NAT Gatewayの可用性と切り替えの手間が気になる こんにちは、のんピ(@non____97)です。 皆さんはNAT Gatewayの可用性と切り替えの手間が気になったことはありますか? 私はあります。 NAT GatewayはAZレベル = Zonalなサービスです。そのため、AZレベルの障害が発生した場合はNAT Gatewayへルーティングしていたリソースは通信ができなくなります。 そちらの対応としてNAT GatewayをMulti-AZ構成にすることがありますが、各AZ間のNAT Gatewayの振り分けが課題となります。 NAT Gatewayにルーティングする前段にNLBを挟んだとしても通信はできません。 また、NLBとNAT Gatewayとの間にSquidのようなプロキシサーバーを挟み、クロスリージョン負荷分散を行うことで、利用するNAT Gatewayへの負荷分散
「住所の揺らぎ程度のことにAIを使いたいだとかデジタル音痴」だの「住所の正規化なんてExcelで2時間あれば作れそう」だの、たいへんフットワークの軽やかな言説の数々に、位置情報界隈のみならず住所の正規化や名寄せに少しでも関わったことのあるエンジニアが総立ちでマサカリを投げていたのも記憶に新しい今日この頃ですが(2023年6月6日)、この手の騒動は周期的に起こってる印象です。 ということはつまり いつまで経っても解消されない、解決が困難な課題である その困難さが界隈以外に共有されていない であるわけで、その都度Twitterにトリビアが投下されてはTLが賑わい華やかではありますが、そろそろ自分の整理としてもどれだけ日本の住所システムがカオスで、その計算機的な処理がいかに困難かをメモっておこうかと思いました。 なおこの件については既にQiitaにGeoloniaの宮内さんが鼻血の出そうな良エン
製造ビジネステクノロジー部のふじいです。 2025年9月3日(水)に開催された DevelopersIO 2025 Osaka で「JSONataを使ってみよう Step Functionsが楽しくなる実践テクニック」というタイトルで登壇しました。 実際に Step Functions で JSONata を使ってみて「いいぞ!」という思いと、注意点や使い所について発表させていただきました。 登壇資料 登壇資料内で挙げている岩田さんのブログ記事はこちらになります。 DeveloersIO の JSONata タグ記事一覧はこちらになります。 また 資料内のコードを含んだ CDK プロジェクトを下記に push しています。LocalStack でのテストの例もあります。 登壇してみて 5年ぶりくらいの登壇で結構緊張しました。拙い部分もありましたが聞いてくれた皆さんありがとうございます! こ
製造ビジネステクノロジー部のふじいです。 今回は CloudFormation StackSets を触っていて気になる挙動があったので検証してみました。 CloudFormation StackSets には複数リージョンに対して CloudFormation のデプロイができ、その際にデプロイするリージョンの順番も指定できます。 また対象 OU にアカウントが追加された際に自動的にスタックセットのデプロイを実行する自動デプロイ機能があります。 ただし 指定したリージョンの順番が実際には自動デプロイ時に適用されない というのが今回のお話です。 (ドキュメントの以下の記述がそういうことなんでしょうか?) 自動デプロイ機能は StackSet レベルで有効になります。OU、アカウント、リージョンを選択して自動デプロイを調整することはできません。 自動デプロイ時もリージョンの順番を指定できるも
クラスメソッドは、マッチデーパートナーを務める2025年8月9日(土)の「東京ヴェルディ vs 横浜F・マリノス」戦において、「クラスメソッド・ファミリーDAY」を開催いたします。スタジアム来場者先着1万名様へのオリジナルTシャツ配布や、抽選によるオリジナルキャップのプレゼントなど、ファン・サポーターの皆様に楽しんでいただける企画をご用意しております。 ■試合情報 2025年8月9日(土)2025明治安田J1リーグ 第25節 東京ヴェルディ vs 横浜F・マリノス 18:00キックオフ 味の素スタジアム ■イベント内容 1.スタジアム来場先着10,000名様に『オリジナルTシャツ』をプレゼント! 『クラスメソッド・ファミリーDAY』開催を記念して、スタジアム来場先着10,000名様に『オリジナルTシャツ』を配布します。 ※オリジナルTシャツデザインイメージ ・配布時間:先行入場(15:3
クラスメソッド、Anthropicと提携:AI駆動型開発の成果を最大化するコンサルティングサービスを開始〜非常に安全性の高いモデルを使用して、日本市場向けに人工知能の実用化を推進〜 クラスメソッド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横田聡、以下「クラスメソッド」)は本日、安全で有用なAIシステムの開発に専念する企業であるAnthropic PBC(本社:米国、以下「Anthropic」)との提携を発表しました。クラスメソッドは、企業がAnthropicの「Claude」および「Claude Code」ソリューションの価値を最大化するためのコンサルティングサービスの提供を開始します。 クラスメソッドは、企業の開発生産性向上とAI導入の加速を強力に支援してまいります。 ClaudeはAnthropicのAIモデルファミリーで、Claude Opus 4とClaude Sonnet 4を
クラスメソッド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横田聡、以下「クラスメソッド」)は本日、安全で有用なAIシステムの開発に専念する企業であるAnthropic PBC(本社:米国、以下「Anthropic」)との提携を発表しました。クラスメソッドは、Anthropicの「Claude」および「Claude Code」ソリューションの価値を最大化するためのコンサルティングサービスの提供を開始します。クラスメソッドは、企業の開発生産性向上とAI導入の加速を強力に支援してまいります。 ClaudeはAnthropicのAIモデルファミリーで、Claude Opus 4とClaude Sonnet 4を特徴としています。あらゆる規模の企業向けに構築されたClaudeは、コードの作成、契約書のレビュー、顧客からの質問への回答、マーケティングコンテンツの作成など、日常業務を支援します。Clau
Claude Codeに関しては、 CLAUDE.md 以外のファイルの場所は任意( @{path} で参照させる )なので筆者の判断で .claude/memories/*.md に生成することにしました。 動機 さまざまなAIコーディングツールが出てきていますが、そのそれぞれがルールファイルの仕様を独自に定義しています。 これらのファイルを個別に管理するのはなかなか面倒です。.github/instructions/*.instructions.md、.cursor/rules/*.mdc、CLAUDE.mdなど、ツールごとに異なる場所に異なる形式でルールを記述しなければなりません。 また、どれか一つのツールに固定することも難しいです。AIツールの進化は速く、数ヶ月単位で性能が高いとされるツールが入れ替わります。さらに、開発チーム内でもメンバーによって好んで使用するツールが異なることも
また、Web 開発のチュートリアルには以下の記載があります。 すべてを自動化する必要はありません。システムが複雑になりすぎた場合は、Tab キーと Cmd+K キーを使って、より精密な編集を行ってください。 カーソルは、自動操縦ではなく副操縦士として機能した時に最も威力を発揮します。カーソルは、自分の意思決定に取って代わるものではなく、改善するために活用しましょう。 Cursor Agent にコーディングを一任するのであれば(いわゆる Vibe Coding)、Rules を整備したり、プロンプトエンジニアリングを頑張る必要があると考えていましたが、Cursor 公式の見解として、遂行したいタスクに応じて適切にツールを使い分けるべきという落ち着いた見解があったのは少し安心しました。 一方で Cursor Tab に頼りすぎでせっかくの Agent モードを使いこなせていないのは勿体無いの
どうも製造ビジネステクノロジー部のふじい(大)です。 今「Amazon Q CLI を使ってゲームを作ろう Tシャツキャンペーン」が行われているのを知っていますか? AI に全任せでゲームを作るだけでTシャツが貰えるなんてやらねば損という気持ちでやってみました、というのが今回のお話です。 またゲームの題材としては、折角なので所属する製造ビジネステクノロジー部が注力する製造業について(今回は自動車工場について)学べるゲームを作って楽しく学ぼうと考えました。 以下がその記録です。 開発環境の準備 私がやったことは、Amazon Q CLI のインストールと、作業用ディレクトリを作成し、VS Code で開いてターミナルで q と打ち込んでチャットを開始するところまでです。後は本当にチャットして全部やってもらいました。 ※ 普段は Warp を使っていますが、Amazon Q CLI は執筆時点
出力では wareki に JSONata の結果を入れるようにしたため以下のようになります。 wareki.wareki に和暦の平成16年、wareki.warekiAbbr に略称の H16 が入っています。 { "Comment": "A description of my state machine", "StartAt": "Pass", "States": { "Pass": { "Type": "Pass", "Output": { "wareki": "{% (\n $toWareki := function($year, $month, $day){(\n $eras := [\n {\"name\": \"令和\", \"abbr\": \"R\", \"start\": {\"year\": 2019, \"month\": 5, \"day\": 1}},\n {
Googleの文書理解ツールNotebookLMの「Audio Overviews」機能が日本語に対応しました。AIホストによるポッドキャスト形式の解説音声が自然な日本語で生成可能に。使い方は簡単で、ソースを選択して生成ボタンを押すだけ。通勤時間などの移動中の学習に最適です。 これまで英語のみの提供だった、NotebookLMのAudio Overviewsがついに日本語対応されました(BETA)。 Audio Overviewsは与えたソースから、2人のAIホストがPodcastのような解説音声を作成してくれる機能です。ただ書いてあることを読み上げるというわけではなくPodcast風に変換されるためとても理解がはかどります。出力された日本語のイントネーションにもまったく違和感がありません。 この機会にこれまでNotebookLMを使ったことがなかったという方にも是非利用してもらいたい、と
【小ネタ】Step Functions の HTTP Endpoint は Authorization ヘッダーをサポートしていない Step Functions には HTTP Endpoint という、Lambda を用意せずともステートマシン内で HTTPS API を呼び出すことができるタスクが用意されています。 re:Invent 2023 で発表された機能で、発表時の紹介記事は以下になります。 ただこの HTTP Endpoint にはサポートしていない HTTP ヘッダーがあり、ドキュメントに以下が列挙されています。 You can't use the following headers in your HTTP Task definition. If you use these headers, the HTTP Task fails with the States.Run
LLMのポテンシャルを最大限活かし、期待通りの精度の高いアウトプットを引き出すためには、LLMの能力や特性を正しく評価、把握し、綿密な設計に基づいたプロンプトを組み立てることが必要です。本書では、まずLLMを理解することから始め、その上で、プロンプトにはどんなことを組み込み、どのような構造にすべきか、本来の意味での「プロンプトエンジニアリング」を行う方法を説明しています。著者たちはGitHub Copilotの開発者であり、その実装過程で得られた貴重な知見や、評価手法、設計上の判断など、通常は表に出てこない開発の裏側も詳しく解説されています。AIアプリケーション開発の実際を知りたい開発者はもちろん、生成AIの可能性と限界を理解したいユーザーにとっても、示唆に富む内容となっています。 はじめに Ⅰ部 基礎 1章 プロンプトエンジニアリングの世界 1.1 LLMは魔法だ 1.2 言語モデル:私
AWS東京リージョンで2025/4/15に発生したAZ障害に関し、DevelopersIOブログ(CloudFront/App Runner)の稼働状況を調査。障害時間帯に軽微なエラーは発生したものの、エラー率は低く抑えられていることを確認しました。 2025年4月15日、日本時間の夕方、AWS東京リージョンの一つのアベイラビリティゾーン(apne1-az4)で障害が発生。当該AZで稼働していたEC2インスタンスや、EC2を利用するAWSサービスで、エラー率の増加や遅延などの影響が及んだ可能性が報告されました。 今回、CloudFrontとAWS東京リージョンのApp Runnerを利用している当ブログサイト(DevelopersIO)を対象に、AWSの障害報告に記載された時間帯における稼働状況を確認した結果を紹介します。 AWS Health Dashboard 情報 AWS Healt
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