カブス今永昇太投手(32)がFAになると4日、球団公式サイトが伝えた。米大リーグに移籍して2年目を終え、球団側は28年まで契約を3年延長する総額5775万ドル(約86億6000万円)のオプション(選択権)を拒否。今永側も単年1525万ドル(約22億9000万円)での契約延長オプションを拒否した。早くもMLB公式サイトが今オフFAの注目選手ランクで21位に入れるなど、先発左腕は争奪戦となりそうだ。 【一覧】今永昇太の日米年度別成績 ◇ ◇ ◇ 【解説】今永の移籍先は、カブスがクオリファイングオファー(QO)を提示するかに左右される。提示されると、獲得球団はドラフトの上位指名権の譲渡が必要となる。たとえ投手陣が手薄でも、再建中の球団は獲得しにくくなる。カ軍にとって2202万5000ドル(約33億円)は安くはないが、2年間で24勝を挙げている投手にしては相場以下といえる。今季中盤以降の成