展示室を休止した直後の奈良県立民俗博物館の収蔵庫。棚に入りきらない民具が通路を埋めていた。現在は調査研究や資料の整理作業が進められている=奈良県大和郡山市で2024年7月、山田夢留撮影 文化庁は、博物館法に基づく「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の改正案を審議する有識者による「博物館ワーキンググループ」の会合を24日に開催すると発表した。改正案には、各地の博物館が収容能力を超える資料を抱えている状況を踏まえ、初めて「廃棄」を含めた資料管理を求める内容が盛り込まれた。審議は最終段階に入っており、年度内に改正される見通し。 基準は博物館法で策定が定められている。2022年の博物館法の大規模改正を受け、ワーキンググループは昨年から改正案を審議してきた。 ワーキンググループは博物館が収容能力を超える資料を抱えている「収蔵庫問題」の対応も議論。改正案には「(博物館は)資料の再評価に基づく交換、