なものに終わり続けていた。 しかし、そんな風向きを変えつつあるのが火曜22時台で放送されている「ドラマ10」。特にここ数年は「クールごとに質が上がっている」という声があがるほど良作を連発し、17日スタートの『舟を編む~私、辞書つくります~』にも期待が集まっている。 一方、朝ドラは視聴者の目が厳しくなり、否定的な声に悩まされることが増え、大河ドラマは「戦国と幕末」のマンネリを避けるために試