イランの最高指導者アリ・ハメネイ師(2025年6月26日撮影)。(c)IRIB NEWS AGENCY/AFP 【6月26日 AFP】イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は26日、イスラム共和国とイスラエルの12日間にわたる戦争で、米国は核関連施設を攻撃したにもかかわらず、最終的に「何も得るものがなかった」と述べた。国営メディアが声明を伝えた。 ハメネイ師は、24日の停戦後初となる公の発言で、米国は「戦争に直接関与し、介入を拒めばシオニスト政権が完全に崩壊すると確信していた」と指摘。また、「米国はこの戦争から何も得られなかった」と述べ、「イスラム共和国は勝利し、報復として米国に痛烈な一撃を加えた」と強調した。 ハメネイ師はさらに、国営メディアが伝えた声明の中で、自国の報復攻撃により「シオニスト政権はほぼ崩壊し、イスラム共和国の攻撃の下で粉砕された」と述べた。(c)AFP