タイ政府は大麻を違法薬物のリストから除外した政策の見直しを進めており、近く規制が再導入される見通しだ。写真は、バンコクの大麻販売店。6月25日、バンコクで撮影(2025年 ロイター/Chalinee Thirasupa) [バンコク 25日 ロイター] - タイ政府は大麻を違法薬物のリストから除外した政策の見直しを進めており、近く規制が再導入される見通しだ。大麻は2022年の解禁以来、関連産業が推定で10億ドル超の規模に達しているが、業界の先行きは不透明だ。 連立政権の第2党で大麻合法化推進を掲げてきた「タイの誇り党」が、カンボジアとの国境問題を巡って最大与党「タイ貢献党」のペートンタン首相の対応を問題視して先週、連立の枠組みから離脱したことで、娯楽目的の大麻使用を新た規制する動きが勢い付いた。