東京都世田谷区の自宅で生後3カ月の娘を殺害したとして、警視庁北沢署は4日、殺人の疑いで、職業不詳の鈴木沙月容疑者(28)を逮捕した。容疑を認めている。 北沢署によると、鈴木容疑者は夫と娘と3人暮らしだったが、夫は事件当時不在だった。鈴木容疑者は湯を張った浴槽内で、包丁を使って娘を殺したと説明しており、「主人と離婚協議中で、親権をとられてしまうくらいなら、娘を殺して自分も死のうと思った」などと話しているという。4日午前6時40分ごろ、「ごめんなさい。私は死ねなかった。赤ちゃんをやった」と自ら110番通報し、事件が発覚した。